JPH0618626A - シミュレーション用回路データの生成方法とデータの生成装置 - Google Patents

シミュレーション用回路データの生成方法とデータの生成装置

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JPH0618626A
JPH0618626A JP4174386A JP17438692A JPH0618626A JP H0618626 A JPH0618626 A JP H0618626A JP 4174386 A JP4174386 A JP 4174386A JP 17438692 A JP17438692 A JP 17438692A JP H0618626 A JPH0618626 A JP H0618626A
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JP
Japan
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data
circuit
simulation
layout
circuit data
Prior art date
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Application number
JP4174386A
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English (en)
Inventor
Eri Satou
絵理 佐藤
Kumiko Teramae
久美子 寺前
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0618626A publication Critical patent/JPH0618626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 LSI設計において、レイアウト後の回路動
作をシミュレートしたときの動作と実際の回路の動作と
を照合検査するためのシミュレーション用回路データの
正確な生成方法とデータの生成装置を提供する。 【構成】 実際の回路の動作とを照合検査するためのシ
ミュレーション用回路データの生成方法において、レイ
アウトデータから寄生容量を拾い出して前記シミュレー
ション回路用データに付加する。また、シミュレーショ
ン用回路データと、レイアウトデータから抽出した複数
の部分回路から構成される回路データを入力する手段
と、レイアウト回路データのうち容量素子を認識する手
段と、その容量素子の両端の節点名をキーとしてシミュ
ーション用部分回路データに振り分けて付加する手段
と、回路の中に同一の名前の素子がある場合は、その容
量の名前を固有化する手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSI設計において、レ
イアウト後の回路動作をシミュレーションしたときの動
作と実際の回路の動作とを照合検査するためのシミュレ
ーション用回路データの生成方法とデータの生成装置に
関する。
【0002】LSI回路を設計する時、レイアウト後の
回路動作とシミュレーションを行ったときの、実際の回
路の動作との照合検査を電子計算機により実行すると、
その能力の制限のためチップをブロックに分けて行わな
ければならず、また同一のブロックで比較することが必
要であるが、一般にブロックはレイアウト時のブロック
とシミュレーションのブロックとで一致しないこと、更
に寄生容量の影響が論理設計段階で現れないことによ
り、折角のシミュレーションの結果に不一致となる要因
が多かった。
【0003】
【従来の技術】LSI回路設計を行うとき、レイアウト
後の回路動作についての整合性、即ち、シミュレーショ
ンによるレイアウト後の回路の動作波形が、論理回路な
どによる実際の回路の動作波形と一致することの整合性
を調べる必要がある。従来、この処理は電子計算機によ
り実現できていたが、その処理は電子計算機の処理能力
の制限から、チップを幾つかのブロックに分けて行う必
要があった。しかもシミュレーションのときのブロック
と、レイアウトのときのブロックとは互いに一致してな
い。そのためレイアウトブロックと論理回路ブロックの
解析結果を比較検証するには、何らかの方法でデータを
加工し、同一のブロックで比較できるようにして置く必
要がある。論理回路ブロックは機能的に分けたブロック
となっているのに対し、レイアウトブロックは機能的に
分けているとは限らない。
【0004】このときレイアウトデータから拾われた容
量素子を、シミュレーションデータ中に反映させておく
ことも必要である。何故ならブロックを合わせただけで
は、寄生容量素子は論理設計段階で現れていないため、
詳細な容量分がシミュレーションに反映されず、シミュ
レーションの結果不一致の原因となるからである。
【0005】そのため従来の最終シミュレーション回路
データ作成方法においては、比較的加工しやすいシミュ
レーション用回路データを手作業で加工して、ブロック
をレイアウトデータ側に合わせていた。また、レイアウ
トデータの寄生容量素子のシミュレーションデータへの
戻しも手作業で行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年のLSI設計では
