JPH06188450A - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JPH06188450A
JPH06188450A JP33582692A JP33582692A JPH06188450A JP H06188450 A JPH06188450 A JP H06188450A JP 33582692 A JP33582692 A JP 33582692A JP 33582692 A JP33582692 A JP 33582692A JP H06188450 A JPH06188450 A JP H06188450A
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昌規 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光出射効率を向上でき、かつ、製造工程が簡
単な発光ダイオードを提供する。 【構成】 この発光ダイオードにおいては、n型GaAs
基板10上のSiO2マスク膜11の開口部25上に形成
され、基板10の表面に略平行な上面と、上記上面の結
晶成長速度よりも成長速度が遅い側面とを含む凸形状の
n型GaAs台座層12を有しているので、結晶成長工程
を中断することなく、発光ダイオードの表面が凸型形状
を有した構造を作製できる。また、n型GaAs台座層1
2の上面上に選択的にn型GaInP中間バンドギャップ
層13を形成しているので、台座層12を基礎部とする
凸型メサ形状部40の中心部に電流を絞ることができ、
上記中心部に対向する領域の発光層15を集中的に発光
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示用、伝送用などに
用いられる発光ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)において、内部
で発生した光を有効に外部に取り出すこと、すなわち外
部出射効率の向上は非常に重要である。なぜならば、L
EDを構成する半導体の屈折率は極めて高いため、出射
面で全反射となる臨界角が小さくなり、出射面が平面の
場合には、臨界角以内のごく限られた角度の光しか外部
に出射しないからである。
【0003】従来、上記外部出射効率の向上を図った発
光ダイオードとしては、図10に示すものがある。この
発光ダイオードは、電流を、電極8から、p+型層4Q
と3Qとp型AlGaAs層2を経由して、p型AlGaAs
基板1に流し、更に、基板1から、p型AlGaAs層2
とn型AlGaAs発光層3とn+型GaAsキャップ層4と
を経由して、電極7に電流を流す。そして、上記電流に
よって、上記発光層3を発光させて、上記基板1から外
部に光を取り出すようにしている。なお、図10におい
て、Qは周辺部、Pは中心部、6はSiO2膜、5は溝で
ある。
【0004】この発光ダイオードは、基板1の光出射面
をドーム状にすると共に、発光領域をドーム状の光出射
面の中心部に対向する中心部Pに限定しているので、光
が上記出射面に略垂直に入射し、光を有効に外部に取り
出すことができる。
【0005】上記発光ダイオードは、以下のようにして
作製される。図10の上下を逆にして参照し、まず、p
型AlGaAs基板1の上に、p型AlGaAs層2、n型A
lGaAs発光層3、n+型GaAsキャップ層4を順に形成
する。続いて周辺部QにZnを拡散することによって、
周辺部Qの発光層3とキャップ層4とを、p+型の導電
型に変化させ、p+型層3Qと4Qとを形成する。さら
に、上記周辺部Qと中心部Pとの間に溝5を形成し、上
記溝5をSiO2膜6で覆う。そして、中心部Pおよび周
辺部Qの表面に電極7および電極8を形成する。この
後、図10に示すようなチップ単位に分割し、各チップ
毎に基板1を研磨して、光出射面をドーム形状にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
発光ダイオードは、発光層3が発生する光を外部に取り
出すために、上記光を基板1を通過させなければならな
い。したがって、基板1の吸収端よりも波長が短くて、
基板1を透過できない光を、外部に取り出したい場合に
は、図10において基板1の下方側に光出射面と発光層
