JPH0649934A - 木質壁パネルの構築方法 - Google Patents
木質壁パネルの構築方法Info
- Publication number
- JPH0649934A JPH0649934A JP18882192A JP18882192A JPH0649934A JP H0649934 A JPH0649934 A JP H0649934A JP 18882192 A JP18882192 A JP 18882192A JP 18882192 A JP18882192 A JP 18882192A JP H0649934 A JPH0649934 A JP H0649934A
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- JP
- Japan
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- wall panel
- wood
- wooden
- wall
- panel
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 壁を構築する施工作業の合理化と作業効率の
アップ、作業性や運搬性の良さ、組み立て解体のし易
さ、解体後の再利用、壁面への釘打ち可等を可能にす
る。 【構成】 パネルの小口面Ａと小端面のうち、床側を除
く三面に一条の溝５を設置し、天井側のレールと床側の
一本のアジャスタ金物７で、パネルＡを建て、建てたパ
ネルＡを平鋼又はＨ形鋼を雇い実として、前記溝５に使
用して連続壁を構築する。
アップ、作業性や運搬性の良さ、組み立て解体のし易
さ、解体後の再利用、壁面への釘打ち可等を可能にす
る。 【構成】 パネルの小口面Ａと小端面のうち、床側を除
く三面に一条の溝５を設置し、天井側のレールと床側の
一本のアジャスタ金物７で、パネルＡを建て、建てたパ
ネルＡを平鋼又はＨ形鋼を雇い実として、前記溝５に使
用して連続壁を構築する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は木造住宅、マンション、
オフィス等の間仕切り壁、内装壁、外部に片面覗く壁等
に利用されるものである。
オフィス等の間仕切り壁、内装壁、外部に片面覗く壁等
に利用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来コンクリートマンション等を新設し
た場合、その内部壁仕上げは、予めコンクリートの所定
の位置に埋め込んだ木煉瓦に、米栂等の木軸材を釘止め
して壁を構築する方法が採られている。
た場合、その内部壁仕上げは、予めコンクリートの所定
の位置に埋め込んだ木煉瓦に、米栂等の木軸材を釘止め
して壁を構築する方法が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法は木
材を生のまま使用するケースが多く、乾燥過程で木材が
反ったり、ねじれたりすることが非常に多かった。仮に
乾燥してある木材を使用しても、一本一本に多少の反り
やねじれの欠陥があるため、これに石膏ボードを打ちつ
けた場合、平滑な壁面を形成することは困難であった。
又、石膏ボードを木軸材に取り付けた場合、ビス頭や釘
頭等の凸凹、木軸の反りねじれからくる目地段差は、ク
ロス、ビニール壁紙等を貼る前に、パテで不陸のないよ
うに埋め、その後、サンドペーパーで更に平滑にしてか
ら化粧しなければならない。これに配管配線作業も加わ
り、これら一連の工程に沿って化粧材を貼って仕上げる
までの作業は、人出不足の折り、極めて煩雑な作業とな
っていた。これを合理化するために、木軸材を芯に片面
にプラスターボードを工場で予め貼って現場で、他の片
面にプラスターボードを貼るパネル形式の工法もある
が、予め貼られているプラスターボードが輸送中に割れ
たり角部が欠けたりし、後々の補修に手間取ることとな
っていた。更に、リフォーム等で表面化粧を貼りかえる
場合、プラスターボード面が経年変化の為ボロボロ崩れ
てしまい、既設のプラスターボードを再利用して使用す
るに耐え得ない。プラスターボードごと新規に貼りかえ
ることが多かった。又、間仕切り壁は特殊な用途に使用
するものを除いて完全固定であるので、後で移動させる