LSIの大規模化によるブロック数やブロック内素子の
数が増大しており、手作業の工程が著しく増大したり、
手作業によるミスの混入を招く可能性が高くなってい
た。従って最終シミュレーション結果の信頼性が低くな
るという問題を生じていた。
【0007】本発明の目的は前述の欠点を改善し、回路
照合の基となる照合用回路データを正確に生成する方法
と、そのデータの生成装置とを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】LSI回路設計における
レイアウト後の回路動作をシミュレーションを行ったと
きの動作と、実際の回路の動作とを照合検査するための
シミュレーション用回路データの生成方法において、第
1発明は下記の構成とする。即ち、レイアウトデータか
ら寄生容量を拾い出して前記シミュレーション回路用デ
ータに付加することである。
【0009】また第2発明は、図1に示すように、1は
照合用回路データ生成装置、2は振り分けて付加する手
段、3は同一の名前を持つ容量素子の固有化を行う手
段、10は全体的にシミュレーション用回路データの生
成装置を示す。第2発明の構成は、複数のLSI部分回
路から構成されるシミュレーション用回路データと、レ
イアウトデータから抽出した複数の部分回路から構成さ
れる回路データを入力する手段と、レイアウト回路デー
タのうち、容量素子を認識する手段(ここまでが照合用
回路データ生成装置1の例である)と、認識する手段で
認識した容量素子の両端の端子の節点名をキーとしてシ
ミュレーション用部分回路データに振り分けて付加する
手段2と、付加した結果、回路の中に同一の名前の素子
がある場合は、その容量の名前を固有化する手段3と
で、構成する。
【0010】
【作用】第1発明においては、レイアウトデータから寄
生容量を拾い出して、即ち、手作業で行っていた作業を
電子計算機により処理して、特に容量のパラメータを容
量素子の両端の節点名を手掛かりに照合データに自動的
に戻せば良い。
【0011】第2発明においては、データ入力手段によ
り回路データを入力し、認識する手段により容量素子を
認識し、データ付加手段により容量素子の両端の素子名
をキーとして付加する。付加した結果、若し回路の中に
同一の名前の素子がある場合、その容量の名前は固有化
手段により固有化する。
【0012】
【実施例】図2は第1発明の実施例として各回路データ
がシミュレーション用回路データ生成装置(第2発明に
よる装置)10により求めるシミュレーション用回路デ
ータとする過程を示す図である。即ち、図2において、
階層化シミュレーション回路データ11と、レイアウト
回路データ21とがあったとき、それぞれ階層展開プロ
グラム12とレイアウト回路システム22とにより、互
いにデータ階層を合わされた回路データ13,23とな
る。それらデータ13,23は次にシミュレーション用
回路データ生成装置10により処理されて容量素子が付
いたシミュレーション用回路データ14が得られる。
【0013】次に第2発明の生成装置における各処理手
順のフローチャートを図3乃至図5に示す。即ち、図3
は図1におけるレイアウト回路データに拾い出すべき容
量素子が存在するかどうかを判断するようなステップ(3
1)から処理を行う。ステップ(31)において、本発明にお
ける拾い出すべき容量素子が存在するとき、即ち、シミ
ュレーションデータにおける節点( ノード) が記録テー
ブルに読み込まれたときをYes( 肯定の意味、以下Yと
略記する)と判断し、ステップ(32)に進む。読み込まれ
てないときはNo(否定の意味、以下Nと略記する)と
判断して、後述するようにステップ(35)に進む。
【0014】なお、ステップ(33)は図4の処理フローを
意味し、ステップ(32)においてテーブルに読み込まれて
いればその容量素子についてステップ(36)の処理を行
う。ステップ(36)においては回路内の検出できる容量素
子の総端子数がループ処理の回数iと比較して大小を判
断する。ループ処理の回数iが少ないときはYと判断し
てステップ(37)に進む。ステップ(37)において素子の
「節点名」がシミュレーションデータに存在するか判断
する。存在するときはステップ(38)においてフラグ
“1”を立て、存在しないときは同じステップ(38)にお
いてフラグ“0”を立てる。そしてステップ(36)へ戻
り、素子の端子数分だけステップ(36)乃至(38)の処理を
繰り返す。ステップ(36)においてNと判断したときステ
ップ(32)へ戻る。
【0015】その時、ステップ(32)においてNと判断し
たときはステップ(33)へ戻り、図4に示す処理フローを
実行する。そしてステップ(31)へ戻り、ステップ(31)に
おいてNと判断すればステップ(34)と示す図5の処理を
実行する。なお、ステップ(31)乃至ステップ(38)までの
処理は、容量素子数だけ繰り返し実行される。
【0016】次に図4と図5に示すステップはそれぞれ
図示するように判断とループ処理を行う。図4において
はステップ(41)乃至(44)であって、図5においてはステ
ップ(51) 乃至(54)である。図4においてステップ(41)
では、レイアウトデータの容量素子の節点名をキーとし
てシミュレーション用回路データに付加する容量素子が
定められたので、その素子を最上位階層の回路(TOP
回路)を優先に付加を行う。付加しない容量素子につい
