JPH06199433A - シート材自動給紙装置 - Google Patents
シート材自動給紙装置Info
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- JPH06199433A JPH06199433A JP4361202A JP36120292A JPH06199433A JP H06199433 A JPH06199433 A JP H06199433A JP 4361202 A JP4361202 A JP 4361202A JP 36120292 A JP36120292 A JP 36120292A JP H06199433 A JPH06199433 A JP H06199433A
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- sheet material
- feeding
- sheet
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/063—Rollers or like rotary separators separating from the bottom of pile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/20—Location in space
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/50—Occurence
- B65H2511/51—Presence
- B65H2511/514—Particular portion of element
Abstract
(57)【要約】
【目的】シート材積載手段上に積載されるシート材をシ
ート材助送手段によって確実に助送可能な積載位置に積
載できるようにする。 【構成】助送ローラ４と、給送ローラ５及び分離片６と
の間の搬送路において、トレイ２上に積載されるシート
材のシート材先端を検知アーム１５Ａによって検知する
シート材先端検知センサを設けた。そして、シート材先
端検知センサの検知アーム１５がトレイ２上に積載され
るシート材のシート材先端を検知すると、助送ローラ４
がそのシート材先端に当接するようにした。
ート材助送手段によって確実に助送可能な積載位置に積
載できるようにする。 【構成】助送ローラ４と、給送ローラ５及び分離片６と
の間の搬送路において、トレイ２上に積載されるシート
材のシート材先端を検知アーム１５Ａによって検知する
シート材先端検知センサを設けた。そして、シート材先
端検知センサの検知アーム１５がトレイ２上に積載され
るシート材のシート材先端を検知すると、助送ローラ４
がそのシート材先端に当接するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、プリン
タ、複写機等の画像形成装置に用いられるシート材自動
給紙装置に関する。
タ、複写機等の画像形成装置に用いられるシート材自動
給紙装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ、プリンタ、複写機等の画
像形成装置においては、画像読取部又は画像形成部へ原
稿シート材又は記録シート材を給送する手段として、シ
ート材積載手段上に積載されたシート材を１枚ずつ分離
して給送するシート材自動給紙装置を用いている。
像形成装置においては、画像読取部又は画像形成部へ原
稿シート材又は記録シート材を給送する手段として、シ
ート材積載手段上に積載されたシート材を１枚ずつ分離
して給送するシート材自動給紙装置を用いている。
【０００３】このシート材自動給紙装置において、シー
ト材積載手段上に積載されたシート材は、まず、シート
材助送手段によって下流のシート材分離給送手段へ送ら
れる。そして、このシート材分離給送手段によって１枚
ずつ分離されて下流のシート材搬送手段へ送られ、この
シート材搬送手段によって画像読取部又は画像形成部へ
送られるようになっている。
ト材積載手段上に積載されたシート材は、まず、シート
材助送手段によって下流のシート材分離給送手段へ送ら
れる。そして、このシート材分離給送手段によって１枚
ずつ分離されて下流のシート材搬送手段へ送られ、この
シート材搬送手段によって画像読取部又は画像形成部へ
送られるようになっている。
【０００４】従って、このシート材自動給紙装置におい
ては、シート材積載手段上に積載されたシート材は、シ
ート材助送手段によって助送することの可能な位置に積
載されていなければならない。
ては、シート材積載手段上に積載されたシート材は、シ
ート材助送手段によって助送することの可能な位置に積
載されていなければならない。
【０００５】シート材積載手段上に積載されたシート材
がシート材助送手段によって助送可能となるのは、シー
ト材積載手段上に積載されたシート材のシート材先端
が、シート材助送手段を通過した位置からシート材分離
