JPH06183635A - シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置Info
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- JPH06183635A JPH06183635A JP4355744A JP35574492A JPH06183635A JP H06183635 A JPH06183635 A JP H06183635A JP 4355744 A JP4355744 A JP 4355744A JP 35574492 A JP35574492 A JP 35574492A JP H06183635 A JPH06183635 A JP H06183635A
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- JP
- Japan
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- sheet
- bin
- aligning
- sheets
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像形成装置から排出される種々のシートサ
イズの整合を確実に行なう。 【構成】 シート受け皿(205)に排出されるシート
(S)の整合を行なう整合部材(212)を、シート
(S)を整合基準部材(213)に押圧して整合する整
合方向(Y)と、シート(S)が排出されるシート排出
方向(X)と、の両方向に移動可能にする。これによ
り、種々のシートサイズに対応して、シート側端の中心
点を押し込むことができ、シートサイズによらずに確実
にシートをシート受け皿に整合積載することができる。
イズの整合を確実に行なう。 【構成】 シート受け皿(205)に排出されるシート
(S)の整合を行なう整合部材(212)を、シート
(S)を整合基準部材(213)に押圧して整合する整
合方向(Y)と、シート(S)が排出されるシート排出
方向(X)と、の両方向に移動可能にする。これによ
り、種々のシートサイズに対応して、シート側端の中心
点を押し込むことができ、シートサイズによらずに確実
にシートをシート受け皿に整合積載することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、印刷機、プリ
ンタ等の画像形成装から排出されるシートを分配してシ
ート受け皿としてのビン内に収納集積するシート後処理
装置(以下ソート装置という)に関する。
ンタ等の画像形成装から排出されるシートを分配してシ
ート受け皿としてのビン内に収納集積するシート後処理
装置(以下ソート装置という)に関する。
【0002】
〈従来の技術1〉従来、画像形成装置から排出されるシ
ートをシート受け皿に分配・収納するソート装置の一例
を図10、図11に示す。
ートをシート受け皿に分配・収納するソート装置の一例
を図10、図11に示す。
【0003】同図において、画像形成装置としての複写
機500の下流側(図中左側)には、ソート装置400
が付設されていて、複写機500から排出されるシート
S(図12参照)の仕分け、収納を行なっている。
機500の下流側(図中左側)には、ソート装置400
が付設されていて、複写機500から排出されるシート
S(図12参照)の仕分け、収納を行なっている。
【0004】上記ソート装置400は、シートを搬送す
る搬送手段410と、ビントレイ401を上下動させる
と共に、シートを排出するためにビントレイを広く開口
するための螺旋カム402と、ビントレイ401に対し
進退自在の綴じ具403とを有している。
る搬送手段410と、ビントレイ401を上下動させる
と共に、シートを排出するためにビントレイを広く開口
するための螺旋カム402と、ビントレイ401に対し
進退自在の綴じ具403とを有している。
【0005】また、ビントレイ401には、これに収納
されたシートSを整合するための整合部材404、図示
しない駆動手段(例えばステッピングモータとギヤとの
結合)が取り付けられている。図12に示すように、操
作者の複写動作開始スイッチのオンによりホームポジシ
ョン404aに戻り、複写機500によりシートサイズ
信号を受けて、入力されたシートサイズより距離L1 だ
けシート側端から離隔した位置に待機している。そし
て、シートSがビントレイ401に収納されると、整合
部材404はシート基準部材405までシート側端を押
して整合するため、符号104cの位置までシートSを
距離 l1 (404b→404c)だけ移動させる。
されたシートSを整合するための整合部材404、図示
しない駆動手段(例えばステッピングモータとギヤとの
結合)が取り付けられている。図12に示すように、操
作者の複写動作開始スイッチのオンによりホームポジシ
ョン404aに戻り、複写機500によりシートサイズ
信号を受けて、入力されたシートサイズより距離L1 だ
けシート側端から離隔した位置に待機している。そし
て、シートSがビントレイ401に収納されると、整合
部材404はシート基準部材405までシート側端を押
して整合するため、符号104cの位置までシートSを
距離 l1 (404b→404c)だけ移動させる。
【0006】この動作は、ビントレイ401上にシート
が収納される毎に繰り返される。前記綴じ具403は、
図12に示すように、支点406を中心に回動する構成
になっており、通常はシートパス外へ退避しており、シ
ートSの綴じをする時のみ矢印方向に揺動して綴じを行
なう。この揺動は、図示しないソレノイドで行ない、ソ
レノイドの4ンで矢印方向に回動し、ソレノイドのオフ
でばねにより前の位置に戻る。綴じ具403は、電動ス
テイプラであり、”綴じ”のオン信号で図示しないモー
タが回転してステイプル打ちを行なう。また、複数部シ
ートの綴じを行なう場合は、ステイプル終了信号を検知
後、前記螺旋カム402の回動でビントレイ401が一
段上昇又は下降し、次のビントレイ401上のシートS
をステイプル打ちする。 〈従来の技術2〉従来のシート分類装置(以下、ソータ
と称する)を図25を参照して説明すると、上下方向に
配列された多数のうちの1つのシート受け皿(以下ビン
という)B上に積載されたシートSを奥側に設けられた
整合部材23により、手前側に設けられている整合基準
部材32に押し付けて整合した後に、必要に応じてビン
Bの切欠き部B1 ,B2 に対向する位置に配設された綴
じ装置100a,bをビン方向に挿入し、ビンBに積載
されたシートSの2か所又は1か所綴じ装置100a,
bにより順次綴じていた。
が収納される毎に繰り返される。前記綴じ具403は、
図12に示すように、支点406を中心に回動する構成
になっており、通常はシートパス外へ退避しており、シ
