JP2018021748A - 空調装置 - Google Patents

空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018021748A
JP2018021748A JP2017016044A JP2017016044A JP2018021748A JP 2018021748 A JP2018021748 A JP 2018021748A JP 2017016044 A JP2017016044 A JP 2017016044A JP 2017016044 A JP2017016044 A JP 2017016044A JP 2018021748 A JP2018021748 A JP 2018021748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
air
water
wet
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017016044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6787156B2 (ja
Inventor
松本 伸
Shin Matsumoto
伸 松本
中山 伸一
Shinichi Nakayama
伸一 中山
幸裕 高野
Yukihiro Takano
幸裕 高野
藤本裕地
Yuuji Fujimoto
裕地 藤本
規 浅田
Tadashi Asada
浅田  規
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Publication of JP2018021748A publication Critical patent/JP2018021748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6787156B2 publication Critical patent/JP6787156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】間接気化式熱交換器の体格を大型化するのを抑制しながら、間接気化式熱交換器によって冷凍機の局所的な排熱を処理することが可能な空調装置を提供する。
【解決手段】この空調装置100は、店内80に設けられた冷凍機2と、冷凍機2からの排熱によって加熱された加熱空気91を直接取り込む給気口11aを有する、店内80に設けられた間接気化式熱交換器1とを備え、間接気化式熱交換器1は、給気口11aから直接取り込まれた加熱空気91を、水分を含んだウエット流路13と、ドライ流路14とに分岐させ、ウエット流路13内を空気91aが流れる際にウエット流路13内の水分が気化することによって発生する気化熱によって、ドライ流路14内を流れる空気91bを冷却するとともに、ドライ流路14内において冷却された冷却空気92を店内80に給気するように構成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、空調装置に関し、特に、供給される水の気化熱を利用して冷却空気を給気する間接気化式熱交換器を備える空調装置に関する。
従来、供給される水の気化熱を利用して冷却空気を給気する間接気化式熱交換器を備える空調装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の空調装置には、間接気化式熱交換器が備えられている。間接気化式熱交換器は、外気吸入口から吸入された外気が通るプロダクトエア流路と、換気吸入口から吸入された室内の空気が通るワーキングエア流路とを含んでいる。そして、間接気化式熱交換器は、ワーキングエア流路内の水分が気化することによって発生する気化熱を利用して、プロダクトエア流路内を通る空気を冷却し、冷却された空気を室内に給気することによって、室内の冷却を行っている。
特開2007−139337号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の空調装置では、間接気化式熱交換器は、室内の空間全体の発熱量のみを考慮して、能力および風量が選定されている。このため、室内に冷凍機などの局所的な排熱を発生させる機器がある場合、間接気化式熱交換器の風量不足により、局所的な排熱によって加熱された空気が換気され切らず(処理できず)、室内の温度が上昇してしまうという問題点がある。一方、局所的な排熱を換気可能とするために風量を増加させる場合には、間接気化式熱交換器が大型化するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、間接気化式熱交換器の体格を大型化するのを抑制しながら、間接気化式熱交換器によって冷凍機の局所的な排熱を処理することが可能な空調装置を提供することである。
この発明の一の局面による空調装置は、室内に設けられた冷凍機と、冷凍機からの排熱によって加熱された空気を直接取り込む給気口を有する、室内に設けられた間接気化式熱交換器とを備え、間接気化式熱交換器は、給気口から直接取り込まれた空気を、水分を含んだウエット流路と、ドライ流路とに分岐させ、ウエット流路内の空気によりウエット流路内の水分が気化することによって発生する気化熱によって、ドライ流路内を流れる空気を冷却するとともに、ドライ流路内において冷却された空気を室内に給気するように構成されている。
ここで、間接気化式熱交換器に取り込まれる空気の湿度が一定の場合、間接気化式熱交換器に取り込まれた空気の温度、および、間接気化式熱交換器の風量のそれぞれが大きいほど、間接気化式熱交換器の熱処理量は大きくなる。すなわち、間接気化式熱交換器に取り込まれる空気の湿度が一定の場合、間接気化式熱交換器に取り込む空気の温度を高くするか、または、間接気化式熱交換器の風量を増加させることによって、間接気化式熱交換器の熱処理量を大きくすることができる。したがって、この発明の一の局面による空調装置は、冷凍機からの排熱によって加熱された空気を給気口から直接的に間接気化式熱交換器に取り込むことによって、室内の空気または外気よりも排熱により加熱された空気の方が温度が高いので、室内の空気または外気を取り込む場合に比べて、風量を増加させることなく、間接気化式熱交換器の熱処理量を大きくすることができる。また、外気が多湿になる夏季等においては、間接気化式熱交換器に取り込まれる空気の湿度が、外気の湿度よりも低いので、間接気化式熱交換器内の水分の気化を促進させることができるとともに、間接気化式熱交換器の熱処理量を大きくすることができる。その結果、間接気化式熱交換器の体格を大型化するのを抑制しながら、冷凍機の排熱を処理することができる。また、従来のように冷凍機の排熱によって加熱された空気が室内に流出する場合に比べて、冷凍機の排熱を利用して冷却することができるので、空調装置にかかる熱負荷を低減することができるとともに、空調装置の消費電力を低減することができる。また、間接気化式熱交換器が室内に配置されているので、室内と室外とを繋ぐダクトを設ける必要がなく、空調装置が大型化するのを抑制できる。
上記一の局面による空調装置では、好ましくは、間接気化式熱交換器は、冷凍機の上部に配置されている。ここで、加熱された空気は、上方へ移動する傾向がある。したがって、冷凍機の上部に間接気化式熱交換器を配置するように構成することによって、冷凍機の上部に配置された間接気化式熱交換器へ、冷凍機の排熱によって加熱された空気を容易に導入することができる。
上記一の局面による空調装置は、好ましくは、ウエット流路への給水を行う給水装置をさらに備え、給水装置は、室外の貯水タンクに貯蔵された雨水、工業用水、地下水、または、河川の水のうちの少なくともいずれか1つを送水する室外の送水ポンプを含む。このように構成すれば、水道水を用いることなく、ウエット流路への給水を行うことができる。
上記給気口を含む間接気化式熱交換器を備える空調装置は、好ましくは、間接気化式熱交換器は、冷凍機の内部に配置されるように構成されている。このように構成すれば、冷凍機内のデッドスペースに間接気化式熱交換器を配置することにより、空調装置全体を小型化することができるとともに、室内において空調装置が占有するスペースを低減させることができる。
この場合、好ましくは、ウエット流路への給水を行う給水装置をさらに備え、給水装置は、冷凍機の蒸発器において凝縮した排水を、蒸発器の排水を貯水する冷凍機内の貯水部材からウエット流路に送水する、冷凍機内の給水ポンプを含む。このように構成すれば、水道水を用いず蒸発器の排水を用いて、ウエット流路への給水を行うことができる。また、蒸発器からの排水は純水に近いので、雨水等を用いて給水する場合に比べて、不純物(固形物)の濾過のための給水フィルタを設ける必要がない。したがって、貯水部材に貯水された排水をウエット流路への給水に用いることによって、雨水等を用いる場合に比べて、装置の部品点数を低減させることができる。
