JP4049564B2 - 耐火間仕切壁及びその施工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、耐火構造の間仕切壁及びその施工方法に関するものであり、より詳細には、上下の水平耐火区画の間に延びる乾式工法の耐火間仕切壁及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の壁体は、建築物の用途及び規模等の建築物単体又は固有の条件、建築物の敷地及び配置等の集団的又は都市計画的な条件に基づき、強度、防耐火性能、耐震性能等の諸性能に関し、建築基準法の下で各種規制を受ける。また、国土交通省、住宅金融公庫、住宅・都市整備公団等の各公的機関は、標準仕様書又は特記仕様書等により、壁体の諸性能に関する基準を独自に定めており、このような機関の建築物では、壁体の性質及び種別等に応じて、更に詳細な断熱基準、遮音基準、防耐火基準、耐震基準等が適用される場合がある。
【0003】
特に、建築物壁体の防耐火性能については、内装制限及び防耐火性能が建築基準法に厳格に規定されているので、壁体の構造及び構成材料は、建築基準法に規定された内装制限及び防耐火性能を遵守しなければならない。例えば、建築基準法は、建築物の用途、規模及び地域指定等に基づき、耐火建築物又は簡易耐火建築物として建築物全体の構造を規定するばかりでなく、建築物の用途、規模、非常時の防火区画、避難、排煙、消火等の観点より、内装材料、内壁構造、建具構造、配管貫通部等の建築物内部の各部構成に関し、防耐火性能を規制している。ここに、現行の建築基準法の下では、建築物の内装材料は、不燃性能に関し、所定の不燃等級(不燃材、準不燃材及び難燃材)に分類され、建築物の壁体は、防耐火性能に関し、所定の構造種別(耐火構造、準耐火構造、防火構造、準防火構造等)に分類されている。
【0004】
建築物の内装材料として、石膏ボード、石膏板、石膏系セルフレベリング材等の石膏系材料が、長年に亘って使用されてきた。石膏系建材は、価格、市場流通性、強度及び防耐火性能等の各種観点より、汎用的に使用可能な建材として非常に適していることから、壁、天井、床等を施工する上で効率的に大量使用し得る建築材料として、広く実用に供されており、このような状況を反映して、石膏ボード又は石膏板を使用した種々の耐火間仕切壁が、上述の諸規定又は仕様に適合した耐火構造壁として開発され且つ公的認定を受けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、乾式工法の耐火間仕切壁は、鋼製ランナを上下のコンクリート床スラブに固定し、鋼製スタッドを上下の鋼製ランナの間に所定間隔に立設した後、鋼製スタッド及びランナからなる軸組構造体に石膏ボード等の建材ボードを取付けることにより施工される。通常は、鋼製天井ランナの天井下地が、間仕切壁の施工後に施工され、天井仕上材が、間仕切壁の施工後に天井下地に固定される。天井の周縁領域では、天井仕上材は、廻り縁、ジョイナー又は目地等を介して間仕切壁の壁面と接合する。一般的な施工形態では、内装化粧板、クロス、塗料等の壁面仕上材が、室内側壁面の表層仕上材として天井下の壁面に施工される。
【0006】
内装化粧板は、間仕切壁及び天井の接合部から床面までの高さ範囲において、両面粘着テープ、接着剤等を用いて間仕切壁の室内側壁面に取付けられる。しかしながら、このような施工方法では、耐火構造の間仕切壁が実質的に完成した後に、壁面仕上材を改めて室内側壁面に付加的に施工する必要があるので、工数及び材料数が増加し、材工費が高額化する。
【0007】
