JPH06189621A - 脱穀選別装置 - Google Patents
脱穀選別装置Info
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- JPH06189621A JPH06189621A JP28276193A JP28276193A JPH06189621A JP H06189621 A JPH06189621 A JP H06189621A JP 28276193 A JP28276193 A JP 28276193A JP 28276193 A JP28276193 A JP 28276193A JP H06189621 A JPH06189621 A JP H06189621A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 2
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 11
- 238000012216 screening Methods 0.000 description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 1
- 241000102542 Kara Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱胴10内蔵のフイードチエン24付き扱室
9の下方に、揺動選別機構15を配設し、該揺動選別機
構における終端部の上方に選別室14を形成し、前記扱
胴を挟んで前記フイードチエンとは反対側の部位に、処
理胴26を、前記扱胴と略平行にして配設した脱穀選別
装置において、扱室のクリンプ網11から前記処理胴2
6への脱穀物の移行を円滑にする。 【構成】 前記扱胴の回転を、フイードチエンに対して
下向きに方向に、前記処理胴の回転を前記扱胴と同じ方
向にする一方、前記扱室のクリンプ網の終端における排
塵口9aの部位に、当該排塵口から前記処理胴に向かっ
て斜め上向きに傾斜状に延びる脱穀物誘導板27を設け
る。
9の下方に、揺動選別機構15を配設し、該揺動選別機
構における終端部の上方に選別室14を形成し、前記扱
胴を挟んで前記フイードチエンとは反対側の部位に、処
理胴26を、前記扱胴と略平行にして配設した脱穀選別
装置において、扱室のクリンプ網11から前記処理胴2
6への脱穀物の移行を円滑にする。 【構成】 前記扱胴の回転を、フイードチエンに対して
下向きに方向に、前記処理胴の回転を前記扱胴と同じ方
向にする一方、前記扱室のクリンプ網の終端における排
塵口9aの部位に、当該排塵口から前記処理胴に向かっ
て斜め上向きに傾斜状に延びる脱穀物誘導板27を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに搭載され
るか、或いは、定置式の脱穀選別装置のうち、扱胴で脱
穀したあとの脱穀物に対する処理胴を、前記扱胴と略平
行に設けた形式のいわゆる平行処理胴型の脱穀選別装置
の改良に関するものである。
るか、或いは、定置式の脱穀選別装置のうち、扱胴で脱
穀したあとの脱穀物に対する処理胴を、前記扱胴と略平
行に設けた形式のいわゆる平行処理胴型の脱穀選別装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の平行処理胴型の脱穀選別
装置は、例えば、実開昭63−199538号公報等に
記載されているように、一側面にフイードチエンを備え
ると共に扱胴を内蔵した扱室の下方に、揺動選別機構
を、前記扱胴の軸線方向に延びるように配設し、該揺動
選別機構における終端部の上方に、機外への吸引式排塵
フアンに連通する選別室を形成する一方、前記扱胴を挟
んで前記フイードチエンとは反対側の部位に、少なくと
も外周の一部を選別網で囲った処理胴を、当該処理胴の
軸線が前記扱胴の軸線と略平行で、且つ、前記扱胴の終
端部から前記選別室内に向かって延びるように配設する
と言う構成にしている。
装置は、例えば、実開昭63−199538号公報等に
記載されているように、一側面にフイードチエンを備え
ると共に扱胴を内蔵した扱室の下方に、揺動選別機構
を、前記扱胴の軸線方向に延びるように配設し、該揺動
選別機構における終端部の上方に、機外への吸引式排塵
フアンに連通する選別室を形成する一方、前記扱胴を挟
んで前記フイードチエンとは反対側の部位に、少なくと
も外周の一部を選別網で囲った処理胴を、当該処理胴の
軸線が前記扱胴の軸線と略平行で、且つ、前記扱胴の終
端部から前記選別室内に向かって延びるように配設する
と言う構成にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の脱
穀選別装置においては、扱室の下面側を囲うクリンプ網
の目より落下しない脱穀物を、扱胴の外周から処理胴の
外周に受け継ぐに際して、当該受け継ぎ部に、脱穀物の
詰まりが発生したり、或いは扱胴と一緒に連れ回転する
脱穀物を、当該扱胴から処理胴に移行することができな