ートSの綴じをする時のみ矢印方向に揺動して綴じを行
なう。この揺動は、図示しないソレノイドで行ない、ソ
レノイドの4ンで矢印方向に回動し、ソレノイドのオフ
でばねにより前の位置に戻る。綴じ具403は、電動ス
テイプラであり、”綴じ”のオン信号で図示しないモー
タが回転してステイプル打ちを行なう。また、複数部シ
ートの綴じを行なう場合は、ステイプル終了信号を検知
後、前記螺旋カム402の回動でビントレイ401が一
段上昇又は下降し、次のビントレイ401上のシートS
をステイプル打ちする。 〈従来の技術2〉従来のシート分類装置(以下、ソータ
と称する)を図25を参照して説明すると、上下方向に
配列された多数のうちの1つのシート受け皿(以下ビン
という)B上に積載されたシートSを奥側に設けられた
整合部材23により、手前側に設けられている整合基準
部材32に押し付けて整合した後に、必要に応じてビン
Bの切欠き部B1 ,B2 に対向する位置に配設された綴
じ装置100a,bをビン方向に挿入し、ビンBに積載
されたシートSの2か所又は1か所綴じ装置100a,
bにより順次綴じていた。
【0007】
〈第1の発明の課題〉前述の〈従来の技術1〉のよう
に、整合部材がシートの一方の側端を押圧し、もう一方
の側端が整合基準部材に当接するまで移動させる整合手
段を備えたソート装置において、安定したシートの移動
を実現するには、整合部材のシート側端当接位置は、シ
ート側端の中心に設定することが最適である。
に、整合部材がシートの一方の側端を押圧し、もう一方
の側端が整合基準部材に当接するまで移動させる整合手
段を備えたソート装置において、安定したシートの移動
を実現するには、整合部材のシート側端当接位置は、シ
ート側端の中心に設定することが最適である。
【0008】しかしながら、画像形成装置(複写機)か
ら排出されるシートのサイズは種々あり、上記従来例の
装置においては、整合部材が総てのシートサイズに対応
してシート側端の中心点を押すことができないために、
シートサイズによっては、整合部材の移動時にシートが
斜行して整合不良が発生するという欠点があった。
ら排出されるシートのサイズは種々あり、上記従来例の
装置においては、整合部材が総てのシートサイズに対応
してシート側端の中心点を押すことができないために、
シートサイズによっては、整合部材の移動時にシートが
斜行して整合不良が発生するという欠点があった。
【0009】また、上記ソート装置においては、ビント
レイの数に制限があり、一回の操作でビントレイビンの
数を超えたシートの仕分けを行うことができなかった。
第1の発明は、種々のシートサイズのシートに対応し
て、整合部材がシート側端の中心点を押圧可能にして、
安定したシートの排出を可能にしたシート後処理装置を
提供することを目的とするものである。 〈第2の発明の課題〉前述した〈従来の技術2〉におい
ては、1か所又は2か所綴じが可能で、非常に優れた構
成であるが、以下のような問題点があった。
レイの数に制限があり、一回の操作でビントレイビンの
数を超えたシートの仕分けを行うことができなかった。
第1の発明は、種々のシートサイズのシートに対応し
て、整合部材がシート側端の中心点を押圧可能にして、
安定したシートの排出を可能にしたシート後処理装置を
提供することを目的とするものである。 〈第2の発明の課題〉前述した〈従来の技術2〉におい
ては、1か所又は2か所綴じが可能で、非常に優れた構
成であるが、以下のような問題点があった。
【0010】図26に示すように、シートSが大きい場
合、ビンB上のシートSを整合する際、シートSの端辺
スをビンBのシートストッパB′,BA ′にガイドさ
せ、すなわちシートSのシートストッパ側の隅部S′,
S″が当接された状態で整合部材23(又は整合基準部
材32)を整合基準部材32(又は整合部材23)側に
押しつけて整合させている。
合、ビンB上のシートSを整合する際、シートSの端辺
スをビンBのシートストッパB′,BA ′にガイドさ
せ、すなわちシートSのシートストッパ側の隅部S′,
S″が当接された状態で整合部材23(又は整合基準部
材32)を整合基準部材32(又は整合部材23)側に
押しつけて整合させている。
【0011】このため、シートストッパB′,BA ′に
切欠きがあっても、シートSの隅部S′,S″がガイド
されることにより、シートSの全幅をガイドすることと
同じになり、安定した整合が行なわれる。また、例えば
図27に示すように、シートSが整合時に傾くような力
が加わったとしても、シートSの隅部S′がシートスト
ッパB′に当接しているために、ある一定量以上はシー
トSが傾かず、傾いたとしても安定してシートS端辺
は、シートストッパB′,BA ′に突き当たるように戻
って整合される。
切欠きがあっても、シートSの隅部S′,S″がガイド
されることにより、シートSの全幅をガイドすることと
同じになり、安定した整合が行なわれる。また、例えば
図27に示すように、シートSが整合時に傾くような力
が加わったとしても、シートSの隅部S′がシートスト
ッパB′に当接しているために、ある一定量以上はシー
トSが傾かず、傾いたとしても安定してシートS端辺
は、シートストッパB′,BA ′に突き当たるように戻
って整合される。
【0012】しかしながら、シートSが小サイズである
場合の整合においては、次のような問題がある。
場合の整合においては、次のような問題がある。
【0013】すなわち、図25のように、シートSの端
辺ス(図26参照)のシートストッパB′,BA ′によ
る規制幅がビンBの切欠き部により狭く(BA ′の幅)
なり、また、シート隅部S′,S″のビンBの切欠き部
B1 ,B2 にかかっている状態のため、整合時にシート
Sの挙動が不安定になってしまう。
辺ス(図26参照)のシートストッパB′,BA ′によ
る規制幅がビンBの切欠き部により狭く(BA ′の幅)
なり、また、シート隅部S′,S″のビンBの切欠き部
B1 ,B2 にかかっている状態のため、整合時にシート
Sの挙動が不安定になってしまう。
【0014】また、図28に示すようにシートSに傾く
ような力が加わった場合、シートSの隅部S′がビンB
の切欠き部B1 に入り込んでしまう場合があり、この時
シートSの傾きの規制は、ビンBのシートストッパB
A ′の切欠き部端部BE の当接部でしか行なえないた
め、傾きをなかなか規制することができずシート整合が
安定しない最だがある。
ような力が加わった場合、シートSの隅部S′がビンB
の切欠き部B1 に入り込んでしまう場合があり、この時
シートSの傾きの規制は、ビンBのシートストッパB
A ′の切欠き部端部BE の当接部でしか行なえないた
め、傾きをなかなか規制することができずシート整合が
安定しない最だがある。
【0015】以上の理由により、整合部材23の移動速
度を速くすること(高速安定整合)がなかなか困難であ
った。