給送手段の直上流位置までの間に位置している場合であ
る。
がシート材助送手段によって助送可能となるのは、シー
ト材積載手段上に積載されたシート材のシート材先端
が、シート材助送手段を通過した位置からシート材分離
給送手段の直上流位置までの間に位置している場合であ
る。
【０００６】このようなことから、従来のシート材自動
給紙装置においては、シート材積載手段上に積載された
シート材がシート材助送手段によって確実に助送可能と
なるための対策として、 （１）取り扱い説明書等に、シート材先端がシート材分
離給送手段のニップ部に突き当たったらシート材をシー
ト材積載手段上に載置する旨を記載する（従来例１）。 （２）シート材積載手段上にシート材サイズ別のシート
材後端位置を指示し、そのシート材後端位置に合わせて
シート材をシート材積載手段上に積載するようにさせる
（従来例２）。 （３）シート材助送手段とシート材分離給送手段との間
の搬送路に開閉可能なシャッタを設置し、シート材先端
がシャッタに突き当たったらシート材をシート材積載手
段上に載置するようにする（従来例３）。
給紙装置においては、シート材積載手段上に積載された
シート材がシート材助送手段によって確実に助送可能と
なるための対策として、 （１）取り扱い説明書等に、シート材先端がシート材分
離給送手段のニップ部に突き当たったらシート材をシー
ト材積載手段上に載置する旨を記載する（従来例１）。 （２）シート材積載手段上にシート材サイズ別のシート
材後端位置を指示し、そのシート材後端位置に合わせて
シート材をシート材積載手段上に積載するようにさせる
（従来例２）。 （３）シート材助送手段とシート材分離給送手段との間
の搬送路に開閉可能なシャッタを設置し、シート材先端
がシャッタに突き当たったらシート材をシート材積載手
段上に載置するようにする（従来例３）。
【０００７】等の方法を採っている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例１
の方法の場合、シート材先端を所定の突当力以上でシー
ト材分離給送手段のニップ部に突き当てるとシート材先
端がニップ部を通過してしまうことがあり、このような
状態でシート材の給送が行なわれると、シート材が重送
する問題があった。
の方法の場合、シート材先端を所定の突当力以上でシー
ト材分離給送手段のニップ部に突き当てるとシート材先
端がニップ部を通過してしまうことがあり、このような
状態でシート材の給送が行なわれると、シート材が重送
する問題があった。
【０００９】また、上記従来例２の方法の場合、シート
材後端をシート材積載手段上の指示位置に合わせる段取
り作業はシート材の積載量が多いと大変であり、また、
不定形のシート材を使用する場合には役に立たず、従来
例１と同様の問題が生じていた。
材後端をシート材積載手段上の指示位置に合わせる段取
り作業はシート材の積載量が多いと大変であり、また、
不定形のシート材を使用する場合には役に立たず、従来
例１と同様の問題が生じていた。
【００１０】また、上記従来例３の方法の場合、電磁ソ
レノイド等のアクチュエータによって開閉駆動するシャ
ッタを備えているので、シート材自動給送装置がコスト
アップする問題があった。
レノイド等のアクチュエータによって開閉駆動するシャ
ッタを備えているので、シート材自動給送装置がコスト
アップする問題があった。
【００１１】そこで本装置は、上述のごとき事情に鑑み
てなされたもので、シート材積載手段上に積載されるシ
ート材をシート材サイズに関係なくシート材助送ローラ
によって確実に助送可能な積載位置に積載することがで
き、しかも、そのシート材のセットを楽に行なうことが
でき、シート材のセットによる重送も生じることがな
く、安価に構成できる。シート材自動給送装置を提供す
ることを目的とする。
てなされたもので、シート材積載手段上に積載されるシ
ート材をシート材サイズに関係なくシート材助送ローラ
によって確実に助送可能な積載位置に積載することがで
き、しかも、そのシート材のセットを楽に行なうことが
でき、シート材のセットによる重送も生じることがな
く、安価に構成できる。シート材自動給送装置を提供す
ることを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材積載
手段（２）上に積載されたシート材を１枚ずつ分離して
給送するシート材自動給送装置に係る。
手段（２）上に積載されたシート材を１枚ずつ分離して
給送するシート材自動給送装置に係る。
【００１３】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記シート材積載手段（２）上に積載されるシート
材のシート材先端を検知するシート材先端検知手段（１
５）と、前記シート材積載手段（２）上に積載されたシ
ート材を下流のシート材分離給送手段（５、６）へ助走
するシート材助送手段（４）とを有し、前記シート材先
端検知手段（１５）が前記シート材積載手段（２）上に
積載されるシート材のシート材先端を検知すると、前記