3の両方を設け、光出射面と発光層3が基板1を挟まな
いようにする必要がある。ところが、この場合には、成
長面から溝を形成する方式によって発光領域を限定する
ことができず、外部出射効率を向上させることができな
いという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、基板を通過させ
ることなく外部に光を取り出して、基板の光吸収領域に
関係なく発光波長を設定できる上に、外部への光出射効
率を向上させることができ、また、外部出射効率を向上
させる構造を作製するために結晶成長を中断させる必要
がなくて、工程が単純な発光ダイオードを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の導電型を有する半導体基板と、上
記半導体基板上に形成され、開口部を有するマスク膜
と、上記開口部上に形成され、上記半導体基板の表面に
略平行な上面と、上記上面の結晶成長速度よりも成長速
度が遅い側面とを含む凸形状の第1導電型半導体台座層
と、上記第1導電型半導体台座層の上面上の部分が、上
記第1導電型半導体台座層の側面上の部分よりも厚く、
かつ、上記台座層よりもバンドギャップが大きな第1導
電型半導体中間バンドギャップ層とを備え、上記中間バ
ンドギャップ層上に、少なくとも、上記中間バンドギャ
ップ層よりバンドギャップの大きな第1導電型半導体ク
ラッド層と、第2導電型半導体クラッド層を、順に積層
したことを特徴としている。
【0009】また、上記第1導電型台座層がAlzGa1-z
As(0≦z≦1)であることが望ましい。
【0010】また、上記第1導電型半導体クラッド層
は、第1導電型多層反射膜を含んでいることが望まし
い。
【0011】
【作用】上記構成によれば、中間バンドギャップ層と、
第1導電型半導体クラッド層と、第2導電型半導体クラ
ッド層とを、凸形状の台座層の上に形成したので、上記
各層は、凸形状の凸型形状部を構成する。また、通常上
記第1導電型半導体クラッド層と第2導電型半導体クラ
ッド層の間に発光層を挿入する場合が多い。以下の説明
では簡単のため発光層があるものとする。
【0012】上記台座層は、側面の成長速度が、上面の
成長速度よりも遅い。したがって、上記台座層は、結晶
成長工程を中断させることなく、容易に、上面の面積が
マスクの開口部よりも狭い凸形状になる。
【0013】発光層形成以後は、弱い面方位依存性を有
する結晶成長条件で、第2導電型半導体クラッド層の成
長を行うことにより、発光領域の幅に比べて、凸型形状
部の裾野の幅を開口部の幅よりも広くできる。
【0014】また、上記中間バンドギャップ層は、上記
台座層の上面上の部分が、上記台座層の側面上の部分よ
りも厚肉になっているので、台座層の上面においては電
流の通過が容易になるのに対し、台座層側面では一種の
電気抵抗が生じ、その結果電流が台座層上面の上にある
発光層に集中する。したがって、上記発光層は、上記台
座層の上面に対向する部分が、主に発光する。つまり、
上記発光層は、上記凸型形状部の中心部に対向する部分
が、主に発光する。このため、上記発光層が発生する光
を、上記凸型形状部の光出射面に対して、垂直入射に近
付けることができ、光出射効率を向上させることができ
る。
【0015】凸型形状部の中心部に発光領域を限定する
ことによって出射効率が向上することを、メサ(台形)形
状を例にとって説明する。
【0016】また、本発明によれば、基板を通過させる
ことなく外部に光を取り出して、基板の光吸収領域に関
係なく発光波長を設定できる。
【0017】図9(A)に示す斜線領域a,b,cは、メサ
形状の中心Oから発した光のうち外部に出射することが
できる光の範囲を示している。ここで、もし、出射面が
メサ形状ではなく、平面であるときには、全反射のため
斜線領域bに示した範囲の光しか外部に出射しない。し
たがって、出射面をメサ形状にすることによって、出射
面が平面である場合に比べて、外部に出射する光の割合
が増えることが分かる。
【0018】また、図9(B)に示す斜線領域d,e,f
は、メサ形状の周辺Aから発した光のうち外部に出射す
ることができる光の範囲を示している。周辺Aで発光し
た光の外部出射効率は中心Oに比べて減少することが分
かる。この傾向は、ドーム形状のような他の凸型形状に
ついても成り立ち、例えばドーム形状における外部出射
