JPH0619159Y2 - コネクター保持構造 - Google Patents

コネクター保持構造

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JPH0619159Y2
JPH0619159Y2 JP1989107600U JP10760089U JPH0619159Y2 JP H0619159 Y2 JPH0619159 Y2 JP H0619159Y2 JP 1989107600 U JP1989107600 U JP 1989107600U JP 10760089 U JP10760089 U JP 10760089U JP H0619159 Y2 JPH0619159 Y2 JP H0619159Y2
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JP
Japan
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connector
plug
socket
cable
insertion hole
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JP1989107600U
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JPH0346978U (ja
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斎藤  光弘
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用部分野) 本考案はコネクター保持構造に係り、特に教育機器、プ
ロオーディオ、防災機器などの複数のコネクターソケッ
トに挿入したプラグと、そのコネクターケーブルの保持
構造に関する。
(従来の技術) コネクターホールド構造には種々の方法があるが、一般
に行われている一例を用いて従来の技術を説明する。
第3図は一般的なコネクター保持構造を説明するための
斜視図で、第4図は第3図を組み立てた断面図である。
同図において、11はコネクターソケット(以下ソケッ
トと称す)で、回路基板10の周縁部に設けられ、その
図示しないリード端子は回路基板10の図示しない回路
と接続されている。しかしコネクタープラグ(以下プラ
グと称す)13の着脱に耐える強度がないため、例えば
ブラケット等を利用して回路基板10に固定させてい
る。10はブラケット12を固定するためのネジ孔10
aであり、ブラケット12のネジ孔12aと対応した位
置に設けられている。ブラケット12は固定させるネジ
孔12aと角型S字の相対する二面の各々にコネクター
プラグ挿入孔(以下プラグ挿入孔と称す)12bを有し
ている。その相対する二つのプラグ挿入孔12bと前記
ソケット11のプラグ挿入孔11aとが重畳するよう
に、ソケット11の上部より冠着させ、ブラケット12
のネジ孔12aと回路基板10のネジ孔10aとをネジ
15を用いて固定することにより回路基板10にソケッ
ト11を頑丈に固定することができる。固定したブラケ
ット12の相対する二つのプラグ挿入孔12bを嵌通し
てソケット11のプラグ挿入孔11aに、一端部にコネ
クターケーブル(以下ケーブルと称す)14を有するプ
ラグ13を挿入し、電気接続を得ることができる。
以上説明した従来の技術の一例はソケット11が1つで
あるが複数併設した場合でも同様である。
(考案が解決しようとする課題) 前述したように、ソケット11に冠着したブラケット1
2の相対する二つのプラグ挿入孔12bを嵌通して挿入
孔11aに挿入されたプラグ13は、その外周部をブラ
ケット12によつて左右上下の遊びは規制されている
が、挿脱方向には規制するものはなく、ケーブル14が
引っ張られるとプラグ挿入孔11aより脱落したり、ま
た挿入したプラグ13がブラケット12より僅かしか露
出しないのでプラグ13を抜脱する時に掴むのが困難な
ため、ケーブル14を引っ張つて抜脱される場合があ
り、このためケーブル14の内部でワイヤが断線するな
どの問題があつた。またプラグ13を挿入する際は、ブ
ラケット12の相対する二つのプラグ挿入孔12bを一
度に嵌通させる必要があるため作業性は悪く、特に複数
個のプラグ13を挿入する場合には多くの時間を要し作
業能率が悪いなどの問題があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために成されたもので、プ
ラグ挿入孔を複数個設け回路基板の周縁部に取付けられ
るコネクターソケットと、このコネクターソケットのプ
ラグ挿入孔に挿入されるコネクタープラグと、このコネ
クタープラグ端部に接続されたコネクターケーブルとか
らなるコネクターの保持構造において、 前記コネクターソケットのプラグ挿入孔と対応するよう
複数のコネクタープラグ挿入孔を設けると共に、前記コ
ネクターソケットと嵌合させるための凹部を設けたフロ
ントブラケットと、 このフロントブラケットの前方側に、一側端側に挿入溝
を設けると共に、この挿入溝と連通するよう前記コネク
タープラグの直径より小径のコネクターケーブル挿入孔
を有するホールダープレートを設け、 前記フロントブラケットを、前記凹部が前記コネクター
ソケットの上部に冠着するように前記回路基板に締着さ
せると共にこのフロントブラケットと前記ホールダープ
レートにより前記コネクタープラグを挟持してなること
を特徴としたコネクター保持構造を提供しようとするも
のである。
(実施例) 第1図は本考案のコネクタ保持構造を説明するための斜
視図であり、第2図は本考案のコネクタ保持構造を説明
するための断面図で、前に説明した第3図の構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略す
る。
同図において、20はフロントブラケットで、回路基板
10の周縁部に設けたソケット11のプラグ挿入孔11
aと対応した位置にプラグ挿入孔20aを設け、ソケッ
ト11と接する面の上端部をL型に折曲させて凹部20
dを形成し、さらにネジ止めのための突片20eが左右
に設けてある。また前記面の裏側には両端にL型の取り