ことは取り壊す以外まず不可能なものであった。本発明
は、この様な木軸にプラスターボードを貼り、更に化粧
をする従来の壁パネルの施工による問題点をことごとく
解決する方法を提供するものである。
材を生のまま使用するケースが多く、乾燥過程で木材が
反ったり、ねじれたりすることが非常に多かった。仮に
乾燥してある木材を使用しても、一本一本に多少の反り
やねじれの欠陥があるため、これに石膏ボードを打ちつ
けた場合、平滑な壁面を形成することは困難であった。
又、石膏ボードを木軸材に取り付けた場合、ビス頭や釘
頭等の凸凹、木軸の反りねじれからくる目地段差は、ク
ロス、ビニール壁紙等を貼る前に、パテで不陸のないよ
うに埋め、その後、サンドペーパーで更に平滑にしてか
ら化粧しなければならない。これに配管配線作業も加わ
り、これら一連の工程に沿って化粧材を貼って仕上げる
までの作業は、人出不足の折り、極めて煩雑な作業とな
っていた。これを合理化するために、木軸材を芯に片面
にプラスターボードを工場で予め貼って現場で、他の片
面にプラスターボードを貼るパネル形式の工法もある
が、予め貼られているプラスターボードが輸送中に割れ
たり角部が欠けたりし、後々の補修に手間取ることとな
っていた。更に、リフォーム等で表面化粧を貼りかえる
場合、プラスターボード面が経年変化の為ボロボロ崩れ
てしまい、既設のプラスターボードを再利用して使用す
るに耐え得ない。プラスターボードごと新規に貼りかえ
ることが多かった。又、間仕切り壁は特殊な用途に使用
するものを除いて完全固定であるので、後で移動させる
ことは取り壊す以外まず不可能なものであった。本発明
は、この様な木軸にプラスターボードを貼り、更に化粧
をする従来の壁パネルの施工による問題点をことごとく
解決する方法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、表裏層が中比
重繊維層で、中間層が単板チップ層からなるパネルの小
口面と小端面のうち、少なくとも三面に一条の溝を設置
し、該パネルの下端部の中央に高さ調節可能な足を設置
した木質壁パネルを設け、片足又は両足を下方に突設す
るように断面形状がＬ形又はＵ形レールを天井面に設置
し、前記木質壁パネルの上端部に形設する溝を、このレ
ールの片足又は両足に嵌入させた後、この嵌入を前記の
高さ調節可能な足で固め、前記木質壁パネルの垂直方向
の溝に填め込む断面平形部材又は断面Ｈ形部材で木質壁
パネル同志連続的に連結することを特徴とする木質壁パ
ネルの構築方法と、上記方法において使用する木質壁パ
ネルの片面又は両面を、予め内装用又は外装用仕上げ材
で化粧させた木質壁パネルとする木質壁パネルの構築方
法と、これらの方法において使用する木質壁パネルをパ
ーティクルボード、中比重繊維板、ストランドボード、
合板又は集成材の単体又は複合体とした木質壁パネルの
構築方法とを提供しようとするものである。
重繊維層で、中間層が単板チップ層からなるパネルの小
口面と小端面のうち、少なくとも三面に一条の溝を設置
し、該パネルの下端部の中央に高さ調節可能な足を設置
した木質壁パネルを設け、片足又は両足を下方に突設す
るように断面形状がＬ形又はＵ形レールを天井面に設置
し、前記木質壁パネルの上端部に形設する溝を、このレ
ールの片足又は両足に嵌入させた後、この嵌入を前記の
高さ調節可能な足で固め、前記木質壁パネルの垂直方向
の溝に填め込む断面平形部材又は断面Ｈ形部材で木質壁
パネル同志連続的に連結することを特徴とする木質壁パ
ネルの構築方法と、上記方法において使用する木質壁パ
ネルの片面又は両面を、予め内装用又は外装用仕上げ材
で化粧させた木質壁パネルとする木質壁パネルの構築方
法と、これらの方法において使用する木質壁パネルをパ
ーティクルボード、中比重繊維板、ストランドボード、
合板又は集成材の単体又は複合体とした木質壁パネルの
構築方法とを提供しようとするものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもづいて説
明すると、コンクリート壁（１）に近接させる木質壁パ
ネル（Ａ）の場合には、先ずスラブ（２）の上げ裏に墨
出しした位置に長尺Ｌ形レール金具（３）をその片足が
