JPH06195275A - 分散型メールシステムにおけるメール情報管理装置 - Google Patents

分散型メールシステムにおけるメール情報管理装置

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Publication number
JPH06195275A
JPH06195275A JP4343726A JP34372692A JPH06195275A JP H06195275 A JPH06195275 A JP H06195275A JP 4343726 A JP4343726 A JP 4343726A JP 34372692 A JP34372692 A JP 34372692A JP H06195275 A JPH06195275 A JP H06195275A
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JP
Japan
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mail
information management
management server
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Application number
JP4343726A
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English (en)
Inventor
Yasutsugu Kuroda
康嗣 黒田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は分散型メールシステムにおけるメー
ル情報管理装置に関し、既存の電子メールシステムを改
造することなく、電子メールの未読、既読確認、着信確
認、送信メールの削除等の付加機能を実現すると共に、
高信頼性を保ち、かつ、リアルタイム性を持った形で実
現することを目的とする。 【構成】 各電子メール処理装置1に付加したメール情
報管理装置3に、メールシステムとは独立して動作する
メール情報管理サーバ4と、メールシステム2から付加
情報を得るための付加情報取得インターフェース5を設
け、メール情報管理サーバ4に、通信制御部17を設け
た。そして、メール情報管理サーバ4は、付加情報取得
インターフェース5で取得した付加情報を使用して、送
信したメールの着信確認、送信したメールの未読・既読
確認、送信したメールの削除処理を行うように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機の分散された環
境にインプリメントされたメールシステムにおいて、そ
の分散型メールシステムの仕組みを変更することなく、
送信したメールの着信確認、未読、既読確認、送信した
メールの削除等の付加機能を実現した分散型メールシス
テムにおけるメール情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来技術の説明図であり、図5
Aは電子メールシステムの説明図、図5Bは送信メール
を示した図、図5Cは返信メールを示した図である。
【0003】従来、分散型メールシステムにおいて、メ
ールの未読、既読の確認処理は、一般的には行っていな
いが、このような処理を行うメールシステムも知られて
いた。その1例を次に説明する。
【0004】図5Aに示したように、送信側の電子メー
ル処理装置(送信側計算機)から、受信側の電子メール
処理装置(受信側計算機)に対して、電子メールを送信
する。
【0005】この場合、図5Bに示したように、送信し
た電子メール(これを、送信メールとする)のヘッダ部
の未使用部分に、メールの未読、既読確認要求のフラグ
Fと、アドレスADD(送信側装置のアドレス)とを埋
め込んでおく。
【0006】例えば、上記フラグFは、未読、既読の返
答が不要であれば、F=0とし、未読、既読の返答が必
要ならば、F=1とする。このようにして、電子メール
を送信すれば、最終的にメールが配送された受信側の電
子メール処理装置で、上記のフラグFを確認する。そし
て、フラグFがF=0ならば、返答しないが、フラグF
が、F=1の場合は、図5Cに示した返信メールを、送
信側の電子メール処理装置に送る。
【0007】すなわち、F=1の場合、受信側の電子メ
ール処理装置側で、受信した電子メール(図5Bの送信
メール)を読んだら、メールを読んだ旨の返答文を作成
し、送信メールに埋め込んであったアドレスADD宛
に、返信メールを送り返す。
【0008】この返信メールを、最初の送信側の電子メ
ール処理装置側が受信して、返答文を読むことにより、
相手が電子メールを読んだことを確認する。なお、電子
メールの着信確認処理も、上記未読、既読確認処理と同
様にして行っていたシステムも知られていた。また、分
散型メールシステムにおいては、送信したメールの削除
機能は、実現されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :電子メールの未読、既読確認処理や、着信確認処理
は、上記のように返信メールを使用して行っていた。し
かし、その返信メールが確実に送信者に送られるという
保証はない。
【0010】従って、上記の確認処理では、確実な確認
処理は出来ない。 :電子メールの未読、既読確認処理や、着信確認処理
は、メールによる情報伝達方法であるため、リアルタイ
ム性に欠ける。
【0011】:従来1つのホスト上で沢山のメールシ
ステムが使用されているが、送信メールの未読、既読確
認機能が実現されているメールシステムは、稀であり、
その機能が実装されていないものが殆どである。
【0012】従って、従来の電子メールシステムで、未
読、既読確認機能を実現しようとした場合には、全ての
メールシステムを改造しなければならない。本発明は、
このような従来の課題を解決し、既存の電子メールシス
テムを改造することなく、電子メールの未読、既読確
認、着信確認、送信メールの削除等の付加機能を実現す
ると共に、高信頼性を保ち、かつ、リアルタイム性を持
った形で実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、1は電子メール処理装置、2はメー
ルシステム、3はメール情報管理装置、4はメール情報
管理サーバ、5は付加情報取得インターフェース、17
は通信制御部を示す。
【0014】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :分散型メールシステムにおいて、電子メールの送受
信等の処理を行う各電子メール処理装置1に付加したメ
ール情報管理装置3であって、該メール情報管理装置3
に、上記分散型メールシステムとは独立して動作し、該
分散型メールシステムの付加機能としての、メール情報
管理を行うメール情報管理サーバ4を設けた。
【0015】:構成において、メール情報管理サー
バ4に、通信制御部17を設けることにより、該メール
情報管理サーバ4が、他の各電子メール処理装置1のメ
ール情報管理サーバ4と通信出来るように構成した。
【0016】:構成において、メール情報管理装置
1に、メール情報管理サーバ4が、メールシステム2か
ら付加情報を得るための付加情報取得インターフェース
5を設けた。
【0017】:構成において、メール情報管理サー
バ4は、上記付加情報取得インターフェース5で取得し
た付加情報を使用して、送信したメールの着信確認処理
を行うように構成した。
【0018】:構成において、メール情報管理サー
バ4は、付加情報取得インターフェース5で取得した付
加情報を使用して、送信したメールの未読・既読確認処
理を行うように構成した。
【0019】:構成において、メール情報管理サー
バ4は、上記付加情報取得インターフェース5で取得し
た付加情報を使用して、送信したメールの削除処理を行
うように構成した。
【0020】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。 :「メールの着信確認」機能の説明 ユーザから要求された付加機能が、「メールの着信確
認」に関するものであった場合、その旨メール情報管理
サーバ4に伝えられる。メール情報管理サーバ4では、
着信確認要求であることを確認し、発信メール一覧を取
り出し、表示装置で表示する。
【0021】ユーザは、表示された発信メール一覧を見
て、着信確認を要求するメールを指定する。指定された
メールの情報は、メール情報管理サーバ4に伝えられ
る。メール情報管理サーバ4は、指定されたメールがあ
れば、メールが、そのメール情報管理サーバ4が存在す
る装置にあることを伝える。
【0022】また、メールが無かったら、指定されたメ
ールの情報を調べ、通信制御部17により、実着信アド
レスに存在するメール情報管理サーバ4(メール受信側
装置のメール情報管理サーバ)と通信する。
【0023】次に、受信側のメール情報管理サーバ4
は、指定されたメールの有無を調べ、無かったら、指定
されたメールは、中継されたと判断し、実アドレスを調
べ、次のメール情報管理サーバにアクセスする。
【0024】そして、指定されたメールがあれば、実着
信アドレスと、着信アドレスが同じものかどうかを調べ
る。その結果、同じものであれば、送信されたメール
が、配送先に着信したと判断する。また、異なっていた
場合には、未だ、着信していないと判断する。
【0025】未着信、既着信の情報は、要求が発せられ
たメール情報管理サーバ4まで返される。そして、ユー
ザに表示して示される。 :「送信したメールの未読、既読確認処理」の説明 「送信したメールの未読、既読確認処理」においても、
メールを指定する処理は、上記の「メールの着信確認」
処理と同じである。
【0026】指定されたメールの情報が、メール情報管
理サーバ4に伝えられたら、指定されたメールの情報
が、存在するかどうかを調べる。その結果、存在した
ら、付加情報取得インターフェース5に指定されたメー
ルの情報が伝えられる。
【0027】付加情報取得インターフェース5では、メ
ールシステム2の、例えば、メールボックス、メールフ
ォルダから、指定されたメールが未読であるか、既読で
あるかを調べる。
【0028】未読であるか、既読であるかの結果は、メ
ール情報管理サーバ4へ伝えられ、ユーザに表示され
る。メール情報管理サーバ4では、指定されたメールが
存在しなかったら、通信制御部17により、実アドレス
に存在する、受信側のメール情報管理サーバ4と通信す
る。
【0029】そして、上記着信確認と同じ方法で、受信
側のメール情報管理サーバ4は、指定されたメールの有
無を調べ、メール情報管理サーバ同士の通信を続ける。
その結果、指定されたメールが存在すれば、メール情報
管理サーバ4に、指定されたメールの情報が伝えられ、
指定された未読・既読が確認される。
【0030】確認された未読・既読の情報は、要求が発
せられたメール情報管理サーバ4まで返され、ユーザに
表示して示される。 :「送信したメールの削除」処理の説明 要求するメールを指定する方法は、上記「メールの着信
確認」及び、「送信したメールの未読、既読確認処理」
処理と同じである。
【0031】指定されたメールの情報は、メール情報管
理サーバ4に伝えられる。上記「メールの着信確認」及
び、「送信したメールの未読、既読確認処理」処理と同
じ方法で、指定されたメールの有無を調べる。
【0032】その結果、メールが存在すれば、メールシ
ステム2中の、例えば、メールスプール、メールボック
ス、メールフォルダ等の中から、指定されたメールを検
索し、それを削除する。
【0033】指定されたメールが存在しなければ、上記
の「メールの着信確認」及び、「送信したメールの未
読、既読確認処理」処理と同じ方法で、指定されたメー
ルが存在するまで通信が続けられる。
【0034】そして、メールが存在すれば、上記と同じ
方法で、メールを削除する。削除が成功したか、失敗し
たかの情報は、要求を発したメール情報管理サーバ4ま
で返される。
【0035】以上のようにして、既存の電子メールシス
テムを改造することなく、電子メールの未読、既読確
認、着信確認、送信メールの削除等の付加機能を実現す
る事が出来る。
【0036】また、高信頼性を保ち、かつ、リアルタイ
ム性を持った形で実現することが出来る。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図4は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図4中、図1と同じものは、同一符号で示し
てある。
【0038】また、6はユーザインターフェース、1−
1〜1−nは電子メール処理装置、7はマウス、8は表
示装置(CRT)、9はキーボード、10は付加情報取
得部、11は未読・既読確認部、12はメール削除部、
13は発信メールテーブル、14は着信メールテーブ
ル、15は中継メールテーブル、16、19は命令制御
部、17、18は通信制御部、20は情報表示部、21
は情報選択部、22はユーザ命令受取部を示す。
【0039】:電子メール処理装置の説明・・・図2
A参照 図2Aは、電子メール処理装置の構成図である。本実施
例は、分散型電子メールシステムを対象とし、電子メー
ルの未読、既読確認、着信確認、送信した電子メールの
削除等の付加機能を実現したメール情報管理装置の例で
ある。
【0040】図示のように、電子メールを送信(発
信)、受信する電子メール処理装置(電子メール処理機
能を具備した計算機)1に、従来のメールシステム2と
は独立して、メール情報管理装置3を付加する。
【0041】そして、メール情報管理装置3には、メー
ル情報管理サーバ4と、付加情報取得インターフェース
5と、ユーザインターフェース6とを設ける。上記メー
ル情報管理サーバ4は、電子メールの未読、既読確認、
着信確認、送信した電子メールの削除等の付加機能を実
現するためのものである。
【0042】付加情報取得インターフェース5は、従来
のメールシステム2から、電子メールの未読、既読確
認、着信確認、送信メールの削除等の付加機能を実現す
るのに必要な付加情報を取得するものである。
【0043】ユーザインターフェース6は、メール情報
管理サーバ4にアクセスし、上記付加情報を表示した
り、指示を与えたりするインターフェース処理をおこな
うものである。
【0044】:電子メールシステムの説明・・・図2
B参照 電子メールシステムの説明図を図2に示す。分散型電子
メールシステムでは、上記の電子メール処理装置(電子
メール処理機能を具備した計算機)が、分散して複数存
在する。
【0045】例えば、N個の電子メール処理装置が分散
して配置してあり、電子メール処理装置1−1が送信側
の装置(送信側計算機)で、電子メール処理装置1−n
が受信側の装置(受信側計算機)であったとする(但
し、N≧n)。
【0046】この場合、電子メールは、電子メール処理
装置1−1から、直接、電子メール処理装置1−nへ送
信することもあるが、例えば、電子メール処理装置1−
1から送信した電子メールを、電子メール処理装置1−
2、・・・電子メール処理装置1−K・・・で中継し、
電子メール処理装置1−nが受信することもある(但
し、K<n)。
【0047】:電子メール処理装置の処理の概要・・
・図3参照 図3は、実施例の説明図(その2)である。以下、図3
を参照しながら電子メール処理装置の処理の概要を説明
する。
【0048】−1:例えば、図3に示したように、送
信側の電子メール処理装置1−1(送信側計算機)と、
受信側の電子メール処理装置1−n(受信側計算機)と
が存在した場合、各電子メール処理装置に、メール情報
管理装置3を付加しておき、これらの装置で、電子メー
ルの情報管理を行う。
【0049】−2:電子メールの情報管理を行う場
合、メール情報管理サーバ4と、付加情報取得インター
フェース5と、ユーザインターフェース6からなるメー
ル情報管理装置3は、従来のメールシステム2とは、独
立して動作する。
【0050】−3:上記各メール情報管理サーバ4
は、付加情報取得インターフェース5を使用して、付加
情報を取得する。また、電子メール処理装置1−1のメ
ール情報管理サーバ4(ローカルなサーバ)と、電子メ
ール処理装置1−nのメール情報管理サーバ4(リモー
トなサーバ)との間では、互いに通信を行い、保持する
情報の交換をおこなう。
【0051】−4:ユーザインターフェース6は、ユ
ーザが、付加情報を取得したり、調べたいメールの情報
を与えたりする時に各種の処理を行う。この場合、ユー
ザインターフェース6は、メール情報管理サーバ4にア
クセスして処理を行う。
【0052】:メール情報管理装置の詳細な説明・・
・図4参照 図4は、メール情報管理装置の構成図である。以下、図
4に基づいて、メール情報管理装置の詳細な説明をす
る。
【0053】−1:メール情報管理装置の構成の説明 上記のように、メール情報管理装置3には、メール情報
管理サーバ4、付加情報取得インターフェース5、ユー
ザインターフェース6を設ける。
【0054】そして、付加情報取得インターフェース5
には、付加情報取得部10、未読・既読確認部11、メ
ール削除部12を設ける。また、メール情報管理サーバ
4には、発信メールテーブル13、着信メールテーブル
14、中継メールテーブル13、命令制御部16、通信
制御部17を設ける。
【0055】更に、ユーザインターフェース6には、通
信制御部18、命令制御部19、情報表示部20、情報
選択部21、ユーザ命令受取部22を設ける。また、ユ
ーザインターフェース6には、マウス7と、表示装置
(CRT)8と、キーボード9を接続する。
【0056】上記発信メールテーブル13、着信メール
テーブル14、中継メールテーブル13の各テーブルに
は、下記の表(1)に示した情報を持つ。なお、表
(1)に示した情報は、例えば、C言語の構造体の形で
参照する。
【0057】 上記メール情報管理サーバ4と、ユーザインターフェー
ス6は、通信制御部17、18を使って、互いに通信を
行いながら処理を行うが、この場合、メール情報管理サ
ーバ4がサーバで、ユーザインターフェース6がクライ
アントの形をとって処理を行う。
【0058】この例での付加機能は、送信したメールの
着信確認、未読・既読確認、メールの削除である。ユー
ザは、ユーザ命令受取部22に対して、要求する付加機
能を指定する。
【0059】−2:メール情報管理装置の詳細な処理
の説明 以下、それぞれの付加機能について説明する。なお、図
4のa〜uは、情報の流れを示す。
【0060】(イ):「メールの着信確認」機能の説明 ユーザから要求された付加機能が、「メールの着信確
認」に関するものであった場合、ユーザ命令受取部22
から、t→o→n→mの道順で、メール情報管理サーバ
4の命令制御部16に伝えられる。
【0061】命令制御部16は、着信確認要求であるこ
とを確認し、発信メールテーブル13にアクセスする。
そして、発信メールテーブル13から、発信メール一覧
を取り出し、j→m→n→oの道順で、ユーザインター
フェース6の命令制御部19に渡す。
【0062】命令制御部19は、情報表示部20に表示
処理を依頼する。情報表示部20では、上記発信メール
一覧を受け取ると、表示装置8で表示する。ユーザは、
表示装置8の表示画面に表示された発信メール一覧を見
て、ユーザ命令受取部22から、uの道順で、情報選択
部21に対して、着信確認を要求するメールを指定す
る。指定方法としては、例えば、表示されたメールの一
覧を、マウス7を使ってクリックする方法を用いる。
【0063】このようにして指定されたメールの情報
は、r→p→n→mの道順で、メール情報管理サーバ4
の命令制御部16に伝えられる。命令制御部16は、着
信メールテーブル14に、kの道順でアクセスし、指定
されたメールがあれば、k→m→n→p→qの道順で、
そのメールがメール情報管理サーバ4が存在する装置に
あることを伝える(メールが自装置内にあることを伝え
る)。
【0064】また、上記メールが無かったら、命令制御
部16は、jの道順で、指定されたメールの情報を調
べ、m→oの道順で、通信制御部17を介して、上記表
(1)のメール情報の中の実着信アドレスに存在するメ
ール情報管理サーバ4(メール受信側装置のメール情報
管理サーバ)と通信する。
【0065】次に、受信側のメール情報管理サーバ4
(通信相手)は、m→kの道順で、指定されたメールの
有無を調べ、無かったら、指定されたメールは、中継さ
れたと判断し、iの道順で、実アドレスを調べ、次のメ
ール情報管理サーバ4(別の装置)にアクセスする。
【0066】そして、指定されたメールがあれば、実着
信アドレスと、着信アドレスが同じものかどうかを調べ
る。その結果、同じものであれば、送信されたメール
が、配送先に着信したと判断する。また、異なっていた
場合には、未だ着信していないと判断する。
【0067】未着信、既着信の情報は、要求が発せられ
たメール情報管理サーバの命令制御部16まで、o→n
→mの道順で返される。命令制御部16は、m→n→p
の道順で、ユーザインターフェース6の命令制御部19
に伝える。そして、未着信、既着信の情報は、qの道順
で、ユーザに示される。
【0068】(ロ):「送信したメールの未読、既読確
認処理」の説明 「送信したメールの未読、既読確認処理」においても、
メールを指定する処理は、上記の「メールの着信確認」
処理と同じである。
【0069】r→p→n→mの道順で、指定されたメー
ルの情報が、メール情報管理サーバ4の命令制御部16
に伝えられたら、kの道順で、着信メールテーブル14
にアクセスし、指定されたメールの情報が、存在するか
どうかを調べる。
【0070】その結果、存在したら、vの道順で、付加
情報取得インターフェース5の未読・既読確認部11
に、指定されたメールの情報が伝えられる。未読・既読
確認部11は、bの道順で、メールシステム2の、例え
ば、メールボックス、メールフォルダから、指定された
メールが未読であるか、既読であるかを調べる。
【0071】未読であるか、既読であるかの結果は、b
→v→Kの道順で、メール情報管理サーバ4の命令制御
部16へ伝えられ、m→n→p→qの道順で、ユーザに
表示される。
【0072】着信メールテーブル14に、指定されたメ
ールが存在しなかったら、jの道順で、発信メールテー
ブル13を調べる。そして、上記表(1)の実アドレス
に存在する、受信側のメール情報管理サーバ4(通信相
手)にアクセスする。
【0073】上記着信確認と同じ方法で、受信側のメー
ル情報管理サーバ4は、指定されたメールの有無を調
べ、存在するメール情報管理サーバ同士の通信と、着信
メールテーブル14へのアクセスが続けられる。
【0074】その結果、指定されたメールが存在すれ
ば、k→v→bの道順で、メール情報管理サーバの中の
付加情報取得インターフェース5の未読・既読確認部1
1に、指定されたメールの情報が伝えられ、bの道順
で、指定された未読・既読が確認される。
【0075】確認された未読・既読の情報は、o→n→
mの道順で、要求が発せられたメール情報管理サーバ4
の命令制御部16まで返され、m→n→pの道順で、結
果が伝えられ、qの道順で、ユーザに表示される。
【0076】(ハ):「送信したメールの削除」処理の
説明 要求するメールを指定する方法は、上記「メールの着信
確認」及び、「送信したメールの未読、既読確認処理」
処理と同じである。
【0077】指定されたメールの情報は、r→p→n→
mの道順で、メール情報管理サーバ4の命令制御部16
に伝えられる。上記「メールの着信確認」及び、「送信
したメールの未読、既読確認処理」処理と同じ方法で、
指定されたメールの有無を調べられる。
【0078】その結果、メールが存在すれば、i→hの
道順で、メール削除部12に伝えられる。メール削除部
12は、cの道順で、メールシステムの中の、例えば、
メールスプール、メールボックス、メールフォルダ等の
中から、指定されたメールを検索し、それを削除する。
【0079】指定されたメールが存在しなければ、上記
の「メールの着信確認」及び、「送信したメールの未
読、既読確認処理」処理と同じ方法で、指定されたメー
ルが存在する計算機まで、通信が続けられる。
【0080】そして、メールが存在すれば、上記と同じ
方法で、メールを削除する。結果は、削除が成功した
か、失敗したかの情報が、要求を発したメール情報管理
サーバ4まで返される。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :既存の分散型電子メールシステムを改造することな
く、電子メールの未読、既読確認、着信確認、及び送信
メールの削除等の付加機能を実現する事が出来る。
【0082】:分散型電子メールにおける電子メール
の未読、既読確認、着信確認、送信メールの削除等の付
加機能を、高信頼性を保ち、かつ、リアルタイム性を持
った形で実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図(その1)である。
【図3】本発明の実施例の説明図(その2)である。
【図4】本発明の実施例におけるメール情報管理装置の
構成図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1 電子メール処理装置 2 メールシステム 3 メール情報管理装置 4 メール情報管理サーバ 5 付加情報取得インターフェース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散型メールシステムにおいて、電子メ
    ールの送受信等の処理を行う各電子メール処理装置
    (1)に付加したメール情報管理装置(3)であって、 該メール情報管理装置(3)に、 上記分散型メールシステムとは独立して動作し、該分散
    型メールシステムの付加機能としての、メール情報管理
    を行うメール情報管理サーバ(4)を設けたことを特徴
    とする分散型メールシステムにおけるメール情報管理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記メール情報管理サーバ(4)に、 通信制御部(17)を設けることにより、 該メール情報管理サーバ(4)が、他の各電子メール処
    理装置(1)のメール情報管理サーバ(4)と通信出来
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の分散型メ
    ールシステムにおけるメール情報管理装置。
  3. 【請求項3】 上記メール情報管理装置(1)に、 上記メール情報管理サーバ(4)が、メールシステム
    (2)から付加情報を得るための付加情報取得インター
    フェース(5)を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の分散型メールシステムにおけるメール情報管理装置。
  4. 【請求項4】 上記メール情報管理サーバ(4)は、 上記付加情報取得インターフェース(5)で取得した付
    加情報を使用して、送信したメールの着信確認処理を行
    うことを特徴とした請求項3記載の分散型メールシステ
    ムにおけるメール情報管理装置。
  5. 【請求項5】 上記メール情報管理サーバ(4)は、 上記付加情報取得インターフェース(5)で取得した付
    加情報を使用して、送信したメールの未読・既読確認処
    理を行うことを特徴とした請求項3記載の分散型メール
    システムにおけるメール情報管理装置。
  6. 【請求項6】 上記メール情報管理サーバ(4)は、 上記付加情報取得インターフェース(5)で取得した付
    加情報を使用して、送信したメールの削除処理を行うこ
    とを特徴とした請求項3記載の分散型メールシステムに
    おけるメール情報管理装置。
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