他の施工形態として、天井の施工前に内装化粧材を天井下壁面に取付ける作業工程を採用することも可能であるが、この場合、内装化粧材を間仕切壁の壁面に取付けた後に、天井施工用の足場を設置して天井工事を行う必要がある。このため、天井施工時に壁面仕上材が損傷し又は汚れる事態が懸念され、天井工程前に壁面を養生する必要が生じるので、この種の施工方法は、実際には、採用されていない。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上下の水平耐火区画の間に延びる耐火構造の間仕切壁の施工方法において、天井施工時に壁面を格別に養生することなく、耐火間仕切壁を構成する建材ボードとして内装化粧板を使用することができる耐火間仕切壁及びその施工方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するために、本発明は、上下の鋼製ランナを上下の床スラブに固定し、上下の水平耐火区画の間に延びるように鋼製スタッドを上下の鋼製ランナの間に立設する耐火構造の間仕切壁の施工方法において、
前記水平耐火区画の間に垂直に延びる前記鋼製スタッドからなる軸組部材を壁芯に沿って整列配置し、
下地面材を構成する下地ボードを垂直な前記軸組部材に固定して、前記水平耐火区画の間に連続的に延びる下地面を形成し、
仕上面材を構成する第1化粧ボードを前記下地面の上部に取付け、
第1化粧ボードの施工後に天井仕上材を施工し、
仕上面材を構成する第2化粧ボードを天井仕上材の施工後に前記下地面の下部に取付ける工程を含み、
前記第1化粧ボードの上端縁は、上側の水平耐火区画に達し、前記第2化粧ボードの上端縁は、前記第1化粧ボードの下端縁と接合することを特徴とする間仕切壁の施工方法を提供する。
【0010】
本発明の上記構成によれば、耐火構造壁の面材は、下地ボード(下地面材)及び化粧ボード(仕上面材)より構成される。化粧ボードは、少なくとも上下2段に分割される。上側の第1化粧ボードは、天井工事に先行して下地ボードに取付けられる。天井仕上材は、下側の第2化粧ボードを下地ボードに取付ける前に施工されるので、天井仕上材の施工時には、天井施工用の足場のレベルでは、概ね下地ボードが耐火間仕切壁の壁面に露出するにすぎない。従って、このような施工方法によれば、壁面を格別に養生する必要性が生じない。
【0011】
化粧ボードは、上側の水平耐火区画に達するので、耐火構造壁の面材として有効に機能する。即ち、耐火構造の間仕切壁において耐火上有効な面材は、上下の水平耐火区画の間に延在する建材ボードに限定されるが、従来の施工方法では、化粧ボードにより室内側壁面を仕上げる場合、下地ボード及び上貼りボードを上下の水平区画間に施工した後に化粧ボードを天井高さまで上貼りボード上に取付けていたので、耐火構造壁は、天井下のレベルでは、3枚の建材ボードを重ね合わせた構造を備えていた。これに対し、本発明によれば、化粧ボードが上下の水平区画間に延在するので、化粧ボード自体の耐火性能を有効利用し、下地ボード上に化粧ボードを取付けた2枚貼り構造の耐火構造壁を構築することができる。
【0012】
他の観点より、本発明は、上記施工方法により施工された耐火間仕切壁を提供する。上記施工方法により施工された耐火間仕切壁は、天井下レベルの壁面を化粧ボードにより仕上げた構成を備えるにもかかわらず、天井裏及び天井下の双方において2枚の建材ボードを重ね合わせた構造を備えるにすぎない。このため、耐火間仕切壁の工事費を低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態において、上記第1化粧ボードの下端縁は、天井面と面一又は天井仕上材の設計レベルよりも下方に位置決めされる。天井仕上材の縁部は、第1化粧ボードに接合し、第1化粧ボードは、天井レベルと同一又は天井レベルから若干下方に延びる。本発明の他の実施形態において、第1化粧ボードの下端縁は、天井面よりも上方に位置決めされ、第1及び第2化粧ボードの接合部は、天井仕上材及び天井野縁の厚さ範囲(D)内に設定される。
