JPH0717475B2 - 単結晶ネック部育成自動制御方法 - Google Patents

単結晶ネック部育成自動制御方法

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JPH0717475B2
JPH0717475B2 JP3042640A JP4264091A JPH0717475B2 JP H0717475 B2 JPH0717475 B2 JP H0717475B2 JP 3042640 A JP3042640 A JP 3042640A JP 4264091 A JP4264091 A JP 4264091A JP H0717475 B2 JPH0717475 B2 JP H0717475B2
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crystal
diameter
heater
single crystal
correction
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謙治 荒木
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Shin Etsu Handotai Co Ltd
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Shin Etsu Handotai Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/20Controlling or regulating
    • C30B15/22Stabilisation or shape controlling of the molten zone near the pulled crystal; Controlling the section of the crystal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CZ法による単結晶ネ
ック部育成自動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CZ法による単結晶育成装置では、コー
ン部以降は自動制御方法が確立されているが、結晶育成
開始後コーン部育成に移るまでのネック部分について
は、熟練者による手動制御が行なわれている。これは、
ネック部では転移を結晶表面から排出させるために、例
えば育成結晶の直径を2〜5mm程度に細く絞り、比較的
高速度で結晶を引上げ、しかも、直径制御偏差の絶対値
を0.5mm程度以下にし、絞り部分をその直径の10倍
以上の長さ育成しなければならないなど、高度の制御を
必要とするためである。この絞り工程及び次に結晶直径
を再び増大させる工程にわたって、結晶の形状を所望の
形状にしかつ結晶を無転移化することは、熟練者でさえ
もその試みの約10%は失敗に終わる程度に難しい。結
晶直径を絞りすぎると、湯面と育成結晶下端との間が切
れて育成続行不可能となったり、強度が弱くてその後育
成される直胴部を支持できなくなったりする。また、結
晶直径が太すぎると、転移が充分に排出されず、コーン
部又はこれに続く直胴部において結晶が有転移化し、不
良品となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、CZ法による単結晶ネック部育成
自動制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用】ネック部育
成においては、結晶引き上げ速度により結晶直径を制御
する方法は、コーン部や直胴部と同様の方法を用いるこ
とができるが、融液温度により結晶直径を制御する方法
は、コーン部や直胴部と同様の方法を用いることができ
ない。これは、融液温度に対する結晶直径の応答速度
が、結晶引き上げ速度に対する結晶直径の応答速度より
も相当遅く、かつ、ネック部の許容直径偏差はコーン部
や直胴部よりも小さいので、コーン部や直胴部の場合と
同様の方法で、融液温度により結晶直径を制御すると、
直径制御偏差が絞り部分で許容値を越えてしまうからで
ある。
【0005】しかし、結晶直径は結晶引き上げ速度と融
