JPH10246519A - 熱交換式空調装置 - Google Patents

熱交換式空調装置

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JPH10246519A
JPH10246519A JP9053625A JP5362597A JPH10246519A JP H10246519 A JPH10246519 A JP H10246519A JP 9053625 A JP9053625 A JP 9053625A JP 5362597 A JP5362597 A JP 5362597A JP H10246519 A JPH10246519 A JP H10246519A
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JP
Japan
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refrigerant
air
air conditioner
heat
temperature
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JP9053625A
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Shoki Ryu
勝輝 劉
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SENKYOKU DENKI KOFUN YUGENKOSH
SENKYOKU DENKI KOFUN YUGENKOSHI
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SENKYOKU DENKI KOFUN YUGENKOSH
SENKYOKU DENKI KOFUN YUGENKOSHI
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高EERを持ち、高換気性、低騒音性を持つ
空調装置を提供する 【解決手段】 冷媒蒸発部J1と、低圧縮比を持ち水タ
ンクを有するコンプレッサMと、冷媒凝縮部J2と、膨
張バルブ36と、ポンプ23とからなる冷媒循環システ
ムと、冷媒循環サイクルが、冷媒蒸発部J1における継
続的な熱吸収プロセスと、凝縮器Mによる圧縮と温度上
昇プロセスと、冷媒凝縮部J2における継続的な放熱プ
ロセスと、膨張バルブ36による膨張と温度下降プロセ
スとを含み、空気循環サイクルが、冷媒凝縮部J2にお
ける熱吸収プロセスと、冷媒蒸発部J1における放熱プ
ロセスとを備え、熱交換効率のため熱交換部が高い熱伝
導率を持ち、凝縮器コイルに噴霧した水の蒸発潜熱によ
り冷媒の熱を吸収し、冷媒凝縮後の冷媒圧力値が低く、
循環システムでの冷媒圧力が高いときで12−13kgf/
cm2程度、凝縮器Mが圧縮率が2前後、低騒音、低消費
電力のものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置、特に冷
媒を用いた空気熱交換により外気を冷却、加熱する高E
ER空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアコンディショナーは近年、広くビ
ル、家屋などの建築物の空調装置として使われている。
冷媒を用いたものが広く利用されており、冷媒を凝縮器
により凝縮して放熱し、冷媒を蒸発器において蒸発させ
て吸熱させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のエアコン
ディショナーは一般に騒音が大きく、熱効率が低く、使
用場所の換気の点が十分ではなかった。
【0004】本発明の熱交換式空調装置は、高い熱交換
効率を持つ冷媒蒸発部と冷媒凝縮部を備え、効率的に空
気と冷媒間で熱交換を行なうことにより、高EER(Ene
rgyEfficiency Retio)持つ空調装置を提供することを目
的とする。また本発明の熱交換式空調装置は、空調装置
の運転サイクルにおいて常に新鮮な空気との換気ができ
る仕組みとすることにより、高い換気能力を持つ空調装
置を提供することを目的とする。また本発明の熱交換式
空調装置は、低圧縮率のコンプレッサにより冷媒凝縮を