度を速くすること(高速安定整合)がなかなか困難であ
った。
【0016】第2の発明は、シート綴じ用切欠き部をシ
ートストッパに複数有するシート受け皿において、小サ
イズのシートの高速整合を可能にしたシート後処理装置
を提供することを目的とするものである。
ートストッパに複数有するシート受け皿において、小サ
イズのシートの高速整合を可能にしたシート後処理装置
を提供することを目的とするものである。
【0017】
〈第1の発明の手段〉第1の発明は、画像形成装置(2
02)から排出されるシート(S)を搬送する搬送手段
(230)と、前記シートを分類・収納する少なくとも
1つ以上のシート受け皿(205)と、該シート受け皿
(205)上のシート(S)を整合部材(212)の移
動により基準部材(213)に当接させて整合させる整
合手段(206)と、該整合手段(206)を作動させ
る駆動手段(214,218)と、該駆動手段(21
4,218)を動作を制御する制御手段(240)と、
を有するシート後処理装置において、前記整合部材(2
12)を、シート(S)の整合を行なう整合方向(Y)
とシートの排出方向(X)との双方に移動可能にしたこ
とを特徴とする。
02)から排出されるシート(S)を搬送する搬送手段
(230)と、前記シートを分類・収納する少なくとも
1つ以上のシート受け皿(205)と、該シート受け皿
(205)上のシート(S)を整合部材(212)の移
動により基準部材(213)に当接させて整合させる整
合手段(206)と、該整合手段(206)を作動させ
る駆動手段(214,218)と、該駆動手段(21
4,218)を動作を制御する制御手段(240)と、
を有するシート後処理装置において、前記整合部材(2
12)を、シート(S)の整合を行なう整合方向(Y)
とシートの排出方向(X)との双方に移動可能にしたこ
とを特徴とする。
【0018】また、前記整合部材(212)のシート当
接位置が、シート側端の中心点近傍に位置するように配
設したことを特徴する。
接位置が、シート側端の中心点近傍に位置するように配
設したことを特徴する。
【0019】また、前記整合部材(212)のシート整
合方向(Y)への移動と同期して前記基準部材(21
3)がシート排出方向(X)に移動することを特徴とす
る。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、画像形成済みのシ
ート(S)を排出する排出手段(13,15)と、該排
出されるシート後端を受けるシートストッパ(B′,B
A ′)を下方に位置するように傾斜して排出シート
(S)を積載自在であると共に、積載したシート(S)
の綴じを行なうための少なくとも1つの切欠き部(B
1 ,B2 )を有するシート受け皿(B)と、該シート受
け皿(B)上のシート(S)を移動させる少なくとも1
つ以上の搬送手段(23,32)と、を有し、前記シー
ト受け皿(B)上のシート積載位置が、少なくとも前記
排出手段(13,15)から排出される第1の位置(J
1 )と、前記シート受け皿(B)上でシート(S)の一
側端を整合される第2の位置(J2 )と、からなるシー
ト後処理装置において、前記第2の位置(J2 )は、シ
ート(S)の前記シートストッパ(B1 ,B2)側の側
端の2つの隅部(S′,S″)のうち、少なくとも1つ
の隅部(S′)が前記シート受け皿(B)の前記切欠き
部(S′)にかからない位置であることを特徴とする。
合方向(Y)への移動と同期して前記基準部材(21
3)がシート排出方向(X)に移動することを特徴とす
る。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、画像形成済みのシ
ート(S)を排出する排出手段(13,15)と、該排
出されるシート後端を受けるシートストッパ(B′,B
A ′)を下方に位置するように傾斜して排出シート
(S)を積載自在であると共に、積載したシート(S)
の綴じを行なうための少なくとも1つの切欠き部(B
1 ,B2 )を有するシート受け皿(B)と、該シート受
け皿(B)上のシート(S)を移動させる少なくとも1
つ以上の搬送手段(23,32)と、を有し、前記シー
ト受け皿(B)上のシート積載位置が、少なくとも前記
排出手段(13,15)から排出される第1の位置(J
1 )と、前記シート受け皿(B)上でシート(S)の一
側端を整合される第2の位置(J2 )と、からなるシー
ト後処理装置において、前記第2の位置(J2 )は、シ
ート(S)の前記シートストッパ(B1 ,B2)側の側
端の2つの隅部(S′,S″)のうち、少なくとも1つ
の隅部(S′)が前記シート受け皿(B)の前記切欠き
部(S′)にかからない位置であることを特徴とする。
【0020】
〈第1の発明の作用〉画像形成装置(202)により画
像形成されたシート(S)は、搬送手段(230)によ
りシート受け皿(205)上に排出され、整合部材(2
12)により一側端を押圧され整合基準部材(213)
に当接されて整合される。
像形成されたシート(S)は、搬送手段(230)によ
りシート受け皿(205)上に排出され、整合部材(2
12)により一側端を押圧され整合基準部材(213)
に当接されて整合される。
【0021】上記整合部材(212)は、その配設位置
がシート(S)を整合する整合方向(Y)と、シート
(S)の排出方向(X)とに移動可能になっており、排
出される種々のサイズのシートに対応して上記(Y)
(X)方向に移動する。
がシート(S)を整合する整合方向(Y)と、シート
(S)の排出方向(X)とに移動可能になっており、排
出される種々のサイズのシートに対応して上記(Y)
(X)方向に移動する。
【0022】これにより、排出されるシート(S)のサ
イズが変化しても、整合部材(212)は常にシート
(S)の中心点近傍を押圧することができて、整合時の
シート(S)の斜行の発生が防止されて、確実に整合が
行なわれる。そして、排出されたシート束を綴じる場合
には、ページの乱れのない綴じ作用を行うことができ
る。 〈第2の発明の作用〉以上構成に基づき、画像形成済み
のシート(S)は、排出手段(13,15)によりシー
ト受け皿(B)上に排出される。シート受け皿(B)の
シート(S)は、搬送手段(23,32)により、排出
方向の第1の位置(J1 )からシート(S)を整合する
第2の位置(J2 )へ移動されて整合される。
イズが変化しても、整合部材(212)は常にシート
(S)の中心点近傍を押圧することができて、整合時の
シート(S)の斜行の発生が防止されて、確実に整合が
行なわれる。そして、排出されたシート束を綴じる場合
には、ページの乱れのない綴じ作用を行うことができ
る。 〈第2の発明の作用〉以上構成に基づき、画像形成済み
のシート(S)は、排出手段(13,15)によりシー
ト受け皿(B)上に排出される。シート受け皿(B)の
シート(S)は、搬送手段(23,32)により、排出
