JPH06196852A - レーザ接合方法 - Google Patents

レーザ接合方法

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Publication number
JPH06196852A
JPH06196852A JP4343926A JP34392692A JPH06196852A JP H06196852 A JPH06196852 A JP H06196852A JP 4343926 A JP4343926 A JP 4343926A JP 34392692 A JP34392692 A JP 34392692A JP H06196852 A JPH06196852 A JP H06196852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
component
emissivity
temperature
bonding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4343926A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tsukuda
猛郎 佃
Kazuto Nishida
一人 西田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4343926A priority Critical patent/JPH06196852A/ja
Publication of JPH06196852A publication Critical patent/JPH06196852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物質によって異なる放射率を予め与え、正確
な温度を求めることで、より信頼性の高いレーザ接合を
行なう。 【構成】 レーザ出射ヘッドの近傍に赤外線検出ヘッド
を設置し、レーザ出射前に、赤外線放射温度計に物質の
放射率を与えることにより、正確な温度をセンシング
し、リード表面温度の昇温モニタリングを行い、光照射
加熱をフィードバック制御することで、より信頼性の高
いレーザ接合を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリアフィルムに一
体的に形成されたIC部品を回路基板上に実装するレー
ザ接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体の生産量の増大、多品種対
応、多ピン、狭ピッチ化が進展するにつれ、信頼性の高
いレーザ接合装置の開発の要求が強くなってきた。
【0003】図4は、その一般的なレーザ接合装置の一
例である。31はACサーボモータでボールネジ33を
通して32の真空ピンセットを上下させるものである。
真空ピンセット32で吸着されたキャリアフィルムに一
体的に形成されたIC部品34は金型で打ち抜かれた後
ACサーボモータ31により基板35のボンディング位
置に位置決めされた後パルスモータLX軸38及びLY
軸42により左右ボールネジ39,43を通してレーザ
出射ヘッド40,41を位置決めした後LY軸42を位
置決めしレーザ出射ヘッド40,41を移動させ、ある
一定時間後シャッタ36,37を開きレーザ光を出射さ
せることにより予め基板35上のリード44に塗布され
た半田をレーザ熱で溶かしボンディングを行うものであ
る。
【0004】またこの時、レーザ出射ヘッド40,41
により出射された光によりリード44はおよそ150℃
以上に加熱される。加熱されたリード44はその温度に
応じた赤外線を放射する。その赤外線の放射強度を赤外
線検出手段にて測定し、制御装置37にてリードの表面
温度の昇温モニタリングを行い光照射加熱をフィードバ
ック制御することで精密な加熱を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな赤外線の放射強度によりリードの表面温度を測定し
光照射加熱をフィードバック制御する構成では、リード
周辺の材質の違いにより放射率が異なるため正確な温度
センシング、つまり信頼性の高いレーザ接合が行えず製
品の品質に影響を及ぼすという結果になる。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、赤外
線の放射強度を測定し予め与えられたリード周辺の材質
により異なる放射率により正確な温度を求めることでよ
り信頼性の高いレーザ接合方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、キャリアフィルムに一体形成されたIC部
品を装着ヘッドにて保持した状態で、キャリアフィルム
から分離切断する切断工程と、装着ヘッドにてIC部品
を回路基板に装着してそのまま押圧固定する押圧固定工
程と、この押圧固定の状態で光ビームもしくはレーザ光
で加熱してIC部品のリードを回路基板の電極に接合す
る接合工程と、この接合工程と同時にIC部品のリード
の表面温度をセンサーにより検知する検知工程と、この
検知工程により光ビームもしくはレーザ光のパワーを制
御することにより、IC部品のリードを接合するレーザ
接合方法において、IC部品のリード周辺の材質の違い