行なうことにより、運転中に小さな騒音しか発生しない
空調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の熱交換式空調装置は、冷媒蒸発部とコンプレ
ッサと冷媒凝縮部と膨張バルブと前記冷媒凝縮部に噴霧
する水分を供給するためのポンプとを備えた冷媒の循環
システムを備えた熱交換式空調装置であって、前記冷媒
の循環システムの循環サイクルにおいて冷媒蒸発部と冷
媒凝縮部が冷媒と空気との間の熱交換サイクルを行なう
熱交換部を構成し、空気を取り入れ前記空調装置内を通
過させ装置外に排出し、前記冷媒の循環サイクルが冷媒
蒸発部における継続的な熱吸収プロセスとコンプレッサ
における圧縮と温度上昇プロセスと冷媒凝縮部における
高圧力下での継続的な放熱プロセスと膨張バルブにおけ
る膨張と温度下降プロセスとを含み、前記循環システム
における空気の循環サイクルが冷媒凝縮部における熱吸
収プロセスと冷媒蒸発部における放熱プロセスとを含
み、前記冷媒蒸発部および冷媒凝縮部を空気が通過する
際に空気の熱エネルギーを空気冷媒間の熱交換に効率的
に利用できるように熱交換部の冷媒蒸発部と冷媒凝縮部
が高い熱伝導率を持ち、前記循環システムが冷媒の圧力
が高いときにおいても12〜13kgf/cm2であり、圧縮
率が2前後で低騒音かつ低消費電力で動作するコンプレ
ッサを用いる。
【0006】かかる構成により、本発明の熱交換式空調
装置は、高EER(Energy Efficiency Ratio)を持つ空
調機構を備えた空調装置を提供することができる。また
騒音を低減し、熱効率を向上させた空調装置が提供する
ことができる。さらに装置の運転サイクルにおいて常に
新鮮な空気との換気ができる空調機構を備えた空調装置
を提供することができる。
【0007】また、前記熱交換式空調装置は、冷暖房兼
用型ルームエアコンディショナー、冷房用ルームエアコ
ンディショナー、暖房用ルームエアコンディショナー、
またはセントラルエアコンディショニングシステムに応
用することが好ましい。
【0008】さらに、前記熱交換式空調装置は、熱交換
式空調装置を利用した空気冷房機、空気暖房機、空気冷
暖房機に応用することが好ましい。
【0009】さらに本発明の空調装置は、冷媒凝縮部
が、凝縮器コイルと、前記凝縮器コイルの熱伝導率を高
めるために設けられる保水力と熱吸収力と表面積を増加
するための凝縮器コイルの表面にコーティングされた多
孔質かつ保水力の高い材質からなるフィルムと、前記凝
縮器コイルにより冷媒凝縮部にある冷媒と凝縮部を通過
する空気との間の温度差が小さいときにおいても前記冷
媒と空気間で効率的に熱交換できるように冷媒凝縮部の
熱交換効率が改善された凝縮部とを備えることが好まし
い。
【0010】かかる構成により、本発明の熱交換式空調
装置は、冷媒と凝縮部を通過する空気との間の温度差が
小さいときにおいても前記冷媒と空気間で効率的に熱交
換でき、冷媒凝縮部の熱交換効率が改善される。
【0011】さらに、前記空調装置は、冷蔵装置に応用
されることが好ましい。
【0012】かかる構成により、効率の良い冷蔵装置を
得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下本発明の熱交換式空調装置の一実
施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明に係る空調装置の空気熱交換機構の
冷媒の処理は以下の4つの処理サイクルからなる。
【0015】(サイクル1)サイクル1は冷媒による熱
吸収のサイクルであり、冷媒の温度は最低温度(T1)
から高温度(T2)まで上昇する。この処理は一定の低
圧力(P1)下で行なわれる。
【0016】(サイクル2)サイクル2は冷媒圧縮およ
び圧縮熱上昇のサイクルであり、冷媒の温度は温度(T
2)から最高温度(T3)まで上昇する。
【0017】(サイクル3)サイクル3は冷媒が放熱す
る凝縮サイクルであり、冷媒の温度は温度(T3)から
低温度(T4)まで下降する。この処理は一定の高圧力
(P2)下で行なわれる。
【0018】(サイクル4)サイクル4は冷媒膨脹およ
び膨張熱下降のサイクルであり、冷媒の温度は温度(T
4)から最低温度(T1)まで下降する。
【0019】図1は、本発明の実施形態1における空調
