JPH06190242A - 排ガス浄化方法 - Google Patents

排ガス浄化方法

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JPH06190242A
JPH06190242A JP5246729A JP24672993A JPH06190242A JP H06190242 A JPH06190242 A JP H06190242A JP 5246729 A JP5246729 A JP 5246729A JP 24672993 A JP24672993 A JP 24672993A JP H06190242 A JPH06190242 A JP H06190242A
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    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
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    • B01DSEPARATION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本明細書においては、乾式もしくは半乾式吸
収により排ガス燃焼施設からの排ガスを浄化する方法が
開示される。 【構成】 排ガス中の有害物質分離のため、塩基性のカ
ルシウムを含有する添加物を添加することにより、過剰
な水分を含まない、塩化カルシウムを含有する反応生成
物が生成される。この際、入口温度、入口水蒸気量およ
び排ガスの入口流量に依存して、排ガスを、塩化カルシ
ウム二水和物の飽和線で定義される温度より一定の間隔
だけ高い、予め設定した温度と実質的に同じ水準まで冷
却し、また排ガスの水蒸気量を、塩化カルシウム二水和
物の飽和線で定義される水蒸気量より一定の間隔だけ低
い、予め設定した水蒸気量と実質的に同じ水準まで調整
するため、必要な量の水を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物および特殊な廃
棄物の燃焼施設から排出される排ガスの浄化方法に関す
る。本発明は特に、排ガス流から直接得られる乾燥最終
生成物を用いる排ガス浄化方法に関する(乾式処理、半
乾式処理、噴霧吸収処理、A.Kristensen et al.,「Sprue
htrockenabsorption zur Abgasreinigung nach Muell-
verbrennungsanlagen」, in 「Technik, Wirtschaft, Um
weltschutz」,第7巻、第737−767頁(1983
年),EF-Verlag fur Umwelttechnik,発行者:工学博士J.
Thome-Kozmiensky 教授,ベルリン,参照)。
【0002】
【従来の技術】水酸化カルシウム粉末などのカルシウム
を含有する塩基性添加物や微粉砕したライムミルクを用
いて廃棄物の燃焼から生ずる排ガスを乾式もしくは半乾
式浄化する方法においては、塩酸とともに、吸湿性の塩
化カルシウムも生ずる。この塩化カルシウムは処理温度
が低過ぎると、急激に水分過剰となり、湿潤化してケー
キングの原因となったり、処理の停止を引き起こしたり
する。
【0003】ライム(石灰)を用いる廃棄物燃焼施設か
らの排ガスの処理方法においては、廃棄物ガスの最終温
度が、塩化カルシウムの噴霧乾燥におけるのと同じよう
に、非常に高くなるため、水和物中の水成分が、確実に
乾燥塩化カルシウムと湿潤塩化カルシウムの間の飽和閾
値以下に留まる。このため、上述の燃焼施設は、特に生
成物分離のために用いられるホース状のフィルタが過剰
に水分を含む生成物のために封止や目詰まりを起こすの
を防止し、故障なく生成物を処理するため、通常150
〜180℃の比較的高い最終温度で稼働される。
【0004】しかしながら、この乾式処理方法は、他方
塩化水素、フッ化水素、二酸化イオウおよび三酸化イオ
ウという酸性の有毒ガス用吸収施設においては、添加物
消費量の増加および/またはこれら有毒ガスの付着割合
