JPH06185389A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH06185389A
JPH06185389A JP4338647A JP33864792A JPH06185389A JP H06185389 A JPH06185389 A JP H06185389A JP 4338647 A JP4338647 A JP 4338647A JP 33864792 A JP33864792 A JP 33864792A JP H06185389 A JPH06185389 A JP H06185389A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
fuel
idle
value
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Withdrawn
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JP4338647A
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English (en)
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Osamu Fukazawa
修 深沢
Junya Morikawa
潤也 森川
Hisashi Iida
飯田  寿
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/166,993 priority patent/US5400761A/en
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    • F02D41/0045Estimating, calculating or determining the purging rate, amount, flow or concentration
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 蒸発燃料濃度に影響されることなく、アイド
ル、非アイドルのいずれにおいても空燃比を精度よく学
習制御できること。 【構成】 蒸発燃料のパージ開始前に空燃比の一律ずれ
を検出し(ステップS133〜S137)、この一律ず
れがアイドル時と非アイドル時との双方でエンジン回転
数NEと吸気管圧力PMに応じた領域毎の所定値以下と
なるように空燃比学習値KGI0 〜KGI7 ,KGS0
〜KGS7 をそれぞれ記憶し(ステップS138〜S1
42)、これらアイドル時と非アイドル時との双方で記
憶した空燃比学習値KGI0 〜KGI7 ,KGS0 〜K
GS7 を平均化した値でアイドルを含む各領域の空燃比
学習値KG0 〜KG7 を更新する(ステップS14
5)。その後、蒸発燃料のパージを開始すると共に、各
領域の空燃比学習値KG0 〜KIG7 によって空燃比の
領域学習を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料タンク内で発生する
蒸発燃料を内燃機関(エンジン)の吸気側に吸入させて
燃焼させるための内燃機関の空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を
キャニスタに蓄え、このキャニスタに蓄えられた蒸発燃
料を空気と共に内燃機関の吸気側に放出するさせて燃焼
させるものにおいて、キャニスタパージ量を一定値だけ
変化させ、その時の空燃比フィードバック値の変化量に
より、キャニスタより内燃機関の吸気側に吸入される蒸
発燃料の濃度を検出し、この濃度に応じて複数の学習領
域の空燃比学習値を補正するものがある(例えば、特開
平2−130240号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のものでは、パージ開始初期には蒸発燃料の濃度が濃
く、学習すべき空燃比フィードバック値の変化量に対
し、蒸発燃料の影響による空燃比フィードバック値の変
化量の方が大きくなるとともに、パージ開始初期にはま
だ蒸発燃料の濃度も正確に検出しきれていないので、複
数の学習領域(特にアイドルと非アイドルとの双方)の
空燃比学習が正確にできないという問題がある。
【0004】そこで本発明は、濃度の濃い蒸発燃料の影
響を受けずにアイドル時と非アイドル時とを含む複数の
運転領域において良好に空燃比の学習をすることを目的
とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】そのため本発明は、燃
料タンクに発生する蒸発燃料をキャニスタに蓄え、この
キャニスタに蓄えられた蒸発燃料を空気と共に放出通路
を介して内燃機関の吸気側に放出するようにした内燃機
