JPH07335973A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH07335973A
JPH07335973A JP12876794A JP12876794A JPH07335973A JP H07335973 A JPH07335973 A JP H07335973A JP 12876794 A JP12876794 A JP 12876794A JP 12876794 A JP12876794 A JP 12876794A JP H07335973 A JPH07335973 A JP H07335973A
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layer
total reflection
light
type
active layer
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Application number
JP12876794A
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English (en)
Inventor
Masanori Watanabe
昌規 渡辺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to DE69408374T priority patent/DE69408374T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性層116から自然放出される光を高い反
射率で活性層側に反射して、自然放出光のフォトンリサ
イクルを効果的に行うことができ、しかも該反射を行う
全反射層114,121を抵抗増大のない単純な構造と
でき、これにより、製造プロセスの複雑化を招くことな
く、電流利用効率の高効率化を図った半導体レーザ10
1を提供する。 【構成】 活性層116上下のクラッド層115,11
8の外側に、屈折率が該クラッド層の屈折率より小さい
全反射層114,121を該クラッド層に接触させて配
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報処理用、通信
用、固体レーザ励起用などとして用いられる半導体レー
ザに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザにおいて、閾値電流を低減
することは、高い電流−光変換効率を得るために非常に
重要である。
【0003】例えば、特開平2−170486号公報に
は、活性層から放出されたレーザ発振に寄与しない自然
放出光を活性層に帰還させ(フォトンリサイクル)、レ
ーザ発振に寄与しない自然放出光を実効的に抑制するこ
とによって、閾値電流の低下、及びこれによる電流−光
変換効率の向上を図った半導体レーザが提案されてい
る。図8はこの半導体レーザの断面構造を示す。
【0004】図において、900は半導体レーザで、そ
のn型GaAs基板901上にはメサストライプ部90
0aが形成され、その両側にはp型AlGaAs埋め込
み層908が形成され、該埋め込み層908上にはn型
AlGaAs埋め込み層909が形成されている。上記
メサストライプ部900aは、レーザ光の発光領域であ
るGaAs活性層904と、該活性層をその上下両側か
ら挟み込むp型及びn型AlGaAsクラッド層90
5,903と、その外側に配置されたp型及びn型多層
反射層906,902と、p型多層反射層906上に配
置されたp型キャップ層907とを有している。該p型
キャップ層907の上部にはその両側の埋め込み層90
9にまたがるようZn拡散領域910が形成されてい
る。なお、911は上記キャップ層側に形成されたp電
極、912は基板裏面側に形成されたn電極である。
【0005】この半導体レーザは以下のようにして作製
される。
【0006】n型GaAs基板901上に、MOCVD
法(有機金属化学気相成長法)によって、n型Al0.2
Ga0.8Asとn型AlAsをそれぞれλ/4n(nは
媒質の屈折率、λは発光光の波長である。)の厚さで交
互に10周期積層し、n型多層反射層902を形成す
る。続いて、その上にn型Al0.3Ga0.7Asクラッド
層903、GaAs活性層904、p型Al0.3Ga0.7
Asクラッド層905を形成する。その後、該クラッド
層905上にp型Al0.2Ga0.8Asとp型AlAsを
それぞれλ/4nの厚さで交互に10周期積層してp型
多層反射層906を形成し、その上にp形GaAsキャ
ップ層907を形成する。
【0007】次に、エッチングによりメサストライプ部
900aを形成した後、LPE法(液相成長法)を用い
て、該メサストライプ部900aの両側にp型Al0.6
Ga0 .4As埋め込み層908とn型AlGaAs埋め
込み層909を順次積層する。その後、選択拡散により
Zn拡散領域910を形成し、最後にp電極911をキ
ャップ層側に、n電極912を基板裏面側に形成し、基
板の劈開により100μmの共振器長をもつ半導体レー