かったりする事態が多発するのであった。
穀選別装置においては、扱室の下面側を囲うクリンプ網
の目より落下しない脱穀物を、扱胴の外周から処理胴の
外周に受け継ぐに際して、当該受け継ぎ部に、脱穀物の
詰まりが発生したり、或いは扱胴と一緒に連れ回転する
脱穀物を、当該扱胴から処理胴に移行することができな
かったりする事態が多発するのであった。
【0004】本発明は、この問題を解消することを技術
的課題とするものである。
的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、一側面にフイードチエンを備えると共
に扱胴を内蔵した扱室の下方に、揺動選別機構を、前記
扱胴の軸線方向に延びるように配設し、該揺動選別機構
における終端部の上方に、機外への吸引式排塵フアンに
連通する選別室を形成する一方、前記扱胴を挟んで前記
フイードチエンとは反対側の部位に、少なくとも外周の
一部を選別網で囲った処理胴を、当該処理胴の軸線が前
記扱胴の軸線と略平行で、且つ、前記扱胴の終端部から
前記選別室内に向かって延びるように配設して成る脱穀
選別装置において、前記扱胴の回転を、フイードチエン
に対して下向きの方向に、前記処理胴の回転を前記扱胴
と同じ方向にする一方、前記扱室の下面を囲うクリンプ
網の終端における排塵口の部位に、当該排塵口から前記
処理胴に向かって斜め上向きの傾斜状に延びる脱穀物誘
導板を設ける構成にした。
るため本発明は、一側面にフイードチエンを備えると共
に扱胴を内蔵した扱室の下方に、揺動選別機構を、前記
扱胴の軸線方向に延びるように配設し、該揺動選別機構
における終端部の上方に、機外への吸引式排塵フアンに
連通する選別室を形成する一方、前記扱胴を挟んで前記
フイードチエンとは反対側の部位に、少なくとも外周の
一部を選別網で囲った処理胴を、当該処理胴の軸線が前
記扱胴の軸線と略平行で、且つ、前記扱胴の終端部から
前記選別室内に向かって延びるように配設して成る脱穀
選別装置において、前記扱胴の回転を、フイードチエン
に対して下向きの方向に、前記処理胴の回転を前記扱胴
と同じ方向にする一方、前記扱室の下面を囲うクリンプ
網の終端における排塵口の部位に、当該排塵口から前記
処理胴に向かって斜め上向きの傾斜状に延びる脱穀物誘
導板を設ける構成にした。
【0006】
【発明の作用・効果】このように構成すると、扱室の下
面側を囲うクリンプ網の目より落下しない脱穀物は、ク
リンプ網における排塵口から処理胴に向かって斜め上向
きの傾斜状に延びる脱穀物誘導板によって、処理胴の外
周に円滑にガイドされる一方、前記脱穀物の扱胴から処
理胴への受け継ぎ部において、扱胴は下から上向き方向
に回転する一方、処理胴は上から下向きに方向に回転す
るから、扱胴と一緒に連れ回転する脱穀物を、処理胴の
上から下向きの回転によって、扱胴から剥離して処理胴
側に取り込むことができる。
面側を囲うクリンプ網の目より落下しない脱穀物は、ク
リンプ網における排塵口から処理胴に向かって斜め上向
きの傾斜状に延びる脱穀物誘導板によって、処理胴の外
周に円滑にガイドされる一方、前記脱穀物の扱胴から処
理胴への受け継ぎ部において、扱胴は下から上向き方向
に回転する一方、処理胴は上から下向きに方向に回転す
るから、扱胴と一緒に連れ回転する脱穀物を、処理胴の
上から下向きの回転によって、扱胴から剥離して処理胴
側に取り込むことができる。
【0007】従って本発明によると、扱胴と平行に処理
胴を設けた脱穀選別装置において、扱室におけるクリン
プ網の目より落下しない脱穀物を扱胴から処理胴側に移
行することを、当該受け継ぎ部において脱穀物の詰まり
を生じることなく、きわめて円滑に、且つ、確実に行う
ことができる効果を有する。
胴を設けた脱穀選別装置において、扱室におけるクリン
プ網の目より落下しない脱穀物を扱胴から処理胴側に移
行することを、当該受け継ぎ部において脱穀物の詰まり
を生じることなく、きわめて円滑に、且つ、確実に行う
ことができる効果を有する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、コンバインにおけ
る脱穀選別装置に適用した場合の図面について説明す
る。図において符号1は、コンバインを示し、該コンバ
イン1は、クローラ走行装置2によって支持された走行
車体3に、圃場に植立する穀稈を刈り取る刈取前処理装
置4と、該刈取前処理装置4で刈り取った穀稈を脱穀選
別する脱穀選別装置5と、該脱穀選別装置5で脱穀した
穀物を入れる穀物タンク6と、前記脱穀選別装置5で脱
穀した後の排藁を切断するための排藁カッター装置7と
を搭載したものに構成されている。
る脱穀選別装置に適用した場合の図面について説明す
る。図において符号1は、コンバインを示し、該コンバ
イン1は、クローラ走行装置2によって支持された走行
車体3に、圃場に植立する穀稈を刈り取る刈取前処理装
置4と、該刈取前処理装置4で刈り取った穀稈を脱穀選
別する脱穀選別装置5と、該脱穀選別装置5で脱穀した