上記一の局面による空調装置では、好ましくは、ドライ流路の入口側、出口側、ウエット流路の入口側または出口側のうちの少なくとも1つの側にファンが設けられる。このように構成すれば、ウエット流路の空気の風量、または、ドライ流路の空気の風量のうちの少なくとも一方を容易に調整することができるので、間接気化式熱交換器の冷却能力を容易に調整することができる。
上記一の局面による空調装置では、好ましくは、ドライ流路は、ドライ流路によって冷却された冷却空気をウエット流路に送る分岐流路を含む。このように構成すれば、分岐流路から送られた冷却空気によって、ウエット流路が冷却されるので、ウエット流路によるドライ流路の冷却を容易にすることができる。
上記一の局面による空調装置は、好ましくは、間接気化式熱交換器に設けられ、ウエット流路からの排水を回収し、ウエット流路に給水することによって循環させる循環装置を含む。このように構成すれば、ウエット流路からの排水を循環させることにより、ウエット流路への給水に用いる水を再利用することができる。その結果、使用水量を低減することができる。
この場合、好ましくは、循環装置は、ウエット流路よりも下流側の排気流路に配置され、ウエット流路から排出された空気に対して、回収した排水を散布する散水部を含む。このように構成すれば、ウエット流路から排出された空気を散水部により冷却することによって、水の再凝縮を起こし、ウエット流路において気化した水分を回収することができる。その結果、再利用可能な水量を増大させて、使用水量をさらに低減させることができる。
上記循環装置を含む構成では、好ましくは、ウエット流路よりも下流側の排気流路の内壁面または外壁面の少なくとも一方に設けられた冷却部材をさらに備える。このように構成すれば、排気流路の内壁面に設けた冷却部材によって、ウエット流路からの空気を冷却したり、排気流路の外壁面に設けた冷却部材によって、排気流路内の熱を外部に放熱したりすることが可能となる。その結果、ウエット流路よりも下流側の排気流路における空気の冷却効率が向上されるので、ウエット流路で気化した水分の回収量をさらに増加させることができる。
この場合、好ましくは、冷却部材は冷却フィンを含む。このように構成すれば、ウエット流路よりも下流側の排気流路の内壁面または外壁面の少なくとも一方の表面積を冷却フィンにより増大させることができるので、ウエット流路よりも下流側の排気流路の冷却効率を容易に高めることができる。
上記循環装置を含む構成では、好ましくは、ウエット流路よりも下流側の排気流路の外壁面と、外壁面よりも低温の外部の構造物とを接続するとともに、外壁面の熱を外部の構造物に伝達する熱伝導部材をさらに備える。このように構成すれば、熱伝導部材によって、ウエット流路よりも下流側の排気流路内の熱を効率的に外部へ伝導させることが可能となる。その結果、ウエット流路よりも下流側の排気流路における空気の冷却効率が向上するので、ウエット流路で気化した水分の回収量をより一層増加させることができる。
上記一の局面による空調装置は、好ましくは、ウエット流路は、ドライ流路とウエット流路とを分離する隔壁と、ウエット流路の空気の流れ方向と直交する方向の両端部において一対の隔壁間に配置されるスペーサと、吸水性を有する保水部材とによって構成され、保水部材の一端および他端は、ウエット流路の内部において、一端側のスペーサから他端側のスペーサまでの範囲内に配置されている。このように構成すれば、保水部材をウエット流路の端部からはみ出して配置する場合と異なり、ドライ流路へ流れ込む空気が、ウエット流路の端部からはみ出した保水部材に触れることを防ぐことができるので、ドライ流路への水分の混入を抑制することができる。その結果、ドライ流路内の空気の絶対湿度の増大を抑制することができるので、冷却効率を向上させることができる。
この場合、好ましくは、保水部材の一端は、一端側のスペーサのウエット流路側の内表面近傍に配置されており、保水部材の他端は、他端側のスペーサのウエット流路側の内表面近傍に配置されている。このように構成すれば、保水部材をウエット流路内のスペーサの内側の略全域に渡って配置することができる。その結果、ウエット流路内に保水することができる水分量を増大させることができるので、ウエット流路内で気化する水分量を増大させることができる。これによっても、冷却効率を向上させることができる。なお、本明細書において、スペーサのウエット流路側の内表面近傍とは、スペーサのウエット流路側の内表面の位置そのものと、スペーサのウエット流路側の内表面の位置付近との両方を含む広い概念である。
本発明によれば、上記のように、間接気化式熱交換器の体格を大型化するのを抑制しながら、間接気化式熱交換器によって冷凍機の局所的な排熱を処理することが可能な空調装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による空調装置の構成を示した図である。 本発明の第1実施形態による空調装置の冷凍機の上面図である。 本発明の第1実施形態による空調装置の拡大図である。 本発明の第1実施形態による間接気化式熱交換器内のコアの構成を示した図である。 本発明の第1実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第2実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第3実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第4実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第5実施形態による空調装置の拡大図である。 本発明の第6実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第3実施形態の変形例による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第7実施形態による空調装置の拡大図である。 本発明の第7実施形態による間接気化式熱交換器内のコアの構成を示した図である。 本発明の第7実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器をドライ流路入口側から見た拡大図である。 本発明の第7実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器をウエット流路入口側から見た拡大図である。 本発明の第7実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器を上側から見た拡大図である。 本発明の第8実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第9実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第10実施形態による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第9実施形態の第1変形例による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第9実施形態の第2変形例による空調装置の間接気化式熱交換器の拡大図である。 本発明の第11実施形態による間接気化式熱交換器内のコアの構成を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態による空調装置100の構成について説明する。
(空調装置の構成)
第1実施形態による空調装置100は、図1に示すように、ショーケース70が設置されている店内80の中に設けられている。また、空調装置100は、間接気化式熱交換器1と冷凍機2とを備えており、冷凍機2は、ショーケース70の内部に設けられている。なお、店内80において、壁面81側をX1方向、壁面81と反対側をX2方向とする。また、ショーケース70をX2方向から見て、右側をY1方向、左側をY2方向とする。また、天井82側をZ1方向、床面83側をZ2方向とする。なお、店内80は、特許請求の範囲の「室内」の一例である。
ここで、第1実施形態では、間接気化式熱交換器1は、冷凍機2の上部に配置されている。具体的には、間接気化式熱交換器1は、冷凍機2の上面26上に配置されている。
冷凍機2は、凝縮器21を含んでいる。また、店内80から冷凍機2に吸入された空気90は、凝縮器21によって加熱される。また、凝縮器21の近傍には、凝縮器用ファン21aが設けられている。凝縮器21によって加熱された空気90は、加熱空気91となって凝縮器用ファン21aにより送風される。具体的には、空気90の温度と加熱空気91の温度との差は約10℃である。なお、加熱空気91は、特許請求の範囲の「冷凍機からの排熱によって加熱された空気」の一例である。
