JP2501705Y2 - 重送用紙の分離装置 - Google Patents
重送用紙の分離装置Info
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- JP2501705Y2 JP2501705Y2 JP1989119695U JP11969589U JP2501705Y2 JP 2501705 Y2 JP2501705 Y2 JP 2501705Y2 JP 1989119695 U JP1989119695 U JP 1989119695U JP 11969589 U JP11969589 U JP 11969589U JP 2501705 Y2 JP2501705 Y2 JP 2501705Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、画像形成装置において、用紙の重送状態を
判断することと、重送を生じている用紙を分離して送り
出す手段に関し、特に、レジゲートの部分で停止させた
用紙に対して、重送を判断して処理する機能を持たせた
送り装置に関する。
判断することと、重送を生じている用紙を分離して送り
出す手段に関し、特に、レジゲートの部分で停止させた
用紙に対して、重送を判断して処理する機能を持たせた
送り装置に関する。
(従来の技術) 電子複写機やレーザプリンター等のような画像形成装
置においては、感光体ドラムのような画像担持体にトナ
ー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写してか
ら、そのトナー画像を定着装置により溶融させ、用紙に
押圧することによって定着し、コピーを作成することが
出来るようにされる。
置においては、感光体ドラムのような画像担持体にトナ
ー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写してか
ら、そのトナー画像を定着装置により溶融させ、用紙に
押圧することによって定着し、コピーを作成することが
出来るようにされる。
前記感光体ドラムに形成されたトナー画像を転写する
用紙は、給紙カセットや用紙トレイから1枚ずつ搬出さ
れ、画像転写位置の直前部でレジストレーション装置に
より、一旦停止された後で、感光体ドラムに形成される
トナー画像にタイミングを合せて送り出される。
用紙は、給紙カセットや用紙トレイから1枚ずつ搬出さ
れ、画像転写位置の直前部でレジストレーション装置に
より、一旦停止された後で、感光体ドラムに形成される
トナー画像にタイミングを合せて送り出される。
前述したような画像形成装置においては、用紙が重送
状態で画像転写部に向けて送り出されると、用紙搬送路
内で用紙が分離してジャムが発生する原因となったりす
ることがある。また、複数枚の用紙が重なったままで画
像転写位置に送られる場合には、転写コロトロンからの
放電が十分に効果を発揮せずに、転写ムラが発生する等
の問題がある。
状態で画像転写部に向けて送り出されると、用紙搬送路
内で用紙が分離してジャムが発生する原因となったりす
ることがある。また、複数枚の用紙が重なったままで画
像転写位置に送られる場合には、転写コロトロンからの
放電が十分に効果を発揮せずに、転写ムラが発生する等
の問題がある。
そこで、従来より用いられている一般の画像形成装置
においては、用紙トレイ等に設けた給紙装置に用紙さば
き機構を装備させ、用紙を1枚ずつ分離した状態で給紙
を行うことが出来るようにする手段が設けられている。
においては、用紙トレイ等に設けた給紙装置に用紙さば
き機構を装備させ、用紙を1枚ずつ分離した状態で給紙
を行うことが出来るようにする手段が設けられている。
前記用紙さばき機構としては、給紙カセットの給紙側
端部にスナバーを設けることや、リタード部材を配置す
ること等の他に、リタード部材にトルクリミッターを設
けて、用紙さばき作用を正確に行わせ得るようにする等
の手段が一般的である。
端部にスナバーを設けることや、リタード部材を配置す
ること等の他に、リタード部材にトルクリミッターを設
けて、用紙さばき作用を正確に行わせ得るようにする等
の手段が一般的である。
(考案が解決しよとする問題点) 前述したような従来の給紙装置に設ける用紙さばき機
構においては、ある程度の信頼性を得ることが出来るも
のの、完全に重送の発生を防止することは困難であり、
その給紙装置で重送が発生した場合には、用紙搬送路内
で用紙を分離したりすることが出来ないという問題が残
っている。
構においては、ある程度の信頼性を得ることが出来るも
のの、完全に重送の発生を防止することは困難であり、