鉛直下に向くようにコンクリートビス（４）で固定す
る。
明すると、コンクリート壁（１）に近接させる木質壁パ
ネル（Ａ）の場合には、先ずスラブ（２）の上げ裏に墨
出しした位置に長尺Ｌ形レール金具（３）をその片足が
鉛直下に向くようにコンクリートビス（４）で固定す
る。
【０００６】一方、木質壁パネル（Ａ）は予め工場に
て、その小口面と小端面のうち、少なくとも三面（木質
壁パネルの小口面と小端面を構成する四つの面のうち、
施工現場の床面に向く面を除いた三面）に、幅が２ミリ
で深さ３０ミリの鋸溝（５）をそれらの面の中央に連続
して入れ、これらの加工を施さない残りの面（施工現場
の床面に向く面であり、以下、下部小端面（６）と称す
る）には、アジャスト金具（７）の上部を差し込める直
径８ミリで深さ１００ミリの縦穴（８）を穿設する。こ
の縦穴（８）は、木質壁パネル（Ａ）の中央部とその左
右の計３箇所に穿設する。木質壁パネル（Ａ）の片面に
は、予め化粧クロス（９）を貼っておく。
て、その小口面と小端面のうち、少なくとも三面（木質
壁パネルの小口面と小端面を構成する四つの面のうち、
施工現場の床面に向く面を除いた三面）に、幅が２ミリ
で深さ３０ミリの鋸溝（５）をそれらの面の中央に連続
して入れ、これらの加工を施さない残りの面（施工現場
の床面に向く面であり、以下、下部小端面（６）と称す
る）には、アジャスト金具（７）の上部を差し込める直
径８ミリで深さ１００ミリの縦穴（８）を穿設する。こ
の縦穴（８）は、木質壁パネル（Ａ）の中央部とその左
右の計３箇所に穿設する。木質壁パネル（Ａ）の片面に
は、予め化粧クロス（９）を貼っておく。
【０００７】この木質壁パネル（Ａ）の上端の鋸溝
（５）を、施工現場のスラブ（２）の上げ裏に固定済み
の長尺Ｌ形レール金具（３）の鉛直方向に向く片足に差
し込む。上方に押し上げて填め込んだ木質壁パネル
（Ａ）が落下してその嵌合状態が外れないように、縦穴
（８）にセットするアジャスト金具（７）を調節して嵌
合状態を固める。アジャスト金具（７）には、ベースプ
レート（１０）を形設させておき、このベースプレート
（１０）とスラブ（２）の床面とをアンカーボルト（１
１）で接合する。
（５）を、施工現場のスラブ（２）の上げ裏に固定済み
の長尺Ｌ形レール金具（３）の鉛直方向に向く片足に差
し込む。上方に押し上げて填め込んだ木質壁パネル
（Ａ）が落下してその嵌合状態が外れないように、縦穴
（８）にセットするアジャスト金具（７）を調節して嵌
合状態を固める。アジャスト金具（７）には、ベースプ
レート（１０）を形設させておき、このベースプレート
（１０）とスラブ（２）の床面とをアンカーボルト（１
１）で接合する。
【０００８】前記木質壁パネル（Ａ）の垂直方向の鋸溝
（５）に断面平形部材（１２）を填め込んで木質壁パネ
ル（Ａ）同志を連続的に連結する。尚、この断面平形部
材（１２）の足元にアジャスト金具（７）を付設しても
良い。
（５）に断面平形部材（１２）を填め込んで木質壁パネ
ル（Ａ）同志を連続的に連結する。尚、この断面平形部
材（１２）の足元にアジャスト金具（７）を付設しても
良い。
【０００９】間仕切り壁として構築する木質壁パネル
（Ｂ）の場合にも、前述の木質壁パネル（Ａ）と同様な
技術的手段で構築するが、スラブ（２）の上げ裏に固定
するレールを長尺Ｕ形レール金具（１３）とする。この
長尺Ｕ形レール金具（１３）は、その両足を鉛直下に向
けて突設するので、二枚の木質壁パネル（Ｂ）を隙間を
介在させて並列設置することができる。木質壁パネル
（Ｂ）の垂直方向の鋸溝（４）を利用して、木質壁パネ
ル（Ｂ）同志を連続的に連結するために、Ｈ鋼（１４）
を使用する。
（Ｂ）の場合にも、前述の木質壁パネル（Ａ）と同様な
技術的手段で構築するが、スラブ（２）の上げ裏に固定
するレールを長尺Ｕ形レール金具（１３）とする。この
長尺Ｕ形レール金具（１３）は、その両足を鉛直下に向
けて突設するので、二枚の木質壁パネル（Ｂ）を隙間を
介在させて並列設置することができる。木質壁パネル
（Ｂ）の垂直方向の鋸溝（４）を利用して、木質壁パネ
ル（Ｂ）同志を連続的に連結するために、Ｈ鋼（１４）
を使用する。
【００１０】断面平形部材（１２）や断面Ｈ形部材（１
