JPH06191268A - 車両用集塵装置 - Google Patents

車両用集塵装置

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JPH06191268A
JPH06191268A JP34752492A JP34752492A JPH06191268A JP H06191268 A JPH06191268 A JP H06191268A JP 34752492 A JP34752492 A JP 34752492A JP 34752492 A JP34752492 A JP 34752492A JP H06191268 A JPH06191268 A JP H06191268A
Authority
JP
Japan
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outside air
air
opening
intake
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP34752492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Chiba
千葉隆利
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Priority to US08/113,639 priority patent/US5368620A/en
Priority to DE4329330A priority patent/DE4329330C2/de
Priority to FR9310402A priority patent/FR2697780B1/fr
Publication of JPH06191268A publication Critical patent/JPH06191268A/ja
Priority to US08/325,511 priority patent/US5501716A/en
Priority to US08/325,519 priority patent/US5454859A/en
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】外気モード運転時,外気用フィルター目詰まり
等により,取入れ不可能となりブロワー以降の空調系に
影響がでることを防止する。 【構成】外気取入口3,エアボックス5,斜め配置のフ
ィルタ6,バイパス窓11を有するエアケース12,バ
イパス窓にはエアケース12が負圧となったとき,負圧
力でバイパス窓11を開放させる開閉ドアを具備させ,
さらにダクト5には外気吸込口14,内気取入口15,
その外気取入口14と内気取入口15との開閉を交互に
行い得る内外気切換ドア16を具備する。ブロワーは7
である。外気モード時,フィルターの目詰まり,フィル
タ表面の氷結等により取入れ不能となりフィルタ後流が
負圧となり,負圧力によりバイパスドアが開いて窓11
が開き同時にスイッチが作動して内外気切換ドア16が
動き外気取入口14を閉じ,内気取入口15を開き内気
モードに切換えて循環風量を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車車室内のフ
ロント部内に設備される車両用集塵装置であって、特に
その集塵装置の集塵フィルタに目詰り等を生じたときの
有効対策を可能ならしめた車両用集塵装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車のカウルトップに外気取入口を設
け、この外気取入口より吸気される外気を、インストル
メント内部に設備したフィルタユニットを経て清浄化し
たエアーを、車室内に放出する構造の従来の自動車用空
気清浄器として、図1に示す如き構造のものがある。以
下、この従来の自動車用空気清浄器の概略構造について
説明する。
【0003】1は、カウルトップカバー2の裏側に設け
られているエアボックスであり、前記カウルトップカバ
ー2には、エアボックス1内に外気を取り入れるための
外気取入口3が設けられている。またエアボックス1に
は、インテークケース4に通じるダクト5が設けられて
おり、このダクト5の開口部に集塵フィルタ6が着脱可
能に被着されている。またこの集塵フィルタ6の下側に
位置されるインテークケース4内にはブロアファン7が
内装されている。
【0004】そこでかかる構造の空気清浄器において、
ブロアファン7を駆動すると、外気取入口3から吸い込
まれた外気は、集塵フィルタ6を通過して、清浄化さ
れ、この清浄化エアーが車室内に送り込まれるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気清浄器構造にあっては、ブロアファン7
の駆動により車室内に流入される空気は、全べて上記の
集塵フィルタ6を通過する機構であってエアーのバイパ
ス路がないために、例えば上記集塵フィルタ6の長期使
用によって、塵埃の捕集による目詰りや、集塵フィルタ
の表面に付着した水分が寒冷時において凍結したとき等
は、その集塵フィルタの通風損失が増大して、車室内へ
の空気が供給できなくなるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、集塵フィルタの下流