効率は、中心で発光したときには42.5%、全体で均
一に発光したときには16.4%となり、発光を中心に
限定することによって外部出射効率は2.6倍になる。
【0019】結晶成長速度の面方位依存性によって、凸
型形状の結晶を作製できることを、以下に説明する。
【0020】凸型形状の断面模式図を図8に示す。凸型
形状の上面に(100)面が表れており、上記凸型形状の
側面に2つの{111}B面が表れている場合を考える。
そして、{100}面の成長速度が{111}B面での成長
速度に比べて速い場合を想定する。(記号{}は等価な面
のグループを示す。)
【0021】この場合、上記上面よりも、側面である上
記2つの{111}B面の方が成長速度が遅いので、一旦
現れた{111}B面が「凍結」されてしまう。その結果、
成長速度が遅い面を側面とし、かつ、成長速度が速い面
を上面とする凸型形状が形成される。
【0022】AlGaAs系の半導体では、上述の面方位
による結晶成長速度の選択比を大きく取ることが容易な
ので、第1導電型台座層がAlzGa1-zAs(0≦z≦1)で
ある場合には、この台座層を凸型に形成することが容易
である。
【0023】また、本発明によれば、台座層を凸形状に
形成するためには、AlGaAs系の半導体で作製するこ
とが望ましいが、凸形状の台座層の上に形成する中間バ
ンドギャップ層や第1導電型半導体クラッド層や第2導
電型半導体クラッド層や発光層は、AlGaAs系の半導
体で作製する必要はない。何故ならば、上記台座層が凸
形状であるので、その上に形成するクラッド層の面方位
による結晶速度の選択比が上記台座層に比べて小さくて
も、光出射面を凸型形状にでき、また、上記中間バンド
ギャップ層は、その側面部に電流が流れないように側面
部を上面部に比べて非常に薄く形成できる程度に選択比
を設定できれば、上述したように電流を凸形状の中心部
に絞ることができるからである。
【0024】したがって、本発明によれば、一般に面方
位選択比を大きくするのが難しい例えばAlGaInP系
材料あるいはZnSe系(ZnSSe、ZnCdSe、ZnMgS
Se系など)材料で、発光構造を作り込むことができる。
つまり、本発明によれば、発光構造を構成する材料が、
面方位選択比を大きくするのが難しい場合であっても、
発光領域を限定できる。
【0025】また、上記第1導電型半導体クラッド層
は、第1導電型多層反射膜を含んでいる場合には、上記
発光層から基板へ向かう光を、上記第1導電型反射膜で
反射して、第2導電型半導体クラッド層の光出射面に向
かわせることができるので、光損失を抑えて、光出射効
率を更に向上させることができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の発光ダイオードを、図示の
実施例により詳細に説明する。
【0027】図1(A)および(B)に、第1実施例の発光
ダイオードであるAlGaInP系LEDの1つのメサ形
状部40を拡大した断面および上面を示す。
【0028】以下の説明において、GaInPはGa0.5
n0.5Pを、AlInPはAl0.5In0.5Pを、AlGaInP
は(AlyGa1-y)0.5In0.5Pを表す。また、以下の説明
において、括弧内の厚さ寸法は、基板表面に垂直な方向
の厚さ寸法を示している。
【0029】上記第1実施例を、その製造工程に沿って
順に説明する。
【0030】まず、表面が(100)面であるn型GaAs
基板10上に、SiO2マスク膜11(厚さ50nm)をスパ
ッタ法によって形成し、次に、上記SiO2マスク膜11
に正方形の開口部25(10μm×10μm)を複数設け
る。(図1では、上記開口部25を1箇所だけ示してい
る。)
【0031】上記開口部25が形成する正方形の4辺の
基板10に対する向きは、[011]方向もしくは[01
/1]方向にした。なお、括弧内の面方位を表す数字の前
に付したスラッシュは、その数字が示す方向が負の方向
であることを示す。
【0032】次に、MOCVD法(有機金属気相成長法)
を用い、上面である(100)面の成長速度が、側面であ
る{111}A面および{111}B面での成長速度の20
倍以上になるような結晶成長条件で、n型GaAs台座層
12(厚さ2μm)を形成する。(以下、側面の成長速度に
対する上面の成長速度の比を選択比と称する。)