４）は、木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）のたわみを防止する
役割と雇い実の役割とがある。木質壁パネル（Ａ）や木
質壁パネル（Ｂ）と長尺Ｌ形レール金具（３）や長尺Ｕ
形レール金具（１３）との嵌合状態を固めるには、木質
壁パネルの中央で一本のアジャスト金具（７）によって
行なえば良い。それは、木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）の追
い出しには必ずコンクリート壁（１）があるはずである
し、連続壁が出来上がった後の木質壁パネル（Ａ）
（Ｂ）の両側はコンクリート壁（１）に当接する。この
ことは、追い出しとなる最初の木質壁パネルはコンクリ
ート壁（１）と一本のアジャスト金具（１３）によって
仮の状態ながら安定的に静止することを意味するのであ
り、又、これに続けて連続させる木質壁パネルは、最初
の木質壁パネルと一本のアジャスト金具（１３）によっ
て仮の状態ながら安定的に静止し、順次、そのように木
質壁パネルは安定的に静止して連なり、両側のコンクリ
ート壁（１）によって挟まれることとなる。最終的に
は、連続的に連なった木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）の足元
には、幅木（１５）が取り付けられて、これにより連続
的に連なった木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）は完全に固定さ
れることとなる。アジャスト金具（１３）を一本で済ま
すことは、木質壁パネルで連続壁を仮に構築する効率が
大幅に向上するし、幅木だけを連続的に取り付けること
も作業効率が大幅に向上する。この縦穴（８）を木質壁
パネル（Ａ）の中央部とその左右の計３箇所に穿設する
のは、床面の状態に対処するために補助的に設けるもの
である。間仕切り壁として構築する木質壁パネル（Ｂ）
の場合、二枚の木質壁パネル（Ｂ）を並列設置した際に
できる隙間に、配線や配管、又、高い遮音性や断熱性を
与えるために遮音シートや断熱シートを目的に応じて適
宜組み込むことができる。
４）は、木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）のたわみを防止する
役割と雇い実の役割とがある。木質壁パネル（Ａ）や木
質壁パネル（Ｂ）と長尺Ｌ形レール金具（３）や長尺Ｕ
形レール金具（１３）との嵌合状態を固めるには、木質
壁パネルの中央で一本のアジャスト金具（７）によって
行なえば良い。それは、木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）の追
い出しには必ずコンクリート壁（１）があるはずである
し、連続壁が出来上がった後の木質壁パネル（Ａ）
（Ｂ）の両側はコンクリート壁（１）に当接する。この
ことは、追い出しとなる最初の木質壁パネルはコンクリ
ート壁（１）と一本のアジャスト金具（１３）によって
仮の状態ながら安定的に静止することを意味するのであ
り、又、これに続けて連続させる木質壁パネルは、最初
の木質壁パネルと一本のアジャスト金具（１３）によっ
て仮の状態ながら安定的に静止し、順次、そのように木
質壁パネルは安定的に静止して連なり、両側のコンクリ
ート壁（１）によって挟まれることとなる。最終的に
は、連続的に連なった木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）の足元
には、幅木（１５）が取り付けられて、これにより連続
的に連なった木質壁パネル（Ａ）（Ｂ）は完全に固定さ
れることとなる。アジャスト金具（１３）を一本で済ま
すことは、木質壁パネルで連続壁を仮に構築する効率が
大幅に向上するし、幅木だけを連続的に取り付けること
も作業効率が大幅に向上する。この縦穴（８）を木質壁
パネル（Ａ）の中央部とその左右の計３箇所に穿設する
のは、床面の状態に対処するために補助的に設けるもの
である。間仕切り壁として構築する木質壁パネル（Ｂ）
の場合、二枚の木質壁パネル（Ｂ）を並列設置した際に
できる隙間に、配線や配管、又、高い遮音性や断熱性を
与えるために遮音シートや断熱シートを目的に応じて適
宜組み込むことができる。
