JPH0513363Y2 - - Google Patents
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- JPH0513363Y2 JPH0513363Y2 JP9687987U JP9687987U JPH0513363Y2 JP H0513363 Y2 JPH0513363 Y2 JP H0513363Y2 JP 9687987 U JP9687987 U JP 9687987U JP 9687987 U JP9687987 U JP 9687987U JP H0513363 Y2 JPH0513363 Y2 JP H0513363Y2
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- housing
- casing
- air
- oil mist
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Links
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Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オイルミスト回収装置に係り、特
に、研削装置等に冷却等に用いて蒸発したクーラ
ント(冷却・潤滑用の切削油)を回収再生するた
めの装置に関する。
に、研削装置等に冷却等に用いて蒸発したクーラ
ント(冷却・潤滑用の切削油)を回収再生するた
めの装置に関する。
切削装置等において切削加工の際に用いるクー
ラントとしては、最近水溶性のものが多くなり、
その分、切削熱等でオイルミストになつて蒸発す
る量も多くなつている。そして、オイルミストが
発生すると、工場内の湿度上昇とくもり現象を生
じさせ、また、クーラント特有の異臭を放ち、作
業環境を著しく悪化させる。
ラントとしては、最近水溶性のものが多くなり、
その分、切削熱等でオイルミストになつて蒸発す
る量も多くなつている。そして、オイルミストが
発生すると、工場内の湿度上昇とくもり現象を生
じさせ、また、クーラント特有の異臭を放ち、作
業環境を著しく悪化させる。
このような問題を解決するために、まず、発生
したオイルミストを換気扇等で工場外へと排気す
る手段が考えられるが、このようにすると、工場
周辺の公害の原因となる。
したオイルミストを換気扇等で工場外へと排気す
る手段が考えられるが、このようにすると、工場
周辺の公害の原因となる。
そこで、工場内でオイルミストを回収し、処理
することが望まれ、その一例として例えば特開昭
59−147614号公報に記載されたものが利用でき
る。
することが望まれ、その一例として例えば特開昭
59−147614号公報に記載されたものが利用でき
る。
この種のオイルミスト回収装置はできるだけ回
収効率の良いものが望まれるが、前記した特開昭
59−147614号公報のものでは、慣性衝突法による
装置であるため、この点では改良を加えたとして
も自ずと限度がある。
収効率の良いものが望まれるが、前記した特開昭
59−147614号公報のものでは、慣性衝突法による
装置であるため、この点では改良を加えたとして
も自ずと限度がある。
本考案のオイルミスト回収装置は、このような
背景の下になされたもので、その技術的課題は、
オイル等の霧状体の回収効率が良好なオイルミス
ト回収装置を提供することにある。
背景の下になされたもので、その技術的課題は、
オイル等の霧状体の回収効率が良好なオイルミス
ト回収装置を提供することにある。
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
のような技術的手段をとつた。
即ち、第1筐体1と第2筐体2とを重ねて設
け、この第1筐体1の側面の少なくとも2方向に
吸入口3を形成する。
け、この第1筐体1の側面の少なくとも2方向に
吸入口3を形成する。
この第1筐体1内に冷却器4を配置し、第1筐
体1と前記第2筐体2との結合面に連通口6を形
成する。
体1と前記第2筐体2との結合面に連通口6を形
成する。
前記第1筐体1の底板にドレンポート5を設け
る。
る。