その給紙装置で重送が発生した場合には、用紙搬送路内
で用紙を分離したりすることが出来ないという問題が残
っている。
そして、連続した複数枚の用紙を、あらかじめ印刷等
を施されたもので構成し、それ等の帳票に対して順次印
刷を行うように構成した装置の場合には、用紙に重送が
発生すると、印刷フォームが乱れてしまい、多数のミス
コピーが発生する等の欠点が生じやすい。
を施されたもので構成し、それ等の帳票に対して順次印
刷を行うように構成した装置の場合には、用紙に重送が
発生すると、印刷フォームが乱れてしまい、多数のミス
コピーが発生する等の欠点が生じやすい。
そこで、給紙装置から重送状態で用紙が送り出された
場合に、それを検知して印字を行う前の段階で、重送紙
を処理するということが提案されている。
場合に、それを検知して印字を行う前の段階で、重送紙
を処理するということが提案されている。
例えば、特開昭62−161654号公報に示されるように、
用紙の厚さを検知して、その用紙が重送紙であるか否か
を判断するような手段を用いること等が行なわれてい
る。
用紙の厚さを検知して、その用紙が重送紙であるか否か
を判断するような手段を用いること等が行なわれてい
る。
また、用紙搬送路に設けたセンサーにより、紙の長さ
を検知して、送り出された用紙サイズと、検知された用
紙のサイズとを比較して、重送紙が搬送の途中で分離さ
れて、異なるサイズの用紙として検知された場合には、
重送状態であることを判断する等の手段が用いられる。
を検知して、送り出された用紙サイズと、検知された用
紙のサイズとを比較して、重送紙が搬送の途中で分離さ
れて、異なるサイズの用紙として検知された場合には、
重送状態であることを判断する等の手段が用いられる。
しかしながら、前述したような従来の装置を用いる場
合にも、その検知情報が正確に得られるものではなく、
誤検知等が発生しやすい等の問題があり、前述したよう
な用紙の重送による障害の影響がコピーの作成能率を阻
害するものとなっている。
合にも、その検知情報が正確に得られるものではなく、
誤検知等が発生しやすい等の問題があり、前述したよう
な用紙の重送による障害の影響がコピーの作成能率を阻
害するものとなっている。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられている装
置の欠点を解消するもので、給紙装置から重送状態で排
出された用紙に対して、画像転写部の直前部分で用紙を
分離することが出来るような装置を提供することを目的
としている。
置の欠点を解消するもので、給紙装置から重送状態で排
出された用紙に対して、画像転写部の直前部分で用紙を
分離することが出来るような装置を提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、用紙搬送路にレジローラとレジゲートとを
配置し、前記レジゲートに先端部を突き当てる状態で一
旦停止させた用紙を、画像書込み装置にタイミングを合
せてレジゲートを開放してレジローラにより送り出すよ
うに構成してなる装置に関する。本考案においては、前
記レジゲートの上流部に間隔をおいて配置する第1と第
2の2組の搬送ローラ装置と、前記第1、2の搬送ロー
ラ装置を構成する駆動ローラと逆転ローラと、前記駆動
ローラを用紙搬送方向に駆動する駆動手段と、クラッチ
を介して駆動ローラの駆動手段に接続し、前記レジゲー
トにより停止された用紙を戻し方向に駆動する動作を行
う逆転ローラに対する駆動部材と、前記レジゲートの近
傍と、上流部の第2の搬送ローラ装置の上流側にそれぞ
れ配置し、用紙の端部を検知するセンサと、前記第1、
2の搬送ローラ装置の間で用紙のループを検知する位置
に配置されるセンサと、前記レジゲートにより一旦停止
させた用紙に対して、逆転ローラを駆動することによっ
て、用紙を戻す作用を行うとともに、用紙に形成された
ループの検知を行うことにより、重送状態の検知を行う
制御手段とを設けて、重送用紙の分離装置を構成してい
る。
配置し、前記レジゲートに先端部を突き当てる状態で一
旦停止させた用紙を、画像書込み装置にタイミングを合
せてレジゲートを開放してレジローラにより送り出すよ
うに構成してなる装置に関する。本考案においては、前
記レジゲートの上流部に間隔をおいて配置する第1と第
2の2組の搬送ローラ装置と、前記第1、2の搬送ロー
ラ装置を構成する駆動ローラと逆転ローラと、前記駆動
ローラを用紙搬送方向に駆動する駆動手段と、クラッチ
を介して駆動ローラの駆動手段に接続し、前記レジゲー
トにより停止された用紙を戻し方向に駆動する動作を行
う逆転ローラに対する駆動部材と、前記レジゲートの近