ザ900を得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体レーザ900では、多層反射層902,90
6が、特定の入射方向の光、例えば多層反射膜を構成す
る各層の厚さがλ/4nである場合は各層の表面に垂直
な入射光に対してのみ高反射率となる性質を有している
ため、活性層904から垂直に多層反射層902,90
6に向かう光は、該多層反射層によって反射されフォト
ンリサイクルに寄与するが、斜めに多層反射層902,
906に入射する光は、該多層反射層で吸収されてしま
い、外部出射、つまりレーザの出射出力に寄与しないと
いう問題点があった。
【0009】また、上記半導体レーザ900は、多層反
射層902,906を構成する各層の厚さを高精度に制
御する必要があるため製造が難しく、また半導体層の積
層構造中に異種半導体の接合界面が多く存在するため、
これが素子の高抵抗化の要因となっていた。
【0010】本発明は、上記問題点を解決しようとして
なされたものであり、活性層から自然放出される光を高
い反射率で活性層側に反射して、自然放出光のフォトン
リサイクルを効果的に行うことができ、しかも該反射を
行う反射層による抵抗増大を抑えることができ、さらに
該反射層をその形成プロセスが簡単なものとでき、これ
により製造プロセスの複雑化を招くことなく電流利用効
率の高効率化を図った半導体レーザを提供することが本
発明の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ
は、レーザ光の発生領域となる活性層と、該活性層内に
光を閉じ込めるための、該活性層で発生した光に対して
透明な透光層と、該透光層の、活性層と反対側にこれに
接して設けられ、該透光層の屈折率より小さい屈折率を
有する全反射膜とを備え、活性層から放出された光を該
全反射膜により反射して活性層に戻すようにしており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0012】本発明の半導体レーザは、レーザ光の発生
領域となる活性層と、該活性層の上側及び下側に設けら
れ、該活性層内に光を閉じ込めるための、該活性層で発
生した光に対して透明な第1,第2の透光層と、該両透
光層の、活性層と反対側にこれに接して設けられ、該透
光層の屈折率より小さい屈折率を有する第1,第2の全
反射膜とを備え、活性層から放出された光を該全反射膜
により反射して活性層に戻すようにしており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0013】また、前記全反射層は、その層厚と屈折率
の積で表される光路長が半導体レーザの中心発光波長の
1.41倍以上であることが望ましい。
【0014】また、前記透光層がAlGaAsまたはA
lGaInPよりなる場合、前記全反射層が、該透光層
の屈折率より小さい屈折率を有するAlAs、AlGa
As、AlInPまたはAlGaInPの何れかよりな
ることが望ましく、さらには全反射層と透光層とが格子
整合することが望ましい。
【0015】また、前記透光層がZnSeまたはZnS
Seよりなる場合、前記全反射層が、該透光層の屈折率
より小さい屈折率を有するZnCdSまたはZnMgS
Seよりなることが望ましく、さらには全反射膜と透光
層とが格子整合することが望ましい。
【0016】また、前記透光層がZnMgSSeよりな
る場合、前記全反射層が、該透光層の屈折率より小さい
屈折率を有するZnMgSSeよりなることが望まし
く、さらに両者が格子整合することが望ましい。
【0017】
【作用】この発明においては、活性層内に光を閉じ込め
るための、該活性層で発生した光に対して透明な透光層
の表面に、屈折率が該透光層の屈折率より小さい全反射
層を該透光層に接触させて配設したから、活性層から漏
れ出した光のうち該全反射膜に対する入射角が一定角度
以上のものを該全反射膜により活性層側に全反射して、
自然放出光のフォトンリサイクルを効果的に行うことが
できる。しかも該全反射層は単一層構造としてその内部
に異種半導体の接合界面が存在しないものとできるた
め、該全反射膜による抵抗増大を抑えることができる。
また上記全反射を単一層構造とすることにより、その製
造プロセスも簡単にできる。これにより、製造プロセス
の複雑化を招くことなく、低閾値、高効率化を図った半
導体レーザを得ることができる。
【0018】次に、図面を参照して作用について詳述す
る。図5は、本発明の全反射層による反射の原理を示す
断面図である。同図において、光入射側の媒質1の屈折
率を3.527、媒質2の屈折率を媒質1の屈折率より
低い3.189、媒質3の屈折率を4.066−0.2
76iとし、媒質1から媒質2への光の入射角をAとす
る。そして、入射角Aが50゜および66゜の場合につ
いて、反射層(媒質2)の層厚dを変化させたとき、反
射率Rがどのように変わるかを計算した結果を図6に示
す。ただし光の波長λは0.564μmとした。
【0019】図5に示すものでは、臨界角Ac、つまり
入射光が全反射される時の入射角は64.7゜である。
入射角Aが臨界Acに満たない50゜の時は、反射率R
は媒質2の層厚dの値が増えると周期的に増減を繰り返
す。入射角Aが臨界角Acを越えた66゜の時は、全反
