JPS62292266A - レ−ザはんだ付け方法 - Google Patents
レ−ザはんだ付け方法Info
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- JPS62292266A JPS62292266A JP13770886A JP13770886A JPS62292266A JP S62292266 A JPS62292266 A JP S62292266A JP 13770886 A JP13770886 A JP 13770886A JP 13770886 A JP13770886 A JP 13770886A JP S62292266 A JPS62292266 A JP S62292266A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
- B23K1/005—Soldering by means of radiant energy
- B23K1/0056—Soldering by means of radiant energy soldering by means of beams, e.g. lasers, E.B.
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
発明の技術分野
本発明は、レーザを熱源とするはんだ付け方法に関し、
特にそのレーザのパワー、つまりその熱量を糸はんだの
供給量との関係で制御する方法に係る。
特にそのレーザのパワー、つまりその熱量を糸はんだの
供給量との関係で制御する方法に係る。
従来技術
例えば、特開昭58−161396号の発明は、はんだ
付けのための熱源としてレーザビームを用いている。は
んだ付け時に、レーザビームは、はんだ付け点を連続的
に加熱するが、そのはんだ付け点が所定の温度に到達し
たとき、はんだ付け点に糸はんだが供給される。この糸
はんだがはんだ付け点に供給されると、その糸はんだの
熱吸収によって、はんだ付け点の温度は、一時的に低下
する。この温度低下にも拘わ°らず、糸はんだがその後
も連続的に供給されると、熱的に良好なはんだ付けが不
可能となる。
付けのための熱源としてレーザビームを用いている。は
んだ付け時に、レーザビームは、はんだ付け点を連続的
に加熱するが、そのはんだ付け点が所定の温度に到達し
たとき、はんだ付け点に糸はんだが供給される。この糸
はんだがはんだ付け点に供給されると、その糸はんだの
熱吸収によって、はんだ付け点の温度は、一時的に低下
する。この温度低下にも拘わ°らず、糸はんだがその後
も連続的に供給されると、熱的に良好なはんだ付けが不
可能となる。
発明の目的
したがって、本発明の目的は、レーザのパワー、つまり
その熱量を糸はんだの供給との関連で増減させ、これに
よって熱的特性の異なるはんだ付け対象を最も良好な温
度のもとにはんだ付けできるようにすることである。
その熱量を糸はんだの供給との関連で増減させ、これに
よって熱的特性の異なるはんだ付け対象を最も良好な温
度のもとにはんだ付けできるようにすることである。
発明の解決手段
そこで、本発明は、糸はんだをはんだ付け対象に向けて
所定の供給量の範囲で数回に分割しながら間欠的に供給
し、この供給過程の各間欠送り後にはんだ付け対象の加
熱温度を測定し、この温度の測定結果にもとづいてレー
ザのパワ一つまりその熱量を各段階での目標温度の方向
に修正するようにしている。
所定の供給量の範囲で数回に分割しながら間欠的に供給
し、この供給過程の各間欠送り後にはんだ付け対象の加
熱温度を測定し、この温度の測定結果にもとづいてレー
ザのパワ一つまりその熱量を各段階での目標温度の方向
に修正するようにしている。
このように、本発明のはんだ付け方法では、糸はんだが
間欠的に供給され、その間欠的な供給毎にレーザの熱量
が修正されるため、一連のはんだ付け過程で、各部品な
ど熱的特性の変化に拘わらず、良好な温度制御が可能と
なる。
間欠的に供給され、その間欠的な供給毎にレーザの熱量
が修正されるため、一連のはんだ付け過程で、各部品な
