JPH0738151A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JPH0738151A
JPH0738151A JP18103993A JP18103993A JPH0738151A JP H0738151 A JPH0738151 A JP H0738151A JP 18103993 A JP18103993 A JP 18103993A JP 18103993 A JP18103993 A JP 18103993A JP H0738151 A JPH0738151 A JP H0738151A
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light
semiconductor
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type
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JP18103993A
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Masanori Watanabe
昌規 渡辺
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射層に対し斜め方向に入射する光を高い反
射率で反射する単純な構成の半導体反射層を備えて、外
部出射効率もしくは電流利用効率の高効率化を図った半
導体発光素子を提供する。 【構成】 半導体基板10と、pn接合発光部16から
の光を伝える入射側媒質であるクラッド層15との間
に、クラッド層15より低い屈折率を有し、層厚が0.
25μm以上である半導体反射層14を設ける。また、
クラッド層17と表面電極25との間に同様な半導体反
射層18を設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体反射層に係り、
特に、発光ダイオード・半導体レーザなどに好適な高効
率の半導体反射層に関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)や半導体レー
ザ等の半導体発光素子において、内部で発生した光を有
効に取り出すこと、すなわち外部出射効率の向上は、高
出力の発光素子や高効率の発光素子を得るためには非常
に重要である。特に発光波長を吸収する基板を用いた場
合、基板での光吸収が外部出射効率の低下要因となるた
め、基板と発光部の間に反射層を設けて、基板による光
吸収を防止する対策が考えられている。
【0003】従来技術の例として、発光波長に対して不
透明な基板上に反射層を配し、上面から光を出射させる
LEDの断面図を図10に示す。この素子は以下のよう
にして作製される。n型GaAs基板510上に、n型
AlInP/AlGaInP多層反射層511(AlI
nP層厚=0.041μm,AlGaInP層厚=0.0
40μm)、n型AlGaInPクラッド層512、ア
ンドープAlGaInP発光層513、p型AlGaI
nPクラッド層514、p型GaAsコンタクト層51
5を順に全面に形成する。その後、表面電極516を素
子表面に蒸着し、表面電極516およびp型GaAsコ
ンタクト層515を素子中央部のみ残してエッチングす
る。また裏面電極517を裏面に蒸着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のLEDにおいて、多層反射層が特定の入射方向の光
(この場合垂直入射光)に対してのみ高反射率となる性
質を有しているため、真下へ向かう光線pは多層反射層
によって反射され上方より出射できるが、斜め下方向へ
向かう光線qは吸収されてしまい外部出射に寄与しない
という問題点があった。
【0005】また、斜め入射光についても高い反射率を
有する多層反射層を得るためには、各入射角に対して高
い反射率を有する多層反射層を多段組み合わす必要があ
り、これは非常に製造工程が複雑となり、製造コストが
高くなり、製品の歩留まりが低下するという問題点があ
った。
【0006】以上の問題点に鑑み、本発明の第1の課題
は、反射層に対し斜め方向に入射する光を高い反射率で
反射する単純な構成の半導体反射層を提供することであ
る。また、本発明の第2の課題は、上記反射層を用いて
外部出射効率もしくは電流利用効率の高効率化を図った
