JPH06196000A - 不揮発性半導体記憶装置のスクリーニング方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置のスクリーニング方法

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JPH06196000A
JPH06196000A JP35968792A JP35968792A JPH06196000A JP H06196000 A JPH06196000 A JP H06196000A JP 35968792 A JP35968792 A JP 35968792A JP 35968792 A JP35968792 A JP 35968792A JP H06196000 A JPH06196000 A JP H06196000A
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test
memory
erasure
screening
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Shinichi Mori
真一 森
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュメモリに特有の不良モードである
過消去のスクリーニングを効率的に実施し、信頼性を向
上することを目的とする。 【構成】 通常の消去テストにおいては、一括消去S3
と、それに続くCBテストS4による過消去不良判定、
ブランクチェックS5によるPASS/FAIL判定を
実施しているが、通常の一括消去S3の後、追加の消去
S9,S10を行い、その後上記CBテスト、及びブラ
ンクチェックを実施することにより、消去時のストレス
を強くし、過消去ビットを検出しやすくする。 【効果】 過消去傾向を潜在的に有するビットの早期、
かつ完全スクリーニングができ、不揮発性半導体記憶装
置の信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は不揮発性半導体記憶装
置のスクリーニング方法に関し、特にフローティングゲ
ートを有し、電気的に書き込み、及び消去が可能な半導
体不揮発性メモリ、特にフラッシュメモリと呼ばれるメ
モリのテスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気的に書き換え可能な半導体不
揮発性メモリの1つとしてフラッシュメモリがある。こ
のメモリには一括消去型(全ビットを同時に消去するタ
イプ)のもの、あるいはブロック消去型(例えば512
Kビットごとに消去するタイプで、この消去単位は必ず
しも一定でない)のものがあり、バイト単位での書き換
えはできないが、1個のメモリトランジスタで1個(1
bit)のメモリセルを構成できるため、安価な半導体
不揮発性メモリとなりうるものである。このため、磁気
ディスクに置き換わる記憶装置として大いに注目されて
いる。
【0003】このフラッシュメモリのメモリセル断面構
造を図2(a) に示す。図において、1はP型基板、2,
3はN+ 拡散層であり、それぞれこのメモリセルのドレ
インとソースである。ドレイン2はマトリクス内ではビ
ット線と接続されており、ソース3はソース線と接続さ
れている。4はコントロールゲートであり、マトリクス
内ではワード線と接続されている。5はフローティング
ゲートであり、周囲を絶縁膜により囲まれた状態になっ
ているので、書き込みにより電子を捕獲すると、電源を
OFFした後も電子を保持することができる一方で、消
去により電子を放出することができる。6はフローティ
ングゲート5とP型基板1間の絶縁膜であり、酸化膜で
形成され、通常100オングストローム(10nm)程
度の膜厚をしており、トンネル酸化膜とも呼ばれる。こ
れは消去時にトンネル現象を用いて、フローティングゲ
ート5内の電子をソース3に放出するからである。7は
コントロールゲート4とフローティングゲート5間の絶