関の空燃比制御装置であって、前記内燃機関の空燃比を
検出する空燃比検出手段と、この空燃比検出手段により
検出された空燃比に応じて内燃機関に供給される混合気
の空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバッ
ク手段と、前記キャニスタより前記放出通路を介して前
記内燃機関の吸気側に放出される蒸発燃料を含む空気の
パージ率を変化させる流量制御弁と、前記流量制御弁に
よるパージ率を機関状態に応じて制御するパージ率制御
手段と、前記蒸発燃料の濃度を検出する濃度検出手段
と、前記濃度検出手段により検出した蒸発燃料濃度と前
記パージ率制御手段によるパージ率とに応じて空燃比が
所定値となるように燃料量を補正するパージ応動燃料量
補正手段と、内燃機関のアイドルと非アイドルとを含む
複数の運転領域を検出する運転領域検出手段と、内燃機
関のアイドルと非アイドルとを含む複数の運転領域に応
じて空燃比の学習値を格納する学習値格納手段と、前記
空燃比フィードバック手段による空燃比フィードバック
値を基準値と比較してその偏差を検出する偏差検出手段
と、前記パージ率制御手段によるパージ率制御が開始さ
れる前に、前記運転領域検出手段により内燃機関の運転
状態がアイドルであると検出された時と非アイドルであ
ると検出された時との双方において、前記偏差検出手段
により検出された基準値よりの偏差が所定値以下になる
ように燃料量を増減する一律学習用制御手段と、この一
律学習用制御手段による燃料量の増減により、前記運転
領域検出手段により内燃機関の運転状態がアイドルであ
ると検出された時と非アイドルであると検出された時と
の双方において、前記偏差が所定値以下となったときの
前記一律学習用制御手段の燃料増減量に基づいて前記学
習値格納手段の学習値を更新する一律学習値更新手段
と、この一律学習値更新手段による学習値更新後に前記
パージ率制御手段によるパージ率制御の開始を許可する
パージ開始許可手段と、前記一律学習値更新手段による
学習値更新後に前記空燃比フィードバック制御手段によ
る空燃比フィードバック値に基づいて前記学習値格納手
段の学習値を各領域別に更新する領域別学習値更新手段
とを備える内燃機関の空燃比制御装置を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】これより、空燃比検出手段により検出された空
燃比に応じて内燃機関に供給される混合気の空燃比を空
燃比フィードバック手段によりフィードバック制御し、
キャニスタより放出通路を介して内燃機関の吸気側に放
出される蒸発燃料を含む空気のパージ率をパージ率制御
手段により機関状態に応じて制御する。そして、濃度検
出手段により検出した蒸発燃料濃度とパージ率制御手段
によるパージ率とに応じて空燃比が所定値となるように
パージ応動燃料量補正手段により燃料量を補正する。ま
た、内燃機関のアイドルと非アイドルとを含む複数の運
転領域を運転領域検出手段により検出して、この複数の
運転領域に応じて空燃比の学習値を学習値格納手段に格
納する。そして、パージ率制御手段によるパージ率制御
が開始される前に、運転領域検出手段により内燃機関の
運転状態がアイドルであると検出された時と非アイドル
であると検出された時との双方において、偏差検出手段
により検出した基準値よりの偏差が所定値以下になるよ
うに一律学習用制御手段により燃料量を増減する。この
一律学習用制御手段による燃料量の増減により、運転領
域検出手段により内燃機関の運転状態がアイドルである
と検出された時と非アイドルであると検出された時との
双方において、前記偏差が所定値以下となったときの一
律学習用制御手段の燃料増減量に基づいて学習値格納手
段学習値を一律学習値更新手段により更新する。そし
て、この一律学習値更新手段による学習値更新後にパー
ジ率制御手段によるパージ率制御の開始をパージ開始許
可手段により許可すると共に空燃比フィードバック制御
手段による空燃比フィードバック値に基づいて学習値格
納手段の学習値を領域別学習値更新手段により各領域別
に更新する。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、車両には多気筒
エンジン1が搭載され、このエンジン1には吸気管2と
排気管3とが接続されている。吸気管2の内端部には電
磁式のインジェクタ4が設けられるとともに、その上流
側にはスロットル弁5が設けられている。さらに、排気
管3には空燃比検出手段としての酸素センサ6が設けら
れ、同センサ6は排気ガス中の酸素濃度に応じた電圧信
号を出力する。
【0008】前記インジェクタ4に燃料を供給する燃料
供給系統は、燃料タンク7、燃料ポンプ8、燃料フィル
タ9及び調圧弁10を有している。そして、燃料タンク
7内の燃料(ガソリン)が燃料ポンプ8にて燃料フィル
タ9を介して各インジェクタ4へ圧送されるとともに、