半導体発光素子を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次の構成を有する。すなわち、本発明は、
少なくとも光を情報またはエネルギーとして取り扱う光
半導体装置において、光入射層が有する第1の屈折率よ
り低い第2の屈折率を有し、層厚が0.25μm以上で
ある半導体反射層を有することを特徴とする光半導体装
置である。また、本発明は、少なくとも光を情報または
エネルギーとして取り扱う光半導体装置において、光入
射層が有する第1の屈折率より低い第2の屈折率を有
し、層厚が0.25μm以上である第1の半導体反射層
と、第3の屈折率を有する高屈折率半導体層と前記第3
の屈折率より低い第4の屈折率を有する低屈折率半導体
層とを交互に多層積層して成る第2の半導体反射層と、
を含むことを特徴とする光半導体装置である。
【0008】また、本発明は、前記光半導体装置におい
て、光入射層と第2の半導体反射層との間に第1の半導
体反射層を配置したことを特徴とする光半導体装置であ
る。また、本発明は、前記光半導体装置において、光入
射層と半導体基板との間に半導体反射層を配置したこと
を特徴とする光半導体装置である。また、本発明は、前
記光半導体装置において、光入射層がAlGaAsまた
はAlGaInPよりなり、半導体反射層がAlAs、
AlGaAs、AlInPまたはAlGaInPの何れ
かよりなることを特徴とする光半導体装置である。ま
た、本発明は、前記光り半導体装置において、光入射層
がZnSe、ZnSSeまたはZnMgSSeの何れか
よりなり、半導体反射層がZnCdS、ZnCdSSe
またはZnMgSSeの何れかよりなることを特徴とす
る光半導体装置である。
【0009】また、本発明は、前記光半導体装置におい
て、pn接合発光部と、該pn接合発光部の片側または
両側に配置された半導体反射層とを備え、該pn接合発
光部で発した光を少なくとも素子側面から出射すること
を特徴とする光半導体装置である。
【0010】
【作用】次に、図面を参照して、本発明の作用を説明す
る。図7は、本発明の原理を示す光半導体装置の断面図
である。同図において、光入射側の媒質1の屈折率を
3.527、全反射層2の屈折率を媒質1の屈折率より
低い3.189、媒質3の屈折率を4.066−0.27
6iとし、媒質1から全反射層2への光の入射角Aとす
る。そして、入射角Aが50°および66°の場合につ
いて、全反射層の層厚dを変化させたとき、反射率Rが
どのように変わるかを計算した結果を図8に示す。ただ
し光の波長λは0.564μmとした。
【0011】図7の構成の場合、入射角Aが全反射とな
る臨界角Acは64.7°である。入射角Aが臨界角に
満たない50°の時は、反射率Rは層厚dの値が増える
と周期的に増減を繰り返す。入射角Aが臨界角を越えた
66°の時は、全反射条件を満たしており、層厚dが波
長λに比べて十分大きければ、反射率Rは100%とな
る。しかし層厚dが薄ければ反射率Rは小さく、反射率
Rが50%を越えるのは層厚dが0.25μm程度、1
00%近くの反射率となるのは層厚dが約1μm以上の
ときである。これは、入射角Aが全反射条件A>Acを
満たしていても、全反射層内にエバネッセント波と呼ば
れる光の染み出しがあり、十分な反射率を得るには、そ
の染み出し距離よりも全反射層の層厚dが大きくなけれ
ばならないことを示している。
【0012】なお50%以上の反射率が得られる全反射
層の下限層厚は、波長・材料の屈折率によって変化する
が、波長を可視光、半導体材料をIII−V族またはII−V
I族化合物半導体と限定すると、ここで示した層厚0.2
5μmは一つの目安となる。波長λ(μm)が紫外線領
域(<0.4μm)または赤外線領域(>0.7μm)の
場合には、波長に比例した補正を行う必要があり、下限
層厚(μm)=0.25×λ/0.564となる。
【0013】この下限層厚は、従来用いられている多層
反射層中の低屈折率層の層厚に比べて非常に大きい。多
層反射層中の低屈折率層厚はλ/4n(nは屈折率)で
与えられ、nを全反射層2と同じ媒質の屈折率とすると
0.044μmとなり、0.25μmより十分小さい。両
者はその働きも異なり、別の物であることが分かる。
【0014】この全反射層を用いて素子側面4から光を
出射する場合を、図7を用いて考察する。側面4は全反
射層2に垂直とする。側面4から出射する光が満たすべ
