JPH0132110Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0132110Y2 JPH0132110Y2 JP1982165992U JP16599282U JPH0132110Y2 JP H0132110 Y2 JPH0132110 Y2 JP H0132110Y2 JP 1982165992 U JP1982165992 U JP 1982165992U JP 16599282 U JP16599282 U JP 16599282U JP H0132110 Y2 JPH0132110 Y2 JP H0132110Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- pedal arm
- pin
- compression spring
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 18
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クラツチペダルの踏み込み操作によ
る疲労を緩和し得るクラツチペダル踏力軽減装置
に関する。
る疲労を緩和し得るクラツチペダル踏力軽減装置
に関する。
従来のクラツチペダル踏力軽減装置としては、
第1図に示したものが知られている(実開昭56−
136821号公報参照)。すなわち、同図において、
30,31は車体側に固定されたピンであり、一
方のピン30にはペダルアーム32が支持され、
このペダルアーム32は矢印33方向へ回転して
プツシユロツド34を前進させることによりクラ
ツチが作動する。他方のピン31はスイングロツ
ド35の一端部を支持し、このスイングロツド3
5の他端部はスプリング受け部材36の中心部に
支持されている。該スプリング受け部材36の基
部はペダルアーム32の突片37にピン38によ
り連結されている。39はスイングロツド35に
螺合されたナツトで、このナツト39に支持され
たスプリング受け部材40と前記スプリング受け
部材36間に圧縮スプリング41が挾持されてい
る。
第1図に示したものが知られている(実開昭56−
136821号公報参照)。すなわち、同図において、
30,31は車体側に固定されたピンであり、一
方のピン30にはペダルアーム32が支持され、
このペダルアーム32は矢印33方向へ回転して
プツシユロツド34を前進させることによりクラ
ツチが作動する。他方のピン31はスイングロツ
ド35の一端部を支持し、このスイングロツド3
5の他端部はスプリング受け部材36の中心部に
支持されている。該スプリング受け部材36の基
部はペダルアーム32の突片37にピン38によ
り連結されている。39はスイングロツド35に
螺合されたナツトで、このナツト39に支持され
たスプリング受け部材40と前記スプリング受け
部材36間に圧縮スプリング41が挾持されてい
る。
かかる構成において、ペダルアーム32を矢印
33方向へ踏み込むと、ピン38の中心点がピン
30,31の中心線を結ず線に向かつて移動し
て、その線上つまり思案点を越えたとき、圧縮ス
プリング41の押圧力がペダルアーム32に、矢
印方向に作用し、これによりペダルアーム32の
踏力が軽減されるものである。
33方向へ踏み込むと、ピン38の中心点がピン
30,31の中心線を結ず線に向かつて移動し
て、その線上つまり思案点を越えたとき、圧縮ス
プリング41の押圧力がペダルアーム32に、矢
印方向に作用し、これによりペダルアーム32の
踏力が軽減されるものである。
しかしながら、このような従来の装置にあつて
は、前記突片37、スイングロツド35、圧縮ス
プリング41等の踏力軽減を行う機構が、略上下
方向に延在するペダルアーム32に沿うことな
く、該ペダルアーム32に対して、略直行する方
向に配設されている。このため、ペダルアーム3
2と前記機構とからなる装置が大型化し、車体レ
イアウト上不利となる。しかも、圧縮スプリング
41が露出していることから、該圧縮スプリング
41の各条間に異物が挟み込まれ、踏力軽減作用
が低下する不利もあつた。
は、前記突片37、スイングロツド35、圧縮ス
プリング41等の踏力軽減を行う機構が、略上下
方向に延在するペダルアーム32に沿うことな
く、該ペダルアーム32に対して、略直行する方
向に配設されている。このため、ペダルアーム3
2と前記機構とからなる装置が大型化し、車体レ
イアウト上不利となる。しかも、圧縮スプリング
41が露出していることから、該圧縮スプリング
41の各条間に異物が挟み込まれ、踏力軽減作用
が低下する不利もあつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、踏力軽減を行う機構をペダル
アームに略沿つた方向に配設することにより、装
置を可及的にコンパクト化すると共に、装置の保
守性を向上させたクラツチペダル踏力軽減装置を
提供することを目的とするものである。
されたものであり、踏力軽減を行う機構をペダル
アームに略沿つた方向に配設することにより、装
置を可及的にコンパクト化すると共に、装置の保
守性を向上させたクラツチペダル踏力軽減装置を
提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例について、図面に従つて