の低下を引き起こす。この理由は、付着処理における決
定的な要因である排ガスと反応生成物における湿度が低
過ぎることにある。とりわけ、石灰による二酸化イオウ
と三酸化イオウの化学吸収は、これら酸性のガスと水と
の反応による亜硫酸および/または硫酸の生成における
中間工程に依存する。
【0005】この従来行われてきた比較的高温で石灰を
用いる乾式および/または半乾式方法において、近年、
付着と排煙の割合に対する改善の要求が増加してきた
が、それはもはや環境保全の観点から受け入れられない
石灰の消費につながる。さもなければ、これら排煙に対
する要求はこれらの技術では達成されない。加えて、添
加物使用量の増加を与件とすると、付着されたカルシウ
ム化合物に対して処理すべき生成物の量が実質的に増加
するが、これは残留物質を最小にするという要求に反す
ることになる。
【0006】廃棄物燃焼施設から生ずる排ガスの温度
は、約200〜300℃の間の稼働条件に遺贈して変動
する。従来の技術による施設での前述の方法において
は、排ガスの温度は排ガス流に水を噴射することによっ
て冷却される。このやり方では排ガス温度は約150〜
180℃になるが、この温度は、水の噴射量を制御する
制御回路を介して、その150〜180℃の範囲内の一
定の温度に調節される。このやり方によれば、排ガスは
水蒸気の含有量が平均の12〜14容量%より低くな
る。もしこの平均値より水蒸気の含有量が多いと、特に
雨水で湿った廃棄物や高湿度の燃焼空気によって排ガス
は過剰の水分を含むことになる。したがって、排ガス湿
度が最大の変動幅をもって変動するときは、最終分離装
置(ティシューフィルタや電気フィルタ)での乾式して
はいるが反応性の高いやり方に依存した、これまでの乾
燥最終生成物を用いる排ガス浄化方法には、絶えず危険
性がつきまとうことになる。
【0007】ドイツ国特許公報DE39 15 915 A1号には、
浄化施設で約120〜130℃の稼働温度にすれば、酸
性の有毒ガスに対してもよい分離が達成されたとある。
しかし、この温度では、前にも述べたように、固形物の
分離に必要なフィルタが目詰まりを起こすという危険性
が常につきまとう。したがって、上述のドイツ国特許公
報DE39 15 915 A1号に述べられた方法においては、化学
吸収は約170℃以上の温度で行われる。しかし界面活
性剤の添加により、より多くの反応性の水酸化カルシウ
ム添加物が使われることになり、高温下で低下した分離
の程度とこれによって引き起こされる低湿度の問題が補
償されなければならなくなる。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、廃棄物燃焼施
設から排出される排ガスの浄化方法であって、従来より
も低い温度で実施することができて、かつ排ガスの温度
および湿度の変動に左右されずに有害物質を望ましい程
度に分離でき、他方分離の際に生ずる反応生成物が過剰
の水分を含まないようにしてこれに伴う弊害を回避する
ことができる方法を提供することにある。有害物質の最
適な割合の分離は、排ガスと有害物質を含む煤塵に添加
された添加物が化学吸収に都合のよい水分を含み、有害
物質が可能な限り完全に排ガスから除去されたときに達
成される。そして使用された吸収体は、未反応の添加物
がごくわずかしか含まれない分離反応生成物中において
高度に利用される。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上述の問題
は、乾式もしくは半乾式吸収に基づいて、排ガス中の有
害物質の分離に塩基性のカルシウム含有添加物を用い、
塩化カルシウムを含みかつ過剰な水分を含まない反応生
成物を形成する廃棄物燃焼施設からの排ガス浄化方法で
あって、入口温度、入口水蒸気量および排ガスの入口流
量に依存して、排ガスを、塩化カルシウム二水和物の飽
和線で定義される温度より一定の間隔だけ高い、予め設
定した温度と実質的に同じ水準まで冷却し、および/ま
たは排ガスの水蒸気量を、塩化カルシウム二水和物の飽
和線で定義される水蒸気量より一定の間隔だけ低い、予
め設定した水蒸気量と実質的に同じ水準まで調整するた
め必要な量の水を、必要な場合場合に、それぞれ排ガス