液温度の両方に大きく依存するので、ネック部直径制御
の成功率を高くするためには、結晶引き上げ速度のみな
らず、なんらかの方法で融液温度を直径制御に寄与させ
るべきである。
【0006】そこで、本発明では、次の方法(1)によ
り上記目的を達成している。
【0007】(1)結晶直径の制御偏差が零に近づくよ
うに該結晶の引上げ速度を調節し、該結晶直径の制御偏
差の大小と該引上げ速度の大小との組合わせをファジィ
推論条件とし、該条件に応じ、融液加熱用ヒータへ供給
する電力の補正値をファジィ推論に基づいて算出し、該
補正値に基づいて該ヒータ供給電力を補正するステップ
を有し、無転移にするために種結晶に続く細く絞った結
晶ネック部をCZ法により育成することを特徴とする方
法。
【0008】従来の単結晶直胴部の直径制御は、直径制
御偏差が零に近づくように、引上げ速度及び融液温度を
PID制御するが、本方法は、直径制御偏差のみなら
ず、引上げ速度をも考慮して該ヒータ供給電力を補正す
る点で特徴を有する。
【0009】従来のPID制御を単結晶絞り部に拡張す
るのは、PIDの各制御定数を試行錯誤で多数回変更し
て決定しなければならず容易でない。しかも、PIDの
好ましい制御定数が求まったとしても、結晶育成条件が
少し変ると、求めたPIDの制御定数が役に立たなくな
る。
【0010】これに対し、本発明では、直径制御偏差の
大小と引上げ速度の大小との組合わせの条件に応じて、
ファジィ推論により、融液加熱用ヒータへ供給する電力
の補正値を算出し、該算出値に基づいてヒータ供給電力
を補正するので、引上げ速度を直径制御偏差と同じ考え
方で直径制御に容易に取り入れることができ、かつ、フ
ァジィ推論に熟練オペレータの経験則を容易に取入れる
ことができるので、制御パラメータを容易に決定するこ
とができる。
【0011】ファジィ推論は、例えば、直径制御偏差が
負で絶対値が大きく、かつ、引上げ速度が遅い場合に、
ヒータ供給電力に対し負の補正をし、結晶直径の制御偏
差が正で絶対値が大きく、かつ、引上げ速度が速い場合
に、ヒータ供給電力に対し正の補正をするという規則を
有し、該規則に基づいて、該ヒータ供給電力の補正値を
算出する。
【0012】引上げ速度が遅いほど、ヒータ供給電力が
小さいほど、結晶直径が大きくなるので、直径制御偏差
が負で絶対値が大きく、かつ、引上げ速度が遅い場合
に、ヒータ供給電力に対し負の補正をすれば、直径制御
偏差が小さくなり、また、結晶直径の制御偏差が正で絶
対値が大きく、かつ、引上げ速度が速い場合に、ヒータ
供給電力に対し正の補正をすれば、直径制御偏差が小さ
くなる。したがって、結晶直径が目標値に近づく。
【0013】また、前回の実際のヒータ供給電力補正値
がΔP1Bで、算出された今回のヒータ供給電力補正値が
ΔP0の場合に、今回の実際のヒータ供給電力ΔP1を、 ΔP1=ΔP0−{1−exp(−τ/t)}ΔP1B ・・・(1) (但し、tは電力補正の時間間隔、τは時定数)として
算出すれば、過剰補正が防止され、結果として直径制御
偏差のハンチングが小さくなる。なぜならば、τは10
分程度と比較的大きいので、前回の補正の現時点におけ
る影響{1−exp(−τ/t)}ΔP1Bが今回の補正
に影響するが、{1−exp(−τ/t)}ΔP1Bが今
回の補正ΔP0から差引かれるからである。
【0014】上記(1)の方法は、次の(2)の処理後
に行った方が好ましい。
【0015】(2)坩堝内融液加熱用ヒータへの供給電
力を一定にし、かつ、該融液表面に接触している種結晶
を定速で設定時間引き上げて、単結晶を育成し、該設定
時間経過後に、該引上げを停止し、該単結晶の下端直径
を測定し、該測定直径の期待値からのずれに応じて、該
ヒータに供給する電力を修正し、該ずれが零になるよう
に結晶引上げ長さに対する目標直径のパターンを該引上
げ長さ方向にシフトさせ、一定時間経過するのを待つ。
【0016】このようにすれば、湯面温度の初期値を適
当な値にすることができ、かつ、結晶直径の目標パター
ンを修正することができるので、(1)の方法による効
果が高められる。換言すれば、(1)の方法を実行した
場合に、ヒータ供給電力の変動が小さくなると、よい直