き側面への入射角Cは、0°<C<Cmaxとなる。ただ
し媒質1から樹脂5(屈折率1.5)へ出射する光の全
反射臨界角Cmaxは、arcsin(1.5/3.52
7)=25.16°となる。ところで角Cと角Aとは、
A=90°−Cの関係がある。従って反射層2が側面か
ら出射する光に対して高反射率とするには、Amin<A
<90°の角度Aに対して高い反射率が得られればよ
い。ただしAmin=90°−Cmax=64.84°とな
る。この角度は先程上に示した全反射層2の全反射臨界
角Ac=64.7°とほぼ等しい。
【0015】従って、全反射層2は、側面4から出射で
きる光をほぼ完全に反射させることができ、従来よく用
いられて来た多層反射層を用いる必要がないことが分か
る。もちろんこの角度は媒質1と全反射層2の屈折率差
に強く依存するので、用いる媒質1と全反射層2の組み
合わせによっては多層反射層を併用してもよい。組み合
わせる多層反射層は、側面へ出射する光に対する反射率
を補うよう斜め入射光に対して高い反射率とする場合の
ほか、上面へ出射する垂直入射に近い光に対して高反射
率とする場合が考えられる。
【0016】全反射層の材料としては、入射側の媒質よ
り屈折率が小さいだけでなく、格子整合することが望ま
しい。これらの点を考慮すると、入射側の媒質がAlG
aInPのときには、AlGaInP(ただしAl混晶
比が入射側より大)またはAlInP、AlGaAsま
たはAlAsが特に適している。入射側の媒質がAlG
aAsのときも同様である。また入射側の媒質がZnS
eあるいはZnSSeのときには、ZnCdSあるいは
ZnMgSSeが適している。入射側の媒質がZnMg
SSeのときも同様である。
【0017】以上に示した全反射層は光を側面から出射
させる発光素子に適している。光を上面から出射させた
場合の模式図を図9(a)、側面から出射させた場合の
模式図を図9(b)に示す。図9(a)のように点Pか
ら出射した光のうち上面から光を出射する成分は、上面
での全反射のため制約され、円状の領域6だけとなる。
この出射できる光の立体角の全立体角に対する割合は
5.1%である。
【0018】一方、図9(b)に示すように、円柱の中
心軸上の点Qより発した光は、円柱を平行平面で切った
側面である領域7より出射する。この出射できる光の立
体角の全立体角に対する割合は44.1%である。この
ように側面から出射する立体角のほうが圧倒的に大きい
ことが分かる。しかし側面から出射させるには、中央で
発した光線が基板に吸収される事なく側面に到達するよ
う、十分透光性領域を厚くするか、基板に斜め入射した
光を反射させる必要がある。上記全反射層を用いれば、
透光性領域を極端に厚くする事なく、中央で発した光を
側面まで導くことができる。上記反射層は、発光層の下
部だけでなく上部にも設ければ、上部へ向かい電極近傍
で吸収される光を側面に導くことができる。
【0019】以上に示した反射層によって反射された光
は、発光層に再吸収される場合がある。この場合は、基
板などに吸収される場合と異なり、再び発光に寄与す
る。このような効果をフォトンリサイクル効果と呼ぶ。
フォトンリサイクル効果は発光ダイオードだけでなく半
導体レーザにもあり、特に半導体レーザの場合には、発
振閾値電流が低減される。
【0020】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明に係る半導体
反射層および半導体発光素子の実施例を詳細に説明す
る。 <第1実施例>図1は、第1実施例のAlGaInP系
発光ダイオード(LED)の断面図を示している。以
下、各層の基板表面に垂直な方向の厚さを括弧内に示
す。また、GaInPはGa0.5In0.5P、AlInP
はAl0.5In0.5P、AlGaInPは(AlyGa1-y)
0.5In0.5Pの略である。
【0021】図1のAlGaInP系LEDは以下のよ
うにして作製される。表面が(100)面のn型GaA
s基板10上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)
によって、n型GaAsバッファ層11(0.5μ
m)、n型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層1
2(0.2μm)、n型AlAs全反射層(1μm)1
4、n型AlGaInP(y=0.7)クラッド層15
(25μm)、アンドープAlGaInP(y=0.
