JP3147070B2 - 論理回路のテストパターン生成方法及びテストパターン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体 - Google Patents

論理回路のテストパターン生成方法及びテストパターン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体

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JP3147070B2 JP01592198A JP1592198A JP3147070B2 JP 3147070 B2 JP3147070 B2 JP 3147070B2 JP 01592198 A JP01592198 A JP 01592198A JP 1592198 A JP1592198 A JP 1592198A JP 3147070 B2 JP3147070 B2 JP 3147070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、部分回路を用い
た論理回路のテストパターン生成方法及びテストパター
ン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、論理回路のテストパターンを生成
する生成方式として、特開昭61−240173号公報
に記載されるものがある。上記公報に記載の生成方式
は、論理回路の全体(以下、全体回路と記す)に発生し
た故障を検出するために、テストパターンを用いる。す
なわち、上記生成方式は、上記全体回路の入力端子に相
当する数の乱数を発生させる。そして、上記生成方式
は、発生した乱数に基づいて第1のテストパターンを生
成する。
【0003】この後の、論理回路の故障検出に際して、
上記第1のテストパターンを、上記全体回路の入力端子
に加える。上記第1のテストパターンを用いた故障検出
が飽和すると、上記生成方式は、上記全体回路中の特定
の故障を検出するための、Dアルゴリズム等のアルゴリ
ズムを用いて、第2のテストパターンを生成する。そし
て、上記第1のテストパターンでは検出することができ
ない故障を、上記第2のテストパターンを用いて検出す
る。このように、論理回路の故障検出に際して、異なる
方法で生成されたテストパターンを用いることにより、
精度の良い故障検出が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来技術には、次のような課題がある。すなわ
ち、上記生成方式では、故障検出の対象である論理回路
の規模が大きくなった場合、上記第1のテストパターン
及び上記第2のテストパターンが複雑になる。このため
に、上記第1のテストパターン及び上記第2のテストパ
ターンを生成するための時間が長くなるという課題が発
生する。
【0005】また、上記第1のテストパターン及び上記
第2のテストパターンが複雑になると、これらのテスト
パターンの大きくなるので、上記第1のテストパターン
及び上記第2のテストパターンの生成処理中に、例え
ば、これらのパターンを保存する場合、容量の大きな記
憶装置を必要とし、第1のテストパターン及び第2のテ
ストパターンの取り扱いに、制限が発生することにな
る。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、論理回路のテストパターンの生成時間を短縮で
きる論理回路のテストパターン生成方法及びテストパタ
ーン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒
体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、論理回路のテストパターン
生成方法に係り、入力された全体回路の故障を検出する
と共に前記全体回路の入力端子に加える第1のテストパ
ターンを、前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱
数に基づいて生成し、前記第1のテストパターンによる
故障検出が、未検出の故障を残したまま、不完全な状態
で終了した全体回路を分割して、n(nは任意の自然
数、以下において同じ)個の部分回路を生成し、前記第
1のテストパターンでは未検出のままの、任意の前記部
分回路に含まれる前記故障を検出するためのアルゴリズ
ムを用いて、n個の前記部分回路用の第2のテストパタ
ーンをそれぞれ生成することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の論理回路のテストパターン生成方法に係り、n個の
前記部分回路用の第2のテストパターンを、並列処理し
て生成することを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の論理回路のテストパターン生成方法に係り、生成さ
れた前記各第2のテストパターンを、可能な限りマージ
することを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】また、請求項4記載の発明は、論理回路の