流に供給する本発明の方法によって解決される。
【0010】ライム [Ca(OH)2]、または酸化カルシウム
もしくは炭酸カルシウムなどの他のカルシウム化合物と
排ガスからの塩化水素との反応により生ずる塩化カルシ
ウムは、分離される反応生成物の水分量に大きな影響を
与える。なぜならこの塩化カルシウムは、その水溶液お
よび固体の水和物ともに吸湿性だからである。
【0011】図1は、温度/水分ダイアグラムにおける
CaCl2 ・2H2Oの相系の断面図である。線Dは、塩化カル
シウムが二水和物の形で存在する地点における温度と水
蒸気量の値の組を示す、塩化カルシウム二水和物の飽和
線である。飽和線Dの右側では、塩化カルシウムの水和
水量は少なく、乾燥している。一方飽和線Dの左側に行
くと、塩化カルシウムは自由水に囲まれ出し、より水分
を含んで、最終的にはCaCl2 ・2H2Oの固体基材とともに
飽和塩化カルシウム水溶液として増加した水蒸気をを含
んで存在することになる。これは、燃焼後の排ガスの入
口水蒸気と蒸発冷却の際に添加される水蒸気によって決
定され、排ガスからの有害物質の分離を目的とする浄化
施設において調整される温度と水蒸気量は、上述の塩化
カルシウム二水和物飽和線Dの右側に位置しなければな
らないということを意味する。さもないと、そこでの結
果は、過剰の水分を含む反応生成物とこの生成物による
目詰まりを引き起こすことになろう。
【0012】しかし、塩基性添加物(例えば水酸化カル
シウム)が多くの水分を含有すること、すなわち排ガス
が多くの水蒸気を含有することから、酸性の有毒ガス成
分と反応して塩化カルシウムを形成する傾向は高くなる
ため、添加物をよりよく利用するためには、稼働温度は
できる限り低くする必要がある。
【0013】塩化カルシウム二水和物の飽和線は、塩化
水素の吸収だけでなく、二酸化イオイウ、三酸化イオウ
もしくはフッ化水素など他の酸性有害ガス吸収のために
も、温度と水蒸気量に関して最適な稼働範囲を与えるこ
とが分った。
【0014】これらの事実は、以下の境界線上の場合を
例によって説明する。図1中の点Aは、比較的乾燥した
廃棄物を乾燥した空気を添加しながら燃焼して得られる
排ガスの温度と排ガス中に含まれる水蒸気量(吸収され
た水蒸気については容量%)を示す。水を噴霧して冷却
することにより、温度は有害な排ガス物質の化学吸収に
とって好ましいレベルにまで下げることができるが、こ
の際添加された水のため同時に排ガス中の水蒸気量も増
加する。よって、この冷却後の排ガスの温度と排ガス中
の水蒸気量は、図1の点Cで示される。この点Cは、先
の塩化カルシウム二水和物の飽和線Dに近接した右側に
ある。すなわちカルシウム含有反応生成物は比較的乾燥
して沈殿・凝縮し、容易に分離される。
【0015】もし、より多くの水分を含む廃棄物が燃焼
されたり、供給される空気の湿度が高かったりして廃棄
物の組成が変化すると、放出される排ガスの温度と排ガ
ス中の水蒸気量は、これに応じて変化し(図1の点
A’)、特に排ガス中の水蒸気量が増加する。そこで、
もし、前と同じ温度Tの下で水の噴霧だけによって調整
が行われるとすると、点Cは点C’に移動する。この点
C’は塩化カルシウム二水和物飽和線の左側に位置する
ため、塩化カルシウムを含んで形成される生成物は、水
分を過剰に含み、フィルタに目詰まりを生じさせる。
【0016】この問題を解決するため、従来は、有害ガ
スの吸収設備を、塩化カルシウム二水和物飽和線から十
分離れた安全な高い温度T’で稼働していた。この温度
ならば、排ガスの浄化施設での入口条件が変化しても、
塩化カルシウム二水和物飽和線Cの十分右側に位置する
化学吸収に適した温度と湿度を達成できる(点Bと
B’)。こうすれば、確かにフィルタの目詰まりやケー
キングを起こさない乾燥した分離生成物を得ることがで
きるが、一方、添加物の量が増えるため、温度の低下と
低湿度のために、燃焼施設は、反応性が低下した条件下
で稼働されることになる。
【0017】ところで、水を噴霧すると、ほぼ断熱蒸発
冷却が行われる。この断熱冷却は塩化カルシウム二水和
物の温度/水分ダイアグラムにおいて、塩化カルシウム
二水和物飽和線の延びる方向に負の傾きをもつ直線、例