【0014】
本発明の好適な実施形態によれば、上記第2化粧ボードの上端縁と、第1化粧ボードの下端縁とは、突付け目地、目透かし目地又はシール材充填目地を介して接合し、天井仕上材は、天井廻り縁、突付け目地、目透かし目地又はシール材充填目地を介して第1化粧ボードと接合する。変形例として、これらの接合部に既製の金属ジョイナー等を介挿しても良い。
【0015】
化粧ボードの側縁同士は、突付け目地、目透かし目地又はシール材充填目地等の垂直目地、あるいは、金属ジョイナー等を介して接合する。好ましくは、目透かし形の垂直目地には、目地部の耐火性能を向上すべく、ハット型に成形した亜鉛鉄板、石膏ボード、石膏板又は珪酸カルシウム板等の耐火材が充填される。
【0016】
本発明の更に好適な実施形態では、第1化粧ボードと第2化粧ボードとの接合目地を跨がる水平部材が、接合部の室内側面に取付けられる。化粧ボードを耐火壁の構成要素とする場合、加熱時に化粧ボードが剥落又は脱落するのを防止すべく、化粧ボードをビス又はステープル等の耐熱性係止具で下地ボードに固定する必要がある。このため、上下の化粧ボードの接合部近傍には、ビス又はステープルのビス頭などが露出する。しかしながら、上記水平部材を備えた耐火間仕切壁によれば、水平部材は、このような係止具の露出部分を室内側から隠蔽し、任意の耐熱性係止具の使用を可能にする。水平部材として、天然木材、木質系合板、木質系集成材、樹脂成形品、金属成形部材等の帯板を好適に使用し得る。化粧ボードと同質の素材の帯板、化粧ボードの裁断片からなる帯板等を使用しても良い。また、水平部材として、ピクチュアレール、カーテンレール等のインテリアレールや、廻り縁等の見切縁を使用しても良い。
【0017】
本発明の或る実施形態では、上記下地ボード及び化粧ボードは、同一の向きに配列される。好ましくは、下地ボード間の垂直目地と、化粧ボード間の垂直目地とは、壁芯方向に互いにずれた位置に配置される。
【0018】
本発明の他の実施形態では、下地ボード及び化粧ボードは、互いに直交するように配向される。このような構成によれば、下地ボード及び化粧ボードの指向性を平準化し、壁面全体の面外剛性等を平均的に向上することができる。
【0019】
本発明の好ましい実施形態において、第1化粧ボードの長さ(全高)は、間仕切壁の全高に対して、その20〜80%の範囲内の寸法に設定される。鋼製スタッドは、シングル配列の間仕切壁においては、壁芯位置に一列に整列配置され、ダブル配列の間仕切壁においては、壁芯の両側に並列配置される。ダブル配列の間仕切壁では、空気層が、壁芯位置に配置される。所望により、断熱材又は吸音材等が、壁芯位置に挿入される。
【0020】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る耐火間仕切壁の実施例について、詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係る耐火間仕切壁の構造を示す縦断面図及び斜視図である。
【0021】
本実施例において、間仕切壁1は、図1及び図2に示す如く、鉄筋コンクリート製床スラブF1上に施工される。間仕切壁1の下端部は、床スラブF1に支持され、間仕切壁1の上端部は、鉄筋コンクリート製の上階床スラブF2に固定される。間仕切壁1の軸組は、鋼製スタッド10、床ランナ11及び天井ランナ12により構成される。スタッド10は、軽量鉄骨製のチャンネル型部材からなり、床ランナ11及び天井ランナ12は、軽量溝型鋼からなる。ランナ11、12は、アンカーボルト等の係止具13によって床スラブF1、F2に夫々固定され、スタッド10の下端部及び上端部が、床ランナ11及び天井ランナ12に夫々係止する。スタッド10は、300〜600mm程度の寸法に設定された所定間隔を隔てて壁芯方向に整列し、床スラブF1、F2の間に垂直に立設する。