穀物を入れる穀物タンク6と、前記脱穀選別装置5で脱
穀した後の排藁を切断するための排藁カッター装置7と
を搭載したものに構成されている。
【0009】前記脱穀選別装置5は、図2、図3、図4
及び図5に示すように構成されている。すなわち、機枠
8内における前部に扱室9を形成して、この扱室9内
に、外周面に多数本の扱歯を備えて矢印Aの下扱き方向
に回転する扱胴10を、当該扱胴10における軸線が走
行方向に対して略平行になるように設けて、この扱胴1
0の下方に、クリンプ網11を、前記扱胴10の終端部
において区画板13にて区画形成した刺さり粒回収室1
2の部分を除いて張設し、且つ、前記区画板13に隣接
する部位に排塵口9aを形成する。
及び図5に示すように構成されている。すなわち、機枠
8内における前部に扱室9を形成して、この扱室9内
に、外周面に多数本の扱歯を備えて矢印Aの下扱き方向
に回転する扱胴10を、当該扱胴10における軸線が走
行方向に対して略平行になるように設けて、この扱胴1
0の下方に、クリンプ網11を、前記扱胴10の終端部
において区画板13にて区画形成した刺さり粒回収室1
2の部分を除いて張設し、且つ、前記区画板13に隣接
する部位に排塵口9aを形成する。
【0010】また、前記機枠8内には、前記扱室9の下
方に、当該扱室9の後方に形成した選別室14内に向か
って延びる揺動選別機構15を配設する。この揺動選別
機構15は、前記クリンプ網11の略下方の部位に設け
たフイードパン15aと、前記排塵口13の下方から後
方の部位にわたって設けた横桟シーブ15bと、終端部
に設けたストローラック15cと、前記横桟シーブ15
bの下部に設けた選別網15dとによって構成され、且
つ、この揺動選別機構15を、偏芯軸16の回転によっ
て、前記扱胴10の軸線方向に揺動運動するように構成
されている。
方に、当該扱室9の後方に形成した選別室14内に向か
って延びる揺動選別機構15を配設する。この揺動選別
機構15は、前記クリンプ網11の略下方の部位に設け
たフイードパン15aと、前記排塵口13の下方から後
方の部位にわたって設けた横桟シーブ15bと、終端部
に設けたストローラック15cと、前記横桟シーブ15
bの下部に設けた選別網15dとによって構成され、且
つ、この揺動選別機構15を、偏芯軸16の回転によっ
て、前記扱胴10の軸線方向に揺動運動するように構成
されている。
【0011】更にまた、前記機枠8内には、前記揺動選
別機構15の下方に、前記揺動選別機構15における選
別網15dに向かって選別風を吹き上げるようにした唐
箕フアン17と、一番受け樋18と、二番受け樋19と
が配設され、前記一番受け樋18内に入った穀物は、当
該一番受け樋18内におけるスクリュー20、及びスク
リュー21aを内蔵した揚穀筒体21を介して前記穀物
タンク6に移送されるように構成され、また、前記二番
受け樋19内に入った穀物は、当該二番受け樋19内に
おけるスクリュー22、及びスクリュー23aを内蔵し
た二番還元機構23を介して、前記揺動選別機構15に
おける横桟シーブ15bの上面に還元移送するように構
成されている。
別機構15の下方に、前記揺動選別機構15における選
別網15dに向かって選別風を吹き上げるようにした唐
箕フアン17と、一番受け樋18と、二番受け樋19と
が配設され、前記一番受け樋18内に入った穀物は、当
該一番受け樋18内におけるスクリュー20、及びスク
リュー21aを内蔵した揚穀筒体21を介して前記穀物
タンク6に移送されるように構成され、また、前記二番
受け樋19内に入った穀物は、当該二番受け樋19内に
おけるスクリュー22、及びスクリュー23aを内蔵し
た二番還元機構23を介して、前記揺動選別機構15に
おける横桟シーブ15bの上面に還元移送するように構
成されている。
【0012】前記機枠8における一側面側には、前記刈
取前処理装置4からの穀稈を前記扱胴10の軸線方向に
沿って移送するようにしたフイードチエン24が、前記
機枠8の後部上面には、前記フイードチエン24の終端
からの排藁を受け継いで前記排藁カッター装置7に移送
するようにした排藁チエン機構25が各々配設されてい
る。
取前処理装置4からの穀稈を前記扱胴10の軸線方向に
沿って移送するようにしたフイードチエン24が、前記
機枠8の後部上面には、前記フイードチエン24の終端
からの排藁を受け継いで前記排藁カッター装置7に移送
するようにした排藁チエン機構25が各々配設されてい
る。
【0013】一方、前記機枠8内には、前記扱胴10に
対して前記フイードチエン24より反対側の部位に、外
周に多数本の扱歯を備えた処理胴26が、当該処理胴2
6の軸線を前記扱胴10と略平行に、且つ、前記扱室9
における排塵口9aの箇所から前記選別室14内に向か
って延びるように配設され、この処理胴26を、矢印B
で示すように、前記扱胴10と同じ方向に回転する一
方、この処理胴26が選別室14内にのぞむ部分には、
選別網28が、処理胴26の外周を囲うように張設され
ている。
