JPH062013U - 空冷式冷房機等の冷却機能向上装置 - Google Patents

空冷式冷房機等の冷却機能向上装置

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JPH062013U
JPH062013U JP050775U JP5077592U JPH062013U JP H062013 U JPH062013 U JP H062013U JP 050775 U JP050775 U JP 050775U JP 5077592 U JP5077592 U JP 5077592U JP H062013 U JPH062013 U JP H062013U
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water
pipe
air
condenser
refrigerant gas
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JP050775U
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Inventor
義則 板倉
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義則 板倉
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空冷式の冷房機等から出る除湿水等を、凝縮器
に振りかけて冷却効果を向上させ、除湿水等の有効利用
と、冷房機等に使用するエネルギーの節約をする。 【構成】凝縮器(8)に水がかかるように散水パイプ
(6)を取り付け、冷却器から出る除湿水(3)を通す
除湿水パイプ(4)を散水パイプ(6)に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋内や車両内に使用する空冷式の冷房機や除湿機の、凝縮器の機 能の向上を計るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空冷式の屋内用及び車両用の冷房機や除湿機では、その凝縮器の冷却に ついては、単に冷却ファンで凝縮器に通風して冷媒ガスを冷却していた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題】
従来の方式では、外気温が高い場合には冷媒ガスが充分に冷却されず、冷房機 や除湿機の効率が低下した。一方、冷却された室内等の空気中の水蒸気が凝縮さ れ除湿水として無駄に放出されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図面の模式図で示すと、冷却器(2)から出る除湿水(3)を、除湿水パイプ (4)で導き、終端(10)を塞ぎ管壁に散水穴(7)を空けた散水パイプ(6 )で冷媒ガスの凝縮器(8)に散水(9)する。これにより凝縮器(8)に付着 した水が蒸発熱を冷媒ガスから奪うので、単に空気のみで冷却ファン(15)で 冷却した場合よりも冷媒ガスの冷却がすすみ、液化が促進され、圧縮機(16) の負担も軽減され動力の節約にもなる。一方無駄に捨てられていた除湿水(3) も有効に利用され、室外の第三者にも水を撒き散らして迷惑をかけることがない 。 一般に凝縮器(8)を空気で冷却する方式よりも、流水で冷却する水冷式が大 型の冷房装置に用いられるのは、その効率の良さにある。この考案はその点に着 目したものである。 なお、図面では室内機(1)が室外機(5)よりも高い位置にある場合を例に してあり、除湿水(3)は両者の高低差で自然落下するが、室外機(5)や凝縮 器(8)が室内機(1)や冷却器(2)よりも高い位置にあるか、ほぼ同一の高 さに位置する場合は、室内機(1)に内蔵されている送風ファン(13)に小型 のポンプ(14)を連結し、このポンプ(14)を用いて除湿水(3)を室外機 (5)の高さまで押し上げれば、上記の目的は達成されるし、両者が図面のよう な上下位置関係にあっても、ポンプを用いる事は一向に支障は無い。 又、除湿水パイプ(4)は、配管部(11)で冷媒ガスパイプ(12)と一括 して配管すれば良いから、冷房機等の設置工事上の面倒も少ない。 この考案は、冷媒ガスを膨張弁(17)で気化して、気化熱により冷房や除湿 をする空冷式の空調機に全面的に利用できるから、都市ガスなどを用いた空調装 置にも取り付けて、機能の向上を計ることが出来る。 さらに、別に安価に得られる雨水などの水源があれば、その水を散水パイプ (6)に導いて水冷式に近い効率を得ることができる。
【0005】
【作 用】