傍と、上流部の第2の搬送ローラ装置の上流側にそれぞ
れ配置し、用紙の端部を検知するセンサと、前記第1、
2の搬送ローラ装置の間で用紙のループを検知する位置
に配置されるセンサと、前記レジゲートにより一旦停止
させた用紙に対して、逆転ローラを駆動することによっ
て、用紙を戻す作用を行うとともに、用紙に形成された
ループの検知を行うことにより、重送状態の検知を行う
制御手段とを設けて、重送用紙の分離装置を構成してい
る。
したがって、本考案の装置においては、レジ部で重送
紙に対する分離作用を行うことが出来るので、画像転写
部に向けて1枚ずつ用紙を分離させた状態で給紙を行う
ことが出来、ミスプリント等が発生することを防止出来
る。
紙に対する分離作用を行うことが出来るので、画像転写
部に向けて1枚ずつ用紙を分離させた状態で給紙を行う
ことが出来、ミスプリント等が発生することを防止出来
る。
また、本考案の装置は、用紙搬送路の任意の位置で用
紙を分離させる手段として構成することが出来るが、レ
ジ部に設ける場合には、その用紙に対する分離作用と、
画像転写部に向けて搬送する作用を良好に発揮させ得る
ものとなる。
紙を分離させる手段として構成することが出来るが、レ
ジ部に設ける場合には、その用紙に対する分離作用と、
画像転写部に向けて搬送する作用を良好に発揮させ得る
ものとなる。
(実施例) 図示された例に従って、本考案の重送用紙の分離装置
の構成を説明する。
の構成を説明する。
第1図に示される本考案の実施例は、電子複写機等の
画像転写部の直前部に設けられるレジストレーション装
置の部分に、用紙の分離供給装置を設けた場合の例を示
している。
画像転写部の直前部に設けられるレジストレーション装
置の部分に、用紙の分離供給装置を設けた場合の例を示
している。
前記第1図に示される例において、用紙搬送路1は下
ガイド板2と上ガイド板3とにより構成されており、該
用紙搬送路の先端部には、レジローラ5とレジゲート6
とが設けられ、これ等のレジ手段により画像転写部の手
前で、用紙の先端部の位置決めと、送り出しのタイミン
グの設定とを行うようにしている。
ガイド板2と上ガイド板3とにより構成されており、該
用紙搬送路の先端部には、レジローラ5とレジゲート6
とが設けられ、これ等のレジ手段により画像転写部の手
前で、用紙の先端部の位置決めと、送り出しのタイミン
グの設定とを行うようにしている。
前記レジ装置の上流部には、2組の搬送ローラ装置と
して、第1搬送ローラ装置10と、第2搬送ローラ装置15
を所定の間隔を介して配置しており、前記第1、2の搬
送ローラ装置10、15は、それぞれ下部の駆動ローラ11、
16と、逆転ローラ12、17とを対向させて構成している。
して、第1搬送ローラ装置10と、第2搬送ローラ装置15
を所定の間隔を介して配置しており、前記第1、2の搬
送ローラ装置10、15は、それぞれ下部の駆動ローラ11、
16と、逆転ローラ12、17とを対向させて構成している。
また、前記搬送ローラ装置を構成するローラのうち、
逆転ローラ12、17は、逆転駆動を行う場合にのみ、駆動
源に接続されるように、ワンウエイクラッチを介して設
け、用紙を搬送方向に向けて移動させる際には、駆動ロ
ーラに追従して共まわりするように構成することが出来
る。
逆転ローラ12、17は、逆転駆動を行う場合にのみ、駆動
源に接続されるように、ワンウエイクラッチを介して設
け、用紙を搬送方向に向けて移動させる際には、駆動ロ
ーラに追従して共まわりするように構成することが出来
る。
前記第1、2の搬送ローラ装置10、15の間には、上ガ
イド板3に開口部4を形成し、該開口部に対して、セン
サー21を設けている。また、レジゲート6に近接した位
置と、搬送ローラ装置15の上流部にもそれぞれセンサー
20、22を配置して、用紙の移動状態の検知を行うように
している。
イド板3に開口部4を形成し、該開口部に対して、セン
サー21を設けている。また、レジゲート6に近接した位
置と、搬送ローラ装置15の上流部にもそれぞれセンサー
20、22を配置して、用紙の移動状態の検知を行うように
している。
次に、前述したように構成された本考案の装置を用い
て、給紙装置から2枚の用紙が重なって送られて来た場
合の用紙の分離搬送の動作を、第2図(イ)ないし
(ヘ)に示される順序にしたがって説明を行う。
て、給紙装置から2枚の用紙が重なって送られて来た場
合の用紙の分離搬送の動作を、第2図(イ)ないし
(ヘ)に示される順序にしたがって説明を行う。
まず、2枚の用紙が重なって搬送されて来て、第2図
(イ)に示されるように、用紙搬送路を閉じる位置にあ
