JP2803448B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2803448B2
JP2803448B2 JP4080207A JP8020792A JP2803448B2 JP 2803448 B2 JP2803448 B2 JP 2803448B2 JP 4080207 A JP4080207 A JP 4080207A JP 8020792 A JP8020792 A JP 8020792A JP 2803448 B2 JP2803448 B2 JP 2803448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力回路に関し、特に電
源の立ち上がり時にハイインピーダンス出力となる出力
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の出力回路の回路図を、図6
にその動作を説明するタイミングチャートを示す。
【0003】従来の出力回路は、図5によれば内部回路
の動作電源に接続される出力バッファ駆動部2と出力バ
ッファ駆動部12を用いて生成される駆動信号3,15
により、出力バッファのオン,オフを制御していた。
【0004】以下、電源電圧の立上り時における従来の
出力回路の動作状態を図5及び図6を用いて説明する。
【0005】図5に示す従来の出力回路は、出力信号1
を入力し、駆動信号3を生成する第1の出力バッファ駆
動部2と、駆動信号3をゲートに入力し、ソースを接地
端子9に接続し、ドレインを出力端子6に接続した出力
バッファ5のNチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジ
スタ(以下、NMOSトランジスタと称す)51と出力
信号11を入力し、駆動信号15を生成する第2の出力
バッファ駆動部12と駆動信号15をゲートに入力し、
ソースを電源端子10に接続し、ドレインを出力端子6
に接続した出力バッファ5のPチャネル型絶縁ゲート電
界効果トランジスタ(以下、PMOSトランジスタと称
す)52で構成している。
【0006】また、電源端子10の電位が立ち上がり、
内部回路の安定動作電位に達した時、出力信号1は論理
値“H”レベル(以下、“H”と称す)に、出力信号1
1は論理値“L”レベル(以下、“L”と称す)に初期
設定されるものとする。
【0007】以下図6に示すタイミングチャートを用い
て電源端子10に電圧が供給されたとき、その電位の立
ち上がり時における各部の動作について説明する。電源
端子10の電位が接地電位から内部動作安定電位に上昇
するまでの間、出力信号1,駆動信号3,出力信号11
及び駆動信号15の電位は不定である(図6(a)〜
(c))。このため、NMOSトランジスタ51,PM
OSトランジスタ52のドレインに接続された出力端子
6の電位も不定となる(図6(d))。
【0008】更に、電源端子10の電位が内部回路の安
定動作電位に達した後は、出力信号1は“H”及び出力
信号11は“L”となることにより、駆動信号3は
“L”となり(図6(d))、NMOSトランジスタ5
1はオフするとともに、駆動信号15は“H”となり
(図6(b))、PMOSトランジスタ52もオフす
る。従って、NMOSトランジスタ51,PMOSトラ
ンジスタ52のドレインに接続された出力端子6の電位
状態はハイインピーダンスとなる(図6(d))。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の出力回路で
は、出力端子6の電位状態が、電源端子10の電位の立
ち上げ時における電源立ち上がり開始から内部回路の安
定動作電位に達するまでの間、不安定かつ不定状態とな
った。このことは、出力端子6に内部回路の安定動作電
圧以下で作動する周辺回路を接続する場合、その回路の
動作が不定となると云う問題点を有する。
【0010】本発明の目的は、上記の欠点を除去するこ
とにより電源の立ち上がり時においても、出力端子の電
位状態を安定した電位に維持可能な出力回路を得ること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、出力信
号を入力し出力バッファの駆動信号を生成する出力バッ
ファ駆動部と、前記出力バッファ駆動部の出力端とゲー
トを接続し、且つソースを第1の電源端子又は第2の電
源端子のいずれかと接続するとともに、ドレインを出力
端子に接続する絶縁ゲート電界効果トランジスタからな
る出力バッファとを有する出力回路において、前記第2
の電源端子の所定の電位を検出するレベル検出回路を含
み、前記第1又は第2の電源端子のいずれかと前記出力
バッファ駆動部との間に絶縁ゲート電界効果トランジス
タを直列接続し、前記絶縁ゲート電界効果トランジスタ
のゲートと前記レベル検出回路の出力端と第1の容量の
一端とを共通接続し、他端を前記第1の電源端子又は第
2の電源端子のいずれかと接続するとともに、前記出力
バッファ駆動部の出力端と第2の容量の一端とを接続