テストパターン生成方法に係り、識別用の索引情報が各
入力端子に付加された全体回路が入力されると、前記全
体回路を分割して、n個の部分回路を生成し、前記全体
回路の入力端子数だけ発生させた乱数に基づいて生成し
た、前記全体回路のテストパターンから、前記各部分回
路の入力端子に対応するパターン部分だけをそれぞれ取
り出して、前記各部分回路の故障を検出するための第1
のテストパターンとし、前記第1のテストパターンで未
検出の故障を検出するためのアルゴリズムを用いて、前
記各部分回路用の第2のテストパターンをそれぞれ生成
することを特徴としている。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4
載の論理回路のテストパターン生成方法に係り、前記索
引情報が、前記全体回路の各入力端子に付加される、互
いに異なる数字であることを特徴としている。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項4
載の論理回路のテストパターン生成方法に係り、生成さ
れた前記各第1のテストパターンをマージする際に、前
記索引情報を基にして、複数の前記部分回路に共有され
る入力端子の値を1つにすることを特徴としている。
【0016】また、請求項7記載の発明は、テストパタ
ーン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒
体に係り、入力された全体回路の故障を検出すると共に
前記全体回路の入力端子に加える第1のテストパターン
を、前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱数に基
づいて生成する処理手順と、前記第1のテストパターン
による故障検出が終了した全体回路を分割して、n個の
部分回路を生成する処理手順と、前記第1のテストパタ
ーンで未検出の故障を検出するためのアルゴリズムを用
いて、n個の前記部分回路用の第2のテストパターンを
それぞれ生成する処理手順とを実行させることを特徴と
している。また、請求項8記載の発明は、テストパター
ン生成プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体
に係り、識別用の索引情報が各入力端子に付加された全
体回路が入力されると、前記全体回路を分割して、n個
の部分回路を生成する処理手順と、前記全体回路の入力
端子数だけ発生させた乱数に基づいて生成した、前記全
体回路のテストパターンから、前記各部分回路の入力端
子に対応するパターン部分だけをそれぞれ取り出して、
前記各部分回路の故障を検出するための第1のテストパ
ターンとする処理手順と、前記第1のテストパターンで
未検出の故障を検出するためのアルゴリズムを用いて、
前記各部分回路用の第2のテストパターンをそれぞれ生
成する処理手順とを実行させることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。 ◇第1の実施の形態 図1は、この発明の第1の実施の形態である論理回路の
テストパターン生成方法を示すフローチャート、図2
は、同論理回路のテストパターン生成方法を実施するた
めのシミレーション装置の概略構成を示すブロック図、
図3は、同論理回路のテストパターン生成方法の分割処
理を示すフローチャート、図4は、同論理回路のテスト
パターン生成方法が処理する集積回路を示す概略図、図
5は、同論理回路のテストパターン生成方法が用いるR
TG処理を示すフローチャート、図6は、同論理回路の
テストパターン生成方法が用いるATG処理を示すフロ
ーチャート、また、図7は、同論理回路のテストパター
ン生成方法が用いるマージ及び圧縮の処理を示すフロー
チャートである。
【0018】図1に示す、論理回路のテストパターン生
成方法を実施するためのテストパターン生成装置とし
て、例えば、図2に示すシミレーション装置がある。こ
のシミレーション装置は、同図に示すように、入力部
1、中央処理部2、出力部3及び記憶部4を備えてなっ
ている。入力部1は、オペレータにより操作され、入力
部1には、集積回路内の論理回路全体である全体回路な
どが入力される。出力部3は、中央処理部2が生成した
テストパターンを出力する。
【0019】中央処理部2は、記憶部4に記憶されてい
る処理手順に従って、論理回路のテストパターン生成方
法を行う。中央処理部2は、図1に示すように、全体回
路の分割処理をする(ステップS1)。上記分割処理の
具体例を図3に示す。すなわち、全体回路が入力部1に
入力されると、中央処理部2は、入力部1から上記全体
回路を受け取る(ステップS11)。ここで中央処理部
2が受け取る上記全体回路は、集積回路内の論理回路で
ある。上記回路の例として、図4に示すように、集積回
路200内の全体回路210がある。全体回路210
は、集積回路200の入力端子221〜225からデー
タを受け取ると、論理演算した結果であるデータを、出
力端子231〜233に送る。
【0020】このような全体回路210をステップS1
1で受け取ると、中央処理部2は、全体回路210内の
回路部分に対して故障を設定する(ステップS12)。