えば図1の直線EおよびE’、ならびに図のH、H’お
よびH”として表される。
【0018】図2は塩化カルシウム二水和物の温度/水
分ダイアグラムにおいて、本発明の進歩性を表すもので
ある。ここでは、浄化設備に送られる排ガスは図1のT
またはT’のような一定の温度には冷却されない。その
代わり、排ガスの入口温度および入口水蒸気量に応じて
(点F、F’およびF”)、排ガスの温度を、塩化カル
シウム二水和物の飽和線によって定まる温度以上の前も
って設定しておいた温度まで低下させるのに必要な量の
水を供給する。
【0019】排ガスの温度は準断熱過程を通じて排ガス
中の水蒸気量と直接関連しているため、排ガス中の水蒸
気量は塩化カルシウム二水和物の飽和線によって定まる
水蒸気量より低い所定の値に調節される。排ガスの所定
の入口温度と入口水蒸気量(図2の点F)から塩化カル
シウム飽和線に向けて進むと、塩化カルシウム飽和線か
ら所定の温度差ΔTと所定の水蒸気量差ΔWだけ離れた
点Gに到達する。廃棄物中の水分および供給される空気
の湿度はその時々で異なることから、排ガスの入口温度
および入口水蒸気量は、特定の環境の下で突然変化す
る。図2中において、点F’(図1の点A’に類似した
もの)は、点Fより多くの水蒸気量を含む排ガスの状態
を示し、また点F”は点F’よりも温度が高い排ガスの
状態を示す。本発明の方法によれば、排ガスを冷却する
際には、水は、図2において温度および水蒸気量の入口
条件が点Gと異なり、かつ塩化カルシウム二水和物飽和
線から実質的に同じ温度差ΔTと水蒸気量差ΔWだけ離
れた点G’もしくはG”に達するのに必要な分だけ噴霧
される。
【0020】こうして、入口条件が異なっても、有害物
質を最適の割合で分離できる方法が提供される。この方
法は、塩化カルシウム二水和物飽和線の温度/水分ダイ
アグラムの右側に位置しこれと平行に延びる作用線Iに
よって特徴づけられる。この作用線Iは、例えば図2の
点G、G’およびG”によって示されるように、冷却後
の排ガスの温度と湿度について調整されるべき値を結ん
だものである。
【0021】有害物質を最適の割合で分離するために
は、作用線Iが塩化カルシウム二水和物の飽和線Dから
可能な限り小さい間隔をおいて延びるのがよい。実際に
は温度差については0〜100℃、そして水蒸気量の差
については0〜40容量%が望ましいと分った。特に好
ましい値は、温度差については5〜40℃、そして水蒸
気量の差については2〜25容量%である。本発明の方
法においては、この範囲で選択した値が実質的に維持さ
れる。すなわち、塩化カルシウム二水和物の飽和線Dと
作用線Iの間の距離が、排ガスの入口条件の変動にかか
わらず維持される。
【0022】温度と水蒸気量は、塩化カルシウム二水和
物の温度/水分ダイアグラムを介して互いに直接的な関
連を有するため、排ガス中の水蒸気量は、調整の可能な
大きさで観察し、塩化カルシウム二水和物飽和線の下方
で予め選択したレベルに調節することが可能になる。
【0023】したがって、図2においては、複数の可能
なパラメータの組合せ(廃棄物中の水分、ボイラの運転
方法、ボイラの負荷、ボイラの汚れおよび燃料の組成に
依存する)により、入口温度が等しくて入口湿度が異な
るもの(点FとF’)とこの逆、すなわち入口温度が異
なって入口湿度が同じもの(点F’とF”)を含む3つ
の例(点F、F’およびF”)が示されている。生成物
における実質的に一定の水分量とこれに伴う安定した分
離条件を保証する作用線に到達するためには、冷却用に
それぞれまったく異なる量の水を蒸気冷却器および/ま
たは噴霧吸収器に噴霧し、断熱曲線に沿ってダイアグラ
ム上を移動させなければならない。
【0024】廃棄物の組成、ボイラの負荷、ボイラの汚
れまたは供給される空気の湿度に依存して多かれ少なか
れ、また遅かれ早かれ変動する排ガスの温度と湿度を平
行な冷却曲線によって分画される領域に収めるために
は、排ガスの温度と排ガス中の水蒸気量を浄化施設へ導
入する前に知っておかねばならない。冷却に必要な水の
量も施設内での排ガスの処理量に依存するため、排ガス
の温度・水蒸気量とは別に、排ガスの流量も入口条件の