るレジゲート6により停止され、その用紙P1、P2が、同
時にセンサー20により検知される。
(イ)に示されるように、用紙搬送路を閉じる位置にあ
るレジゲート6により停止され、その用紙P1、P2が、同
時にセンサー20により検知される。
その状態では、用紙の重送状態は判断されないので、
同図(ロ)に示されるように、搬送ローラ装置10の逆転
ローラ12を逆転方向に駆動して、上の用紙P2を若干戻す
方向に駆動する。
同図(ロ)に示されるように、搬送ローラ装置10の逆転
ローラ12を逆転方向に駆動して、上の用紙P2を若干戻す
方向に駆動する。
この状態で、後部が停止状態にある搬送ローラ装置15
にニップされている用紙は、上方向にループが形成され
て、そのループがセンサー21により検知されると、その
用紙は重送状態にあることが判断される。
にニップされている用紙は、上方向にループが形成され
て、そのループがセンサー21により検知されると、その
用紙は重送状態にあることが判断される。
次いで、同図(ハ)に示されるように、搬送ローラ装
置10、15の逆転ローラ12、17が逆転方向に駆動されて、
上の用紙P2を戻す方向に駆動し、その後端部がセンサー
22により検知される位置まで戻すようにし、上下の用紙
を分離して、下の用紙に対する送り出しの動作を行うよ
うにする。
置10、15の逆転ローラ12、17が逆転方向に駆動されて、
上の用紙P2を戻す方向に駆動し、その後端部がセンサー
22により検知される位置まで戻すようにし、上下の用紙
を分離して、下の用紙に対する送り出しの動作を行うよ
うにする。
下の用紙P1が送り出された後では、同図(ニ)に示さ
れるように、上の用紙P2の先端部はセンサー20により検
知されないが、上流部のセンサー22により検知されてい
る状態で、各搬送ローラ装置の駆動が停止される。
れるように、上の用紙P2の先端部はセンサー20により検
知されないが、上流部のセンサー22により検知されてい
る状態で、各搬送ローラ装置の駆動が停止される。
次に、同図(ホ)に示されるように、用紙P2が搬送ロ
ーラ装置10、15の正転方向への駆動により送られて、そ
の用紙の先端部がレジゲート6に突当たって停止され
る。
ーラ装置10、15の正転方向への駆動により送られて、そ
の用紙の先端部がレジゲート6に突当たって停止され
る。
この場合には、用紙P2は1枚のみであるが、前記
(ロ)の場合と同様にして、同図(ヘ)に示されるよう
に、搬送ローラ装置15を停止させ、逆転ローラ12を逆転
させる動作を行い、用紙P2に対してループを形成させる
動作を行う。
(ロ)の場合と同様にして、同図(ヘ)に示されるよう
に、搬送ローラ装置15を停止させ、逆転ローラ12を逆転
させる動作を行い、用紙P2に対してループを形成させる
動作を行う。
そして、用紙P2の先端部が距離1に相当する分だけ
後退させた時に、用紙のループをセンサ−21が検知し、
さらに、センサー20が検知しない状態であると、用紙は
重送状態にないものと判断されることになる。
後退させた時に、用紙のループをセンサ−21が検知し、
さらに、センサー20が検知しない状態であると、用紙は
重送状態にないものと判断されることになる。
次いで、同図(ホ)に示される状態に戻してから、画
像転写部の駆動にタイミングを合せた状態でレジゲート
6を開き、レジローラの駆動によって、その用紙を画像
転写部に向けて送り出すようにする。
像転写部の駆動にタイミングを合せた状態でレジゲート
6を開き、レジローラの駆動によって、その用紙を画像
転写部に向けて送り出すようにする。
前述した用紙の送りと分離の動作に際しては、次の第
1表および第2表に示されるようなローラの駆動のプロ
グラムが設定される。なお、次に示す表において、
(イ)〜(ヘ)は、第2図で示す各動作の対応するもの
を示している。
1表および第2表に示されるようなローラの駆動のプロ
グラムが設定される。なお、次に示す表において、
(イ)〜(ヘ)は、第2図で示す各動作の対応するもの
を示している。
なお、前記各表において、センサーのONは用紙を検知
した状態を、OFFは用紙を検知しない状態を示してい
る。
した状態を、OFFは用紙を検知しない状態を示してい
る。
前記表に示されるようなプログラムを制御装置に設定
しておき、各ローラ装置をそのプログラムにしたがって
駆動することによって、重送用紙の分離の作用を正確に
行うことが出来るようになり、画像転写部に重なった用
紙が送られることを防止することが出来ることになる。
しておき、各ローラ装置をそのプログラムにしたがって
駆動することによって、重送用紙の分離の作用を正確に
行うことが出来るようになり、画像転写部に重なった用