付け脚部を形成し、取り付け面にネジ孔20b、20c
が設けられている。
30はホールダープレートで、フロントブラケット20
に設けたプラグ挿入孔20aと対応する位置には、プラ
グ13の直径より小さいケーブル挿入孔30aが設けら
れると共に、ケーブル14の挿入を容易にするため、ホ
ールダープレート30の上端にケーブル挿入孔30aに
連通する挿入溝30cが設けられている。また両端には
固定用のネジ孔30bが形成されている。
40はワイヤランプで、U字型の弾性部材からなり、U
字型の平行した両外側にストッパ40aを係止させるた
めの連続した鋸状の凹凸が形成されている。
次に上記各要素の組み立てについて説明する。
回路基板10の周縁部にプラグ挿入孔11aを外向きに
設けたソケット11の上部とフロントブラケット20の
凹部20dを嵌合させた後、ネジ止めのための突片20
eと回路基板10のネジ孔10aをネジ15を用いて固
定することにより、ソケット11はフロントブラケット
20により回路基板10に頑丈に固定される。さらにキ
ャビネット50のガイド50aを利して回路基板10を
キャビネット50内に挿入し、フロントブラケット20
のネジ孔20bとキャビネットのネジ孔50bを図示し
ないネジを用いて固定する。次にソケット11のプラグ
挿入孔11aにプラグ13を挿入し、このケーブル14
をホールダープレート30の各々の導入溝30cよりケ
ーブル挿入孔30aに挿入したのち、ホールダープレー
ト30のネジ孔30bとフロントブラケット20のネジ
孔20cを図示しないネジを用いて固定する。挿入した
プラグ13は、その端部に接続されたケーブル14がプ
ラグ13の径より小さいケーブル挿入孔30aによって
挟持されているため、ケーブル14が引つ張られてもケ
ーブル挿入孔30aより抜脱することはない。次にホー
ルダープレート30より露出する複数のケーブル14を
適度に整理してU字型のクランプ40に挟みストッパ4
0aを嵌着させる。
(考案の効果) 上述のように、本考案においては、プラグ挿入孔を複数
個設け回路基板の周縁部に取付けられるコネクターソケ
ットと、このコネクターソケットのプラグ挿入孔に挿入
されるコネクタープラグと、このコネクタープラグ端部
に接続されたコネクターケーブルとからなるコネクター
の保持構造において、 前記コネクターソケットのプラグ挿入孔と対応するよう
複数のコネクタープラグ挿入孔を設けると共に、前記コ
ネクターソケットと嵌合させるための凹部を設けたフロ
ントブラケットと、 このフロントブラケットの前方側に、一側端側に挿入溝
を設けると共に、この挿入溝と連通するよう前記コネク
タープラグの直径より小径のコネクターケーブル挿入孔
を有するホールダープレートを設け、 前記フロントブラケットを、前記凹部が前記コネクター
ソケットの上部に冠着するように前記回路基板に締着さ
せると共にこのフロントブラケットと前記ホールダープ
レートにより前記コネクタープラグを挟持してなること
を特徴としたコネクターの保持構造としたので、コネク
タープラグを確実に挿入でき、振動や衝撃などで不必要
に抜脱することもなく、接点の接触不良も防止でき、保
守点検時にはホールダープレートを取りはずすことによ
り容易に抜脱でき、信頼性、作業性、の優れたコネクタ
ー保持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクター保持構造を説明するための
斜視図、第2図は第1図を組み立てた断面図、第3図は
従来のコネクタ保持構造の一例の斜視図、第4図は第3
図を組み立てた断面図である。 10……回路基板、11……コネクターソケット、13
……コネクタープラグ、20……フロントブラケット、
20a……プラグ挿入孔、30……ホールダープレー
ト、30a……ワイヤー挿入孔、30c……挿入溝、4
0……ワイヤクランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグ挿入孔を複数個設け回路基板の周縁
    部に取付けられるコネクターソケットと、このコネクタ
    ーソケットのプラグ挿入孔に挿入されるコネクタープラ
    グと、このコネクタープラグ端部に接続されたコネクタ
    ーケーブルとからなるコネクターの保持構造において、 前記コネクターソケットのプラグ挿入孔と対応するよう
    複数のコネクタープラグ挿入孔を設けると共に、前記コ
    ネクターソケットと嵌合させるための凹部を設けたフロ
    ントブラケットと、 このフロントブラケットの前方側に、一側端側に挿入溝
    を設けると共に、この挿入溝と連通するよう前記コネク
    タープラグの直径より小径のコネクターケーブル挿入孔
    を有するホールダープレートを設け、 前記フロントブラケットを、前記凹部が前記コネクター
    ソケットの上部に冠着するように前記回路基板に締着さ
    せると共にこのフロントブラケットと前記ホールダープ
    レートにより前記コネクタープラグを挟持してなること
    を特徴としたコネクターの保持構造。
JP1989107600U 1989-09-13 1989-09-13 コネクター保持構造 Expired - Lifetime JPH0619159Y2 (ja)

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JP1989107600U JPH0619159Y2 (ja) 1989-09-13 1989-09-13 コネクター保持構造

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JPH0346978U JPH0346978U (ja) 1991-04-30
JPH0619159Y2 true JPH0619159Y2 (ja) 1994-05-18

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JP1989107600U Expired - Lifetime JPH0619159Y2 (ja) 1989-09-13 1989-09-13 コネクター保持構造

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