JPH09115292A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置

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JPH09115292A
JPH09115292A JP27015995A JP27015995A JPH09115292A JP H09115292 A JPH09115292 A JP H09115292A JP 27015995 A JP27015995 A JP 27015995A JP 27015995 A JP27015995 A JP 27015995A JP H09115292 A JPH09115292 A JP H09115292A
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memory cell
voltage
source
memory
lines
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Toshiyuki Nishihara
利幸 西原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルの読み出し時に非選択メモリセル
のリーク電流によるデータ読み出しエラーの発生を抑制
でき、ひいては、定電圧化した場合でも正確にデータを
読み出しできる半導体不揮発性メモリを実現する。 【解決手段】 コントロールゲートがワード線WL1
…,WL6 に接続され、ドレインがワード線と直交して
配置されたビット線BL1 ,BL2 に接続され、ソース
がソース線SL1 ,SL2 ,SL3 にそれぞれ接続され
たメモリセル11〜16,21〜26によって構成され
たメモリアレイにおいて、メモリセル1を選択し、読み
出しを行うとき、ワード線WL1 に、たとえば3Vの電
圧を印加し、他のワード線に0Vの電圧を印加し、ビッ
ト線BL1 ,BL2 に1.5Vの電圧を印加し、ソース
線SL1 に0Vの電圧を印加し、他のソース線に中間電
圧、たとえば1Vの電圧を印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体不揮発性記
憶装置の読み出し動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用情報端末機器などの普及に
伴って、その外部記憶装置として大容量な不揮発性記憶
装置、たとえばフラッシュメモリの必要性が高まってい
る。
【0003】図3は一般に用いられているフラッシュメ
モリの構造を示す簡略断面図およびその等価回路図であ
る。図3において、100はコントロールゲート、10
1はフローティングゲート、102はゲート酸化膜、1
03はソース拡散層、104はドレイン拡散層、105
はシリコン基板をそれぞれ示している。なお、ここで、
たとえば、シリコン基板105はp型シリコン、ソース
拡散層103およびドレイン拡散層104はn型シリコ
ンによって構成されたとする。
【0004】フローティングゲート101は周囲と電気
的に絶縁されているため、フローティングゲート101
に一旦電子が注入されると、ほぼ半永久的に保持され
る。
【0005】図4は図3に示すフラッシュメモリによっ
て構成されたメモリアレイの一部を示す図である。図4
において、BL1 ,BL2 はビット線、WL1 ,W
2 ,WL3 ,WL4,WL5 ,WL6 はワード線、S
1 ,SL2 ,SL3 はソース線をそれぞれ示し、11
〜16,21〜26はメモリアレイを構成するメモリセ
ルを示している。
【0006】図4に示すように、ワード線WL1 ,WL
2 ,WL3 ,WL4 ,WL5 ,WL 6 はソース線S
1 ,SL2 ,SL3 と平行に配置され、これらの信号
線はビット線BL1 ,BL2 と垂直に配置されている。
【0007】メモリセル11,21、12,22、1
3,23、14,24、15,25、16,26のコン
トロールゲートはそれぞれワード線ワード線WL1 〜W
6 に接続され、メモリセル11〜16のドレイン拡散
層(以下、単にドレインという)はビット線BL1 に接
続され、メモリセル21〜26のドレインはビット線B
2 に接続され、また、メモリセル11,12,21,