対して前記フイードチエン24より反対側の部位に、外
周に多数本の扱歯を備えた処理胴26が、当該処理胴2
6の軸線を前記扱胴10と略平行に、且つ、前記扱室9
における排塵口9aの箇所から前記選別室14内に向か
って延びるように配設され、この処理胴26を、矢印B
で示すように、前記扱胴10と同じ方向に回転する一
方、この処理胴26が選別室14内にのぞむ部分には、
選別網28が、処理胴26の外周を囲うように張設され
ている。
【0014】そして、前記処理胴26の一端部と、前記
排塵口9aとの間には、当該排塵口9aから前記処理胴
26に向かって斜め上向きの傾斜状に延びる脱穀物誘導
板27を設ける。また、前記選別室14における一側面
を形成する一方の側面板29に、吸引式の排塵フアン3
0を、当該排塵フアン30における吸い込み口30aが
前記選別室14内にのぞむように装着されている。
排塵口9aとの間には、当該排塵口9aから前記処理胴
26に向かって斜め上向きの傾斜状に延びる脱穀物誘導
板27を設ける。また、前記選別室14における一側面
を形成する一方の側面板29に、吸引式の排塵フアン3
0を、当該排塵フアン30における吸い込み口30aが
前記選別室14内にのぞむように装着されている。
【0015】前記の構成において、フイードチエン24
にて移送される穀稈は、扱室9内における扱胴10によ
って脱穀されたのち、フイードチエン24の後端から排
藁チエン機構25に受け継がれて、後方の排藁カッター
装置7に移送される。前記扱室9で脱穀され、クリンプ
網11の目より落下した穀粒は、揺動選別機構15にお
けるフイードパン15a及び選別網15dを介して一番
受け樋18内に入る一方、前記扱室9におけるクリンプ
網11の目より落下しなかった藁屑等の大きい脱穀物
は、排塵口9aから脱穀物誘導板27を介して処理胴2
6に導かれ、この処理胴26によって脱穀・処理された
のち、当該処理胴26を囲う選別網28の目から揺動選
別機構15における横桟シーブ15bの上面に落下し、
唐箕フアン17からの選別風及び揺動選別機構15にお
ける揺動運動とによって、重いものが横桟シーブ15b
より落下し、大きい藁屑が横桟シーブ15bの上面から
ストローラック15cを経て機外の排出し、軽いものが
吸引式排塵フアン30に吸い込まれるようにして選別さ
れる。
にて移送される穀稈は、扱室9内における扱胴10によ
って脱穀されたのち、フイードチエン24の後端から排
藁チエン機構25に受け継がれて、後方の排藁カッター
装置7に移送される。前記扱室9で脱穀され、クリンプ
網11の目より落下した穀粒は、揺動選別機構15にお
けるフイードパン15a及び選別網15dを介して一番
受け樋18内に入る一方、前記扱室9におけるクリンプ
網11の目より落下しなかった藁屑等の大きい脱穀物
は、排塵口9aから脱穀物誘導板27を介して処理胴2
6に導かれ、この処理胴26によって脱穀・処理された
のち、当該処理胴26を囲う選別網28の目から揺動選
別機構15における横桟シーブ15bの上面に落下し、
唐箕フアン17からの選別風及び揺動選別機構15にお
ける揺動運動とによって、重いものが横桟シーブ15b
より落下し、大きい藁屑が横桟シーブ15bの上面から
ストローラック15cを経て機外の排出し、軽いものが
吸引式排塵フアン30に吸い込まれるようにして選別さ
れる。
【0016】前記横桟シーブ15bより落下する二番脱
穀物は、二番受け樋19内に入り、この二番受け樋19
内における螺旋スクリュー22及び二番還元機構23を
介して、前記揺動選別機構15における横桟シーブ15
bの上面に還元移送される一方、選別室14における排
塵は、吸引式排塵フアン30に吸い込まれたのち機外に
放出されるのである。
穀物は、二番受け樋19内に入り、この二番受け樋19
内における螺旋スクリュー22及び二番還元機構23を
介して、前記揺動選別機構15における横桟シーブ15
bの上面に還元移送される一方、選別室14における排
塵は、吸引式排塵フアン30に吸い込まれたのち機外に
放出されるのである。
【0017】そして、前記扱室9の下面側を囲うクリン
プ網11の目より落下しない脱穀物は、クリンプ網11
における排塵口9aから処理胴26に向かって名手目上
向きの傾斜状に延びる脱穀物誘導板27によって、処理
胴26の外周に円滑にガイドされる一方、前記脱穀物の
扱胴10から処理胴26への受け継ぎ部において、扱胴
10は下から上向き方向に回転する一方、処理胴26は
上から下向きに方向に回転するから、扱胴10と一緒に
連れ回転する脱穀物を、処理胴26の上から下向きの回
転によって、扱胴10から剥離して処理胴26側に取り
込むことができるのである。
プ網11の目より落下しない脱穀物は、クリンプ網11
における排塵口9aから処理胴26に向かって名手目上
向きの傾斜状に延びる脱穀物誘導板27によって、処理
胴26の外周に円滑にガイドされる一方、前記脱穀物の
扱胴10から処理胴26への受け継ぎ部において、扱胴
10は下から上向き方向に回転する一方、処理胴26は
上から下向きに方向に回転するから、扱胴10と一緒に
