JP3129609B2 - ペダルの踏込みストローク検出装置 - Google Patents

ペダルの踏込みストローク検出装置

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JP3129609B2 JP06225844A JP22584494A JP3129609B2 JP 3129609 B2 JP3129609 B2 JP 3129609B2 JP 06225844 A JP06225844 A JP 06225844A JP 22584494 A JP22584494 A JP 22584494A JP 3129609 B2 JP3129609 B2 JP 3129609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペダルの踏込みストロー
ク検出装置に係り、とくに回転式のストロークセンサを
用いてペダルの踏込みストロークを検出するようにした
ペダルの踏込みストローク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には各種のペダルが設けられてお
り、これらのペダルを足で踏込み操作することによっ
て、対応する動作を達成するようにしている。とくに各
種の機器の電子制御を行なう場合には、上記のペダルの
踏込みストロークを電気的に検出する必要がある。
【0003】そこで例えば実開昭61−26635号公
報に開示されているように、ペダルの背面側に伸縮自在
な連結機構を取付けるとともに、この連結機構の先端部
をポテンショメータの回転軸に取付けられているレバー
の先端部に連結し、ペダルが踏込まれると伝達機構およ
びレバーを介してポテンショメータの回転軸が回転し、
その回転角度によってペダルの踏込み量を検出するよう
にしている。そしてこのような踏込み量に応じて、対応
する機器の電子制御が行なわれるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭61−2663
5号公報に開示されているように、ペダルの背面側を伝
達機構を介してポテンショメータの回転軸に取付けられ
ているレバーに連結すると、ペダルの踏込みストローク
の検出のために大きなスペースを必要とする。それぞれ
のペダルについてこのようなストロークの検出機構を設
けることにより、さらに大きなスペースを必要とするこ
とになる。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、大きなスペースを必要とせずにペダル
の踏込みストロークを検出できるようにしたストローク
検出装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペダルの回動
支点の回動軸線とほぼ平行であってアームの回動軌跡内
においてペダルとその回動支点との間に位置する軸線を
中心として回転するように回転式のストロークセンサを
配し、このストロークセンサの軸に取付けられているレ
バーの先端部に設けられている連結部材を、ペダルのア
ームの側面であって回動支点側でしかもストロークセン
サの軸線よりもペダル側に取付けられているガイド内に
挿入し、アームの回動軌跡内においてペダルの回動運動
の半径よりも小さな半径でストロークセンサのレバーが
回動運動を行なうようにしたものである。
【0007】ここで用いられるペダルとしては、車両の
各種の踏込み操作を行なうためのペダルであってよく、
クラッチペダル、アクセルペダル、ブレーキペダル等の
各種のペダルの踏込みストロークの検出装置に適用可能
である。
【0008】
【作用】ペダルを踏込むと、ペダルが回動支点の軸線を
中心として回動されるとともに、このペダルのアームの
側面に設けられているガイドに受入れられている連結手
段によってレバーが回動し、ストロークセンサがこれに
よって回転することになり、このストロークセンサでペ
ダルの踏込み量が検出される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るペダルの踏込
みストローク検出装置を示すものであって、ここでは例
えばクラッチの接離を制御するためのクラッチペダル1
0のストロークの検出装置が示されている。クラッチペ
ダル10はアーム11の先端部に取付けられるととも
に、アーム11の基端側が支点軸12に固着されてい
る。支点軸12は図示しない軸受けを介してボディ等に
支持されている。そして支点軸12には別の短いアーム
13が取付けられるとともに、このアーム13に連結さ
れているリンク14によって所定の動作を行なうように
している。
【0010】次にこのようなクラッチペダル10の踏込
み量を検出するための機構について説明すると、図1お
よび図2に示すようにストロークの検出のためのポテン
ショメータから成るストロークセンサ18が設けられて
いる。ストロークセンサ18はブラケット19によって
図示しないボディ等に取付けられるようになっており、
その回転軸20がペダル10の支点軸12と平行な軸線
を中心として回転するようになっている。
【0011】ストロークセンサ18の回転軸20の先端
側にはレバー21が設けられている。そしてこのレバー
21の先端部にはさらにボールスタッド22が固着され
るとともに、このボールスタッド22の先端部にはボー
ル23が設けられている。そしてこのボール23を包み
込むようにボールシート24がその外側に取付けられて
いる。
【0012】これに対してクラッチペダル10を支持し
ているアーム11の側面側にはガイド26が固着されて
いる。ガイド26は図3に示すように長穴状凹部27を
備えており、この凹部27によってアーム11の長さ方
向に摺動可能にボールシート24によって包まれたボー
ル23を受入れるようになっている。
【0013】図4は上記ペダル10の支点軸12を中心
とする回動運動と、ストロークセンサ18のボール23
