JP2600904Y2 - 車両のペダル位置検出装置 - Google Patents

車両のペダル位置検出装置

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JP2600904Y2
JP2600904Y2 JP1993030066U JP3006693U JP2600904Y2 JP 2600904 Y2 JP2600904 Y2 JP 2600904Y2 JP 1993030066 U JP1993030066 U JP 1993030066U JP 3006693 U JP3006693 U JP 3006693U JP 2600904 Y2 JP2600904 Y2 JP 2600904Y2
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JP
Japan
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pedal
sensing plate
arm
proximity switch
pedal arm
Prior art date
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Application number
JP1993030066U
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English (en)
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JPH0687040U (ja
Inventor
弘 家中
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両のペダル位置検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペダル位置検出装置として、ペダ
ルの踏込みに伴って所定位置でプッシュ部に押されて作
動する接点スイッチを設けたものが実開平1ー1355
19号公報に提案されているが、スイッチ側にペダル踏
力が作用するため、故障を起こしやすく信頼性や耐久性
の面で問題があった。
【0003】そこで、近接スイッチを用いて図4のよう
に構成した例も見られる。1は運転室に設けられるクラ
ッチなどの操作ペダルで、ペダル1はそのアーム2の基
端で水平軸3を介して揺動可能に支持される。ペダルア
ーム2の中間部にはボールジョイント4aを介してリン
クロッド4の一端が、リンクロッド4の他端には図外の
ボールジョイントを介してセンシングプレート5がそれ
ぞれ連結される。
【0004】センシングプレート5はボールジョイント
の反対側で車体側ブラケット6の基端側にピン7で回動
自由に取り付けられる。ブラケット6の先端には近接ス
イッチ8がセンシングプレート5に対して一定の検出距
離をもって所定の角度範囲でこれとオーバラップする位
置関係に固定される。
【0005】そして、ペダル1を踏むとリンクロッド4
を介してセンシングプレート5がピン7を支点として近
接スイッチ8へ接近する方向へ回動するため、近接スイ
ッチ8はその検出部にセンシングプレート5がオーバラ
ップするとオンする一方、この状態からペダル1を戻す
と同じくリンクロッド4を介してセンシングプレート5
が初期位置へと回動するため、近接スイッチ8はセンシ
ングプレート5がオーバラップ領域から離間するとオフ
する。つまり、センシングプレート5の動きに伴って所
定のストローク位置で近接スイッチ8がオンーオフする
ことでペダル位置(踏み角)を検出できるのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例ではセンシングプレート5とペダルアーム2
を連結するリンクロッド4を備えるため、スペースやレ
イアウトの面で不利という問題点があった。また、ペダ
ル1が踏み力で左右(水平軸方向)に変位すると、その
変位量に応じてリンクロッド4を介してセンシングプレ
ート5のストローク位置が変化したり、場合によっては
近接スイッチ8との検出距離に誤差を生じたりするた
め、ペダル位置を常に精度よく検出できるとは限らない
という不具合もあった。
【0007】この考案はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、車体またはこ
れに固定のペダルブラケットにペダルを揺動可能に支持
するペダルアームを設け、このアーム中間位置にリンク
状のセンシングプレートをその一端の水平軸を介してペ
ダルと同じ作動方向へ回動自由に取り付けると共に、車
体またはこれに固定のペダルブラケットとの間でセンシ
ングプレートを長孔とこれに沿って摺動自由なピンを介
してセンシングプレートの自由端部がペダルアームにオ
ーバラップしない初期位置とオーバラップする作動位置
との角度範囲をペダル動作に追従して回動するように支
持する一方、ペダルアームにセンシングプレートの自由
端部と所定のストローク位置でオーバラップする近接ス
イッチを設ける
【0009】
【作用】センシングプレートはペダル動作に伴って車
体側(車体またはこれに固定のペダルブラケット)との
間でピンを長孔に沿って摺動させながら、その一端の水
平軸を中心自由端部(センシングプレートの水平軸と
反対側の端部)がペダルアームオーバラップしない初
期位置とオーバラップする作動位置との角度範囲を屈折
(揺動)可能になる。このため、近接スイッチは、ペダ
ルを踏むとセンシングプレートの作動方向へのオーバラ
ップを検出するペダル位置でオンすると共に、ペダルを
戻すことでセンシングプレートがオーバラップ領域から
離間するとオフする。
【0010】この場合、ペダルアームにセンシングプレ
ートの支点(一端の水平軸)と近接スイッチを配置する
ので、ペダルが踏み力で左右に変位しても、ペダルアー
ムと一緒に近接スイッチおよびセンシングプレートが変
動するにすぎず、これらの相対関係に位置的な変化をほ
とんど生じるようなことがないため、常に一定の検出位