径制御結果が得られる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0018】図1は、本発明方法が適用された単結晶ネ
ック部育成自動制御装置のブロック図であり、図2は、
制御対象の断面概略図である。
【0019】軸10の上端に固着されたテーブル12上
には、黒鉛坩堝14が載置され、黒鉛坩堝14内に石英
坩堝16が嵌合されている。この黒鉛坩堝14はヒータ
18に囲繞され、ヒータ18は黒鉛断熱材20に囲繞さ
れている。石英坩堝16内に多結晶シリコンの塊を入
れ、ヒータ18に電力を供給すると、この多結晶シリコ
ンは融液22になる。
【0020】一方、融液22の上方に配置されたモータ
24により昇降されるワイヤ26の下端には、種ホルダ
28を介して種結晶30が取り付けられている。この種
結晶30の下端を融液22の湯面22Sに接触させて引
き上げると、種結晶30の先端からシリコン単結晶32
が育成される。シリコン単結晶32の育成は、チャンバ
34内で行われる。チャンバ34内には、上方からアル
ゴンガスが流下され、チャンバ34内の空気がこのアル
ゴンガスでパージされる。このアルゴンガスは湯面22
Sに吹き当てられるので、湯面22Sが振動し、直径の
小さい単結晶絞り部の直径制御を一層困難にする。
【0021】シリコン単結晶32の下端直径Dを測定す
るために、チャンバ34の肩部に設けられた窓36の上
方には、光軸を湯面22Sの中心に向けてCCDカメラ
38が配置されている。CCDカメラ38から出力され
るビデオ信号は直径計測器40へ供給され、直径計測器
40は、画像処理により、シリコン単結晶32と湯面2
2Sとの界面に形成された輝環の直径D、すなわちシリ
コン単結晶32の下端直径Dを測定する。シリコン単結
晶32の絞り部分の直径は小さいので、測定精度を高め
るために、1本の走査線幅が例えば実物の0.05mm
に対応するように、CCDカメラ38の拡大倍率を大き
くしている。
【0022】目標直径は結晶長Lの関数であって、例え
ば図6に示す折れ線P00STの如くなっているが、直
径設定器42に内蔵されたメモリには、折れ線PSTで
表される目標直径D0(L)が格納されている。その理
由は後述する。直径設定器42は、入力された結晶長L
に対し、目標直径D0 を出力する。この結晶長Lは、回
転軸がモータ24の駆動軸に連結されたロータリエンコ
ーダ44から出力されるパルスを、アップダウンカウン
タ46で計数することにより得られる。アップダウンカ
ウンタ46の計数値は、種結晶30が上限位置にあると
き及び種結晶30が湯面22Sに接触したときにクリア
される。この接触は、例えば、ワイヤ26と軸10との
間に電圧を印加しておき、これらの間に流れる電流を検
出することにより知ることができる。
【0023】本単結晶育成装置は、結晶直径Dが目標値
0 に近づくようにワイヤ26の引き上げ速度Vをカス
ケード制御する構成を備えている。
【0024】すなわち、結晶直径D及び目標直径D0
減算器47に供給され、減算器47から出力される直径
制御偏差ΔD=D−D0がPIDコントローラ48へ供
給される。PIDコントローラ48の出力電圧EV
0 は、モータ24の回転速度の目標値として可変速モー
タコントローラ50へ供給される。一方、ロータリエン
コーダ44の出力は、F/V変換器52により、周波数
に比例した電圧EVに変換され、この電圧EVがフィー
ドバック量として可変速モータコントローラ50へ供給
される。可変速モータコントローラ50は通常PIDコ
ントローラである。可変速モータコントローラ50は、
EVがEV0 に近づくように、切換スイッチ54及びド
ライバ56を介し、モータ24の回転速度、すなわちワ
イヤ26の引き上げ速度Vを制御する。この切換スイッ
チ54は、可変速モータコントローラ50の出力とマイ
クロコンピュータ58の出力とを選択的にドライバ56
へ供給するためのものであり、モータ24の回転速度を
一定に閉ループ制御する場合には、マイクロコンピュー
タ58の出力が用いられる。
【0025】結晶直径Dは融液22の温度にも大きく依
存するが、ヒータ18への供給電力の変化に対する結晶
直径Dの変化の応答時間は、結晶引上げ速度の変化に対
する結晶直径Dの変化の応答時間の数十〜数百倍であ
る。したがって、育成時間が短く、かつ、細くて直径制
