JPH061900B2 - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

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JPH061900B2
JPH061900B2 JP61181315A JP18131586A JPH061900B2 JP H061900 B2 JPH061900 B2 JP H061900B2 JP 61181315 A JP61181315 A JP 61181315A JP 18131586 A JP18131586 A JP 18131586A JP H061900 B2 JPH061900 B2 JP H061900B2
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JP
Japan
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input
signal
node
transistor
noise
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JP61181315A
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JPS6337645A (ja
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和人 中木戸
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MOS型電界効果トランジスタによって構成
された半導体回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の半導体集積回路の例を第3図に示す。本図
の回路は、PチャネルMOSトランジスタQP1〜QP5
NチャネルMOSトランジスタQN1〜QN7及び容量Cか
ら構成されている。記号N1〜N6は節点である。
次に、この従来の回路の動作説明をする。第4図は、入
力節点、出力節点及びN6の信号波形である。入力節点
が“High”レベルの場合、トランジスタQP1はOF
F、トランジスタQN1はON、トランジスタQN4はON
であるため出力節点はグランドレベルとなる。入力節点
が“Low”レベルになると、トランジスタQP1がO
N、トランジスタQN4がOFFとなる。入力節点が“L
ow”レベルになってしばらくの間はトランジスタQN1
はON状態であるため、トランジスタQP1がONすると
セルフブート作用により節点N2の電位は電源レベル以
上となり、出力節点は電源レベルとなる。入力節点が
“Low”レベルになった時刻から少し遅れてトランジ
スタQN1がOFFし、さらに、少し遅れて遅延部出力節
点N6が電源レベルになると、容量Cによるブートアッ
プ作用によって出力節点の電位は電源レベル以上とな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の回路においてはノイズによって出力節点
の電位が大きく変化するという欠点がある。第5図は、
その欠点を説明するための入力節点、出力節点及び節点
N4〜N6の信号波形である。入力節点が“Low”レ
ベルの状態においてノイズが生じ、入力節点電位が第5
図のINのような信号波形になったとする。ノイズが生
じる前の出力節点の電位は電源レベル以上となってい
る。ノイズが入力節点に加わるとトランジスタQP1が短
時間OFFし、トランジスタQN4が短時間ONする。そ
のため、出力節点の電位はノイズ入力以前よりも小さく
なる。入力信号を受けた遅延部のノイズによる各節点信
号は、遅延部を構成している各トランジスタがノイズ信
号に追従できない場合、最終段になるほど電位変化量が
小さくなる。この場合、節点N6の信号によって出力節
点をノイズ入力以前のレベルにすることができない。ノ
イズ信号によってトランジスタQN4はONするが遅延部
の各トランジスタがノイズ信号に追従できずに、節点N
2が“Low”レベル、節点N6が“High”レベル
の場合、ノイズ信号によって出力節点電位は下がるだけ
である。従って従来の回路を用いた集積回路装置では、
ノイズによって誤動作する場合が考えられ、信頼性上重
大な問題である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、入力信号を受けて出力信号を電源レベルに
する手段と、入力信号が入力される遅延部と、出力信号
をグランドレベルにする第1のMOSトランジスタと、
遅延部出力信号を受けて出力信号を電源レベル以上にす
る手段を有する半導体集積回路において、ドレインが第
1のMOSトランジスタのゲートに接続され、入力信号
がソースに、遅延部出力信号がゲートにそれぞれ入力さ
れる第2のMOSトランジスタを追加している。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例の回路図である。本実施例
は、PチャネルのトランジスタQ1〜QP5、Nチャネル
トランジスタQN1〜QN8及び容量Cから構成されてい
る。
次に本実施例の動作説明をする。第2図は、入力節点、
出力節点及び節点N4〜N7の信号波形である。従来例
の第3図と違うところは、出力節点をグランドレベルに
するトランジスタQN5のゲートと入力節点の間にトラン
ジスタQN4を設け、QN4のゲートと遅延部出力節点N6
を接続したことである。入力節点が“Low”レベルの
状態においてノイズが生じ、入力節点電位が第2図のI
Nのような信号波形になったとする。ノイズが生じる前
の出力節点の電位は電源レベル以上になっている。入力
信号を受けた遅延部のノイズによる各節点信号は、遅延
部の各トランジスタがノイズ信号に追従できない場合最
終段になるほど電位変化量が小さくなる。そのためノイ
ズ信号による節点N7の電位変化は微小となり、ノイズ
信号によって小さくなった出力節点電位をノイズ信号入
力以前の値にすることができない。しかし、本実施例で
は、節点N4の電位と節点N7の電位が逆相でほぼ同レ
ベルであるため、ノイズ信号による節点N7の電位変化
が微小な場合トランジスタQN5がOFFのままとなり、
ノイズ信号終了後もノイズ信号入力以前の出力電位を維
持できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、入力信号を受けて出力信
号を電源レベルにする手段と、入力信号が入力される遅
延部と、出力信号をグランドレベルにする第1のMOS
トランジスタと、遅延部出力を受けて出力信号を電源レ
ベル以上にする手段を有する半導体集積回路において、
ドレインが第1のMOSトランジスタのゲートに接続さ
れ、入力信号がソースに、遅延部出力信号がゲートにそ
れぞれ入力される第2のMOSトランジスタを追加する
ことにより、ノイズによって出力信号レベルが変化しな
い。つまり、ノイズによって誤動作しにくいという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路図、第3図は、従来
の回路図である。又、第2図、第4図及び第5図は回路
動作を説明するための入力節点、出力節点及び各節点の
信号波形である。 回路図中の説明 QP1〜QP5…PチャネルMOSトランジスタ, QN1〜QN8…NチャネルMOSトランジスタ, N1〜N7…節点, IN …入力節点, OUT …出力節点,
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/16 D 9184−5J 19/003 C 8941−5J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を受けて出力信号を電源レベルに
    する手段と、入力信号が入力される遅延部と、出力信号
    をグランドレベルにする第1のMOSトランジスタと、
    ドレインが第1のMOSトランジスタのゲートに接続さ
    れ、入力信号がソースに、遅延部出力信号がゲートにそ
    れぞれ入力される第2のMOSトランジスタと、遅延部
    出力信号を受けて出力信号を電源レベル以上にする手段
    を有する半導体回路。
JP61181315A 1986-07-31 1986-07-31 半導体回路 Expired - Lifetime JPH061900B2 (ja)

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JP61181315A JPH061900B2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 半導体回路

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JP61181315A JPH061900B2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 半導体回路

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JPS6337645A JPS6337645A (ja) 1988-02-18
JPH061900B2 true JPH061900B2 (ja) 1994-01-05

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ID=16098530

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JP61181315A Expired - Lifetime JPH061900B2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 半導体回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697024B2 (ja) * 1988-11-15 1998-01-14 日本電気株式会社 出力回路
JPH082016B2 (ja) * 1989-06-20 1996-01-10 日本電気株式会社 昇圧回路

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JPS6337645A (ja) 1988-02-18

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