し、他端を前記第1の電源端子又は第2の電源端子のい
ずれかと接続することにある。
【0012】前記第1の容量及び第2の容量をそれぞれ
抵抗で構成することができる。
【0013】本発明の他の特徴は、第1の出力信号を入
力し出力バッファの駆動信号を生成する第1の出力バッ
ファ駆動部と、第2の出力信号を入力し出力バッファの
駆動信号を生成する第2の出力バッファ駆動部と、前記
第1の出力バッファ駆動部の出力端と前記第2の出力バ
ッファ駆動部の出力端とをそれぞれゲートに接続し、且
つソースを第1の電源端子と第2の電源端子とにそれぞ
れ接続するNチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジス
タ及びPチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジスタと
からなる出力バッファとを有し、前記Nチャネル型絶縁
ゲート電界効果トランジスタ及びPチャネル型絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタのドレインを出力端子に共通接
続する出力回路において、前記第2の電源端子の所定の
電位を検出する第1のレベル検出回路と第2のレベル検
出回路とを含み、前記第1の電源端子又は第2の電源端
子のいずれかと前記第1の出力バッファ駆動部との間に
第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタを直列接続し、
前記第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲートと
前記第1のレベル検出回路の出力端と第1の容量の一端
とを共通接続し、他端を前記第1の電源端子又は第2の
電源端子のいずれかと接続するとともに、前記第1の出
力バッファ駆動部の出力端と第2の容量の一端とを接続
し、他端を前記第1の電源端子又は第2の電源端子のい
ずれかと接続し、更に前記第1の電源端子又は第2の電
源端子のいずれかと前記第2の出力バッファ駆動部との
間に第2の絶縁ゲート電界効果トランジスタを直列接続
し、前記第2の絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲー
トと前記第2のレベル検出回路の出力端と第3の容量の
一端とを共通接続し、他端を前記第1の電源端子又は第
2の電源端子のいずれかと接続するとともに、前記第2
の出力バッファ駆動部の出力端と第4の容量の一端とを
接続し、他端を前記第1の電源端子又は第2の電源端子
のいずれかと接続することにある。
【0014】前記第3の容量及び第4の容量をそれぞれ
抵抗で構成することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の第1の実施例の出力回路の
回路図を示す図であり、図2はそのタイミングチャート
である。なお、出力バッファのMOSトランジスタと出
力バッファ駆動部と第1の電源端子(以下、接地端子と
称す)又は第2の電源端子(以下、単に電源端子と称
す)間に接続するMOSトランジスタは、それぞれPチ
ャネル型及びNチャネル型でも構成できるが、本実施例
ではそれぞれNチャネル型及びPチャネル型として説明
する。
【0017】図1に示す実施例は、出力信号1を入力
し、駆動信号3を生成する第1の出力バッファ駆動部2
と、駆動信号3をゲートに入力し、ソースを第1の電源
端子(以下、接地端子と称す)9に接続し、ドレインを
出力端子6に接続した出力バッファ5のNMOSトラン
ジスタ51と、電源端子10の電位を検出するレベル検
出回路8と、レベル検出回路8の出力信号をゲートに入
力し、ドレインを出力バッファ駆動部2のPMOSトラ
ンジスタ21のトランジスタのソースと電源端子10に
共通接続したPMOSトランジスタ21と、レベル検出
回路8の出力端と電源端子10との間に挿入した容量4
と、駆動信号3と接地端子9との間に挿入した容量7と
から構成されている。
【0018】また、電源端子10の電位が立ち上がり、
内部回路の安定動作電圧に達した時、出力信号1は
“H”に初期設定されるものとする。本実施例の場合、
レベル検出回路8は図1に示すように、ゲートとソース
と電源端子10とを共通接続したNMOSトランジスタ
83と、ソースを接地端子9に接続しゲートをNMOS
トランジスタ83のドレインと接続したNMOSトラン
ジスタ81を用い、NMOSトランジスタ81のドレイ
ンを出力端とし、NMOSトランジスタ81のゲートと
接地端子9との間に容量82を挿入する。
【0019】以下図2に示すタイミングチャートを用い
て電源端子10の電位の立ち上がりにおける各部の動作
について説明する。
【0020】レベル検出回路8において、電源端子10
の電位が接地電位からNMOSトランジスタ83のスレ
ッショルド電圧に達するまでの間(図2(a))、NM
OSトランジスタ83のドレインである節点Cの電位は
容量82により接地電位が保持される(図2(c))。
