JPH061909U - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH061909U
JPH061909U JP4201192U JP4201192U JPH061909U JP H061909 U JPH061909 U JP H061909U JP 4201192 U JP4201192 U JP 4201192U JP 4201192 U JP4201192 U JP 4201192U JP H061909 U JPH061909 U JP H061909U
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JP
Japan
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shift lever
operation groove
shift
cover
groove
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Pending
Application number
JP4201192U
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English (en)
Inventor
昇一 原田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で操作溝を照明でき、操作溝の形
状を鮮明に認識されるシフトレバー装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 シフトレバー装置では、カバースライド22
及びカバー材32がシフトレバー18のシフト操作に連
動して、ハウジング12に形成されたステップ形状の操
作溝14を常時閉じる。それらカバースライド22及び
カバー材32は、光透過性の素材とされ、ハウジング1
2内に設けられたランプ40の光がカバースライド22
及びカバー材32を透過して、操作溝14の溝内が照明
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ハウジング形成されたステップ形状の操作溝をシフトレバーが挿通 され前記操作溝の形状にしたがってシフト操作される自動変速機用のシフトレバ ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の自動変速機用のシフトレバー装置では、シフトレバーがステップ 形状(ジグザグパターン)の操作溝にしたがって前後左右に操作されてシフト位 置が選択される構成のものが知られている。
【0003】 一般に上記ステップ形状の操作溝は、シフトレバーの下端部側を覆ったハウジ ングの上面に形成されている。このハウジングの上面には、操作溝に沿って各シ フトポジションを表示するポジションインジケータが設けられており、ハウジン グの内部に設けたランプによって、夜間にあっても、シフトポジションがドライ バーによって、認識可能となっている。
【0004】 ところで、シフト操作は、操作溝の形状にしたがって行われるので、ポジショ ンインジケータが照明されるだけでなく、上記操作溝にも照明が行われてステッ プ形状を視認でき適確なシフト操作が得られるのが好ましい。
【0005】 そこで、実開昭63−188720号公報に示される自動変速機用のシフトレ バー装置が提案されている。
【0006】 この自動変速機用のシフトレバー装置では、図5及び図6に示される如く、シ フトレバー98の下端部側を覆ったケース本体80の上面開口部96に、透明の アクリル樹脂等により形成されたインジケータプレート82が組付けられ、イン ジケータプレート82には、ステップ形状の操作溝90が形成されるとともに操 作溝90の横に操作溝90に沿ってポジションインジケータ84が設けられてい る。
【0007】 ケース本体80の内部には、ランプハウジング86がケース本体80と一体に 形成されて、ランプハウジング86の内部には、ポジションインジケータ84の 下方に照明用のランプ88が組込まれている。
【0008】 インジケータプレート82の上面には、ポジションインジケータ84及び操作 溝90の周囲を除き遮光層94が施され、また、操作溝90の周囲には、面取部 92が形成されている。これにより、ランプ88からの光は、ポジションインジ ケータ84を照明して、シフトポジションが認識可能となるとともに、ランプ8 8の光は、横方向から面取部92に当接し、面取部92によって屈折されて操作 溝90の周囲を照明し、操作溝90の形状が認識可能となっている。
【0009】 なお、図5、図6中の符号99は、スライドカバーであり、シフトレバー98 のシフト操作と連動して操作溝90を常時閉じるようになっており、スライドカ バー99の上下では、光が遮光されている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の自動変速機用のシフトレバー装置では、面取部92によ って光を屈折させる必要がある等、構造が複雑なものとなっている。また、光の 屈折を利用して操作溝90の周囲が線状となって照明されるために、特にドライ バーの見る角度、即ち、ドライバーの姿勢によっては十分な明るさが不足する等 、操作溝90の形状が鮮明に表されず、操作溝90の形状を認識するのが困難と なる恐れがある。