【００１１】ドア等の開口部になるところは、二枚のパ
ネルを工場でドア枠と一体化してあるために、一枚づつ
パネルをたてる必要はなく、そのまま差し込み、アジャ
ストし固定する。ドア本体は最後に差し込み式の調整丁
番を介して取り付ける。
ネルを工場でドア枠と一体化してあるために、一枚づつ
パネルをたてる必要はなく、そのまま差し込み、アジャ
ストし固定する。ドア本体は最後に差し込み式の調整丁
番を介して取り付ける。
【００１２】使用される木質壁パネルは、表裏を中比重
繊維層（ＭＤＦ）、中間層を単板チップでなしこれらを
同時に一体化したものであり、表面の平滑性はプラスタ
ーボード同様で塗装、クロス貼り、ビニールクロス貼
り、単板貼り等が可能で、しかも強度が合板なみと強い
ために、衝撃により壁に穴があく様なことはない。ま
た、機能面でも吸放湿性、断熱性に優れ、木質壁パネル
間に遮音材料を組み入れることで従来のプラスターボー
ド壁以上の遮音も可能である。
繊維層（ＭＤＦ）、中間層を単板チップでなしこれらを
同時に一体化したものであり、表面の平滑性はプラスタ
ーボード同様で塗装、クロス貼り、ビニールクロス貼
り、単板貼り等が可能で、しかも強度が合板なみと強い
ために、衝撃により壁に穴があく様なことはない。ま
た、機能面でも吸放湿性、断熱性に優れ、木質壁パネル
間に遮音材料を組み入れることで従来のプラスターボー
ド壁以上の遮音も可能である。
【００１３】
【発明の効果】これにより、施工にかかる手数が大幅に
削減できるし、丈夫で精度の良い連続壁を効率良く構築
できる。在来のプラスターと胴縁で組んだ壁では、その
壁面に釘を打とうとする場合、胴縁の位置の見当をつけ
てこれに向けて釘を打つか、それ以外の場所には特殊釘
を使用しないとすぐ抜ける。本発明により構築された壁
面に於いては、任意の箇所への釘打ちが可能である。表
裏を中比重繊維層（ＭＤＦ）、中間層を単板チップでな
しこれらを同時に一体化した木質壁パネルは、２４ミリ
厚で比重が０．４５なので、強度があり、軽く、断熱性
が高い。運搬や作業も楽に行なえる。プラスターに比べ
割れたりしないので、平積み、立てかけいずれも可能
で、資材管理が楽になる。アジャスター金具を緩めれば
壁面を取り外して、他で再使用できる。パネル本体取り
付けのみで、クロス張り迄の作業が一気に完了するの
で、工期も短縮できるし、工事に必要な人手も減少させ
ることができる。
削減できるし、丈夫で精度の良い連続壁を効率良く構築
できる。在来のプラスターと胴縁で組んだ壁では、その
壁面に釘を打とうとする場合、胴縁の位置の見当をつけ
てこれに向けて釘を打つか、それ以外の場所には特殊釘
を使用しないとすぐ抜ける。本発明により構築された壁
面に於いては、任意の箇所への釘打ちが可能である。表
裏を中比重繊維層（ＭＤＦ）、中間層を単板チップでな
しこれらを同時に一体化した木質壁パネルは、２４ミリ
厚で比重が０．４５なので、強度があり、軽く、断熱性
が高い。運搬や作業も楽に行なえる。プラスターに比べ
割れたりしないので、平積み、立てかけいずれも可能
で、資材管理が楽になる。アジャスター金具を緩めれば
壁面を取り外して、他で再使用できる。パネル本体取り
付けのみで、クロス張り迄の作業が一気に完了するの
で、工期も短縮できるし、工事に必要な人手も減少させ
ることができる。
【図１】本発明に使用する木質壁ボードの斜視図。
【図２】本発明の実施状態を示す断面図。
【図３】本発明に使用する木質壁ボードを連続的に合わ
せた状態を示す斜視図。
せた状態を示す斜視図。
１ コンクリート壁 ２ スラブ ３ 長尺Ｌ形レール金具 ４ コンクリートビス ５ 鋸溝 ６ 下部小端面 ７ アジャスト金具 ８ 縦穴 ９ 化粧クロス １０ ベースプレート １１ アンカーボルト １２ 断面平形部材 １３ 長尺Ｕ形レール金具 １４ 断面Ｈ形部材 １５ 幅木
Claims (3)
- 【請求項１】 表裏層が中比重繊維層で、中間層が単板
チップ層からなるパネルの小口面と小端面のうち、少な
くとも三面に一条の溝を設置し、該パネルの下端部の中
央に高さ調節可能な足を設置した木質壁パネルを設け、
片足又は両足を下方に突設するように断面形状がＬ形又
はＵ形レールを天井面に設置し、前記木質壁パネルの上