調圧弁10にて各インジェクタ4に供給される燃料が所
定圧力に調整される。
【0009】燃料タンク7の上部から延びるパージ管1
1は吸気管2のサージタンク12と連通され、そのパー
ジ管11の途中には、燃料タンクに発生する蒸発燃料を
吸着する吸着材としての活性炭を収納したキャニスタ1
3が配設されている。又、キャニスタ13には外気を導
入するための大気開放孔14が設けられている。パージ
管11はキャニスタ13よりもサージタンク12側を放
出通路15とし、この放出通路15の途中に可変流量電
磁弁16(以下、パージソレノイド弁という)が設けら
れている。このパージソレノイド弁16は、スプリング
(図示略)により常に弁体17がシート部18を閉じる
方向に付勢されているが、コイル19を励磁することに
より弁体17がシート部18を開くようになっている。
従って、パージソレノイド弁16のコイル19の消磁に
より放出通路15が閉じ、コイル19の励磁により放出
通路15が開くようになっている。このパージソレノイ
ド弁16はパルス幅変調に基づくデューティ比制御によ
り後述するCPU21によって開度調節される。
【0010】従って、このパージソレノイド弁16にC
PU21から制御信号を供給し、キャニスタ13がエン
ジン1の吸気管2に連通されるようにしてやれば、大気
中から新しい空気Qaが導入され、これがキャニスタ1
3内を換気してエンジン1の吸気管2からシリンダ内に
送り込まれ、キャニスタパージが行われ、キャニスタ1
3の吸着機能の回復が得られることになるのである。そ
して、このときの新気Qaの導入量Qp(l/min
は、CPU21からパージソレノイド弁16に供給され
るパルス信号のデューティを変えることにより調節され
る。図2は、このときのパージ量の特性図で、吸気管内
の負圧が一定の場合でのパージソレノイド弁16のデュ
ーティとパージ量との関係を示しており、この図から、
パージソレノイド16のデューティを0%から増加させ
てゆくにつれて、ほぼ直接的にパージ量、すなわちキャ
ニスタ13を介してエンジン1に吸い込まれる空気の量
が増加してゆくことが判る。
【0011】CPU21はスロットル弁5の開度を検出
するスロットルセンサ5aからのスロットル開度信号
と、エンジン1の回転数を検出する回転数センサ(図示
略)からのエンジン回転数信号と、スロットル弁5を通
過した吸入空気の圧力を検出する吸気圧センサ5bから
の吸気圧信号(吸入空気量センサからの吸入空気量信号
でもよい)と、エンジン冷却水の温度を検出する水温セ
ンサ5cからの冷却水温信号と、吸入空気温度を検出す
る吸気温センサ(図示略)からの吸気温信号とを入力す
る。
【0012】又、CPU21は前記酸素センサ6からの
信号(電圧信号)を入力し、混合気のリッチ・リーン判
定を行う。そして、CPU21はリッチからリーンに反
転した場合及びリーンからリッチに反転した場合は燃料
噴射量を増減すべく、フィードバック補正係数を階段状
に変化(スキップ)させるとともに、リッチ又はリーン
のときにはフィードバック補正係数を徐々に増減させる
ようになっている。尚、このフィードバック制御はエン
ジン冷却水温が低いとき、及び高負荷・高回転走行時に
は行わない。又、CPU21はエンジン回転数と吸気圧
により基本噴射時間を求め、基本噴射時間に対しフィー
ドバック補正係数等による補正を行って最終噴射時間T
AUを求め、前記インジェクタ4による所定の噴射タイ
ミングでの燃料噴射を行わせる。
【0013】ROM34は、エンジン全体の動作を制御
するためのプログラムやマップを格納している。RAM
35は各種のデータ、例えば前記スロットル弁5の開
度、エンジン回転数等の検出データ等を一時的に記憶す
る。そして、CPU21はROM34内のプログラムに
基づいてエンジンの動作を制御する。
【0014】図3は、全開パージ率マップを示したもの
で、エンジン回転数Neと負荷(今回は吸気管圧力、そ
の他に吸入空気量やスロットル開度でもよい)により決
定される。このマップは、吸気管2を通してエンジン1
に流入する全空気量に対するパージソレノイド弁16の
デューティ100%時に放出路15を通して流れる空気
量の比を示しており、ROM34内に記憶されている。
【0015】本システムは、空燃比フィードバック(F
AF)制御、パージ率制御、蒸発燃料(エバポ)濃度検
出、燃料噴射量制御、空燃比学習制御およびパージソレ
ノイド弁制御を操作して行われる。
【0016】以下、実施例の動作について、各制御毎に
説明する。 空燃比フィードバック制御 空燃比フィードバック制御を図4に従って説明する。こ
の空燃比フィードバック制御は約4ms毎にCPU21
のベースルーチンで実行されるものである。
【0017】第1にステップS40でフィードバック
(F/B)制御可能か判断する。このF/B条件として
は、主に以下示す条件をすべて満足した場合である。 (1)始動時でない。(2)燃料カット中でない。
