JPH0620120U - サイドスライドドア装置における雨水等の侵入阻止構造 - Google Patents

サイドスライドドア装置における雨水等の侵入阻止構造

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JPH0620120U
JPH0620120U JP4478692U JP4478692U JPH0620120U JP H0620120 U JPH0620120 U JP H0620120U JP 4478692 U JP4478692 U JP 4478692U JP 4478692 U JP4478692 U JP 4478692U JP H0620120 U JPH0620120 U JP H0620120U
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JP
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JP4478692U
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民男 熊谷
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Tokyu Car Corp
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Tokyu Car Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バン型のトラツク及びトレ−ラ等のバン型自
動車のサイドスライドドア装置における雨水の侵入を阻
止すべき構造に関する。 【構成】 荷物収納空間の開口部2を区画しているフレ
−ム3に、この荷物収納空間への荷物の出し入れのため
のサイドスライドドア装置が付設され、車両の進行方向
前方の前記フレ−ム3の前部枠4に、前記サイドスライ
ドドア装置のドア本体7の前面に装着したシ−ル材29
と前記前部枠4との当接面30を覆うスプラツシユガ−
ド26の基部27を取り付けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バン型のトラツク及びトレ−ラ等のバン型自動車のサイドスライ ドドア装置における雨水の侵入を阻止すべき構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
バン型自動車では、荷物収納空間の開口部を区画しているフレ−ムに、この荷 物収納空間への荷物の出し入れのためにスライドドア装置が付設される。このス ライドドア装置は被案内部材を含み、ドア本体から張り出した位置に配設され、 前記ドア本体に一体移動可能に結合しているスライド機構と、荷物収納空間の開 口部を区画するフレ−ムの外面に固定され、ドア本体のスライド方向へ延び、前 記被案内部材を案内する案内レ−ルとを有している。
【0003】 従来のスライドドア装置では、前記スライド機構及び案内レ−ル等が外部へ露 出した状態であつたため、案内レ−ルに雨、雪、塵芥等が付着し、スライド機構 のばね、ロ−ラベアリングや案内レ−ルが錆付いたり、異物が堆積したりして、 スライドドアの円滑な開閉が損なわれることがあつたので、実開昭62−693 9号公報に記載された考案において、前記ドア本体に一体移動可能にカバ−を結 合し、このカバ−によつて、前記案内レ−ルの配置空間を含むスライド機構の移 動空間のほぼ全域を、ドア本体の閉位置において覆うことを提案した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これによつて、ドア本体の上部において、雨水等の侵入は阻止し得たが、車両 の進行中、荷物収納空間の開口部を区画するフレ−ムの前部枠と、ドア本体の前 部枠に装着したシ−ル材との間から、雨水が荷物収納空間内に侵入して、内部の 荷物を濡らすという事態が生じ、その対策が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 ここにおいてこの考案は、荷物収納空間の開口部を区画しているフレ−ムに、 この荷物収納空間への荷物の出し入れのためのサイドスライドドア装置が付設さ れ、車両の進行方向前方の前記フレ−ムに、前記スライドドア装置のドア本体の 前面に装着したシ−ル材と前記フレ−ムとの当接面を覆うスプラツシユガ−ドの 基部を取り付けてなる、サイドスライドドア装置における雨水等の侵入阻止構造 を提案し、かつその実施に当つて、前記スプラツシユガ−ドに、ドア本体に取り 付けたドア浮上がり防止爪の先端が挿入される爪受けを形成するものである。
【0006】
【作用】
上記構成からなるこの考案の構造において、車両の進行方向前方のスライドド ア装置のドア本体の前部枠に装着したシ−ル材と、このシ−ル材が当接する車両 側のフレ−ムとの間が、前記スプラツシユガ−ドによつて覆われているため、假 に前記シ−ル材とフレ−ムとの当接面に何らかの理由によつて隙間が生じていて も、雨水等は前記スプラツシユガ−ドによつてこの隙間に侵入することを阻止さ れるので、雨水等が荷物収納空間内の荷物を濡らすような事態を防止できるもの であり、かつその実施態様において、前記スプラツシユガ−ドには、ドア本体に 取り付けたドア浮上り防止の作用を更に確実にすることが可能である。
【0007】
【実施例】
次にこの考案を図1ないし図3に示す実施例にしたがつて詳細に説明する。 バン型のトラツク、トレ−ラ等のバン型自動車1は、内側において荷物収納空 間の開口部2を区画するフレ−ム3を有し、このフレ−ム3には鉛直方向へ延び る中間ポストとしての前部枠4とコ−ナポスト5とが設けられている。
【0008】 スライドドア装置6は、前記枠4とコ−ナポスト5との間において、前記開口 部2を開閉し、ドア本体7と、下端部においてこのドア本体7の上辺部の中間ポ スト4側の端部に取付ボルト8により固定され前記ドア本体7から上方へ張り出 すア−ム取付ステ−9とを含む。
【0009】 ア−ム取付ステ−9は、上半部において前記ドア本体7より外側へ張り出して おり、ア−ム取付ステ−9の上端部には、スライド機構10が取り付けられてい る。
【0010】 このスライド機構10は、車体の外方へ突出する上側ア−ム11及び下側ア− ム12と、それぞれ上側ア−ム11及び下側ア−ム12の端部の上面及び下面に 回動可能に軸支されている被案内部材としての上側ロ−ラ13及び下側ロ−ラ1 4とを含んでいる。
