JP4205973B2 - 耐火面材の取付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建物の壁面に、石膏ボード等の耐火面材を取付けてなる耐火面材の取付け構造に関する。
【0002】
【背景の技術】
住宅等の建物の壁面には、通常石膏ボード等からなる耐火面材が取付けられており、耐火性をさらに向上させるために、耐火面材を2重に取付ける場合がある。この技術の一例について、例えば特許文献1に記載されている。
すなわち、この特許文献1に記載の技術では、間仕切壁が、上部ランナと下部ランナとの間に一定間隔で配設された複数の柱状のスタッドと、スタッドの両側にそれぞれ取付けられた2枚重ねの石膏ボード(耐火面材)とから概略構成されている。2枚重ねのうち下側の石膏ボードはタッピングネジ等を用いてスタッドに取付けられており、上側の石膏ボードは下側の石膏ボードにステープル等を用いて取付けられている。なお、下側の石膏ボードおよび上側の石膏ボードともその厚さは等しく、15mm程度ある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−193182号公報(第5頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、壁面に石膏ボード等の耐火面材を2枚重ねで取付ける場合、上側耐火面材の継目はなるべく少ない方が望ましい。それは、防火性能上、継目がなるべく少ない方が防火上の欠点が少なくなり有効となるからである。また、上側耐火面材の表面には、最終的にクロスを貼り付けるため、耐火面材どうしの継目においては、クロスに継目に沿った筋等が入り易く、この筋等が入らないようにクロスを貼り付けるのに手間がかかるばかりか、継目に沿ってクロスが切れる場合もあり、その補修に手間がかかるからでもある。
上側耐火面材どうしの継目をなるべく少なくするには、上側耐火面材を大きくすればよいが、大きくすると上側耐火面材の重量が嵩み、取り扱い難くなる。
一方、上側耐火面材の重量が嵩まないように薄くすると、この上側耐火面材と下側耐火面材との合計の厚さが薄くなり、耐火性能が低下する。
そこで、下側耐火面材の厚さを厚くすれば、上側耐火面材と下側耐火面材との合計の厚さを所定の厚さにすることができるが、下側耐火面材の重量が嵩んでしまい、取り扱い難くなる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、壁面に耐火面材を2枚重ねで取付ける場合に、上側耐火面材どうしの継目を少なくできるとともに、上側耐火面材の重量の嵩みを抑えることができ、さらに、上側耐火面材と下側耐火面材との合計の厚さを所定の厚さにできるともに、下側耐火面材の重量の嵩みを抑えることができる耐火面材の取付け構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、パネルで構成される壁面に、耐火面材を取付けてなる耐火面材の取付け構造に係り、前記壁面には、方形板状の複数の下側耐火面材が取付けられており、これら下側耐火面材によって形成された取付面にも、複数枚の方形板状の上側耐火面材が取付けられており、この上側耐火面材は前記下側耐火面材の厚さ21mmより薄い15mmで、かつ面積が大きくなっており、前記下側耐火面材は横長の方形板状をなし、前記上側耐火面材は縦長の方形板状をなしており、これら下側耐火面材と上側耐火面材とは、それらの長辺どうしが直交するようにして配置されており、横方向に隣り合う上側耐火面材どうしの継目は、横方向に隣り合う下側耐火面材どうしの継目と位置が一致していないことを特徴とする耐火面材の取付け構造であって、前記下側耐火面材の長辺の長さと、上側耐火面材の短辺の長さとは、それぞれ基準寸法の整数倍となっており、更に前記下側耐火面材は、短辺どうしの継目が、縦方向に連続しないようにして配置されていることを特徴とする。
【0007】
ここで、壁面に耐火面材を2重貼りして取付ける場合、所定の耐火性能を得るために、2枚の耐火面材を所定の厚さにする必要があるが、上側耐火面材4を薄くした分、下側耐火面材3を厚くすることによって前記所定の厚さを確保すればよい。
【0008】
本発明によれば、上側耐火面材4は、前記下側耐火面材3より薄くてかつ面積が大きいので、上側耐火面材4どうしの継目を少なくできるとともに、上側耐火面材4の重量の嵩みを抑えることができる。また、上側耐火面材4を薄くした分、下側耐火面材3を厚くすることによって、上側耐火面材4と下側耐火面材3との合計の厚さを所定の厚さにできる。さらに、下側耐火面材3は上側耐火面材4より面積が小さいので、下側耐火面3の重量の嵩みを抑えることができる。
【0010】