従って、この間NMOSトランジスタ81はオフするた
め、そのドレインである節点Bの電位は容量4により電
源端子10の電位が保持される(図2(c))。このた
め、PMOSトランジスタ21もオフとなり、そのドレ
インである節点Aの電位はハイインピーダンスとなる
(図2(d))。一方、出力信号1の電位はこの期間不
定となるが(図2(e))、節点Aがハイインピーダン
スであるため、駆動信号3の電位は容量7により接地電
位が保持される(図2(f))。この結果、NMOSト
ランジスタ5がオフとなり、出力端子6はハイインピー
ダンスとなる(図2(g))。
【0021】更に、電源端子10の電位が上昇すると、
節点Cは電源端子10の電位からNMOSトランジスタ
83のスレッショルド電圧分だけ低いレベルを維持して
上昇する(図2(b))。やがて電源端子10の電位が
内部回路の安定動作電圧に達した時(図2(a))、出
力信号1は“H”となり(図2(e))、駆動信号3は
“L”となるため(図2(f))、NMOSトランジス
タ5はオフし、出力端子6はハイインピーダンス状態を
維持する(図2(g))。更に電源端子10の電位が上
昇し(図2(a))、節点Cの電位がNMOSトランジ
スタ81のスレッショルド電圧を越えると、NMOSト
ランジスタ81がオンし、節点Bは“L”となる(図2
(c))。このためPMOSトランジスタ21がオン
し、節点Aは“H”となる(図2(d))。しかるに駆
動信号1は“H”であるため、駆動信号3は“L”を維
持し(図2(f))、NMOSトランジスタ5はオフの
状態を維持し、出力端子6はハイインピーダンス状態を
持続する(図2(g))。よって、出力端子6は電源端
子10の電位の立ち上がり初期からハイインピーダンス
状態を維持することとなる。
【0022】本実施例では、容量4,7を用いて説明し
たが、これを抵抗に置き換えても同様の動作を行なうこ
とは明らかである。すなわち、節点CがNMOSトラン
ジスタ81のスレッショルド電圧に達するまでは、節点
Bは容量4と置き換えた抵抗によりプルアップされ
“H”となり(図2(c))、PMOSトランジスタ2
1はオフし、節点Aはハイインピーダンスとなる(図2
(d))。よって、駆動信号3も容量7と置き換えた抵
抗によりプルダウンされ“L”となり(図2(f))、
NMOSトランジスタ5はオフし、出力端子6はハイイ
ンピーダンスとなる(図2(g))。以降の動作につい
ては、容量4,7を用いた場合と、同様であるため説明
は省略する。
【0023】図3は本発明の第2の実施例の出力回路の
回路図を示す図であり、図4はそのタイミングチャート
の図である。
【0024】図3に示す実施例は、第1の出力信号1を
入力し、駆動信号3を生成する第1の出力バッファ駆動
部2と、駆動信号3をゲートに入力し、ソースを接地端
子9に接続し、ドレインを出力端子6に接続したNMO
Sトランジスタ5と、電源端子10の電位を検出する第
1のレベル検出回路8と、第1のレベル検出回路8の出
力をゲートに入力し、ドレインを第1の出力バッファ駆
動部12の第1のPMOSトランジスタのソースと接続
するとともに、ソースを電源端子10に接続した第1の
MOSトランジスタ(以下単にPMOSトランジスタと
称す)21と、第1のレベル検出回路8の出力端と電源
端子10との間に挿入した第1の容量4と駆動信号3と
接地端子との間に挿入した第2の容量7と、第2の出力
信号11を入力し、第2の駆動信号15を生成する第2
の出力バッファ駆動部12と、駆動信号15をゲートに
入力し、ソースを電源端子10に接続し、ドレインを出
力端子6に接続した出力バッファ5のPMOSトランジ
スタ52と、電源端子10の電位を検出する第2のレベ
ル検出回路14と、第2のレベル検出回路14の出力を
ゲートに入力し、ドレインを第2の出力バッファ駆動部
12のNMOSトランジスタのソースと接続し、ソース
を接地端子9に接続した第2のMOSトランジスタ(以
下単にNMOSトランジスタと称す)121と、第2の
レベル検出回路14の出力端と接地端子9との間に挿入
した第3の容量16と、駆動信号15と電源端子10と
の間に挿入した第4の容量13とで構成されている。
【0025】また、電源端子10の電位が立ち上がり、
内部回路の安定動作電圧に達した時出力信号1は“H”
に、出力信号11は“L”に初期設定されるものとす
る。本実施例の場合、第1のレベル検出回路8は図3に
示すように、ゲートとソースを共通に電源端子10に接
続したNMOSトランジスタ83とソースを接地端子9
に接続し、ゲートをNMOSトランジスタ83のドレイ
ンと接続したNMOSトランジスタ81を用い、NMO
Sトランジスタ81のドレインを出力端とし、NMOS
トランジスタ81のゲートと接地端子9との間に容量8
2を挿入している。第2のレベル検出回路14では、N
MOSトランジスタ142を用い、ゲートとソースを電
源端子10に共通接続するとともに、ドレインを出力端
としている。
【0026】以下、図3に示す回路図及び図4に示すタ