シート材助送手段（４）が前記シート材積載手段（２）
上に積載されるシート材のシート材先端に当接するよう
にしたことを特徴とする。
め、前記シート材積載手段（２）上に積載されるシート
材のシート材先端を検知するシート材先端検知手段（１
５）と、前記シート材積載手段（２）上に積載されたシ
ート材を下流のシート材分離給送手段（５、６）へ助走
するシート材助送手段（４）とを有し、前記シート材先
端検知手段（１５）が前記シート材積載手段（２）上に
積載されるシート材のシート材先端を検知すると、前記
シート材助送手段（４）が前記シート材積載手段（２）
上に積載されるシート材のシート材先端に当接するよう
にしたことを特徴とする。
【００１４】また、前記シート材先端検知手段（１５）
は、前記シート材助送手段（４）と前記シート材分離給
送手段（５、６）との間の搬送路において前記シート材
積載手段（２）上に積載されるシート材のシート材先端
を検知することを特徴とする。
は、前記シート材助送手段（４）と前記シート材分離給
送手段（５、６）との間の搬送路において前記シート材
積載手段（２）上に積載されるシート材のシート材先端
を検知することを特徴とする。
【００１５】また、前記シート材先端検知手段（１５）
は、前記シート材助送手段（４）の上流において前記シ
ート材積載手段（２）上に積載されるシート材のシート
材先端を検知することを目的とする。
は、前記シート材助送手段（４）の上流において前記シ
ート材積載手段（２）上に積載されるシート材のシート
材先端を検知することを目的とする。
【００１６】
【作用】上記構成とした本装置のシート材自動給送装置
によれば、シート材積載手段（２）上に積載されるシー
ト材のシート材先端を下流側に移動させると、シート材
先端検知手段（１５）がそのシート材先端を検知する。
そして、このシート材先端検知手段（１５）がシート材
先端を検知することにより、シート材助送手段（４）が
シート材積載手段（２）上に積載される。シート材のシ
ート材先端に当接する。
によれば、シート材積載手段（２）上に積載されるシー
ト材のシート材先端を下流側に移動させると、シート材
先端検知手段（１５）がそのシート材先端を検知する。
そして、このシート材先端検知手段（１５）がシート材
先端を検知することにより、シート材助送手段（４）が
シート材積載手段（２）上に積載される。シート材のシ
ート材先端に当接する。
【００１７】従って、シート材積載手段（２）上に積載
されるシート材のシート材先端はシート材助送手段
（４）によって助送が可能となる位置においてシート材
助送手段（４）により移動が阻止される。この状態でシ
ート材積載手段（２）上へのシート材のセットを終了す
る。
されるシート材のシート材先端はシート材助送手段
（４）によって助送が可能となる位置においてシート材
助送手段（４）により移動が阻止される。この状態でシ
ート材積載手段（２）上へのシート材のセットを終了す
る。
【００１８】これにより、シート材積載手段（２）上に
積載されたシート材をシート材サイズに関係なくシート
材助送手段で確実に助送することが可能となる。
積載されたシート材をシート材サイズに関係なくシート
材助送手段で確実に助送することが可能となる。
【００１９】また、シート材積載手段（２）上へのシー
ト材のセットは、シート材先端をシート材積載手段
（２）の下流側へ移動させるだけでよいので、楽に行え
る。
ト材のセットは、シート材先端をシート材積載手段
（２）の下流側へ移動させるだけでよいので、楽に行え
る。
【００２０】また、シート材積載手段（２）上にセット
されるシート材はシート材助送手段（４）によって下流
への移動を阻止されるため、シート材先端がシート材分
離搬送手段（５、６）のニップ部を通過することがな
く、シート材のセットによる重送も生じない。
されるシート材はシート材助送手段（４）によって下流
への移動を阻止されるため、シート材先端がシート材分
離搬送手段（５、６）のニップ部を通過することがな
く、シート材のセットによる重送も生じない。
【００２１】また、シート材先端検知手段（１５）を備
えるだけでよいので安価に構成できる。
えるだけでよいので安価に構成できる。
【００２２】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、本発明の構成を何ら限定する
ものではない。
するためのものであって、本発明の構成を何ら限定する
ものではない。
【００２３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００２４】
【実施例１】図１は本発明の実施例１に係るファクシミ
リ用のシート材自動給送装置の全体構成を示す。
リ用のシート材自動給送装置の全体構成を示す。
【００２５】本シート材自動給送装置ＩＡＩにおいて、
符号２は複数枚のシート材を積載するトレイ、符号３は
トレイ２上に積載されたシート材の幅方向の規制を行な
う規制板である。
符号２は複数枚のシート材を積載するトレイ、符号３は