また、互いに隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T1と、互い隣り合う上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが一致しないので、上側耐火面材4,4どうしの継目T3は、下側耐火面材3上に位置しており、これによって、隣り合う上側耐火面材4,4どうしには、継目T3近傍で段差が生じ難くなる。よって、これら上側耐火面材4上にクロスを貼り付ける際に、継目T3に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【0012】
また、下側耐火面材3と上側耐火面材4とは、それらの長辺どうしが直交しているので、下側耐火面材3,3どうしの継目T2と上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが直交する。このように継目T2とT3が同じ方向を向かずに直交するので、継目が重なっている場合の強度低下を防ぐことができる。
【0013】
本発明の耐火面材の取付け構造において、前記下側耐火面材3の長辺の長さと、上側耐火面材4の短辺の長さとは、それぞれ基準寸法の整数倍となっていることを特徴とする。
【0014】
ここで、前記基準寸法は、建築のあらゆる部分を一定の大きさの倍数関係に整えようとするときの基準となる寸法に設定するのが望ましい。この場合、基準寸法としては、例えば910mm、455mm、1000mm、500mm等が採用される。
【0015】
本発明によれば、横方向に継目T1を介して配置された下側耐火面材3の総延長が、基準寸法の整数倍となり、横方向に継目T3を介して配置された上側耐火面材4の総延長が、基準寸法の整数倍となるので、これら下側耐火面材3と上側耐火面材4を取付ける壁面の横方向の長さを、基準寸法の整数倍に設定することによって、下側耐火面材3と上側耐火面材4とをそれぞれ隙間無く壁面に横方向に割り付けることができる。
【0016】
本発明の前記下側耐火面材3は、短辺どうしの継目T1が、縦方向に連続しないようにして配置されていることを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、下側耐火面材3の短辺どうしの継目T1が、縦方向に連続していないので、これら下側耐火面材3によって形成された取付面5は、前記継目T1が縦方向に連続している場合に比して、全体的に平坦となる。したがって、この取付面5に取付けられた上側耐火面材4どうしには、継目T3近傍で段差が生じ難くなる。よって、これら上側耐火面材4上にクロスを貼り付ける際に、継目に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態の耐火面材の取付け構造では、図5に示すように、複数の間仕切パネル1を横方向に接合することによって形成された間仕切壁2の壁面に、下側耐火面材と上側耐火面材とを取付ける場合を例にとって説明する。
【0019】
間仕切パネル1は、框材1aを矩形枠状に組み、この矩形枠の内部に補強桟材1bを組み付けてなるスケルトンパネルであり、このような間仕切パネル1を複数横方向に接合していくことによって間仕切壁2が形成される。
なお、間仕切パネル1の幅寸法、つまり横方向の長さは、基準寸法を例えば910mmとし、これを1M(モデュール)とすると、例えば1Mに設定されている。そして、幅寸法が1Mの間仕切パネル1を複数接合することによって、1Mの整数倍の幅寸法を有する間仕切壁2が形成される。
【0020】
この間仕切壁2の両側の表面に、図2に示すように、それぞれ下側耐火面材3と、上側耐火面材4とが取付けられている。
下側耐火面材3は、図1および図3に示すように、横長の方形板状をなすものであり、強化石膏ボードによって形成されている。また、下側耐火面材3の横方向の長さ、つまり長辺の長さは、2M(モデュール)に設定され、厚さは21mm程度に設定されている。
上側耐火面材4は、図1および図4に示すように、縦長の方形板状をなすものであり、強化石膏ボードによって形成されている。また、上側耐火面材4の横方向の長さ、つまり短辺の長さは、1M(モデュール)に設定され、厚さは15mmに設定されている。
また、下側耐火面材3の縦方向の長さ、つまり短辺の長さをLとすると、上側耐火面材4の縦方向の長さ、つまり長辺の長さは5Lに設定されている。
このように、上側耐火面材4は、下側耐火面材より薄くてかつ面積が大きいものとなっている。
【0021】
上記のような下側耐火面材3と上側耐火面材4とは以下のようにして間仕切壁2の壁面に配置され、取付けられている。
すなわち、間仕切壁2の壁面には、図3に示すように、多数の下側耐火面材3が接着や釘打ちによって取付けられている。下側耐火面材3は、縦方向(図において上下方向)に5段配置されており、横方向には所定枚数、つまり、壁面の横方向の長さに対応した枚数だけ配置されている。また、間仕切壁2の上下の高さは5Lに設定されており、よって、短辺の長さがLの下側耐火面材3は縦方向に5段配置することによって、間仕切壁2の壁面の上端から下端までに隙間無く納まっている。