射条件を満たしており、媒質2の層厚dが波長λに比べ
て十分大きければ、反射率Rは100%となる。しかし
媒質2の層厚dが薄ければ反射率Rは小さく、反射率R
が50%を越えるのは媒質2の層厚dが0.25μm程
度、100%近くの反射率となるのは媒質2の層厚dが
約1μm以上のときである。
【0020】これは、入射角Aが全反射条件A>Acを
満たしていても、媒質2にエバネッセント波と呼ばれる
光の染み出しがあり、十分な反射率を得るには、その染
み出し距離よりも媒質2の層厚dが大きくならなければ
ならないことを示している。
【0021】ここで、50%以上の反射率が得られる媒
質2を全反射層と定義する。全反射層の下限層厚は、上
述したように0.25μmであるが、波長によって変化
する。この値を光路長(屈折率×層厚)に直すと波長の
1.41倍(=3.189×0.25μm/0.564
μm)に相当し、この値は近似的に波長によらずに適用
できる。
【0022】この全反射層の下限層厚は、従来用いられ
ている多層反射層中の低屈折率層の層厚に比べて非常に
大きい。多層反射層中の低屈折率層厚はλ/4n(nは
屈折率)で与えられる。これは上記光路長としては波長
の0.25倍である。この値に比べ、全反射層の光路長
は波長の1.41倍以上であって、両者の比は少なくと
も5.6倍以上である。多層反射層はブラッグ反射、つ
まり多数の界面での反射、全反射層は全反射、つまり単
一の界面での反射というように動作原理も異なり、両者
が別の物であることがわかる。
【0023】全反射層の材料としては、入射側の媒質よ
り屈折率が小さいだけでなく、格子整合することが望ま
しい。
【0024】これらの点を考慮すると、入射側の媒質が
AlGaInPである場合、全反射層の材料には、Al
GaInP(ただしAl混合比が入射側のものより大き
いもの)、AlInP、AlGaAsまたはAlAsが
特に適している。入射側の媒質がAlGaAsである場
合も上記と同様に、全反射層の材料には、AlGaIn
P、AlInP、AlGaAs(ただしAl混晶比が入
射側のものより大きいもの)またはAlAsが特に適し
ている。また入射側の媒質がZnSe、ZnSSeであ
る場合は、ZnCdSあるいはZnMgSSeが、入射
側の媒質がZnMgSSeである場合は、ZnMgSS
e(ただしMg混晶比もしくはS混晶比が入射側のもの
より大きいもの)がそれぞれ全反射層の材料として適し
ている。
【0025】
【実施例】この発明の実施例について以下に説明する。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1のA
lGaInP系半導体レーザの断面図を示している。な
おこの実施例の説明では、Ga0.5In0.5PをGaIn
Pと、Al0.5In0.5PをAlInPと、(AlyGa
1-y0.5In0.5PをAlGaInPと略記する。
【0027】図において、101は本発明の第1の実施
例のAlGaInP系半導体レーザであり、そのn型G
aAs基板110上には、n型GaAsバッファ層11
1及びn型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層1
12を介してn型AlAs全反射層114が形成されて
いる。この全反射膜114上には、n型AlGaInP
(アルミ混結晶比y=0.7)クラッド層115及びア
ンドープGa0.62In0.38P歪み活性層116が順次形
成されている。この活性層116上にはp型MQB(マ
ルチ・カンタム・バリア)層117を介してp型AlG
aInP(アルミ混結晶比y=0.7)クラッド層11
8が形成され、さらに該クラッド層118上にp型Al
As全反射層121が形成されている。そして、この全
反射膜121上にはp型Al0.5Ga0.5As中間バンド
ギャップ層122を介してp型GaAsコンタクト層1
23が形成され、その上には、開口部129を有する絶
縁膜124を介してAuZn表面電極125が形成され
ている。上記基板の裏面には、AuGe裏面電極126
が形成されている。
【0028】ここで、上記全反射膜114,121は、
クラッド層115,118の屈折率より小さい屈折率を
有している。
【0029】次に製造方法について説明する。
【0030】表面が(100)面のn型GaAs基板1
10上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)によっ
て、層厚0.5μmのn型GaAsバッファ層111、
層厚0.2μmのn型Al0.5Ga0.5As中間バンドギ
ャップ層112、層厚1μmのn型AlAs全反射層1
14を順次形成する。
【0031】続いてその上に、MOCVD法により層厚
2μmのn型AlGaInP(y=0.7)クラッド層
115、層厚20nmのアンドープGa0.62In0.38
歪み活性層116、p型MQB(マルチ・カンタム・バ
リア)層117、層厚2μmのp型AlGaInP(y
=0.7)クラッド層118を形成した後、層厚1μm
のp型AlAs全反射層121を形成する。その後層厚
0.2μmのp型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャッ
プ層122、及び層厚1μmのp型GaAsコンタクト
層123を順次形成する。ここで上記p型MQB層11
7は、層厚11オングストロームのGaInP層と層厚
17オングストロームのAlGaInP(y=0.7)
層の10ペア程度からなる超格子層である。
【0032】次いで、上記コンタクト層123上に絶縁
膜124を形成した後、エッチングにより幅100μm
の開口部129を形成する。さらに上記コンタクト層1
23上に電極125、基板裏面に電極126を形成した
後、基板を共振器長が500μmとなるよう劈開する。
【0033】その後、劈開面の一方に低反射膜(Al2
3)(図示せず)、劈開面の他方に、酸化アルミとシ
リコンとを積層した構造の高反射膜(Al23/Si/
Al23/Si/Al23)(図示せず)を形成する。
【0034】さらに上記劈開した基板を個々のレーザチ
ップに分割し、これをステムにマウントしてワイヤボン
ドを行い、レーザパッケージのハーメチックシールを行
う。
【0035】本実施例の半導体レーザは中心波長630
nmで発振する。
【0036】また、本実施例の半導体レーザにおいて
は、活性層116からの自然放出光のうち、一定角度以
上の入射角で全反射層114あるいは121へ入射する
光は、該全反射層により反射されて活性層へ帰還するた
め、閾値電流が、全反射層のない場合の約1/2に低減
された。
【0037】次に作用効果について説明する。
【0038】まず、垂直方向の光に比べて、斜め方向の
光の占める立体角が圧倒的に多いことを、図7を用いて
示す。Gで示す垂直方向に近い0〜θの角度の立体角
は、
【0039】
【数1】
【0040】となる。ただし近似式はθが1より十分小
さい場合に成り立つ。
【0041】一方、Hで示す水平方向に近いπ/2−θ
〜π/2の立体角は、
【0042】
【数2】
【0043】となる。ただし近似式はθが1より十分小
さい場合に成り立つ。
【0044】ここでは、θの値がπ/2以下の場合を想
定している。その場合、常に(2)式の値の方が(1)
式の値より大きく、特にθが1より十分小さい場合にそ
の差が顕著になる。例えばθが24゜の場合、図7のG
で示す垂直方向に近い立体角は0.543、Hで示す水
平方向に近い立体角は2.556であり、4.7倍の差
がある。このように水平方向に近い立体角のほうが圧倒
的に大きく、従って斜め方向の入射光に対して高い反射
率を有する全反射層がフォトンリサイクルに有利なこと
が分かる。
【0045】なお、本発明による全反射層の効果は、活
性層とクラッド層の界面での全反射とは異なる。通常の
半導体レーザの導波路は、光を活性層とクラッド層の界
面で全反射させることにより導波させ、レーザ発振を起
こさせるものである。本発明の全反射層は、クラッド層
の外側に配設され、活性層とクラッド層の界面で全反射
されずに外部に漏れた光を活性層に戻す働きをする。全
反射層は導波光の及ばない領域に配設されていることか
ら、クラッド層と容易に区別がつくものである。
【0046】このように本実施例では、活性層116上
下のクラッド層115,118の外側に、屈折率が該ク
ラッド層の屈折率より小さい全反射層114,121を
該透光層に接触させて配設したので、活性層116から
漏れ出した光のうち該全反射膜に臨界角以上の角度で入
射するものを、該全反射膜により活性層側に全反射し
て、自然放出光のフォトンリサイクルを効果的に行うこ
とができる。しかも該全反射層は単一層構造としている
ため、その内部に異種半導体の接合界面が存在しておら
ず、該全反射膜による抵抗増大を抑えることができる。
また上記全反射膜が単一層構造であるため、その製造プ
ロセスも簡単である。これにより、製造プロセスの複雑
化を招くことなく、低閾値、高効率化を図った半導体レ
ーザを得ることができる。
【0047】なお、本実施例1は以下のように変形して
もよい。
【0048】上記実施例では、上記全反射層114,1
21を構成する半導体材料としてAlAsを用いたが、
AlGaAs、AlInP、あるいはAlGaInPを
用いてもよい。全反射層の厚さは、上記のものに限ら
ず、0.29μm(0.63μm/3.11の1.41
倍)以上であればよい。ただし上記値3.11はAlA
sの波長0.63μmに対する屈折率である。
【0049】上記活性層116は引っ張り歪み量井戸層
としたが、圧縮歪み、無歪みであっても、また多重量子
井戸であってもよい。活性層のAl混晶比yはゼロとし
たが、若干Alを加えてもよい。
【0050】上記MQB層117は、GaInP層とA
lGaInP(y=0.7)層の10ペア程度からなる
超格子層であって、電子の活性層116からpクラッド
層118へのオーバーフローを低減するために設けてい
るが、不可欠なものではない。
【0051】上記活性層116とクラッド層115ある
いは活性層116とMQB層117の間に、活性層より
も屈折率が低くクラッド層よりも屈折率の高い光ガイド
層を設けてもよい。
【0052】上記中間バンドギャップ層112,122
は、素子への印加電圧を減少させる効果があるが、必ず
しも必要ではなく、GaAsとAlAsの間のバンドギ
ャップを有する他の材料(GaInPなど)で置き換え