【0022】
図2に示す如く、下地ボード2が、ビス及び/又は接着剤等によってスタッド10に取付けられ、予め表面仕上4を施した化粧ボード3が、ビス9又はステープル(図示せず)によって下地ボード2の表面に固定される。下地ボード2として、石膏ボード又は石膏板を好適に使用し得る。更に好適には、硬質石膏板(比重約1.25)又はガラス繊維補強石膏板(比重約1.0)が、下地ボード2として使用される。化粧ボード3として、化粧石膏ボード、化粧セメント板、化粧スレート、化粧珪酸カルシウム板等の不燃又は準不燃建材を好適に使用し得る。化粧ボード3の仕上表面4が室内側に面し、仕上表面4は、クロス又は塗装等の内装仕上工事を施すことなく、室内壁面を形成する。
【0023】
図1に示す如く、床仕上材6が、床スラブF1上に施工され、巾木7が、間仕切壁1の下端縁に取付けられる。巾木7は、化粧ボード3の下端部に配置されたビス9のビス頭を室内側から被覆し、下端部のビス頭は、巾木7によって隠蔽される。巾木7として、汎用の既製巾木、例えば、ビニール巾木等を使用し得る。
【0024】
天井軽鉄下地Cが、上階床スラブF2に懸吊され、天井仕上材5が、天井軽鉄下地Cに取付けられる。天井仕上材5は、天井廻り縁等の見切り縁(図示せず)を介して化粧ボード3の室内側壁面に連接する。廻り縁として、樹脂又は金属製の既製見切り縁又はジョイナーや、木材の加工品を使用し得る。所望により、天井廻り縁部分に目透かし目地を形成し、或いは、コーキング材又はシーリング材を充填したシール材充填目地を形成しても良い。
【0025】
化粧ボード3は、上下に分割されており、下側化粧ボード3bの上端縁は、天井仕上材5の下方に位置する。下側化粧ボード3b及び上側化粧ボード3aは、目地14を介して連接し、上側化粧ボード3aは、天井面を超え、上階床スラブF2に達する。ボード3a、3bの仕上表面4は、床スラブF1から上階床スラブF2まで実質的に連続する室内側壁面を形成する。本例では、目地14は、目透かし目地の形態に施工され、目地14の目地幅は、約3〜10mm程度の寸法に設定される。上下の化粧ボード3a、3bを突付け、目地14を突付け目地の形態に施工しても良い。化粧ボード3の垂直目地又は縦目地30には、ハット型に成形した亜鉛鉄板が挿入され、あるいは、石膏ボード、石膏板又は珪酸カルシウム板等の耐火材が充填され、目地部の耐火性能は向上する。
【0026】
予め表面仕上を施した化粧帯板15が、目地14を跨ぐように目地14の外側に取付けられる。水平部材を構成する化粧帯板15は、接着剤及び釘等によって化粧ボード3上に固定され、水平な付け鴨居を室内壁面に形成する。化粧帯板15は、上側化粧ボード3aの下端部および下側化粧ボード3bの上端部に配置されたビス9のビス頭を室内側から被覆し、目地14近傍のビス頭は、化粧帯板15によって隠蔽される。化粧帯板15として、天然木板、木質系合板、木質系集成材等の木材加工品、或いは、木質材で表層被覆した樹脂成形品や、金属成形部材等を好適に使用し得る。
【0027】
図3及び図5は、間仕切壁1の施工工程を示す壁体の概略正面図である。図4は、図3(B)に示す作業工程における間仕切壁1の縦断面図であり、図6は、図5(A)に示す作業工程における間仕切壁1の縦断面図である。
【0028】
図3(A)に示す如く、間仕切壁1の建込み工程においては、床ランナ11及び天井ランナ12を先ず壁芯位置に位置決めし、床スラブF1、F2に固定する。本例では、ランナ11、12の端部は、鉄筋コンクリート壁Wに隣接して位置決めされる。次いで、スタッド10の上端部及び下端部をランナ11、12に係止し、スタッド10をRC壁Wの近傍からランナ11、12に沿って所定間隔に整列配置し、壁芯位置に垂直に建て込む。
【0029】