方向の第1の位置(J1 )からシート(S)を整合する
第2の位置(J2 )へ移動されて整合される。
【0023】上記第2の位置(J2 )は、シート(S)
のシートストッパ側の両隅部(S′,S″)のうち少な
くとも1つの隅部(S′)が、シート受け皿(B)の切
欠き部(S′,S″)にかからないところに位置するよ
うに設定されている。これにより、小サイズシートを整
合する場合に、安定して高速整合することができると共
に、シート(S)の綴じを確実に行うことができる。
のシートストッパ側の両隅部(S′,S″)のうち少な
くとも1つの隅部(S′)が、シート受け皿(B)の切
欠き部(S′,S″)にかからないところに位置するよ
うに設定されている。これにより、小サイズシートを整
合する場合に、安定して高速整合することができると共
に、シート(S)の綴じを確実に行うことができる。
【0024】なお、カッコ内の符号は図面を参照するた
めのものであって、本発明の構成をなんら限定するもの
ではない。
めのものであって、本発明の構成をなんら限定するもの
ではない。
【0025】
〈第1の発明の実施例1〉以下、第1の発明の実施例を
図面に沿って説明する。
図面に沿って説明する。
【0026】図1は、本発明が適用されているシート後
処理装置の縦断側面図を示している。同図において、符
号201は1つ以上のシート受け皿としてのビントレイ
205を備えたソート装置であって、画像形成装置とし
ての複写機202の下流側に付設されている。符号30
0は原稿を画像形成装置202のプラテン202a上に
給送す自動原稿送り装置300である。
処理装置の縦断側面図を示している。同図において、符
号201は1つ以上のシート受け皿としてのビントレイ
205を備えたソート装置であって、画像形成装置とし
ての複写機202の下流側に付設されている。符号30
0は原稿を画像形成装置202のプラテン202a上に
給送す自動原稿送り装置300である。
【0027】ソート装置201は、シートS(図4参
照)を搬送する搬送手段230と、少なくとも1枚以上
のビントレイ205と、整合装置(整合手段)206を
具備したビンユニット204と、ビンユニット204の
上下移動及びビンユニット204を広く開口する螺旋カ
ム207と、シートSの綴じを行なう綴じ具208と、
を有する周知の技術用いた移動型ソータである。
照)を搬送する搬送手段230と、少なくとも1枚以上
のビントレイ205と、整合装置(整合手段)206を
具備したビンユニット204と、ビンユニット204の
上下移動及びビンユニット204を広く開口する螺旋カ
ム207と、シートSの綴じを行なう綴じ具208と、
を有する周知の技術用いた移動型ソータである。
【0028】図2に示すように、上記整合装置206
は、ビントレイ群205と共にビンフレーム209内に
介在している。整合装置206の上移動台210と下移
動台211は、整合部材212及び整合基準部材213
を介し連結されている。ビンフレーム209に固設され
たパルスモータ214と下移動台211のラック211
aの結合で、整合部材206は矢印X方向(シート排出
方向)に移動可能になっている。
は、ビントレイ群205と共にビンフレーム209内に
介在している。整合装置206の上移動台210と下移
動台211は、整合部材212及び整合基準部材213
を介し連結されている。ビンフレーム209に固設され
たパルスモータ214と下移動台211のラック211
aの結合で、整合部材206は矢印X方向(シート排出
方向)に移動可能になっている。
【0029】なお、上移動台210とビンフレーム20
9との間及び下移動台211とビンフレーム209との
間には、スライド部材215,216(例えばアキュラ
イドレール)がそれぞれ設けられている。また、ビンフ
レーム209の下方には、センサ217が配設されてい
て、整合装置206のホームポジションを検知してい
る。
9との間及び下移動台211とビンフレーム209との
間には、スライド部材215,216(例えばアキュラ
イドレール)がそれぞれ設けられている。また、ビンフ
レーム209の下方には、センサ217が配設されてい
て、整合装置206のホームポジションを検知してい
る。
【0030】前記整合部材212は、下移動台211に
固設されたパルスモータ218と整合部材212に取り
付けられたラック212Aとの結合で、上移動台210
のレール219と下移動台111のレール220とでガ
イドされ、矢印Y方向(整合方向)に移動可能になって
いる。符号212は、上移動台210に付設されている
センサであって、整合部材212のホームポジションを
検知している。
固設されたパルスモータ218と整合部材212に取り
付けられたラック212Aとの結合で、上移動台210
のレール219と下移動台111のレール220とでガ
イドされ、矢印Y方向(整合方向)に移動可能になって
いる。符号212は、上移動台210に付設されている
センサであって、整合部材212のホームポジションを
検知している。
【0031】なお、整合部材212と整合基準部材21
3は、シート排出方向に対して同一位置に設置され、総
てのビントレイ205の開口部205aに貫通してい
る。
3は、シート排出方向に対して同一位置に設置され、総
てのビントレイ205の開口部205aに貫通してい
る。
【0032】次に、シート後処理装置の動作の流れにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0033】図3に示すように、破線で示すホームポジ
ション206aで待機していた整合装置206は、操作
者の複写動作開始スイッチのオンで、複写機202から
シートサイズ信号を受けて、整合装置206の整合部材
212が排出されたシート側端の中心点を押すような位
置206bに前記パルスモータ214の駆動により移動
する。
ション206aで待機していた整合装置206は、操作
者の複写動作開始スイッチのオンで、複写機202から
シートサイズ信号を受けて、整合装置206の整合部材
212が排出されたシート側端の中心点を押すような位
置206bに前記パルスモータ214の駆動により移動
する。
【0034】図4に示すように、ホームポジション21
2aで待機していた整合部材212は、前記のシートサ
イズ信号を受けて入力されたシートサイズよりも距離L
だけシート側端より離れた位置212bに移動する。そ
して、シートSがビントレイ205に収納され、シート
後端がビントレイ205のストッパ205aに当接され
ると整合部材212は整合基準部材213までシート側
端の中心点を押し整合する。すなわち、符号212cの
位置までシートSを距離 l(212b→212c)だけ
移動される。
2aで待機していた整合部材212は、前記のシートサ
イズ信号を受けて入力されたシートサイズよりも距離L