説明する。すなわち、第2,3図に示したよう
に、クラツチペダル1は、略上下方向に延在する
ペダルアーム3と、該ペダルアーム3の下端部に
固着されたペダルパツド2とからなり、前記ペダ
ルアーム3の中途部には、下部ピン11が突設さ
れている。
説明する。すなわち、第2,3図に示したよう
に、クラツチペダル1は、略上下方向に延在する
ペダルアーム3と、該ペダルアーム3の下端部に
固着されたペダルパツド2とからなり、前記ペダ
ルアーム3の中途部には、下部ピン11が突設さ
れている。
このペダルアーム3の上端部は、枢軸5により
車体部材19に枢支されており、該車体部材19
のペダルアーム3の枢支点つまり前記枢軸5から
変位した位置には、ブラツケツト23が斜状に固
定されている。該ブラツケツト23の下端部に
は、上部ピン21が貫通固着されており、該上部
ピン21は前記下部ピン11より上部に位置して
いる。
車体部材19に枢支されており、該車体部材19
のペダルアーム3の枢支点つまり前記枢軸5から
変位した位置には、ブラツケツト23が斜状に固
定されている。該ブラツケツト23の下端部に
は、上部ピン21が貫通固着されており、該上部
ピン21は前記下部ピン11より上部に位置して
いる。
前記上部ピン21は、筒体18の側壁上端部に
設けられた貫通孔6に挿通されている一方、前記
下部ピン11は、筒体の側壁下端部に設けられた
長孔7に遊挿されており、これによつて筒体18
は、前記ペダルアーム3に略沿つた方向、すなわ
ち略上下方向に延在している。この筒体18内に
は、前記下部ピン11と上部ピン21の相対向す
る面に当接するばね止め16,17が収容されて
おり、該ばね止め16,17間には、圧縮ばね1
5が弾挿されている。
設けられた貫通孔6に挿通されている一方、前記
下部ピン11は、筒体の側壁下端部に設けられた
長孔7に遊挿されており、これによつて筒体18
は、前記ペダルアーム3に略沿つた方向、すなわ
ち略上下方向に延在している。この筒体18内に
は、前記下部ピン11と上部ピン21の相対向す
る面に当接するばね止め16,17が収容されて
おり、該ばね止め16,17間には、圧縮ばね1
5が弾挿されている。
以上の構成にかかる本実施例において、ペダル
パツド2を踏み込み操作すると、ペダルアーム3
は枢軸5を中心に回動し、やがてが第3図に示し
た上下各ピン11,21を結ぶ仮想線Gと平行と
なる状態まで回動する。この状態までは、前記圧
縮ばね15は、筒体18内において伸縮方向およ
び半径方向を規制されつつペダルアーム3を反踏
圧方向に付勢する。
パツド2を踏み込み操作すると、ペダルアーム3
は枢軸5を中心に回動し、やがてが第3図に示し
た上下各ピン11,21を結ぶ仮想線Gと平行と
なる状態まで回動する。この状態までは、前記圧
縮ばね15は、筒体18内において伸縮方向およ
び半径方向を規制されつつペダルアーム3を反踏
圧方向に付勢する。
そして、下部ピン11が思案点である仮想線G
を越えてさらに矢示F方向に回動すると、圧縮ば
ね15はペダルアーム3を踏圧方向に付勢し、こ
れによつて踏力の軽減を図ることができる。
を越えてさらに矢示F方向に回動すると、圧縮ば
ね15はペダルアーム3を踏圧方向に付勢し、こ
れによつて踏力の軽減を図ることができる。
しかも、前記上下各ピン11,21、筒体1
8、圧縮ばね15等、踏力軽減を行う機構は、ペ
ダルアーム3と同様に、略上下方向に配設されて
いることから、ペダルアーム3と前記機構とから
なる装置を可及的にコンパクト化し、車体レイア
ウト上の自由度を向上させることができる。
8、圧縮ばね15等、踏力軽減を行う機構は、ペ
ダルアーム3と同様に、略上下方向に配設されて
いることから、ペダルアーム3と前記機構とから
なる装置を可及的にコンパクト化し、車体レイア
ウト上の自由度を向上させることができる。
又、圧縮ばね15は筒体18内に収容されてい
ることから、該筒体18により、圧縮ばね15の
各条間に異物が介入することを防止することがで
きる。したがつて、圧縮ばね15の踏力軽減作用
を恒常的に維持することができ、しかも圧縮ばね
15の動きを規制する筒体18を有効利用してい
ることから、低コストにて装置の保守性を向上さ
せることが可能となるのである。
ることから、該筒体18により、圧縮ばね15の
各条間に異物が介入することを防止することがで
きる。したがつて、圧縮ばね15の踏力軽減作用
を恒常的に維持することができ、しかも圧縮ばね
15の動きを規制する筒体18を有効利用してい
ることから、低コストにて装置の保守性を向上さ
せることが可能となるのである。
以上説明したように本考案は、踏力の軽減作用
を行う機構を、略上下方向に延在するペダルアー
ムに略沿つた方向に配設する構造としたことか
ら、該ペダルアームと前記機構とからなるクラツ
チペダル軽減装置を可及的にコンパクト化するこ
とができ、これによりこの装置が配設される車体
部位のレイアウト上の自由度を向上させることが
できる。
を行う機構を、略上下方向に延在するペダルアー
ムに略沿つた方向に配設する構造としたことか
ら、該ペダルアームと前記機構とからなるクラツ
チペダル軽減装置を可及的にコンパクト化するこ
とができ、これによりこの装置が配設される車体
部位のレイアウト上の自由度を向上させることが
できる。
しかも、前記機構を構成する圧縮ばねは、該圧
縮ばねの動きを規制する筒体内に収容配置されて