一つとして測定しなければならない。冷却曲線は温度と
水蒸気量の両面にわたり、広い範囲で平行かつほぼ直線
状に延び、かつ塩化カルシウム二水和物の飽和線も、廃
棄物燃焼施設で従来使用されてきた範囲内では、同様に
直線状に延びるため、温度の調節においては、図3の塩
化カルシウム二水和物の温度/水分量ダイアグラムに示
されるような数学的な関係が得られる。
【0025】図3および後述の数式の導出で用いられる
パラメータは以下の通りである。◎D=塩化カルシウム
二水和物飽和線 I=作用線=関数f(t) m=関数f(t)の正の傾き b=f(t)の切片 K=角度の定数 t1=冷却前の排ガスの入口温度 t2=冷却後の排ガスの調整温度 w1=冷却前の排ガスの入口水蒸気量 w2=冷却後の排ガスの調整水蒸気量 数式の導出: f(t)=m・t−b (1) Δw=f(t)−w=d (2) z=c(sinβ/ sinγ) (3) Δt=z sinα (4) ◎式(3)を式(4)に代入して、 Δt=c(sinβ/ sinγ) sin α (5) ◎式(2)と式(5)から、 Δt=[f(t)−w1]c(sinβ/ sinγ) sin α (6) γ=m−90°−α ◎式(1)を式(6)に代入して、 Δt=[m・t1−b−w1]c{sin(90°−m)/sin(90°−m−α)} sinα (7) {sin(90°−m)/sin(90°−m−α)} sinα=K(=const.) Δt=t1−t2 t2=t1−Δt (8) 目標点の座標は、式(7)を式(8)に代入し、この結
果得られた式(9)を式(1)に代入することにより求
まる。 t2=t1−[(m・t1−b−w1)・K] (9) w2=m・t2−b (10) 排ガス処理の制御計画に上で得られた依存関係を挿入す
ることについては、以下に述べる。この制御において
は、いわゆる「バックトリム付のフィードフォワード(f
eed-forward with back-trim) 」原理で作動するカスケ
ードルールが適用される。「フィードフォワード」信号
は、式(9)のアルゴリズムによってつくられ、調整温
度を反映するものである。カスケードルールという呼び
名は、2つの制御が連続してつながっていることから来
ている。信号の流れにおいて、最初に位置する制御はガ
イド制御(guide control) と呼ばれ、その次の制御はシ
ーケンシャル制御(sequential control)と呼ばれる。
【0026】噴霧に実際に必要な水量を定めるため、計
算された調整温度と蒸発冷却器の手前における排ガス温
度の差を求める。ついでこの温度差は、排ガスの流量お
よび、熱容量と蒸発エンタルピーを組合せた定数によっ
て乗ぜられる。
【0027】「バックトリム」信号は、計算された調整
温度(式(9)による)と水の噴霧後実際に測定された
温度の差に基づいて発せられる。この温度差は、ついで
PI方式(ガイド制御)により、冷却によって達成され
るべき温度差に訂正される。こうすることで、パラメー
タの最適な制御と与えられた制御の延長が行われ、調整
温度と実際の温度の差が非常に小さくなることが約束さ
れる。
【0028】こうして決定される水の量は、次いでシー
ケンシャル制御を介して次の設定機器に送られる。
【0029】排ガス流の中に設置される湿度測定具は、
式(9)から得られる調整水蒸気量と、ティシューフィ
ルタの前および/または後で測定される水蒸気量の比較
の形で行われるもっともらしい制御を介して監視され
る。次いで塩化カルシウム/水の物質系において線形関
数(式(1))の形で表される作用線Iが、切片bの上
方で平行に変位される。こうして、塩化カルシウム二水
和物の飽和線から安全な間隔を予め選定し、燃焼施設の
型や種々の要求に応じて手動で設定することができると
いう可能性が生まれる。
【0030】さらに、計算した調整温度の代りに、例え
ば温度の測定が失敗したときのために、予め選択し固定
した温度を表示しておくということもある。調整温度の
最大値を選択することにより、予め設定・固定しておい
た最低温度が達成されないという事態は確実に防止され
る。
【0031】最後に、噴霧される水の量を最小とする選
択をすることにより、許容量を超えた水が放出されるの