装置主要部の装置構成概略図である。ここでは空調装置
を冷房装置として使用する例を挙げる。図1および図2
において、J1は冷媒蒸発部であり、冷媒蒸発部J1内
を流れる冷媒は平行配置された平型熱伝導板5を介して
空気熱により暖められる。第1の領域Aと第2の領域B
はそれぞれ平行配置の平型熱伝導板5の隣接部分であ
り、第1の領域Aは平型熱伝導板5および断熱板20に
より構成されており、第1の領域Bは熱伝導性金属板5
および波状に形成された波型熱伝導板7から構成されて
いる。領域Aは冷媒が通る第1の経路と定義されてお
り、ここで冷媒は熱吸収プロセスにあり、冷媒温度は最
低温度(T1)から温度(T2)まで上昇する。領域B
は空気熱交換の空気が通る第2の経路と定義されてお
り、空気は熱放出プロセスにあり、空気温度は温度(T
2)から最低温度(T1)に下降する。
【0020】断熱板20は大きな熱抵抗を持った波型の
断熱板である。断熱板20は、冷媒の流れる経路に面し
ている平型熱伝導板5の熱交換領域を断熱する。波型熱
伝導板7は薄い金属板をプレス加工した複数の波型の小
板からなり、空気が流れている経路に面している波型熱
伝導板7の伝導熱総量は0と見なせる。波型熱伝導板7
は空気の流れる経路に面している平型熱伝導板5を断熱
的に複数の小さい熱交換領域に分けることができ、平型
熱伝導板5と放熱する空気との間の熱交換領域を増加さ
せることとなり、平型熱伝導板5の表面をたくさんの断
熱された領域に分けることができる。各断熱領域(例え
ばdxn, dxy)は隣接する他の断熱領域とは違う温度(た
だし非常に近い温度)を持つことになる。ここで冷媒の
熱増加曲線はX軸が時間でY軸が温度を表わすデカルト
座標平面にプロットすることができ、熱放出する空気の
熱減少曲線とは丁度対象をなす関係であり、空気は熱を
冷媒に対して放出し、冷媒は熱を空気から吸収する。こ
のことは冷媒の温度上昇および熱吸収のプロセスは空気
の温度降下および熱放出のプロセスと一致していること
を意味している。
【0021】上記のプロセスにより、当初、外気の温度
(T2)であった空気の温度は空気ファンの送風により
領域Bを通過する間に前記空調装置により効率的に冷却
される。取り込まれた空気は平型熱伝導板5に熱を放出
し、領域Aにある冷媒の温度を上昇させることになる。
空気の放出した熱は空気の温度が冷媒の当初の温度(T
1)よりわずかに高い温度へと下がるまで吸収される。
冷却された空気は空調装置の送風口に取り付けられてい
る送風機構により部屋などの外気空間へ放出される。
【0022】冷媒蒸発部J1中の冷媒の流れについての
説明は以下の通りである。
【0023】冷媒蒸発部J1は冷媒の導管1および2に
それぞれ冷媒の取り込み口と排出口を持ち、導管には対
応して冷媒の入出孔(図示は省略)がある。蒸発した冷
媒は、各々の冷媒蒸発部J1の排出口から冷媒の導管2
に集約された後、蒸発冷媒導管13に接続されている。
冷媒蒸発部J1の各流入口は導管1において冷媒導管1
6に接続されている。パーティション(番号図示なし)
が冷媒の各経路の分離に使われている。折り返し導管1
1は冷媒蒸発部J1の各冷媒の経路の折り返し部として
利用されている。冷媒はパーティションで区切られたU
字型の導管を流れる。
【0024】冷媒が冷媒導管16の中にあるときは、冷
媒は蒸発しやすい液体状態で熱吸収剤を含んだ冷媒物質
からなり、圧力はP2の状態にあり、レギュレーティン
グバルブ17を通過すると圧力がP1に下がる。次に冷
媒は導管1を通り冷媒蒸発部J1の流入口から冷媒蒸発
部J1に流入する。冷媒は平行に配置されている冷媒蒸
発部J1の上部の流入口から噴霧される。冷媒は冷媒蒸
発部J1内を下降していく間、十分に冷却段階にある空
気管の空気から十分に熱を吸収し続ける。このように空
気管の空気は当初の外気温(T2)から(T1)まで冷
却された後、再び外部に送風される。暖められた冷媒は
冷媒蒸発部J1の流出口から導管2に集められる。その
後冷媒は蒸発冷媒導管13に入り、コンプレッサーMに
より気圧P2まで加圧されて、冷媒凝縮部J2の流入口
まで導かれる。
【0025】前述したように熱交換は断熱された微小表
面上で行なわれ、各微小表面は平型熱伝導板5を介して
接触し合う冷媒と冷却すべき空気間で効率的に熱交換す
るため、熱交換プロセスが終了した時点では冷媒と空気