ここで、回路部分は、全体回路210内の各種ゲートな
どであり、全体回路210を構成するものである。ま
た、故障の設定は、入力部1から故障を入力する方法の
他に、中央処理部2が全体回路210のすべての回路部
分を故障にする方法などがある。ステップS12が終了
すると、中央処理部2は、全体回路210から部分回路
を抽出する(ステップS13)。すなわち、中央処理部
2は、図4の出力端子231の値に影響を与える入力端
子221〜223を調べ、出力端子231から入力端子
221〜223に至る部分回路211を、全体回路21
0から取り出す。同じようにして、中央処理部2は、出
力端子232に影響を与える入力端子223,224を
調べて、部分回路212を取り出し、出力端子233に
影響を与える入力端子224,225を調べて、部分回
路213を取り出す。このようにして、中央処理部2
は、全体回路210から部分回路211,212,21
3を抽出する。
【0021】ステップS13が終了すると、ステップS
13で抽出した部分回路211と、部分回路211が含
む故障のリスト、すなわち、部分回路211の未検出故
障リストを出力する(ステップS14)。出力された部
分回路211及び部分回路211の未検出故障リスト
は、記憶部4に記憶される。部分回路211の未検出故
障リストは、ステップS12で全体回路210に設定さ
れた故障の中で、部分回路211に含まれるものであ
る。上記未検出故障リストは、例えば、 全体回路210のNO.1ゲート…常時「1」を出力 全体回路210のNO.2ゲート…常時「0」を出力 のような、故障している回路部分のリストである。な
お、NO.1ゲート及びNO2.ゲートの図示を省略し
ている。
【0022】ステップS14が終了すると、中央処理部
2は、すべての部分回路に対するステップS14の処理
が終了したか否かを判断する(ステップS15)。この
判断の結果、未処理の部分回路があれば、中央処理部2
は、処理をステップS14に戻す。これにより、部分回
路212,213及び部分回路212,213の未検出
故障リストが出力される。これに対して、すべての部分
回路に対する処理が終了すると(ステップS15)、中
央処理部2は、ステップS1の分割処理を終了する。中
央処理部2は、ステップS1を終了すると、RTG(Ra
ndom Test Generation)処理をする(ステップS
2)。上記RTG処理は、乱数を用いてテストパターン
を生成する方法であり、その具体例を図5に示す。すな
わち、中央処理部2は、図1のステップS1で出力した
部分回路211を、記憶部4から読み出して入力する
(ステップS21)。同じように、中央処理部2は、部
分回路211の未検出故障リストを入力する(ステップ
S22)。
【0023】ステップS22が終了すると、中央処理部
2は、ステップS21で入力した部分回路211の入力
端子221〜223の乱数を発生し(ステップS2
3)、発生した乱数による入力パターンを作成する(ス
テップS24)。この後、中央処理部2は、ステップS
24で作成した入力パターンを用いて、部分回路211
の故障を検出する故障シミュレーションを実行する(ス
テップS25)。ステップS25が終了すると、中央処
理部2は、上記故障シミュレーションで故障を検出した
か否かを調べる(ステップS26)。ステップS26
で、部分回路211に故障を検出すると、中央処理部2
は、ステップS24で作成した入力パターンを、部分回
路211のテストパターンとして採用し(ステップS2
7)、検出した故障を上記未検出故障リストから削除し
て、部分回路211の上記未検出故障リストを更新し
(ステップS28)、処理をステップS23に戻す。
【0024】中央処理部2は、ステップS23〜ステッ
プS27を、部分回路211の故障検出が飽和するまで
行う。故障検出が飽和して、ステップS26で故障検出
がなければ、中央処理部2は、ステップS29におい
て、終了条件を満たすか否かを判断する。この判断の結
果、終了条件を満たしていなければ、中央処理部2は、
処理をステップS23に戻す。また、終了条件を満たし
ていれば、中央処理部2は、最終的に得られた部分回路
211のテストパターン及び未検出故障リストを出力し
て(ステップS30)、ステップS2のRTG処理を終
了する。中央処理部2は、ステップS2を終了すると、
ステップS2の出力を記憶部4に記憶して、上記出力を
保持する(ステップS3)。
【0025】ステップS3の後、中央処理部2は、AT
G(Algorithmic Test Generation)処理を行う(ス
テップS4)。ATG処理は、RTG処理によるテスト
パターンでは調べることができない故障を検出する、特
定のアルゴリズムを用いて、テストパターンを生成する
方法であり、その具体例を図6に示す。中央処理部2
は、図1のステップS2により、部分回路211の上記
未検出故障リストを入力すると(ステップS41)、テ
ストパターンを生成していない故障を上記未検出故障リ
ストから選択する(ステップS42)。この場合には、
故障を最初に選択するので、任意の故障を上記未検出故
障リストから選択する。