また、前記第2筐体2の側面の少なくとも2方
向に排出口9を設けるとともにこの第2筐体2内
に、前記連通口6から吸気して前記排出口9へと
送風する送風器8を配置してオイルミスト回収装
置とした。
向に排出口9を設けるとともにこの第2筐体2内
に、前記連通口6から吸気して前記排出口9へと
送風する送風器8を配置してオイルミスト回収装
置とした。
ここで、吸入口3、排出口9は、第1筐体1も
しくは第2筐体2の少なくとも2方向に設けるの
であるから、必要に応じて4方向、8方向に向け
て4箇所、8箇所に設けてもよく、さらには、全
周にわたつて開口して、全方向に向けてもよい。
しくは第2筐体2の少なくとも2方向に設けるの
であるから、必要に応じて4方向、8方向に向け
て4箇所、8箇所に設けてもよく、さらには、全
周にわたつて開口して、全方向に向けてもよい。
なお、必要に応じ、前記第1筐体1内において
連通口6と冷却器4との間にエリミネータ7を配
置してもよい。
連通口6と冷却器4との間にエリミネータ7を配
置してもよい。
また、前記送風器8と排出口9との間に発熱器
10を設け、前記第2筐体2内に、前記送風器8
から発熱器10を経由して前記排出口9に至る第
1の流路11と、発熱器10を経由しない第2の
流路12とを形成し、前記第2筐体2内に、第1
の流路11と第2の流路12の通過比率を可変す
るフラツプ13を設けることもできる。
10を設け、前記第2筐体2内に、前記送風器8
から発熱器10を経由して前記排出口9に至る第
1の流路11と、発熱器10を経由しない第2の
流路12とを形成し、前記第2筐体2内に、第1
の流路11と第2の流路12の通過比率を可変す
るフラツプ13を設けることもできる。
削切装置等で気化したクーラントは空気中に放
出される。そしてこのオイルミストを含む空気
は、送風器8の負圧により吸入口3から第1筐体
1内に吸入される。
出される。そしてこのオイルミストを含む空気
は、送風器8の負圧により吸入口3から第1筐体
1内に吸入される。
吸入されたオイルミストは、冷却器4により冷
却されることによつて凝縮され、液体分が分別さ
れる。
却されることによつて凝縮され、液体分が分別さ
れる。
このように液化されたクーラントは前記第1筐
体1の底板に設けられているドレンポート5から
排出されて再利用等される。
体1の底板に設けられているドレンポート5から
排出されて再利用等される。
そしてエリミネータ7を通過した空気は、第1
筐体1と前記第2筐体2との結合面に形成された
連通口6から第2筐体2内に導入される。
筐体1と前記第2筐体2との結合面に形成された
連通口6から第2筐体2内に導入される。
導入された空気は送風器8により第2筐体2の
側面に2箇所設けられた排出口9に送出される。
側面に2箇所設けられた排出口9に送出される。
なお、発熱器10を経由して前記排出口9に至
る第1の流路11と、発熱器10を経由しない第
2の流路12とを形成し、前記第2筐体2内に、
第1の流路11と第2の流路12の通過比率を可
変するフラツプ13を設けた場合、冬季には発熱
器10を経由させ、夏季には発熱器10を経由さ
せないようにする等の選択ができ、さらに、両者
の通過比率により空気の温度調節ができる。
る第1の流路11と、発熱器10を経由しない第
2の流路12とを形成し、前記第2筐体2内に、
第1の流路11と第2の流路12の通過比率を可
変するフラツプ13を設けた場合、冬季には発熱
器10を経由させ、夏季には発熱器10を経由さ
せないようにする等の選択ができ、さらに、両者
の通過比率により空気の温度調節ができる。
本考案の実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明する。
て説明する。
〈第1実施例〉
この第1実施例のオイルミスト回収装置は、精
密研削装置50の研削部51の冷却油と潤滑油と
を兼ねた水溶性クーラントのオイルミストを回収
再生するためのものであり、精密研削装置50の
研削部51の上方にあつて、研削部51から立ち
昇る水溶性クーラントの蒸気(オイルミスト)を
捕集する位置に配置されている。
密研削装置50の研削部51の冷却油と潤滑油と
を兼ねた水溶性クーラントのオイルミストを回収