間の温度差は最終的には0になる。実際に本実施形態に
基づき測定すると、熱交換終了時点において冷媒と空気
の温度差は、0.1℃から0.5℃である。
【0026】図3に示すように、冷媒凝縮部J2におい
ても平型熱伝導板5を冷媒と空気間の熱交換に利用して
いる。各平行配置されている平型熱伝導板5はその隣接
に領域Cおよび領域Dが設けれており、領域Cは平型熱
伝導板5と断熱板20とから構成され、冷媒が通過する
経路を形成し、経路内において冷媒は放熱して温度(T
3)から(T4)に冷却される。領域Cの反対側にある
のが領域Dであり、領域Dは平型熱伝導板5と別の断熱
板21とから構成され、空気が通過する経路を形成し、
経路内において空気は冷媒から湿気と熱を吸収し続け
る。フィルム6は多孔性と吸湿性を持つ部材で領域Dに
面して平型熱伝導板5の側部に取り付けられている。フ
ィルムは高い保水性と吸湿性を持ち、空気との大きい接
触表面を持つ。
【0027】フィルム6の保水力はフィルム6と熱伝導
金属板5の間の熱伝導率を大きく向上させ、フィルム6
の多孔質性は蒸気との大きな接触表面をもたらし、低い
温度下での冷媒の放熱プロセスを促進する。
【0028】断熱板20と21はそれぞれ冷媒と空気の
経路を形成し、大きな熱抵抗値を持つ非金属部材により
構成されている。断熱板20と21は平型熱伝導板5の
両面をたくさんの断熱微小表面(例えばdxn,dyn)に分
割する。このように冷媒凝縮部J2にある平型熱伝導板
5の両表面は微小表面ごとに多様な温度を持つ。
【0029】冷媒蒸発部J1を通過して流れ出た冷却さ
れた空気(図1のa3)は空調装置を設置している部屋
などの外気の熱と湿気を吸収し、部屋の温度および湿度
が調整することができる(図1のa4)。空気は送風フ
ァン19により領域Dに送られて、領域Dにおいて空気
はフィルム6により排出された湿気を吸収し、温度はT
4からT3に上昇する。その後空気は装置外に排気され
る。
【0030】冷媒は、冷媒蒸発部J1から流出したとき
は気圧P1であるが、コンプレッサーMにより気圧P2
まで加圧される。冷媒は導管3にある流出口を通って領
域Cの冷媒の経路に噴射される。冷媒の経路において冷
媒は熱を放出し続け、温度が下がり、徐々に液化されて
の液体g1になる。その後液体g1は冷媒導管16およ
びレギュレーティングバルブ17を通って冷媒蒸発部J
1に導かれる。このように冷媒は装置内を循環すること
になる。
【0031】本実施形態における装置設置場所の空気の
湿度の調整については以下により説明される。
【0032】図1〜3において、空気(図1のa1)は
設置場所の外気であり、初期状態で湿度(X1)を持っ
ているとする。冷媒蒸発部J1を通過する間、空気はa
2で示されるように冷却部に入り、熱を放出して温度が
(T1)にまで下がり(図1のa3)、湿度は(X2)
になる。このように空気がa1からa3にまで移動する
と湿度の変化分(*X1)は(*X1)=(X2)−
(X1)となる。次に空気はa4で示される部分から冷
媒凝縮部J2にa5のように流入し、その時点で湿度は
(X3)になっている。その後、冷媒凝縮部J2にある
空気はフィルム6から湿気を吸収して湿度(X4)にな
る。最終的に湿度(X4)を持った空気は冷媒凝縮部J
2から装置外部に放出される(a6)。このように空気
がa4からa6にまで移動したとき、湿度の変化分(*
X2)は、(*X2)=(X4)−(X3)となる。空
気に含まれていた湿気は冷媒蒸発部J1を通過中に凝集
されて水滴として落ち、水滴収集部10に接続されてい
るホースを介して水滴タンク(図示なし)に集められ
る。水滴タンクの水滴は定量的にポンプ(図示なし)に
より汲み上げられ、ノズル18によりフィルム6に噴霧
される。冷媒の凝縮はフィルム6の働きにより仕上げら
れ、冷媒の凝縮は冷媒から熱を発散させる。本実施形態
では流入する空気の量と流出する空気の量は同じなの
で、湿度変化分(*X1)と(*X2)は等しくなり、
湿度変化の平衡が保たれる。しかし、外気と装置内部の
空気の湿度はそれぞれ変動するので、(*X2)>(*
X1)であるときは水滴タンクの水はフィルム6にポン
プなどにより自動的に供給される必要がある。また同様
に(*X2)<(*X1)であるときは水滴タンクから
水が自動的に排出される必要がある。これにより本実施
形態は最適な装置運転効率を得ることができる。
【0033】(実施の形態2)図4に示すように、本発
明は冷暖房統合型のエアコンディショナーに応用でき
る。装置が設置されている場所の外気は、送風ファン1
2により冷媒蒸発部J1の空気経路に送られ、空気の温
度は(T1)にまで冷却され、冷却された空気は再度装
置外部へ放出される(図4ではa3)。外気(図4のa
4)は取り込み口28から取り込まれ、送風ファン19
によって冷媒凝縮部J2の空気経路を通り、フィルム6
から湿気と熱を吸収し、加熱された空気が外部に放出さ
れる。冷媒蒸発部J1と冷媒凝縮部J2との分離で使用
されているパーティションは冷媒はU字型の経路により
加熱部と凝縮部を通る経路を分ける。
【0034】空調装置が冷房装置として使用されると
き、ノズル18はフィルム6に定期的定量的に水滴を補
給し、適度な水分を保たせる。ポンプ23はソレノイド
24により定期的、断続的に水分を供給するように制御
される。空調装置が冷房装置として使用されるとき、ソ
レノイド24は、ポンプ23を制御し、ポンプ23はノ
ズル18が冷媒凝縮部J2に噴霧するための水分を供給
する。空調装置が暖房装置として使用されるとき、ソレ
ノイド24は、同様にポンプ23を制御するが、この場
合、ポンプ23は冷媒蒸発部J1にあるノズル18と冷
媒凝縮部J2にあるノズル26の両方に水分を供給す
る。水フィルタ22は水供給システムへのゴミ混入を防
ぐために利用される。
【0035】空調装置が暖房装置として使用されるとき
も、冷媒蒸発部J1の機能は同じである。しかし冷媒蒸
発部J1内の空気の流れる方向は冷房の場合と反対であ
る。同様に、冷媒凝縮部J2内の空気の流れる方向も反
対となる。本実施形態における空調装置の冷房機能暖房
機能の切替え手順を以下に示す。
【0036】1.冷媒の流入口を流出口に、流出口を流
入口に切替え、空気の流入口を流出口に、流出口を流入
口に切替える。これにより冷媒蒸発部J1と冷媒凝縮部
J2内の冷媒と空気の流れる方向を、冷房装置として利
用される場合の方向と逆にすることができる。
【0037】2.送風ファン12の送風方向を逆にす
る。これによって外気の空気を冷媒蒸発部J1に流入さ
せることができる。また同様に送風ファン19の送風方
向を反対にすることにより、空気に冷媒凝縮部J2を通
過する間に熱と湿気を吸収させ、装置外部に送風するこ
とができる。
【0038】3.ソレノイドにより定期的、断続的にポ
ンプを作動させて、冷媒蒸発部J1と冷媒凝縮部J2に
ノズル18および26から水分を噴霧させ、冷媒凝縮部
J2にあるフィルム6に水分を補給し、冷媒蒸発部J1
の空気経路に氷結物質を適度なタイミングで溶かす。噴
霧水分には、熱交換効率を向上させ、冷媒蒸発部J1の
空気の経路に氷が付着氷結しないようにするためにグリ
セロールまたはエチレングリコールが混ぜられている。
【0039】従来の空調装置に比べて、冷媒蒸発部J1
での熱交換プロセス後の空気と冷媒の温度差は小さく、
冷媒は比較的低い温度で凝縮され、冷媒凝縮部J2での
空気の温度上昇は比較的小さいので、本発明に係る空調
装置は、より高いエネルギー効率を持つと言える。
【0040】図5は本発明に係る装置が冷房装置として
利用される場合の冷媒の循環の様子を示したものであ
る。図6および図7はコンデンサとコンデンサのコイル
部分の詳細を示している。循環システムは低圧力コンプ
レッサM、凝縮器32、凝縮器32に水分を供給するた
めのポンプ33、キャピラリにより構成された膨張バル
ブ36、および蒸発器31から構成されている。
【0041】蒸発器31中の冷媒は熱を吸収する。その
後、冷媒は低圧力コンプレッサMにより凝縮器32に導
かれ、凝縮器32は通常装置の外部に面して設置され
る。凝縮器32の機能は冷媒によって運ばれた熱を、ポ
ンプ33により凝縮器32に供給された水分を蒸発させ
るために利用するものである。これは凝縮器32は空気
中の潜熱の変化を、凝縮器32中の水分を蒸発させて冷
媒から熱を吸収させるために利用することを意味してい
る。このことにより冷媒の凝縮が効率的に行なえる。
【0042】本発明の循環システムにおける高圧力状態
にある冷媒の動作圧力は、およそ12〜13kgf/cm2
ある。このように本発明に係る循環システムの冷媒を制
御するためには低圧縮率のコンプレッサでよい。本発明
に係るコンプレッサMの圧縮率は2前後であればよく、
従来装置に係るコンプレッサよりも低い圧縮率のコンプ
レッサでよい。このように本発明に係る空調装置はコン
プレッサへの供給電力を低減させることができ、また運
転中の騒音を低減することができる。
【0043】ポンプ33はノズル34から水分を噴霧さ
せるため圧力をかけるために利用され、水分は霧状の細
かい水滴となって噴霧される。霧状の細かい水滴は波状
の放熱フィン321状に撒かれ、その表面に付着する。
放熱フィン321の表面が完全に水の膜で覆われている
場合、水分は徐々に凝縮器コイル42とその凝縮器コイ
ル42の間に設けられている吸湿性物質41の上に流れ
て行き、凝縮器コイル42から熱を吸収するために必要
な水分を供給する。
【0044】上記に説明したように、本発明は少なくと
も、省エネルギー性、低騒音性、空気循環の換気性の点
で従来のものと比べて優位性を持っている。
【0045】本発明に係る空調装置は、冷房/暖房分離
タイプにも用いることが可能である。熱交換用の冷媒と
しては従来からの冷媒、例えばフレオンなどが利用でき
る。実際に、本発明に係る空調装置の分離タイプのもの
を台湾エレクトリックリサーチ&テスティングセンタに
持ち込んで性能を確認したところ、テストレポート(本
願明細書には添付せず)によれば、本発明に係る空調装
置の性能は、EERは約4.235、冷房能力は約36
65kcal/h、消費電力は866Wとなっている。もし従
来型の分離タイプの空調装置において同等の冷房能力を
出す場合には、EERは最高約2.4、消費電力約15
27Wが必要である。このように従来型の空調装置との
比較において、本発明の空調装置は電力を43.5%節
約できる。このテストレポートは本発明に係る空調装置
の高い熱効率性能を十分に証明するものである。
【0046】さらに言えば、上記テスト結果は本発明が
冷媒として従来型の冷媒を利用して達成されたものであ
って、より熱伝導性の高い新規物質を利用した場合はさ
らに良い熱効率性能が得られる。
【0047】図8はモリエ線図であり、従来の空調装置
の冷媒循環のモリエ線図(1´−2−3´−4´−1
´)と本発明の空調装置の冷媒循環のモリエ線図(1−
2−3−4−1)が示されている。このモリエ線図にお
いて横軸はエンタルピー(h)を表わし、縦軸は圧力
(P)を表わしている。従来の空調装置および本発明の
空調装置の冷媒の循環はそれぞれ以下の4つのプロセス
に分けることができる。以下は本発明に係る循環に関す
る説明であるが、従来例に係る循環も同様である。
【0048】(a)等圧変化プロセス(プロセス1−
2) このプロセスでは、冷媒が熱を吸収し、冷媒の圧力は低
圧力のまま維持され温度は(TW1)から(TW2)ま
でわずかに上昇する。
【0049】(b)疑似等エントロピー変化プロセス
(プロセス2−3) このプロセスでは、冷媒が凝縮され高圧力(P2)とな
り温度も(TW2)から(TW3)まで上昇する。
【0050】(c)等圧変化プロセス(プロセス3−
4) このプロセスでは、冷媒が放熱し、冷媒の圧力は高圧力
(P2)のまま維持され、温度は(TW3)から(TW
4)まで下降する。
【0051】(d)疑似等エンタルピー変化プロセス
(プロセス4−1) このプロセスでは、冷媒が膨脹して温度が(TW4)か
ら(TW1)まで下降する。
【0052】図8から明らかに分かるように、本発明の
冷媒循環(1−2−3−4−1)と従来例の冷媒循環
(1´−2´−3´−4´−1´)との主要な差異は、
本発明の空調装置における高圧力値(P2)が従来例の
空調装置における高圧力値(P2´)よりも低いことで
ある。つまり本発明の空調装置は従来例の空調装置より
も高EERを持っていることである。
【0053】本発明の空調装置の高圧力値(P2)が従
来例の空調装置における高圧力値(P2´)よりも低い
理由は図9を参照して以下のように説明できる。図9は
湿度図表であって、本発明の空気循環(2−1−4−3
−2)と従来例の空気循環(2−1−4−3´−2)の
湿度図表が示されている。本発明の空調装置の湿度図表
において、状態2は外気の状態(温度TA2)を示して
いる。状態1は循環冷媒に冷やされた直後の空気の状態
(温度TA1)を表わしている。状態4は熱交換内部に
おける空気の状態(温度TA4)を表わしている。状態
3は冷媒により熱吸収された後の空気の状態(温度TA