てもよい。またこれは組成を徐々に変化させたグレーデ
ッド層あるいは超格子層としてもよい。
【0053】上記基板110の導電型はn型でなくp型
でもよく、その場合各層の導電型をすべて反対にする。
また基板110の面方位は(100)に限定されるもの
でなく、どの面方位でもよい。
【0054】上記表面電極125としては、AuZnを
用いたが、その他のp側オーミック電極を用いてもよ
い。また裏面電極126としてはAuGeを用いたが、
その他のn側オーミック電極を用いてもよい。
【0055】また、各半導体層111〜123はMOC
VD法で形成したが、これらの層はMBE法(分子線エ
ピタキシ法)、ガスソースMBE法、MOMBE法(有
機金属MBE法)、CBE法(化学ビームエピタキシ
法)などの成長法で形成してもよい。
【0056】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
のAlGaInP系半導体レーザの構造を説明するため
の断面図であり、本実施例は上記実施例1と構成が類似
であるため、同一組成のものには同一符号を記す。図に
おいて、102は本実施例のAlGaInP系半導体レ
ーザであり、これはリッジストライプ部140を有して
いる。該リッジストライプ部140は、p型第1クラッ
ド層118上にエッチングストップ層119を介して配
置されており、該エッチングストップ層119上に順次
積層された第2クラッド層120,全反射膜121,中
間バンドギャップ層122及びコンタクト層123から
構成されている。
【0057】上記リッジストライプ部140の両側面及
びエッチングストップ層119上にはn型GaAs層1
30が形成され、さらに全面にp型GaAs層132が
形成されている。なお、125は該p型GaAs層13
2上に形成されたp電極、126はn型基板の裏面側に
形成されたn電極である。
【0058】次に製造方法について説明する。
【0059】上記第1の実施例と同様にして表面が(1
00)面のn型GaAs基板110上に上記各種半導体
層111〜118を形成した後、本実施例ではp型Al
GaInP(y=0.7)クラッド層118上に、層厚
8μmのp型GaInPエッチングストップ層119を
形成する。その後は、上記実施例1と同様、第2クラッ
ド層120、全反射層121、中間バンドギャップ層1
22、及びコンタクト層123を順次形成する。
【0060】次いで、該コンタクト層123上に選択的
に形成した絶縁膜をマスクにして、上記各種半導体層1
23〜120をエッチングして、エッチングストップ層
119上にリッジストライプ部140を形成する。
【0061】次に、MOCVD法によりn型GaAs層
130を形成した後、上記絶縁膜を除去し、さらにp型
GaAs層132を形成する。そして該p型GaAs層
132上に電極125、基板110の下面に電極126
を形成し、基板110を共振器長が500μmとなるよ
う劈開する。
【0062】その後、該劈開した基板の劈開面の一方に
低反射膜(図示せず)、該基板の劈開面の他方に高反射
膜(図示せず)を形成する。さらに該劈開した基板を個
々のレーザチップに分割して、該レーザチップをステム
にマウントし、ワイヤボンドを行い、レーザパッケージ
のハーメチックシールを行う。
【0063】本実施例の半導体レーザは実施例1の半導
体レーザと異なり、単一横モード発振するためのストラ
イプ導波路構造を有している。単一横モード発振レーザ
は最大光出力は実施例1に示したブロードエリアレー
ザ、あるいはアレイレーザに較べて小さいが、光ビーム
形状が良好であり光の回折限界までスポット径を絞り込
むことができるため、光ディスク用などに適している。
【0064】本実施例の半導体レーザは中心波長630
nmで発振する。
【0065】また、本実施例の半導体レーザにおいて
は、活性層116から全反射層114あるいは121へ
斜めに向かう自然放射光は、全反射層により反射されて
活性層へ帰還するため、閾値電流が低減され、全反射層
のない場合の約2/3となる。閾値の低減率が実施例1
に較べて小さいのは、全反射光の一部がストライプ14
0の外へ帰還され無効になってしまうからである。
【0066】なお、本実施例2についても、実施例1に
示したのと同様の変形が可能である。
【0067】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
によるAlGaAs半導体レーザの構造を示す断面図で
あり、図において、103は、本発明の第3の実施例の
AlGaAs系半導体レーザであり、n型GaAs基板
210の(111)B面上には、n型GaAsバッファ
層211及びn型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャッ
プ層212を介してn型AlAs全反射層214が形成
されている。この全反射膜214上には、n型Al0.5
Ga0.5Asクラッド層215及びアンドープAl0.08
Ga0. 92IAs歪み活性層216が順次形成されてい
る。この活性層216上にはp型Al0.5Ga0.5Asク
ラッド層217を介してp型AlAs全反射層218が
形成されている。そして、この全反射膜218上にはp