再生するためのものであり、精密研削装置50の
研削部51の上方にあつて、研削部51から立ち
昇る水溶性クーラントの蒸気(オイルミスト)を
捕集する位置に配置されている。
この装置は、箱形に形成した第1筐体1を下に
し、同じく箱形に形成した第2筐体2を上にして
重ねた構造をしており、第1筐体1の両側面には
吸入口3,3が離反方向に向いて形成されてい
る。また、この第1筐体1内に前記吸入口3,3
にそれぞれ臨んで冷却器4,4が配置されてい
る。この冷却器4,4としては冷水を流す冷却コ
イルが用いられている。
し、同じく箱形に形成した第2筐体2を上にして
重ねた構造をしており、第1筐体1の両側面には
吸入口3,3が離反方向に向いて形成されてい
る。また、この第1筐体1内に前記吸入口3,3
にそれぞれ臨んで冷却器4,4が配置されてい
る。この冷却器4,4としては冷水を流す冷却コ
イルが用いられている。
そして、第1筐体1と前記第2筐体2との結合
面中央には連通口6が形成されている。
面中央には連通口6が形成されている。
前記第1筐体1内において冷却器4と連通口6
との間にエリミネータ7が配置されており、ま
た、前記第1筐体1の底板1a(ドレンパン)に
ドレンポート5が設けられている。そして、この
ドレンポート5には図示しないが回収槽に至るド
レンパイプが接続されている。
との間にエリミネータ7が配置されており、ま
た、前記第1筐体1の底板1a(ドレンパン)に
ドレンポート5が設けられている。そして、この
ドレンポート5には図示しないが回収槽に至るド
レンパイプが接続されている。
一方、前記第2筐体2の両側面には前記吸入口
3,3と同一方向に向いた2方向の排出口9,9
が設けられている。そして、この第2筐体2内の
中央に連通口6に臨んで、通風口6から吸気して
前記排出口9,9へと送風する送風器8が配置さ
れている。この送風器8は第2筐体2の天蓋に取
り付けられたコンデンサモートル8aと、これに
より駆動されるシロツコフアン8bとからなつて
いる。またシロツコフアン8bは渦巻き形ダクト
8c内に配置されており、この渦巻き形ダクト8
cは前記排出口9,9側にそれぞれ開口させてあ
る。
3,3と同一方向に向いた2方向の排出口9,9
が設けられている。そして、この第2筐体2内の
中央に連通口6に臨んで、通風口6から吸気して
前記排出口9,9へと送風する送風器8が配置さ
れている。この送風器8は第2筐体2の天蓋に取
り付けられたコンデンサモートル8aと、これに
より駆動されるシロツコフアン8bとからなつて
いる。またシロツコフアン8bは渦巻き形ダクト
8c内に配置されており、この渦巻き形ダクト8
cは前記排出口9,9側にそれぞれ開口させてあ
る。
前記排出口9,9の内側には仕切り板Sが設け
られており、この仕切り板Sにより流路は第1の
流路11と第2の流路12とに分割されている。
そして第1の流路11内には発熱器10が設けら
れており、通過する空気を加熱できるようになつ
ている。この発熱器10は温水を流す加熱コイル
である。
られており、この仕切り板Sにより流路は第1の
流路11と第2の流路12とに分割されている。
そして第1の流路11内には発熱器10が設けら
れており、通過する空気を加熱できるようになつ
ている。この発熱器10は温水を流す加熱コイル
である。
また、第1の流路11と第2の流路12との開
口縁には吹き出し方向を可変できるようにした垂
直ベーンV及び水平ベーンHが夫々設けられてい
る。
口縁には吹き出し方向を可変できるようにした垂
直ベーンV及び水平ベーンHが夫々設けられてい
る。
そして、前記仕切り板Sの後端には、第1の流
路11と第2の流路12との通過比率を可変する
フラツプ13が設けられている。
路11と第2の流路12との通過比率を可変する
フラツプ13が設けられている。
前記第1の流路11の断面積は第2の流路12
の断面積よりも大きく形成されている一方、前記
フラツプ13は第2の流路12の断面積よりも大
きく形成されていて第2の流路12はフラツプ1
3により完全に閉塞し得るようになつている。な
お、両方の流路11,12の一方のみをフラツプ
13で完全に選択しうるようにしてもよい。
の断面積よりも大きく形成されている一方、前記
フラツプ13は第2の流路12の断面積よりも大
きく形成されていて第2の流路12はフラツプ1
3により完全に閉塞し得るようになつている。な
お、両方の流路11,12の一方のみをフラツプ
13で完全に選択しうるようにしてもよい。
また、前記第2筐体2には第1筐体1を取り囲
むよう形成した吸気フードDが取り付けられてい
る。この吸気フードDは、研削装置50の研削部
51上方にあつて、立ち昇るオイルミストを捕集
するものである。
むよう形成した吸気フードDが取り付けられてい
る。この吸気フードDは、研削装置50の研削部
51上方にあつて、立ち昇るオイルミストを捕集
するものである。
次に、第3図及び第4図は配管系統図を示し、
冷却器4,4に冷水を供給する冷水送還ライン1
3、発熱器10に温水を供給する加熱送還ライン
14が夫々示されている。
冷却器4,4に冷水を供給する冷水送還ライン1
3、発熱器10に温水を供給する加熱送還ライン
14が夫々示されている。
以下、送還ラインにつき第5図により簡単に説
明する。
明する。
即ち、前記冷却器4,4は冷水送還ライン13
を介して既存の冷熱源91に接続される一方、発
熱器10は加熱送還ライン14を介して既存の温
熱源92に接続されている。
を介して既存の冷熱源91に接続される一方、発
熱器10は加熱送還ライン14を介して既存の温
熱源92に接続されている。
前記冷熱源91は冷却塔94を用いたもので、
この冷却塔94に熱交換器95を介して冷水送還
ライン13を接続したものである。
この冷却塔94に熱交換器95を介して冷水送還
ライン13を接続したものである。
なお、冬季には熱交換器95を介さず、冷却器
63と冷却塔94とが循環ポンプ96を介挿した
冬季循環パイプ97で直接接続されるようになつ
ている。
63と冷却塔94とが循環ポンプ96を介挿した
冬季循環パイプ97で直接接続されるようになつ
ている。
また、前記温熱源92はボイラ98を用いたも
ので、このボイラ98に熱交換器99及び加熱送
還ライン14を介して発熱器10を接続したもの
である。
ので、このボイラ98に熱交換器99及び加熱送
還ライン14を介して発熱器10を接続したもの
である。
このような温熱源92はヒートポンプ方式より
通常高温であるため、発熱器10で加熱した空気
を研削装置50の周囲に給気すれば局所暖房に利
用できる。
通常高温であるため、発熱器10で加熱した空気
を研削装置50の周囲に給気すれば局所暖房に利
用できる。
次に、この実施例の装置により研削装置50か
ら発生するオイルミストを回収する場合の動作例
について説明する。
ら発生するオイルミストを回収する場合の動作例
について説明する。
研削装置50の研削部51で気化したクーラン
トは空気中に放出される。そしてこのオイルミス
トを含む空気は吸気フードDに捕集され、送風器
8の負圧により吸入口3,3から第1筐体1内に
吸入される。
トは空気中に放出される。そしてこのオイルミス
トを含む空気は吸気フードDに捕集され、送風器
8の負圧により吸入口3,3から第1筐体1内に
吸入される。
吸入されたオイルミストは、冷却器4により冷
却されて凝縮されるとともに、その後段に配置さ
れたエリミネータ7により液体分が分別される。
そして、液化したクーラントは前記第1筐体1の
底板に設けられているドレンポート5から回収槽
に送られ、図示しない復帰ラインにより研削装置
50の研削部51に送られて再利用される。
却されて凝縮されるとともに、その後段に配置さ
れたエリミネータ7により液体分が分別される。
そして、液化したクーラントは前記第1筐体1の
底板に設けられているドレンポート5から回収槽
に送られ、図示しない復帰ラインにより研削装置
50の研削部51に送られて再利用される。
一方、エリミネータ7を通過した空気は、第1
筐体1と前記第2筐体2との結合面に形成された
連通口6から第2筐体2内に導入される。
筐体1と前記第2筐体2との結合面に形成された
連通口6から第2筐体2内に導入される。
送風器8により加圧された空気は第2筐体2の
側面に2箇所設けられた排出口9,9に送出され
るが、その際第1の流路11と第2の流路12の
通過比率をフラツプ13の角度により可変制御す
ることができる。
側面に2箇所設けられた排出口9,9に送出され
るが、その際第1の流路11と第2の流路12の
通過比率をフラツプ13の角度により可変制御す
ることができる。
このため第1の流路11に多くの空気を配分し
た場合には前記発熱器10を経由した空気が排出
口9,9から排出される。また、発熱器10を経
由しない第2の流路12にも空気を配分した場合
には冷却器4を通過した冷気もあわせて排出され
る。
た場合には前記発熱器10を経由した空気が排出
口9,9から排出される。また、発熱器10を経
由しない第2の流路12にも空気を配分した場合
には冷却器4を通過した冷気もあわせて排出され
る。
そして、夏季には発熱器10を経由させずに、
冷却された空気をそのまま排出させれば、冷却空
気はそのまま下降し、研削装置50の周囲を冷却
するという副次的効果を得られる。
冷却された空気をそのまま排出させれば、冷却空
気はそのまま下降し、研削装置50の周囲を冷却
するという副次的効果を得られる。
また、冬季には発熱器10を経由させることに
より、空気を元の温度に戻すことができ、あるい
は、発熱器10が冷却器4で奪つた熱量より大き
な熱量を与えるものであれば、発熱器10を経由
させることにより、局所暖房を行うことができ
る。
より、空気を元の温度に戻すことができ、あるい
は、発熱器10が冷却器4で奪つた熱量より大き
な熱量を与えるものであれば、発熱器10を経由
させることにより、局所暖房を行うことができ
る。
以上述べたように排出口9,9からはオイルミ
ストを含まない空気が排出されるため、工場内の
くもり現象防止や臭気拡散の防止を図ることがで
きる。
ストを含まない空気が排出されるため、工場内の
くもり現象防止や臭気拡散の防止を図ることがで
きる。
またオイルミストを液化してドレンポートから
回収し再利用することができ経済的である。さら
に排気温度は吸気温度よりも低くしかも除湿され
るため、夏季においては空調運転費用の節約をす
ることができる。しかもフラツプ13の角度を制
御することにより排出させる空気の温度を自在に
可変することができる。
回収し再利用することができ経済的である。さら
に排気温度は吸気温度よりも低くしかも除湿され
るため、夏季においては空調運転費用の節約をす
ることができる。しかもフラツプ13の角度を制
御することにより排出させる空気の温度を自在に
可変することができる。
〈第2実施例〉
前記した第1実施例では冷却水を用いて冷却器
4,4の冷却をするようにしたものであるが、こ
の第2実施例では、冷却器4,4を冷媒を用いた
冷却コイル(エバポレーター)として直膨式と
し、直膨式としたことに伴い発熱器10をコンデ
ンサとしたものである。
4,4の冷却をするようにしたものであるが、こ
の第2実施例では、冷却器4,4を冷媒を用いた
冷却コイル(エバポレーター)として直膨式と
し、直膨式としたことに伴い発熱器10をコンデ
ンサとしたものである。
なお、発熱器10を経由する第1の流路11に
補助ヒータを追加して設ければ局所暖房をより効
果的に行える。
補助ヒータを追加して設ければ局所暖房をより効
果的に行える。
〈第3実施例〉
この第3実施例のものは、第1実施例のものに
おいて、冷熱源91として第6図に示したような
噴霧冷却池100を用いたものである。
おいて、冷熱源91として第6図に示したような
噴霧冷却池100を用いたものである。
本考案によれば、オイルミストを回収するた
め、工場内でのくもり現象を防止でき、また、オ
イルミスト特有の異臭を除去でき、作業環境を良
好にできる。
め、工場内でのくもり現象を防止でき、また、オ
イルミスト特有の異臭を除去でき、作業環境を良
好にできる。
また、オイルミストを工場外に排出しなくてす
むので公害を防止できる。
むので公害を防止できる。
また、オイルミストを回収して再利用できるた
め経済的である。しかも、冷却器によるためオイ
ルミストの回収効率が良い。
め経済的である。しかも、冷却器によるためオイ
ルミストの回収効率が良い。
さらに、第1筐体、第2筐体を重ね、それらの
中に冷却器や発熱器等を設けた構造であるため、
コンパクトに設計でき、工場内のどのような部位
にも設置できるという便利さがある。
中に冷却器や発熱器等を設けた構造であるため、
コンパクトに設計でき、工場内のどのような部位
にも設置できるという便利さがある。
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示し、
第1図は内部構造を示す側面図、第2図は内部構
造を示す平面図、第3図は配管経路を示す側面
図、第4図は配管経路を示す平面図、第5図は熱
交換系のブロツク図、第6図は第3の実施例を示
す装置の部分的側面図である。 1……第1筐体、2……第2筐体、3……吸入
口、4……冷却器、5……ドレンポート、6……
連通口、8……送風器、9……排出口、10……
発熱器。
第1図は内部構造を示す側面図、第2図は内部構
造を示す平面図、第3図は配管経路を示す側面
図、第4図は配管経路を示す平面図、第5図は熱
交換系のブロツク図、第6図は第3の実施例を示
す装置の部分的側面図である。 1……第1筐体、2……第2筐体、3……吸入
口、4……冷却器、5……ドレンポート、6……
連通口、8……送風器、9……排出口、10……
発熱器。
Claims (1)
- 第1筐体1と第2筐体2とを重ねて設け、この
第1筐体1の側面の少なくとも2方向に吸入口3
を形成するとともに、この第1筐体1内に冷却器
4を配置し、第1筐体1と前記第2筐体2との結
合面に連通口6を形成し、前記第1筐体1の底板
にドレンポート5を設け、また前記第2筐体2の
側面の少なくとも2方向に排出口9を設けるとと
もに、この第2筐体2内に前記連通口6から吸気
して前記排出口9へと送風する送風器8を配置し
たことを特徴とするオイルミスト回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9687987U JPH0513363Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9687987U JPH0513363Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641702U JPS641702U (ja) | 1989-01-06 |
JPH0513363Y2 true JPH0513363Y2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=30963161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9687987U Expired - Lifetime JPH0513363Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513363Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2621470B2 (ja) * | 1989-03-23 | 1997-06-18 | 日立電線株式会社 | シールド層付電線の製造方法 |
JPH0733479B2 (ja) * | 1989-03-23 | 1995-04-12 | 日立電線株式会社 | 解体容易な電線・ケーブル貫通部 |
KR101489190B1 (ko) * | 2014-10-20 | 2015-02-09 | 주식회사 지이테크 | 산업용 배기가스에 포함된 오일미스트, 유기용제 회수장치 및 이를 이용한 오일미스트, 유기용제 회수방법 |
JP6542693B2 (ja) | 2016-02-24 | 2019-07-10 | パナソニック株式会社 | 溶媒分離方法、溶媒分離装置及び溶媒分離システム |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP9687987U patent/JPH0513363Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641702U (ja) | 1989-01-06 |
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