縁膜であり、通常は200オングストローム(20n
m)以上の膜厚に形成されている。今後、説明にあた
り、図中、それぞれドレイン2,ソース3,コントロー
ルゲート4に加える電圧をVD ,VS そしてVG と表す
ものとし、ドレイン2からソース3に流れる電流をID
と表す。
【0004】図2(b) に図2(a) のメモリトランジスタ
のID −VG 特性の一般的な例を示す。まず、消去状態
のメモリトランジスタのしきい値(しきい値は以後VTH
と表す)はVTHE と表される。メモリトランジスタに書
き込みを行う場合、ソース3は接地電位とし、ドレイン
2とコントロールゲート4をどちらもソース3に対し正
の高電位を加える。このとき、ソース3とドレイン2間
の基板1の絶縁膜6との界面付近にチャネルが形成され
て電流が流れる時、ドレイン2の空乏層領域においてホ
ットエレクトロンが発生する。このホットエレクトロン
はコントロールゲート4に加えた正の電位のために発生
する電界の影響を受けて、フローティングゲート5側へ
引き寄せられ捕獲される。このようにして、フローティ
ングゲート5内に捕獲された電子により書き込み後のメ
モリトランジスタのVTHはVTHE よりも高い状態VTHP
となる。
【0005】一旦書き込まれたメモリトランジスタを消
去し、消去状態VTHE にする場合、コントロールゲート
4を接地電位にし、これに対しドレイン2をフローティ
ングな状態、または接地電位にし、ソース3は接地電位
に対し正の高電圧を加える。これにより、フローティン
グゲート5内に捕獲されていた電子がトンネル現象によ
りソース3側へ引き抜かれるため消去が行われ、消去後
のメモリトランジスタのVTHはVTHE へとシフトし、図
2(b) のVTHE のレベルへともどる。この時、マトリク
ス内のメモリトランジスタにつながるソース線が全て電
気的に接続されているならば全てのメモリトランジスタ
のソース3に同時に正の高電位が加わるために一括消去
が行われることとなる。マトリクス内のメモリトランジ
スタがいくつかのブロックに分割されていて、即ちソー
ス3が複数のメモリトランジスタを電気的に接続してい
て、かつ各ブロックのソース線が分離されていれば、ブ
ロックごとの消去(ブロック消去)が可能となる。
【0006】図3にかかる一括消去あるいはブロック消
去を行う従来の不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメ
モリ)の一例を示す。図において、複数のメモリトラン
ジスタがマトリクス状に配置されており、各メモリトラ
ンジスタのドレインはビット線BLj (j=0〜n)に
接続され、コントロールゲートはワード線WLi (i=
0〜m)に接続され、ソースは共通のソース線Sに接続
されている。通常の読みだしでは、ソース線Sは接地電
位VSである。
【0007】ここではアドレス信号を入力信号とし、そ
のアドレス信号に応じた出力がワードラインWLi にそ
れぞれ接続される。アドレスデコーダ回路XDi の出力
部分回路の電源となる回路20も示している。この電源
回路20において、Vccは読み出し用外部電源(通常は
5.0V)で、Vppは書き込み/消去用外部電源(通常
12V)であり、入力端子10は読み出し制御信号が入
力される端子である。読み出し制御信号10が“L”の
時、トランジスタT10がON、トランジスタT11がOF
Fとなり、書き込み/消去用外部電源電圧Vppが出力さ
れ、一方、読み出し制御信号10が“H”の時、トラン
ジスタT10がOFF、トランジスタT11がONとなり、
読み出し用外部電源電圧Vccが出力されて、選択された
ワードラインWLi の電圧となる。従って、読み出し
時、選択されたメモリのコントロールゲート電圧は読み
出し用外部電源電圧Vccとなる。
【0008】通常、製品規格は、読み出し用外部電源電
圧Vccに対しては5.0V±10%が一般的であるた
め、4.5V≦Vcc≦5.5Vの範囲内でメモリは書き
込まれた状態、及び消去された状態にしておく必要があ
る。このため、図2(b) におけるVTHP とVTHE は5.