紙が送られることを防止することが出来ることになる。
また、本考案の装置は、第3図に示されるように、用
紙搬送路が曲がっている場合でも、その必要な部分に設
定することが出来る。第3図に示される実施例において
は、用紙搬送路1の曲り部で、外側のガイド板3に開口
4を設け、その開口部にセンサー21を配置している。そ
して、前記センサー21の前後の部分に、搬送ローラ装置
10、15を配置するとともに、各搬送ローラ装置に対応す
る位置に、センサー20、22を配置している。
紙搬送路が曲がっている場合でも、その必要な部分に設
定することが出来る。第3図に示される実施例において
は、用紙搬送路1の曲り部で、外側のガイド板3に開口
4を設け、その開口部にセンサー21を配置している。そ
して、前記センサー21の前後の部分に、搬送ローラ装置
10、15を配置するとともに、各搬送ローラ装置に対応す
る位置に、センサー20、22を配置している。
この実施例の場合にも、前記第1図に示された装置の
場合と同様にして、駆動ローラと逆転ローラとの駆動の
制御を行うことによって、重送状態にある用紙を分離
し、画像転写部に向けて用紙を1枚ずつ供給することが
出来るようにする。
場合と同様にして、駆動ローラと逆転ローラとの駆動の
制御を行うことによって、重送状態にある用紙を分離
し、画像転写部に向けて用紙を1枚ずつ供給することが
出来るようにする。
また、通常用いられている電子複写機等の装置におい
ては、用紙トレイからは所定の間隔をおいて、順次用紙
が送り出されてくるようになっているものであり、その
用紙に重送が発生している場合でも、用紙が所定の位置
にまで搬送されると、次の用紙が用紙トレイから送り出
されるようなプログラムが設定されているのが普通であ
る。
ては、用紙トレイからは所定の間隔をおいて、順次用紙
が送り出されてくるようになっているものであり、その
用紙に重送が発生している場合でも、用紙が所定の位置
にまで搬送されると、次の用紙が用紙トレイから送り出
されるようなプログラムが設定されているのが普通であ
る。
そこで、本考案の実施例を実際の電子複写機等に適用
する場合には、用紙がレジ装置の位置に停止されて、用
紙さばき作用が行なわれている間は、次の用紙を該分離
搬送装置の上流部に停止させておく等の手段を用いるよ
うにする。
する場合には、用紙がレジ装置の位置に停止されて、用
紙さばき作用が行なわれている間は、次の用紙を該分離
搬送装置の上流部に停止させておく等の手段を用いるよ
うにする。
また、用紙搬送路が短い場合等には、検知された用紙
がレジゲートの位置を通過した後、次の用紙を送り出す
等のプログラムを制御装置に設定することによって、用
紙搬送路内で用紙さばき作用を行う動作に、給紙のタイ
ミングを合せるようにすることも可能である。
がレジゲートの位置を通過した後、次の用紙を送り出す
等のプログラムを制御装置に設定することによって、用
紙搬送路内で用紙さばき作用を行う動作に、給紙のタイ
ミングを合せるようにすることも可能である。
なお、前記本考案の実施例は、電子複写機等にももち
ろん適用出来るが、帳票等を大量に印刷するために用い
られるレーザービームプリンター等のような高速印字装
置に適用すると、ミスプリントの発生を防止して、正確
な印刷を連続して行うことが出来るものとなる。
ろん適用出来るが、帳票等を大量に印刷するために用い
られるレーザービームプリンター等のような高速印字装
置に適用すると、ミスプリントの発生を防止して、正確
な印刷を連続して行うことが出来るものとなる。
(考案の効果) 本考案の重送用紙の分離装置は、上記したような構成
を有するものであるから、レジ部の上流部分に複数の用
紙を正逆方向に搬送可能な搬送ローラ装置と、用紙の検
知を行うセンサとを配置して搬送手段を構成し、さら
に、前記搬送ローラ装置に対する駆動のプログラムを、
制御装置に設定することによって、重送紙の処理の動作
を効率良く行うことが出来る。
を有するものであるから、レジ部の上流部分に複数の用
紙を正逆方向に搬送可能な搬送ローラ装置と、用紙の検
知を行うセンサとを配置して搬送手段を構成し、さら
に、前記搬送ローラ装置に対する駆動のプログラムを、
制御装置に設定することによって、重送紙の処理の動作
を効率良く行うことが出来る。
したがって、本考案の装置においては、給紙装置から
重送状態で用紙が送られてくる場合でも、画像転写部に
向けて1枚の用紙を分離しながら送り出すことが出来、
重送紙に対する送り出しの作用を良好な状態で行い得る
とともに、ミスプリント等の問題が発生することを防止
出来る。
重送状態で用紙が送られてくる場合でも、画像転写部に
