JPH042336Y2 - - Google Patents

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JPH042336Y2
JPH042336Y2 JP1986196573U JP19657386U JPH042336Y2 JP H042336 Y2 JPH042336 Y2 JP H042336Y2 JP 1986196573 U JP1986196573 U JP 1986196573U JP 19657386 U JP19657386 U JP 19657386U JP H042336 Y2 JPH042336 Y2 JP H042336Y2
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JP
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air passage
air
evaporator
refrigeration cycle
main
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JP1986196573U
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JPS63101720U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種工場の作業場等を局部的に空調
(冷房)するとともに、この空調用の空気に対す
る除塵をも併せて行なうことができる集塵機能付
きスポツトクーラーに関するものである。
(従来の技術) この種のスポツトクーラーとしては、空調用の
空気が流れる主空気通路内に電気集塵機及び冷凍
サイクルの蒸発器を配置し、かつこの主空気通路
の上部に同じく冷凍サイクルの凝縮器及び圧縮器
を設けた副空気通路を併設した構成の集塵機能付
きスポツトクーラーが本出願人によつて既に提供
されている(例えば実願昭59−133429号参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した種類のスポツトクーラーは、空調用の
空気を冷却して所定の箇所を局所的に冷房すると
同時に、前記の副空気通路の内部において凝縮器
から熱を奪つた排熱用の空気は高温のままで工場
内等の屋内に排出されることとなる。また、この
副空気通路を主空気通路の上部に配置した構造に
あつては、冷凍サイクルの凝縮器や圧縮器等の重
量物がスポツトクーラーユニツトの上部に位置す
ることとなり、このユニツトの構造を強化する必
要からスポツトクーラーの全重量が増大し、かつ
コスト的にも不利となる。
一方、空調用の空気を送り出す上記の主空気通
路内においては、冷凍サイクルの蒸発器が空気の
流れ方向に対してほぼ垂直に配置されているた
め、この蒸発器の周辺において生ずる結露水が空
気の流れによつて飛散されやすい。そこで、この
結露水の飛散を避けるために蒸発器を通過する空
調用空気の流速を小さい値(例えば2.5m/秒)
以下に設定する等の対策が必要であつた。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、本考案は次の
ように構成している。
まず、空調用の空気を連続的に導入して所定の
空調箇所へ送り出す主空気通路内には、その入口
から出口に向けて順に電気集塵機及び冷凍サイク
ルの蒸発器を配設している。また、排熱用の空気
を流す副空気通路内には同じく冷凍サイクルの凝
縮器を配設している。
上記の蒸発器は主空気通路内における空気の流
れ方向に対して傾斜角をもつて交差するように配
置している。また、この主空気通路は蒸発器の配
置箇所から上方の出口に向けてほぼ直角に曲げて
構成している。一方、上記の副空気通路はその一
部が主空気通路の下側に位置するように構成して
いる。そして、この副空気通路の内部には前記蒸
発器の周辺に生じる結露水をドレンタンクに導く
ためのドレンパイプを兼ねた熱交換器を設けてい
る。
(作用) 上記の構成において、空調用の空気は前記主空
気通路の内部に導入され、電気集塵機を通過する
ことによつて除塵された後、冷凍サイクルの蒸発
器によつて冷却される。この蒸発器を通過した空
気はその箇所からほぼ直角に上方へ向けて流れを
変え、主空気通路の出口から所定の空調箇所へ送
り出されてその箇所の局部的な冷房を行なう。そ
して、上記の主空気通路内において蒸発器の周辺
に生じる結露水は、副空気通路の内部に設けた前
記の熱交換器を通つて所定のドレンタンクに流入
する。
一方、上記の副空気通路に導入される排熱用の
空気は冷凍サイクルの凝縮器から熱を奪つた後、
前記の結露水が流れている熱交換器を通過して副
空気通路の出口から排出される。このとき、上記
の結露水は低温であることから、副空気通路を流
れる排熱用の空気が熱交換器を通過することであ
る程度冷却され、副空気通路の出口から排出され
る排熱空気は低温となる。
なお、上記の主空気通路において蒸発器を通過
した後の空気は上方の出口に向けてほぼ直角に方
向を変えて流れるため、この蒸発器の周辺におい