型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層220を介
してp型GaAsコンタクト層221が形成され、その
上には、開口部223を有する絶縁膜222を介して表
面電極225が形成されている。上記基板の裏面には、
裏面電極226が形成されている。
【0068】次に製造方法について説明する。
【0069】表面が(111)B面のn型GaAs基板
210上に、MBE法によって、層厚0.5μmのn型
GaAsバッファ層211、層厚0.2μmのn型Al
0.5Ga0.5As中間バンドギャップ層212、及び層厚
1μmのn型AlAs全反射層214を順次形成する。
続いてその上に、層厚2μmのn型Al0.5Ga0.5As
クラッド層215、層厚0.05μmのアンドープAl
0.08Ga0.92As活性層216、及び層厚2μmのp型
Al0.5Ga0.5Asクラッド層217を形成し、その後
さらに層厚2μmのp型AlAs全反射層218、層厚
0.2μmのp型Al0.5Ga0.5As中間バンドギャッ
プ層220、及び層厚1μmのp型GaAsコンタクト
層221を形成する。
【0070】そして、該コンタクト層221の表面にS
34膜222を形成し、幅100μm、ピッチ200
μmの開口部223を形成し、表面電極225,裏面電
極226をそれぞれ上記コンタクト層側、及び基板裏面
側に全面蒸着する。
【0071】その後、基板を400μm間隔で劈開して
バー状に分割する。このバー状基板の一方の劈開面(前
面)に低反射膜、もう一方の劈開面(背面)に高反射膜
を形成する。
【0072】さらに該バー状基板を200μm間隔に切
断して得られたレーザチップをステムにダイボンドし、
ワイヤボンドしてハーメチックシールを行い、半導体レ
ーザ素子を完成させる。
【0073】本実施例の半導体レーザは、閾値電流が全
反射層を用いない場合に比べて約1/2となった。発振
スロープ効率、つまり単位電流変化当りの光出力の変化
量は、全反射層の有無によらず1.0W/A程度であま
り変化しなかった。
【0074】このような構成の本実施例では、活性層2
16上下のクラッド層215,217の外側に、屈折率
が該クラッド層の屈折率より小さい全反射層214,2
18を該クラッド層に接触させて配設したので、上記第
1の実施例と同様の効果が得られる。
【0075】なお、本実施例においては、(111)B
面のGaAs基板では、(100)面の基板より若干低
閾値電流が得られるため、基板210として表面が(1
11)B面のGaAsを用いたが、基板の種類は特に限
定されるものではない。
【0076】また、上記第1〜第3の実施例では、上記
クラッド層と活性層の間にガイド層(屈折率をやや高く
した一種のクラッド層)を設けてもよい。
【0077】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
のZnMgSSe系半導体レーザを示す断面図である。
なおこの実施例の説明では、Zn1-xCdxSeをZnC
dSeと、ZnSySe1-yをZnSSeと、Zn1-x
xySe1-yをZnMgSSeと略記する。
【0078】図において、104は本発明の第4の実施
例のZnMgSSe系半導体レーザであり、そのn型G
aAs基板350上には、n型GaAsバッファ層35
1及びn型ZnSSeバッファ層352を介してn型Z
nMgSSe全反射層353が形成されている。この全
反射膜353上には、n型ZnMgSSeクラッド層3
54、n型ZnSSe光ガイド層355及びアンドープ
Zn1-XCdXSe歪み量子井戸活性層356が順次形成
されている。この活性層356上にはp型ZnSSe光
ガイド層357を介してp型ZnMgSSeクラッド層
358が形成され、さらに該クラッド層358上にp型
ZnMgSSe全反射層359が形成されている。そし
て、この全反射膜359上にはp型ZnSSeコンタク
ト層160が形成され、その上には、p型ZnSe1-x
TeXグレーディッドコンタクト層361及びp型Zn
Se0.5Te0.5コンタクト層362が形成されている。
このコンタクト層362上には、開口部369を有する
Si34膜364を介して表面電極365が形成されて
いる。上記基板の裏面には、裏面電極366が形成され
ている。
【0079】ここで、上記全反射膜353,359は、
クラッド層355,358の屈折率より小さい屈折率を
有している。
【0080】次に製造方法について説明する。
【0081】n型GaAs基板350上に、MBE法に
より、層厚0.5μmのn型GaAsバッファ層35
1、及び層厚0.2μmのn型ZnSSeバッファ層3
52を形成し、その上に層厚1μmのn型ZnMgSS
e全反射層353を形成する。
【0082】その後、該全反射層353上に層厚1μm
のn型ZnMgSSeクラッド層354、層厚0.1μ
mのn型ZnSSe光ガイド層355、層厚0.01μ
mのアンドープZn1-xCdxSe(x=0.2)歪み量
子井戸活性層356を順次形成し、さらに層厚0.1μ
mのp型ZnSSe光ガイド層357、及び層厚1μm
のp型ZnMgSSeクラッド層358を形成する。
【0083】続いて、該クラッド層358上に層厚0.