ど熱的特性の変化に拘わらず、良好な温度制御が可能と
なる。
はんだ付け装置の構成
まず、第1図は、はんだ付け装置1の構成を示している
。このはんだ付け装置1は、cpu、シーケンサ−など
の主制御装置2を備えている。この主制御装置2は、レ
ーザ発振器3を制御するレーザ制御器4、はんだ供給9
15を制御する供給制御器6、温度センサー7およびN
C@御装置8に接続されているほか、入力装置9、ディ
スプレイ10および外部メモリ1)にも接続されている
。
。このはんだ付け装置1は、cpu、シーケンサ−など
の主制御装置2を備えている。この主制御装置2は、レ
ーザ発振器3を制御するレーザ制御器4、はんだ供給9
15を制御する供給制御器6、温度センサー7およびN
C@御装置8に接続されているほか、入力装置9、ディ
スプレイ10および外部メモリ1)にも接続されている
。
上記レーザ発振器3は、例えば固体レーザ発振器であり
、レーザビーム12を光ファイバー13および照射光学
へラド14により、はんだ付け対象のプリント基板15
の孔15aおよび電子部品16の端子16aに向けて照
射する。またはんだ供給機5は、一対の送りローラおよ
びその駆動用のステッピングモータなどを備えており、
糸はんだ17をはんだ付け点に向けて間欠的に送り出す
。
、レーザビーム12を光ファイバー13および照射光学
へラド14により、はんだ付け対象のプリント基板15
の孔15aおよび電子部品16の端子16aに向けて照
射する。またはんだ供給機5は、一対の送りローラおよ
びその駆動用のステッピングモータなどを備えており、
糸はんだ17をはんだ付け点に向けて間欠的に送り出す
。
また、温度センサー7は、温度検出端18によって、は
んだ付け点からの赤外線を検知し、その温度情報を上記
主制御装置2に送る。また、上記NCIIIII御装置
8は、調装置象のプリント基板15のX−Y平面上の位
置決め、照射光学ヘッド14および温度検出端18のZ
軸上の位置決め送り運動を行うことによって、それらの
相対的な位置決めを行う。
んだ付け点からの赤外線を検知し、その温度情報を上記
主制御装置2に送る。また、上記NCIIIII御装置
8は、調装置象のプリント基板15のX−Y平面上の位
置決め、照射光学ヘッド14および温度検出端18のZ
軸上の位置決め送り運動を行うことによって、それらの
相対的な位置決めを行う。
次に第2図は、はんだ付け対象のはんだ付け点を拡大し
て示している。電子部品16の端子16aは、プリント
基板15の孔15aの内部に挿入されている。そして、
上記レーザビーム12は、照射光学ヘッド14から発射
され、孔15aおよび端子16aを同時に加熱し、さら
に供給された糸はんだ17をも加熱し、溶融状態とする
。なお、糸はんだ17の先端位置は、位置センサー19
によって検出され、主制御装置2の位置的な入力情報と
なる。
て示している。電子部品16の端子16aは、プリント
基板15の孔15aの内部に挿入されている。そして、
上記レーザビーム12は、照射光学ヘッド14から発射
され、孔15aおよび端子16aを同時に加熱し、さら
に供給された糸はんだ17をも加熱し、溶融状態とする
。なお、糸はんだ17の先端位置は、位置センサー19
によって検出され、主制御装置2の位置的な入力情報と
なる。
レーザはんだ付け方法
サテ、本発明のレーザはんだ付け方法は、上記主制御装
置2のプログラムによって実行される。
置2のプログラムによって実行される。
第3図ないし第8図は、はんだ付け方法の一連の順序を
示しており、そのうち、第3図および第4図は初期の加
熱過程を、また第5図および第6図は、はんだの供給過
程、はんだ付け対象の温度測定過程およびレーザビーム
の熱量補正過程をそれぞれ示している。また第7図およ
び第8図は、はんだ付け対象の最終的な加熱過程と関連
して、熱量の補正過程を示している。
示しており、そのうち、第3図および第4図は初期の加
熱過程を、また第5図および第6図は、はんだの供給過
程、はんだ付け対象の温度測定過程およびレーザビーム
の熱量補正過程をそれぞれ示している。また第7図およ