図2に示すように、冷凍機2は、圧縮機22を含んでいる。また、冷凍機2は、蒸発器23を含んでいる。また、冷凍機2は、膨張弁24を含んでいる。凝縮器21と圧縮機22と蒸発器23と膨張弁24とは、冷媒配管25によって繋がっている。また、凝縮器用ファン21aによって送風される加熱空気91は、冷凍機2の上面26に設けられた排気口26aを通り、冷凍機2の外部に排気される。また、排気口26aは、後述する間接気化式熱交換器1の下面11に設けられる給気口11aと連通するように設けられている。なお、図2では、冷凍機2以外の部材を省略している。
また、冷凍機2において、全体の部品が筐体(簡易シール加工)(図示せず)によって囲まれている。これにより、凝縮器21の排熱によって加熱された加熱空気91の略全てを排気口26aに導入することができる。
図3に示すように、間接気化式熱交換器1は、コア部12を含む。また、コア部12は、ウエット流路13と、ドライ流路14とを有している。
図4に示すように、コア部12は、ウエット流路13とドライ流路14とが積層されるように構成されている。ウエット流路13およびドライ流路14のそれぞれの各層の、Y方向の流路幅は数mm(たとえば、5mm)程度である。また、ウエット流路13の内表面13aには、不織布13b(たとえば、ポリプロピレン製、または、吸湿性のある濾紙)が設けられており、後述する給水装置17(図1参照)から送水される水が保水される。また、ウエット流路13とドライ流路14との間には、熱伝導が可能で水を通さない隔壁15(たとえば、ポリプロピレン製のフィルム、または、薄いシート)が設けられている。
ここで、第1実施形態では、図5に示すように、間接気化式熱交換器1は、冷凍機2からの排熱によって加熱された加熱空気91を直接取り込む給気口11aを有する。また、間接気化式熱交換器1は、給気口11aから直接取り込まれた加熱空気91を、水分を含んだウエット流路13(空気91a)と、ドライ流路14(空気91b)とに分岐させ、ウエット流路13内の空気91aによりウエット流路13内の水分が気化することによって発生する気化熱によって、ドライ流路14内を流れる空気91bを冷却するとともに、ドライ流路14内において冷却された冷却空気92を店内80に給気するように構成されている。具体的には、加熱空気91は、排気口26aを通り冷凍機2から排気され、給気口11aを通り間接気化式熱交換器1に直接給気されるように構成されている。間接気化式熱交換器1に給気された加熱空気91は、間接気化式熱交換器1の接続流路16を通り、その後、ウエット流路13を通る空気91aと、ドライ流路14を通る空気91bとに分岐される。また、空気91aがウエット流路13を通る際に、不織布13bに保水された水が気化し、発生した気化熱によって、空気91aおよびウエット流路13が冷却される。そして、隔壁15を介して、冷却されたウエット流路13によって、ドライ流路14および空気91bが冷却される。なお、図5においては、後述する給水装置17は省略している。なお、冷却空気92は、特許請求の範囲の「ドライ流路内において冷却された空気」および「ドライ流路によって冷却された空気」の一例である。また、空気91aおよび空気91bはそれぞれ、特許請求の範囲の「ウエット流路内を流れる空気」および「ドライ流路内を流れる空気」の一例である。
図2に示すように、給気口11aは矩形形状を有している。給気口11aの開口面積は、間接気化式熱交換器1の下面11に対して1/6倍程度である。
図1に示すように、間接気化式熱交換器1は、ウエット流路13への給水を行う給水装置17を含む。給水装置17は、給水管17aを有している。給水装置17は、給水管17aを介して、ウエット流路13内へ水道水を送水する。ウエット流路13内へ送られた水は、不織布13bに保水される。また、不織布13bに保水された水のうち、気化しなかった水分は、排水管18から室外へ排出される。
図5に示すように、間接気化式熱交換器1は、ドライ流路14からの冷却空気92を店内80へ給気するための戻り流路14aを含む。戻り流路14aは、給気口140を有している。ドライ流路14から出た冷却空気92は、給気口140から店内80へ給気される。また、間接気化式熱交換器1は、ウエット流路13からの加熱空気91よりも温度が低い(たとえば、加熱空気91の温度より5℃低い)排気空気93を店内80へ排気するための排気流路13cを含む。排気流路13cは、排気口130を有している。ウエット流路13から出た排気空気93は、排気口130から店内80へ排気される。
排気空気93は、店内80へ排気された後、店内80の天井82(図1参照)に設けられた換気扇84(図1参照)に吸い込まれる。換気扇84に吸い込まれた排気空気93は、ダクト85(図1参照)を通って室外に排気される。
ドライ流路14の流路面積と、ウエット流路13の流路面積との比は、所定の値(たとえば、4:1)になるように構成されている。これにより、ドライ流路14を通る空気91bの風量と、ウエット流路13を通る空気91aの風量との比を、所定の値(4:1)に調整することができるので、間接気化式熱交換器1の冷却能力を流路面積によって調整することができる。また、排気空気93(空気91a)の風量が所定の風量以下(たとえば、400m3/h)になるように調整することができるので、比較的小さい排気設備によって排気空気93を排気することができる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、店内80に設けられた冷凍機2と、冷凍機2からの排熱によって加熱された加熱空気91を直接取り込む給気口11aを有する、店内80に設けられた間接気化式熱交換器1とを備え、間接気化式熱交換器1は、給気口11aから直接取り込まれた加熱空気91を、水分を含んだウエット流路13と、ドライ流路14とに分岐させ、ウエット流路13内の空気91aによりウエット流路13内の水分が気化することによって発生する気化熱によって、ドライ流路14内を流れる空気91bを冷却するとともに、ドライ流路14内において冷却された冷却空気92を店内80に給気するように、空調装置100を構成する。ここで、間接気化式熱交換器1に取り込まれる加熱空気91の湿度が一定の場合、間接気化式熱交換器1に取り込まれた加熱空気91の温度、および、間接気化式熱交換器1の風量のそれぞれが大きいほど、間接気化式熱交換器1の熱処理量は大きくなる。すなわち、間接気化式熱交換器1に取り込まれる加熱空気91の湿度が一定の場合、間接気化式熱交換器1に取り込む加熱空気91の温度を高くするか、または、間接気化式熱交換器1の風量を増加させることによって、間接気化式熱交換器1の熱処理量を大きくすることができる。したがって、冷凍機2からの排熱によって加熱された加熱空気91を給気口11aから直接的に間接気化式熱交換器1に取り込むことによって、店内80の空気90または外気よりも排熱により加熱された加熱空気91の方が温度が高いので、店内80の空気90または外気を取り込む場合に比べて、風量を増加させることなく、間接気化式熱交換器1の熱処理量を大きくすることができる。また、外気が多湿になる夏季等においては、間接気化式熱交換器1に取り込まれる加熱空気91の湿度が、外気の湿度よりも低いので、間接気化式熱交換器1内の水分の気化を促進させることができるとともに、間接気化式熱交換器1の熱処理量を大きくすることができる。その結果、間接気化式熱交換器1の体格を大型化するのを抑制しながら、冷凍機2の排熱を処理することができる。
また、従来のように冷凍機2の排熱によって加熱された加熱空気91が店内80に流出する場合に比べて、冷凍機2の排熱を利用して冷却することができるので、空調装置100にかかる熱負荷を低減することができるとともに、空調装置100の消費電力を低減することができる。また、間接気化式熱交換器1が店内80に配置されているので、店内80と室外とを繋ぐダクトを設ける必要がなく、空調装置100が大型化するのを抑制できる。
また、第1実施形態では、上記のように、間接気化式熱交換器1は、冷凍機2の上部に配置されるように、空調装置100を構成する。ここで、加熱された空気は、上方へ移動する傾向がある。したがって、間接気化式熱交換器1を冷凍機2の上部に配置することにより、冷凍機2の上部に配置された間接気化式熱交換器1へ、冷凍機2の排熱によって加熱された加熱空気91を容易に導入することができる。
[第2実施形態]