5)発光層16(1μm)、p型AlGaInP(y=
0.7)クラッド層17(25μm)、p型AlAs全
反射層18(1μm)、p型Al0.5Ga0.5As中間バ
ンドギャップ層20(0.2μm)、p型GaAsコン
タクト層21(1μm)を順次形成する。
【0022】次いで、表面電極25・裏面電極26をそ
れぞれ、表面及び裏面の全面に蒸着する。この後140
μm間隔でダイシングしてチップ分割し、ステムへのダ
イボンド、ワイヤボンド、樹脂封止を行い素子を完成さ
せる。
【0023】本実施例の発光ダイオードにおいては、発
光層16から直接側面に達する光線a、反射層14ある
いは18で反射して側面に達する光線b・cが外部に出
射する。従来の代表的な素子サイズが300μm角だっ
たのに対し、本実施例の素子は上面に出射面を形成して
いないため、チップサイズをワイヤーボンドに必要なパ
ッド面積にほぼ等しい140μm角と小さくできた。そ
の結果1ウエハ当たりの素子数が4倍以上になり、生産
性が大幅に向上した。本実施例のLEDは中心波長56
0nmで発光し、従来の上面出射型LEDの約1.7倍
の光度が得られた。これは、上面へ出射する光の割合よ
り、前後左右の側面へ出射する光の割合が大きいことに
よる。
【0024】なお、本第1実施例は、以下のように変更
してもよい。反射層14・18としては、AlAsを用
いたが、AlGaAs、AlInP、あるいはAlGa
InPを用いてもよい。反射層の厚さは0.25μm以
上であればよい。中間バンドギャップ層12・20は、
素子への印加電圧を減少させる効果があるが、必ずしも
なくてもよく、GaAsとAlAsの間のバンドギャッ
プを有する他の材料(GaInPなど)で置き換えても
よい。基板10表面の面方位は(100)面としたが、
(100)面から数度(2〜15°)傾けてもよく、そ
のほうが発光効率が高い場合がある。また(111)B
面、(111)A面、(110)面、およびそれらの面
から数度傾いた面としてもよい。
【0025】また、基板10の導電型はn型でもp型で
もよい。表面電極25としては、AuZnを用いたが、
その他のp側オーミック電極を用いてもよい。また裏面
電極26としてはAuGeを用いたが、その他のn側オ
ーミック電極を用いてもよい。各半導体層11〜21は
MOCVD法で形成したが、MBE法(分子線エピタキ
シ法)、ガスソースMBE法、MOMBE法(有機金属
MBE法)、CBE法(化学ビームエピタキシ法)など
の成長法で形成してもよい。
【0026】<第2実施例>次に、第2実施例の発光ダ
イオードの断面図を図2に示す。第2実施例のLED
は、上面および側面から光を出射する構造とした。また
全反射層と多層反射層を組み合わせた複合反射層を採用
している。図2において、第1実施例と同じ要素に対し
ては同一記号で示している。
【0027】本第2実施例のLEDは以下のようにして
作製される。表面が(100)面のn型GaAs基板1
0上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)によっ
て、n型GaAsバッファ層11(0.5μm)、n型
Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層12(0.2
μm)、n型AlAs/Al0.7Ga0.3As多層反射層
(20.5ペア)13、n型AlAs全反射層(1μ
m)14、n型AlGaInP(y=0.7)クラッド
層15(25μm)、アンドープAlGaInP(y=
0.5)発光層16(1μm)、p型AlGaInP
(y=0.7)クラッド層17(2μm)、p型Al0.5
Ga0.5As中間バンドギャップ層20(0.2μm)、
p型GaAsコンタクト層21(1μm)を順次形成す
る。
【0028】次いで、表面電極25を表面の全面に蒸着
する。その上に100μmφのレジストパターンを形成
し、ウエットエッチングによって層25、21、20を
除去する。これにより、表面電極25の除去された部分
はクラッド層17が露出する。この露出面は光出射面お
よび全反射面として働く。次いで、裏面電極26を裏面
の全面に蒸着する。この後、300μm間隔でダイシン
グしてチップ分割し、ステムへのダイボンド、ワイヤボ
ンド、樹脂封止を行い素子を完成させる。
【0029】多層反射層13は、AlAs層、Al0.7