また、縦方向に隣り合う下側耐火面材3,3どうしは、一方の下側耐火面材3の端が、他方の下側耐火面材3の中央に位置するようにして配置されている。これによって横方向(図において左右方向)に隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T1は、縦方向に連続せず、千鳥状に配置されている。また、縦方向に隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T2は横方向に連続している。
【0022】
多数の下側耐火面材3によって形成された取付面5には、多数の上側耐火面材4が接着や釘打ちによって取付けられている。上側耐火面材4は、図4に示すように、その縦方向の長さ、つまり長辺の長さが5Lであり、壁面の高さが5Lであるので、縦方向(図において上下方向)には1枚だけ配置されており、横方向には所定枚数、つまり、壁面の横方向の長さに対応した枚数だけ配置されている。また、図1に示すように、下側耐火面材3と上側耐火面材4とは、それらの長辺どうしが直交するようにして、配置されている。
さらに、横方向(図において左右方向)に隣り合う上側耐火面材4,4どうしの継目T3は、前記下側耐火面材3,3どうしの継目T1と位置が一致しないようにして配置されている。つまり継目T3は、継目T2から距離sだけ横方向にずれた位置に配置されている。この距離sは下側耐火面材3の長辺の長さの1/4の長さ、つまり、0.5M(モデュール)に設定されている。
このように、下側耐火面材3と上側耐火面材4とは、互いに隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T1,T2と、互い隣り合う上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが一致しないようにして、配置されている。
【0023】
このような本実施の形態の耐火面材の取付け構造は、図5に示すように、前記間仕切パネル1を所定枚数だけ横方向に接合することによって、間仕切壁2を形成し、この間仕切壁2の表面に、まず、下側耐火面材3を多数取付け、次に、これら下側耐火面材3によって形成された取付面5に上側耐火面材4を多数取りつけることによって施工される。なお、上側耐火面材4を取付けた後、該上側耐火面材4上にクロスを貼り付けることによって間仕切壁を仕上げる。
【0024】
本実施の形態によれば、以下のような効果が得られる。
上側耐火面材4が、下側耐火面材3より薄くてかつ面積が大きいので、上側耐火面材4,4どうしの継目T3を少なくできるとともに、上側耐火面材4の重量の嵩みを抑えることができる。また、上側耐火面材4を薄くした分、下側耐火面材3を厚くすることによって、上側耐火面材4と下側耐火面材3との合計の厚さを所定の厚さにできる。さらに、下側耐火面材3は上側耐火面材4より面積が小さいので、下側耐火面材4の重量の嵩みを抑えることができる。
【0025】
互いに隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T1と、互い隣り合う上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが一致しないので、上側耐火面材4,4どうしの継目T3は、下側耐火面材3上に位置しており、これによって、隣り合う上側耐火面材4,4どうしには、継T3目近傍で段差が生じ難くなる。よって、これら上側耐火面材4上にクロスを貼り付ける際に、継目T3に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【0026】
下側耐火面材3と上側耐火面材4とは、それらの長辺どうしが直交しているので、下側耐火面材3,3どうしの継目T2と上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが直交する。このように継目T2,T3が同じ方向を向かずに直交するので、継目が重なっている場合の強度低下を防ぐことができる。
【0027】
1M(モデュール)の整数倍の幅寸法を有する間仕切壁2の壁面に、横方向の長さが2M(モデュール)の下側耐火面材3を横方向に継目T1を介して配置したので、下側耐火面材3の総延長を、基準寸法の整数倍つまり壁面の横方向の長さに等しくでき、また、横方向の長さが1M(モデュール)の上側耐火面材4を横方向に継目T3を介して配置したので、上側耐火面材4の総延長を、基準寸法の整数倍つまり壁面の横方向の長さに等しくできる。したがって、下側耐火面材3と上側耐火面材4とをそれぞれ隙間無く壁面に横方向に割り付けることができる。なお、壁面に取付けた下側耐火面材3のうち、壁面の端に位置するものは、その端に合せて適宜切断すればよい。
【0028】
下側耐火面材3,3の短辺どうしの継目T1が、縦方向に連続していないので、これら下側耐火面材3,3によって形成された取付面5は、継目が縦方向に連続している場合に比して、全体的に平坦となる。
したがって、この取付面5に取付けられた上側耐火面材4,4どうしには、継目T3近傍で段差が生じ難くなる。よって、これら上側耐火面材4上にクロスを貼り付ける際に、継目T3に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【0029】