図3(B)に示す如く、下地ボード2をビス及び/又は接着剤等にてスタッド10及びランナ11、12に固定した後、上側化粧ボード3aを上階床スラブF2に突付けて下地ボード2の上部に固定する。上側化粧ボード3aの固定は、接着剤によりボード3aの裏面を下地ボード2に接着するとともに、ビス9又はステープルをボード3aの上端縁及び下端縁の近傍に所定間隔に螺子込むことにより行われる。
【0030】
上側化粧ボード3aを下地ボード2上に固定した状態の間仕切壁1が、図4に示されている。上側化粧ボード3aの下端縁16の高さhは、天井高の設計値Hよりも小さく設定され、下端縁16は、天井下に位置する。
【0031】
次工程では、図5(A)に示す如く、天井軽鉄下地Cを天井領域に施工し、天井仕上材5を天井軽鉄下地Cに取付け、天井面を形成する。所望により、天井廻り縁等の見切り縁(図示せず)が、天井の周縁領域に取付けられ、天井仕上材5は、見切り縁を介して上側化粧ボード3aと接合する。
【0032】
天井を施工した状態の間仕切壁1が、図6に示されている。上側化粧ボード3aは、天井面から下方に延び、下端縁16は、天井下に位置する。上側化粧ボード3aの上端縁近傍に螺子込んだビス9は、天井裏に隠蔽される。
【0033】
引き続き、図5(B)に示す如く、下側化粧ボード3bを下地ボード2上に取付ける。接着剤によりボード3bの裏面を下地ボード2に接着するとともに、ビス9をボード3bの上端縁及び下端縁の近傍に所定間隔に螺子込み、これにより、下側化粧ボード3bを下地ボード2上に固定する。下側化粧ボード3bの下端縁は、床スラブF1の上面に接地し、ボード3bの上端縁は、上側化粧ボード3aの下端縁から僅かに間隔を隔てた位置に位置決めされる。上下の化粧ボード3a、3bの間には、図1に示す如く、目透かし目地14が形成される。
【0034】
間仕切壁1の最終工程として、図5(B)に破線で示す如く、目地14の高さhを基準に化粧帯板15を水平に化粧ボード3a、3b上に取付けるとともに、巾木7を下側化粧ボード3bの下端部に接着剤等で取付ける。目地14および目地近傍のビス9は、化粧帯板15によって隠蔽され、ボード3b下端部のビス9は、巾木7によって隠蔽される。一般には、巾木7は、床仕上材6の施工後に間仕切壁1の下端部に取付けられる。
【0035】
かくして、図1及び図2に示す間仕切壁1が施工され、間仕切壁1の壁面は、化粧ボード3によって形成される。化粧ボード3の表面には、既に壁面仕上げが施されているので、塗装作業又はクロス貼り作業等の壁面仕上げ工程は、省略される。
【0036】
このような間仕切壁1の構成によれば、鋼製スタッド10は、壁芯に沿って垂直に整列し、上下の床スラブF1:F2の間に延びる。下地ボード2は、スタッド10に固定される。床スラブF1:F2間に連続的に延びる下地面が、下地ボード2により形成され、上側化粧ボード3aは、下地ボード2の上部に取付けられる。上側化粧ボード3aの上端縁は、上側の水平耐火区画に達し、上側化粧ボード3aの下端縁16は、天井仕上材5の下側に位置する。天井仕上材5は、縁部が上側化粧ボード3aと接合するように施工される。下側化粧ボード3bは、天井の施工後に下地ボード2の下部に取付けられ、下側化粧ボード3bの上端縁は、上側化粧ボード3aの下端縁と接合する。
【0037】
天井仕上材5は、図5(A)及び図6に示すように、下側化粧ボード3bを下地ボード2に取付ける前に施工されるので、天井施工用の足場のレベルでは、下地ボード2の下端部が比較的僅かな寸法で間仕切壁1の天井下壁面に露出するにすぎない。従って、壁面に対する格別の養生は、天井施工時に必要とされない。しかも、化粧ボード3は、上階床スラブF2に達するので、耐火構造壁を構成する面材として有効に機能する。
【0038】
図7(A)は、本発明の耐火間仕切壁に関する他の実施例を示す斜視図及び部分拡大断面図である。