【0026】ステップS42が終了すると、中央処理部
2は、選択した故障を検出するための、特定のアルゴリ
ズムを用いて、パターンを生成し(ステップS43)、
上記アルゴリズムを用いたパターンの生成に成功したか
否かを判断する(ステップS44)。ステップS44
で、パターンの生成が成功していると判断すると、中央
処理部2は、生成したパターンをテストパターンとして
記憶部4に保存する(ステップS45)。
【0027】ステップS45の後、中央処理部2は、生
成したテストパターンを用いて、部分回路211の故障
を検出する故障シミュレーションを実行する(ステップ
S46)。中央処理部2は、ステップS46で故障を検
出すると、部分回路211の上記未検出故障リストか
ら、検出した故障を削除する(ステップS47)。ステ
ップS47が終了すると、中央処理部2は、部分回路2
11の上記未検出故障リストの中に、テストパターンの
生成を試していない故障が存在するか否かを判断する
(ステップS48)。ステップS48で、テストパター
ンの生成を試していない故障が存在すれば、中央処理部
2は、ステップS42〜ステップS47の処理を繰り返
す。また、ステップS44で、パターンの生成が不成功
になったときにも、中央処理部2は、ステップS48の
処理をする。
【0028】ステップS48で、すべての故障に対して
テストパターンの生成を試みたと判断すると、中央処理
部2は、保存しているテストパターンと未検出故障リス
トとを出力して(ステップS49)、ステップS4のA
TG処理を終了する。この後、中央処理部2は、ステッ
プS4の出力を保持する(ステップS5)。ステップS
5の後、中央処理部2は、すべての部分回路に対するス
テップS2〜ステップS5の処理を終了したか否かを判
断する(ステップS6)。この判断の結果、未処理の部
分回路があれば、中央処理部2は、ステップS2に処理
を戻す。これにより、中央処理部2は、部分回路21
2,213のテストパターンと未検出故障リストとをそ
れぞれ保存する。
【0029】ステップS6で未処理の部分回路がなけれ
ば、中央処理部2は、ステップS3,S5で保存してい
るテストパターンのマージ及び圧縮の処理をする(ステ
ップS7)。テストパターンのマージ及び圧縮の処理
は、上記RTG処理によるテストパターン及び上記AT
G処理によるテストパターンをそれぞれ1つにして圧縮
する方法である。マージ及び圧縮の具体例を図7に示
す。中央処理部2は、これから処理するテストパターン
を1つだけ入力する(ステップS51)。ステップS5
1の後、中央処理部2は、現在保持している、どれかの
テストパターンと、ステップS51の上記テストパター
ンとのマージが可能か否かを判断する(ステップS5
2)。ステップS52でマージ可能と判断すると、中央
処理部2は、ステップS51の上記テストパターンをマ
ージし、1つのテストパターンにする。また、ステップ
S52で、マージ不可と判断すると、ステップS51の
上記テストパターンを保持対象として、現在保持してい
るテストパターンに加える(ステップS54)。
【0030】ステップS53又はステップS54の後、
中央処理部2は、残りのテストパターンがまだあるか否
かを判断する(ステップS55)。ステップS55で、
テストパターンがあれば、処理をステップS51に戻
す。また、ステップS55で、テストパターンがなけれ
ば、中央処理部2は、ステップS53,S54で最終的
に保持しているテストパターンを出力し(ステップS5
6)、ステップS7のマージ及び圧縮の処理を終了す
る。こうして、この実施の形態により、全体回路210
を部分回路211〜213に分割した後で上記RTG処
理及び上記ATG処理をするので、上記RTG処理と上
記ATG処理処理とを、複数の生成装置を用いて行うこ
とを可能にする。これにより、テストパターンを生成す
るための時間を短縮することができる。また、上記RT
G処理及び上記ATG処理を、複数の生成装置を用いて
並列処理する場合、上記各生成装置は、部分回路211
〜213を取り扱うので、記憶装置等の負担を軽くする
ことができる。
【0031】◇第2の実施の形態 次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は、この発明の第2の実施の形態である論理回路の
テストパターン生成方法を示すフローチャート、図9
は、同論理回路のテストパターン生成方法が用いるRT
G処理を示すフローチャートである。なお、この実施の
形態図では、実施の形態1の記憶部4に記憶されている
処理手順だけが異なるので、この点だけについて説明す
る。この実施の形態の記憶部4が記憶する処理手順によ
り、中央処理部2が次の処理をする。すなわち、中央処
理部2は、図8に示すように、RTG処理をする(ステ
ップS61)。ステップS61のRTG処理の具体例を
図9に示す。中央処理部2は、RTG処理を開始する
と、全体回路210を入力すると共に(ステップS7
1)、未検出故障リストを入力する(ステップS7
2)。ステップS72が終了すると、中央処理部2は、
ステップS71で入力した全体回路210の入力端子数
分の乱数を発生し(ステップS73)、発生した乱数に