トレイ２上に積載されたシート材の幅方向の規制を行な
う規制板である。
【００２６】そして、本シート材自動給送装置において
は、トレイ２を最上流に配設して、これより下流に助送
ローラ４、給送ローラ５、搬送ローラ８、排出ローラ１
０が順次配設されている。
は、トレイ２を最上流に配設して、これより下流に助送
ローラ４、給送ローラ５、搬送ローラ８、排出ローラ１
０が順次配設されている。
【００２７】給送ローラ５には、複数枚のシート材を一
枚ずつ分離するためのゴム製の分離片６が分離アーム６
Ａを介して分離ばね１４によって所定圧力で接触してい
る。また、搬送ローラ８、排出ローラ１０には、搬送コ
ロ７、排出コロ９が板ばね１２、１３によって所定圧力
で接触している。
枚ずつ分離するためのゴム製の分離片６が分離アーム６
Ａを介して分離ばね１４によって所定圧力で接触してい
る。また、搬送ローラ８、排出ローラ１０には、搬送コ
ロ７、排出コロ９が板ばね１２、１３によって所定圧力
で接触している。
【００２８】助送ローラ４と給送ローラ５との間の搬送
路には、トレイ２上に積載されるシート材のシート材先
端を検知するためのシート材先端検知センサ１５の検知
アーム１５Ａが配設されている。また、給送ローラ５と
搬送ローラ８との間の搬送路には、給送ローラ５によっ
て給送されたシート材のシート材先端を検知するための
シート材先端検知センサ１６の検知アーム１６Ａが配設
されている。
路には、トレイ２上に積載されるシート材のシート材先
端を検知するためのシート材先端検知センサ１５の検知
アーム１５Ａが配設されている。また、給送ローラ５と
搬送ローラ８との間の搬送路には、給送ローラ５によっ
て給送されたシート材のシート材先端を検知するための
シート材先端検知センサ１６の検知アーム１６Ａが配設
されている。
【００２９】図２に本シート材自動給送装置の駆動系の
構成を示す。
構成を示す。
【００３０】駆動源であるステッピングモータ５０に
は、その駆動軸にギア５１が固定されている。ギア５１
には回転自在に軸支された段ギア５２が噛み合ってお
り、段ギア５２には、回転自在に軸支された段ギア５３
が噛み合っている。
は、その駆動軸にギア５１が固定されている。ギア５１
には回転自在に軸支された段ギア５２が噛み合ってお
り、段ギア５２には、回転自在に軸支された段ギア５３
が噛み合っている。
【００３１】搬送ローラ８は、側板６０Ａ、６０Ｂに軸
受８Ａ、８Ｂによって回転自在に軸支されており、一方
の軸端部にドラム５５Ａが固定され、かつ、ギア５５Ｂ
が回転自在に軸支されている。ドラム５５Ａとギア５５
Ｂのドラム部とは、クラッチばね５５Ｃによって、ギア
５５Ｂの一方向の回転のみ駆動を伝達するように構成さ
れている。
受８Ａ、８Ｂによって回転自在に軸支されており、一方
の軸端部にドラム５５Ａが固定され、かつ、ギア５５Ｂ
が回転自在に軸支されている。ドラム５５Ａとギア５５
Ｂのドラム部とは、クラッチばね５５Ｃによって、ギア
５５Ｂの一方向の回転のみ駆動を伝達するように構成さ
れている。
【００３２】また、搬送ローラ８の他方の軸端部には、
ギア５６が固定されており、このギア５６がギア５７、
５８を介して排出ローラ１０の軸に固定されたギア５９
に駆動を伝達するように構成されている。
ギア５６が固定されており、このギア５６がギア５７、
５８を介して排出ローラ１０の軸に固定されたギア５９
に駆動を伝達するように構成されている。
【００３３】側板６０Ａ、６０Ｂに軸受５４Ｂ、５４Ｃ
によって回転自在に軸支された給送駆動軸５４Ａの一端
には、ギア５４が固定されており、このギア５４がギア
５３と噛み合っている。
によって回転自在に軸支された給送駆動軸５４Ａの一端
には、ギア５４が固定されており、このギア５４がギア
５３と噛み合っている。
【００３４】リブ７０Ａ、７０Ｂに軸支された給送軸５
Ａにはそれぞれ回転自在なプーリ６１と給送ローラ５が
軸支されており、互いの相対する端部に設けたドラム部
には、クラッチばね６３が巻き付けてある。プーリ６１
には給送駆動軸５４Ａの駆動がベルト８０を介して伝達
されている。なお、この場合、プーリ６１の一方向の回
転のみ給送ローラ５に駆動を伝達するように構成されて
いる。
Ａにはそれぞれ回転自在なプーリ６１と給送ローラ５が
軸支されており、互いの相対する端部に設けたドラム部
には、クラッチばね６３が巻き付けてある。プーリ６１
には給送駆動軸５４Ａの駆動がベルト８０を介して伝達
されている。なお、この場合、プーリ６１の一方向の回
転のみ給送ローラ５に駆動を伝達するように構成されて
いる。
【００３５】また、給送軸５Ａの両端部には該軸周りに
揺動可能なアーム７１Ａ、７１Ｂが取り付けられてお
り、このアーム７１Ａ、７１Ｂの先端に、助送軸４Ａが
固定されている。
揺動可能なアーム７１Ａ、７１Ｂが取り付けられてお
り、このアーム７１Ａ、７１Ｂの先端に、助送軸４Ａが
固定されている。
【００３６】助送軸４Ａには、それぞれ回転自在なプー
リ６２と助送ローラ４と摩擦パッド６５が軸支されてい