イミングチャートを用いて、電源端子10の電位の立ち
上がり時における各部の動作について説明する。第1の
レベル検出回路8,PMOSトランジスタ21,NMO
Sトランジスタ5の動作は、第1の実施例の出力回路と
全く同一の動作を行い、図2のタイミングチャートに従
う。
【0027】第2のレベル検出回路14では、電源端子
10の電位が接地電位からNMOSトランジスタ142
のスレッショルド電圧に達するまでの間(図4
(a))、NMOSトランジスタ142のドレインであ
る節点Fの電位は、第4の容量16により接地電位に保
持される(図4(b))。従って、この間NMOSトラ
ンジスタ121はオフとなり、そのドレインである節点
Eはハイインピーダンスとなる(図4(c))。一方、
第2の出力信号11の電位はこの期間不定となるが(図
4(d))、節点Eがハイインピーダンスであるため、
駆動信号15の電位は第3の容量13により電源端子1
0の電位が保持される(図4(e))。この結果、PM
OSトランジスタ17がオフとなり、出力端子6はハイ
インピーダンスとなる(図4(f))。
【0028】更に、電源端子10の電位が上昇すると、
節点Fは電源端子10の電位からNMOSトランジスタ
142のスレッショルド電圧分だけ低いレベルを維持し
て上昇する(図4(b))。やがて、電源端子10の電
位が内部回路の安定動作電圧に達すると、出力信号11
は“L”となり(図4(d))、駆動信号15は“H”
となるため(図4(e))、やはり、PMOSトランジ
スタ17はオフし、出力端子6はハイインピーダンス状
態を維持する(図4(f))。更に電源端子10の電位
が上昇し、節点Fを電位がNMOSトランジスタ121
のスレッショルド電圧を越えると(図4(b))、NM
OSトランジスタ121がオンし、節点Eは“L”とな
る(図4(c))。しかるに出力信号11は、“L”で
あるため(図4(d))、駆動信号15は“H”を維持
し(図4(e))、PMOSトランジスタ15はオフし
続け、出力端子6はハイインピーダンス状態を維持する
(図4(f))。よって、出力端子6は電源端子10の
電位の立ち上がり初期からハイインピーダンス状態を維
持することとなる。
【0029】本実施例においても、第1の実施例の場合
と同様に、第1,第2,第3,第4の容量4,7,1
3,16を各々抵抗に置き換えても同様の動作を行なう
ことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力回路
は供給電源の初期投入時において、電源電圧が内部回路
の安定動作電圧に達するまでの間出力信号1は不定状態
にあるが、NMOSトランジスタ51の出力バッファの
場合、第1の出力バッファ駆動部2の出力端に接続され
た容量7によってNMOSトランジスタ51はオフとな
り、出力端子6はハイインピーダンスとなる。次に、第
1の出力バッファ駆動部2の電源端子10側に接続され
たPMOSトランジスタ21のゲートと電源端子10と
の間に挿入された容量4によって、前記PMOSトラン
ジスタ21はオフとなるため、前記出力端子6はハイイ
ンピーダンス状態を持続する。電源電圧が上昇し、レベ
ル検出回路8のNMOSトランジスタ81がオンする
と、そのドレインは“L”になるとともに、前記PMO
Sトランジスタ21はオンし、内部回路も安定動作を始
めるため出力信号1も“H”となり、駆動信号3も
“L”となって、前記出力端子6のハイインピーダンス
状態は持続する。
【0031】一方、PMOSトランジスタ52の出力バ
ッファの場合、電源電圧が内部回路の安定動作電圧に達
するまでの間は、第2の出力バッファ駆動部12の出力
端に接続された容量13によってNMOSトランジスタ
52はオフとなり、出力端子6はハイインピーダンスと
なる。次に、第2の出力バッフ駆動部12の接地端子9
側に接続されたNMOSトランジスタ121のゲートと
接地端子9との間に挿入された容量16によって、前記
NMOSトランジスタ121はオフとなるため、前記出
力端子6はハイインピーダンス状態を持続する。電源電
圧の上昇にともないレベル検出回路14のNMOSトラ
ンジスタ142のドレイン電圧も上昇し、その電位を入
力とする前記NMOSトランジスタ121がオンする。
同時に内部回路も安定動作を始めるため出力信号11も
“L”となり、駆動信号15も“H”となって、前記出
力端子6はハイインピーダンス状態を持続する。
【0032】従って、供給電源の立ち上り時に、出力端
子6の電位状態を安定に保持することにより、内部回路
の安定動作電圧以下でも作動する周辺回路を出力端子6
に接続することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における出力回路を示す
回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例における出力回路を示す
回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図5】従来の出力回路の一例を示す回路図である。