(3)冷却水温(THW)≧40℃。(4)TAU>T
AUmin 。(5)酸素センサ活性状態である。
【0018】条件成立ならば、ステップS42へ進んで
酸素センサ出力と所定判定レベルとを比較し、それぞれ
遅れ時間(H・Imsec)を持って空燃比フラグXOXR
を操作する。例えば、XOXR=1のときリッチ、XO
XR=0のときリーンとする。次にステップS43へ進
んでこのXOXRに基づき、FAFの値を操作する。す
なわち、XOXRが変化(0→1),(1→0)した
時、FAFの値を所定量スキップさせ、XOXRが1ま
たは0を継続中は、FAF値の積分制御を行う。そし
て、次のステップS44へ進んでFAF値の上下限チェ
ックをした後、ステップS45へ進んで決定したFAF
値を基にしてスキップ毎、又は所定時間毎になまし(平
均化)処理を行い、なまし値FAFAVを求める。な
お、ステップS40においてF/B制御が成立しない時
はステップS46へ進んでFAFの値を1.0とする。
【0019】パージ率制御 パージ率制御のメインルーチンを図5に示す。このルー
チンも約4ms毎にCPU21のベースルーチンで実行さ
れるものである。
【0020】ステップS501で空燃比F/B中か否か
を図4のステップS40と同様な条件で判断すると共
に、ステップS502で冷却水温が50°C以上か否か
を判断し、空燃比F/B中で水温が所定値50°C以上
の時、次のステップS503で一律ずれ検出が終了した
かを後述する図13の一律ずれ終了フラグXICHIが
1かで判断し、一律ずれ検出が終了していると判断する
とステップS504でパージ制御可能かをパージ実行フ
ラグXPRGが1かで判断し、パージ実行可能と判断す
るとステップS505で燃料カット中か否かを判断し、
燃料カット中でないと判断した時、ステップS506へ
進んで通常パージ率制御を行った後、パージ率制御を実
行させるためステップS507でパージ未実施フラグX
IPGRを0にする。なお、ステップS501,S50
2,S503,S504,S505でパージ率条件が成
立していない時、ステップS512へ進んでパージ率を
0とした後、ステップS513へ進んで、パージ未実施
フラグXIPGRを1とする。
【0021】図5のステップS506における通常パー
ジ率制御サブルーチンを図6に示す。まず、ステップS
601でFAF値(または、FAFなまし値)が基準値
1.0に対して3領域(,,)の内どの領域にあ
るか検出する。ここで、図7の(a)で示すごとく領域
は1.0±F%以内、領域は1.0±F%以上離れ
±G%(ただし、F<G)以内にいる時、領域は1.
0±G%以上にいる時を示す。
【0022】領域ならステップS602へ進んでパー
ジ率(PGR)を所定値D%ずつ増加させる。領域の
時はステップS603へ進んでPGRの増減なし。領域
の時はステップS604へ進んでPGRを所定値E%
ずつ減少させる。ここで、所定値D,Eは図7の(b)
で示すごとくエバポ濃度(FGPG)に応じて変化させ
るのが好ましい。そして、次のステップS605でPG
Rの上下限チェックを行う。ここで、上限値は、図7の
(c)で示すパージ開始時間、図7の(d)で示す水
温、図7の(e)で示す運転条件(全開パージ率マッ
プ)等の各種条件の内1番小さい値とする。
【0023】パージ実行制御 CPU21により1秒毎の時間割込みにより実行され
る、図5のステップS504おけるパージ制御可能かを
判断するためのパージ実行フラグXPRGの制御ルーチ
ンを図8に示す。
【0024】まず、ステップS801で一律ずれ終了フ
ラグXICHIが1かを判断し、一律ずれ検出が終了し
ていると判断するとステップS802でA秒(例えば3
00秒)以上経過したかを判断し、経過していればステ
ップ803でパージ実行フラグXPRGを1とする。ス
テップS802でA秒以上経過していなければステップ
S804へ進み、パージ実行フラグXPRGを0とし、
その間に後述する図14のルーチンによって領域別学習
値更新による空燃比学習を実行する。つまり、所定時間
(A秒)ごとにパージ制御と空燃比学習制御とを繰り返
すことを意味している。そして、ステップS803でパ
ージ実行フラグを1にした後はステップS805でB秒
(A×2)経過したかを判断し、経過したらA秒、B秒
を計測するためのカウンタCPRGをリセットして終了
する。
【0025】エバポ濃度検出 CPU21のベースルーチンで約4ms毎に実行されるエ
バポ濃度検出のメインルーチンを図10に示す。まず、
ステップS101でパージ制御が開始されていてパージ
未実施フラグXIPGRが1でないとステップS102
へ進み、フラグXIPGRが1であってパージ制御が未
だ開始されていない場合には、ステップS103へ進ん
でエバポ濃度FGPGを基準値の1.0にして終了す
る。また、ステップS102では加減速中か否かを判断
する。ここで、加減速中か否かの判断は、アイドルスイ