連れ回転する脱穀物を、処理胴26の上から下向きの回
転によって、扱胴10から剥離して処理胴26側に取り
込むことができるのである。
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】脱穀選別装置の縦断正面図である。
【図3】図2のIII −III 視面図である。
【図4】図2のIV−IV視断面図である。
【図5】図2のV−V視断面図である。
1 コンバイン 3 走行車体 5 脱穀選別装置 8 機枠 9 扱室 9a 排塵口 10 扱胴 11 クリンプ網 14 選別室 15 揺動選別機構 17 唐箕フアン 18 一番受け樋 20 二番受け樋 24 フイードチエン 23 二番還元機構 26 処理胴 27 脱穀物誘導板 30 吸引式排塵フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 正美 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】一側面にフイードチエンを備えると共に扱
胴を内蔵した扱室の下方に、揺動選別機構を、前記扱胴
の軸線方向に延びるように配設し、該揺動選別機構にお
ける終端部の上方に、機外への吸引式排塵フアンに連通
する選別室を形成する一方、前記扱胴を挟んで前記フイ
ードチエンとは反対側の部位に、少なくとも外周の一部
を選別網で囲った処理胴を、当該処理胴の軸線が前記扱
胴の軸線と略平行で、且つ、前記扱胴の終端部から前記
選別室内に向かって延びるように配設して成る脱穀選別
装置において、前記扱胴の回転を、フイードチエンに対
して下向きの方向に、前記処理胴の回転を前記扱胴と同
じ方向にする一方、前記扱室の下面を囲うクリンプ網の
終端における排塵口の部位に、当該排塵口から前記処理
胴に向かって斜め上向きの傾斜状に延びる脱穀物誘導板
を設けたことを特徴とする脱穀選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28276193A JPH06189621A (ja) | 1993-10-01 | 1993-11-11 | 脱穀選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28276193A JPH06189621A (ja) | 1993-10-01 | 1993-11-11 | 脱穀選別装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5282944A Division JP2789015B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 脱穀選別装置 |
JP5282943A Division JP2528613B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 脱穀選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189621A true JPH06189621A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=17656729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28276193A Pending JPH06189621A (ja) | 1993-10-01 | 1993-11-11 | 脱穀選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189621A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750818A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-25 | Iseki Agricult Mach | Thresher |
JPS6134847B2 (ja) * | 1980-03-27 | 1986-08-09 | Shinetsu Chem Ind Co |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP28276193A patent/JPH06189621A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134847B2 (ja) * | 1980-03-27 | 1986-08-09 | Shinetsu Chem Ind Co | |
JPS5750818A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-25 | Iseki Agricult Mach | Thresher |
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