Ga0.3As層、AlAs層、Al0.7Ga0.3As層 …
AlAs層が順に20.5ペア(41層)積層されたも
のである。各層の層厚は、上面より出射できる入射角0
〜26°の光に対して高い反射率が得られるよう、上面
への加重平均入射角θ0=18°の光に対して反射率が
最大となるように設計されている。
【0030】すなわち波長λ、層13中各層の厚さdi
(i=1はAlAs層、i=2はAl0.7Ga0.3As層
を示す)、層13中各層の屈折率ni、クラッド層17
の屈折率n0、層13中各層内での光の入射角θiとおい
て、θi=arcsin(n0・sin(θ0)/ni)、
i=λ/(4・ni・cos(θi))、となる。波長
564nmに対してAlAs層の層厚d1は0.047μ
m、AlGaAs層の層厚d2は0.041μmである。
このことより、全反射層14(1μm)は多層反射層1
3中のAlAs層厚より約20倍(全反射層が0.25
μmとしても約5倍)大きく、両者は別のものであると
言える。
【0031】この構成では、下方へ出射した光線eが反
射されて上面から出射し、反射層14によって反射され
た光線fは側面から出射する。従って、前後・左右・上
下の6方向に出射された光が外部に取り出され、そのた
め外部出射効率は実施例1よりも良好である。このよう
な組み合わせにおいて、全反射層14を多層反射層13
よりも光入射側に設置することにより、最も高い平均反
射率が得られる。
【0032】本第2実施例において、p型クラッド層1
7の上部にも全反射層または複合反射層を設けることに
より、中間バンドギャップ層20・コンタクト層21・
表面電極25での光吸収を抑制することができ、さらに
外部出射効率の向上が図れる。この上部全反射層または
上部複合反射層は、表面電極25・コンタクト層21・
中間バンドギャップ層20のエッチング時に除去して表
面電極25の下部だけ残してもよく、上記エッチング時
にエッチングせず表面全面に残してもよい。本第2実施
例において、他にも第1実施例で示した各種変更が可能
である。
【0033】<第3実施例>次に、第3本実施例の発光
ダイオードの上面図を図3に、断面図を図4に示す。本
第3実施例は、素子側面の形状を直方体でなく頂点の欠
けた円錐状にしている。また反射層として全反射層と斜
め入射用多層反射層の複合反射層を用いている。
【0034】本第3実施例のLEDは以下のようにして
作製される。表面が(100)面のn型GaAs基板5
0上に、MOCVD法によって、n型GaAsバッファ
層51(0.5μm)、n型GaInP中間バンドギャ
ップ層52(0.2μm)、n型AlInP/AlGa
InP(y=0.7)多層反射層(5.5ペア)53、n
型AlInP全反射層(1μm)54、n型AlGaI
nP(y=0.7)クラッド層55(25μm)、アン
ドープAlGaInP(y=0.5)発光層56(1μ
m)、p型AlGaInP(y=0.7)クラッド層5
7(25μm)、p型AlInP全反射層58(1μ
m)、p型AlInP/AlGaInP(y=0.7)
多層反射層(5.5ペア)59、p型GaInP中間バ
ンドギャップ層60(0.2μm)、p型GaAsコン
タクト層61(1μm)を形成する。
【0035】次いで、表面電極65、裏面電極66をそ
れぞれ全面に蒸着する。さらに、表面電極65の上に1
00μmφのレジストパターンを形成し、ウエットエッ
チングで表面電極65から基板50までの各層をエッチ
ングし深さ50μmの溝を掘る。このエッチングによっ
てやや傾斜した側面69が形成され、100μmφのメ
サ形状68が形成される。その後、ダイシングによって
140μm間隔に分割する。
【0036】発光層56で発した光は、直接側面より出
射するか、光線g・hのように反射層53・54・58
・59で反射されて側面より出射する。ダイシング前に
メサ形状68を設けるのには2つの理由がある。1つ
は、四角柱に比べ円錐状にすることにより、外部出射効
率が増大するからである。もう一つは、側面にダイシン
グによるダメージが生じないため、信頼性の点で有利だ
からである。
【0037】本第3実施例は以下のように変更すること
も可能である。すなわち、メサ形状68は、円錐以外の
形状、例えば三角錐、四角錐、六角錐及び八角錐などの
多角錐やこれらの組み合わせでもよい。メサ形状の側面
69は基板50表面に対し少し傾けたが、垂直としても