ッチ、スロットル弁開度変化、吸気管圧力変化、車速等
を検出することにより一般的によく知られている方法で
行えばよい。
【0026】そして、ステップS102で加速中である
と判断されるとそのまま終了し、加速中でないと判断さ
れるとステップS104へ進んで、初回濃度検出終了フ
ラグXNFGPGが1か判断し、1の時には次のステッ
プS105へ進み、1でない時にはステップS105を
バイパスしてステップS106へ進む。なお、この初回
濃度検出終了フラグXNFGPGはキースイッチの投入
時に0に初期設定されるようにすればよい。そして、初
回濃度検出が終了していない時にはステップS105で
パージ率PGRが所定値(β%)以上かを判断し、以上
でない時にはそのまま終了し、以上の時には次のステッ
プS106へ進む。
【0027】このステップS106では図4のステップ
S45で求めたFAFAVの基準値1よりの偏差が所定
値(ω%)以上かを判断し、以上でない時にはそのまま
終了し、以上の時には次のステップS108へ進んで、
エバポ濃度を検出する。このステップS108ではFA
FAVの基準値1よりの偏差をPGRで除算したものを
前回のエバポ濃度FGPGに加算して今回のエバポ濃度
FGPGを求める。従って、この実施例におけるエバポ
濃度FGPGの値は、放出通路15中のエバポ濃度が0
(空気が100%)のとき1となり、放出通路15中の
エバポ濃度が濃くなる程、1より小さな値に設定される
ものである。ここで、図10のステップS108におい
てFAFAVと1とを入れ替えて、FGPGの値がエバ
ポ濃度が濃くなる程、1より大きな値に設定されるよう
にしてエバポ濃度を求めるようにしてもよい。
【0028】そして、次のステップS109で初回濃度
検出終了フラグXNFGPGが1か判断し、1でない時
には次のステップS110へ進み、1の時にはステップ
110,S111をバイパスしてステップS112へ進
む。そして、ステップS110ではエバポ濃度FGPG
の前回検出値と今回検出値との変化が所定値(θ%)以
下が3回以上継続してエバポ濃度が安定したかを判断
し、エバポ濃度が安定すると次のステップS111へ進
んで、初回濃度検出終了フラグXNFGPGを1にした
後、次のステップS112へ進む。また、ステップS1
10でエバポ濃度が安定していないと判断するとステッ
プS112へ進む。このステップS112では今回エバ
ポ濃度FGPGを平均化のために所定なまし(例えば、
1/64なまし)演算し、エバポ濃度平均値FGPGA
Vを求める。
【0029】燃料噴射量制御 CPU21のベースルーチンで約4ms毎に実行される燃
料噴射量制御を図11に示す。
【0030】まず、ステップS151でROM34にマ
ップとして、格納されているデータに基づき、エンジン
回転数と負荷(例えば、吸気管内圧力)により基本燃料
噴射量(TP)を求め、次のステップS152で各種基
本補正(冷却水温、始動後、吸気温等)を行う。次に、
ステップS153で後述する図13の一律制御燃料補正
係数KOFを反映させた後ステップS154へ進む。こ
のステップS154ではエバポ濃度平均値FGPGAV
にパージ率PGRを乗算してパージ補正係数FPGを求
めた後、次のステップS156でFAF,FPG,各エ
ンジン運転領域毎に持つ空燃比学習値(KGj)を、
【0031】
【数1】1+(FAF−1)+(KGj−1)+FPG の演算により補正係数として求めて、燃料噴射量TAU
に反映させる。
【0032】パージソレノイド弁制御 CPU21により100ms毎の時間割込みにより実行さ
れるパージソレノイド弁制御ルーチンを図12に示す。
ステップS161でパージ未実施フラグXIPGRが1
またはステップS162でパージ停止フラグXFGFC
が1の時には、ステップS163へ進んでパージソレノ
イド弁16のDutyを0とする。それ以外ならば、ス
テップS164へ進んで、パージソレノイド弁16の駆
動周期を100msとすると、
【0033】
【数2】Duty=(PGR/PGRfo)×(100ms
−PV )×PPa+PV の演算式でパージソレノイド弁16のDutyを求め
る。ここで、PGRは図6で求められたパージ率、PG
foはパージソレノイド弁16が全開時における各運転
状態でのパージ率(図3参照)、PV はバッテリ電圧の
変動に対する電圧補正値、PPaは大気圧の変動に対する
大気圧補正値である。
【0034】空燃比学習制御 次に、FAF値がスキップするごとに実行される空燃比
学習制御ルーチンを図13に示す。まず、ステップS1
31で一律ずれ検出終了フラグXICHIが1か否かを
判断し、1の時にはステップS132へ進んで、一律制
御燃料補正係数KOFを基準値1に設定する。ここで、
一律ずれ検出終了フラグXICHIはキースイッチが投
入されるときに0に初期設定されるようにすればよい。
また、ステップS131で一律ずれ検出終了フラグXI