向けて1枚の用紙を分離しながら送り出すことが出来、
重送紙に対する送り出しの作用を良好な状態で行い得る
とともに、ミスプリント等の問題が発生することを防止
出来る。
第1図は本考案の重送用紙の分離装置の構成を示す側面
図、第2図は本考案の装置における用紙の移動の状態を
示すもので、同図(イ)ないし(ヘ)はそれぞれ用紙さ
ばき作用と送りの作用を順を追って示す説明図、第3図
は本考案の別の実施例の説明図である。 図中の符号 1……用紙搬送路、2……下ガイド板、3……上ガイド
板、4……開口部、5……レジローラ、6……レジゲー
ト、10・15……搬送ローラ装置、11・16……駆動ロー
ラ、12・17……逆転ローラ、20〜22……センサー。
図、第2図は本考案の装置における用紙の移動の状態を
示すもので、同図(イ)ないし(ヘ)はそれぞれ用紙さ
ばき作用と送りの作用を順を追って示す説明図、第3図
は本考案の別の実施例の説明図である。 図中の符号 1……用紙搬送路、2……下ガイド板、3……上ガイド
板、4……開口部、5……レジローラ、6……レジゲー
ト、10・15……搬送ローラ装置、11・16……駆動ロー
ラ、12・17……逆転ローラ、20〜22……センサー。
Claims (1)
- 【請求項1】用紙搬送路にレジローラとレジゲートとを
配置し、前記レジゲートに先端部を突き当てる状態で一
旦停止させた用紙を、画像書込み装置の動作にタイミン
グを合せてレジゲートを開放してレジローラにより送り
出すように構成してなる装置において、 前記レジゲートの上流部に間隔をおいて配置する第1、
第2の2組の搬送ローラ装置と、 前記第1、第2の搬送ローラ装置を構成する駆動ローラ
と逆転ローラと、 前記駆動ローラを用紙搬送方向に駆動する駆動手段と、 クラッチを介して駆動ローラの駆動手段に接続し、前記
レジゲートにより停止された用紙を戻し方向に駆動する
動作を行う逆転ローラに対する駆動部材と、 前記レジゲートの近傍と、上流部の第2の搬送ローラ装
置の上流側にそれぞれ配置し、用紙の端部を検知するセ
ンサと、前記第1、2の搬送ローラ装置の間で用紙のル
ープを検知する位置に配置されるセンサと、 前記レジゲートにより一旦停止させた用紙に対して、逆
転ローラを駆動することによって、用紙を戻す作用を行
うとともに、用紙に形成されたループの検知を行うこと
により、重送状態の検知を行う制御手段と、 を設けた重送用紙の分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119695U JP2501705Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 重送用紙の分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119695U JP2501705Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 重送用紙の分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359948U JPH0359948U (ja) | 1991-06-12 |
JP2501705Y2 true JP2501705Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31667803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989119695U Expired - Lifetime JP2501705Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 重送用紙の分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501705Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586854A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重フィ−ド検知機構 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1989119695U patent/JP2501705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359948U (ja) | 1991-06-12 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |