JPH0619206U - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH0619206U JPH0619206U JP5884992U JP5884992U JPH0619206U JP H0619206 U JPH0619206 U JP H0619206U JP 5884992 U JP5884992 U JP 5884992U JP 5884992 U JP5884992 U JP 5884992U JP H0619206 U JPH0619206 U JP H0619206U
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- heat shield
- housing
- shield plate
- plate
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- Pending
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮熱板7をハウジング1に振れなく確固に固
定することができることを目的とする。 【構成】 ハウジング1に、遮熱板7をハウジング1に
固定する際のガイドとなるガイドレール100を、設
け、その遮熱板7に、遮熱板7をハウジング1に固定す
る際に前記ガイドレール100に圧接して遮熱板7の振
れを防ぐ突起70を、設ける。この結果、ハウジング1
のガイドレール100に遮熱板7の突起70を圧接し
て、ハウジング1に遮熱板7を振れなく確固に仮固定す
ることができ、しかもその振れなく確固に仮固定した遮
熱板7をハウジング1にスクリュウ8等により本固定す
ることができる。この結果、遮熱板7をハウジング1に
振れなく確固に固定することができる。
定することができることを目的とする。 【構成】 ハウジング1に、遮熱板7をハウジング1に
固定する際のガイドとなるガイドレール100を、設
け、その遮熱板7に、遮熱板7をハウジング1に固定す
る際に前記ガイドレール100に圧接して遮熱板7の振
れを防ぐ突起70を、設ける。この結果、ハウジング1
のガイドレール100に遮熱板7の突起70を圧接し
て、ハウジング1に遮熱板7を振れなく確固に仮固定す
ることができ、しかもその振れなく確固に仮固定した遮
熱板7をハウジング1にスクリュウ8等により本固定す
ることができる。この結果、遮熱板7をハウジング1に
振れなく確固に固定することができる。
Description
【0001】
本考案は、光源バルブとハウジングとの間に遮熱板乃至反射板を配設したクリ アランスランプ等の車両用灯具に係り、特に遮熱板乃至反射板をハウジングに確 固に固定することができる車両用灯具に関するものである。
【0002】
以下、従来の車両用灯具について図7乃至図9を参照して説明する。この例は 、フロント側のかつ運転手から見て左側のクリアランスランプであって、前方か ら側方にかけて回り込み部を有するクリアランスランプについて説明する。 図7は従来の車両用灯具(クリアランスランプ)の一部を破断した側面図、図 8は図7におけるVIII−VIII線断面図、図9は図8におけるIX部の拡 大断面図である。 図において、Bは当該灯具を装着された車両の車体の一部を示し、矢印Fは該 車両の走行方向である。1はランプハウジングであって、このランプハウジング に固着されたソケット2に光源バルブ3が装着されている。上記ランプハウジン グ1の前面開口部を覆って前面レンズ4が取り付けられている。この例の前面レ ンズ4は図の右方が車体中央部寄りで、図の左方が車体側片寄りである。上記前 面レンズ4の車体中央寄りの部分(例えば点a近傍)は走行方向Fに関して斜前 方に面しているが車体側方寄りの部分(例えば点b,d近傍)は車体側方に回り 込んだ形になっている。
【0003】 前記光源バルブ3から出射してランプハウジング1の側壁1aに入射する光は 該側壁を昇温させるので、ランプハウジング1が合成樹脂製である場合には熱的 保護を必要とする場合が少なくない。このような場合、側壁1aの内面を覆うよ うに、ランプハウジング1と光源バルブ3との間に遮熱板7が設けられる。 また、光源バルブ3から矢印eのごとく出射してリフレクタ5で反射された光 は矢印gのごとく車体前方に向かい、矢印jのごとく出射してリフレクタ5で反 射された光は矢印kのごとく車体前方に向かう。このため、車体側方(図におい て左方に向かう光は光源バルブ3からの直射光のみであり、リフレクタ5で反射 された光は車体側方に向けて出射しない。この結果、矢印Sのように車体側方か ら見たときに視認性が良くない。そこで、矢印S方向に見たとき明るく感じられ るようにするため、前記遮熱板7の表面に金属を蒸着させて反射面を形成するこ とも為されている。
【0004】 次に、上述の遮熱板7のランプハウジング1への固定手段について説明する。 この遮熱板7は、アルミニウム板を加工してなるもので、この遮熱板7に取付 片7b及び7cを一体に成形し、かつその取付片孔7b及び7cに取付孔7d及 び7eをそれぞれ設けてなる。一方、前記ランプハウジング1に位置決め用のボ ス部1b及び固定用のボス部1cをそれぞれ設ける。かくして、前記遮熱板7の 取付片7bの取付孔7dに前記ランプハウジング1の位置決め用のボス1bを係 合して、遮熱板7の位置を決める。それから、遮熱板7の取付片7cの取付孔7 eを介してスクリュウ(取付ネジ)8によってランプハウジング1の固定用のボ ス部1cに取り付けることにより、前記遮熱板7が前記ランプハウジング1に固 定されることとなる。
【0005】
ところが、上述の従来の車両用灯具は、遮熱板7の取付片7bの取付孔7dに ランプハウジング1の位置決め用のボス1bを係合しただけの状態で、遮熱板7 の取付片7cをランプハウジング1の固定用のボス部1cにスクリュウ8により 取り付けるように構成したものであるから、遮熱板7自体のおさまりが悪く、そ の遮熱板7をランプハウジング1にスクリュウ8により取り付ける際に、遮熱板 7に振れが生じたりする虞がある。このように、従来の車両用灯具においては、 遮熱板7をランプハウジング1に振れなく確固に固定することが困難である等の 問題がある。
【0006】 本考案は、遮熱板をハウジングに振れることなく確固に固定することができる 車両用灯具を提供することにある。
【0007】
本考案は、上記の目的を達成するために、ハウジングに、遮熱板乃至反射板を ハウジングにスクリュウ等により固定する際のガイドとなるガイドレールを、設 け、その遮熱板乃至反射板に、遮熱板乃至反射板をハウジングにスクリュウ等に より固定する際に前記ガイドレールに圧接して遮熱板乃至反射板の振れを防ぐ突 起を設けたことを特徴とする。
【0008】
本考案は、上記の構成により、ハウジングのガイドレールに遮熱板乃至反射板 の突起を圧接して、ハウジングに遮熱板乃至反射板を振れなく確固に仮固定する ことができ、しかもその振れなく確固に仮固定した遮熱板乃至反射板をハウジン グにスクリュウ等により本固定することができる。この結果、遮熱板乃至反射板 をハウジングに振れなく確固に固定することができる。
【0009】
以下、本考案に係る車両用灯具の一実施例を図1乃至図6を参照して説明する 。この例は、フロント側のかつ運転手から見て左側のクリアランスランプであっ て、前方から側方にかけて回り込み部を有するクリアランスランプについて説明 する。図中、図7乃至図9と同符号は同一のものを示す。 図において、100はガイドレールである。このガイドレール100は、後述 する遮熱板7をハウジング1にスクリュウ8等により固定する際に、その遮熱板 7の上下両縁をガイドするもので、ハウジング1の側壁1aに上下にほぼ平行に 設ける。なお、上のガイドレール100は下のガイドレール100より短い。こ のガイドレール100は、断面凹部形状、すなわち左右両側壁の間に溝を有する ものである。このガイドレール100は、その溝の幅が遮熱板乃至反射板7のハ ウジング1への装着方向(矢印A方向)に行くに従って狭まるように、左右両側 壁がテーパ状をなしている。
【0010】 前記遮熱板7は、ハウジング1の側壁1aの内側を覆うような形状をなしてお り、その上下両縁に、遮熱板7をハウジング1にスクリュウ8等により固定する 際に前記ガイドレール100に圧接して遮熱板7の振れを防ぐ突起70を設ける 。この遮熱板7は、アルミニウム板を加工して構成してあり、その前方側の端部 71をほぼ直角に裏面側に折り曲げる。また、この遮熱板7は、その表側の面の 大部分に拡散反射面7aが形成されている。この拡散反射面7は図6(B)の側 面図では波板状の外観を呈している。図6(B)に鎖線で囲んで示したc′部に 相当する図6(A)のc−c断面矢視図を図6(C)に示す。本例においては図 6に示したように水平な半円柱面を上下に並べた形の拡散反射面7aを構成した 。これは上下方向の拡散を重示したものであるが、本考案を実施する際、拡散反 射面の形状は任意に設定することができる。
【0011】 かくして、前記ハウジング1のガイドレール100に遮熱板7を矢印A方向に 差し込んで、そのガイドレール100に前記遮熱板7の突起70を圧接圧接する ことにより、その遮熱板7を前記ハウジング1に振れなく確固に仮固定すること ができる。続いて、前記遮熱板7の取付片7bの取付孔7dに前記ランプハウジ ング1の位置決め用のボス1bを係合して、遮熱板7の位置を決める。それから 、上述のように振れなく確固に仮固定した状態で、遮熱板7の取付片7cの取付 孔7eを介してスクリュウ(取付ネジ)8によってランプハウジング1の固定用 のボス部1cに取り付けることにより、遮熱板7をハウジング1に振れなく確固 に本固定することができる。
【0012】 特に、この実施例における本考案の車両用灯具は、遮熱板7の先端に折曲部7 1を設けたので、この遮熱板7の折曲部71をハウジング1の前方側の接着凹部 10の端面に重ねることにより、遮熱板7が1枚の板ものであり、しかも遮熱板 7の成形性やハウジング1への固定性等の理由により、その遮熱板7とハウジン グ1との間に隙間Sが生じたとしても、その隙間Sを塞ぐことができる。その結 果、上述の遮熱板7とハウジング1の側壁1aとの間に生じる隙間Sを無くすこ とにより、見栄えが向上される。
【0013】 さらに、この実施例においては、ランプハウジング1の側壁1aを覆って配置 した遮熱板7の表面には拡散反射面7aが施されているので、光源バルブ3から 出射してこの拡散反射面7aに入射した可視光は、拡散反射され、その大部分は 散乱光として車体側方(図において左方)に向かう。このため、矢印Sのごとく 側方から見たとき、前面レンズ4が均一に明るく見える。
【0014】 また、光源バルブ3から出射した熱線も遮熱板7で反射されて側壁1aに到達 しないので、該側壁の過熱が防止される。
【0015】 なお、上述の実施例においては、フロント側のかつ運転手から見て左側のクリ アランスランプであって、前方から側方にかけて回り込み部を有するクリアラン スランプについて説明したが、本考案はその他の車両用灯具に適用することがで きる。 また、上述の実施例においては、アルミニウム板からなる遮熱板7について説 明したが、遮熱板乃至反射板は、その他の金属板若しくは合成樹脂製板からなる ものでも良い。しかも、本考案の遮熱板乃至反射板は、遮熱作用のみ、または反 射作用のみ、さらには遮熱作用兼反射作用を果すものであっても良い。
【0016】
以上に説明したように、本考案の車両用灯具は、ハウジングに、遮熱板乃至反 射板をハウジングにスクリュウ等により固定する際のガイドとなるガイドレール を、設け、その遮熱板乃至反射板に、遮熱板乃至反射板をハウジングにスクリュ ウ等により固定する際に前記ガイドレールに圧接して遮熱板乃至反射板の振れを 防ぐ突起を設けたものであるから、ハウジングのガイドレールに遮熱板乃至反射 板の突起を圧接して、ハウジングに遮熱板乃至反射板を振れなく確固に仮固定す ることができ、しかもその振れなく確固に仮固定した遮熱板乃至反射板をハウジ ングにスクリュウ等により本固定することができる。この結果、遮熱板乃至反射 板をハウジングに振れなく確固に固定することができる。
【図1】本考案に係る車両用灯具(クリアランスラン
プ)の一実施例を示し、一部を破断した側面図である。
プ)の一実施例を示し、一部を破断した側面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図2におけるV部拡大断面図である。
【図6】遮熱板の単品図であって、(A)は正面図、
(B)は側面図であり、(C)は(B)図のc′部に相
当する(A)図c−c′断面矢視図である。
(B)は側面図であり、(C)は(B)図のc′部に相
当する(A)図c−c′断面矢視図である。
【図7】従来の車両用灯具(クリアランスランプ)の一
部を破断した側面図である。
部を破断した側面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
る。
【図9】図8におけるIX部の拡大断面図である。
1…ランプハウジング、1a…側壁、10…接着凹部、
100…ガイドレール、2…ソケット、3…光源バル
ブ、4…前面レンズ、5…リフレクタ、7…遮熱板、7
0…突起、71…折曲部、7a及び7b…取付片。
100…ガイドレール、2…ソケット、3…光源バル
ブ、4…前面レンズ、5…リフレクタ、7…遮熱板、7
0…突起、71…折曲部、7a及び7b…取付片。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジング及びレンズにより画成された
灯室内に光源バルブを配設し、その光源バルブと前記ハ
ウジングとの間に遮熱板乃至反射板を配設してなる車両
用灯具において、 前記ハウジングに設け、前記遮熱板乃至反射板をハウジ
ングにスクリュウ等により固定する際のガイドとなるガ
イドレールと、 前記遮熱板乃至反射板に設け、前記遮熱板乃至反射板を
ハウジングにスクリュウ等により固定する際に前記ガイ
ドレールに圧接して前記遮熱板乃至反射板の振れを防ぐ
突起と、 を備えたことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5884992U JPH0619206U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5884992U JPH0619206U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619206U true JPH0619206U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13096129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5884992U Pending JPH0619206U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619206U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250905B2 (ja) * | 1981-03-10 | 1990-11-05 | Ciba Geigy | |
JP4092310B2 (ja) * | 2003-06-18 | 2008-05-28 | 松下電器産業株式会社 | 車載情報提示装置及び方法並びに車載情報提示用プログラム |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP5884992U patent/JPH0619206U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250905B2 (ja) * | 1981-03-10 | 1990-11-05 | Ciba Geigy | |
JP4092310B2 (ja) * | 2003-06-18 | 2008-05-28 | 松下電器産業株式会社 | 車載情報提示装置及び方法並びに車載情報提示用プログラム |
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