CHIが1でないと判断すると、ステップS133へ進
んで一律ずれ検出可能か判断する。
【0035】ここで、このステップS133では空燃比
フィードバック中、冷却水温THWが50℃以上、始動
後増量が0、暖機増量が0、バッテリ電圧が11.5V
以上の基本条件をすべて満足したとき一律ずれ検出可能
と判断してステップS134に進み、これらの条件を1
つでも満足しない時にはそのまま終了する。そして、ス
テップS134ではFAFAVの基準値1よりの偏差が
所定値(a%)以下かを判断し、以下でない時にはステ
ップS135へ進んで一律制御燃料補正係数KOFを、
前回の一律制御燃料補正係数KOFに対して基準値1よ
りのFAF値のずれに応じて所定量bずつ増減補正した
後リターンする。
【0036】また、一律制御燃料補正係数KOFのステ
ップS135での増減の結果、図4での空燃比フィード
バック制御によりステップS134でFAFAVの基準
値1よりの偏差が所定値(a%)以下になったと判断す
ると、ステップS136へ進んで、FAF値が3回以上
スキップしたか判断し、3回以上スキップしていないと
きにはそのまま終了し、3回以上スキップした時には次
のステップS137へ進んで、その時の運転領域をチェ
ックした後ステップS138へ進む。
【0037】このステップS138ではエンジン1がア
イドル領域かを判断し、アイドル領域であればステップ
S139へ進み、一律制御燃料補正係数KOFの基準値
1からの偏差分だけ各領域のアイドル時応動空燃比学習
値KGI0 〜KGI7 としてRAM35に記憶後、ステ
ップS141でアイドル時一律ずれ検出終了フラグIX
ICHIを1にしてステップS143へ進む。ここで、
各領域のアイドル時応動空燃比学習値KGI0 〜KGI
7 は図9の(A)で示すごとく、エンジン回転数NEと
吸気管圧力とに応じてアイドル領域KGI0 を含む8つ
の領域に分けて、RAM35に記憶されるものであり、
その記憶量は、アイドル領域KGI0 を中心にして図9
の(D)で示す特性に従ってあらかじめ設定した値ずつ
変えるようにしてある。
【0038】また、ステップS138でエンジン1がア
イドル領域でないと判断した場合にはステップS140
へ進み、一律制御燃料補正係数KOFの基準値1からの
偏差分だけ各領域の非アイドル時応動空燃比学習値KG
0 〜KGS7 としてRAM35に記憶後、ステップS
142で非アイドル時一律ずれ検出終了フラグSXIC
HIを1にしてステップS143へ進む。ここで、各領
域の非アイドル時応動空燃比学習値KGS0 〜KGS7
は図9の(B)で示すごとく、エンジン回転数NEと吸
気管圧力とに応じてアイドル領域KGS0 を含む8つの
領域に分けて、RAM35に記憶されるものであり、そ
の記憶量は、ステップS137での領域チェック時の領
域を中心にして図9の(D)で示す特性に従ってあらか
じめ設定した値ずつ変えるようにしてある。
【0039】そして、ステップS143ではアイドル時
一律ずれ検出終了フラグIXICHIが1か判断し、1
の時にはステップS144進み、1でないときにはその
まま終了する。また、ステップS144では非アイドル
時一律ずれ検出終了フラグSXICHIが1か判断し、
1の時にはステップS145進み、1でないときにはそ
のまま終了する。ステップS145では各領域のアイド
ル時応動空燃比学習値KGI0 〜KGI7 と各領域の非
アイドル時応動空燃比学習値KGS0 〜KGS 7 とを各
領域毎に平均化した値によって各領域の空燃比学習値K
0 〜KG7 を更新した後、ステップS146へ進んで
一律制御燃料補正係数KOFを基準値1に戻し、さらに
ステップS147で一律ずれ検出終了フラグXICHI
を1にして領域別学習値更新が実行できるようにした
後、終了する。ここで、各領域の空燃比学習値KG0
KG7 も図9の(C)で示すごとく、エンジン回転数N
Eと吸気管圧力とに応じてアイドル領域KG0 を含む8
つの領域に分けて、RAM35に記憶されるものであ
る。
【0040】領域別学習値更新 次に、FAF値がスキップするごとに実行される領域別
学習値更新ルーチンを図14に示す。まず、ステップS
1701で初回濃度検出終了フラグXNFGPGが1か
判断し、1でないときにはそのまま終了し、1のときに
は次のステップS1702へ進んで、空燃比フィードバ
ック中、冷却水温THWが80℃以上、始動後増量が
0、暖機増量が0、現在の運転領域に入ってからFAF
値が5回以上スキップした、バッテリ電圧が11.5V
以上の基本条件をすべて満足したかを判断し、基本条件
を1つでも満足しない時にはそのまま終了し、すべて満
足した時には次のステップS1720へ進む。
【0041】このステップS1720では、パージソレ
ノイド弁16によるパージが実行さいていないかをパー
ジ実行フラグXPRGが0かで判断し、パージが実行さ
れていばそのまま終了し、パージが実行されていなけれ