だけシート側端より離れた位置212bに移動する。そ
して、シートSがビントレイ205に収納され、シート
後端がビントレイ205のストッパ205aに当接され
ると整合部材212は整合基準部材213までシート側
端の中心点を押し整合する。すなわち、符号212cの
位置までシートSを距離 l(212b→212c)だけ
移動される。
【0035】この動作は、ビントレイ205にシートS
が収納される毎に繰り返される。そして、複写機202
の画像形成が終了し、総てのシートSがビントレイ群2
05に整合積載される。
が収納される毎に繰り返される。そして、複写機202
の画像形成が終了し、総てのシートSがビントレイ群2
05に整合積載される。
【0036】次に、シートSの処理モードが”綴じモー
ド”であった場合についての説明を行なう。
ド”であった場合についての説明を行なう。
【0037】図5に示すように、綴じ具208は支点2
08aを中心に回動する構成となっていて、通常はシー
トパス外へ退避しており、シートSの綴じを行なう時の
み矢印A方向に揺動して綴じを行なう。綴じ具208の
揺動は、ソレノイド222で行ない、そのオンにより矢
印A方向に回動し、ソレノイド222のオフでばね22
3により前の位置に戻る。なお、綴じ具208は電動ス
テイプラであり、綴じの信号を受けると、図示しないモ
ータが回転し、ステイプル打ちを行なう。複数部の綴じ
を行なう場合は、ステイプル終了信号を検知後、螺旋カ
ム207の回動でビントレイ205が一段上昇して次の
ビントレイ205のシートSをステイプル打ちする構成
となっている。 〈第1の発明の他の実施例〉前記実施例の整合装置20
6の、シート排出方向に移動する構成を用い、1枚のビ
ントレイ205上に複数部のシートSを空間区分する他
の実施例について説明する。
08aを中心に回動する構成となっていて、通常はシー
トパス外へ退避しており、シートSの綴じを行なう時の
み矢印A方向に揺動して綴じを行なう。綴じ具208の
揺動は、ソレノイド222で行ない、そのオンにより矢
印A方向に回動し、ソレノイド222のオフでばね22
3により前の位置に戻る。なお、綴じ具208は電動ス
テイプラであり、綴じの信号を受けると、図示しないモ
ータが回転し、ステイプル打ちを行なう。複数部の綴じ
を行なう場合は、ステイプル終了信号を検知後、螺旋カ
ム207の回動でビントレイ205が一段上昇して次の
ビントレイ205のシートSをステイプル打ちする構成
となっている。 〈第1の発明の他の実施例〉前記実施例の整合装置20
6の、シート排出方向に移動する構成を用い、1枚のビ
ントレイ205上に複数部のシートSを空間区分する他
の実施例について説明する。
【0038】なお、本実施例における装置は、以下に述
べるビントレイ205を除いて、前述の実施例と同様で
あって、図中の符号も同じである。図6は、本実施例に
おけるビントレイ205を示しており、ビンビントレイ
205のストッパ205bと平行してその下流に第2ス
トッパ205cを設置している。
べるビントレイ205を除いて、前述の実施例と同様で
あって、図中の符号も同じである。図6は、本実施例に
おけるビントレイ205を示しており、ビンビントレイ
205のストッパ205bと平行してその下流に第2ス
トッパ205cを設置している。
【0039】以下に、ビンビントレイ205の枚数を1
0とし、仕分け部数の15とした例について動作の流れ
を説明する。
0とし、仕分け部数の15とした例について動作の流れ
を説明する。
【0040】図1に示すように、自動原稿送り装置30
0の原稿台301に載置された原稿Pは、下分離により
最終ページから複写機202からプラテンガラス202
aにパス302を通って給送され、原稿Pが停止後、画
像形成を開始し、まず10部のシートSをソート装置2
01に排出する。
0の原稿台301に載置された原稿Pは、下分離により
最終ページから複写機202からプラテンガラス202
aにパス302を通って給送され、原稿Pが停止後、画
像形成を開始し、まず10部のシートSをソート装置2
01に排出する。
【0041】ソート装置201は、前述実施例と同様の
方法でシートSを整合積載していく。なお、原稿Pの露
光が終了後、プラテンガラス202a上の原稿Pは、パ
ス303を通り、原稿Pの最上面に排出される。ただ
し、複写済み原稿と未複写原稿との間には、仕切りレバ
ーが介在している(図示略)。この動作を、原稿枚数分
繰り返し、各々のビンビントレイ205にシート束S1
を整合積載する(図7参照)。続いて、整合部材212
と整合基準部材213とで基準移動させるのに充分な力
で押圧する。次に、シートSを挟持している状態で、シ
ート束S1 の後端が第2ストッパ205cで保持される
まで、整合装置216を矢印E方向へ移動台させる(図
8参照)。
方法でシートSを整合積載していく。なお、原稿Pの露
光が終了後、プラテンガラス202a上の原稿Pは、パ
ス303を通り、原稿Pの最上面に排出される。ただ
し、複写済み原稿と未複写原稿との間には、仕切りレバ
ーが介在している(図示略)。この動作を、原稿枚数分
繰り返し、各々のビンビントレイ205にシート束S1
を整合積載する(図7参照)。続いて、整合部材212
と整合基準部材213とで基準移動させるのに充分な力
で押圧する。次に、シートSを挟持している状態で、シ
ート束S1 の後端が第2ストッパ205cで保持される
まで、整合装置216を矢印E方向へ移動台させる(図
8参照)。
【0042】その後、自動原稿送り装置300は、原稿
Pを再びプラテンガラス202aに給送し、残りの5部
の画像形成を開始し、複写機202から排出されたシー
トSソート装置201へ送られる。シートSは、前記実
施例と同様の方法で仕分け及び整合され(シート束S2
とする)、1枚のビンビントレイ205に、シート束S
1 (破線部)と、シート束S2 (実線部)が整合状態を
保って空間区分される(図9参照)。
Pを再びプラテンガラス202aに給送し、残りの5部
の画像形成を開始し、複写機202から排出されたシー
トSソート装置201へ送られる。シートSは、前記実
施例と同様の方法で仕分け及び整合され(シート束S2
とする)、1枚のビンビントレイ205に、シート束S
1 (破線部)と、シート束S2 (実線部)が整合状態を
保って空間区分される(図9参照)。
【0043】また、上述の例においては、針綴じを行な
わなかったシート束の空間区分を説明したが、勿論、針
綴じを行なったシート束でもよい。そして、ビントレイ
205の数を増せば、1枚のビントレイ205に空間区
分できるシート部数も増加することができる。 〈第2の発明の実施例1〉以下、図面に沿って本発明の
実施例を説明する。
わなかったシート束の空間区分を説明したが、勿論、針
綴じを行なったシート束でもよい。そして、ビントレイ
205の数を増せば、1枚のビントレイ205に空間区