側にブロアファンを備えている車両用集塵装置におい
て、その集塵フィルタとブロアファンとの間に、バイパ
ス窓を有し、しかもこのバイパス窓を常時は閉塞する開
閉ドアを具備せしめたエアケースと、内外気切換ドアを
設けたインテークケースを設けて、前記開閉ドアを、前
記集塵フィルタが目詰り等を起したときに生じる集塵フ
ィルタの下流側負圧力で開放動作せしめると共に、該開
閉ドアの開放動作時には、前記内外気切換ドアを内気循
環側に動作せしめて、車室内空調機の温度調節機能の低
下を防止することができる自動車用集塵装置を提供する
ことにある。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図2乃至図7に示す実施例に
基いて詳細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説
明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付
して、その同一構造部分の説明は省略する。
【0008】すなわち本発明は、エアボックス1のダク
ト5を閉塞するようにして配置される集塵フィルタ6の
下流側に、バイパス窓11を設けたエアケース12を取
付け、さらにそのバイパス窓11には、そのエアケース
12内が負圧となったとき、その負圧力でバイパス窓1
1を開放させる構造の開閉ドア13を具備せしめ、さら
に、ダクト5には、外気吸込口14及び内気取入口15
と、その外気吸込口14及び内気取入口15との開閉を
交互に行ないうる内外気切換ドア16を具備する車両用
集塵装置である。
【0009】(実施例I)本発明の第1実施例を図2乃
至図5に基いて具体的に述べるならば、12は上面が開
口し、この開口部に集塵フィルタ6が気密に被着されて
おり、また下面には、エアダクト5に通じる外気吸込口
14を有するエアケースであって、このエアケース12
の側面には、バイパス窓11が穿設されている。このバ
イパス窓11の内側には、そのバイパス窓11を開閉し
得る開閉ドア13が支軸17により軸支され、常時は、
スプリング18の弾性によりバイパス窓11を閉塞する
ように付勢されている。19は開閉ドア13が開放され
るとき、その開閉ドア13の辺縁と当接されて、開閉ド
ア13の開動節度感を持たせるための突条である。
【0010】20は、上記開閉ドア13が開放動作した
ときに閉路されるスイッチであって、このスイッチ20
の閉路時には、前記した内外気切換ドア16が内気循環
側すなわち、外気吸込口14を閉塞する方向へ動作され
るものである。
【0011】次にこの第1実施例の作用を述べるなら
ば、集塵フィルタ6が目詰りあるいは水分の凍結等によ
って、フィルタ6の通気抵抗が増大すると、ブロアファ
ン7の駆動力によりエアケース12内が負圧になりこの
負圧力で開閉ドア13がスプリング18の弾圧力に抗し
てエアケース12の内部方向へ動作し、その結果バイパ
ス窓11が開かれるためにエアボックス1内の空気は、
そのバイパス窓11を通ってエアケース12に吸引され
ブロアファン7の駆動力で車室内へのエア供給が継続的
になされる。従ってこの場合清浄化エアーは得られない
が、車室内への給気は継続的に行なえるものである。
【0012】そして上記バイパス窓11が開かれると、
スイッチ20が閉路され、その結果、内外気切換ドア1
6が動作し、外気吸込口14が閉塞されると同時に内気
取入口15が開放されて内気循環モードに切り換えられ
るものである。
【0013】(実施例II)図6、図7において、本実
施例は、上記実施例Iの構造に加え、インテークケース
4に、冷房装置22のエア供給ダクト23に通じる通気
孔21を設けて、内外気切換ドア16が、アクチュエー
タ24の動作により、外気吸込口14を閉塞し、内気循
環モードとなったとき、冷房装置のコンプレッサ25が
駆動されて除湿し、車室内のガラス面の曇りを防止する
ものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、通風ダクト内に
集塵フィルタ6と送風機7を有する車両用集塵装置にお
いて、上記集塵フィルタ6と送風機7と間に前記集塵フ
ィルタ6をバイパスするバイパス窓11と該バイパス窓
11を開閉する開閉ドア13を設け、さらに前記バイパ
ス窓11と送風機7との間を連通するダクト5に、外気
吸込口14及び内気取入口15と、該外気吸込口14及
び内気取入口15を交互に開閉する内外気切換ドア16
を設けて、前記バイパス窓11が開放されたとき、内外
気切換ドア16により外気吸込口14が閉塞されて、内
気循環モードとなる車両用集塵装置であるから、これに
よれば、例えば、集塵フィルタの目詰り、あるいは水分
の凍結等によって集塵フィルタの通気抵抗が増大すると
送風機の駆動力により、エアケース内が負圧となり、こ
の負圧力で開閉ドアが開放動作し、その結果バイパス窓
が開かれると共に、内外気切換ドアが動作して内気循環
モードとなるために、外気導入時の風量低下による車室
内空調機による温度調節機能の低下を防止することがで
きるという効果が得られる。
【0015】また本発明では内気循環モード時に冷房装
置のコンプレッサを駆動することにより、車室内窓ガラ
スの曇り止めを行なうこともできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の車両用集塵装置を示した構造説明図。