なお、本実施の形態では、図1に示すようにして、下側耐火面材3と上側耐火面材4とを配置することによって、互いに隣り合う下側耐火面材3,3どうしの継目T1と、互い隣り合う上側耐火面材4,4どうしの継目T3とが一致しないようにしたが、下側耐火面材3と上側耐火面材4の配置は、図1に示すものに限ることなく、例えば、下側耐火面材3や上側耐火面材4を図1に示す位置より若干左右にずらして配置してもよい。要は、継目T1とT3とが一致しないようにして、下側耐火面材3と上側耐火面材4を配置すればよい。
【0030】
また、本実施の形態では、間仕切パネル1を複数接合してなる間仕切壁2の壁面に、下側耐火面材3と上側耐火面材4とを取付ける場合について説明したが、これら下側耐火面材3と上側耐火面材4を取付ける壁面は、パネルによらない在来の軸組み工法やツーバイフォー工法によって形成された壁面でもよいし、さらに間仕切壁に限ることなく、外壁やその他の耐力壁の壁面でもよい。
さらに、本実施の形態では、間仕切パネル1によって間仕切壁2を形成し、その後、この間仕切壁2の壁面に下側耐火面材3と上側耐火面材4を取付けたが、その他、間仕切パネル1自体に予め下側耐火面材3と上側耐火面材4を取付けておき、これを現場で接合するものにも適用できる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、上側耐火面材が下側耐火面材より薄くてかつ面積が大きいので、上側耐火面材どうしの継目を少なくできるとともに、上側耐火面材の重量の嵩みを抑えることができ、また、上側耐火面材と下側耐火面材との合計の厚さを所定の厚さにでき、さらに、下側耐火面材の重量の嵩みを抑えることができる。
【0032】
また、下側耐火面材どうしの継目と、上側耐火面材どうしの継目とが一致しないので、隣り合う上側耐火面材どうしには、継目近傍で段差が生じ難くなる。よって、上側耐火面材上にクロスを貼り付ける際に、継目に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【0033】
また、下側耐火面材どうしの継目と上側耐火面材どうしの継目とが直交するので、継目が重なっている場合の強度低下を防ぐことができる。
【0034】
本発明によれば、下側耐火面材の長辺の長さと、上側耐火面材の短辺の長さとは、それぞれ基準寸法の整数倍となっているので、これら下側耐火面材と上側耐火面材を取付ける壁面の横方向の長さを、基準寸法の整数倍に設定することによって、下側耐火面材と上側耐火面材とをそれぞれ隙間無く壁面に横方向に割り付けることができる。
【0035】
下側耐火面材の短辺どうしの継目が、縦方向に連続していないので、上側耐火面材どうしには、継目近傍で段差が生じ難くなる。よって、これら上側耐火面材上にクロスを貼り付ける際に、継目に沿ってクロスに傷や突条が生じたり、クロスが切れるといった不具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐火面材の取付け構造の一例を示すもので、壁面に耐火面材を取付けた状態を示す正面図である。
【図2】同、壁面に耐火面材を取付けた状態を示す断面図である。
【図3】同、壁面に下側耐火面材を取付けた状態を示す正面図である。
【図4】同、下側耐火面材上に上側耐火面材を取付けた状態を示す正面図である。
【図5】同、耐火面材を取付ける間仕切壁の正面図である。
【符号の説明】
2 間仕切壁
3 下側耐火面材
4 上側耐火面材
5 取付面
T1〜T3 継目

Claims (2)

  1. パネルで構成される壁面に、耐火面材を取付けてなる耐火面材の取付け構造に係り、前記壁面には、方形板状の複数の下側耐火面材が取付けられており、これら下側耐火面材によって形成された取付面にも、複数枚の方形板状の上側耐火面材が取付けられており、この上側耐火面材は前記下側耐火面材の厚さ21mmより薄い15mmで、かつ面積が大きくなっており、前記下側耐火面材は横長の方形板状をなし、前記上側耐火面材は縦長の方形板状をなしており、これら下側耐火面材と上側耐火面材とは、それらの長辺どうしが直交するようにして配置されており、横方向に隣り合う上側耐火面材どうしの継目は、横方向に隣り合う下側耐火面材どうしの継目と位置が一致していないことを特徴とする耐火面材の取付け構造であって、前記下側耐火面材の長辺の長さと、上側耐火面材の短辺の長さとは、それぞれ基準寸法の整数倍となっており、更に前記下側耐火面材は、短辺どうしの継目が、縦方向に連続しないようにして配置されていることを特徴とする耐火面材の取付け構造。
  2. 請求項1に記載の耐火面材の取付け構造において、下側耐火面材の長辺の長さは2又は3M(ただしMは基準寸法)であり、上側耐火面材の短辺の長さはM(ただしMは基準寸法)であることを特徴とする耐火面材の取付け構造。
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