よい。メサ形状68を形成するためのエッチングは、表
面電極65・裏面電極66を形成してからとしたが、電
極形成前に行ってもよい。またこのエッチングはRIB
E(反応性イオンビームエッチング)法などでもよい。
【0038】また、側面69に露出している各層を保護
するため、エッチング後にアルミナ、SiO2、窒化シ
リコン、その他の誘電体層で覆ってもよい。これらの形
成法としては、真空蒸着法、スパッタ法などがある。そ
の場合、層厚×屈折率を発光波長の1/4とすると反射
防止膜としての役割も果たす。
【0039】本第3実施例においては、基板側反射層・
上面反射層として、それぞれ多層反射層53・59と全
反射層54・58の複合反射層を用いている。ここでは
全反射層54・58の材料としてAlAsよりも安定な
AlInPを用いているが、この場合全反射角が大き
く、側面へ出射できる入射角の光すべてにわたって良好
な反射率が得られない。その点を補うため、入射角が約
60°〜70°の斜め光に対して良好な反射率が得られ
るように設計した多層反射層53・59と組み合わせて
ある。多層反射層53・59は実施例2に説明した多層
反射層13に準じた設計を行っているが、層材料・層数
・高反射率が得られる入射角が異なる。全反射層と多層
反射層の組み合わせにおいて、全反射層54・58を多
層反射層53・59よりも発光層56側に設置すること
により、最も高い平均反射率が得られる。ふ その他の
点に関しても、第1実施例及び第2実施例で示したのと
同じ変更が可能である。
【0040】<第4実施例>次に、第4実施例のZnC
dSe系LEDの断面図を図5に示す。なおZnCdS
eはZn1-xCdxSe、ZnCdSはZn1-xCdxS、
ZnMgSSeはZn1-xMgxySe1-yの略である。
【0041】本第4実施例のLEDは以下のようにして
作製される。n型GaAs基板100上に、MBE法に
より、n型GaAsバッファ層101(0.5μm)、
n型Al0.5Ga0.5As第1中間バンドギャップ層10
2(0.2μm)、n型AlAs第2中間バンドギャッ
プ層103(0.2μm)、n型ZnCdS反射層10
4(1μm)、n型ZnSSeクラッド層105(20
μm)、アンドープZn1-xCdxSe(x=0.2)歪
み量子井戸発光層106(0.01μm)、p型ZnS
Seクラッド層107(20μm)、p型ZnCdS反
射層108(1μm)、p型AlAs第2中間バンドギ
ャップ層109(0.2μm)、p型Al0.5Ga0.5
s第1中間バンドギャップ層110(0.2μm)、p
型GaAsコンタクト層111(1μm)を形成し、表
面電極115、裏面電極116を形成する。次いで、ダ
イシングによって140μm角の素子に分割し、ステム
ボンド、ワイヤーボンド、樹脂封止を行う。
【0042】また、図5において、発光層で発し側面よ
り出射される光線の例を光線i・jとして示す。本第4
実施例のLED素子は、フルカラー表示に不可欠な波長
492nmの青色で発光し、その光度は、全反射特性を
有する反射層を用いない比較例の上面出射型LED素子
の2.2倍であった。本第4実施例では、反射層104・
108を構成するZnCdSの屈折率がクラッド層10
5・107を構成するZnSSeの屈折率より小さいこ
とを利用してZnCdSを反射層としている。ただしZ
nCdS、ZnSSeの混晶比はGaAs基板100に
格子整合するように設定した。
【0043】なお、本第4実施例は以下に示す変更が可
能である。反射層104・108としては、ZnCdS
の他、ZnCdSSe、ZnMgSSeなどが可能であ
る。反射層に対する光入射側媒質であるクラッド層10
5・107としては、ZnSSeの他、ZnMgSSe
あるいは単なるZnSeが可能である。反射層の厚さは
0.5μm以上であればよい。
【0044】また、第3実施例に示したようなメサ形状
の形成を行ってもよい。発光層106はZnCdSe
(x=0.2)としたが、xの値は特に限定されず、例
えばx=0のZnSeであってもよい。また発光層は例
えばZnSe/ZnCdSe多重量子井戸構造であって
もよい。ZnSSeクラッド層105・107はそれぞ
れZnS/ZnSe歪超格子層であってもよい。各半導
体層101〜111をMBE法(分子線エピタキシ法)
で形成したが、MOCVD法、MOMBE法、ガスソー