を防止することができる。
【0032】排ガスから放出される有害物質を吸収する
塩基性のカルシウム含有添加物としては、これまでこの
目的のために使用されてきた添加物すべてを用いること
ができ、好ましいのはライム、酸化カルシウムおよび炭
酸カルシウムである。界面活性剤のような添加物も、分
離の程度を向上させるためならば用いることができる
が、必須のものではない。
【0033】カルシウム含有添加物は、冷却および/ま
たは水蒸気量の調整の後に通常のやり方で、十分に分散
された形で排ガスに導入される。また、カルシウム化合
物は溶解および/または分散された形、例えばライムミ
ルクのような形態で添加してもよい。添加物の溶液自体
は、冷却のため、および排ガスの湿度を設定するため
に、その一部が使われるだけでもよいし、また全部が使
われてもよい。供給される添加物の量は、有害物質の安
全かつほぼ完全な分離が達成されるよう、必ず測定され
ねばならない。
【0034】冷却と湿度調整のために必要な水の量は、
排ガスの浄化施設における入口パラメータ(温度、水蒸
気量および流量)から計算されるため、実際には冷却が
完了した後に、排ガスの温度と水蒸気量を調べ、必要な
らば水を追加噴霧してこれらを調整値に制御すると都合
がよい。この際排ガスの流量は、既知の温度および/ま
たは水蒸気量についてのみ補償がなされればよいため、
もはや測定する必要はない。図4は、本発明の方法に適
した排ガス浄化施設の説明図である。
【0035】ボイラ1から排出された排ガスは配管2を
介して反応器6に導入されるが、排ガスが反応器6に入
る前に、温度3、水蒸気量4および排ガスの流量5が求
められる。排ガスは反応器6を底から上方に通過する。
反応器6の下部では、適当なノズルを介した水の噴霧1
4により、排ガスの冷却が行われる。次いで塩基性カル
シウム化合物の噴霧14が、有害ガスの装入の度に行わ
れる。必要ならば、二つの工程(13と14)をまと
め、カルシウム化合物の懸濁液を噴霧する形で行っても
よい。排ガスは反応器6を出ると、配管7を通ってティ
シューフィルタ状の煤塵分離器10を通過し、ここで排
ガスに添加された化学物質からの反応生成物、余剰の化
学物質および排ガス中の灰が分離される。煤塵分離器1
0の下流側にある通風筒11は、施設内での圧力損失を
解消するためのもので、また煙突12を介して浄化され
た排ガスを大気中に放出する。
【0036】排ガスの温度を、塩化カルシウム二水和物
の飽和線より上方に隔たった前もって選定した温度に一
致するよう冷却するのに必要な水量は、すでに述べたよ
うに、制御装置19における、温度3、水蒸気量4と
9、およびその後の温度補償、さらに温度8と排ガスの
流量5と18を加えた調整値の計算20において決定さ
れる。必要な水量は、制御装置17を介して制御バルブ
15により調節される。水16の量は、実際の値が制御
装置17に送られる。
【0037】
【実施例】本発明の方法を、下記表1において、燃焼施
設における従来の排ガスの湿度制御方法と比較する。
【0038】
【表1】
【0039】従来の固定された温度の下で行う方法は、
上記表1の施設の欄におけるAとBに相当し、やや低い
温度で行うため、ホース状のフィルタが目詰まりを起こ
し、施設は度々稼働を停止しなければならない。このた
め、稼働する際には、化学反応性にとっては好ましくな
いが、塩化カルシウム二水和物の飽和線から十分離れた
位置で浄化を行うようにし、温度は150℃で稼働させ
なければならない。
【0040】新しく建設される施設においては、限界値
は17BImSchV である。このため安全性に配慮して温度
を高いレベルに設定した稼働は不可能である。なぜな
ら、ライムの使用量を許される範囲に抑えながらこの限
界値を達成しようとすると、比較的高い排ガス湿度が必
要になり、その結果稼働温度は約120〜140℃の比
較的低いレベルになるが、この温度レベルでは排ガスの
湿度変動が避けられないことを前提とすると、上述の稼
働上の問題が発生する。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、排ガス浄化施設を平均
で、これまで用いられてきた従来の方法における温度よ