よる入力パターンを作成する(ステップS74)。この
後、中央処理部2は、ステップS74で作成した入力パ
ターンを用いて、全体回路210の故障を検出する故障
シミュレーションを実行する(ステップS75)。
【0032】この後、中央処理部2は、ステップS75
で故障を検出したか否かを調べる(ステップS76)。
ステップS76で、全体回路中に故障を検出すると、中
央処理部2は、ステップS74で作成した入力パターン
をテストパターンとして採用し(ステップS77)、ス
テップS72の未検出故障リストから、検出した故障を
削除して、部分回路211の未検出故障リストを更新し
(ステップS78)、処理をステップS73に戻す。
【0033】中央処理部2は、ステップS73〜ステッ
プS78を、故障検出が飽和するまで行う。故障検出が
飽和して、ステップS76で故障検出がなければ、中央
処理部2は、終了条件を満たすか否かを判断する(ステ
ップS79)。ステップS79で終了条件を満たしてい
なければ、中央処理部2は、処理をステップS73に戻
す。また、終了条件を満たしていれば、中央処理部2
は、最終的に得られた全体回路のテストパターン及び未
検出故障リストを出力して(ステップS80)、ステッ
プS61のRTG処理を終了する。
【0034】中央処理部2は、ステップS61を終了す
ると、ステップS61の出力を保持する(ステップS6
2)。この後、中央処理部2は、実施の形態1と同じよ
うに、回路の分割処理をする(ステップS63)。ステ
ップS63の後、中央処理部2は、分割した部分回路2
11〜213に対して、上記ATG処理でテストパター
ンを生成し(ステップS64)、ステップS64の出力
を保持する(ステップS65)。ステップS65の後、
中央処理部2は、すべての部分回路に対するステップS
64,S65の処理を終了したか否かを判断する(ステ
ップS66)。ステップS66で未処理の部分回路があ
れば、中央処理部2は、処理をステップS64に戻す。
また、ステップS66で未処理の部分回路がなければ、
中央処理部2は、ステップS62,S65で保存してい
る、上記RTG処理によるテストパターン及び上記AT
G処理によるテストパターンを、可能な限りそれぞれ1
つにして圧縮し(ステップS67)、処理を終了する。
【0035】こうして、この実施の形態により、全体回
路210を部分回路211〜213に分割して、ATG
処理をするので、複数の生成装置を用いて、ATG処理
を行うことを可能にする。これにより、テストパターン
を生成するための時間を短縮することができる。また、
この実施の形態により、RTG処理をした後で、全体回
路210を分割するので、ステップS67では、ATG
処理で生成したテストパターンだけをマージするので、
上記テストパターンのマージが簡単化される。
【0036】◇第3の実施の形態 次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。
図10は、この発明の第3の実施の形態である論理回路
のテストパターン生成方法を示すフローチャート、図1
1は、同論理回路のテストパターン生成方法が用いる分
割処理を示すフローチャート、図12は、同論理回路の
テストパターン生成方法が用いるインデックス情報を説
明する図、図13は、同論理回路のテストパターン生成
方法が用いるRTG処理を示すフローチャート、図14
は、同論理回路のテストパターン生成方法によるテスト
パターンの生成の様子を示す図である。
【0037】なお、この実施の形態図では、実施の形態
1の記憶部4に記憶されている処理手順だけが異なるの
で、この点だけについて説明する。この実施の形態の記
憶部4が記憶する処理手順により、中央処理部2が次の
処理をする。すなわち、中央処理部2は、図10に示す
ように、全体回路210に用いるインデックス情報を作
成する(ステップS91)。ここで、中央処理部2は、
インデックス情報として、インデックス番号「1」〜
「5」を作成する。インデックス番号「1」〜「5」
は、入力端子221〜225を識別して、入力端子22
1〜225を探し出すための検索情報である。
【0038】ステップS91の後、中央処理部2は、回
路の分割処理をする(ステップS92)。上記分割処理
の具体例を図11に示す。すなわち、中央処理部2は、
全体回路210を入力する(ステップS101)。ステ
ップS101の後、中央処理部2は、全体回路210内
の回路部分に対して故障を設定する(ステップS10
2)。ステップS102が終了すると、中央処理部2
は、全体回路210の入力端子221〜225に、イン
デックス番号「1」〜「5」をそれぞれ与え(ステップ
S103)、図12に示すように、全体回路210イン
デックス対応表301を作成する(ステップS10
4)。インデックス対応表301は、入力端子221〜
225とインデックス番号「1」〜「5」との対応関係
を示すものであり、例えば、入力端子221にはインデ
ックス番号「1」が対応することを示す。
【0039】ステップS104が終了すると、中央処理
部2は、全体回路210から部分回路211を抽出する
(ステップS105)。ステップS105の後、中央処
理部2は、全体回路210のインデックス対応表301