る。プーリ６２と助送ローラ４との間には圧縮ばね６４
が介装されており、摩擦パッド６５が所定の圧力でアー
ム７１Ｂに接触している。また、プーリ６２にはプーリ
６１の駆動がベルト８１を介して伝達されている。
リ６２と助送ローラ４と摩擦パッド６５が軸支されてい
る。プーリ６２と助送ローラ４との間には圧縮ばね６４
が介装されており、摩擦パッド６５が所定の圧力でアー
ム７１Ｂに接触している。また、プーリ６２にはプーリ
６１の駆動がベルト８１を介して伝達されている。
【００３７】この摩擦パッド６５によるアーム７１Ｂと
の摩擦力により、プーリ６２の回転方向に所定の揺動力
が発生する。つまり、助送ローラ４がシート材を下流へ
搬送する方向に回転するときは、図１中方向に揺動
し、、シート材に当接する。逆にシート材を上流へ搬送
する方向に回転するときは、図１中Ｂ方向に揺動し、シ
ート材より離間する。
の摩擦力により、プーリ６２の回転方向に所定の揺動力
が発生する。つまり、助送ローラ４がシート材を下流へ
搬送する方向に回転するときは、図１中方向に揺動
し、、シート材に当接する。逆にシート材を上流へ搬送
する方向に回転するときは、図１中Ｂ方向に揺動し、シ
ート材より離間する。
【００３８】以上のような構成により、モータ５０が正
方向に（反時計方向）に回転すると、助送ローラ４は、
上述のように図１中Ａ方向に揺動し、シート材に当接し
て、時計方向に回転し、給送ローラ５は、クラッチばね
６３がＯＮ状態になり、シート材搬送方向（時計方向）
に回転する。一方、クラッチばね５５ＣはＯＦＦ状態に
なり、搬送ローラ８及び排出ローラ１０は回転しない。
方向に（反時計方向）に回転すると、助送ローラ４は、
上述のように図１中Ａ方向に揺動し、シート材に当接し
て、時計方向に回転し、給送ローラ５は、クラッチばね
６３がＯＮ状態になり、シート材搬送方向（時計方向）
に回転する。一方、クラッチばね５５ＣはＯＦＦ状態に
なり、搬送ローラ８及び排出ローラ１０は回転しない。
【００３９】また、モータ５０が逆方向（時計方向）に
回転すると、助送ローラ４は、上述のように図１中Ｂ方
向に揺動し、シート材から離間し、給送ローラ５はクラ
ッチばね６３がＯＦＦ状態になり、シート材搬送方向に
駆動は伝達されない。一方、クラッチばね５５ＣはＯＮ
状態になり、搬送ローラ８及び排出ローラ１０はシート
材搬送方向に回転する。
回転すると、助送ローラ４は、上述のように図１中Ｂ方
向に揺動し、シート材から離間し、給送ローラ５はクラ
ッチばね６３がＯＦＦ状態になり、シート材搬送方向に
駆動は伝達されない。一方、クラッチばね５５ＣはＯＮ
状態になり、搬送ローラ８及び排出ローラ１０はシート
材搬送方向に回転する。
【００４０】次に、本シート材自動給送装置の動作を図
１及び図３を参照して説明する。
１及び図３を参照して説明する。
【００４１】複数枚のシート材をトレイ２上に載せ、そ
のシート材先端をトレイ２の下流側へ移動させる。シー
ト材先端が検知アーム１５Ａを通過すると検知アーム１
５Ａが動作し、シート材先端検知センサ１５がシート材
先端を検知する。
のシート材先端をトレイ２の下流側へ移動させる。シー
ト材先端が検知アーム１５Ａを通過すると検知アーム１
５Ａが動作し、シート材先端検知センサ１５がシート材
先端を検知する。
【００４２】このシート材先端検知センサ１５の検知信
号が駆動回路９０に入力すると、駆動回路９０はモータ
５０を正方向（反時計方向）に所定時間回転させる。
号が駆動回路９０に入力すると、駆動回路９０はモータ
５０を正方向（反時計方向）に所定時間回転させる。
【００４３】これにより、助送ローラ４が図１中Ａ方向
に揺動し、トレイ２上のシート材のシート材先端に当接
する。この当接力によってシート材を挟持し、トレイ２
上のシート材をこれ以上下流方向に移動させないように
する。この状態でトレイ２上へのシート材のセットを終
了する。このとき、トレイ２上のシート材は、助送ロー
ラ４がシート材先端に当接してシート材を下流に搬送可
能となる積載位置に積載される。
に揺動し、トレイ２上のシート材のシート材先端に当接
する。この当接力によってシート材を挟持し、トレイ２
上のシート材をこれ以上下流方向に移動させないように
する。この状態でトレイ２上へのシート材のセットを終
了する。このとき、トレイ２上のシート材は、助送ロー
ラ４がシート材先端に当接してシート材を下流に搬送可
能となる積載位置に積載される。
【００４４】この状態でファクシミリ本体１００のＣＰ
Ｕ１００Ａからのシート材給送開始信号により、モータ
５０を再び正方向に回転させると、助送ローラ４は、所
定の揺動圧でシート材先端に当接し、シート材を下流の
給送ローラ５へと助送する。
Ｕ１００Ａからのシート材給送開始信号により、モータ
５０を再び正方向に回転させると、助送ローラ４は、所
定の揺動圧でシート材先端に当接し、シート材を下流の
給送ローラ５へと助送する。
【００４５】助送されたシート材は、分離片６によって
最上位のシート材のみ分離され、給送ローラ５によって