【0011】 本考案は上記事実を考慮し、簡単な構造で操作溝を照明でき、操作溝の形状を 鮮明に認識させることができるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本考案は、シフトレバーがハウジング外面に形成されたステッ プ形状の操作溝を挿通され前記操作溝の形状にしたがってシフト操作される車両 の自動変速機用のシフトレバー装置であって、前記シフトレバーが貫通されると ともに前記ハウジング内に前記操作溝と対向して設けられ前記シフトレバーのシ フト操作と連動してシフト操作を許容するとともに前記操作溝を常時閉じる光透 過性のカバー部材と、前記カバー部材の下方に配設され前記カバー部材を介して 前記操作溝の溝内を照明する照明源と、を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1記載の本考案のシフトレバー装置では、カバー部材がシフトレバーの シフト操作と連動してシフト操作が許容されるとともに、操作溝がカバー部材に よって常時閉じられた状態にある。
【0014】 ここで、夜間乗車時に照明源が点灯すると、照明源の光は、カバー部材を透過 し操作溝の溝内を照明して操作溝の形状が認識される。
【0015】 これにより、操作溝の周囲を線状に照明することなく、操作溝の溝内全面を照 明することが可能となり、構造が簡単で、操作溝の溝内を面状的に照明でき、操 作溝の形状を鮮明に認識させることができる。
【0016】
【実施例】
本考案のシフトレバー装置の一実施例について図1〜図4に従って説明する。 なお、各図面において、矢印FRは車両前方、矢印INは車両横方向内方、矢印 UPは車両上方を夫々示している。
【0017】 図2に示される如く、シフトレバー18の車両支持部側を覆うハウジング12 は、合成樹脂製とされ、一体成型により下方を開放して上壁12Aを有する箱型 に形成してある。
【0018】 図1に示される如く、ハウジング12の上壁12Aには、操作溝14が車両前 後方向に長手方向とされて貫通形成され、その操作溝14の車両横方向近傍には 、この操作溝14に沿って車両前後方向にシフトポジション表示文字16「P」 、「R」、「N」、「D」、「2」、「L」が上壁12Aの表面から裏面まで埋 設されている。ハウジング12が光を透過しないのに対して、これらの各シフト ポジション表示文字16は、光透過性の合成樹脂製で形成されている。
【0019】 操作溝14は、図1に示される如く、コ字状の連続であるステップ形状に形成 され、この操作溝14にシフトレバー18が挿通されている。シフトレバー18 は操作溝14の長手方向に沿って車両前後方向及び車両前後方向と直交する方向 へ移動されてシフト操作される。なお、操作溝14の幅寸法(図1にWで示す) は、シフトレバー18がシフト操作される際に支障のないように設定されている 。
【0020】 また、図2に示される如く、ハウジング12の車両前方側壁12B及び車両後 方側壁12Cには、略楔形状のカバー部12D及び12Eが突出形成されて、後 述する車両前後方向に移動するカバースライド22の両端部が挿入される格納用 とされている。
【0021】 図3及び図4に示される如く、ハウジング12の上壁12Aの下面には、操作 溝14の車両横方向左右両側に一対のL字状突起19が突出されており、これら のL字状突起19は上壁12Aとの間に各々ガイド溝20を形成している。これ らの各ガイド溝20は、車両前後方向に沿ってカバー部12Dからカバー部12 Eへ亘り延設されている。このガイド溝20には、操作溝14を覆うカバー部材 としての長尺なカバースライド22の両側縁が挿入されてカバースライド22が 車両前後方向にスライド移動自在となっている。
【0022】 図2に示される如く、カバースライド22は、光透過性の半透明な合成樹脂製 とされている。カバースライド22の車両前後方向の略中間部には、車両横方向 を長手方向とする長孔24が穿設されている。この長孔24には、シフトレバー 18が上下に貫通されており、カバースライド22は、シフトレバー18が車両 前後方向に移動されると、それに連動して車両前後方向に移動するようになって いる。なお、カバースライド22は、車両前後方向の長さが操作溝14より充分 に長くされて、シフトレバー18に連動して車両前後方向へ移動しても操作溝1 4が常時閉じられる。
【0023】 カバースライド22の下面には、長孔24を介して車両前後方向両側に一対の カバー部材としてのガイド部30がL字状に互いに対向して形成されており、こ れらのガイド部30には、車両横方向を長手方向とする矩形板状のカバー部材と してのカバー材32の両側縁が係合され、カバー材32は、車両横方向にスライ ド移動自在となっている。
【0024】 カバー材32は、カバースライド22と同様の光透過性の半透明の合成樹脂製 とされている。また、カバー材32の車両横方向中央部には、貫通孔34が穿設 され、貫通孔34には、シフトレバー18が上下に貫通されており、カバー材3 2はシフトレバー18が車両横方向に移動されると、それに連動して車両横方向 に移動するようになっている。なお、カバー材32は、車両横方向へ長孔24よ り長い長さとされて、シフトレバー18に連動して車両横方向へ移動しても長孔 24が常時閉じられる。
【0025】 図4に示される如く、ハウジング12の車両横方向左右両側壁12F、12G の各内面には、L字型のブラケット42の垂直片42Aが夫々固着されており、 各ブラケット42の水平片42Bには、照明源としての一対のランプ40が夫々 上向きに取付けられている。