【0033】上記台座層12は、上面の成長速度を側面
の成長速度の20倍にしたので、図1(A)に示すよう
に、台形状になる。
【0034】次に、上記台座層12の上に、n型GaIn
P中間バンドギャップ層13(厚さ20nm)を、選択比1
0程度の条件で形成する。このため、上記中間バンドギ
ャップ層13は、上記台座層12の上面上が厚肉部13
aになり、上記台座層12の側面上が薄肉部13bにな
る。
【0035】次に、上記中間バンドギャップ層13の上
に、n型AlInPクラッド層14(厚さ1μm)と、アン
ドープAlGaInP(y=0.4)発光層15(厚さ1μm)
と、p型AlInPクラッド層16(厚さ10μm)を、そ
れぞれ選択比3程度の条件で、順に形成する。
【0036】次に、上記クラッド層16の上面上に、選
択比20以上の結晶成長条件で、p型GaAsコンタクト
層17(厚さ2μm)を形成する。
【0037】次に、表面電極18を、上記クラッド層1
6およびコンタクト層17の表面全面上に蒸着する。そ
の後、上記表面電極18を、フォトリソグラフィーによ
って、後述するパターンにする。
【0038】次に、裏面電極19(図示せず)を基板10
の裏面全面に蒸着する。このようにして、この実施例
の、メサ形状部40が完成する。
【0039】上記メサ形状部40の上面を図1(B)に示
す。
【0040】図1(B)において、31および32は{1
11}B面であり、33および34は{111}A面であ
り、30は(100)面である。なお、面35,36,3
7,38の面方位は、それぞれ、その面内位置によって
異なっている。また、コンタクト層17は、{111}A
面および{111}B面に向かってはほとんど成長しない
から、上記コンタクト層17は、面30および面35,
36,37,38に形成される。そして、このコンタクト
層17上の表面電極18のみを残し、面31,32,3
3,34上の表面電極18を除去するようにしている。
【0041】図2は、チップ全体の上面を示している。
チップ上面には、メサ形状部40がマトリクス状に配置
されている。ワイヤボンドのため、チップ上面の中央部
にはメサ形状部40を設けていない。そして、この中央
部を表面電極のパッド部29として、このパッド部29
にワイヤボンドするようにしている。
【0042】本実施例においては、台座層12は、上記
メサ形状部40の基礎部としての役割をするだけでな
く、バッファ層としての役割を兼ねている。ただし、上
記台座層12は、普通のバッファ層と異なり、開口部2
5上に選択的に形成されている上に、形状が台形状にな
っている。
【0043】また、上記台座層12は、結晶成長の面方
位依存性を利用して、台形状に形成されるので、結晶成
長工程を中断することなく、メサ形状部40を形成でき
て、製造工程の簡単化を図ることができる。
【0044】また、上記台座層12上に形成される中間
バンドギャップ層13は、選択比10程度で成長させた
ので、上記台座層12の上面上の厚肉部13a 厚さが
20nmであるのに対して、台座層12の側面上の薄肉部
13b の厚さは2nm程度と非常に薄くなる。このため、
台座層12の側面においては、上記中間バンドギャップ
層13の働きが不十分になる。すなわち、上記台座層1
2の側面では、エネルギーバンドの不連続な変化に起因
する一種の電気抵抗が生じる。したがって、電流は、台
座層12と、この台座層12の上面に対向する領域の中
間バンドギャップ層13を経由して流れる。このため、
発光層15においても、上記台座層12の上面に対向す
る部分に集中的に電流が流れる。そして、上記メサ形状
部40の中心部に対向する領域の発光層15から発した
光は、メサ形状のクラッド層16の露出した光出射面で
ある4つの面31,32,33,34へ垂直に近い角度で
入射する。したがって、上記実施例によれば、光出射面
が平面であるLEDに比べて、約4倍の外部出射効率を
得ることができる。
【0045】また、上記実施例によれば、基板10を通
過させることなく外部に光を取り出して、基板10の光
吸収領域に関係なく発光波長を設定できる。
【0046】上記実施例では、上記台座層12を含むメ
サ形状部40を形成するために、MOCVD法を用いて
各層を形成する際に、基板温度や、成長炉内のガス圧力
や、ガス流量の比(GaAsの場合、例えばAsH3ガスの