て発生する結露水の飛散が避けられる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面によつて説明する。
まず、スポツトクーラーの概略図を表した第1
図、同じくスポツトクーラーの外観を表した第3
図、第3図の左側面を表した第4図において、ク
ーラーユニツト1は第1図からも明らかなよう
に、その内部が隔壁30によつて大きく二つに分
割されている。そして、この隔壁30を境にして
第1図の左側上部に位置する空間はその左側面に
入口11を有し、かつ上面に出口12を有する空
調用空気の主空気通路10となつている。一方、
上記隔壁30を境にして右側下部に位置する空間
は第4図の左右両側に入口21をそれぞれ有し、
かつ主空気通路10の場合と同様に上面に出口2
2を有する排熱用空気の副空気通路20となつて
いる。
上記主空気通路10の内部にはその入口11に
近い箇所において電気集塵機13が配置されてい
る。この電気集塵機13は、通常よく知られてい
るように空気中に浮遊している比較的大きな粒子
の粉塵を除去するための簡易フイルター、空気中
の微粒子粉塵に対してコロナ放電によつて電荷を
与えるアイオナイザー、及びこのアイオナイザー
によつて電荷が与えられた粉塵を捕集するための
コレクター等から構成されている。また、同じく
主空気通路10の奥まつた部分には冷凍サイクル
の蒸発器14が、上記の入口11から導入される
空調用空気の流れ方向に対して傾斜角をもつて交
差するように配置されている。そして、主空気通
路10の前記出口12は蒸発器14の上方に位置
しており、主空気通路10としては蒸発器14の
箇所からその出口12に向かつてほぼ直角に折れ
曲がつた構成となつている。なお、主空気通路1
0の出口12近くには空調用の空気に流れを与え
るためのフアン15が配置されている。
一方、前記の副空気通路20の一部は主空気通
路10の下側に位置しており、この部分の内部に
は冷凍サイクルの凝縮器23が配置されている。
また、冷凍サイクルの圧縮器24は凝縮器23の
近傍に配置されている。なお、副空気通路20に
おいてもフアン27が設けられており、このフア
ン27によつて上記の入口21から導入された排
熱用の空気が前記の凝縮器23を通過して上方の
出口22から外部へ排出される。
第1図の一部を拡大して表した第2図から明ら
かなように、前記の主空気通路10内において蒸
発器14が配置されている箇所の底部は、上記隔
壁30の一部によつてドレンパン31が形成され
ている。このドレンパン31は蒸発器14に対
し、主空気通路10内の空調用空気が触れること
によつて生じる結露水を受け、この水を集水口3
2から上面開口の開放容器33に導入するように
なつている。しかも、この開放容器33にはドレ
ンパイプ34の一端が第2図から明らかなように
水封構造によつて連通している。また、このドレ
ンパイプ34は副空気通路20の内部を通つてド
レンタンク25に導かれている。そして、この副
空気通路20内に位置する上記ドレンパイプ34
の外周にはフイン35が設けられ、これによつて
熱交換器36を構成している。
なお、第3図において符号2はクーラーユニツ
トのスイツチボツクス、符号3は制御盤を示して
いる。
上記のように構成したスポツトクーラーにおい
て、空調用の空気は前記主空気通路10の入口1
1から連続的に導入され、先に説明した電気集塵
機13を通過することによつてオイルミストやそ
の他の粉塵が取除かれる。このように除塵された
後の空調用空気は冷凍サイクルの蒸発器14を通
過することによつて冷却され、この蒸発器14の
箇所からほぼ直角に上方へ流れを変え、出口12
から図示しないダクト等を通じて工場内等におけ
る所定の空調箇所へ送り出される。なお、上記空
調用の空気が蒸発器14を通過することで、この
蒸発器14の周辺において発生した結露水は前述
したようにドレンパイプ34を通つて前記ドレン
タンク25に溜められる。
一方、副空気通路20の入口21から内部に導
入された排熱用の空気は、冷凍サイクルの凝縮器
23を通過することにより、この凝縮器23から
の熱を奪つた後、出口22に向かつて流れる。こ
こで、前記結露水をドレンタンク25に導くドレ
ンパイプ34は前記副空気通路20の内部におい
て熱交換器36をも兼用しているため、この副空
気通路20内において凝縮器23から熱を奪つた
排熱用の空気は上記の熱交換器36を通過するこ
とにより、その内部を流れている比較的温度の低
い結露水によつて冷却されることとなる。この結
果、排熱用の空気はその温度を下げた状態で副空
気通路20の出口22から工場内等に排出される
こととなり、この排熱用の空気による工場内等の
温度影響が少なくなる。
また、本実施例においては上記副空気通路20
の一部を主空気通路10の下側に配置し、その内
部に冷凍サイクルの凝縮器23、圧縮器24ある
いは前記のドレンタンク25を配置している。そ
して、この凝縮器23はその重量が約150Kg、圧
縮器24は約60Kg、満水時のドレンタンク25は
約20Kgといつた数値を示し、これらは共に比較的
重量の大きい部品である。これら重量の大きい部