ば、次のステップ1721へ進んで、一律ずれ検出が終
了したかを一律ずれ検出終了フラグXICHIが1かで
判断し、一律ずれ検出が終了していなければそのまま終
了し、一律ずれ検出が終了していればステップS170
3へ進み、領域別の学習制御を行う。
【0042】学習制御はステップS1703でFAFA
Vの値を読み込んだ後、ステップS1705でのアイド
ルか否かの判断結果によりアイドル時KG0 (ステップ
S1708)と走行時(ステップS1710)に分けて
行われ、走行時は負荷(例えば吸気管内圧力)により所
定数(例えば7つ)の領域KG1 〜KG7 に分かれて行
われる。また、ステップS1706,S1709で所定
エンジン回転数以内にある時(アイドル時は600〜1
000rpm 、走行時は1000〜3200rpm)のみ、
学習値を更新するようになっている。さらにアイドル時
はステップS1707により吸気管圧力PMが173m
mHg以上のときに学習値が更新される。
【0043】各領域の学習値KG0 〜KG7 の更新方法
は、FAFのなまし値FAFAVと基準値1.0との差
が所定値(例えば2%)より大きい時、その領域の学習
値KG0 〜KG7 を所定値(K%,L%)ずつ増減する
ことによりなされる(ステップS1711〜S171
4)。最後に、KGjの上下限チェックを行う(ステッ
プS1715)。ここで、KGjの上限値は例えば1.
2に、下限値は0.8に設定され、またこの上下限値は
エンジン運転領域毎に設定することもできる。なお、各
領域の学習値KG0 〜KG7 はキースイッチを切った後
も記憶値を保持するように電源バックアップされたRA
M35(学習値格納手段)に格納されていることは勿論
である。
【0044】(他の実施例)図15は本発明の第2実施
例を示すもので、空燃比学習制御ルーチンとして図13
のものに対し、ステップS139、S140の代わりに
ステップS139A、S140Aでアイドル、非アイド
ルでそれぞれ1つのみ空燃比学習値KGI、KGSをR
AM35に記憶するようにし、かつそれに伴って、ステ
ップS145の代わりにステップS145Aでアイドル
時、非アイドル時の空燃比学習値KGI、KGSを平均
化した後、この平均化した値を図9の(D)で示す特性
に従ってあらかじめ設定した値ずつ変えた値に応じて、
各領域の空燃比学習値KG0 〜KG7 を更新するように
したものである。
【0045】図16は本発明の第3実施例を示すもの
で、空燃比学習制御ルーチンとして図13のものに対
し、ステップS139の代わりにステップS139Aで
アイドルで1つのみ空燃比学習値KGIをRAM35に
記憶するようにし、ステップS140の代わりにステッ
プS140Bでアイドル時を除く非アイドル時の各領域
に空燃比学習値KG1 〜KG7 をRAM35に記憶する
ようにし、かつそれに伴って、ステップS145の代わ
りにステップS145Bでアイドル時の空燃比学習値K
GIによりアイドル時の空燃比学習値KG0 のみを更新
し、非アイドル時の各領域の空燃比学習値KG1 〜KG
7 により非アイドル時における各領域の空燃比学習値K
1 〜KG7 を更新するようにしたものである。
【0046】図17は本発明の第4実施例を示すもの
で、空燃比学習制御ルーチンとして図13のものに対
し、ステップS139の代わりにステップS139Bで
アイドルで1つのみ空燃比学習値KGIを更新するよう
にし、ステップS140の代わりにステップS140C
でアイドル時を除く非アイドル時の各領域に空燃比学習
値KG1 〜KG7 を更新するようにし、かつそれに伴っ
て、ステップS145の代わりにステップS145Cで
アイドル時の空燃比学習値KGIをアイドル時の空燃比
学習値KG0 とし、非アイドル時の各領域の空燃比学習
値KG1 〜KG7 を非アイドル時における各領域の空燃
比学習値KG1 〜KG7 としたものである。この第4実
施例によれば、アイドルの1つのみ空燃比学習値KGI
と非アイドル時の各領域の空燃比学習値KG1 〜KG7
とを、キースイッチを切った後も記憶値を保持するよう
に電源バックアップされたRAMに格納するようにし、
このバックアップされた各学習値KGI、KG1 〜KG
7 をキースイッチ投入時に各領域の空燃比学習値KG1
〜KG7 として置き換えるようにすればよい。
【0047】また、上述した各実施例においては、アイ
ドル時と非アイドル時とでそれぞれ一領域ずつ空燃比の
一律ずれを検出するようにしたが、非アイドル時におい
て複数領域において空燃比の一律ずれを検出するように
してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、空
燃比学習値の更新をアイドル時と非アイドル時との少な
くとも2領域で行ってからパージを開始するから、濃度
の濃い蒸発燃料の影響を受けずにアイドル時と非アイド
ル時とを含む複数の運転領域において良好に空燃比の学