【図6】従来の出力回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1,11 第1,第2の出力信号 2 第1の出力バッファ駆動部 21 第1の絶縁ゲート電界効果トランジスタ 12 第2の出力バッファ駆動部 121 第2の絶縁ゲート電界効果トランジスタ 4,7,13,16 第1,第2,第3,第4の容量 5 出力バッファ 51 出力バッファのNチャネル型絶縁ゲート電界効
果トランジスタ 52 出力バッファのPチャネル型絶縁ゲート電界効
果トランジスタ 6 出力端子 8,14 第1,2のレベル検出回路 9 第1の電源端子(接地端子) 10 第2の電源端子(電源端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 17/687 H03K 17/22 H03K 19/0175

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力信号を入力し出力バッファの駆動信
    号を生成する出力バッファ駆動部と、前記出力バッファ
    駆動部の出力端とゲートを接続し、且つソースを第1の
    電源端子又は第2の電源端子のいずれかと接続するとと
    もに、ドレインを出力端子に接続する絶縁ゲート電界効
    果トランジスタからなる出力バッファとを有する出力回
    路において、 前記第2の電源端子の所定の電位を検出するレベル検出
    回路を含み、前記第1又は第2の電源端子のいずれかと
    前記出力バッファ駆動部との間に絶縁ゲート電界効果ト
    ランジスタを直列接続し、前記絶縁ゲート電界効果トラ
    ンジスタのゲートと前記レベル検出回路の出力端と第1
    の容量の一端とを共通接続し、他端を前記第1の電源端
    子又は第2の電源端子のいずれかと接続するとともに、
    前記出力バッファ駆動部の出力端と第2の容量の一端と
    を接続し、他端を前記第1の電源端子又は第2の電源端
    子のいずれかと接続することを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の容量及び第2の容量をそれぞ
    れ抵抗で構成することを特徴とする請求項1記載の出力
    回路。
  3. 【請求項3】 第1の出力信号を入力し出力バッファの
    駆動信号を形成する第1の出力バッファ駆動部と、第2
    の出力信号を入力し出力バッファの駆動信号を生成する
    第2の出力バッファ駆動部と、前記第1の出力バッファ
    駆動部の出力端と前記第2の出力バッファ駆動部の出力
    端とをそれぞれゲートに接続し、且つソースを第1の電
    源端子と第2の電源端子とにそれぞれ接続するNチャネ
    ル型絶縁ゲート電界効果トランジスタ及びPチャネル型
    絶縁ゲート電界効果トランジスタとからなる出力バッフ
    ァとを有し、前記Nチャネル型絶縁ゲート電界効果トラ
    ンジスタ及びPチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジ
    スタのドレインを出力端子に共通接続する出力回路にお
    いて、 前記第2の電源端子の所定の電位を検出する第1のレべ
    ル検出回路と第2のレベル検出回路とを含み、前記第1
    の電源端子又は第2の電源端子のいずれかと前記第1の
    出力バッファ駆動部との間に第1の絶縁ゲート電界効果
    トランジスタを直列接続し、前記第1の絶縁ゲート電界
    効果トランジスタのゲートと前記第1のレベル検出回路
    の出力端の第1の容量の一端とを共通接続し、他端を前
    記第1の電源端子又は第2の電源端子のいずれかと接続
    するとともに、前記第1の出力バッファ駆動部の出力端
    と第2の容量の一端とを接続し、他端を前記第1の電源
    端子又は第2の電源端子のいずれかと接続し、更に前記
    第1の電源端子又は第2の電源端子のいずれかと前記第
    2の出力バッファ駆動部との間に第2の絶縁ゲート電界
    効果トランジスタを直列接続し、前記第2の絶縁ゲート
    電界効果トランジスタのゲートと前記第2のレベル検出
    回路の出力端と第3の容量の一端とを共通接続し、他端
    を前記第1の電源端子又は第2の電源端子のいずれかと
    接続するとともに、前記第2の出力バッファ駆動部の出
    力端と第4の容量の一端とを接続し、他端を前記第1の
    電源端子又は第2の電源端子のいずれかと接続すること
    を特徴とする出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第3の容量及び第4の容量をそれぞ
    れ抵抗で構成することを特徴とする請求項3に記載の出
    力回路。
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