分できるシート部数も増加することができる。 〈第2の発明の実施例1〉以下、図面に沿って本発明の
実施例を説明する。
【0044】図1において、複写装置60は、複写機本
体61、この複写機本体61の上部に配設された原稿自
動送り装置62と、複写機本体61のシートSを排出す
る側に配設された折り装置63と、更に、その下流に配
設されたソータ1と、から構成されている。
体61、この複写機本体61の上部に配設された原稿自
動送り装置62と、複写機本体61のシートSを排出す
る側に配設された折り装置63と、更に、その下流に配
設されたソータ1と、から構成されている。
【0045】そして、原稿自動送り装置62の原稿載置
台65に載置された原稿66は下側から順に分離され
て、複写機本体61のプラテンガラス67上にパス69
を経て給送され、複写機本体61の光学系70に読み取
られ、読み取り終了後プラテンガラス67からパス71
を経て原稿載置台65上の最上面に排出される。シート
Sはデッキ72から給紙されて、画像形成部73で画像
形成され、定着部75により定着されて、一般には折り
装置63を素通りして、ソータ1のシート搬入口10に
搬送されるようになっている。
台65に載置された原稿66は下側から順に分離され
て、複写機本体61のプラテンガラス67上にパス69
を経て給送され、複写機本体61の光学系70に読み取
られ、読み取り終了後プラテンガラス67からパス71
を経て原稿載置台65上の最上面に排出される。シート
Sはデッキ72から給紙されて、画像形成部73で画像
形成され、定着部75により定着されて、一般には折り
装置63を素通りして、ソータ1のシート搬入口10に
搬送されるようになっている。
【0046】ソータ1は、図14及び図15に示すよう
に、1対の前後の側板3、ベース5及びカバー2からな
るソータ本体6を有すると共に、多数のビンB…を収納
し、ソータ本体6にそれぞれ設けられたガイドレール7
に沿って上下に移動し得るビンユニット9を備えてい
る。
に、1対の前後の側板3、ベース5及びカバー2からな
るソータ本体6を有すると共に、多数のビンB…を収納
し、ソータ本体6にそれぞれ設けられたガイドレール7
に沿って上下に移動し得るビンユニット9を備えてい
る。
【0047】そして、ソータ本体6には、複写機本体6
1から排出されるシートSを搬入するシート搬入口10
が設けられており、該搬入口10から上記ビンユニット
9方向にかけて第1のシート搬送路11が構成され、ま
た該第1のシート搬送路11から分岐して第2のシート
搬送路12が構成されており、第1のシート搬送路11
の下流側にはノンソートシート(分類しないシート)を
排出する上部排出ロ−ラ対13が、また、第2のシート
搬送路12の下流側にはソートシート(分類するシー
ト)を排出する下部排出ロ−ラ対15が配置されてい
る。
1から排出されるシートSを搬入するシート搬入口10
が設けられており、該搬入口10から上記ビンユニット
9方向にかけて第1のシート搬送路11が構成され、ま
た該第1のシート搬送路11から分岐して第2のシート
搬送路12が構成されており、第1のシート搬送路11
の下流側にはノンソートシート(分類しないシート)を
排出する上部排出ロ−ラ対13が、また、第2のシート
搬送路12の下流側にはソートシート(分類するシー
ト)を排出する下部排出ロ−ラ対15が配置されてい
る。
【0048】また、これら第1及び第2のシート搬送路
11,12の分岐部には搬入ロ−ラ対16及びデフレク
タ17が配置されており、該デフレクタ17は、ノンソ
ートモード(シートを分類しないモード)が選択される
とシートSを第1のシート搬送路11へ誘導するように
変位し、またソートモード(シートを分類するモード)
が選択されるとシートSを第2のシート搬送路12へ誘
導するように変位する。
11,12の分岐部には搬入ロ−ラ対16及びデフレク
タ17が配置されており、該デフレクタ17は、ノンソ
ートモード(シートを分類しないモード)が選択される
とシートSを第1のシート搬送路11へ誘導するように
変位し、またソートモード(シートを分類するモード)
が選択されるとシートSを第2のシート搬送路12へ誘
導するように変位する。
【0049】上記ビンユニット9は、図16に詳示する
ように、前側と奥側とに、直立部19aと底部19bと
からなる1対の枠構造のビンフレーム19を有してお
り、該ビンフレーム19の底部19b先端にはビンスラ
イダ20が取り付けられ、更にビンフレーム19の直立
部19aとビンスライダ20とがそれぞれ先端部にてビ
ンカバー21で固定されている。
ように、前側と奥側とに、直立部19aと底部19bと
からなる1対の枠構造のビンフレーム19を有してお
り、該ビンフレーム19の底部19b先端にはビンスラ
イダ20が取り付けられ、更にビンフレーム19の直立
部19aとビンスライダ20とがそれぞれ先端部にてビ
ンカバー21で固定されている。
【0050】そして、ビンフレーム19の基端部奥側に
支持板22が固設され、この支持板22と、ビンカバー
21とに設けられた回転軸心25を中心として回動可能
な上下のアーム23a,23bの先端に整合棒23cが
垂直に固定されて整合部23が構成されている。
支持板22が固設され、この支持板22と、ビンカバー
21とに設けられた回転軸心25を中心として回動可能
な上下のアーム23a,23bの先端に整合棒23cが
垂直に固定されて整合部23が構成されている。
【0051】そして、各ビンBに設けられた切欠き27
に亘って整合棒23cが貫通され、ビンB上のシートS
を手前側に整合するようになっている。
に亘って整合棒23cが貫通され、ビンB上のシートS
を手前側に整合するようになっている。
【0052】また、前記回転軸心25を中心として扇形
ギヤ29が回転自在に支持板22上に配設されており、
この扇形ギヤ29に下アーム23bが固定されている。
そして、この扇形ギヤ29に噛み合うピニオン30が支
持板22の下側に固定されたパルスモータ31に取付け
られている。
ギヤ29が回転自在に支持板22上に配設されており、
この扇形ギヤ29に下アーム23bが固定されている。
そして、この扇形ギヤ29に噛み合うピニオン30が支
持板22の下側に固定されたパルスモータ31に取付け
られている。
【0053】また、ビンカバー21の下側と、ビンフレ
ーム19との左側手前に垂直軸に軸支された上アーム3
2aと下アーム32bとの先端に垂直に整合基準棒32
cが固定されて、整合基準部材32が構成され、各ビン
Bの切欠き26が貫通されており、図示しない駆動手段
により整合基準部材32が駆動されて、整合基準位置
(ア)(図19参照)から退避位置(イ)(図19参
照)に移動可能な構成になっている。
ーム19との左側手前に垂直軸に軸支された上アーム3
2aと下アーム32bとの先端に垂直に整合基準棒32
cが固定されて、整合基準部材32が構成され、各ビン