流量に対するTMG(トリメチルガリウム)ガスの流量
比)を変化させることによって、結晶成長速度の面方位
選択比を変えた。上記MOCVD法における、上記ガス
流量比等のパラメータは各層毎に変えてもよい。
【0047】また、半導体層12〜17の成長条件とし
ては、基板温度を700℃とし、圧力は76Torr一定
とし、上記ガス流量比(いわゆるV/III比)を台座層
12およびコンタクト層17においては80とし、中間
バンドギャップ層13〜クラッド層16においては20
0とした。
【0048】なお、上記第1実施例は、以下のように変
更してもよい。
【0049】上記実施例では、基板10表面の面方位を
(100)面としたが、基板10表面の面方位を(100)
面から数度(2〜15°)傾けてもよく、その方が発光効
率が高い場合がある。
【0050】また、上記実施例では、表面電極18とし
ては、AuZnを用いたが、その他のp側オーミック電極
を用いてもよい。また、裏面電極19として、AuGeを
用いたが、その他のn側オーミック電極を用いてもよ
い。また、表面電極18のパターンは、例えば上面30
と1つの側面35のみに形成してもよい。あるいは、上
記表面電極18を、側面35および側面36および側面
37および側面38に形成して、上面30には形成しな
い等の変更が可能である。
【0051】さらに、基板10の導電型はn型でもp型
でもよい。
【0052】また、マスク膜11は、酸化シリコンの
他、窒化シリコン、アルミナ、酸化チタンなどを形成す
るか、基板自体を酸化した膜(本実施例においてはGaA
s酸化膜)としてもよい。
【0053】また、上記実施例では、各半導体層12〜
17をMOCVD法で形成したが、上記各半導体層を、
MBE法(分子線エピタキシ法)または、ガスソースMB
E法または、MOMBE法(有機金属MBE法)または、
CBE法(化学ビームエピタキシ法)等の面方位選択成長
法で形成してもよい。
【0054】また、発光層15の界面の接合はダブルヘ
テロ接合に限定されるものでなく、シングルヘテロ接合
やホモ接合であってもよい。
【0055】次に、第2実施例のLEDのチップ上面を
図3に示す。図3中、線AーAにおける断面は、第1実
施例を示す図1(A)と同じであるので、同一構成要素に
ついては同一記号で示して説明を省略し、第1実施例と
異なる点を説明する。図3に示すように、この第2実施
例は、凸型メサ形状部の表面形状がマルチストライプ状
になっている。そして、すべてのストライプが表面電極
18のパッド部29に連結されている。また、表面電極
18は上記メサ形状部の上面の上にのみ形成されてい
る。したがって、フォトリソグラフィーでコンタクト露
光あるいはプロジェクション露光して、上記表面電極1
8をパターン形成するときにフォトマスクとの距離が一
定となる。したがって、露光パターンがボケることがな
くて、第1実施例に比べて歩留まりが向上する。また、
発光層からの光は、ストライプ状の凸型メサ形状部の左
右の2つの側面から外部に出射するので、外部出射効率
は平面型LEDの約2倍になる。
【0056】次に、第3実施例のLEDのチップの上面
を図4に示す。この第3実施例は、凸型メサ形状部の表
面形状が、図4に示すように多段分岐メサ状であり、す
べての分岐ストライプはパッド部290につながってい
る。また、表面電極18はメサ形状部の上面の上にのみ
形成されており、この場合、フォトリソグラフィーが容
易で歩留が向上することは、第2実施例に示した通りで
ある。
【0057】この第3実施例の図4におけるBーB線断
面を、図5に示す。図5に示すように、この実施例は、
半導体層12〜17までの形成は実施例1と同じである
ので、同一記号で表して、説明を省略する。
【0058】上記第3実施例は、p型GaAsコンタクト
層17の成長に続けて、n型GaAs電流阻止層20を形
成する。電流阻止層20は、多段分岐メサ形状部の先端
中央の領域が除去され、開口部28が形成される。そし
て、この電流阻止層20の開口部28を介してのみ、表
面電極18とp型コンタクト層17とが電気的にコンタ
クトする。したがって、上記多段分岐メサ形状部の先端
中央の領域に対向する領域の発光層のみが発光する。そ
して、分岐形状の先端部では、図4のZ部に示すよう
に、クラッド層16の光出射側面が3つあるので、平面