3)を表わしている。
【0054】図9により明らかなように、本発明の空調
装置と従来例の空調装置の空気循環の差異はプロセス4
−3と4−3´にある。つまり状態3と状態3´の両者
の図表上の位置の違いから分かるように、状態3´の乾
球温度が状態2よりも高い点にある。これはよく知られ
ているように、従来の空調装置の排気空気の温度が周辺
空気温度より高いことを意味している。
【0055】本発明の空調装置の排気空気は状態3にあ
り、装置により吸熱される量は本発明の空調装置および
従来例の空調装置において同じであるにもかかわらず、
本発明の空調装置の排気空気の温度は周辺空気温度より
低い。本発明のこの特徴は凝縮器コイルと凝縮器コイル
に張り付けられた吸湿性材料への水分噴霧により達成さ
れる。本発明は水分の蒸発熱(潜熱)を利用して冷媒の
熱を吸収して空調装置排気空気の温度を下げ、かつ湿度
を高く保つ働きを有する。このように本発明の空調装置
の排気空気の温度は、図9における状態3と状態3´の
比較により明らかなように十分低いので、冷媒は空気に
対して低い温度で放熱できることとなり、凝縮後の冷媒
の温度も低く抑えることができる。それゆえ図8に見た
ように本発明の冷媒の高圧力値(P2)は従来の空調装
置の冷媒の高圧力値(P2´)よりも低く抑えることが
できる。図9における状態2、1、4、3と状態3´は
それぞれ図8の状態に対応している。ここで図8は冷媒
の状態を示し、図9は空気の状態を示している。なお、
冷媒と空気の循環方向は互いに逆になっている。
【0056】高圧力状態が低く抑えられると、冷却効率
と能率が改善されることは広く知られている。本発明技
術のブレークスルーは凝縮器コイルの空気側に水を噴霧
し、その蒸発潜熱により冷媒の熱を吸収することにあ
る。本発明に係る凝縮器コイルの特別な仕組みにより、
冷媒は十分に空気と熱交換することができ、排気空気の
温度(TA3)と冷媒の温度(TW3)と冷媒凝縮後の
冷媒の高圧力値(P2)を低く抑えることができる。
【0057】本願発明の空調装置は、上記の水噴霧装置
と凝縮器コイルの放熱の仕組みにより、従来技術では達
成できなかったEERが2.4から4.2またはそれ以上
の熱交換効率が達成できる。
【0058】上記に開示した本発明の熱交換式空調装置
は一例であって、本実施形態で説明した装置部品の構
成、組み合わせ、調整、数値によって限定されるもので
はなく、請求の範囲に記載された発明の思想、範囲にお
いて解釈されるものである。
【0059】
【発明の効果】前記したように本発明の熱交換式空調装
置によれば、空気が冷媒蒸発部および冷媒凝縮部を通過
する際に、前記空気の熱ネエルギーが前記空気と冷媒と
の間の熱交換に効率的に利用できるように前記熱交換部
の冷媒蒸発部と冷媒凝縮部が高い熱伝導率を持つことに
より、熱交換効率の高い空調装置を提供することができ
る。
【0060】凝縮器コイルに噴霧した水の蒸発潜熱によ
り冷媒の熱を吸収でき、冷媒は十分に空気と熱交換する
ことができ、排気空気の温度と冷媒の温度と冷媒凝縮後
の冷媒の高圧力値を低く抑えることができる。
【0061】また循環システムの中での冷媒の圧力が高
いときにおいて12〜13kgf/cm2であって、コンプレ
ッサの圧縮率が2前後と低いコンプレッサを用いること
により、騒音を低減し、低消費電力の空調装置を提供す
ることができる。
【0062】さらに、空気が外部から取り込まれて装置
内を通過して外部に排出されるときに、前記冷媒と空気
との間の熱交換サイクルを行なう熱交換部を有すること
により、装置の運転サイクルにおいて常に新鮮な空気と
の換気ができる空調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における空調装置の構
成概略図
【図2】図1のL1−L1’線における断面図
【図3】図1のL2−L2’線における断面図
【図4】本発明の第2の実施形態における空調装置の構
成概略図
【図5】本発明に係る冷媒循環の概略図
【図6】本発明に係る凝縮器の概略図
【図7】図6における凝縮器のコイルの拡大断面図
【図8】本発明に係る空調装置と従来例の空調装置との
冷媒の循環システムを比較したモリエ線図
【図9】本発明に係る空調装置と従来例の空調装置との
冷媒の循環システムを比較した湿度図表
【符号の説明】