図6を参照して、本発明の第2実施形態による空調装置200の構成について説明する。第2実施形態では、上記第1実施形態の構成と異なり、ウエット流路13に、室外の貯水タンク27bに貯蔵された雨水を給水する構成である。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第2実施形態では、図6に示すように、間接気化式熱交換器1は、ウエット流路13への給水を行う給水装置27を含む。具体的には、給水装置27は、給水管27aと、室外に設けられる貯水タンク27bと、貯水タンク27bの水をウエット流路13に送水する送水ポンプ27cとを有している。貯水タンク27bは、雨水を貯蔵するように構成されている。貯水タンク27bの雨水は、給水フィルタ(図示せず)によって濾過され、送水ポンプ27cによって、ウエット流路13内へ送水される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、給水装置27が、室外の貯水タンク27bに貯蔵された雨水を送水する室外の送水ポンプ27cを含むように、空調装置200を構成する。これにより、水道水を用いることなく、ウエット流路13への給水を行うことができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図7を参照して、本発明の第3実施形態による空調装置300の構成について説明する。第3実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、ウエット流路13の入口側およびドライ流路14の入口側に、ファン19を設ける構成である。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第3実施形態では、図7に示すように、空調装置300では、ウエット流路13の入口側、および、ドライ流路14の入口側に、ファン19が設けられている。具体的には、ファン19は、接続流路16の、ウエット流路13の入口側、および、ドライ流路14の入口側に、コア部12と対向するように配置されている。また、ファン19は、空気91aの風量、および、空気91bの風量のそれぞれを調整するように構成されている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、ウエット流路13の入口側、および、ドライ流路14の入口側に、ファン19が設けられるように、空調装置300を構成する。これにより、ウエット流路13の空気91aの風量、および、ドライ流路14の空気91bの風量のそれぞれを容易に調整することができるので、間接気化式熱交換器1の冷却能力を容易に調整することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
図8を参照して、本発明の第4実施形態による空調装置400の構成について説明する。第4実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、戻り流路34aの冷却空気92の一部を、分岐流路34bを介してウエット流路33に流入させる構成である。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第4実施形態では、図8に示すように、空調装置400では、間接気化式熱交換器31のドライ流路34は、ドライ流路34によって冷却された冷却空気92をウエット流路33に送る分岐流路34bを含む。具体的には、戻り流路34aから、分岐流路34bが分岐するように構成されており、戻り流路34aを通る冷却空気92のうちの一部は、分岐流路34bに流入し、分岐流路34bを介して、分岐流路34bと連通するウエット流路33に流入する。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、ドライ流路34が、ドライ流路34によって冷却された冷却空気92をウエット流路33に送る分岐流路34bを含むように、空調装置400を構成する。これにより、分岐流路34bからの冷却空気92によって、ウエット流路33が冷却されるので、ウエット流路33によるドライ流路34の冷却を容易にすることができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第5実施形態]
図9を参照して、本発明の第5実施形態による空調装置500の構成について説明する。第5実施形態では、上記第1実施形態の構成と異なり、蒸発器23の排水を給水する給水装置47によって、ウエット流路13への給水を行うように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
冷凍機42は、蒸発器23において凝縮した排水を貯水するドレン皿23aを含む。なお、ドレン皿23aは、特許請求の範囲の「貯水部材」の一例である。
ここで、第5実施形態では、図9に示すように、間接気化式熱交換器1は、ウエット流路13への給水を行う給水装置47を含む。給水装置47は、ウエット流路13へ水を導入する給水管47aを有する。また、給水装置47は、冷凍機42の蒸発器23において凝縮した排水を、ドレン皿23aからウエット流路13に送水する、冷凍機42内の給水ポンプ47bを有する。具体的には、膨張弁24(図2参照)から出て、蒸発器23に入る低温低圧の湿り蒸気は、蒸発器23において除湿される。蒸発器23内の除湿によって凝縮した排水は、ドレン皿23aに貯水される。ドレン皿23aとウエット流路13とは、給水管47aによって接続されている。また、ドレン皿23aに貯水された排水は、冷凍機42内の、ドレン皿23aとウエット流路13との間に設けられている給水ポンプ47bによって、ウエット流路13に送水される。なお、図9においては、排水管18および圧縮機22は省略している。
なお、第5実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、給水装置47が、冷凍機42の蒸発器23において凝縮した排水を、蒸発器23の排水を貯水する冷凍機42内のドレン皿23aからウエット流路13に送水する、冷凍機42内の給水ポンプ47bを含むように、空調装置500を構成する。これにより、水道水を用いず蒸発器23の排水を用いて、ウエット流路13への給水を行うことができる。ここで、ドレン皿23aに貯水された排水は純水に近いので、雨水等を用いて給水する場合に比べて、不純物(固形物)の濾過のための給水フィルタを設ける必要がない。したがって、ドレン皿23aに貯水された排水をウエット流路13への給水に用いることによって、雨水等を給水に用いる場合に比べて、装置の部品点数を低減させることができる。
なお、第5実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第6実施形態]
図10を参照して、本発明の第6実施形態による空調装置600の構成について説明する。第6実施形態は、上記第5実施形態の構成と異なり、間接気化式熱交換器51を冷凍機52の内部に配置する構成である。なお、上記第5実施形態と同様の構成は、第5実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第6実施形態では、図10に示すように、間接気化式熱交換器51は、冷凍機52の内部に配置されるように構成されている。具体的には、冷凍機52は、排気空気93を店内80へ排気するための孔部52aを含み、排気口130からの排気空気93は、孔部52aを通り店内80へ排気される。また、冷凍機52は、冷却空気92を店内80へ給気するための孔部52bを含み、給気口140からの冷却空気92は、孔部52bを通り店内80へ給気される。また、空気90および加熱空気91と、冷却空気92および排気空気93とが、衝突しないように、仕切り板52cが設けられている。
なお、第6実施形態のその他の構成は、上記第5実施形態と同様である。
(第6実施形態の効果)
第6実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第6実施形態では、上記のように、間接気化式熱交換器51は、冷凍機52の内部に配置されるように、空調装置600を構成する。これにより、冷凍機52内のデッドスペースに間接気化式熱交換器51を配置することによって、空調装置600全体の外形を小型化することができるとともに、店内80において空調装置600が占有するスペースを低減させることができる。
なお、第6実施形態のその他の効果は、上記第5実施形態と同様である。
[第7実施形態]
図14〜図18を参照して、本発明の第7実施形態による空調装置800の構成について説明する。第7実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、ウエット流路13からの排水を回収し、ウエット流路13へ給水する循環装置60を設ける構成である。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第7実施形態では、図14に示すように、間接気化式熱交換器61は、冷凍機2の上部に配置されている。また、間接気化式熱交換器61は、コア部62を含んでいる。また、間接気化式熱交換器61は、循環装置60を含んでいる。