下流へ給送される。
最上位のシート材のみ分離され、給送ローラ５によって
下流へ給送される。
【００４６】給送されたシート材のシート材先端が検知
アーム１６Ａを通過すると、シート材先端検知センサ１
６からの検知信号により、給送ローラ５はシート材を所
定時間さらに下流方向に給送し、搬送ローラ８と搬送コ
ロ７とのニップ部にシート先端が突き当たりのループが
形成されて、シート材の姿勢（斜行）が矯正されると、
給送ローラ５は停止する。
アーム１６Ａを通過すると、シート材先端検知センサ１
６からの検知信号により、給送ローラ５はシート材を所
定時間さらに下流方向に給送し、搬送ローラ８と搬送コ
ロ７とのニップ部にシート先端が突き当たりのループが
形成されて、シート材の姿勢（斜行）が矯正されると、
給送ローラ５は停止する。
【００４７】その後、モータ５０を逆方向に回転させ、
搬送ローラ８によってシート材を画像読取部８２へ搬送
し、排出ローラ１０によって画像読取部のシート材を排
紙トレイ部１１上へ排紙する。
搬送ローラ８によってシート材を画像読取部８２へ搬送
し、排出ローラ１０によって画像読取部のシート材を排
紙トレイ部１１上へ排紙する。
【００４８】以下、同様にして、シート材先端検知セン
サ１５の検知信号がＯＦＦの状態になるまで、上述のシ
ート材の助送、給送、搬送、排出を繰り返し、トレイ２
上の最終シート材が排紙トレイ部１１上へ排紙された時
点でモータ５０の回転を止め、トレイ２上への次のシー
ト材のセット待ち状態にて待機する。
サ１５の検知信号がＯＦＦの状態になるまで、上述のシ
ート材の助送、給送、搬送、排出を繰り返し、トレイ２
上の最終シート材が排紙トレイ部１１上へ排紙された時
点でモータ５０の回転を止め、トレイ２上への次のシー
ト材のセット待ち状態にて待機する。
【００４９】
【実施例２】図４は本発明の実施例２に係るファクシミ
リ用のシート材自動給送装置の全体構成を示す。
リ用のシート材自動給送装置の全体構成を示す。
【００５０】なお、本シート材自動給送装置において、
上記実施例１のシート材自動給送装置と同一の部材には
同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わらないも
のについてはその説明を省略する。
上記実施例１のシート材自動給送装置と同一の部材には
同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わらないも
のについてはその説明を省略する。
【００５１】本シート材自動給送装置１Ｂにおいては、
シート材先端検知センサ１５の検知アーム１５Ａを、助
送ローラ４の上流部に配設している。
シート材先端検知センサ１５の検知アーム１５Ａを、助
送ローラ４の上流部に配設している。
【００５２】次に、本シート材自動給送装置の動作を図
３及び図４を参照して説明する。
３及び図４を参照して説明する。
【００５３】複数枚のシート材をトレイ２上に載せ、そ
のシート材先端をトレイ２の下流側へ移動させる。シー
ト材先端が検知アームＩＳＡを通過すると検知アーム１
５Ａが動作し、シート材先端検知センサ１５がシート材
先端を検知する。
のシート材先端をトレイ２の下流側へ移動させる。シー
ト材先端が検知アームＩＳＡを通過すると検知アーム１
５Ａが動作し、シート材先端検知センサ１５がシート材
先端を検知する。
【００５４】シート材先端検知センサ１５からの信号が
駆動回路９０に入力すると、駆動回路９０はモータ５０
を逆方向（時計方向）に所定時間回転させ、助送ローラ
４を図１中Ｂ方向に揺動させた後、モータ５０を正方向
（反時計方向）に所定時間回転させて、助送ローラ４を
図１中Ａ方向に揺動させ、シート材先端に当接させる。
駆動回路９０に入力すると、駆動回路９０はモータ５０
を逆方向（時計方向）に所定時間回転させ、助送ローラ
４を図１中Ｂ方向に揺動させた後、モータ５０を正方向
（反時計方向）に所定時間回転させて、助送ローラ４を
図１中Ａ方向に揺動させ、シート材先端に当接させる。
【００５５】この助送ローラ４の当接力によってシート
材を挟持し、トレイ２上のシート材をこれ以上下流方向
に移動させないようにする。この状態でトレイ２上への
シート材のセットを終了する。このとき、トレイ２上の
シート材は、助送ローラ４がシート材先端に当接してシ
ート材を下流に搬送可能となる積載位置に積載される。
その後、シート材の給送、搬送、排紙動作は上記実施例
１の場合と同様である。
材を挟持し、トレイ２上のシート材をこれ以上下流方向
に移動させないようにする。この状態でトレイ２上への
シート材のセットを終了する。このとき、トレイ２上の
シート材は、助送ローラ４がシート材先端に当接してシ
ート材を下流に搬送可能となる積載位置に積載される。
その後、シート材の給送、搬送、排紙動作は上記実施例
１の場合と同様である。
【００５６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート材
自動給送装置においては、シート材積載手段上に積載さ