22のソース拡散層(以下、単にソースという)はソー
ス線SL1 に接続され、メモリセル13,14,23,
24のソースはソース線SL2 に接続され、メモリセル
15,16,25,26のソースはソース線SL3 にそ
れぞれ接続されている。
【0008】以下、図4を参照しつつ、図示のメモリア
レイにおけるメモリセルの読み出し動作について説明す
る。図4に示すように、読み出しを行うとき、ソース線
SL1 ,SL2 ,SL3 は常に接地され、すなわち、各
メモリセルのソースに常に0Vの電圧が印加されてい
る。
【0009】ここでは、メモリセル11からの読み出し
動作を例に説明する。メモリセル11の読み出しを行う
とき、メモリセル11のコントロールゲートに接続され
たワード線WL1 に、たとえば、5Vの電圧が印加さ
れ、他のワード線WL2 …WL6 に0Vの電圧が印加さ
れる。ビット線BL1 ,BL2 は、たとえば、2V程度
にイコライズされ、フロ−ティング状態になっている。
メモリセル11のソースに接続されたソース線SL
1 は、前述したように、常に接地電位に保持されてい
る。
【0010】このようなバイアス状態において、メモリ
セル11に接続されているビット線BL1 の電圧を検出
することによって、メモリセル11のしきい値電圧Vth
が検出され、メモリセル11に記憶されたデータの読み
出しが行われる。
【0011】このとき、ドレインがビット線BL1 に接
続されたメモリセル12〜16は、コントロールゲート
に0Vが印加され、すべてオフ状態のままである。この
ため、読み出し時にビット線BL1 の電圧が選択された
メモリセル11のオン/オフ状態によって決まる。
【0012】たとえば、メモリセル11が書き込み状態
であるとすると、メモリセル11のしきい値電圧Vth
ハイレベルの6〜7Vになっているため、ワード線WL
1 に接続されたメモリセル11のコントロールゲートに
5Vの電圧が印加されても、メモリセル11がオフ状態
のままとなり、メモリセル11に読み出し電流が流れな
い。この状態においては、ビット線BL1 の電位が2V
に保持される。
【0013】一方、メモリセル11が消去状態である場
合は、メモリセル11のしきい値電圧Vthがローレベル
の0〜2Vになっている。読み出し時、ワード線WL1
によってメモリセル11のコントロールゲートに5Vの
電圧が印加され、メモリセル1がオン状態となり、メモ
リセル11のドレインからソースにむかって、読み出し
電流が流れる。このため、メモリセル11のドレイン電
圧が下がり、たとえば、0V近くなる。
【0014】読み出し時、ビット線BL1 に接続された
図示しないセンスアンプによって、ビット線BL1 の電
圧が検出され、検出された電圧に応じて、メモリセル1
1に記憶されたデータが読れ出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のメモリセルにおいては、メモリセルのリーク電流に
よって、データ読み出し時に、読み出しエラーが発生す
るという問題がある。以下、フラッシュメモリの消去動
作について説明し、データ読み出しエラーの発生原因に
ついて説明する。
【0016】フラッシュメモリの消去動作は、前述した
ように、メモリセルのコントロールゲートに負の高電圧
を印加し、ソースに0Vの電圧を印加し、ドレインに正
の高電圧を印加して行う。通常、メモリセルの消去動作
は、ブロック単位で行われる。
【0017】ここで、図4を参照しながら、フラッシュ
メモリの消去動作について説明する。フラッシュメモリ
の消去動作は、通常ブロック単位で行われるので、ここ
で、メモリセルのブロックは、たとえば、隣接したワー
ド線に接続された4つのメモリセルによって構成された
ものとして説明を行う。
【0018】たとえば、ワード線WL1 ,WL2 に接続
された4つのメモリセル11,12,21,22によっ
て構成されたメモリブロックに対して、消去動作を行う
とき、ワード線WL1 ,WL2 が負の高電圧、たとえ
ば、−12Vが印加され、他のワード線WL3 …WL6
が0Vの電圧が印加され、ビット線BL1 ,BL2 が正
の高電圧、たとえば、6Vの電圧が印加される。ソース
線SL1 ,SL2 ,SL 3 は接地される。
【0019】上記のバイアス状態において、メモリセル
11,12,21,22によって構成されたメモリブロ
ックにおいて、各メモリセルのソース/ゲート間のオー