スMBE法、CBE法などで形成してもよい。各半導体
層104〜108の材料としては、II族元素としてCd
・Zn・Mgなど、VI族材料としてTe・Se・Sなど
を用いたII-VI族半導体を用いることができる。
【0045】<第5実施例>次に、第5実施例の半導体
レーザの断面図を図6に示す。本第5実施例は、半導体
反射層を「フォトンリサイクル」のために用いたAlG
aAs系半導体レーザであり、以下に示す方法で製作さ
れる。
【0046】まず、表面が(111)B面のn型GaA
s基板210上に、MBE法によって、n型GaAsバ
ッファ層211(0.5μm)、n型Al0.5Ga0.5
s中間バンドギャップ層212(0.2μm)、n型A
lAs全反射層(1μm)214、n型Al0.5Ga0.5
Asクラッド層215(2μm)、アンドープAl0.08
Ga0.92As発光層216(0.05μm)、p型Al
0.5Ga0.5Asクラッド層217(2μm)、p型Al
As全反射層218(1μm)、p型Al0.5Ga0.5
s中間バンドギャップ層220(0.2μm)、p型G
aAsコンタクト層221(1μm)を形成する。
【0047】次いで、表面にSi34膜222を形成
し、幅100μm、ピッチ200μmの開口部223を
設ける。続いて、表面電極225・裏面電極226をそ
れぞれ表面・裏面の全面に蒸着する。この後、400μ
m間隔で劈開してバー状に分割する。一方の劈開面(前
面)にアルミナ反射防止コート膜、もう一方の劈開面
(後面)にアルミナ・Si多層反射膜を蒸着する。さら
にバーを200μm間隔に切断してチップとする。チッ
プをステムにダイボンド、ワイヤボンドし、ハーメチッ
クシールを行い半導体レーザ素子を完成させる。
【0048】本第5実施例の半導体レーザにおいては、
フォトンリサイクル効果により発振閾値電流が低減され
る。電流を閾値以下にしたとき、通常は自然放出光が四
方に放出され、その大部分が光吸収領域(基板など)に
吸収されてしまうが、本実施例では反射層が形成されて
いるので、自然放出光のかなりの部分が発光層に再吸収
される。再吸収された光はレーザ発振に寄与するので、
閾値電流の低減が図れる。本第5実施例の半導体レーザ
は、閾値電流90mAで発振した。これは反射層を用い
ない場合の値150mAに比べて大幅に低減されてい
る。発振スロープ効率は反射層の有無によらず1.0W
/A程度であまり変化はなかった。
【0049】なお、第1〜第4実施例に示した発光ダイ
オードにおいても、反射層を設けることによりフォトン
リサイクル効果が起こっていると考えられるが、その寄
与を外部出射効率の増加と分離するのは難しい。半導体
レーザの場合には閾値電流の減少はフォトンリサイクル
効果だけによると考えてよい。
【0050】また、本第5実施例は、以下のような変更
が可能である。本実施例においては基板210として表
面が(111)B面のGaAsを用いた。これは(10
0)面の基板より若干低閾値電流が得られるからである
が、特に基板の種類は限定されない。本実施例において
は幅100μmのブロードエリア型半導体レーザとした
が、幅の狭いストライプをアレイ状にした半導体レーザ
に適用しても同様なフォトンリサイクル効果が得られ
る。反射層は単層の全反射層としたが、多層反射層との
複合反射層としてもよい。発光層は、量子井戸、多重量
子井戸、歪み量子井戸などとすればさらに低閾値化が図
れる。
【0051】第5実施例に限らずすべての実施例に言え
ることであるが、各層の材料はGaAs基板を用いた場
合AlGaAs系、AlGaInP系、ZnCdSe
系、InGaAs系などの材料でもよい。またInP基
板を用いた場合、InGaAsP系の材料であってもよ
い。またGaP基板を用いた場合、AlGaP系、In
GaP系あるいはGaAsP系材料であってもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明は、発光ダイオード・半導体レー
ザなどの半導体発光素子において、光入射側の媒質より
も屈折率が低く、かつ膜厚が0.25μm以上の全反射
層を、基板と発光部の間に形成することにより、基板に
斜めに入射し吸収されていた光を側面などから取り出し
たり、発光部へ光をフィードバックすることができ、単
純・小型な構成で高い外部出射効率もしくは低い発振閾
値電流を得ることができる。
【0053】従って、本発明によれば、AlGaInP