御偏差の許容範囲が±0.5mm程度と狭いネック部に
おいて、融液温度を結晶直径Dの制御に用いるには、コ
ーン部や直胴部の場合とは異なる特殊な制御方法を用い
る必要がある。そこで、本単結晶育成装置は、結晶直径
Dが目標値D0 に近づくように、ヒータ18へ供給する
電力を制御する次のような構成を備えている。
【0026】すなわち、湯面22Sの温度を検出するた
めに2色放射温度計62を配置し、2色放射温度計62
から出力される湯面温度Tを、マイクロコンピュータ5
8へ供給している。マイクロコンピュータ58にはさら
に、直径制御偏差ΔD、ロータリエンコーダ44からの
引上げ速度V(Vはロータリエンコーダ44の出力パル
スの周期に反比例するので、ソフトウエアでこの周期を
測定して速度Vを算出する)、結晶長L及び直径設定器
42からの後述するシフトΔLが供給される。
【0027】次に、図3〜5に示す、マイクロコンピュ
ータ58による単結晶ネック部育成制御手順を説明す
る。この手順は、図3〜5にそれぞれ対応した以下の
A).〜C).に大別される。
【0028】A).引き上げ開始迄の制御 (100)種結晶30は、最初、上限位置にあり、この
時、2色放射温度計62から湯面温度Tを読み込み、こ
の湯面温度Tが初期設定温度になるように、ドライバ6
6を介しヒータ18へ電力を供給する。この初期設定温
度は、例えば種結晶30を定速2mm/minで引き上
げたときにシリコン単結晶32の直径を種結晶30の直
径、例えば10mmに保つ(図6の直線P00)ための
温度であり、経験的に決定される。
【0029】(102)切換スイッチ54をマイクロコ
ンピュータ58側にし、モータ24をオンにしてワイヤ
26を定速降下させる。種結晶30の下端が湯面22S
に接する少し前に、モータ24をオフにする。この種結
晶30の停止位置は、アップダウンカウンタ46の計数
値が設定値になったことで判定する。
【0030】(104)種結晶30を予熱するために、
設定時間、例えば7分経過するのを待つ。
【0031】(106)種結晶30の下端が融液22に
接する迄、モータ24をオンにして種結晶30を降下さ
せる。
【0032】(108)種結晶30の下端を湯面22S
に馴染ませるために、設定時間、例えば5分間経過する
のを待つ。
【0033】以上のステップ100〜108は、公知の
方法である。
【0034】B).定速引上げ (110)次に、モータ24をオンにして種結晶30を
定速、例えば2mm/minで引き上げる。
【0035】(112)融液22の温度が適当であるか
どうかを見るために、設定時間、例えば5分間経過する
のを待つ。換言すれば、LがL0、例えば10mm(図
6)になるのを待つ。
【0036】(114)モータ24をオフにし、直径計
測器40から結晶直径Dを読み込む。初期設定温度が適
当な場合には、結晶直径Dは図6の直線P00のように
一定になる。しかし、初期設定温度が適当でない場合に
は、結晶直径Dは例えば直線P01又はP02のように
変化する。
【0037】(116)直径設定器42にシフトパルス
を供給する。直径設定器42はこれに応答して、D
0(L+ΔL)=Dが成立するように、目標直径パター
ンD0(L)をL軸方向へΔLシフトさせる。例えば、
結晶直径Dが直線P01のように変化した場合には、点
1が点R1に一致するように目標直径パターンD
0(L)をL軸方向へΔL1シフトさせる。また、結晶直
径Dが直線P02のように変化した場合には、点Q2
点R2に一致するように目標直径パターンD0(L)をL
軸方向へΔL2シフトさせる。
【0038】(118)直径設定器42からこのシフト
ΔLを読込む。
【0039】(120)差D−D0(L0)に応じた、ヒ
ータ18に供給する電力の補正ΔPを算出し、ヒータ1
8へ供給する電力を現在値からこのΔPだけ変化させ
る。このΔPは、例えば次式で算出される。
【0040】 ΔP=K(D−D0(L0)) (Kは定数) ・・・(2) (122)融液22の温度が安定するのを待つため
に、設定時間、例えば5分間経過するのを待つ。
【0041】このような処理により、湯面22Sの温度
の初期値を適当な値にすることができ、かつ、結晶直径
Dの目標パターンD0を修正することができるので、以
下の絞り部直径制御の精度が高められる。