型LEDの約3倍の出射効率を得ことができる。また、
上記電流阻止層20は、表面電極18のパッド部290
に対向する発光層が発光することを防いで、無効発光を
抑制する働きもする。
【0059】次に、図6に、第4実施例を示す。この第
4実施例は、AlGaInP系LEDである。また、上記
実施例は、基板の表面が(111)B面である。そして、
上記基板の表面上に、各半導体層を成長させている。
【0060】以下、上記第4実施例を、その製造工程を
説明しながら、説明する。
【0061】図6(A)および(B)は、それぞれ、1つの
凸型形状部400の拡大断面および上面を示す。上記第
4実施例は、表面が(111)B面から[ /211]方向に
2°傾いたp型GaAs基板50上に、Si34膜51(厚
さ20nm)をCVD(ケミカル・ベイパー・ディポジショ
ン)法によって形成し、上記Si34膜51に一辺の長さ
が30μmの正三角形の開口部70を複数個設ける。(図
6には、1つの開口部70のみを示す)。
【0062】次に、MBE法を用いて、{111}B面お
よび{111}A面の成長速度が{110}面の成長速度の
10倍以上になる成長条件で、上記開口部70上に、p
型GaAs台座層52(厚さ3μm)およびp型Al0.6Ga0.
4As中間バンドギャップ層53を形成する。台座層52
とバンドギャプ層53の選択比が同じなので、図6(A)
に示すように、上記中間バンドギャップ層53は、断面
台形状の台座層52の側面上にはほとんど形成されな
い。
【0063】次に、MBE法を用いて、上記台座層52
および中間バンドギャップ層53上に、p型AlGaIn
P(y=0.6)/p型AlInPを40ペア形成した多層
反射膜54と、p型AlGaInP(y=0.7)クラッド層
55と、アンドープAlGaInP(y=0.5)発光層56
(厚さ1μm)と、n型AlGaInP(y=0.7)クラッド
層57(厚さ20μm)を選択比が約3倍の条件で、順に
形成する。
【0064】引き続いて、上記クラッド層57上に、選
択比が20倍以上になる成長条件で、n型AlGaAs中
間バンドギャップ層58(厚さ0.5μm)と、n型GaA
sコンタクト層59(厚さ2μm)を、順に形成する。
【0065】次に、上記クラッド層57の表面を含む表
面全体に表面電極60を形成し、図6(B)に示すクラッ
ド層57の出射面81,82,83上に形成された表面電
極60をエッチング除去する。次に、裏面全面に裏面電
極(図示せず)を形成する。
【0066】上記実施例は、図6(B)に示すように、上
記コンタクト層59の上面80は、結晶面としては、
(111)B面である。また、3つの側面81,82,83
は、その大部分を、上記クラッド層57が構成してお
り、結晶面としては、{110}面である。また、側面8
1と側面82、側面82と側面83、側面83と側面8
1の間にわずかに他の面も存在している。上記第4実施
例は、上記コンタクト層59の上面80上および上記側
面間に僅かに存在する面上に表面電極60を形成してい
る。そして、上記表面電極60は、上記側面間の面上に
形成された部分が、パッド部(図示せず)につながってい
る。
【0067】上記実施例では、MBE法を用いて、台座
層52や中間バンドギャップ層53等の各半導体層を形
成した。上記MBE法では、一般に、基板温度や、成長
炉内のV族ガス圧力を変化させて、各半導体層の成長速
度の面方位選択比を変えるようにしている。具体的に
は、台座層52および中間バンドギャップ層53の成長
条件は、基板温度を750℃とし、ガス圧力を8×10
-8Torrとした。また、中間バンドギャップ層58およ
びコンタクト層59の成長条件は、基板温度を650
℃、ガス圧力を8×10-8Torrとした。また、54(多
層反射膜)〜57(クラッド層)の半導体層の成長条件
は、基板温度を550℃とし、ガス圧力を5×10-8
orrとした。
【0068】上記実施例によれば、凸形状の光出射面を
有するクラッド層57を含む凸型形状部400が形成さ
れ、かつ、台座層52の上面上の部分が台座層52の側
面上の部分に比べて非常に厚い中間バンドギャップ層5
3を形成したので、第1実施例と同様に、凸型形状部4
00の光出射面中心に対向する領域の発光層56を集中
的に発光させて、発光層が発生する光を光出射面に対し