れるシート材のシート材先端を、シート材助送手段とシ
ート材分離給送手段との間の搬送路、又はシート材助送
手段の上流においてシート材先端を検知するシート材先
端検知手段が検知すると、シート材助送手段がシート材
積載手段上に積載されるシート材のシート材先端に当接
する構成とされている。
自動給送装置においては、シート材積載手段上に積載さ
れるシート材のシート材先端を、シート材助送手段とシ
ート材分離給送手段との間の搬送路、又はシート材助送
手段の上流においてシート材先端を検知するシート材先
端検知手段が検知すると、シート材助送手段がシート材
積載手段上に積載されるシート材のシート材先端に当接
する構成とされている。
【００５７】このため、シート材先端がシート材助送手
段によって移動を阻止される位置までシート材積載手段
上のシート材を下流に移動させることにより、シート材
助送手段によって確実に助送できるシート材積載手段上
の積載位置にシート材をシート材サイズに関係なく積載
することが可能となる。
段によって移動を阻止される位置までシート材積載手段
上のシート材を下流に移動させることにより、シート材
助送手段によって確実に助送できるシート材積載手段上
の積載位置にシート材をシート材サイズに関係なく積載
することが可能となる。
【図１】本発明の実施例１に係るファクシミリ用のシー
ト材自動給送装置の全体構成を示す縦断側面図。
ト材自動給送装置の全体構成を示す縦断側面図。
【図２】同シート材自動給送装置の駆動系の構成を示す
展開横断平面図。
展開横断平面図。
【図３】同シート材自動給送装置の制御回路を示すブロ
ック図。
ック図。
【図４】本発明の実施例２に係るファクシミリ用のシー
ト材自動給送装置の全体構成を示す縦断側面図。
ト材自動給送装置の全体構成を示す縦断側面図。
２ トレイ（シート材積載手段） ４ 助送ローラ（シート材助送手段） ５ 給送ローラ（シート材分離給送手段） ６ 分離片（シート材分離給送手段） １５ シート材先端検知センサ（シート材先端検知手
段） １５Ａ 検知アーム
段） １５Ａ 検知アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８ Ｂ 7046−5Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】 シート材積載手段上に積載されたシート
材を１枚ずつ分離して給紙するシート材自動給紙装置に
おいて、前記シート材積載手段上に積載されるシート材
のシート材先端を検知するシート材先端検知手段と、前
記シート材積載手段上に積載されたシート材を下流のシ
ート材分離給送手段へ助送するシート材助送手段とを有
し、前記シート材先端検知手段が前記シート材積載手段
上に積載されるシート材のシート材先端を検知すると、
前記シート材助送手段が前記シート材積載手段上に積載
されるシート材のシート材先端に当接するようにしたこ
とを特徴とするシート材自動給紙装置。 - 【請求項２】 前記シート材先端検知手段は、前記シー
ト材助送手段と前記シート材分離給送手段との間の搬送
路において、前記シート材積載手段上に積載されるシー
ト材のシート材先端を検知することを特徴とする請求項
１記載のシート材自動給紙装置。 - 【請求項３】 前記シート材先端検知手段は、前記シー
ト材助送手段の上流において前記シート材積載手段上に
積載されるシート材のシート材先端を検知することを特
徴とする請求項１記載のシート材自動給紙装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4361202A JPH06199433A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | シート材自動給紙装置 |
| US08/463,864 US5551684A (en) | 1992-12-28 | 1995-06-06 | Sheet-material automatic feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4361202A JPH06199433A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | シート材自動給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199433A true JPH06199433A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18472609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4361202A Pending JPH06199433A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | シート材自動給紙装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5551684A (ja) |