置と検出距離をもってペダル位置を精度よく検出するこ
とができる。また、構成がいたって簡単で部品点数も少
なく、従来の長いリンクロッドなどを持たないので、コ
ストの低減が図れるばかりでなく、取付スペースやレイ
アウト的にも有利となる。
【0011】
【実施例】図1,図2において、10は運転室に設けら
れるクラッチなどの操作ペダルで、ペダル10は車体
固定のペダルブラケット11にアーム12基端で水平軸
(図示せず)を介して揺動可能に支持される。ペダルア
ーム12側面の中間位置にはリンク状のセンシングプレ
ート13が一端でシャフト14およびそのベアリング1
5を介してペダル10と同じ作動方向へ回動自由に支持
される。センシングプレート13はこの場合、ベアリン
グ15を貫通するボルト状のシャフト14先端にカラー
16を介在させてナット17で締め付けることにより、
ペダルアーム12の側方でシャフト14およびベアリン
グ15(インナレース)と一体に回動するように取り付
けられる。
【0012】ペダルブラケット11との間でセンシング
プレート13をその自由端がペダルアーム12の側面
オーバラップしない初期位置とオーバラップする作動
位置との角度範囲をペダル動作に追従して回動するよう
に支持するため、センシングプレート13の中間部(自
由端寄り)に長さ方向へ延びるガイド孔18が形成さ
れ、ガイド孔18内を摺動自由なピン19がガイドプレ
ート20を介してペダルブラケット11に配置される。
そして、ペダルアーム12の側面にセンシングプレート
13の自由端と所定のストローク位置でオーバラップ
する位置関係に近接スイッチ21が設けられる。なお、
ピン19はガイド孔18に対して軸方向への相対変位も
可能な係合状態になっている。
【0013】このような構成により、センシングプレー
ト13はペダル動作に伴ってペダルブラケット11との
間でピン19をガイド孔18に沿って摺動させながらペ
ダルアーム12に対してシャフト14を中心として屈折
(揺動)自在、つまりセンシングプレート13の自由端
がペダルアーム12側面オーバラップしない初期
位置とオーバラップする作動位置との角度範囲を回動す
るので、近接スイッチ21はペダル10を踏むと図3の
ようにセンシングプレート13が一定の検出距離をもっ
オーバラップするペダル位置でオンすると共に、ペダ
ル10を戻すことでセンシングプレート13がオーバラ
ップ領域から離間するとオフする。
【0014】この場合、ペダルアーム12にセンシング
プレート13の支点(シャフト14の中心)と近接スイ
ッチ21を配置するので、ペダル10が踏み力で左右
(アーム12基端の水平軸方向へ)に変位しても、ペダ
ルアーム12と一緒に近接スイッチ21およびセンシン
グプレート13が左右へ変動するにすぎず、これらの相
対関係に位置的な変化をほとんど生じるようなことがな
いため、ペダル10の左右方向への変位に影響されず、
常に一定の検出位置と検出距離をもってペダル位置を精
度よく検出できる。また、構成がいたって簡単で部品点
数も少なく、従来の長いリンクロッドも持たないので、
コストの低減が図れるばかりでなく、取付スペースやレ
イアウト的にも有利となる。
【0015】
【考案の効果】以上要するにこの考案によれば、車体ま
たはこれに固定のペダルブラケットにペダルを揺動可能
に支持するペダルアームを設け、このアーム中間位置に
リンク状のセンシングプレートをその一端の水平軸を介
してペダルと同じ作動方向へ回動自由に取り付けると共
に、車体またはこれに固定のペダルブラケットとの間で
センシングプレートを長孔とこれに沿って摺動自由なピ
ンを介してセンシングプレートの自由端部がペダルアー
ムにオーバラップしない初期位置とオーバラップする作
動位置との角度範囲をペダル動作に追従して回動するよ
うに支持する一方、ペダルアームにセンシングプレート
の自由端部と所定のストローク位置でオーバラップする
近接スイッチを設けたので、ペダルの左右方向への変位
にもほとんど影響を受けることがなく、ペダル位置を高
い精度で検出することができる。また、従来のリンクロ
ッドなどを使用しない簡単な構成のため、スペースやレ
イアウト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す構成側面図である。
【図2】同じくA−A断面図である。
【図3】同じく作動説明図である。
【図4】従来装置を説明する構成斜視図である。
【符号の説明】
10 ペダル 11 ペダルブラケット 12 ペダルアーム 13 センシングプレート 14 シャフト 15 ベアリング 17 ナット 18 ガイド孔 19 ピン 21 近接スイッチ 20 ストッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体またはこれに固定のペダルブラケット
    にペダルを揺動可能に支持するペダルアームを設け、こ
    のアーム中間位置にリンク状のセンシングプレートをそ
    の一端の水平軸を介してペダルと同じ作動方向へ回動自
    由に取り付けると共に、車体またはこれに固定のペダル
    ブラケットとの間でセンシングプレートを長孔とこれに
    沿って摺動自由なピンを介してセンシングプレートの自
    由端部がペダルアームにオーバラップしない初期位置と
    オーバラップする作動位置との角度範囲をペダル動作に
    追従して回動するように支持する一方、ペダルアームに
    センシングプレートの自由端部と所定のストローク位置
    でオーバラップする近接スイッチを設けたことを特徴と
    する車両のペダル位置検出装置。
JP1993030066U 1993-06-04 1993-06-04 車両のペダル位置検出装置 Expired - Lifetime JP2600904Y2 (ja)

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JPH0687040U JPH0687040U (ja) 1994-12-20
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