により変わる放射率を設定する設定工程と、前記放射率
により温度を演算し制御する制御工程を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、赤外線の放射
強度を測定し、予め与えられたリード周辺の材質により
異なる放射率により正確な温度を求めることでより信頼
性の高いレーザ接合が可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図3を参照し
ながら説明する。図1は実施例におけるレーザ接合方法
の構成図を示すものである。
【0010】図1において1はACサーボモータでボー
ルネジ3を通して2の真空ピンセットを上下させるもの
である。真空ピンセット2で吸着されたキャリアフィル
ムに一体的に形成されたIC部品4は金型で打ち抜かれ
た後ACサーボモータ1により基板5のボンディング位
置に位置決めされる。6は前記ACサーボモータのドラ
イバで制御装置7から位置及び移動速度を受け取りAC
サーボモータ1を駆動制御する。8はパルスモータで左
右ボールネジ9を通してレーザ出射ヘッド10,11を
左右に移動させるものである。その時10,11のレー
ザ出射ヘッドはそれぞれ逆方向に移動する。12はパル
スモータで左右ボールネジ13を通してレーザ出射ヘッ
ド10,11を前後に移動させるものである。その時1
0,11のレーザ出射ヘッドはそれぞれ逆方向に移動す
る。
【0011】14は前記パルスモータのドライバで制御
装置7からパルス指令を受け取りパルスモータ8,12
を駆動制御する。15はレーザ発振器でレーザ光を発振
させている。16,17はシャッタで10,11のレー
ザ出射ヘッドから出射されるレーザのコントロールを行
っている。またレーザ出射ヘッド10,11の近傍には
光を照射して接合する際にリード19が放射する赤外線
の量を検出する赤外線検出ヘッド20,21が配置され
ておりその赤外線の放射強度を赤外線検出手段22にて
温度を測定する。
【0012】次に図2により、与えられた物質の放射率
により正確な温度を演算し制御する工程を説明する。
【0013】レーザ出射ヘッドを、IC部品のリードの
先頭に位置決めした後、赤外線放射温度計に予め与えら
れたリードの材質によって異なる放射率を設定し、レー
ザ発振器のシャッターを開きレーザ照射を開始する。そ
の後赤外線検出手段により、IC部品のリード部の温度
を測定しその温度が半田付け可能温度範囲外であれバレ
ーザパワーを修正し再度照射を続け、またその温度が半
田付け可能温度範囲内であれば次工程へ移りこの動作を
繰り返しレーザ接合を行うものである。
【0014】次に図3により各物質の放射率を測定した
結果を説明する。図3は、各物質の表面温度を赤外線放
射温度計と熱電対温度計の両方で測定し、熱電対温度計
の温度指示と赤外線放射温度計の温度指示が同一になる
ように赤外線放射温度計の放射率を設定し各温度での各
物質の放射率を測定した結果である。
【0015】レーザを照射し半田付け温度測定をする際
に、予めその物質の放射率を赤外線放射温度計に与える
ことにより正確な温度を測定することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、予め与えられた
リード周辺の材質により異なる放射率により正確な温度
を求めることでより信頼性の高いレーザ接合を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレーザ接合装置のブ
ロック構成図
【図2】与えられた放射率により正確な温度を演算し制
御する工程のフローチャート、
【図3】各物質の放射率を測定した結果の説明図
【図4】従来のレーザ接合装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 ACサーボモータ 2 真空ピンセット 3 ボールネジ 4 IC部品 5 基板 6 ドライバ 7 制御装置 8 パルスモータ 10,11レーザ出射ヘッド 15 レーザ発振器 20,21 赤外線検出ヘッド 22 赤外線検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアフィルムに一体形成されたIC
    部品を装着ヘッドにて保持した状態で、キャリアフィル
    ムから分離切断する切断工程と、装着ヘッドにてIC部
    品を回路基板に装着してそのまま押圧固定する押圧固定
    工程と、この押圧固定の状態で光ビームもしくはレーザ
    光で加熱してIC部品のリードを回路基板の電極に接合
    する接合工程と、この接合工程と同時にIC部品のリー
    ドの表面温度をセンサーにより検知する検知工程と、こ
    の検知工程により光ビームもしくはレーザ光のパワーを
    制御することにより、IC部品のリードを接合するレー
    ザ接合方法において、IC部品のリード周辺の材質の違
    いにより変わる放射率を設定する設定工程と、前記放射
    率により温度を演算し制御する制御工程を設けたことを
    特徴とするレーザ接合方法。
JP4343926A 1992-12-24 1992-12-24 レーザ接合方法 Pending JPH06196852A (ja)

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