て垂直入射に近付けることができて、外部への光出射効
率を向上させることができると共に、台座層52を中心
とする凸型形状部400を、結晶成長工程を中断するこ
となく、形成できて、製造工程の簡単化を図ることがで
きる。そのうえ、多層反射膜54を、発光層56の下に
設けたので、上記発光層56から基板50に向かう光
を、上記反射膜54で反射して、クラッド層57の光出
射面に向かわせることができ、外部への光出射効率を特
に向上させることができる。
【0069】尚、上記第4実施例は、第1実施例で示し
た変更と同様の各変更が可能である。また、上記第4実
施例において、基板50の面方位を(111)A面として
もよく、また、(111)A面あるいは(111)B面から
の傾きを0〜15°としてもよい。
【0070】次に、図7に、第5実施例であるZnCdS
e系LEDの断面を示す。
【0071】この第5実施例を、その製造工程を説明し
ながら、説明する。まず、n型GaAs基板100上に、
真空蒸着によってアルミナ・マスク膜101を形成す
る。次に、上記アルミナ・マスク膜101に開口部12
5を設ける。
【0072】次に、上記開口部125上に、MBE法に
よって、n型GaAs台座層102と、n型AlGaAs中
間バンドギャップ層103を、順に、選択比が10以上
の条件で作製する。次に、上記中間バンドギャップ層1
03上および上記台座層102の側面上に、MBE法を
用いて、n型ZnSSeバッファ層104と、n型ZnSe
クラッド層105と、アンドープZn1-xCdxSe(x=
0.2)歪み量子井戸発光層106と、p型ZnSeクラ
ッド層107と、p型GaAsコンタクト層108を順に
形成する。
【0073】次に、上記コンタクト層108上に表面電
極109を形成し、基板100の裏面に裏面電極(図示
せず)を形成する。
【0074】上記第5実施例によれば、第1実施例と同
じように、発光層106が発生する光を光出射面に対し
て垂直入射に近付けることができて、外部への光出射効
率を向上させることができると共に、台座層102を中
心とする凸型メサ形状部500を、結晶成長工程を中断
することなく、形成できて、製造工程の簡単化を図るこ
とができる。
【0075】この第5実施例において、上記台座層10
2を中心とする凸型メサ形状部500を、マトリクス状
に配置してもよく、また、上記メサ形状部500の表面
パターンを、第2実施例と同様のマルチストライプ形状
にしてもよく、また、上記メサ形状部500の表面パタ
ーンを、第3実施例と同様の多段分岐形状にしてもよ
い。
【0076】また、上記第5実施例のその他の点につい
ても、他の実施例で示したのと同じ変更が可能である。
例えば、発光層の下に反射膜を形成して外部出射効率を
向上させることができる。また、以下に示す変更も可能
である。
【0077】基板の導電性はn型でもp型でもよい。ま
た、発光層105はZn1-xCdxSe(x=0.2)とした
が、xの値は特に限定されず、例えばx=0のZnSeであ
ってもよい。また、発光層は例えばZnSe/ZnCdSe
多重量子井戸構造であってもよい。
【0078】また、n型ZnSSeバッファ層103はn
型InGaAsバッファ層であってもよく、n型ZnS/Z
nSe歪超格子層であってもよい。
【0079】また、各半導体層102〜108をMBE
法(分子線エピタキシ法)で形成したが、MOCVD法も
しくは、MOMBE法もしくは、ガスソースMBE法も
しくは、CBE法等で形成してもよい。
【0080】また、各半導体層103〜107の材料と
しては、II族元素としてCd,Zn,Mg等を用い、VI
族材料としてTe,Se,S等を用いたII−VI族半導体
を用いることができる。
【0081】なお、上記第1〜第5実施例は、基板をG
aAsとし、その上に異種結晶を選択成長させたLEDと
したが、本発明は他の材料系のLEDにおいても適用で
きる。例えば、基板としてInPを用い、InGaAsP系
あるいはInGaAs系の材料を成長させたLEDや、基
板としてGaPを用い、AlGaP系もしくは、InGaP
系あるいはGaAsP系材料を成長させたLED等に適用
することができる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の発光ダイオードは、上面の結晶成長速度が側面の結晶