から、図12に示すように、部分回路211のインデッ
クス対応表311を抜き出す(ステップS106)。中
央処理部2は、ステップS106で抜き出したインデッ
クス対応表311を出力する(ステップS107)。ス
テップS107が終了すると、中央処理部2は、部分回
路211及び部分回路211の未検出故障リストを出力
する(ステップS108)。
【0040】ステップS108が終了すると、中央処理
部2は、すべての部分回路に対するステップS105〜
S108の処理が終了したか否かを判断する(ステップ
S109)。ステップS109で、未処理の部分回路が
あれば、中央処理部2は、処理をステップS105に戻
す。これにより、部分回路212,213のインデック
ス対応表312,313及び部分回路212,213の
未検出故障リストが出力される。また、ステップS10
9で、すべての部分回路に対する処理が終了すると、中
央処理部2は、ステップS92の分割処理を終了する。
【0041】中央処理部2は、ステップS92を終了す
ると、RTG処理をする(ステップS93)。上記RT
G処理の具体例を図13に示す。すなわち、中央処理部
2は、図10のステップS92で出力した部分回路21
1及びインデックス対応表311を受け取ると共に(ス
テップS111)、部分回路211の未検出故障リスト
を受け取る(ステップS112)。
【0042】ステップS112が終了すると、中央処理
部2は、全体回路210の入力端子221〜225分の
乱数を発生する(ステップS113)。そして、中央処
理部2は、ステップS113で発生した乱数とインデッ
クス対応表301とを用いて、発生した乱数をインデッ
クス番号「1」〜「5」に対応させる。この後、中央処
理部2は、インデックス対応表311のインデックス番
号「1」〜「3」を用いて、図14に示すように、部分
回路211の入力パターン321を作成する(ステップ
S114)。この場合、ステップS113で、インデッ
クス番号「1」〜「5」に乱数「10110」が対応す
るので、端子221〜223すなわちインデックス番号
「1」〜「3」に対応する乱数「101」が形成するパ
ターンを、部分回路211の入力パターン321として
いる。
【0043】ステップS114が終了すると、中央処理
部2は、ステップS114で作成した入力パターン32
1を用いて、部分回路211の故障を検出する故障シミ
ュレーションを実行する(ステップS115)。ステッ
プS115が終了すると、中央処理部2は、上記故障シ
ミュレーションで故障を検出したか否かを調べる(ステ
ップS116)。ステップS116で、部分回路211
中に故障を検出すると、中央処理部2は、ステップS1
14で作成した入力パターンを、部分回路211のテス
トパターンとして採用し(ステップS117)、検出し
た故障を削除して、部分回路211の未検出故障リスト
を更新し(ステップS118)、処理をステップS11
3に戻す。
【0044】中央処理部2は、ステップS113〜ステ
ップS118を、部分回路211の故障検出が飽和する
まで行う。故障検出の飽和により、ステップS116で
故障検出がなければ、中央処理部2は、終了条件を満た
すか否かを判断する(ステップS119)。ステップS
119で終了条件を満たしていなければ、中央処理部2
は、処理をステップS113に戻す。また、ステップS
119で終了条件を満たしていれば、中央処理部2は、
最終的に得られた部分回路211のテストパターン及び
未検出故障リストを出力して(ステップS120)、ス
テップS93のRTG処理を終了する。中央処理部2
は、ステップS93を終了すると、ステップS93の出
力を保持する(ステップS94)。
【0045】この後、中央処理部2は、ステップS95
〜S97の処理を行うが、ステップS95〜S97の処
理は、図1のステップS4〜S6と同じであるので、説
明を省略する。ステップS97が終了して、次のステッ
プに進むとき、中央処理部2は、上記RTG処理によ
る、部分回路211〜213のテストパターン321〜
323と、上記ATG処理によるテストパターンとを得
る。ステップS97で部分回路211〜213に対する
処理が終了すると、中央処理部2は、ステップS94,
S96で保存している、上記RTG処理によるテストパ
ターンを1つにマージすると共に、上記ATG処理によ
るテストパターンを可能な限りマージして圧縮し(ステ
ップS98)、処理を終了する。
【0046】このとき、上記RTG処理で得たテストパ
ターンを処理する際に、各部分回路で共有する入力端子
の値を1つにするために、中央処理部2は、次表に従
う。
【0047】
【表1】
【0048】なお、表1中の符号「X」は、任意の値を
取ることが可能であることを示す。この表によれば、例
えば、部分回路211と部分回路212とでは、インデ
ックス対応表311とインデックス対応表312とか
ら、入力端子223が共有であることが判明する。この
とき、部分回路211に属する場合の入力端子223が
値「0」であり、部分回路212に属する場合の入力端
子223が値「1」であるときには、マージが「不可」
である。
【0049】しかし、この実施の形態では、図14に示