Bの切欠き26が貫通されており、図示しない駆動手段
により整合基準部材32が駆動されて、整合基準位置
(ア)(図19参照)から退避位置(イ)(図19参
照)に移動可能な構成になっている。
【0054】また、ビンユニット9に収納されたビンB
…は、その一端がビンスライダ20のくし歯状溝に移動
可能に乗せられており、また、図17に示すように、そ
の基端部にトラニオン33が回転自在に挿入されてお
り、該基端の前後にはピン35が固設されている。そし
て、ピン35は前後の直立部(ビン支板)19aに夫々
設けられているスリット36を貫通し、このピン35と
トラニオン33との間にはOリング37が緩衝材として
介装されている。そして、トラニオン33は図14に示
すようにガイドレール7に積み重ねられるように嵌入さ
れている。
…は、その一端がビンスライダ20のくし歯状溝に移動
可能に乗せられており、また、図17に示すように、そ
の基端部にトラニオン33が回転自在に挿入されてお
り、該基端の前後にはピン35が固設されている。そし
て、ピン35は前後の直立部(ビン支板)19aに夫々
設けられているスリット36を貫通し、このピン35と
トラニオン33との間にはOリング37が緩衝材として
介装されている。そして、トラニオン33は図14に示
すようにガイドレール7に積み重ねられるように嵌入さ
れている。
【0055】そして、最下位のトラニオン33が図16
に示すピンフレーム19の直立部19a(奥側は不図
示)に回転自在に支持された下部ガイドコロ39に当接
して、各ビンB…はビンユニット9にビン間隔がトラニ
オン33の径に等しくなるように一定に保持されてい
る。そして、ビンBは一端が上方になるように傾斜して
支持され、最下部の基端部にストッパB′が設けられて
いる。そして、ビンユニット9は上部ガイドコロ40、
下部ガイドコロ39をガイドレール7に嵌入し、ガイド
レール7に沿って上下に移動し得るようになっている。
に示すピンフレーム19の直立部19a(奥側は不図
示)に回転自在に支持された下部ガイドコロ39に当接
して、各ビンB…はビンユニット9にビン間隔がトラニ
オン33の径に等しくなるように一定に保持されてい
る。そして、ビンBは一端が上方になるように傾斜して
支持され、最下部の基端部にストッパB′が設けられて
いる。そして、ビンユニット9は上部ガイドコロ40、
下部ガイドコロ39をガイドレール7に嵌入し、ガイド
レール7に沿って上下に移動し得るようになっている。
【0056】一方、前記下部排出ロ−ラ対15の近傍に
は、図14、図19に示すように、ビンBcに収納した
シートSを綴じ止めする2個の電動ステイプラ100
a,100bがシートSの搬入方向に直交する位置に駆
動手段により矢印C方向に進退可能に配設されており、
通常ビンBの上下動の際に干渉しないように、位置
(カ)に退避しており、ビンB上のシートSの束を綴じ
止めする際に、位置(キ)に移動してシートSの束を綴
じ止めする。綴じ止め、終了後、この電動ステイプラ1
00a,100bは図示しない駆動手段により、位置
(カ)に復帰する。
は、図14、図19に示すように、ビンBcに収納した
シートSを綴じ止めする2個の電動ステイプラ100
a,100bがシートSの搬入方向に直交する位置に駆
動手段により矢印C方向に進退可能に配設されており、
通常ビンBの上下動の際に干渉しないように、位置
(カ)に退避しており、ビンB上のシートSの束を綴じ
止めする際に、位置(キ)に移動してシートSの束を綴
じ止めする。綴じ止め、終了後、この電動ステイプラ1
00a,100bは図示しない駆動手段により、位置
(カ)に復帰する。
【0057】また、電動ステイプラ100a,100b
は図示しないモータの回転によりステイプル動作を行な
い、複数のビンB…のシートSを綴じ止めするときに、
1つのビンBのシートSのステイプル終了信号を検知後
に、ビンユニット9が1ビン間隔移動して、次のビンB
に収納したシートSを綴じ止めするようになっている。
は図示しないモータの回転によりステイプル動作を行な
い、複数のビンB…のシートSを綴じ止めするときに、
1つのビンBのシートSのステイプル終了信号を検知後
に、ビンユニット9が1ビン間隔移動して、次のビンB
に収納したシートSを綴じ止めするようになっている。
【0058】また、ビンBにはステイプラ100a,1
00bの進入する部分に切欠きB1,B2が設けられて
おり、ステイプラ100a,100bと干渉しないよう
になっている。
00bの進入する部分に切欠きB1,B2が設けられて
おり、ステイプラ100a,100bと干渉しないよう
になっている。
【0059】また、電動ステイプラ100a,100b
は2個設けられているため、操作者の選択により、いず
れか一方(1個所綴)、または両方(2個所綴)作動さ
せることができるようになっている。
は2個設けられているため、操作者の選択により、いず
れか一方(1個所綴)、または両方(2個所綴)作動さ
せることができるようになっている。
【0060】ステイプラ100a,100bと下部排出
ロ−ラ対15とに対向する前後側板3に図15,図16
に示すようにカム軸ホルダ41が夫々配置されており、
図14に示すようにモータ台42に軸受43が設けられ
ていて、リードカム軸45がこれらカム軸ホルダ41と
軸受43とに支持されており、このリードカム軸45に
リードカム46が固定されている。そして、プーリ47
が軸45に固定されており、このプーリ47をベルト4
9を介して駆動するシフトモータ50がモータ台42の
下面に取付けられている(図14参照)。
ロ−ラ対15とに対向する前後側板3に図15,図16
に示すようにカム軸ホルダ41が夫々配置されており、
図14に示すようにモータ台42に軸受43が設けられ
ていて、リードカム軸45がこれらカム軸ホルダ41と
軸受43とに支持されており、このリードカム軸45に
リードカム46が固定されている。そして、プーリ47
が軸45に固定されており、このプーリ47をベルト4
9を介して駆動するシフトモータ50がモータ台42の
下面に取付けられている(図14参照)。
【0061】また、リードカム46は下部排出ロ−ラ対
15に対向して位置し、図18に示すように、ビンBa
…Bdのトラニオン33a…33dがリードカム46の
螺旋溝46aに載せられて、ビンBd…Bdの間の幅X
が開拡されるようになっていて、下部排出ロ−ラ対15
からのシートSの受け入れし易いように、また、電動ス
テイプラ100a,100bの作動がし易いようになっ
ている。
15に対向して位置し、図18に示すように、ビンBa
…Bdのトラニオン33a…33dがリードカム46の
螺旋溝46aに載せられて、ビンBd…Bdの間の幅X
が開拡されるようになっていて、下部排出ロ−ラ対15
からのシートSの受け入れし易いように、また、電動ス
テイプラ100a,100bの作動がし易いようになっ