【0042】C).絞り部直径制御 (130)モータ24をオンし、切換スイッチ54を可
変速モータコントローラ50側にして、以下の処理と並
行してワイヤ26の引上げ速度をPID動作で制御す
る。
【0043】(132)引上げ速度V、直径制御偏差Δ
D及び結晶長Lを読込む。
【0044】(134)L+ΔL≧Lmaxであれば絞り
部直径制御を終了し、不図示のコーン部直径制御に移
る。Lmaxは例えば150mmである。L+ΔL<Lmax
であれば次のステップ136に進む。
【0045】(136)引上げ速度V及び直径制御偏差
ΔDから、後述の如くファジィ推論により補正ΔP0
算出する。この補正ΔP0は、前回の実際の補正ΔP1B
の現時点における影響を考慮していない。
【0046】(138)そこで、今回の実際の補正ΔP
1を、上式(1)のようにして算出する。この補正ΔP1
でヒータ供給電力を補正すれば、過剰補正が防止され、
結果として直径制御偏差のハンチングが小さくなる。な
ぜならば、時定数τは10分程度と比較的大きいので、
前回の補正の現時点における影響{1−exp(−τ/
t)}ΔP1Bが今回の補正に影響するが、{1−exp
(−τ/t)}ΔP1Bが今回の補正ΔP0から差引かれ
るからである。
【0047】(140)ヒータ18へ供給する電力を現
在値からこのΔP1だけ変化させる。次に、上記ステッ
プ132に戻る。
【0048】次に、上記ステップ136の処理を詳説す
る。
【0049】図7(B)に示す如く、直径制御偏差ΔD
について、適当(適)、負で絶対値が大きい(負大)及
び正で絶対値が大きい(正大)の3つのメンバシップ関
数を用いる。なお、制御偏差は±3mm以内に抑えられ
るものとする。
【0050】同様に、図7(A)に示す如く、引上げ速
度Vについて、適当(適)、遅い(遅)及び速い(速)
の3つのメンバシップ関数を用いる。なお、引上げ速度
Vは、本実施例では1〜5[mm/sec]の範囲で制
御される。
【0051】同様に、図7(C)に示す如く、電力補正
ΔPについて、補正の必要なし(無補正)、負の補正が
必要(負補正)及び正の補正が必要(正補正)の3つの
メンバシップ関数を用いる。なお、電力補正ΔPは、手
動操業の際に用いられる電力補正用ダイアルの目盛り−
3〜3の範囲で行われるものとする。
【0052】ここで、引上げ速度Vが遅いほど、ヒータ
供給電力Pが小さいほど、結晶直径Dが大きくなる。そ
こで、これらのメンバシップ関数の間に、下表1に示す
ようなファジィ制御規則を適用する。すなわち、直径制
御偏差ΔDが負で大きく、かつ、引上げ速度Vが遅い場
合(この条件を(ΔD:負大)AND(V:遅)と表
す。以下、他の条件についても同様に表す。)には、負
の電力補正を行い、直径制御偏差ΔDが正で大きく、か
つ、引上げ速度Vが速い場合には、正の電力補正を行
い、その他の場合には、電力補正の必要がないというフ
ァジィ制御規則を適用する。
【0053】
【表1】 例えば、ΔD=−1.5mm、V=1.5mm/sec
の場合には、図7及び図8から、次のようにして電力補
正ΔP0を算出する。
【0054】負の電力補正については、(ΔD:負大)
AND(V:遅)=0.5AND0.75=0.5とな
り、図8(A)に示す斜線部の範囲を決定する。
【0055】正の電力補正については、(ΔD:正大)
AND(V:速)=0AND0=0となり、無視する。
【0056】電力補正不要については、 (ΔD:負大)AND(V:適)=0.5AND0.25=0.25 (ΔD:負大)AND(V:速)=0.5AND0=0 (ΔD:適)AND(V:遅)=0.5AND0.75=0.5 (ΔD:適)AND(V:適)=0.5AND0.25=0.25 (ΔD:適)AND(V:速)=0.5AND0=0 (ΔD:正大)AND(V:遅)=0AND0.75=0 (ΔD:正大)AND(V:適)=0AND0.25=0 となり、最大値0.5をとって、図8(B)に示す斜線
部の範囲を決定する。
【0057】次に、図8(A)に示す面積と図8(B)
に示す面積との論理和を求める。この論理和は図8
(C)に示す如くなる。図8(C)の斜線部の面積の重
心−0.375(縦に分割して左右の面積が等しくなる
分割線の位置)がこの場合の電力補正ΔP0となる。す