品をクーラーユニツト1の下方に配置したことに
より、クーラーユニツト1としてはその安定性が
高まる。
なお、クーラーの冷凍サイクルについては周知
のように、前記の蒸発器14から圧縮器24に吸
込まれた冷媒が容易に液化できる高圧状態となつ
て凝縮器23に送込まれる。この凝縮器23に送
り込まれた冷媒は、前記の副空気通路20内を流
れる排熱用空気との熱交換によつて冷却されて液
化し、その後は図示しない受液器や膨脹弁を通じ
て再び前記の蒸発器14内に送られ、以下循環を
続けるのである。そして、この冷凍サイクルの配
管については図示を省略している。
(考案の効果) 以上のように本考案は、冷凍サイクルの蒸発器
を主空気通路内における空調用空気の流れ方向に
対して傾斜角をもつて交差するように配置し、か
つこの主空気通路を蒸発器の配置箇所から上方の
出口に向けてほぼ直角に曲げて構成する一方、排
熱用の空気を流すための副空気通路はその一部が
主空気通路の下側に位置するように構成し、この
副空気通路内には前記蒸発器の周辺に生じる結露
水をドレンタンクに導くためのドレンパイプを兼
ねた熱交換器を設けたことにより、上記の副空気
通路を流れる排熱用の空気を上記の熱交換器によ
つて冷却することができる。これにより、スポツ
トクーラーにおいては排熱用空気が工場等の屋内
に排出されるのであるが、この排熱用空気による
屋内の温度影響を少なくすることができる。
しかも、本考案は主空気通路内の蒸発器を空調
用空気の流れ方向に対して傾斜角をもつて交差す
るように配置し、かつこの空調用空気は蒸発器の
箇所から上方の出口に向けてほぼ直角にその流動
方向を変える構成であるから、蒸発器の周辺に生
じる結露水が空調用空気の流れによつて飛散する
ことを防止でき、もつて空調用空気の流速を高め
てスポツトクーラーとしての冷却効率を高めるこ
とができる。
また、本考案は副空気通路の一部を主空気通路
の下側に位置させたことで、冷凍サイクルにおけ
る凝縮器や圧縮器等の重量物をクーラーユニツト
の下部に配置でき、クーラーユニツトの重構造を
避け、しかもその安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はスポツ
トクーラーの内部構造の概略を表した断面図、第
2図は第1図の主要部を拡大して表した断面図、
第3図はスポツトクーラーの外観図、第4図は第
3図の左側面図である。 10……主空気通路、13……電気集塵機、1
4……蒸発器、20……副空気通路、23……凝
縮器、25……ドレンタンク、34……ドレンパ
イプ、36……熱交換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空調用の空気を連続的に導入して所定の空調箇
    所へ送り出す主空気通路に、その入口から出口に
    向けて順に電気集塵機及び冷凍サイクルの蒸発器
    が配設され、排熱用の空気を流す副空気通路内に
    は冷凍サイクルの凝縮器を配置してなる集塵機能
    付きスポツトクーラーであつて、前記の蒸発器は
    主空気通路内における空気の流れ方向に対して傾
    斜角をもつて交差するように配置し、かつこの主
    空気通路は蒸発器の配置箇所から上方の出口に向
    けてほぼ直角に曲げて構成する一方、前記の副空
    気通路はその一部が主空気通路の下側に位置する
    ように構成するとともに、この副空気通路の内部
    には前記蒸発器の周辺に生じる結露水をドレンタ
    ンクに導くためのドレンパイプを兼ねた熱交換器
    を設けたことを特徴とする集塵機能付きスポツト
    クーラー。
JP1986196573U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH042336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986196573U JPH042336Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JP1986196573U JPH042336Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JPS63101720U JPS63101720U (ja) 1988-07-02
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KR101304064B1 (ko) * 2006-11-06 2013-09-04 엘지전자 주식회사 공기조화기
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JP6556194B2 (ja) * 2017-06-14 2019-08-07 佐藤 厳一 排気冷却装置
JP2020046102A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 シャープ株式会社 空気調和機

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