| JP (1) | JPH06199433A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998011009A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Nishimoto Sangyo Co., Ltd. | Dispositif de lecture de film du type a transmission |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3984564B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2007-10-03 | 京セラミタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
| US7367556B2 (en) * | 2005-12-13 | 2008-05-06 | Foxlink Image Technology Co., Ltd. | Sheet-handling apparatus |
| JP5245624B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2013-07-24 | セイコーエプソン株式会社 | 搬送装置におけるシートの検出方法、搬送装置、画像読み取り装置及び画像形成装置 |
| JP2018062399A (ja) | 2016-10-12 | 2018-04-19 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2022059869A (ja) * | 2020-10-02 | 2022-04-14 | シャープ株式会社 | 原稿送り装置および画像形成装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5911837B2 (ja) * | 1976-07-30 | 1984-03-17 | 雪印乳業株式会社 | 廃熱回収装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3338588A1 (de) * | 1982-10-25 | 1984-05-17 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Blatt-handhabungsvorrichtung |
| US4953037A (en) * | 1988-02-05 | 1990-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Original reading apparatus |
| US5058874A (en) * | 1988-03-12 | 1991-10-22 | Mita Industrial Co. Ltd. | Automatic document conveying device |
| US5209465A (en) * | 1988-12-28 | 1993-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus |
| JPH04209133A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Toshiba Corp | 原稿自動給紙装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4361202A patent/JPH06199433A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-06 US US08/463,864 patent/US5551684A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5911837B2 (ja) * | 1976-07-30 | 1984-03-17 | 雪印乳業株式会社 | 廃熱回収装置 |
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| WO1998011009A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Nishimoto Sangyo Co., Ltd. | Dispositif de lecture de film du type a transmission |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5551684A (en) | 1996-09-03 |
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