5μmのp型ZnMgSSe全反射層359を形成し、
さらにその上に層厚1μmのp型ZnSSeコンタクト
層360、組成比xが0から0.5まで変化した層厚1
μmのp型ZnSe1-xTexグレーデッドコンタクト層
361、及び層厚1μmのp型ZnSe0.5Te0.5コン
タクト層361を形成する。
【0084】そして、該コンタクト層361の表面にS
34膜364を形成し、幅100μm、ピッチ200
μmの開口部369を形成し、さらに該コンタクト層3
61及びSi34膜364上に表面電極365を形成
し、基板裏面側に裏面電極366を形成する。
【0085】そして、上記基板を劈開によって共振器長
が300μmとなるよう分割し、劈開面の一方に低反射
膜(図示せず)、劈開面の他方に高反射膜(図示せず)
を形成する。その後は上記実施例と同様にして得られた
レーザチップのパッケージングを行って半導体レーザ素
子を完成する。
【0086】ここで、クラッド層354,358のZn
MgSSeの混晶比はx=0.08、y=0.18と
し、全反射層353,359のZnMgSSeはそれよ
りも屈折率の小さくなるよう、例えばx=0.24、y
=0.4とした。ただしこれらの混晶比はGaAs基板
350に格子整合がとれるように設定した。
【0087】このような構成の本実施例では、活性層3
56上下のクラッド層354,358の外側に、屈折率
が該クラッド層の屈折率より小さい全反射層353,3
59を該クラッド層に接触させて配設したので、上記第
1の実施例と同様の効果が得られる。
【0088】なお、本実施例は以下に示す変形が可能で
ある。
【0089】実施例2に示したようなストライプ形状の
光導波路構造を用いてもよい。
【0090】各半導体層351〜362をMBE法(分
子線エピタキシ法)で形成したが、MOCVD法、MO
MBE法、ガスソースMBE、CBE法などで形成して
もよい。
【0091】また、実施例における詳細な説明は行って
いないが、InGaAsP系半導体レーザにおいても、
全反射層によるフォトンリサイクルを行うことができ
る。また、AlGaInN系材料においても半導体レー
ザの開発が進められているが、これについても全反射層
を適用することができる。
【0092】なお、実施例1〜4において、電極をレー
ザチップの下面および上面に形成したものを示したが、
正負の電極をレーザチップの一方の面に配設するように
工夫した半導体レーザでもよい。このような半導体レー
ザは公知であり、本発明の全反射層はそのような半導体
レーザにも用いることができる。
【0093】上記の正負の電極をチップの一方の面に配
設した半導体レーザなどでは、必ずしも全反射層の導電
型は隣接するクラッド層と同じである必要はない。
【0094】さらに上記各実施例では、全反射層を活性
層の上下両側に配設したものを示したが、全反射層は活
性層の片側にのみ配設してもよい。また、第1および第
2クラッド層は複数層で構成されていてもよい。上記活
性層は単一の層でなく、多重量子井戸層などであっても
よい。活性層の中で電流が注入される領域は、狭いスト
ライプ状、広いストライプ状、ストライプのアレイ状な
どであってもよい。
【0095】その他、本発明は、上述したもの以外の各
種材料及び構造の半導体レーザに対して適用可能である
ことは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体レーザによ
れば、活性層内に光を閉じ込めるための、該活性層で発
生した光に対して透明な透光層の表面に、屈折率が該透
光層の屈折率より小さい全反射層を該透光層に接触させ
て配設したので、活性層から漏れ出した光のうち該全反
射膜に対する入射角が一定角度以上のものを該全反射膜
により活性層側に全反射して、自然放出光のフォトンリ
サイクルを効果的に行うことができる。しかも該全反射
層は単一層構造としてその内部に異種半導体の接合界面
が存在しないものとできるため、該全反射膜による抵抗
増大を抑えることができる。また上記全反射膜を単一層
構造とすることにより、その製造プロセスも簡単にでき
る。これにより、製造プロセスの複雑化を招くことな
く、低閾値、高効率化を図った半導体レーザを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるAlGaInP系
半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるAlGaInP系
半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるAlGaAs系半
導体レーザの構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例によるZnMgSSe系
半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図5】本発明における反射の原理を説明するための断
面模式図である。
【図6】本発明における反射層の層厚と反射率の関係を
示す図である。
【図7】本発明の有効性を、活性層から漏れ出す光の空