系・AlGaAs系あるいはII−VI族系半導体発光素
子などの高輝度化・高効率化ならびに生産性の向上に大
いに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のAlGaInP系LEDの断面図
である。
【図2】第2実施例のAlGaInP系LEDの断面図
である。
【図3】第3実施例のAlGaInP系LEDの上面図
である。
【図4】第3実施例のAlGaInP系LEDの断面図
である。
【図5】第4実施例のZnCdSe系LEDの断面図で
ある。
【図6】第5実施例のAlGaAs系半導体レーザの断
面図である。
【図7】本発明の作用を説明するための、光線と反射層
・側面との関係を示す模式断面図である。
【図8】本発明の作用を説明するための、反射層厚dの
変化に対する反射率Rの関係を示す図である。
【図9】本発明の作用を説明するための、素子の上面ま
たは側面から出射する光の立体角を示す模式図である。
【図10】従来例のLEDの断面図である。
【符号の説明】
10 n型GaAs(100)基板 11 n型GaAsバッファ層 12 n型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層 14 n型AlAs全反射層 15 n型AlGaInP(y=0.7)クラッド層 16 アンドープAlGaInP(y=0.5)発光層 17 p型AlGaInP(y=0.7)クラッド層 18 p型AlAs全反射層 20 p型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層 21 p型GaAsコンタクト層 25 表面電極 26 裏面電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光を情報またはエネルギーと
    して取り扱う光半導体装置において、 光入射層が有する第1の屈折率より低い第2の屈折率を
    有し、層厚が0.25μm以上である半導体反射層を有
    することを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも光を情報またはエネルギーと
    して取り扱う光半導体装置において、 光入射層が有する第1の屈折率より低い第2の屈折率を
    有し、層厚が0.25μm以上である第1の半導体反射
    層と、 第3の屈折率を有する高屈折率半導体層と前記第3の屈
    折率より低い第4の屈折率を有する低屈折率半導体層と
    を交互に多層積層して成る第2の半導体反射層と、を含
    むことを特徴とする光半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、光入射層と第2の半
    導体反射層との間に第1の半導体反射層を配置したこと
    を特徴とする光半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかにおい
    て、光入射層と半導体基板との間に半導体反射層を配置
    したことを特徴とする光半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れかにおい
    て、光入射層がAlGaAsまたはAlGaInPより
    なり、半導体反射層がAlAs、AlGaAs、AlI
    nPまたはAlGaInPの何れかよりなることを特徴
    とする光半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れかにおい
    て、光入射層がZnSe、ZnSSeまたはZnMgS
    Seの何れかよりなり、半導体反射層がZnCdS、Z
    nCdSSeまたはZnMgSSeの何れかよりなるこ
    とを特徴とする光半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れかの光半
    導体装置において、 pn接合発光部と、 該pn接合発光部の片側または両側に配置された半導体
    反射層とを備え、 該pn接合発光部で発した光を少なくとも素子側面から
    出射することを特徴とする光半導体装置。
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