バーラップ部分を通してFN(Fowler-Nordheim )トン
ネリングにより、フローティングゲートから電子が放出
され、すなわち、ブロック単位に消去動作が行われる。
また、他のメモリブロックにおいては、ワード線が0V
に保持され、すなわち、各メモリセルのコントロールゲ
ートが0Vに保持されているため、FNトンネリング現
象が発現せず、メモリブロックの消去動作が行われな
い。
【0020】しかし、上述したメモリブロックの消去動
作においては、消去動作が過剰に行われると、メモリセ
ルのしきい値電圧Vthが0V以下になる場合がある。メ
モリセルのしきい値電圧Vthが0V以下になると、読み
出し時に、ワード線に0Vの電圧が印加されていてもメ
モリセルが導通状態となり、リーク電流が流れる。すな
わち、非選択のメモリセルを通じて電流が流れ、ビット
線の電位が低下してしまう。1メモリセル分のリーク電
流が小さいが、ビット線上に通常数十〜数百のメモリセ
ルが接続されているため、これらのメモリセルのリーク
電流がまとまると大きくなり、読み出し時に、誤ったデ
ータが検出されてしまう。
【0021】過剰消去を解決するために、消去動作をパ
ルス状で多段階に分けて行う方法があるが、各単位消去
毎に読み出しを行い、消去動作の完了を確認し、過剰消
去を防止する方法が採用されている。しかし、消去動作
が複雑になる上、この方法でも±1Vのしきい値のバラ
ツキが残り、将来3V以下の低電圧動作に対応するに
は、不十分である。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、メモリセル読み出し時に非選択
メモリセルのリーク電流によるデータ読み出しエラーを
抑制でき、ひいては、定電圧化に対応でき、低いゲート
電圧においても正確にデータの読み出しができる半導体
不揮発性記憶装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電荷蓄積層を有する複数のメモリセルが
行列状に配列され、同一列のメモリセルの一方の拡散層
が共通のビット線に接続され、他方の拡散層がソース線
に接続され、データの読み出しは、選択されたメモリセ
ルが接続されたビット線を第1の電位にイコライズする
とともに、ソース線を基準電位に設定して行う半導体不
揮発性記憶装置であって、上記読み出し時に、被選択メ
モリセルが接続されたビット線と同一のビット線に接続
された一部の非選択メモリセルが接続されたソース線
を、上記第1の電位と基準電位との中間電位に設定する
手段を有する。
【0024】また、本発明では、少なくとも同一行のメ
モリセルの他方の拡散層が共通のソース線に接続され、
読み出し時に被選択メモリセルが接続されたソース線以
外のすべてのソース線を上記第1の電位と基準電位との
中間電位に設定する手段を有する。
【0025】さらに、本発明では、複数のソース線が複
数のブロックに分割され、読み出し時に、被選択メモリ
セルの存在するブロック以外のすべてのブロックのソー
ス線を、上記第1の電位と基準電位との中間電位に設定
する手段を有する。
【0026】本発明によれば、読み出し時に、選択メモ
リセルに接続されたソース線以外のソース線がすべて基
準(グランド)電位とビット線電位(第1の電位)との
中間電位に保持される。
【0027】さらに、本発明によれば、メモリアレイに
おいて、同一ビット線に接続された複数のメモリセルの
ソース線をブロックとしてまとめて、ソース線をブロッ
ク毎に駆動する。読み出し時に、選択メモリセルの属す
るブロック以外のブロックのソース線をすべてグランド
電位とビット線電位の中間電位に保持される。
【0028】こうすることによって、読み出し時に、選
択メモリセル以外のメモリセルのソースの電位が上げら
れ、過剰消去などによるリーク電流の発生が抑制され、
データの読み出しエラーが防止される。
【0029】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第1の
実施形態を示す回路図であり、フラッシュメモリによっ
て構成されたメモリアレイの回路図である。図1におい
て、BL1 ,BL2 はビット線、WL1 ,WL2 ,WL
3 ,WL4,WL5 ,WL6 はワード線、SL1 ,SL
2 ,SL3 はソース線をそれぞれ示し、11〜16、2