5V<VTHP ,VTHE <4.5Vとなるが、製品がマー
ジンを持って安定動作するためには5.0V±20%以
上の実力を持っていることが一般的である。つまり、
6.0V<VTHP ,VTHE <4.0Vとなる。但し、V
THE についてはさらに0V<VTHE <4.0Vという条
件が必要となる。なぜなら、各メモリトランジスタはド
レイン側が共通のビット線BLj に接続されているた
め、消去後のあるメモリトランジスタのVTHが負のレベ
ル(0Vより低電位)になると、該メモリトランジスタ
のワード線が接地レベルとなる非選択状態にあったとし
ても該メモリトランジスタは常にON状態となるため
に、これにより同一ビットライン上につながる他のメモ
リトランジスタの読み出しを妨げてしまうからである。
これを過消去状態と呼ぶ。
【0009】上述のようにフラッシュメモリは一括消去
形であり、全ビット(あるいはブロック単位)を同時に
電気的に消去する構成になっている。例えば、1M(メ
ガ)ビットのメモリ容量を備えた製品であれば、約10
0万個のメモリトランジスタを同時に消去するわけであ
る。実際には上記約100万個のメモリトランジスタの
消去特性にはバラツキがある。つまり、消去が速いもの
もあれば遅いものもあり、そのしきい値VTHの分布が0
Vから4.0Vの範囲内にあれば全ビット良好に消去で
きることになる。そのしきい値VTHの分布の一例を図4
(a) に示す。図において、領域Aは書き込み領域であ
り、VTHP の一例を示している。領域Bは製品規格領域
である。領域Cは消去領域であり、VTHE の一例を示し
ている。領域Dは過消去領域であり、メモリが正常に動
作するためにはVTHE がこの領域内に存在することは禁
止されている。
【0010】以上のように構成されるフラッシュメモリ
の製造工程、特に出荷前テスト(これにはウエハテスト
も含まれるものとする)において、消去に関するテスト
の手順を図5のフローチャートに示す。図に示したとお
り、消去テストに関しては、消去用の電圧をVppにセッ
ト(ステップS1)した後、消去信号を入力(ステップ
S2)することにより一括(またはブロック)消去(ス
テップS3)を行ない、CBテスト(カラムビットテス
ト)と呼んでいるテスト手法(ステップS4)により、
過消去傾向のビット、つまり図4(a) の領域Dに含まれ
るようなビットを不良として取り除く。なおCBテスト
については、後で詳しく説明する。
【0011】次に全てのビットに対してブランクチェッ
ク(ステップS5)と呼ばれる読みだしテストを行な
い、消去後のメモリのしきい値VTHE が図4(a) の領域
Cに含まれているかどうかをチェックする。VTHE が0
V以上4V以下(領域C)であれば、正常に消去された
ものとしてPASSと判定する(ステップS6)が、V
THE が4Vより大きいビットが存在すれば、消去不良と
判定する(ステップS7)。ここでVTHE が0V近辺に
なっているメモリトランジスタの消去特性について考え
ると、VTHE ≒約0Vであるようなメモリトランジスタ
は上記テスト方法によれば、一応PASSではあるが、
特性的には過消去状態になりやすい恐れがある。このた
め製造方法工程中、特に出荷前テストのなるべく初期の
段階で正常ビットと区別する必要がある。
【0012】さらに、過消去状態のメモリトランジスタ
を効率的に検出するための手法として、現在よく利用さ
れている読み出し方法について説明をする。このテスト
方法では通常のバイト単位の読み出し方法と異なり、全
てのワード線WLi (i=0〜m)を非選択状態、つま
り接地電位とし、ビット線BLj (j=0〜n)を順次
リード(読出し)する。これにより過消去状態のメモリ
トランジスタを検出することができる。これを図6のメ
モリアレイの一部を示したものにより説明する。
【0013】今、ワード線WL1 ,WL2 を非選択、ビ
ット線BL1 を選択、ビット線BL2 を非選択とする
と、対象となるメモリトランジスタM11,M21は2個と
も正常なメモリトランジスタであるのでOFFであり、
ビット線BL1 には電流が流れない。一方、ビット線B
L1 を非選択、ビット線BL2 を選択とすると、対象と
なるメモリトランジスタM21,M22のうちM22が過消去
のためビット線BL2 に電流が流れる。このようにし
て、もし過消去状態のメモリトランジスタM22が存在す
ると、対応するビット線ごとに不良として検出できるも
のである。このテスト方法を仮にカラムビット(Column
Bit)テストと呼ぶこととし、以後CBテストと呼ぶこ
ととする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のフラッシュメモリでは、製造バラツキのために
生じる過消去傾向のメモリトランジスタをスクリーニン
グすることにより、消去特性上の信頼性を十分に確保し
なければならないが、これまではこうしたスクリーニン
グ手法は特になく、スクリーニングは行われていなかっ