すように、インデックス番号「1」〜「5」に基づい
て、部分回路211〜213のテストパターン321〜
323をそれぞれ生成するので、部分回路211と部分
回路212とが共有する、インデックス番号「3」の入
力端子223をマージする際には、上記表に従って、中
央処理部2は、入力端子3の値を「1」にすればよい。
また、部分回路212と部分回路213とで共有され
る、インデックス番号「4」の入力端子224をマージ
する際には、中央処理部2は、入力端子3の値を「1」
にすればよい。このようにして、図14の部分回路21
1〜213のテストパターン321〜323をマージし
て、テストパターン331を得ることができる。
【0050】このように、この実施の形態によれば、全
体回路210を部分回路211〜213に分割した後で
上記RTG処理及び上記ATG処理をするので、RTG
処理と上記ATG処理処理とを、複数の生成装置を用い
た並列処理が可能となる。これにより、上記RTG処理
によるテストパターン及び上記ATG処理によるテスト
パターンを生成するための時間を短縮することができ
る。また、この実施の形態では、RTG処理の処理の際
に、インデックス番号「1」〜「5」が与えられた入力
端子221〜225に対して乱数を発生させ、この後、
入力端子のインデックス番号に応じて、部分回路211
〜213のテストパターンを全体回路210のパターン
から取り出して、テストパターンを生成する。この結
果、同じ入力端子には、同じ乱数が与えられるので、部
分回路211〜213の、乱数によるテストパターンを
必ずマージすることができ、かつ、マージ結果で得られ
るテストパターンの数を最小にすることができる。
【0051】以上、この発明の第1、第2、第3の実施
の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は、
上記実施の形態に限られるものではなく、この発明の要
旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、この発明
に含まれる。例えば、インデックス番号「1」〜「5」
をインデックス情報として用いたが、アルファベット
「a」〜「e」をインデックス情報として用いてもよ
く、又、番号とアルファベットを組み合わせた符号をイ
ンデックス情報として用いてもよい。また、この発明の
第1、第2、第3の実施の形態では、論理回路のテスト
パターン生成方法をあらかじめ記憶部4に記憶していた
が、例えば、記録媒体に上記方法を記録しておく。そし
て、上記記録媒体から記憶部4に上記方法を読み込むよ
うにしてもよい。さらに、この発明の第1、第2、第3
の実施の形態では、シミュレーション装置を用いて、テ
ストパターンの生成を実施したが、この発明のテストパ
ターン生成方法により動作するものであれば、コンピュ
ータ等の装置を用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の構成
によれば、全体回路を分割した後で、アルゴリズムを用
いて第2のテストパターンをそれぞれ生成するので、上
記第2のテストパターン生成を並列処理することを可能
にし、上記第2のテストパターンを生成する時間を短縮
することができる。
【0053】また、全体回路を分割した後で、乱数を用
いた第1のテストパターンの生成、及び、アルゴリズム
を用いた第2のテストパターンの生成をするので、上記
第1のテストパターン生成の並列処理及び上記第2のテ
ストパターン生成の並列処理を可能にし、上記第1のテ
ストパターン及び上記第2のテストパターンを生成する
時間を短縮することができる。
【0054】また、索引情報が入力端子に付加されてい
る場合、各部分回路に応じて生成された第1のテストパ
ターンをマージする際に、上記索引情報を基にして、共
有する入力端子の値を1つにするので、上記第1のテス
トパターンのマージを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態である論理回路の
テストパターン生成方法を示すフローチャートである。
【図2】同論理回路のテストパターン生成方法を実施す
るためのシミレーション装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】同論理回路のテストパターン生成方法の分割処
理手順を示すフローチャートである。
【図4】同論理回路のテストパターン生成方法が処理す
る集積回路の概略図である。
【図5】同論理回路のテストパターン生成方法が用いる
RTG処理を示すフローチャートである。
【図6】同論理回路のテストパターン生成方法が用いる
ATG処理を示すフローチャートである。
【図7】同論理回路のテストパターン生成方法が用いる
マージ及び圧縮の処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明の第2の実施の形態である論理回路の
テストパターン生成方法を示すフローチャートである。
【図9】同論理回路のテストパターン生成方法が用いる
RTG処理を示すフローチャートである。
【図10】この発明の第3の実施の形態である論理回路