図7(A)に示す間仕切壁1は、下地ボード2を鋼製スタッド10に横方向に取付けた点を除き、上述の実施例と同一である。下地ボード2の水平継目又は横目地20は、水平方向に延び、化粧ボード3の垂直継目又は縦目地30と直交する。縦目地30には、耐火目地材40として、ハット型に成形した亜鉛鉄板が挿入され、あるいは、石膏ボード、石膏板又は珪酸カルシウム板等の耐火材が充填される。耐火目地材40は、横目地20と縦目地30との交差部において目地部の耐火性能を大幅に向上し、局所的な耐火上の弱点が生じる可能性を確実に防止するので、間仕切壁1は、所期の耐火性能を効果的に発揮する。
【0039】
上側化粧ボード3aは、下地ボード2の上部に取付けられ、上階床スラブF2に達する。天井仕上材5の施工後、下側化粧ボード3bは、下地ボード2の下部に取付けられる。下側化粧ボード3bの上端縁は、上側化粧ボード3aの下端縁と接合し、接合部は、化粧帯板15によって隠蔽される。
【0040】
図7(B)は、縦目地30の拡大横断面図である。
図7(B)には、ハット型断面を有する耐火目地材40を縦目地30に挿入した状態が例示されている。耐火目地材40は、厚さ0.3〜0.5mmの防錆鋼板又は化粧鋼板、例えば、厚さ0.3mmの亜鉛鉄板の曲げ成形品からなり、全長に亘って均一なハット型(帽子型)の断面形状を有する。耐火目地材40は、縦目地30の左右に延びる一対の脚部41と、縦目地30内に位置する隆起部42とを備える。耐火目地材40の左右の脚部41は、下地ボード2及び化粧ボード3の間に介挿され、ボード2、3の間に挟持される。実際の施工において、耐火目地材40は、下地ボード2上に化粧ボード3を上張りする際に縦目地30の部分に位置決めされ、化粧ボード3の縁部により下地ボード2上に押付けられる。所望により、接着材又は接着剤を脚部41に塗布し、脚部41をボード2、3に接着しても良い。中央に位置する隆起部42は、ボード2の表面から僅かに隆起するが、目地底を構成する隆起部42の表面は、化粧ボード3の表層から依然として距離を隔て、目地内に引っ込んでおり、従って、縦目地30の目透かし目地形態は、耐火目地材40の配設によってその意匠性を損なうことはない。同時に、隆起部42が表面仕上4から引っ込むことにより、隆起部42の室内側に室内側垂直通路45が形成され、亜鉛鉄板が隆起することにより、隆起部42と下地ボード2との間に内部垂直通路46が形成される。長尺の耐火目地材40は、床スラブF1から上階床スラブF2まで連続し、間仕切壁1の全高に亘って延在する。横目地20と縦目地30との交差部は、耐火目地材40により閉塞し、室内側から実質的に完全に隠蔽される。従って、一方の側の室に火災が発生して間仕切壁1が加熱されたとしても、火災時の熱気は、目地交差部25から他方の側の室に漏出することなく、間仕切壁1の裏面温度(火災発生室とは反対側の室の壁面温度)に影響しない。従って、上記耐火目地材40を目地交差部25に設けることにより、目地交差部25の近傍に局所的な高温域が形成されるのを防止することができる。また、垂直通路45、46には、壁面温度上昇時に上昇気流が発生し、上昇気流は、縦目地部分の温度上昇を上昇気流の熱搬送・放熱作用により抑制するよう機能し、縦目地30近傍の温度上昇を抑制する上で有利に作用する。
【0041】
図8乃至図10は、水平部材の変形例を示す拡大断面図であり、壁及び天井の納まり詳細が各図に示されている。
【0042】
上述の実施例では、上側及び下側化粧ボード3a、3bの接合部(目地14)を跨がる水平部材として水平帯板15を使用したが、図8に示す実施例では、同様な機能を果たす水平部材として、壁面及び天井面の接合部に配置されたピクチュアレール17が使用される。ピクチュアレール17は、壁面と天井面との接合部に取付けられ、天井仕上材5と上側化粧ボード3aとの見切縁として機能するとともに、目地14および目地近傍のビス9を室内側から隠蔽するビス頭隠蔽手段として機能する。なお、ピクチュアレール17は、壁面に沿って連続する案内溝17aを備え、案内溝17aには、絵画又写真等を壁面に懸吊する懸吊具や、照明器具等の支持具(図示せず)が使用時に係合する。