ては後の処理を行わない。図5は同一の名前を持つ容量
素子の固有化処理を行うことであって、素子名チェック
の動作である。若しシミュレーション用回路データに同
一固有名が存在したときは、付加容量素子の固有化を変
更する。
【0017】そして図1に示すように最上位に固有名確
認後の容量素子をシミュレーション用回路データに付加
する。次に本発明により処理した状態を出力して示す画
面表示を図6,図7に示す。図6は大きく分けて第3項
目までを表示し、図7は残余の1項目を表示する。
【0018】図6の第1項目は付加されなかった素子
と、固有化された素子のメッセージを出力している。変
更後の名前は SUB1(S01)N05@P@MRGである。第2項目は
レイアウトデータの素子の数を示す。例えばCというタ
イプの素子が4個、CCというタイプの素子が0、など
である。
【0019】第3項目はシミュレーションデータに付加
された容量素子の数を素子タイプ別に出力している。例
えばMAINという関数では、Cというタイプの素子が
0、CCというタイプの素子が0、CNというタイプの
素子が5、〜のようになる。
【0020】図7においては、図6の第3項目に示した
容量素子の数としてメッセージタイプの全数を示してい
る。例えば両端子共に見付からなかったものが0個、一
方のみが見付かったものが4個、〜のようになる。
【0021】
【発明の効果】このようにして本発明によると、シミュ
レーション用回路データを生成する過程において、手作
業することが無くなり、データにミスが混入する可能性
が低くなっている。そのためシミュレーションした後の
結果について信頼性が向上し、LSI設計の検証システ
ムとして望ましいものが容易に得られる。データの生成
装置として特に問題となる部分もないので、使用するこ
とに格別の不便がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の原理構成を示す図である。
【図2】第1発明の実施例の構成を示す図である。
【図3】第2発明の処理手順のフローチャートを示す図
である。
【図4】第2発明の処理手順のフローチャートを示す図
である。
【図5】第2発明の処理手順のフローチャートを示す図
である。
【図6】第1・第2発明により処理した状態を出力する
画面表示の例である。
【図7】第1・第2発明により処理した状態を出力する
画面表示の例である。
【符号の説明】
1 照合用回路データ生成装置 2 振り分けて付加する手段 3 容量素子の名前を固有化する手段 10 シミュレーション用回路データ生成装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSI回路設計におけるレイアウト後の
    回路動作をシミュレーションを行ったときの動作と、実
    際の回路の動作とを照合検査するためのシミュレーショ
    ン用回路データの生成方法において、 レイアウトデータから寄生容量を拾い出して前記シミュ
    レーション回路用データに付加することを特徴とするシ
    ミュレーション用回路データを生成する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレイアウトデータから寄
    生容量を拾い出すとき、レイアウトデータの階層をシミ
    ュレーションデータの階層と一致させて、次にレイアウ
    トデータの容量素子の両端の節点名をキーとしてシミュ
    レーション回路データに付加する容量を決めることを特
    徴とするシミュレーション用回路データを生成する方
    法。
  3. 【請求項3】 複数のLSI部分回路から構成されるシ
    ミュレーション用回路データと、レイアウトデータから
    抽出した複数の部分回路から構成される回路データを入
    力する手段と、 レイアウト回路データのうち、容量素子を認識する手段
    と、 認識する手段で認識した容量素子の両端の端子の節点名
    をキーとしてシミュレーション用部分回路データに振り
    分けて付加する手段と、 付加した結果、回路の中に同一の名前の素子がある場合
    は、その容量の名前を固有化する手段と、で構成するこ
    とを特徴とするシミュレーション用回路データの生成装
    置。
JP4174386A 1992-07-01 1992-07-01 シミュレーション用回路データの生成方法とデータの生成装置 Pending JPH0618626A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877241A (ja) * 1994-09-06 1996-03-22 Nec Corp 回路図出力方法
US6066352A (en) * 1997-11-04 2000-05-23 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Compositions containing novel protein complexes
WO2010050188A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 日本電気株式会社 半導体集積回路の動作解析方法、動作解析装置、動作解析プログラム及び動作解析システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223