1〜26はメモリアレイを構成するメモリセル、30は
ソース線ドライバーを示している。
【0030】図1に示すように、ワード線WL1 ,WL
2 ,WL3 ,WL4 ,WL5 ,WL 6 はビット線B
1 ,BL2 と垂直に配置されている。
【0031】メモリセル11,21、12,22、1
3,23、14,24、15,25、16,26のコン
トロールゲートはそれぞれワード線ワード線WL1 〜W
6 に接続され、メモリセル11〜16のドレインはビ
ット線BL1 に接続され、メモリセル21〜26のドレ
インはビット線BL2 に接続され、また、メモリセル1
1,12,21,22のソースはソース線SL1 に接続
され、メモリセル13,14,23,24のソースはソ
ース線SL2 に接続され、メモリセル15,16,2
5,26のソースはソース線SL3 にそれぞれ接続され
ている。
【0032】本実施形態は、図4に示す従来のメモリア
レイの回路と比べると、ソース線SL1 ,SL2 ,SL
3 はソース線ドライバー30に接続され、ソース線ドラ
イバー30によってそれぞれ独立にその電位が制御され
る。
【0033】以下、図1を参照しながら、本実施形態に
おけるメモリセルの読み出し動作について説明を行う。
ここでは、メモリセル11に対して読み出し動作を行う
場合を例として説明する。この場合は、メモリセル11
のコントロールゲートに接続されたワード線WL1 に、
たとえば、3Vの電圧が印加され、他のワード線WL2
…WL6 に0Vの電圧が印加される。ビット線BL1
BL2 は、たとえば、1.5V程度にイコライズされ、
フロ−ティング状態になっている。メモリセル11のソ
ースに接続されたソース線SL1 は、0Vに保持され、
他のソース線SL2 ,SL3 は1Vに保持される。
【0034】このようなバイアス状態において、メモリ
セル11に接続されているビット線BL1 の電圧を検出
することによって、メモリセル11のしきい値電圧Vth
が検出され、メモリセル11に記憶されたデータの読み
出しが行われる。
【0035】上述したバイアス状態においては、メモリ
セル11と同じビット線BL1 に接続された非選択メモ
リセル12,13,14,15,16のソースは、ソー
ス線SL2 ,SL3 のバイアス状態によって、1V程度
電位が上げられた。このため、これらの非選択メモリセ
ルのしきい値電圧Vthに、たとえば−0.5V〜1.5
Vまでの範囲でバラツキがあっても、読み出し時、非選
択メモリセルにはリーク電流が流れない。リーク電流に
よる読み出しエラーが防止される。
【0036】選択メモリセル11と同じソース線SL1
を共有しているメモリセル12,21,22において
は、たとえばリーク電流が発生したとしても、その電流
値がメモリセルがオン状態になるときの読み出し電流に
比べて十分小さく、読み出しエラーの発生には至らな
い。
【0037】以上説明したように、本第1の実施形態に
よれば、コントロールゲートがワード線WL1 ,W
2 ,WL3 ,WL4 ,WL5 ,WL6 に接続され、ド
レインがワード線と直交して配置されたビット線B
1 ,BL2 に接続され、ソースがソース線SL1 ,S
2 ,SL3 にそれぞれ接続されたメモリセル11〜1
6、21〜26からなるメモリアレイにおいて読み出し
を行うとき、選択ワード線に、たとえば3Vの電圧を印
加し、他のワード線に0Vの電圧を印加し、ビット線B
1 ,BL2 に中間電圧、たとえば、1.5Vの電圧を
印加し、ソース線SL1に0Vの電圧を印加し、他のソ
ース線に1Vの電圧を印加するので、非選択メモリセル
のリーク電流の発生が抑制され、これによるデータの読
み出しエラーが防止でき、定電圧化の場合でも正確にデ
ータの読み出しができる。
【0038】第2実施形態 図2は、本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第2の
実施形態を示す回路図であり、フラッシュメモリによっ
て構成されたメモリアレイの回路図である。図2におい
て、BL1 ,BL2 はビット線、WL1 ,WL2 ,…,
WL12はワード線、SL1 ,SL2 ,…,SL6 はソー
ス線をそれぞれ示している。また、11〜19,1a,
1b,1c,21〜29,2a,2b,2cはメモリア
レイを構成するメモリセル、31,32,33はソース
線ドライバーをそれぞれ示している。