【0043】
図9及び図10に示す実施例では、壁面及び天井面の接合部に配置された方形断面の廻り縁18、或いは、曲面19aを備えた廻り縁19が、上側及び下側化粧ボード3a、3bの接合部(目地14)を跨がる水平部材として、壁面と天井面との接合部に取付けられ、目地14および目地近傍のビス9を室内側から隠蔽する。
【0044】
図11は、上側及び下側化粧ボード3a、3bの接合部(目地14)の位置を天井面よりも上方に設定した実施例を示す壁及び天井の取合い部分の拡大断面図である。
【0045】
前述の実施例では、目地14を天井面の下方に設定したが、本発明によれば、目地14の位置(レベル)を天井面の上方に設定することも可能である。図11に示す実施例においては、先ず、上側化粧ボード3aが下地ボード2上に固定され(図11A)、次いで、天井軽鉄下地Cが天井領域に施工され、天井仕上材5が天井軽鉄下地Cに取付けられ(図11B)、しかる後、下側化粧ボード3bが下地ボード2上に取付けられる(図11C)。
【0046】
図11(B)に示すように、上側化粧ボード3aの下端縁16近傍には、上側化粧ボード3aを下地ボード2に固定するためのビス9が螺込まれる。図11(C)に示すように、下地ボード3bの上縁部は、天井仕上材5の縁部と上側化粧ボード3aとの間に形成された間隙50に下側から挿入される。下側化粧ボード3bは、裏面に塗布した接着剤により下地ボード2に接着されるとともに、ビス9をボード3bの上端縁及び下端縁近傍に所定間隔に螺子込みむことにより、下地ボード2上に堅固に固定される。下側化粧ボード3bの上縁部近傍に打ち込んだビス9のビス頭は、廻り縁18等の水平部材によって室内側から隠蔽される。
【0047】
好ましくは、目地14の位置(レベル)は、天井仕上材5及び天井野縁5bの厚さ(高さ)範囲D内に設定される。これにより、間隙50内に下側化粧ボード3bを挿入する際の作業性が向上するとともに、ビス9の中心線Eと下側化粧ボード3bの上縁との間の距離Fが、上縁の熱変形及びこれに伴う耐火性能の局部的劣化を確実に防止し得る適正な寸法範囲内に規制される。
【0048】
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能であり、該変形例又は変更例も又、本発明の範囲内に含まれるものであることは、いうまでもない。
【0049】
例えば、下地ボード及び化粧ボードの素材は、耐火間仕切壁の面材として使用可能な耐火性及び不燃性を備えたものであれば良く、上述した石膏ボード、石膏板、珪酸カルシウム板等に限定されるものではない。
【0050】
また、前述の実施例は、壁芯位置にスタッドを配置したシングル配列の間仕切壁に関するものであるが、壁芯の両側に2列にスタッドを整列配置したダブル配列の間仕切壁に本発明の構成を採用しても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の上記構成によれば、上下の水平耐火区画の間に延びる耐火構造の間仕切壁の施工方法において、天井施工時に壁面を格別に養生することなく、耐火間仕切壁を構成する建材ボードとして内装化粧板を使用し得る耐火間仕切壁及びその施工方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火間仕切壁の構造を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す耐火間仕切壁の斜視図である。
【図3】図1及び図2に示す間仕切壁の施工工程を示す壁体の概略正面図である。