習をすることができ、個別領域での空燃比や運転性の悪
化を確実に防止することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】上記実施例におけるパージソレノイド弁の特性
図である。
【図3】上記実施例における全開パージ率マップであ
る。
【図4】上記実施例における空燃比フィードバック制御
のフローチャートである。
【図5】上記実施例におけるパージ率制御のフローチャ
ートである。
【図6】上記実施例における通常パージ率制御サブルー
チンのフローチャートである。
【図7】(a)〜(e)は上記実施例における通常パー
ジ率制御サブルーチンに用いられる各種特性図である。
【図8】上記実施例におけるパージ実行制御のフローチ
ャートである。
【図9】(a),(b),(c)は上記実施例における
各領域の空燃比学習値KGI1〜KGI7 、KGS1
KGS7 、KG0 〜KG7 の格納状態を示す図であり、
(D)は各領域のリッチ−リーン特性図である。
【図10】上記実施例におけるエバポ濃度検出のフロー
チャートである。
【図11】上記実施例における燃料噴射量制御のフロー
チャートである。
【図12】上記実施例におけるパージソレノイド弁制御
のフローチャートである。
【図13】上記実施例における空燃比学習制御のフロー
チャートである。
【図14】上記実施例における領域別学習値更新のフロ
ーチャートである。
【図15】本発明装置の第2実施例における空燃比学習
制御のフローチャートである。
【図16】本発明装置の第3実施例における空燃比学習
制御のフローチャートである。
【図17】本発明装置の第4実施例における空燃比学習
制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 多気筒エンジン 2 吸気管 5 スロットル弁 5a スロットルセンサ 5b 吸気圧センサ 6 酸素センサ 7 燃料タンク 13 キャニスタ 15 放出通路 16 パージソレノイド弁 21 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに発生する蒸発燃料をキャニ
    スタに蓄え、このキャニスタに蓄えられた蒸発燃料を空
    気と共に放出通路を介して内燃機関の吸気側に放出する
    ようにした内燃機関の空燃比制御装置であって、 前記内燃機関の空燃比を検出する空燃比検出手段と、 この空燃比検出手段により検出された空燃比に応じて内
    燃機関に供給される混合気の空燃比をフィードバック制
    御する空燃比フィードバック手段と、 前記キャニスタより前記放出通路を介して前記内燃機関
    の吸気側に放出される蒸発燃料を含む空気のパージ率を
    変化させる流量制御弁と、 前記流量制御弁によるパージ率を機関状態に応じて制御
    するパージ率制御手段と、 前記蒸発燃料の濃度を検出する濃度検出手段と、 前記濃度検出手段により検出した蒸発燃料濃度と前記パ
    ージ率制御手段によるパージ率とに応じて空燃比が所定
    値となるように燃料量を補正するパージ応動燃料量補正
    手段と、 内燃機関のアイドルと非アイドルとを含む複数の運転領
    域を検出する運転領域検出手段と、 内燃機関のアイドルと非アイドルとを含む複数の運転領
    域に応じて空燃比の学習値を格納する学習値格納手段
    と、 前記空燃比フィードバック手段による空燃比フィードバ
    ック値を基準値と比較してその偏差を検出する偏差検出
    手段と、 前記パージ率制御手段によるパージ率制御が開始される
    前に、前記運転領域検出手段により内燃機関の運転状態
    がアイドルであると検出された時と非アイドルであると
    検出された時との双方において、前記偏差検出手段によ
    り検出された基準値よりの偏差が所定値以下になるよう
    に燃料量を増減する一律学習用制御手段と、 この一律学習用制御手段による燃料量の増減により、前
    記運転領域検出手段により内燃機関の運転状態がアイド
    ルであると検出された時と非アイドルであると検出され
    た時との双方において、前記偏差が所定値以下となった
    ときの前記一律学習用制御手段の燃料増減量に基づいて
    前記学習値格納手段の学習値を更新する一律学習値更新
    手段と、 この一律学習値更新手段による学習値更新後に前記パー
    ジ率制御手段によるパージ率制御の開始を許可するパー
    ジ開始許可手段と、 前記一律学習値更新手段による学習値更新後に前記空燃
    比フィードバック制御手段による空燃比フィードバック
    値に基づいて前記学習値格納手段の学習値を各領域別に
    更新する領域別学習値更新手段とを備える内燃機関の空
    燃比制御装置。
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