【0039】図2に示すように、ワード線WL1 ,WL
2 ,…,WL12はビット線BL1 ,BL2 と垂直に配置
され、ソース線SL1 ,SL2 はソース線ドライバー3
1、ソース線SL3 ,SL4 はソース線ドライバー3
2、ソース線SL5 ,SL6 はソース線ドライバー33
にそれぞれ接続されている。
【0040】メモリセル11〜1cのコントロールゲー
トはそれぞれワード線WL1 〜WL 12に接続され、これ
らのメモリセルのドレインはビット線BL1 に接続さ
れ、メモリセル21〜2cのコントロールゲートはそれ
ぞれワード線WL1 〜WL12に接続され、これらのメモ
リセルのドレインはビット線BL2 に接続されている。
また、メモリセル11,12,21,22のソースはソ
ース線SL1 に接続され、メモリセル13,14,2
3,24のソースはソース線SL2 に接続され、メモリ
セル15,16,25,26のソースはソース線SL3
に接続され、メモリセル17,18,27,28のソー
スはソース線SL4 に接続され、メモリセル19,1
a,29,2aのソースはソース線SL5 に接続され、
メモリセル1b,1c,2b,2cのソースはソース線
SL6 にそれぞれ接続されている。
【0041】本実施形態は、図1に示す第1の実施形態
の回路と比べると、ソース線SL1とSL2 が接続さ
れ、ソース線ドライバー31に接続され、さらにソース
線SL 3 とSL4 が接続され、ソース線ドライバー32
に接続され、ソース線SL5 とSL6 が接続され、ソー
ス線ドライバー33に接続されることで異なる。
【0042】図2に示すように、メモリアレイの周辺回
路を簡略化するため、ソース線2本を1ブロックとし
て、一つのソース線ドライバーに接続される。
【0043】本第2の実施形態におけるメモリセルの読
み出し動作は、基本的に図1に示す第1の実施形態と同
様であり、被選択メモリセルに接続されたワード線およ
びビット線にそれぞれ所定の電圧が印加され、センスア
ンプによって、被選択メモリセルに接続されたビット線
の電圧を検出し、被選択メモリセルに記憶されたデータ
が読み出される。
【0044】本第2の実施形態においては、読み出しを
行うとき、被選択メモリセルに接続されたソース線に、
たとえば、ソース線ドライバーによって、0Vの電圧が
印加され、他のソース線に、それぞれ接続されたソース
線ドライバーによって、中間電圧、たとえば、1Vの電
圧が印加される。たとえば、メモリセル11に対して、
読み出し動作が行うとき、メモリセル11のコントロー
ルゲートに接続されたワード線WL1 に3Vの電圧が印
加され、メモリセル11のドレインに接続されたビット
線BL1 に1.5Vの電圧が印加される。さらに、メモ
リセル11のソースに接続されたソース線SL1 とソー
ス線SL2 に、ソース線ドライバー31によって、0V
の電圧が印加され、他のソース線SL3 ,…,SL
6 に、ソース線ドライバー32および33によって、た
とえば、1Vの電圧が印加される。
【0045】このようなバイアス状態においては、メモ
リセル11が接続されたビット線BL1 と同じビット線
に接続された他のメモリセル15〜19,1a,1b,
1cのソースは、1Vの電位に保持され、たとえば、こ
れらのメモリセルのしきい値電圧Vthに−0.5V〜
1.5Vまでの範囲でバラツキがあっても、読み出し
時、非選択メモリセルにはリーク電流が流れない。リー
ク電流による読み出しエラーが防止される。
【0046】被選択メモリセル11と同じソース線SL
1 を共有しているメモリセル12,21,22において
は、たとえば過剰消去によってリーク電流が発生する場
合、これらのメモリセルのリーク電流の合計がメモリセ
ルがオン状態になるときの読み出し電流に比べて十分小
さければ、読み出しエラーが発生しない。すなわち、ソ
ース線の分割単位はそれぞれのデバイスの動作マージン
に応じて決定すれば、リーク電流によるデータの読み出
しエラーが防止される。
【0047】以上説明したように、本第2の実施形態に
よれば、コントロールゲートがワード線WL1 ,W
2 ,…,WL12に接続され、ドレインがビット線BL
1 ,BL 2 に接続され、八つのメモリセルのソース線が
まとめて一つのソース線ドライバーに接続されたメモリ
セル11,12,13,14,21,22,23,24