び第8図は、はんだ付け対象の最終的な加熱過程と関連
して、熱量の補正過程を示している。
次に、これらの一連の過程を順を追って説明する。
まず、第3図で、プログラムの開始後、レーザ発振器3
のオン、レーザ発振器3の内部のメインシャッター開、
糸はんだ17のセットなどの入力が行われ、糸はんだ1
7のセットが完了すると、レーザパワーPの修正、温度
などの測定開始指令、レーザ発振器3のサブシャッター
開、さらにレーザパワーPの修正入力などが行われ、あ
る待ち時間t (0,2秒)の経過後にこの準備操作が
終了後し、結合子■により第4図の予熱のためのプロダ
ラムが開始される。
のオン、レーザ発振器3の内部のメインシャッター開、
糸はんだ17のセットなどの入力が行われ、糸はんだ1
7のセットが完了すると、レーザパワーPの修正、温度
などの測定開始指令、レーザ発振器3のサブシャッター
開、さらにレーザパワーPの修正入力などが行われ、あ
る待ち時間t (0,2秒)の経過後にこの準備操作が
終了後し、結合子■により第4図の予熱のためのプロダ
ラムが開始される。
この第4図の予熱過程では、最初にはんだ付け対象の目
標の温度Tが例えば1)0℃°を越えるまで一定の間隔
毎に温度センサー7により温度測定が順次連続的になさ
れ、その温度を越えた時点で、はんだ付け対象の温度が
目標の温度例えば120℃または130℃よりも小さい
かどうかの判断がなされ、はんだ付け対象の温度が12
0℃以下、120℃以上、130℃以下、さらに130
℃以上に分け、現在のレーザパワーPに対してそれぞれ
適切な係数例えば2.0.1.9.1.8などの掛算に
よる修正演算が行われ、その後にレーザパワーPがその
演算の値によって修正される。その後、所定の時間間隔
で、はんだ付け対象が160℃以上になるまで、継続的
に温度測定がなされ、その目標の温度を越えた時点で、
制御プログラムは、結合子■により次の第5図のプログ
ラムを実行していく。
標の温度Tが例えば1)0℃°を越えるまで一定の間隔
毎に温度センサー7により温度測定が順次連続的になさ
れ、その温度を越えた時点で、はんだ付け対象の温度が
目標の温度例えば120℃または130℃よりも小さい
かどうかの判断がなされ、はんだ付け対象の温度が12
0℃以下、120℃以上、130℃以下、さらに130
℃以上に分け、現在のレーザパワーPに対してそれぞれ
適切な係数例えば2.0.1.9.1.8などの掛算に
よる修正演算が行われ、その後にレーザパワーPがその
演算の値によって修正される。その後、所定の時間間隔
で、はんだ付け対象が160℃以上になるまで、継続的
に温度測定がなされ、その目標の温度を越えた時点で、
制御プログラムは、結合子■により次の第5図のプログ
ラムを実行していく。
なお以上の予熱のための加熱過程では、はんだ付け対象
の温度は、時間的にゆるやかに立ち上がっている。した
がって、糸はんだ17は、そのような温度特性のもとに
徐々に加熱されることになる。この糸はんだ17は、多
孔質のはんだ合金であり、その多孔部分内に有機質のフ
ラックスを含浸している。このため、上記温度特性のも
とに加熱されると、はんだ合金が溶融する以前に、多孔
質内のフラックスが溶けて、それがはんだ付け面を清掃
するため、はんだ合金の表面およびはんだ付け対象とし
ての孔15aおよび端、子16aの接合面が良好な状態
となる。 。
の温度は、時間的にゆるやかに立ち上がっている。した
がって、糸はんだ17は、そのような温度特性のもとに
徐々に加熱されることになる。この糸はんだ17は、多
孔質のはんだ合金であり、その多孔部分内に有機質のフ
ラックスを含浸している。このため、上記温度特性のも
とに加熱されると、はんだ合金が溶融する以前に、多孔
質内のフラックスが溶けて、それがはんだ付け面を清掃
するため、はんだ合金の表面およびはんだ付け対象とし
ての孔15aおよび端、子16aの接合面が良好な状態
となる。 。
第5図のように、はんだ付け対象の温度が160℃を越
えた後に、はんだ供給機5および供給制御器6によって
、第1次のはんだ供給が開始される。はんだ付けに必要
なはんだの供給量は、糸はんだ17の長さによって予め