間的な広がりから説明するための模式図である。
【図8】従来のAlGaAs系半導体レーザの構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
101〜104 第1〜第4の実施例の半導体レーザ 110,210,350 n型GaAs基板 111,211,351 n型GaAsバッファ層 112,212 n型Al0.5Ga0.5As中間バンドギ
ャップ層 114,214 n型AlAs全反射層 115 n型AlGaInP(y=0.7)クラッド層 116 アンドープGa0.62In0.38P歪み活性層 118 p型AlGaInP(y=0.7)クラッド層 119 エッチングストップ層 121,218 p型AlAs全反射層 122,220 p型Al0.5Ga0.5As中間バンドギ
ャップ層 123,221 p型GaAsコンタクト層 125,225,365 表面電極 126,226,366 裏面電極 140 リッジストライプ部 215 n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層 216 アンドープAl0.08Ga0.92IAs歪み活性層 217 p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層 222,364 絶縁膜 223,369 絶縁膜開口 352 n型ZnSSeバッファ層 353 n型ZnMgSSe全反射層 354 n型ZnMgSSeクラッド層 355 n型ZnSSe光ガイド層 356 アンドープZn1-XCdXSe歪み量子井戸活性
層 357 p型ZnSSe光ガイド層 358 p型ZnMgSSeクラッド層 359 p型ZnMgSSe全反射層 360 p型ZnSSeコンタクト層 361 p型ZnSe1-xTeXグレーディッドコンタク
ト層 362 p型ZnSe0.5Te0.5コンタクト層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光の発生領域となる活性層と、 該活性層内に光を閉じ込めるための、該活性層より発し
    た光に対して透明な透光層と、 該透光層の、該活性層と反対側に該透光層に接して設け
    られ、該透光層の屈折率より小さい屈折率を有する全反
    射層とを備え、 該活性層を発し該全反射層で反射された光の少なくとも
    一部が該活性層に戻るよう構成した半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 レーザ光の発生領域となる活性層と、 該活性層の上側及び下側に設けられ、該活性層内に光を
    閉じ込めるための、該活性層より発した光に対して透明
    な第1及び第2の透光層と、 該各透光層の、該活性層と反対側にそれぞれ該透光層に
    接して設けられ、該透光層の屈折率より小さい屈折率を
    有する第1及び第2の全反射層とを備え、 該活性層を発し該各全反射層で反射された光の少なくと
    も一部が該活性層に戻るよう構成した半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 前記全反射層は、その層厚と屈折率の積
    で表される光路長がレーザ光の中心波長の1.41倍以
    上である請求項1記載の半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 前記透光層は、AlGaAsまたはAl
    GaInPよりなり、前記全反射層は、屈折率が該透光
    層の屈折率より低いAlAs、AlGaAs、AlIn
    PまたはAlGaInPの何れかよりなる請求項1記載
    の半導体レーザ。
  5. 【請求項5】 前記透光層は、ZnSe、ZnSSeま
    たはZnMgSSeの何れかよりなり、前記全反射層
    は、屈折率が該透光層の屈折率より低いZnCdS、Z
    nCdSSeまたはZnMgSSeの何れかよりなる請
    求項1記載の半導体レーザ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7092423B2 (en) 1999-02-17 2006-08-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor laser device, optical disk apparatus and optical integrated unit

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US7426227B2 (en) 1999-02-17 2008-09-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor laser device, optical disk apparatus and optical integrated unit
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