によって構成されたメモリアレイにおいて、メモリセル
の読み出し動作を行うとき、それぞれのデバイスの動作
マージンに応じてソース線を分割し、一つのソース線ド
ライバーによって駆動し、たとえば、八つのメモリセル
毎に、一つのソース線ドライバーによって所定の電圧を
印加することによって、メモリアレイの周辺回路を簡略
化でき、かつ、メモリセルのリーク電流によるデータ読
み出しエラーを防止できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体不
揮発性記憶装置によれば、メモリセル読み出し時に非選
択メモリセルのリーク電流によるデータ読み出しエラー
を抑制でき、ひいては、定電圧化に対応でき、低いゲー
ト電圧においても正確にデータの読み出しができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す回路図である。
【図3】フラッシュメモリの簡略断面図および回路図で
ある。
【図4】従来のメモリアレイの回路図である。
【符号の説明】
11〜19,1a,1b,1c…メモリセル 21〜29,2a,2b,2c…メモリセル 30,31,32,33…ソース線ドライバー BL1 ,BL2 …ビット線 WL1 ,WL2 ,…,WL12…ワード線 SL1 ,SL2 ,…,SL6 …ソース線 GND…接地電位

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷蓄積層を有する複数のメモリセルが
    行列状に配列され、同一列のメモリセルの一方の拡散層
    が共通のビット線に接続され、他方の拡散層がソース線
    に接続され、データの読み出しは、選択されたメモリセ
    ルが接続されたビット線を第1の電位にイコライズする
    とともに、ソース線を基準電位に設定して行う半導体不
    揮発性記憶装置であって、 上記読み出し時に、被選択メモリセルが接続されたビッ
    ト線と同一のビット線に接続された一部の非選択メモリ
    セルが接続されたソース線を、上記第1の電位と基準電
    位との中間電位に設定する手段を有する半導体不揮発性
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも同一行のメモリセルの他方の
    拡散層が共通のソース線に接続され、読み出し時に被選
    択メモリセルが接続されたソース線以外のすべてのソー
    ス線を上記第1の電位と基準電位との中間電位に設定す
    る手段を有する請求項1に記載の半導体不揮発性記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 複数のソース線が複数のブロックに分割
    され、 読み出し時に、被選択メモリセルの存在するブロック以
    外のすべてのブロックのソース線を、上記第1の電位と
    基準電位との中間電位に設定する手段を有する請求項2
    に記載の半導体不揮発性記憶装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6418074B1 (en) 2000-10-05 2002-07-09 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor memory device having driver circuit which supplies temporary accelerated charge
JP2003022679A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2011253592A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体記憶装置の製造方法及び半導体記憶装置
JP2016507168A (ja) * 2013-03-14 2016-03-07 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 低漏出、低閾値電圧、分割ゲートフラッシュセル動作

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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