成長速度よりも速い台座層を有しているので、結晶成長
工程を中断することなく、発光ダイオードの表面が凸形
状を有した構造を作製できる。したがって、製造工程の
簡単化を図ることができる。
【0083】また、本発明は、中間バンドギャップ層
を、上記台座層側面にほとんど形成せずに上記台座層上
面上に選択的に形成することができるので、上記台座層
を基礎部とする凸形状部の中心部に電流を絞ることがで
き、上記中心部に対向する領域の発光層を集中的に発光
させることができる。このため、上記発光層が発生する
光を上記凸型形状部の光出射面に対して垂直入射に近付
けることができて、光出射効率を向上させることができ
る。
【0084】また、本発明によれば、基板を通過させる
ことなく外部に光を取り出して、基板の光吸収領域に関
係なく発光波長を設定できる。
【0085】また、上記台座層をAlzGa1-zAs(0≦z
≦1)で作製した場合には、結晶成長速度の面方位によ
る選択性を特に大きくできるので、上記台座層を凸形状
にすることが特に容易になり、製造工程の一層の簡単化
を図ることができるようになる。
【0086】また、第1導電型半導体クラッド層が第1
導電型多層反射膜を含む場合には、発光層の下の上記多
層反射膜が、上記発光層から基板に向かう光を反射し
て、この光を凸型形状部の光出射面に向かわせることが
できるので、光出射効率を特に向上できる。
【0087】このように、本発明は、AlGaInP系あ
るいはII−VI族系LED等の高輝度化ならびに生産
性の向上に大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の発光ダイオードの第1実施例のAl
GaInP系LEDの拡大断面図および拡大上面図を含む
図である。
【図2】 上記LEDの上面図である。
【図3】 本発明の第2実施例のAlGaInP系LED
の上面図である。
【図4】 本発明の第3実施例のAlGaInP系LED
の上面図である。
【図5】 上記LEDの拡大断面図である。
【図6】 本発明の第4実施例のAlGaInP系LED
の拡大断面図と拡大上面図を含む図である。
【図7】 本発明の第5実施例のZnCdSe系LEDの
拡大断面図である。
【図8】 凸型形状部の形成過程を説明する説明図であ
る。
【図9】 光発生位置によって外部出射効率が変化する
ことを説明する説明図である。
【図10】 従来の発光ダイオードの断面図である。
【符号の説明】
10…n型GaAs基板 11…SiO2マスク膜 12…n型GaAs台座層 13…n型GaInP中間バンドギャップ層 14…n型AlInPクラッド層 15…アンドープAlGaInP(y=0.4)発光層 16…p型AlInPクラッド層 17…p型GaAsコンタクト層 18…表面電極 25…SiO2マスク膜11の開口部 40,400,500…メサ形状部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型を有する半導体基板と、 上記半導体基板上に形成され、開口部を有するマスク膜
    と、 上記開口部上に形成され、上記半導体基板の表面に略平
    行な上面と、上記上面の結晶成長速度よりも成長速度が
    遅い側面とを含む凸形状の第1導電型半導体台座層と、 上記第1導電型半導体台座層の上面上の部分が、上記第
    1導電型半導体台座層の側面上の部分よりも厚く、か
    つ、上記台座層よりもバンドギャップが大きな第1導電
    型半導体中間バンドギャップ層とを備え、 上記中間バンドギャップ層上に、少なくとも、上記中間
    バンドギャップ層よりバンドギャップの大きな第1導電
    型半導体クラッド層と、第2導電型半導体クラッド層
    を、順に積層したことを特徴とする発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 上記第1導電型台座層がAlzGa1-zAs
    (0≦z≦1)であることを特徴とする請求項1に記載の
    発光ダイオード。
  3. 【請求項3】 上記第1導電型半導体クラッド層は、第
    1導電型多層反射膜を含んでいることを特徴とする請求
    項1もしくは請求項2に記載の発光ダイオード。
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