【図4】図3に示す作業工程における間仕切壁の縦断面図である。
【図5】図3に示す工程に後続する間仕切壁の施工工程を示す概略正面図である。
【図6】図5に示す作業工程における間仕切壁の縦断面図である。
【図7】本発明の耐火間仕切壁に関する他の実施例を示す斜視図及び縦目地部の拡大横断面図である。
【図8】水平部材の構造を例示する拡大断面図である。
【図9】他の水平部材の構造を例示する拡大断面図である。
【図10】更に他の水平部材の構造を例示する拡大断面図である。
【図11】上側及び下側化粧ボードの接合部の位置を天井面よりも上方に設定した実施例を示す壁及び天井の取合い部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切壁
2 下地ボード
3 化粧ボード
4 仕上表面
5 天井仕上材
7 巾木
9 ビス
10 鋼製スタッド
11 床ランナ
12 天井ランナ
14 目地
15、17、18、19 水平部材
D 厚さ(高さ)範囲

Claims (8)

  1. 上下の鋼製ランナを上下の床スラブに固定し、上下の水平耐火区画の間に延びるように鋼製スタッドを上下の鋼製ランナの間に立設する耐火構造の間仕切壁の施工方法において、
    前記水平耐火区画の間に垂直に延びる前記鋼製スタッドからなる軸組部材を壁芯に沿って整列配置し、
    下地面材を構成する下地ボードを垂直な前記軸組部材に固定して、前記水平耐火区画の間に連続的に延びる下地面を形成し、
    仕上面材を構成する第1化粧ボードを前記下地面の上部に取付け、
    第1化粧ボードの施工後に天井仕上材を施工し、
    仕上面材を構成する第2化粧ボードを天井仕上材の施工後に前記下地面の下部に取付ける工程を含み、
    前記第1化粧ボードの上端縁は、上側の水平耐火区画に達し、前記第2化粧ボードの上端縁は、前記第1化粧ボードの下端縁と接合することを特徴とする間仕切壁の施工方法。
  2. 前記第1化粧ボードの下端縁は、天井面と同一レベル又は天井仕上材よりも下方に位置決めされ、前記天井仕上材は、その縁部が第1化粧ボードに接合するように施工されることを特徴とする請求項1に記載の施工方法。
  3. 前記第1化粧ボードの下端縁は、天井面よりも上方に位置決めされ、前記第1及び第2化粧ボードの接合部は、天井仕上材及び天井野縁の厚さ範囲(D)内に設定されることを特徴とする請求項1に記載の施工方法。
  4. 前記第2化粧ボードの上端縁と、前記第1化粧ボードの下端縁とは、突付け目地、目透かし目地又はシール材充填目地を介して接合することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の施工方法。
  5. 前記天井仕上材は、廻り縁、突付け目地、目透かし目地又はシール材充填目地を介して前記第1化粧ボードと接合することを特徴とする請求項2に記載の施工方法。
  6. 前記第1化粧ボードと第2化粧ボードとの接合目地を跨がる水平部材を該接合部の室内側面に取付け、前記化粧ボードを前記下地ボードに固定するための係止具の露出部分を隠蔽することを特徴とする請求項2又は5に記載の施工方法。
  7. 前記下地ボードは、長手方向に延びる側縁部が前記軸組部材と直交するように配向され、前記化粧ボードは、長手方向に延びる側縁部が前記軸組部材と平行に配向されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の施工方法。
  8. 前記化粧ボードの縦目地には、金属材料又は耐火材が充填されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の施工方法。
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