【図2】本発明実施例の車両用集塵装置を示した構造説
明図。
【図3】本発明実施例の要部のみの斜視図。
【図4】本発明実施例の図3におけるA−A線断面図。
【図5】本発明実施例の開閉ドア部構造を示した部分斜
視図。
【図6】本発明他の実施例の要部斜視図。
【図7】本発明他の実施例の回路図。
【符号の説明】
11…バイパス窓 12…エアケース 13…開閉ドア 14…外気吸込口 15…内気取入口 16…内外気切換ドア 17…支軸 18…スプリング 19…突条 20…スイッチ 21…通気孔 22…冷房装置 23…エア供給ダクト 24…アクチュエータ 25…コンプレッサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通風ダクト内に集塵フィルタ(6)と送
    風機(7)を有する車両用集塵装置において、上記集塵
    フィルタ(6)と送風機(7)と間に前記集塵フィルタ
    (6)をバイパスするバイパス窓(11)と該バイパス
    窓(11)を開閉する開閉ドア(13)を設け、さらに
    前記バイパス窓(11)と送風機(7)との間を連通す
    るダクト(5)に、外気吸込口(14)及び内気取入口
    (15)と、該外気吸込口(14)及び内気取入口(1
    5)を交互に開閉する内外気切換ドア(16)を設け
    て、前記バイパス窓(11)が開放されたとき、内外気
    切換ドア(16)により外気吸込口(14)が閉塞され
    て、内気循環モードとなることを特徴とする車両用集塵
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用集塵装置におい
    て、開閉ドア(13)の動作によりバイパス窓(11)
    が開放される内外気切換ドア(16)の動作で冷房装置
    のコンプレッサ(25)を駆動せしめることを特徴とす
    る車両用集塵装置。
JP34752492A 1992-09-01 1992-12-28 車両用集塵装置 Pending JPH06191268A (ja)

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JP34752492A JPH06191268A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 車両用集塵装置
US08/113,639 US5368620A (en) 1992-09-01 1993-08-31 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle
DE4329330A DE4329330C2 (de) 1992-09-01 1993-08-31 Luftreinigungsvorrichtung für ein Motorfahrzeug
FR9310402A FR2697780B1 (fr) 1992-09-01 1993-08-31 Dispositif d'epuration d'air pour vehicule automobile.
US08/325,511 US5501716A (en) 1992-09-01 1994-10-19 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle
US08/325,519 US5454859A (en) 1992-09-01 1994-10-19 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle

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JP34752492A JPH06191268A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 車両用集塵装置

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JPH06191268A true JPH06191268A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18390810

Family Applications (1)

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JP34752492A Pending JPH06191268A (ja) 1992-09-01 1992-12-28 車両用集塵装置

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JP (1) JPH06191268A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102991308A (zh) * 2011-09-09 2013-03-27 起亚自动车株式会社 用于更换车辆的空气过滤器的结构
JP2013203363A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Daihatsu Motor Co Ltd 車両の車体前部構造

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