端部に形設する溝を、このレールの片足又は両足に嵌入
させた後、この嵌入を前記の高さ調節可能な足で固め、
前記木質壁パネルの垂直方向の溝に填め込む断面平形部
材又は断面Ｈ形部材で木質壁パネル同志連続的に連結す
ることを特徴とする木質壁パネルの構築方法。 - 【請求項２】 木質壁パネルの片面又は両面を、予め内
装用又は外装用仕上げ材で化粧させたことを特徴とする
請求項１記載の木質壁パネルの構築方法。 - 【請求項３】 木質壁パネルがパーティクルボード、中
比重繊維板、ストランドボード、合板又は集成材の単体
又は複合体からなることを特徴とする請求項１項又は請
求項２項記載の木質壁パネルの構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18882192A JPH0649934A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 木質壁パネルの構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18882192A JPH0649934A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 木質壁パネルの構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649934A true JPH0649934A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16230413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18882192A Pending JPH0649934A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 木質壁パネルの構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649934A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104594532A (zh) * | 2015-01-13 | 2015-05-06 | 沈阳建筑大学 | 一种轻钢龙骨内隔墙与钢梁连接结构 |
| CN114482397A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-05-13 | 无锡锦汇建筑科技有限公司 | 被动式低能耗装配式建筑墙板 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516712B2 (ja) * | 1973-10-30 | 1976-03-01 | ||
| JP3129609B2 (ja) * | 1994-08-26 | 2001-01-31 | 日野自動車株式会社 | ペダルの踏込みストローク検出装置 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18882192A patent/JPH0649934A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516712B2 (ja) * | 1973-10-30 | 1976-03-01 | ||
| JP3129609B2 (ja) * | 1994-08-26 | 2001-01-31 | 日野自動車株式会社 | ペダルの踏込みストローク検出装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104594532A (zh) * | 2015-01-13 | 2015-05-06 | 沈阳建筑大学 | 一种轻钢龙骨内隔墙与钢梁连接结构 |
| CN114482397A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-05-13 | 无锡锦汇建筑科技有限公司 | 被动式低能耗装配式建筑墙板 |
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