空冷式の、冷房機や除湿機の冷却器(2)から排出される除湿水(3)等を、 除湿水パイプ(4)を通して散水パイプ(6)から凝縮器(8)に散水(9)し 、その水の蒸発熱で凝縮器(8)内の冷媒ガスの冷却液化を促進し、冷房機や除 湿機の効率向上、省エネルギーと除湿水の有効利用を計る。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例について説明する。 一般の室内用、自動車等の車載用に、広く用いられている空冷式の冷房機や除 湿機において、室内機(1)に設けられた冷却器(2)から出る除湿水(3)を 、除湿水パイプ(4)で室外機(5)に導き、そこに設けた散水パイプ(6)に 接続し、同パイプに設けた散水穴(7)から除湿水(3)を冷媒ガスの凝縮器( 8)に散水(9)が落下出来るように設置する。 この散水パイプの構造は、パイプを掃除出来るように終端(10)をネジ栓等 で、取り外し可能な形状に塞いだもので、その材質は、銅合金、硬質ビニル管な ど水の腐食作用に耐えるものであれば良い。また散水穴(6)を含めて、その寸 法形状も冷房機等の能力や凝縮器の形状に応じて適宜に選定する。 除湿水パイプ(4)は、配管部(11)で冷媒ガスパイプ(12)と一体に配 管する利便を考慮し、その材質は銅合金など曲げやすいものを用いる。またその 寸法形状も冷房機等の能力に応じて適宜に選定する。 なお、図面では室内機(1)が室外機(5)よりも高い位置にある場合を例に してあるので、除湿水(3)は除湿水パイプ(4)を通って両者の高低差で自然 落下するが、室外機(5)が室内機(1)よりも高い位置にある場合、あるいは 冷却器(2)と凝縮器(8)が一体に組み込まれた、いわゆるウインドタイプの 冷房機等の場合は、室内機(1)に内蔵されている送風ファン(13)に小型の ポンプ(14)を連結し、除湿水(3)を凝縮器(8)の高さまで押し上げれば 、この考案の目的は達成されるし、図面の位置関係でもポンプ(14)は邪魔と はならない。 除湿水パイプ(4)は、冷媒ガスパイプ(12)と配管部(11)で一括して 配管すれば良いから、冷房装置の設置工事上の面倒は少ない。 また、この装置は、都市ガスなどを用いた冷房機等にも取り付けて、機能の向 上を計ることができる。 さらに、別に安価に得られる雨水などの水源があれば、その水を散水パイプ (6)に導いて水冷式に近い効率を得ることができる。
【0007】
【考案の効果】
冷媒ガスを空気で冷却するいわゆる空冷式の、室内用または車両用の冷房機等 の凝縮器に、冷却器から排出される除湿水その他の水を散水する散水パイプを設 け、その散水の蒸発熱で凝縮器での冷媒ガスの液化を促進し、冷房機等としての 効率の向上によりエネルギーの節約と、除湿水の有効利用が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の模式図
【符号の説明】
1 室内機 2 冷却器 3 除湿水 4 除湿水パイプ 5 室外機 6 散水パイプ 7 散水穴 8 凝縮器 9 散水 10 終端 11 配管部 12 冷媒ガスパイプ 13 送風ファン 14 ポンプ 15 冷却ファン 16 圧縮機 17 膨張弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般室内用や、自動車などの車載用に用い
    られている空冷式の冷房機や除湿機において、冷却器
    (2)から出る除湿水(3)や雨水を、自然落下、又は
    冷風用の送風ファン(13)に直結したポンプ(14)
    により、除湿水パイプ(4)を通して凝縮器(8)の上
    部に設け、終端(10)を塞ぎ散水すべき部分の管壁に
    散水穴(7)を空けた散水パイプ(6)で、冷媒ガスの
    凝縮器(8)に散水(9)する構造をした冷却機能向上
    装置。
JP050775U 1992-06-10 1992-06-10 空冷式冷房機等の冷却機能向上装置 Pending JPH062013U (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246519A (ja) * 1997-03-07 1998-09-14 Senkyoku Denki Kofun Yugenkoshi 熱交換式空調装置
JP2002081697A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Lg Electronics Inc 空気調和機の熱放出部、及び空気調和機
JP2002081678A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Lg Electronics Inc 小型空気調和機
JP2004011992A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Kankyo Science Kk クーラの排熱風の冷却装置
KR100463534B1 (ko) * 2002-02-07 2004-12-29 엘지전자 주식회사 응축수 처리장치를 구비한 공기조화기
JP2014059070A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Sharp Corp 凝縮装置および冷凍冷蔵庫
JP2018021748A (ja) * 2016-02-12 2018-02-08 富士電機株式会社 空調装置

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