なわち、負の電力補正のみを考えると、図8(A)に示
す斜線部の面積の重心−1.83となるが、図8(B)
に示す補正不要の大きさを考慮すると、結果として−
0.375となる。
【0058】以上述べたようなファジィ制御を行えば、
引上げ速度を直径制御偏差と同じ考え方で直径制御に容
易に取り入れることができ、かつ、制御パラメータ(メ
ンバシップ関数の形状及びファジィ推論規則)を、PI
D制御において決定する制御定数よりも容易に決定する
ことができる。
【0059】次に、本実施例の効果を、数値を挙げて説
明する。
【0060】ここで、結晶絞り部育成の本来の成功率と
は、結晶絞り部を形成して無転移にすることができたも
のをいう。しかし、無転移にすることができるかどうか
は単結晶の形状以外の条件にも依存する。また、直径制
御を行う本実施例の効果は単結晶の形状に基づく効果の
みを考えるべきである。そこで、以下においては、絞り
部育成制御が成功とは、結晶直径2.5〜4mm以下の
部分が長さ10mm以上続いたものをいうものとする。
【0061】(A)図3に示す処理並びに図4に示すス
テップ110〜114、120及び122の処理を行
い、図5に示すステップ130の処理を行った後、ヒー
タ供給電力Pを一定にする絞り部育成制御を、20本の
種結晶30について行った。この場合の成功率は43%
(9本成功)であった。
【0062】(B)図3に示す処理並びに図4に示すス
テップ110〜114、120及び122の処理を行
い、図6に示すステップ130〜136、140の処理
を行う絞り部育成制御を、20本の種結晶30について
行った。この場合の成功率は55%(11本成功)であ
った。
【0063】(C)図3〜5に示す全処理を行う絞り部
育成制御を、20本の種結晶30について行った。この
場合の成功率は80%(16本成功)であった。上記
(B)の場合よりも成功率を相当高くすることができた
原因は、図4に示すステップ116及び118の処理を
行ったことと、図5に示すステップ138の処理を行っ
たことによるが、前者の処理の効果の方が後者の処理の
効果よりも大きいと思われる。
【0064】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、上記実施例では、メンバシップ関数の
形状が3角形である場合を説明したが、これはガウス分
布等の曲線であってもよい。また、ファジィ推論規則は
表1に示すものが好ましいが、本発明はファジィ制御を
ヒータ供給電力の補正に用いかつ引上げ速度をファジィ
制御に取入れた点に特徴があり、表1に示すものに限定
されない。同様に、ファジィ推論規則に従った上記計算
方法(図8)についても上記方法(min−max法)
に限定されない。
【0065】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る方法で
は、直径制御偏差の大小と引上げ速度の大小との組合わ
せをファジィ推論条件とし、該条件に応じ、融液加熱用
ヒータへ供給する電力の補正値をファジィ推論に基づい
て算出し、該補正値に基づいてヒータ供給電力を補正す
るので、単結晶ネック部育成自動制御が可能となり、ま
た、引上げ速度を直径制御偏差と同じ考え方で直径制御
に容易に取り入れることができ、かつ、制御パラメータ
を容易に決定することができるという効果を奏する。
【0066】前回の実際のヒータ供給電力補正値がΔP
1Bで、算出された今回のヒータ供給電力補正値がΔP0
の場合に、今回の実際のヒータ供給電力ΔP1を、ΔP1
=ΔP0−{1−exp(−τ/t)}ΔP1B(但し、
tは電力補正の時間間隔、τは時定数)として算出すれ
ば、過剰補正が防止され、結果として直径制御偏差のハ
ンチングが小さくなり、直径制御の精度がさらに向上す
るという効果を奏する。
【0067】上記発明を解決するための手段及びその作
用の欄における(1)の方法を、同(2)の処理後に行
えば、湯面温度の初期値を適当な値にすることができ、
かつ、結晶直径の目標パターンを修正することができる
ので、(1)の方法による効果がさらに高められるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法が適用された単結晶ネック部育成自