【0026】 このように取付けられる一対のランプ40は、操作溝14の車両前後方向の略 中央部の下方位置に設けられ、シフトレバー18の移動軌跡を介して対向してい る。
【0027】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例のシフトレバー装置では、操作溝14はシフトレバー18のシフト操 作に係わらずカバースライド22とカバー材32とによって常時閉じられた状態 とされる。
【0028】 ここで、夜間乗車時にランプ40が点灯すると、ランプ40の光は、シフトポ ジション表示文字16を照明するとともに直進的にカバースライド22及びカバ ー材32を透過し、操作溝14の溝内を照明して操作溝14の形状が認識される 。
【0029】 これにより、光の屈折を利用することなく、直進的な光による照明が可能とな り、構造が簡単で、操作溝14の溝内を面状的に照明でき、操作溝14の形状を 鮮明に認識させることができる。
【0030】 なお、本実施例のシフトレバー装置においては、操作溝14の溝内が照明され るので、シフトレバー18の操作溝14内での現移動位置が明確に視認され、従 って、現シフトポジションを示すために、それに対応するシフトポジション表示 文字16に、赤色マーク等を施すようなことをしなくても、現シフトポジション が把握され、装置が簡素化される。
【0031】 また、上記実施例では、照明源は操作溝14の溝内とシフトポジション表示文 字16とを照明するための共通のものとなっているが、シフトポジション表示文 字16については、別の照明源を用いても良い。
【0032】 さらに、本実施例のシフトレバー装置においては、ランプ40の配設位置を操 作溝14の車両前後方向の略中央部の下方としたが、この操作溝14の車両前後 方向略中央部の下方以外の他の場所でもよく、ただ、ランプ40の光がカバース ライド22及びカバー材32へ透過可能であればよい。また、上記実施例では、 ランプ40の個数を2個としたが、その個数に限定されない。さらに、ランプ4 0をシフトレバー18と共に車両前後方向へ移動可能としてもよい。
【0033】 また、本実施例のシフトレバー装置においては、カバースライド22及びカバ ー材32でカバー部材が構成され、それらが互いに直交する方向に移動してシフ トレバー18と連動可能となる構造であるが、カバー部材を構成する部材の数を 含めてその構造に限定されるものではなく、ただ、シフトレバー18と連動して シフト操作を許容できるとともに操作溝14を常時閉じることができ、光を透過 する部材であればよい。
【0034】
【考案の効果】
本考案のシフトレバー装置は、上記の構成としたので、簡単な構造で操作溝を 照明でき、操作溝の形状を鮮明に認識させることができるという優れた効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のシフトレバー装置を車両上
方から見た平面図である。
【図2】本考案の一実施例のシフトレバー装置を示す分
解斜視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】従来の照明装置を有する自動変速機用のシフト
レバー装置を車両上方から見た平面図である。
【図6】図5の6−6線拡大断面図である。
【符号の説明】
12 ハウジング 14 操作溝 18 シフトレバー 22 カバースライド(カバー部材) 32 カバー材(カバー部材) 40 照明源(ランプ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーがハウジング外面に形成さ
    れたステップ形状の操作溝を挿通され前記操作溝の形状
    にしたがってシフト操作される車両の自動変速機用のシ
    フトレバー装置であって、前記シフトレバーが貫通され
    るとともに前記ハウジング内に前記操作溝と対向して設
    けられ前記シフトレバーのシフト操作と連動してシフト
    操作を許容するとともに前記操作溝を常時閉じる光透過
    性のカバー部材と、前記カバー部材の下方に配設され前
    記カバー部材を介して前記操作溝の溝内を照明する照明
    源と、を有するシフトレバー装置。
JP4201192U 1992-06-18 1992-06-18 シフトレバー装置 Pending JPH061909U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4724140B2 (ja) * 2007-03-16 2011-07-13 株式会社東海理化電機製作所 シフトレバー装置
JP2013047558A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Fuji Heavy Ind Ltd 仕切構造及び変速機
JP2013095394A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Mazda Motor Corp 車両のシフト操作装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4724140B2 (ja) * 2007-03-16 2011-07-13 株式会社東海理化電機製作所 シフトレバー装置
JP2013047558A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Fuji Heavy Ind Ltd 仕切構造及び変速機
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