設定されており、この1次はんだ供給過程では、例えば
0.8日程度の長さの糸はんだ17が毎秒7w程度の速
度で供給される。この糸はんだ17が完全に溶融するま
でに必要な待ち時間を例えば0.5秒が経過した時点で
、再び温度Tの測定がなされる。測定の結果、はんだ付
け対象の温度が180℃、19(1,200℃を境とし
てどの範囲に属するかが判定され、その判定結果にもと
づいてレーザパワーPの適切な修正がなされる。目標の
温度T−190℃に近い状態であれば、レーザパワーP
の修正が必要とされないが、それよりも低い温度のとき
には、レーザパワーPが大きくなる方向に修正され、ま
た逆にそれよりも低いとき、レーザパワーPが増加する
ような方向に修正される。このために、必要な係数の演
算が行われ、その結果にもとづいてレーザパワーPの修
正が行われる。その後、再びはんだ付け対象の温度測定
ループカウンタCの更新がなされ、次に例えば5回以上
のレーザパワーPの修正がなされているかどうかの判断
がカウント値からなされ、5回に満たないとき、前回の
温度測定が190℃よりも低くなっているかどうかの判
断がなされる。この時点ではんだ付け対象の温度が19
0℃よりも低いとき、温度測定ループカウントの判断が
継続的に行われる。ループカウントの数が例えば5より
も大きくなると、そのル−プカウントについてリセット
操作が行われ、再び前記温度測定およびレーザパワーP
の修正動作が繰り返される。しかし、はんだ付け対象の
温度Tが190℃よりも小さくなっていないとき、結合
子■から次の第6図のプログラムに移行する。
えた後に、はんだ供給機5および供給制御器6によって
、第1次のはんだ供給が開始される。はんだ付けに必要
なはんだの供給量は、糸はんだ17の長さによって予め
設定されており、この1次はんだ供給過程では、例えば
0.8日程度の長さの糸はんだ17が毎秒7w程度の速
度で供給される。この糸はんだ17が完全に溶融するま
でに必要な待ち時間を例えば0.5秒が経過した時点で
、再び温度Tの測定がなされる。測定の結果、はんだ付
け対象の温度が180℃、19(1,200℃を境とし
てどの範囲に属するかが判定され、その判定結果にもと
づいてレーザパワーPの適切な修正がなされる。目標の
温度T−190℃に近い状態であれば、レーザパワーP
の修正が必要とされないが、それよりも低い温度のとき
には、レーザパワーPが大きくなる方向に修正され、ま
た逆にそれよりも低いとき、レーザパワーPが増加する
ような方向に修正される。このために、必要な係数の演
算が行われ、その結果にもとづいてレーザパワーPの修
正が行われる。その後、再びはんだ付け対象の温度測定
ループカウンタCの更新がなされ、次に例えば5回以上
のレーザパワーPの修正がなされているかどうかの判断
がカウント値からなされ、5回に満たないとき、前回の
温度測定が190℃よりも低くなっているかどうかの判
断がなされる。この時点ではんだ付け対象の温度が19
0℃よりも低いとき、温度測定ループカウントの判断が
継続的に行われる。ループカウントの数が例えば5より
も大きくなると、そのル−プカウントについてリセット
操作が行われ、再び前記温度測定およびレーザパワーP
の修正動作が繰り返される。しかし、はんだ付け対象の
温度Tが190℃よりも小さくなっていないとき、結合
子■から次の第6図のプログラムに移行する。
この第6図のプログラムは、糸はんだ17の第2次送り
動作であり、プログラムカウンタPCの更新の後に、糸
はんだ17についての第2次供給動作が開始される。こ
のときの送り量は、1次送りよりも少なく、例えば0.
5w程度であり、また送り速度は、前記と同様に設定さ
れている。ここでも、前記第5図の第1次はんだ供給動
作と同様に、0.3秒程度の待ち時間tの経過後に、温
度測定、温度測定に基づくレーザパワーPの演算、レー
ザパワーPの修正、温度測定などが同様に繰り返し行わ
れる。
動作であり、プログラムカウンタPCの更新の後に、糸
はんだ17についての第2次供給動作が開始される。こ
のときの送り量は、1次送りよりも少なく、例えば0.