た。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、過消去傾向にあるメモリトラン
ジスタを早期に発見し、不良のスクリーニングを行うこ
とにより、信頼性の高いフラッシュメモリを提供するこ
とのできる不揮発性半導体記憶装置のスクリーニング方
法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
半導体記憶装置のスクリーニング方法は、通常の一括消
去動作の後、その後のカラムビットテストの動作の前
に、追加の消去工程を設けてメモリセルに消去ストレス
を過剰に与え、その後にカラムビットテストを実施する
ことにより、過消去メモリトランジスタをまず検出して
過消去不良をスクリーニングするようにし、以後は続く
ブランクチェックテストで消去不良を検出しPASS/
FAILを判定するようにしたものである。
【0017】また、この発明に係る不揮発性半導体記憶
装置のスクリーニング方法は、一括消去動作を実施する
際の消去電圧を、従来の電圧よりも高電圧に設定し、そ
の後にカラムビットテストを実施するようにすることに
より、メモリセルにカラムビットテストの前に消去スト
レスを過剰に与え、過消去不良をカラムビットテストで
まずスクリーニングし、以後は続くブランクチェックテ
ストで消去不良を検出しPASS/FAILを判定する
ようにしたものである。
【0018】
【作用】この発明の方法においては、1回の消去ではス
クリーニングされない過消去傾向のメモリトランジスタ
を追加消去により、過消去状態になりやすくしてスクリ
ーニングすることができる。
【0019】またこの発明の方法においては、一括消去
動作における消去時の電界を強くしてより強い消去を行
うことにより、過消去傾向のメモリトランジスタをスク
リーニングすることができる。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例による不揮発性
半導体記憶装置のスクリーニング方法のフローチャート
を示す図である。図1において、「追加消去信号入
力」,「追加消去」と記されたステップが、本実施例1
における過消去状態検出のためのテストステップS9,
S10であり、この後にCBテスト(ステップS4)を
実施することにより過消去メモリトランジスタをまず検
出(ステップS6)し、上記CBテストに続くブランク
チェックテスト(ステップS5)で消去不良を検出し、
PASS(ステップ8)/FAIL(ステップS7)を
判定する。ここで、追加消去(ステップS10)は例え
ば通常の消去テストと同条件で行ってもよいし、消去時
間を長くすることでより強い消去ストレスを加えるよう
にしてもよい。いずれの場合も消去の際の電界ストレス
の継続時間が通常のテストよりも追加分だけ余分に印加
されるため、過消去になりやすいメモリトランジスタに
充分な電気的ストレスを加えることが可能であり、CB
テスト(ステップS4)で過消去傾向のメモリトランジ
スタをスクリーニングすることができる。
【0021】このような本第1の実施例では、追加消去
(ステップS10)の効果により、過消去傾向のメモリ
トランジスタのしきい値VTHE をさらに低電圧側に分布
させることができる。この状態を図4(a) との比較のた
め図4(b) に示す。図4(b)の破線で示したものが追加
消去後のしきい値VTHE の分布曲線であり、領域D側に
移動したメモリトランジスタは上述のCBテスト(ステ
ップS4)によりこれを検出することができる。
【0022】このような本実施例1の不揮発性半導体記
憶装置では、通常の一括消去動作の後、その後の消去ベ
リファイ動作の前に追加の消去工程を設け、これにより
メモリセルに消去ストレスを過剰に与え、過消去不良を
CBテストによりスクリーニングするようにしたので、
1回の消去ではスクリーニングされない過消去傾向のメ
モリトランジスタをスクリーニングすることができる効
果がある。
【0023】実施例2.図7は本発明の第2の実施例に
よる不揮発性半導体記憶装置のスクリーニング方法のフ
ローチャートを示す図である。図7において、「High−
Vppセット」と記されたステップが、本実施例2におけ
る過消去状態検出のためのステップS11であり、この
後に消去信号入力(ステップS2)、及び一括(または
ブロック)消去(ステップS3)を行った後、上記実施
例1と同様に、CBテスト(ステップS4)を実施して
過消去メモリトランジスタをまず検出(ステップS6)
し、上記CBテストに続くブランクチェックテスト(ス
テップS5)で消去不良を検出し、PASS(ステップ
8)/FAIL(ステップS7)を判定することによ
り、上記実施例1と同様に、過消去傾向のメモリトラン
ジスタをスクリーニングすることができる。ここで、Hi
gh−Vppセット時には、Vppは通常の消去時電圧、即ち
製品規格の消去電圧(例えば12V)よりも高いことが
必要であるが、他の条件は通常と同一であってもよい。
具体的にはVpp=13.0V〜15.0Vとすれば良