図15に示すように、コア部62は、不織布13bと熱伝導が可能で水を通さない隔壁15が、スペーサ63により保持され、ウエット流路13とドライ流路14とが交互に積層されるように構成されている。また、ウエット流路13は、Z2側からZ1側へと空気91aが流れるように構成され、ドライ流路14は、Y1側からY2側へと空気91bが流れるように構成されている。
図16に示すように、循環装置60は、散水管60aを含んでいる。また、循環装置60は、給水ポンプ60cを含んでいる。また、循環装置60は、貯水部材60dを含んでいる。散水管60aと給水ポンプ60cと貯水部材60dとは、配水管60bによって繋がれている。貯水部材60dには、あらかじめ蒸留水のような不純物の少ない水が貯水される。給水ポンプ60cは、貯水部材60dに排出された水を回収し、配水管60bを介して散水管60aに送るように構成されている。散水管60aは、配水管60bから送り込まれた水を、コア部62の上面側(Z1側)からウエット流路13へ給水するように構成されている。ウエット流路13へ給水された水の一部は、ウエット流路13の下面側(Z2側)から排出され、貯水部材60dによって回収される。これにより、循環装置60は、ウエット流路13へ給水する水を回収して、再度給水する(循環させる)ように構成される。なお、循環装置60は、特許請求の範囲の「循環装置」の一例である。
また、空気91aは、コア部62のウエット流路13内をZ1側からZ2側へと通過する。具体的には、空気91aは、給気口11aから間接気化式熱交換器61に取り込まれ、Z1側からZ2側へ向けてコア部62を通過して、ウエット流路13内の水の一部を気化させた後、ウエット流路13の出口から排気口130までの間の排気流路68を通り排気口130から店内80へと排気される。
図17に示すように、空気91bは、コア部62のドライ流路14内をY1側からY2側へと通過する。具体的には、図18に示すように、空気91bは、給気口11aから間接気化式熱交換器61に取り込まれ、Y1側からY2側へ向けてコア部62を通過して、冷却された後、給気口140から店内80へ給気される。
なお、第7実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第7実施形態の効果)
第7実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第7実施形態では、上記のように、ウエット流路13からの排水を回収し、ウエット流路13へ再び給水する循環装置60を含むように空調装置800を構成する。これにより、循環装置60を用いることにより、ウエット流路13からの排水を循環させ、ウエット流路13への給水に用いる水を再利用することができる。その結果、使用水量を低減することができる。
なお、第7実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第8実施形態]
図19を参照して、本発明の第8実施形態による空調装置810の構成について説明する。第8実施形態では、上記第7実施形態に加えて、ウエット流路13よりも下流側の排気流路にノズル64を設ける構成である。なお、上記第7実施形態と同様の構成は、第7実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第8実施形態では、図19に示すように、循環装置60には、貯水部材60dから給水ポンプ60cで回収された水を、ウエット流路13の出口近傍で、排気流路68内の排気空気93に散布する、ノズル64が設けられている。ノズル64は、ウエット流路13の出口近傍で、コア部62から流出する排気空気93の流出方向に対して、排気空気93と交差する向きに散水する。ノズル64へ送られる水の量は、散水管60aへ送られる水の量と等しいか、散水管60aへ送られる水よりも少ない。なお、ノズル64は、特許請求の範囲の「散水部」の一例である。
なお、第8実施形態のその他の構成は、上記第7実施形態と同様である。
(第8実施形態の効果)
第8実施形態では、上記のように、コア部62から流出する排気空気93の流出方向に対して、ウエット流路13からの排水の一部を、排気空気93と交差する向きに散布するノズル64を含むように空調装置810を構成する。これにより、排気流路68の空気が冷却され、水の再凝縮が起こり、ウエット流路13で気化した水分を回収することができる。その結果、再利用可能な水量を増大させて、使用水量をさらに低減させることができる。
なお、第8実施形態のその他の効果は、上記第7実施形態と同様である。
[第9実施形態]
図20を参照して、本発明の第9実施形態による空調装置820の構成について説明する。第9実施形態では、上記第7実施形態に加えて、排気流路68の内壁面に、ウエット流路13から排出された空気を冷却する板状の冷却フィン65を設ける構成である。なお、上記第7実施形態と同様の構成は、第7実施形態と同じ記号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
第9実施形態では、図20に示すように、排気流路68の内底面に、板状の冷却フィン65をさらに備えている。板状の冷却フィン65は、排気流路68の内底面から、コア部62(ウエット流路13の出口)に向けて立ち上がるように複数設けられている。なお、板状の冷却フィン65は、特許請求の範囲の「冷却部材」の一例である。
(第9実施形態の効果)
第9実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第9実施形態では、上記のように、排気流路68の内底面に、板状の冷却フィン65を、排気流路68の内底面からコア部62(ウエット流路13の出口)に向けて立ち上がるように複数設けるように、空調装置820を構成する。これにより、排気流路68の内底面の表面積を増大させることができ、排気流路68内の空気の冷却効率が向上されるので、ウエット流路13で気化した水分の回収量をさらに増加させることができる。
なお、第9実施形態のその他の効果は、第7実施形態と同様である。
[第10実施形態]
図21を参照して、本発明の第10実施形態による空調装置830の構成について説明する。第10実施形態では、上記第7実施形態の構成に加えて、排気流路68の外壁面と、外壁面よりも低温の店舗壁面67とを接続するとともに、外壁面の熱を店舗壁面67に伝達する熱伝導シート66をさらに備えるように構成されている。なお、上記第7実施形態と同様の構成は、第7実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
図21に示すように、第10実施形態による空調装置830は、排気流路68の底部の外表面(Z2側の外表面)と接する熱伝導シート66を備える。熱伝導シート66の端部は、排気流路68の熱が熱伝導シート66を伝わり、排気流路68の外壁面よりも低温の店舗壁面67へ排熱するように、店舗壁面67に接続している。なお、熱伝導シート66および店舗壁面67は、それぞれ、特許請求の範囲の「熱伝導部材」および「外部の構造物」の一例である。
なお、第10実施形態のその他の構成は、上記第7実施形態と同様である。
(第10実施形態の効果)
第10実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第10実施形態では、上記のように、排気流路68の底部の外表面(Z2側の外表面)と接する熱伝導シート66をさらに備えるように空調装置830を構成する。熱伝導シート66は、排気流路68の熱が熱伝導シート66を伝わり、排気流路68の外壁面よりも低温の店舗壁面67へ排熱するように、端部で店舗壁面67と接続している。これにより、熱伝導シート66によって、排気流路68内の熱を効率よく店舗壁面67へ伝達させることが可能となる。その結果、排気流路68内における空気の冷却効率が向上するので、ウエット流路13で気化した水分の回収量をより一層増加させることができる。
なお、第10実施形態のその他の効果は、上記第7実施形態と同様である。
[第11実施形態]
図3および図24を参照して、本発明の第11実施形態による空調装置900について説明する。第11実施形態による空調装置900のコア部12a(図24参照)は、ウエット流路13内の不織布13bが、コア部12の端面まで配置されている第1実施形態(図4参照)とは異なり、コア部12aのウエット流路13内の不織布13b(図24参照)が、スペーサ63(図24参照)の内側までとなるように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(空調装置の構成)