5w程度であり、また送り速度は、前記と同様に設定さ
れている。ここでも、前記第5図の第1次はんだ供給動
作と同様に、0.3秒程度の待ち時間tの経過後に、温
度測定、温度測定に基づくレーザパワーPの演算、レー
ザパワーPの修正、温度測定などが同様に繰り返し行わ
れる。
その後に、結合子■に移り、第7図のように、第3次の
はんだ供給動作が開始される。第3次のはんだ供給動作
では、送り量が0.7m程度に設定され、また送り速度
も前記と同様に設定される。
はんだ供給動作が開始される。第3次のはんだ供給動作
では、送り量が0.7m程度に設定され、また送り速度
も前記と同様に設定される。
糸はんだ17の供給が完了した時点で、必要な待ち時間
を例えば0.2秒程度経過した後、はん蛇の引き戻し動
作が開始される。この引き戻し動作では、糸はんだ17
の先端が送り速度と同じ速度で2m程度後退する。この
ようにして、はんだ戻し動作が完了した時点で、再び0
.1秒程度の待ち時間tが経過した後、結合子■により
第8図のプログラムが開始される。
を例えば0.2秒程度経過した後、はん蛇の引き戻し動
作が開始される。この引き戻し動作では、糸はんだ17
の先端が送り速度と同じ速度で2m程度後退する。この
ようにして、はんだ戻し動作が完了した時点で、再び0
.1秒程度の待ち時間tが経過した後、結合子■により
第8図のプログラムが開始される。
この第8図のプログラムは、上記のような間欠的な糸は
んだ17の送り後に、糸はんだ17を充分に加熱し、そ
れに流動性を与えて、孔15aの内部に侵入させ、また
端子16aにも充分な面積で付着させるために行われる
。まず、温度Tの測定が行われ、はんだ付け対象の温度
が205℃以上であれば、飛び越えて、全部のシャッタ
ー閉じの動作が行われ、測定停止指令の後に終了となる
。
んだ17の送り後に、糸はんだ17を充分に加熱し、そ
れに流動性を与えて、孔15aの内部に侵入させ、また
端子16aにも充分な面積で付着させるために行われる
。まず、温度Tの測定が行われ、はんだ付け対象の温度
が205℃以上であれば、飛び越えて、全部のシャッタ
ー閉じの動作が行われ、測定停止指令の後に終了となる
。
しかし、はんだ付け対象の温度が205℃よりも大きく
ないとき、レーザパワーPの置き換えがなされ、次いで
再び温度測定がなされる。そして、ここでも測定後の温
度の比較がなされ、それにもとづいて、固有の演算動作
が行われ、その後にレーザパワー枦の修正すなわち増加
、現象または現状維持などの修正が行われる。そして、
1秒程度の待ち時間tの間に、このような温度測定およ
びレーザパワーPの修正動作が継続的に行われる。
ないとき、レーザパワーPの置き換えがなされ、次いで
再び温度測定がなされる。そして、ここでも測定後の温
度の比較がなされ、それにもとづいて、固有の演算動作
が行われ、その後にレーザパワー枦の修正すなわち増加
、現象または現状維持などの修正が行われる。そして、
1秒程度の待ち時間tの間に、このような温度測定およ
びレーザパワーPの修正動作が継続的に行われる。
しかし、待ち時間tが1秒程度経過すると、シャッター
閉じ、測定動作の停止を経て、終了動作に入る。
閉じ、測定動作の停止を経て、終了動作に入る。
次に、第9図は、以上の糸はんだ17の間欠的な送り動
作を時間軸上で、はんだ付け対象の温度との関連で示し
ている。はんだ付け対象の温度は、所定の勾配で立ち上
がるが、第1次、2次、3次のはんだ供給動作との関連
で、その温度が一時的に下降しようとする。しかし、既
に述べたように、温度測定、それに続くレーザパワーP
の修正動作が所定のサイクルで継続的に行われるため、
はんだ付け対象の温度は、目標の温度の範囲内に正確に
収められていく。したがって、はんだ付け対象の部品の
熱的な容量や熱伝導率などにばらつきがあったとしても
、はんだ付け時に、はんだ付け対象の温度は、正確に目
標の温度に設定されていくことになる。この結果、常に
熱的に良好なはんだ付け状態が実現できることになる。
作を時間軸上で、はんだ付け対象の温度との関連で示し
ている。はんだ付け対象の温度は、所定の勾配で立ち上
がるが、第1次、2次、3次のはんだ供給動作との関連
で、その温度が一時的に下降しようとする。しかし、既
に述べたように、温度測定、それに続くレーザパワーP
の修正動作が所定のサイクルで継続的に行われるため、
はんだ付け対象の温度は、目標の温度の範囲内に正確に
収められていく。したがって、はんだ付け対象の部品の
熱的な容量や熱伝導率などにばらつきがあったとしても
、はんだ付け時に、はんだ付け対象の温度は、正確に目
標の温度に設定されていくことになる。この結果、常に
熱的に良好なはんだ付け状態が実現できることになる。
発明の効果
本発明では、はんだ付けに必要な糸はんだが所定の供給
量の範囲で数回に分割してはんだ付け対象に向けて間欠
的に送り出されるため、はんだ付け対象の温度の急激な
変化がなく、温度変動のない状態ではんだ付けが可能と
なる。また糸はんだの間欠的な供給、はんだ付け対象の
加熱温度がそのつど測定され、そめ測定結果にもとづい
てレーザパワー(熱量)がそのつど目標の温度に近づく
方向に修正されるため、はんだ付け対象のプリント基板
や電子部品などに熱的なばらつきがあったとしても、目
標の温度が正確に維持できるため、理想的なはんだ付け
が個々の部品のばらつきを許容しながら、はんだ付け不
良のない状態で実現できる。
量の範囲で数回に分割してはんだ付け対象に向けて間欠
的に送り出されるため、はんだ付け対象の温度の急激な
変化がなく、温度変動のない状態ではんだ付けが可能と
なる。また糸はんだの間欠的な供給、はんだ付け対象の
加熱温度がそのつど測定され、そめ測定結果にもとづい
てレーザパワー(熱量)がそのつど目標の温度に近づく
方向に修正されるため、はんだ付け対象のプリント基板