いることから、該筒体を有効利用して圧縮ばねの
各条間に異物が介入することを防止することがで
き、これによつて低コストにて装置の保守性を向
上させることを可能にするものである。
縮ばねの動きを規制する筒体内に収容配置されて
いることから、該筒体を有効利用して圧縮ばねの
各条間に異物が介入することを防止することがで
き、これによつて低コストにて装置の保守性を向
上させることを可能にするものである。
第1図は従来のクラツチペダル踏力軽減装置を
示す位置部断面側面図、第2図は方向案の一実施
例を示す分解図、第3図は同実施例の側面説明図
である。 3……ペダルアーム、5……枢軸、11……下
部ピン、15……圧縮ばね、18……筒体、19
……車体部材、21……上部ピン、23……ブラ
ケツト。
示す位置部断面側面図、第2図は方向案の一実施
例を示す分解図、第3図は同実施例の側面説明図
である。 3……ペダルアーム、5……枢軸、11……下
部ピン、15……圧縮ばね、18……筒体、19
……車体部材、21……上部ピン、23……ブラ
ケツト。
Claims (1)
- 車体部材に、略上下方向に延在するペダルアー
ムの上端部を枢支し、該ペダルアームの中途部に
下部ピンを突設する一方、前記車体部材のペダル
アーム枢支点から変位した位置にブラケツトを固
定し、該ブラケツトに前記下部ピンより上方に位
置する上部ピンを突設するとともに、該上部ピン
に一端を枢支され、他端に設けられた長孔に前記
下部ピンを遊挿された筒体を配設し、該筒体内
に、前記両ピン間に弾挿され、前記ペダルアーム
を所定角度までは反踏圧方向に付勢し、所定角度
を越えると踏圧方向に付勢する圧縮ばねを収容配
置したことを特徴とするクラツチペダル踏力軽減
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982165992U JPS5968827U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | クラツチペダル踏力軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982165992U JPS5968827U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | クラツチペダル踏力軽減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968827U JPS5968827U (ja) | 1984-05-10 |
JPH0132110Y2 true JPH0132110Y2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=30363514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982165992U Granted JPS5968827U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | クラツチペダル踏力軽減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968827U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132821Y2 (ja) * | 1980-03-19 | 1986-09-25 |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP1982165992U patent/JPS5968827U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5968827U (ja) | 1984-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0132110Y2 (ja) | ||
JPH0241067Y2 (ja) | ||
JPH0337050Y2 (ja) | ||
JPH0334119U (ja) | ||
JPS6132821Y2 (ja) | ||
JPH0310111Y2 (ja) | ||
JPS6246498U (ja) | ||
JPS58113124U (ja) | 操作レバ−の操作力軽減装置 | |
JPS6376926U (ja) | ||
JPS641609Y2 (ja) | ||
JPS6325220Y2 (ja) | ||
JP2526079Y2 (ja) | レバー操作力軽減装置 | |
JPH0214552Y2 (ja) | ||
JPH0312626Y2 (ja) | ||
JPS6194255U (ja) | ||
JPS60140125U (ja) | ペダルの踏力軽減装置 | |
JPS6191042U (ja) | ||
JPS63110655U (ja) | ||
JPH02114742U (ja) | ||
JPS5844715U (ja) | 自動車のペダルスイツチ取付構造 | |
JPH0258130U (ja) | ||
JPS6312216U (ja) | ||
JPS59177546U (ja) | 制動装置 | |
JPH0380937U (ja) | ||
JPS6320217U (ja) |