【0011】 案内レ−ル取付パネル15は、鉛直方向において前記スライド機構10に対峙 した位置に、前記前部枠4に固定され、ドア本体7のスライド方向へ延びている 。上側案内レ−ル16及び下側案内レ−ル17は、ドア本体7のスライド方向へ 延び、それぞれ下方及び上方へ開口するように案内レ−ル取付パネル15に固定 され、それら上側案内レ−ル16及び下側案内レ−ル17の溝内へ前記上側ロ− ラ13及び下側ロ−ラ14を挿入され、それらを溝に沿つて案内する。
【0012】 カバ−レ−ル18は、プレス材からなり、案内レ−ル取付パネル15の上部の 外方張り出し縁部に、外方へ張り出すように、溶接又はリベツトにより固定され 、上側案内レ−ル16及び下側案内レ−ル17と同様に、コ−ナポスト5の縁ま でドア本体7のスライド方向へ延びている。
【0013】 シ−ル材19は、ドア本体7の上辺の縁部に装着され、前記案内レ−ル取付パ ネル15の下方の外方張り出し縁部の外周面に接触し、摺動する(図2参照)。
【0014】 カバ−20は、取付ボルト21により、ドア本体7の上辺部に固定されている 下部の結合部分22と、この結合部分22へ連なり、ドア本体7のスライド方向 へ延びているカバ−部分23とを含んでいる。
【0015】 図2に示すように、フレ−ム3の案内レ−ル取付パネル15の外方には、上側 案内レ−ル16及び下側案内レ−ル17の配置空間を含むスライド機構10の移 動空間24が形成され、カバ−20のカバ−部分23は、この移動空間24の外 方開口端をその長手方向ほぼ全域に亘つて覆う長さとし、前記結合部分22の上 縁は、プレス成型により、カバ−部分23と鉛直方向へ曲つて、カバ−レ−ル1 8の上部を覆つている。
【0016】 前部閉塞板25は、ア−ム取付ステ−9の前部枠4側の縁部が、ドア本体7の 閉時において密着するような位置にあり、案内レ−ル取付パネル15に溶接によ り固定され、前記移動空間24の前部枠4側の端部の開口を仕切つている。
【0017】 前記フレ−ム3は、図3に示すような構成を有しており、その前部枠4にはス プラツシユガ−ド26の基部27が取り付けられるのであつて、このスプラツシ ユガ−ド26は、前記前部枠4と、ドア本体7の前面を形成する型枠材28に装 着したシ−ル材29との当接面30を覆うような形状を有していて、車両走行に 際してその進行方向(図1に矢印Fで示す)の前方からの雨水等は、前記スプラ ツシユガ−ド26によつてガ−ドされて前記当接面30からは隔離されるので、 假にこの当接面30に何らかの理由で隙間が生じていても、雨水が内部へ入り込 むことはない。
【0018】 なお雨水の水切れをよくするために、図3に示すように、スプラツシユガ−ド 26の自由辺縁に外方へ向かう折曲線31を形成することが考慮され、また、実 際上このスプラツシユガ−ド26には、前記ドア本体7に取り付けたドア浮上り 防止爪32の先端が挿入される爪受け33を形成するものとする。このスプラツ シユガ−ド26とドア浮上り防止爪32を含む部分の詳細を図4に示す。
【0019】 上記のようにして、この考案によれば、荷物収納空間の開口部2を区画するフ レ−ム3の前部枠4に基部27を取り付けたスプラツシユガ−ド26が、この前 部枠4とドア本体7の前面を形成する型枠材28に装着したシ−ル材29との当 接面30を覆うようにしたことにより、車両の走行中に前方から吹きつける雨水 等がこの当接面30に達することがないようにされ、これによつて荷物収納空間 に対する雨水等の侵入を阻止できるものであり、かつ前記スプラツシユガ−ド2 6はドア本体7が閉じる際の当りガイドともなり、ドア外れの防止にも有効であ る。
【0020】
【考案の効果】
この考案の上述の構造の機構によれば次のような効果を奏する。 車両走行中の水洩れ防止に有効。 スプラツシユガ−ドの形状から、整流板の作用が得られる。 外観からも水洩れがない構造であるという良いイメ−ジを与える。 開口部を区画するフレ−ムが頑丈に見える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の機構を備える車両のスライドドア装
置及びその周辺部分の一部切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図2】一部分の断面図である。
【図3】車両の荷物収納用空間の開口部を構成するフレ
−ムの一部断面で示す正面図である。
【図4】この考案の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 開口部 3 フレ−ム 7 ドア本体 26 スプラツシユガ−ド 27 基部 29 シ−ル材 30 当接面 32 ドア浮上り防止爪 33 爪受け

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物収納空間の開口部を区画しているフ
    レ−ムに、この荷物収納空間への荷物の出し入れのため
    のサイドスライドドア装置が付設され、車両の進行方向
    前方の前記フレ−ムに、前記サイドスライドドア装置の
    ドア本体の前面に装着したシ−ル材と前記フレ−ムとの
    当接面を覆うスプラツシユガ−ドの基部を取り付けてな
    る、サイドスライドドア装置における雨水等の侵入阻止
    構造。
  2. 【請求項2】 前記スプラツシユガ−ドに、ドア本体に
    取り付けたドア浮上がり防止爪の先端が挿入される爪受
    けを形成してなる請求項1記載の、サイドスライドドア
    装置における雨水等の侵入阻止構造。
JP4478692U 1992-06-05 1992-06-05 サイドスライドドア装置における雨水等の侵入阻止構造 Pending JPH0620120U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126109U (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 日立造船株式会社 計測装置
JPS6280859A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Hitachi Ltd デイスク自動交換装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126109U (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 日立造船株式会社 計測装置
JPS6280859A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Hitachi Ltd デイスク自動交換装置

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