り低い温度で稼働することができる。これは、本発明に
おいては、分離生成物の過剰な水分によるフィルタの目
詰まりを避けるための十分に高い安全温度を維持する必
要がないからである。それどころか、本発明によれば、
簡単な手段で、固体反応生成物の技術的に制御可能な物
理的特性(硬度、粘度、ケーキング傾向)を維持しなが
ら、同時に化学反応のために最適な水分量を調節するこ
とができる。本発明の方法は、有害物質分離の割合を増
加し、かつ残留物の量を、環境・生態系に対して衛生的
に、最小限にとどめながら行われる。そして、本発明の
方法によれば、燃焼施設稼働の安全性も増す。さらに、
例えば界面活性剤などに添加物は、有害物質分離の割合
を増加させるためには必要ではなくなる。
【0042】本発明の方法を実施するためには、施設に
制御装置を取り付けることを除けば、費用のかかる設備
を備える必要はない。添加物の消費量を減らして同時に
有害物質の分離割合を増加させるため、本発明の方法に
よれば、きわめて経済的に施設を稼働させることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】温度/水分ダイアグラムにおけるCaCl2 ・2H2O
の相系の断面図
【図2】塩化カルシウム二水和物の温度/水分ダイアグ
ラムを用いた本発明の進歩性の説明図
【図3】塩化カルシウム二水和物の温度/水分ダイアグ
ラム
【図4】本発明の方法に適した排ガス浄化施設の説明図
【符号の説明】
1 ボイラ 2 配管 6 反応器 7 配管 10 煤塵分離器 11 通風筒 12 煙突 17 制御装置 19 制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾式および半乾式吸収により、塩基性の
    カルシウムを含有する添加物を用いて、過剰な水分を含
    まない塩化カルシウムを含有する反応生成物を形成しな
    がら、廃棄物燃焼施設から排出される排ガス中の有害物
    質を分離する排ガスの浄化方法であって、入口温度、入
    口水蒸気量および排ガスの入口流量に依存して、排ガス
    を、塩化カルシウム二水和物の飽和線で定義される温度
    より一定の間隔だけ高い、予め設定した温度と実質的に
    同じ水準まで冷却し、および/または排ガスの水蒸気量
    を、塩化カルシウム二水和物の飽和線で定義される水蒸
    気量より一定の間隔だけ低い、予め設定した水蒸気量と
    実質的に同じ水準まで調整するため必要な量の水を供給
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記予め設定した温度は、塩化カルシウ
    ム二水和物の飽和線より0ないし100℃隔たった値で
    あり、および/または前記予め設定した水蒸気量は、塩
    化カルシウム二水和物の飽和線より0ないし40容量%
    隔たった値である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記塩基性のカルシウム含有添加物は、
    前記水蒸気量を調整した後に供給される請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記塩基性のカルシウム含有添加物は、
    ライム、酸化カルシウムおよび炭酸カルシウムから選択
    される請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記塩基性のカルシウム含有添加物は、
    前記水蒸気量の調整に必要な量の水に一部もしくは全部
    が溶解ないし懸濁された状態で供給される請求項1ない
    し4のいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記温度調整と水蒸気量調整に必要な水
    の量は、排ガスの排ガス浄化施設からの出口における温
    度と水蒸気量に依存して制御される請求項1ないし5の
    いずれか一項記載の方法。
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