や電子部品などに熱的なばらつきがあったとしても、目
標の温度が正確に維持できるため、理想的なはんだ付け
が個々の部品のばらつきを許容しながら、はんだ付け不
良のない状態で実現できる。
第1図ははんだ付け装置のブロック線図、第2図ははん
だ付け対象の拡大断面図、第3図ないし第8図ははんだ
付け方法のフローチャート図、第9図ははんだ付け対象
の時間的な温度変化の特性図である。 1・・はんだ付け装置、2・・主制御装置、3・・レー
ザ発振器、4・・レーザ制御器、5・・はんだ供給機、
6・・供給制御器、7・・温度センサー、8・・NC制
御装置、12・・レーザビーム、14・・照射光学ヘッ
ド、15・・プリント基板、16・・電子部品、17・
・糸はんだ。
だ付け対象の拡大断面図、第3図ないし第8図ははんだ
付け方法のフローチャート図、第9図ははんだ付け対象
の時間的な温度変化の特性図である。 1・・はんだ付け装置、2・・主制御装置、3・・レー
ザ発振器、4・・レーザ制御器、5・・はんだ供給機、
6・・供給制御器、7・・温度センサー、8・・NC制
御装置、12・・レーザビーム、14・・照射光学ヘッ
ド、15・・プリント基板、16・・電子部品、17・
・糸はんだ。
Claims (4)
- (1)熱源としてのレーザをはんだ付け対象に連続的に
照射する加熱過程と、糸はんだをはんだ付け対象に向け
て所定の供給量の範囲で数回に分割して間欠的に送り出
す供給過程と、この供給過程の各間欠送り後にはんだ付
け対象の加熱温度を測定する温度測定過程と、この温度
の測定結果にもとづいて上記レーザのパワーを各送り段
階での目標温度の方向に加減する熱量補正過程とからな
ることを特徴とするレーザはんだ付け方法。 - (2)加熱過程の初期で、レーザの熱量を時間的にゆる
やかに増加させ、多孔質はんだよりも先に多孔質はんだ
内部の有機質フラックスを溶かすことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のレーザはんだ付け方法。 - (3)供給過程の各間欠送りの開始点を各送り段階での
目標温度の到達時点に一致させることを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項記載のレーザはんだ付け
方法。 - (4)温度測定過程の計測時点を糸はんだの間欠的な送
り時点およびはんだ付け点の温度変化のパターンとに関
連づけて予め設定することを特徴とする特許請求の範囲
第1項、第2項、または第3項記載のレーザはんだ付け
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770886A JPS62292266A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | レ−ザはんだ付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770886A JPS62292266A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | レ−ザはんだ付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62292266A true JPS62292266A (ja) | 1987-12-18 |
Family
ID=15204966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13770886A Pending JPS62292266A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | レ−ザはんだ付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62292266A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5998758A (en) * | 1996-08-20 | 1999-12-07 | Mta Automation Ag | Laser soldering head in an automatic soldering installation |
JP2008198925A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品実装装置および電子部品実装方法 |
US8013271B2 (en) * | 2007-01-30 | 2011-09-06 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | Soldering method and apparatus |
CN106001823A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-12 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 激光送丝焊接方法及装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161396A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | 株式会社日立製作所 | レ−ザビ−ムを用いた半田付け方法 |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP13770886A patent/JPS62292266A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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