図3に示すように、第11実施形態による空調装置900は、間接気化式熱交換器71を含む。また、間接気化式熱交換器71は、コア部12aを含む。図24に示すように、ウエット流路13は、ドライ流路14とウエット流路13とを分離する隔壁15と、ウエット流路13の空気の流れ方向(Y方向)と直交する方向(Z方向)の両端部において一対の隔壁15間に配置されるスペーサ63と、吸水性を有する不織布13bとによって構成されている。Z方向における不織布13bの一端13dおよび他端13eは、ウエット流路13の内部において、一端側のスペーサ63aから他端側のスペーサ63bまでの範囲内に配置されている。したがって、図24の例では、スペーサ63は、不織布13bを介さず、直接隔壁15に当接するように配置されている。なお、本実施形態では、ウエット流路13とドライ流路14とが略直交するように構成されている。すなわち、ウエット流路13を流れる空気はY方向に流れ、ドライ流路14を流れる空気はZ方向に流れるように構成されている。
詳細には、不織布13bの一端13dは、一端側のスペーサ63aのウエット流路13側の内表面近傍に配置されており、不織布13bの他端13eは、他端側のスペーサ63bのウエット流路13側の内表面近傍に配置されている。また、不織布13bは、ウエット流路13内の奥行方向(Y方向)の一端から他端に渡り、ウエット流路13をはみ出ない領域に配置されている。なお、不織布13bは、特許請求の範囲の「保水部材」の一例である。
なお、第11実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第11実施形態の効果)
第11実施形態では、上記のように、ウエット流路13は、ドライ流路14とウエット流路13とを分離する隔壁15と、ウエット流路13の空気の流れ方向(Y方向)と直交する方向(Z方向)の両端部において一対の隔壁15間に配置されるスペーサ63と、吸水性を有する不織布13bとによって構成され、不織布13bの一端13dおよび他端13eは、ウエット流路13の内部において、一端側のスペーサ63aから他端側のスペーサ63bまでの範囲内に配置されている。これにより、ドライ流路14へ流れ込む空気が、ウエット流路13の端部からはみ出した不織布13bに触れることを防ぐことができるので、ドライ流路14への水分の混入を抑制することができる。その結果、ドライ流路14内の空気の絶対湿度の増大を抑制することができるので、冷却効率を向上させることができる。
また、第11実施形態では、上記のように、不織布13bの一端13dは、一端側のスペーサ63aのウエット流路13側の内表面近傍に配置されており、不織布13bの他端13eは、他端側のスペーサ63bのウエット流路13側の内表面近傍に配置されている。これにより、不織布13bをウエット流路13内のスペーサ63の内側の略全域に渡って配置することができる。その結果、ウエット流路13内に保水することができる水分量を増大させることができるので、ウエット流路13内で気化する水分量を増大させることができる。これによっても、冷却効率を向上させることができる。
なお、第11実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜6実施形態では、コア部12のX1側から空気91aおよび空気91bのそれぞれを導入することによって、空気91aと空気91bとが並行して進む構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図11に示すように、空気91aをコア部12のZ2側から導入することによって、空気91aと空気91bとが、略直交する構成であってもよい。
また、上記第1〜6実施形態では、コア部12のX1側から空気91aおよび空気91bのそれぞれを導入することによって、空気91aと空気91bとが並行して進む構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図12に示すように、空気91aをコア部12のZ2側から導入させ、X1方向に流れるようにすることによって、空気91aと空気91bとが、対向して流れる構成であってもよい。
また、上記第3実施形態では、ドライ流路14の入口側、および、ウエット流路13入口側にファン19を設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図13に示すように、ドライ流路14の出口側(戻り流路14a)、および、ウエット流路13の出口側(排気流路13c)のそれぞれにファン19を設けてもよい。これにより、空気91aの風量、および、空気91bの風量のそれぞれを個別に調整することができるので、空気91aの風量と空気91bの風量との比を容易に調整することができる。その結果、間接気化式熱交換器1の冷却能力の調整をさらに容易にすることができる。
また、上記第1〜6実施形態では、凝縮器用ファン21aによって送風される加熱空気91は、直接給気口11aを通り、間接気化式熱交換器に導入される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、凝縮器21から給気口11aまで連通するダクトを設けることによって、風路を介して加熱空気91を間接気化式熱交換器に導入する構成であってもよい。
また、上記第1〜6実施形態では、凝縮器の排熱によって加熱された空気を間接気化式熱交換器に導入する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、圧縮機の排熱によって加熱された空気を間接気化式熱交換器に導入する構成であってもてもよい。
また、上記第1〜5実施形態では、間接気化式熱交換器が冷凍機の上部に設置されており、上記第6実施形態では、間接気化式熱交換器が冷凍機の内部に設置される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、冷凍機の横(側方)に配置する構成でもよい。
また、上記第1〜5実施形態では、凝縮器の排熱によって加熱された空気を、凝縮器用ファンによって送風する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、凝縮器を給気口の真下に配置して、凝縮器用ファンを用いずに、排熱によって加熱された空気を直接給気口に導入する構成であってもよい。
また、上記第2〜6実施形態では、空気91aと空気91bとが、並行して同じ方向に流れる構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。上記第2〜6実施形態においても、空気91aと空気91bとが、交差するように流れる構成、または、対向するように流れる構成であってもよい。
また、上記第1〜6実施形態では、膨張弁および蒸発器のそれぞれが、冷凍機に含まれる構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、膨張弁および蒸発器のそれぞれが、冷凍機の外部のショーケース内に含まれる構成であってもよい。
また、上記第2、3、5、および、6実施形態では、分岐流路(図8参照)が設けられていない構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。上記第2、3、5、および、6実施形態の構成において、分岐流路を設ける構成であってもよい。
また、上記第1、2、および、4〜6実施形態では、ウエット流路の流路面積とドライ流路の流路面積との比を調整するによって、ウエット流路を通る空気の風量と、ドライ流路を通る空気の風量との比を調整する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、各流路の入口または出口に、抵抗体(たとえば、メッシュ、または、パンチングメタル)を設けることによって、風量比を調整してもよい。また、各流路の入口または出口に、開口面積を制御する部材を設けることによって、風量比を調整してもよい。
また、上記第1〜6実施形態では、空調装置は、1台の間接気化式熱交換器と、1台の冷凍機を備える例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、空調装置は、1台の間接気化式熱交換器と、複数台(たとえば、8台)の冷凍機を備えていてもよい。
また、上記第7〜11実施形態では、循環装置60は貯水部材60dに貯水した水を循環させる例を示したが、本発明はこれに限られない。循環装置60は、たとえば、貯水部材60dに加えて、一時的な循環水量の不足や、過剰排水量を調整するために、バッファタンクをさらに備える構成であってもよい。
また、上記第9実施形態では、排気流路68の内底面に、冷却部材を設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図22に示すように、排気流路68の底部の外表面(Z2側の外表面)に板状の冷却フィン65を備える構成であってもよい。この場合、排気流路68の底部の外表面(Z2側の外表面)に設けた板状の冷却フィン65によって、排気流路68内の熱を効率的に外部に放熱することが可能となる。その結果、排気流路68における空気の冷却効率が向上されるので、ウエット流路13で気化した水分の回収量をさらに増加させることができる。また、図23に示すように、排気流路68の内底面の壁面を貫通させて板状の冷却フィン65を備える構成であってもよい。
また、上記第9実施形態では、排気流路68の内壁面または外壁面に設ける冷却部材として板状の冷却フィンを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、冷却部材として、板状の冷却フィンの代わりに、柱状の冷却ピンを含む構成であってもよい。
また、上記第11実施形態では、不織布13bの両端がスペーサ63のウエット流路13側の内表面と接していない例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、不織布13bの両端が、スペーサ63のウエット流路13側の内表面と接していてもよい。
また、上記第11実施形態では、ウエット流路13とドライ流路14とが略直交する(直交流となる)例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、ウエット流路13とドライ流路14とが並行流または対向流となるように構成されていてもよい。その場合、不織布13bは、ウエット流路13の空気の流れ方向(Y方向)において、ウエット流路13からはみ出ないように構成すればよい。
1、31、51、61、71 間接気化式熱交換器
2、42、52 冷凍機
11a 給気口
13、33 ウエット流路
13b 不織布(保水部材)
13d 不織布の一端(保水部材の一端)
13e 不織布の他端(保水部材の他端)
14、34 ドライ流路
17、27、47 給水装置
19 ファン
23 蒸発器
23a ドレン皿(貯水部材)
27b 貯水タンク
27c 送水ポンプ
34b 分岐流路
47b 給水ポンプ
60 循環装置
63、63a、63b スペーサ
64 ノズル(散水部)
65 冷却フィン(冷却部材)
66 熱伝導シート(熱伝導部材)
67 店舗壁面(外部の構造物)
68 排気流路
80 店内(室内)
91 加熱空気(冷凍機の排熱によって加熱された空気)
91a 空気(ウエット流路内を流れる空気)
91b 空気(ドライ流路内を流れる空気)
92 冷却空気(ドライ流路内において冷却された空気)
100、200、300、400、500、600、800、810、820、830、900 空調装置

Claims (14)

  1. 室内に設けられた冷凍機と、
    前記冷凍機からの排熱によって加熱された空気を直接取り込む給気口を有する、室内に設けられた間接気化式熱交換器とを備え、
    前記間接気化式熱交換器は、前記給気口から直接取り込まれた空気を、水分を含んだウエット流路と、ドライ流路とに分岐させ、前記ウエット流路内の空気により前記ウエット流路内の水分が気化することによって発生する気化熱によって、前記ドライ流路内を流れる空気を冷却するとともに、前記ドライ流路内において冷却された空気を前記室内に給気するように構成されている、空調装置。
  2. 前記間接気化式熱交換器は、前記冷凍機の上部に配置されている、請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記ウエット流路への給水を行う給水装置をさらに備え、
    前記給水装置は、室外の貯水タンクに貯蔵された雨水、工業用水、地下水、または、河川の水のうちの少なくともいずれか1つを送水する室外の送水ポンプを含む、請求項1または2に記載の空調装置。
  4. 前記間接気化式熱交換器は、前記冷凍機の内部に配置されるように構成されている、請求項1に記載の空調装置。
  5. 前記ウエット流路への給水を行う給水装置をさらに備え、
    前記給水装置は、前記冷凍機の蒸発器において凝縮した排水を、前記蒸発器の排水を貯水する前記冷凍機内の貯水部材から前記ウエット流路に送水する、前記冷凍機内の給水ポンプを含む、請求項4に記載の空調装置。
  6. 前記ドライ流路の入口側、出口側、前記ウエット流路の入口側または出口側のうちの少なくとも1つの側にファンが設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調装置。
  7. 前記ドライ流路は、前記ドライ流路によって冷却された空気を前記ウエット流路に送る分岐流路を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調装置。
  8. 前記間接気化式熱交換器に設けられ、前記ウエット流路からの排水を回収し、前記ウエット流路に給水することによって循環させる循環装置をさらに備える、請求項1に記載の空調装置。
  9. 前記循環装置は、前記ウエット流路よりも下流側の排気流路に配置され、前記ウエット流路から排出された空気に対して回収した前記排水を散布する散水部を含む、請求項8に記載の空調装置。
  10. 前記ウエット流路よりも下流側の排気流路の内壁面または外壁面の少なくとも一方に設けられた冷却部材をさらに備える、請求項8または9に記載の空調装置。
  11. 前記冷却部材は、冷却フィンを含む、請求項10に記載の空調装置。
  12. 前記ウエット流路よりも下流側の排気流路の外壁面と、前記外壁面よりも低温の外部の構造物とを接続するとともに、前記外壁面の熱を前記外部の構造物に伝達する熱伝導部材をさらに備える、請求項8〜11いずれか1項に記載の空調装置。
  13. 前記ウエット流路は、前記ドライ流路と前記ウエット流路とを分離する隔壁と、前記ウエット流路の空気の流れ方向と直交する方向の両端部において一対の前記隔壁間に配置されるスペーサと、吸水性を有する保水部材とによって構成され、
    前記保水部材の一端および他端は、前記ウエット流路の内部において、一端側の前記スペーサから他端側の前記スペーサまでの範囲内に配置されている、請求項1に記載の空調装置。
  14. 前記保水部材の一端は、一端側の前記スペーサの前記ウエット流路側の内表面近傍に配置されており、前記保水部材の他端は、他端側の前記スペーサの前記ウエット流路側の内表面近傍に配置されている、請求項13に記載の空調装置。
JP2017016044A 2016-02-12 2017-01-31 空調装置 Active JP6787156B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016024797 2016-02-12
JP2016024797 2016-02-12
JP2016143351 2016-07-21
JP2016143351 2016-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018021748A true JP2018021748A (ja) 2018-02-08
JP6787156B2 JP6787156B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=61165585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017016044A Active JP6787156B2 (ja) 2016-02-12 2017-01-31 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6787156B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021076317A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 国立大学法人神戸大学 空調装置
WO2024135659A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 ブラザー工業株式会社 空調機

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5285754A (en) * 1976-01-08 1977-07-16 Mitsubishi Electric Corp Refrigerating device
US4713943A (en) * 1983-11-09 1987-12-22 Wainwright Christopher E Evaporative cooler including an air-to-air counter-flow heat exchanger having a reverse temperature profile
JPH062013U (ja) * 1992-06-10 1994-01-14 義則 板倉 空冷式冷房機等の冷却機能向上装置
JPH11190582A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2002168555A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Fukushima Industries Corp 冷蔵庫
JP2002206834A (ja) * 2000-12-28 2002-07-26 Seibu Giken Co Ltd 間接気化冷却装置
JP2005164108A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 店舗用冷凍機
JP2006105424A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Max Co Ltd 換気装置及び建物
JP2006145092A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Max Co Ltd 空調システム及び建物
JP2006342979A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Yamaguchi Univ 空冷式冷房装置の室外機
JP2007147117A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Max Co Ltd 間接気化冷却エレメント、空調装置及び建物
JP3159566U (ja) * 2010-02-26 2010-05-27 株式会社アースクリーン東北 間接式気化式冷却装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5285754A (en) * 1976-01-08 1977-07-16 Mitsubishi Electric Corp Refrigerating device
US4713943A (en) * 1983-11-09 1987-12-22 Wainwright Christopher E Evaporative cooler including an air-to-air counter-flow heat exchanger having a reverse temperature profile
JPH062013U (ja) * 1992-06-10 1994-01-14 義則 板倉 空冷式冷房機等の冷却機能向上装置
JPH11190582A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2002168555A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Fukushima Industries Corp 冷蔵庫
JP2002206834A (ja) * 2000-12-28 2002-07-26 Seibu Giken Co Ltd 間接気化冷却装置
JP2005164108A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 店舗用冷凍機
JP2006105424A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Max Co Ltd 換気装置及び建物
JP2006145092A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Max Co Ltd 空調システム及び建物
JP2006342979A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Yamaguchi Univ 空冷式冷房装置の室外機
JP2007147117A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Max Co Ltd 間接気化冷却エレメント、空調装置及び建物
JP3159566U (ja) * 2010-02-26 2010-05-27 株式会社アースクリーン東北 間接式気化式冷却装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021076317A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 国立大学法人神戸大学 空調装置
JP7525852B2 (ja) 2019-11-12 2024-07-31 国立大学法人神戸大学 空調装置
WO2024135659A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 ブラザー工業株式会社 空調機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6787156B2 (ja) 2020-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9832911B2 (en) Air handling unit and method of operating the same
EP2274557B1 (en) Combined heat exchange unit
US20130340449A1 (en) Indirect evaporative cooler using membrane-contained liquid desiccant for dehumidification and flocked surfaces to provide coolant flow
NL2007293C2 (en) Cooling system for cooling air in a room and data centre comprising such cooling system.
US9243809B2 (en) Cooling system and method of cooling an interior space
CN105164484A (zh) 具有液体-空气薄膜能量交换器的蒸发冷却系统
JP2016512321A (ja) 液体デシカント空調システム後付けのための方法及びシステム
JP6147537B2 (ja) 空気調和装置
JP6737055B2 (ja) 空調装置および空調システム
US20150047382A1 (en) Fully regenerative liquid desiccant system for residential applications
US20200208887A1 (en) Evaporative cooling system for an hvac system
CN105444269A (zh) 一种风管机及空调器
JP6377933B2 (ja) 外気処理装置
KR20200081307A (ko) 2차 증발기 및 응축기 코일을 구비한 분할 제습 시스템
KR20200081308A (ko) 다중-순환식 증발기 및 2차 응축기 코일을 구비한 제습기
US20120118535A1 (en) Chilled Beam Air Conditioning System
JP5304071B2 (ja) サーバ装置
JP6787156B2 (ja) 空調装置
KR101913720B1 (ko) 하이브리드 공기조화 시스템
KR20130013585A (ko) 열회수형 환기 기능을 갖는 히트펌프 냉난방기
US20210341157A1 (en) Combined direct and indirect evaporative cooling system and method
KR101394373B1 (ko) 항온항습을 위한 에너지 절약형 공조시스템
KR100896805B1 (ko) 항온항습 기능을 갖는 증기식 공기조화기
CN219160504U (zh) 空调机组及数据中心
JP7333881B1 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6787156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250