の回動運動の関係を示している。この図から明らかなよ
うに、クラッチペダル10の回動運動の半径に比べてス
トロークセンサ18のレバー21の先端側のボール23
の回動運動の半径の方が小さくなっており、このような
半径の差に基くボール23とアーム11との間の相対運
動がガイド26の長穴状凹部27内をボール23が移動
することによって吸収されるようになっている。
【0014】クラッチペダル10を踏込むと、アーム1
1とともに支点軸12を中心としてペダル10が図4に
示すように実線位置から鎖線位置へ回動される。このと
きにアーム11の側面のガイド26の凹部27によって
受けられているボール23がレバー21を回動させる。
従ってこのレバー21の回動によってストロークセンサ
18の回転軸20が回転し、これによってこの回転軸1
8が検出出力を発生する。すなわちクラッチペダル10
の踏込み量に応じた検出出力をストロークセンサ18が
発生することになる。
【0015】このように本実施例に係るクラッチペダル
10の踏込みストローク検出装置は、クラッチペダル1
0のアーム11の側面にガイド26を例えば溶接によっ
て取付けるとともに、アーム11の側面側にブラケット
19を介してストロークセンサ18を取付けるようにし
ている。そしてこのストロークセンサ18の回転軸20
に取付けられているレバー21の先端部にボールスタッ
ド22をナットによって固着し、このボールスタッド2
2の先端側のボールに合成樹脂製のシート24を装着
し、ペダル10のアーム11の側面のガイド26の凹部
27内に挿入するようにしている。
【0016】ストロークセンサ18とペダル10との関
係が図4に示すように配置され、クラッチペダル10の
大きな動きに対して、ストロークセンサ18のレバー2
1が必要なストロークが得られるようにストロークセン
サ18の回転中心をペダル10の支点軸12に対して下
側にオフセットさせ、ストロークセンサ18のレバー2
1の回動運動の半径とペダル10の回動運動の半径の違
いをガイド26の長穴状凹部27によって逃げるように
している。
【0017】従ってこのような構造によれば、小さな半
径で回転するレバー21を備えるストロークセンサ18
によってクラッチペダル10の踏込み量の検出を行なう
ことが可能になり、このためにクラッチペダル10の踏
込みストロークのためのスペースを最小限に押えること
が可能になる。またクラッチペダル10とストロークセ
ンサ18とを互いに近づけて取付けることができ、クラ
ッチペダル10の踏込みストロークの検出装置をコンパ
クトに構成することが可能になる。またボールスタッド
22を用いるようにしているために、クラッチペダル1
0の動きに追従することができるばかりでなく、構成部
品のばらつきを吸収することが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、ペダルの回動支
点の回動軸線とほぼ平行であって該ペダルが先端部に設
けられているアームの回動軌跡内においてペダルとその
回動支点との間に位置する軸線を中心として回転するよ
うに回転式のストロークセンサを設け、このストローク
センサの軸に取付けられているレバーの先端側に連結手
段を設け、この連結手段をペダルのアームの側面であっ
て回動支点側でしかもストロークセンサの軸線よりもペ
ダル側に設けられ、ペダルのアームの長さ方向の相対運
動を許容するガイド内に受入れ、アームの回動軌跡内に
おいてペダルの回動運動の半径よりも小さな半径でスト
ロークセンサのレバーが回動運動を行なうようにしたも
のである。
【0019】従って本発明によれば、ペダルのアームの
側部に配されたストロークセンサを用いて上記アームの
回動軌跡内において小さな半径で回動運動を行なうレバ
ーによってペダルの踏込みストロークを検出することが
可能になり、これによってペダルの踏込みストロークの
検出のための検出機構をアームの回動軌跡内に配置でき
るようになり、これに要するスペースを最小限に抑える
とが可能になり、コンパクトなペダルの踏込みストロー
ク検出装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペダルの踏込みストローク検出装置を示す斜視
図である。
【図2】図2は図1におけるA〜A線拡大断面図であ
る。
【図3】図2におけるB〜B線断面図である。
【図4】運動を示す線図である。
【符号の説明】
10 ペダル 11 アーム 12 支点軸 13 アーム 14 リンク 18 ストロークセンサ 19 ブラケット 20 回転軸 21 レバー 22 ボールスタッド 23 ボール 24 ボールシート 26 ガイド 27 長穴状凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームの先端部に設けられ、回動支点を中
    心として回動自在に取付けられているペダルと、 前記ペダルの回動支点の回動軸線とほぼ平行であって前
    記アームの回動軌跡内において前記ペダルとその回動支
    点との間に位置する軸線を中心として回転し、 該ペダルの踏込みストロークを検出する回転式のストロ
    ークセンサと、 前記ストロークセンサの軸に取付けられているレバー
    と、 前記レバーの先端側に設けられている連結手段と、 前記連結手段を受入れるように前記ペダルのアームの側
    面であって回動支点側でしかも前記ストロークセンサの
    軸線よりもペダル側に設けられており、前記連結手段に
    対して前記ペダルのアームの長さ方向の相対運動を許容
    するガイドと、 を具備し、前記アームの回動軌跡内において前記ペダル
    の回動運動の半径よりも小さな半径で前記ストロークセ
    ンサの連結手段が回動運動を行なうことを特徴とするペ
    ダルの踏込みストローク検出装置。
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