い。この場合、消去動作時に各メモリトランジスタに印
加される電界が強くなるために、消去の度合が強くな
り、図4(b) と同様のしきい値電圧VTHE の分布を得る
ことができ、この後にCBテストを行うことにより過消
去メモリトランジスタを検出することができる。
【0024】このような本実施例2の方法によれば、一
括消去動作を実施する際の消去電圧を、従来の電圧より
も高電圧に設定し、これによりメモリセルに消去ストレ
スを過剰に与え、過消去不良をCBテストにおいてスク
リーニングするようにしたので、より強い消去を行うこ
とにより、過消去傾向のメモリトランジスタをスクリー
ニングすることができる効果がある。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる不揮発
性半導体記憶装置のスクリーニング方法によれば、通常
の消去の後に追加の消去工程を設け、その後過消去メモ
リのスクリーニングを行うようにした、あるいは消去テ
スト時の消去電圧を従来電圧よりも高電圧に設定してそ
の後過消去メモリのスクリーニングを行うようにしたの
で、フラッシュメモリに特有の過消去状態、ならびにそ
の傾向を持つメモリトランジスタを効率的に検出するこ
とができ、過消去に関して十分にスクリーニングを実施
可能となり、不揮発性半導体記憶装置の信頼性を大きく
高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による不揮発性半導体記
憶装置のスクリーニング方法を示すフローチャート図。
【図2】一般の不揮発性半導体メモリの断面図(図(a)
)、及び該不揮発性メモリのID −VG 特性を示す図
(図(b) )。
【図3】従来のフラッシュメモリの構成図。
【図4】従来のフラッシュメモリのVccに対する各動作
領域とVTH分布を示す図(図(a) )、及び本発明の実施
例1によるフラッシュメモリのVTH分布を示す図(図
(b) )。
【図5】従来のフラッシュメモリの消去テストのフロー
チャート図。
【図6】従来の過消去メモリトランジスタによる不良発
生メカニズムを説明するための図。
【図7】本発明の第2の実施例による不揮発性半導体記
憶装置のスクリーニング方法を示すフローチャート図。
【符号の説明】
10 読み出し信号 20 電源回路 1 P型基板 2 ドレイン(N+ 拡散層) 3 ソース(N+ 拡散層) 4 コントロールゲート 5 フローティングゲート 6 フローティングゲート−基板間絶縁膜 7 コントロール−フローティングゲート間絶縁膜 S1 Vppに消去電圧(12V)セット S2 消去信号入力 S3 一括(またはブロック)消去 S4 カラムビットテスト S5 ブランクチェックテスト S6 過消去不良(FAIL)判定 S7 消去不良(FAIL)判定 S8 PASS判定 S9 追加消去信号入力 S10 追加消去 S11 High−Vpp(13〜15V)セット WLi (i=0〜m) ワード線 BLj (j=0〜n) ビット線 S ソース線 VS 接地電位 XDi アドレスデコーダ回路 20 電源回路 Vcc 読み出し用外部電源 Vpp 書き込み/消去用外部電源 10 読み出し制御信号 T10,T11 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、マトリクス状
    に配置されたフローティングゲート、及びコントロール
    ゲートを有する絶縁ゲート型メモリトランジスタからな
    る電気的に書き換え、及び一括消去が可能な不揮発性半
    導体記憶装置のスクリーニング方法であって、 一括消去動作と、その後のカラムビットテスト動作との
    間において、追加消去動作を行ってメモリセルに消去ス
    トレスを過剰に与え、その後のカラムビットテスト動作
    において過消去不良をスクリーニングすることを特徴と
    する半導体不揮発性記憶装置のスクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成され、マトリクス状
    に配置されたフローティングゲート、及びコントロール
    ゲートを有する絶縁ゲート型メモリトランジスタからな
    る電気的に書き換え、及び一括消去が可能な不揮発性半
    導体記憶装置のスクリーニング方法であって、 一括消去動作を実施する際、予め定められた消去電圧よ
    りもさらに高電圧の消去電圧を与えることによりメモリ
    セルに消去ストレスを過剰に与え、その後のカラムビッ
    トテスト動作において過消去不良をスクリーニングする
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のスクリーニ
    ング方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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