1,2,3,4 導管 5 平型熱伝導板 6 フィルム 7 波型熱伝導板 10 水滴収集部 11 折り返し導管 12,19 送風ファン 13 蒸発冷媒導管 16 冷媒導管 17 レギュレーティングバルブ 18,26,34 ノズル 20 断熱板 22 水フィルタ 23 ポンプ 24 ソレノイド 28 取り込み口 31 蒸発器 32 凝縮器 321 放熱フィン 36 膨張バルブ 41 吸湿性物質 42 凝縮コイル J1 冷媒蒸発部 J2 冷媒凝縮部 M コンプレッサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒蒸発部とコンプレッサと冷媒凝縮部
    と膨張バルブと前記冷媒凝縮部に噴霧する水分を供給す
    るためのポンプとを備えた冷媒の循環システムを備えた
    熱交換式空調装置であって、前記冷媒の循環システムの
    循環サイクルにおいて冷媒蒸発部と冷媒凝縮部が冷媒と
    空気との間の熱交換サイクルを行なう熱交換部を構成
    し、空気を取り入れ前記空調装置内を通過させ装置外に
    排出し、前記冷媒の循環サイクルが冷媒蒸発部における
    継続的な熱吸収プロセスとコンプレッサにおける圧縮と
    温度上昇プロセスと冷媒凝縮部における高圧力下での継
    続的な放熱プロセスと膨張バルブにおける膨張と温度下
    降プロセスとを含み、前記循環システムにおける空気の
    循環サイクルが冷媒凝縮部における熱吸収プロセスと冷
    媒蒸発部における放熱プロセスとを含み、前記冷媒蒸発
    部および冷媒凝縮部を空気が通過する際に空気の熱エネ
    ルギーを空気冷媒間の熱交換に効率的に利用できるよう
    に熱交換部の冷媒蒸発部と冷媒凝縮部が高い熱伝導率を
    持ち、前記循環システムが冷媒の圧力が高いときにおい
    ても12〜13kgf/cm2であり、圧縮率が2前後で低騒
    音かつ低消費電力で動作するコンプレッサを用いること
    を特徴とした熱交換式空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱交換式空調装置を備
    えた冷暖房兼用型ルームエアコンディショナー、冷房用
    ルームエアコンディショナー、暖房用ルームエアコンデ
    ィショナー、またはセントラルエアコンディショニング
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の熱交換式空調
    装置を利用した空気冷房機、空気暖房機、空気冷暖房
    機。
  4. 【請求項4】 冷媒凝縮部が、凝縮器コイルと、前記凝
    縮器コイルの熱伝導率を高めるために設けられる保水力
    と熱吸収力と表面積を増加するための凝縮器コイルの表
    面にコーティングされた多孔質かつ保水力の高い材質か
    らなるフィルムと、前記凝縮器コイルにより冷媒凝縮部
    にある冷媒と凝縮部を通過する空気との間の温度差が小
    さいときにおいても前記冷媒と空気間で効率的に熱交換
    できるように冷媒凝縮部の熱交換効率が改善された凝縮
    部とを備えた請求項1に記載の熱交換式空調装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の熱交換式空調装置を備
    えた冷蔵装置。
  6. 【請求項6】 蒸発潜熱を利用して凝縮部コイルの冷媒
    の熱を吸収するために水分を蒸発させる凝縮器コイル表
    面への水分を噴射・噴霧・滴下するプロセスを備え、凝
    縮器コイルを経て空調装置から排気される空気の乾球温
    度(TA3)を周辺外気温度(TA2)および従来の空
    調装置の排気空気の乾球温度(TA3´)より低くし、
    凝縮器コイルを通過する冷媒の温度(TW3)を従来の
    空調装置の凝縮器コイルを通過する冷媒の温度(TW3
    ´)より低くし、空調装置の凝縮器コイルを通過した冷
    媒の凝縮温度を低くすることにより冷媒の凝縮状態の圧
    力(P2)を低くし、EERを向上させ、熱エネルギー
    を効果的に利用した請求項1に記載の空調装置の熱交換
    プロセス。
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