のテストパターン生成方法を示すフローチャートであ
る。
【図11】同論理回路のテストパターン生成方法が用い
る分割処理を示すフローチャートである。
【図12】同論理回路のテストパターン生成方法が用い
るインデックス情報を説明する図である。
【図13】同論理回路のテストパターン生成方法が用い
るRTG処理を示すフローチャートである。
【図14】同論理回路のテストパターン生成方法による
テストパターンの生成の様子を示す図である。
【符号の説明】
S1〜S7 処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/3183 G06F 11/22 310

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された全体回路の故障を検出すると
    共に前記全体回路の入力端子に加える第1のテストパタ
    ーンを、前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱数
    に基づいて生成し、 前記第1のテストパターンによる
    故障検出が、未検出の故障を残したまま、不完全な状態
    で終了した全体回路を分割して、n(nは任意の自然
    数、以下において同じ)個の部分回路を生成し、 前記第1のテストパターンでは未検出のままの、任意の
    前記部分回路に含まれる前記故障を検出するためのアル
    ゴリズムを用いて、n個の前記部分回路用の第2のテス
    トパターンをそれぞれ生成することを特徴とする論理回
    路のテストパターン生成方法。
  2. 【請求項2】 n個の前記部分回路用の第2のテストパ
    ターンを、並列処理して生成することを特徴とする請求
    項1記載の論理回路のテストパターン生成方法。
  3. 【請求項3】 生成された前記各第2のテストパターン
    を、可能な限りマージすることを特徴とする請求項1記
    載の論理回路のテストパターン生成方法。
  4. 【請求項4】 識別用の索引情報が各入力端子に付加さ
    れた全体回路が入力されると、前記全体回路を分割し
    て、n個の部分回路を生成し、 前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱数に基づい
    て生成した、前記全体回路のテストパターンから、前記
    各部分回路の入力端子に対応するパターン部分だけをそ
    れぞれ取り出して、前記各部分回路の故障を検出するた
    めの第1のテストパターンとし、 前記第1のテストパターンで未検出の故障を検出するた
    めのアルゴリズムを用いて、前記各部分回路用の第2の
    テストパターンをそれぞれ生成することを特徴とする論
    理回路のテストパターン生成方法。
  5. 【請求項5】 前記索引情報は、前記全体回路の各入力
    端子に付加される、互いに異なる数字であることを特徴
    とする請求項4記載の論理回路のテストパターン生成方
    法。
  6. 【請求項6】 生成された前記各第1のテストパターン
    をマージする際に、前記索引情報を基にして、複数の前
    記部分回路に共有される入力端子の値を1つにすること
    を特徴とする請求項4記載の論理回路のテストパターン
    生成方法。
  7. 【請求項7】 入力された全体回路の故障を検出すると
    共に前記全体回路の入力端子に加える第1のテストパタ
    ーンを、前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱数
    に基づいて生成する処理手順と、 前記第1のテストパターンによる故障検出が終了した全
    体回路を分割して、n個の部分回路を生成する処理手順
    と、 前記第1のテストパターンで未検出の故障を検出するた
    めのアルゴリズムを用いて、n個の前記部分回路用の第
    2のテストパターンをそれぞれ生成する処理手順とを実
    行させるためのテストパターン生成プログラムを記録し
    た機械読取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 識別用の索引情報が各入力端子に付加さ
    れた全体回路が入力されると、前記全体回路を分割し
    て、n個の部分回路を生成する処理手順と、 前記全体回路の入力端子数だけ発生させた乱数に基づい
    て生成した、前記全体回路のテストパターンから、前記
    各部分回路の入力端子に対応するパターン部分だけをそ
    れぞれ取り出して、前記各部分回路の故障を検出するた
    めの第1のテストパターンとする処理手順と、 前記第1のテストパターンで未検出の故障を検出するた
    めのアルゴリズムを用いて、前記各部分回路用の第2の
    テストパターンをそれぞれ生成する処理手順とを実行さ
    せるためのテストパターン生成プログラムを記録した機
    械読取り可能な記録媒体。
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