動制御装置のブロック図である。
【図2】単結晶ネック部育成自動制御装置の適用対象の
断面概略図である。
【図3】図1に示すマイクロコンピュータ58のソフト
ウエア構成を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すマイクロコンピュータ58のソフト
ウエア構成を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すマイクロコンピュータ58のソフト
ウエア構成を示すフローチャートである。
【図6】直径設定器42に設定される結晶直径目標パタ
ーンD0(L)を示す線図である。
【図7】(A)は、直径制御偏差ΔDについて、適当
(適)、負で絶対値が大きい(負大)及び正で絶対値が
大きい(正大)の3つのメンバシップ関数を示す線図で
あり、(B)は、引上げ速度Vについて、適当(適)、
遅い(遅)及び速い(速)の3つのメンバシップ関数を
示す線図であり、(C)は、電力補正ΔPについて、補
正の必要なし(無補正)、負の補正が必要(負補正)及
び正の補正が必要(正補正)の3つのメンバシップ関数
を示す線図である。
【図8】ファジィ推論規則に従った電力補正計算説明図
である。
【符号の説明】
16 石英坩堝 18 ヒータ 20 黒鉛断熱材 22 融液 26 ワイヤ 30 種結晶 32 シリコン単結晶 34 チャンバ 38 CCDカメラ 44 ロータリエンコーダ 47 減算器 62 2色放射温度計
【外1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶直径の制御偏差が零に近づくように
    該結晶の引上げ速度を調節し(40〜56、130)、
    該結晶直径の制御偏差(ΔD)の大小と該引上げ速度
    (V)の大小との組合わせをファジィ推論条件とし、該
    条件に応じ、融液加熱用ヒータ(18)へ供給する電力
    の補正値をファジィ推論に基づいて算出し(58、13
    6)、該補正値に基づいて該ヒータ供給電力を補正する
    (140)ステップを有し、無転移にするために種結晶
    に続く細く絞った結晶ネック部をCZ法により育成する
    ことを特徴とする単結晶ネック部育成自動制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ファジィ推論は、前記結晶直径の制
    御偏差が負で絶対値が大きく、かつ、前記引上げ速度が
    遅い場合に、前記ヒータ供給電力に対し負の補正をし、
    該結晶直径の制御偏差が正で絶対値が大きく、かつ、該
    引上げ速度が速い場合に、該ヒータ供給電力に対し正の
    補正をするという規則を有し、該規則に基づいて、該ヒ
    ータ供給電力の補正値を算出することを特徴とする、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前回の実際の前記ヒータ供給電力補正値
    がΔP1Bで、算出された今回の該ヒータ供給電力補正値
    がΔP0の場合に、今回の実際の該ヒータ供給電力ΔP1
    をΔP1=ΔP0−{1−exp(τ/t)}ΔP1Bとし
    て算出する(138)ことを特徴とする請求項1又は2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 坩堝内融液加熱用ヒータ(18)への供
    給電力を一定にし、かつ、該融液表面(22S)に接触
    している種結晶(30)を定速で設定時間引き上げて、
    単結晶(32)を育成し(110、112)、該設定時
    間経過後に、該引上げを停止し、該単結晶の下端直径を
    測定し、該測定直径の期待値からのずれに応じて、該ヒ
    ータに供給する電力を補正し、該ずれが零になるように
    結晶引上げ長さに対する目標直径のパターンを該引上げ
    長さ方向にシフトさせ(114〜120)、一定時間経
    過するのを待った後(122)、請求項1乃至3のいず
    れかに記載の方法を実行することを特徴とする単結晶ネ
    ック部育成自動制御方法。
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