ている。
【0062】また、ガイドレール7が屈曲していて、例
えばビンBcが手前側に突出するようになっているのも
同様の目的を有する。
えばビンBcが手前側に突出するようになっているのも
同様の目的を有する。
【0063】本実施例は以上のような構成からなるの
で、複写機本体61から排出されるシートSは、搬入口
10からノンソートモード(シートを分類しないモー
ド)、或はソートモード(シートを分類するモード)で
変位するデフレクタ17に誘導されて第1のシート搬送
路11、或は第2のシート搬送路12に導入される。
で、複写機本体61から排出されるシートSは、搬入口
10からノンソートモード(シートを分類しないモー
ド)、或はソートモード(シートを分類するモード)で
変位するデフレクタ17に誘導されて第1のシート搬送
路11、或は第2のシート搬送路12に導入される。
【0064】そして、ノンソートモードが選択された際
にはシートは第1のシート搬送路11を通って上部排出
ロ−ラ対13によりビンユニット9の第1のビンである
ビンカバー21に排出・収納される。
にはシートは第1のシート搬送路11を通って上部排出
ロ−ラ対13によりビンユニット9の第1のビンである
ビンカバー21に排出・収納される。
【0065】また、ソートモードが選択された際には、
ビンユニット9は、リードカム46の回転によりトラニ
オン33がリードカム46の螺旋溝46aにより順次移
動されて、下部排出ロ−ラ対15に対向する位置とステ
イプラに対向するビンB…の間に図18に示すように、
他のビンB…の間隔より広い開口部Xを3個所形成する
と共に、移動するトラニオン33にて上部ガイドコロ4
0、或は下部ガイドコロ39が押されて移動する。そし
て、シートSは第2のシート搬送路12を通って下部排
出ロ−ラ対15により第1のビンB1から順に開口され
た次位のビンB…へと排出・収納される。
ビンユニット9は、リードカム46の回転によりトラニ
オン33がリードカム46の螺旋溝46aにより順次移
動されて、下部排出ロ−ラ対15に対向する位置とステ
イプラに対向するビンB…の間に図18に示すように、
他のビンB…の間隔より広い開口部Xを3個所形成する
と共に、移動するトラニオン33にて上部ガイドコロ4
0、或は下部ガイドコロ39が押されて移動する。そし
て、シートSは第2のシート搬送路12を通って下部排
出ロ−ラ対15により第1のビンB1から順に開口され
た次位のビンB…へと排出・収納される。
【0066】そして、例えば、下部排出ロ−ラ対15に
対向する位置に移動されたビンBbにシートSが排出さ
れると、シートSは後端ストッパB′を下にして、傾斜
して配置されたビンBb上を自重で後端ストッパB′に
向けて移動する。
対向する位置に移動されたビンBbにシートSが排出さ
れると、シートSは後端ストッパB′を下にして、傾斜
して配置されたビンBb上を自重で後端ストッパB′に
向けて移動する。
【0067】そして、図16,図19に示すように、整
合基準部材32がシートSの基準位置(図19(ア))
へ既に図示しない駆動手段により移動されているので、
第1整合部材23はシートSのサイズに応じたパルス信
号に基づいて、パルスモータ31(図16参照)により
待機位置(ロ)から矢印E方向に所定量の(ハ)の位置
まで移動してシートSの側端を整合基準部材32に押し
付ける。
合基準部材32がシートSの基準位置(図19(ア))
へ既に図示しない駆動手段により移動されているので、
第1整合部材23はシートSのサイズに応じたパルス信
号に基づいて、パルスモータ31(図16参照)により
待機位置(ロ)から矢印E方向に所定量の(ハ)の位置
まで移動してシートSの側端を整合基準部材32に押し
付ける。
【0068】ついで、整合部材23は、次のシートSの
排出に備えて待機位置(ロ)に戻る。(シートSが複写
機本体61から図19に示す線ホに沿って片側基準で排
出されるようなときでも、線ヘに整合されることは勿論
である。)上述動作が繰り返されて1個のビンBbに複
数のシートS…が側端を整合基準部材32に、また後端
をビンBのストッパB′に当接して整合される。
排出に備えて待機位置(ロ)に戻る。(シートSが複写
機本体61から図19に示す線ホに沿って片側基準で排
出されるようなときでも、線ヘに整合されることは勿論
である。)上述動作が繰り返されて1個のビンBbに複
数のシートS…が側端を整合基準部材32に、また後端
をビンBのストッパB′に当接して整合される。
【0069】また、第1整合部材23は全ビンB…に亘
って貫通しており、他のビンB…に収納されたシートS
…も同様に整合される。
って貫通しており、他のビンB…に収納されたシートS
…も同様に整合される。
【0070】そして、ビンB…に排出・収納されたシー
トSの綴じ止めは選択可能であり、綴じ止めモードが選
択されない場合にはソータ1の動作はここで一旦終了す
る。また、綴じ止めモードが選択されると、図示しない
制御手段の綴じ止め開始信号により電動ステイプラ10
0a,100bは図14に示すように位置(カ)から実
線にて示す綴じ位置(キ)まで移動する。
トSの綴じ止めは選択可能であり、綴じ止めモードが選
択されない場合にはソータ1の動作はここで一旦終了す
る。また、綴じ止めモードが選択されると、図示しない
制御手段の綴じ止め開始信号により電動ステイプラ10
0a,100bは図14に示すように位置(カ)から実
線にて示す綴じ位置(キ)まで移動する。
【0071】この際、電動ステイプラ100a,100
bのヘッド部111は、例えば図14に示すように、綴
じ止めすべきシートSを収納するビンBcと下位のビン
Bbとの間に形成された開口部Xに、アンビル部112
は下位の開拡部Xに進入し綴じ位置に移動する。
bのヘッド部111は、例えば図14に示すように、綴
じ止めすべきシートSを収納するビンBcと下位のビン
Bbとの間に形成された開口部Xに、アンビル部112
は下位の開拡部Xに進入し綴じ位置に移動する。
【0072】そして、電動ステイプラ100a,100
bが綴じ位置に移動すると、図示しない制御手段から綴
じ止め許可信号が出されて、電動ステイプラ100a,
100bの駆動が行なわれ、図19に示すように、シー
トS…に針113が打ち込まれる。
bが綴じ位置に移動すると、図示しない制御手段から綴
じ止め許可信号が出されて、電動ステイプラ100a,
100bの駆動が行なわれ、図19に示すように、シー
トS…に針113が打ち込まれる。
【0073】また、針113の打ち込みが終ると、電動
ステイプラ100a,100bは位置(カ)(図14参
照)まで戻されて1ビンについての綴じ止めが終了す
る。
ステイプラ100a,100bは位置(カ)(図14参
照)まで戻されて1ビンについての綴じ止めが終了す
る。
【0074】なお、複数のビンB…の綴じ止め動作にお
いては、シートを排出・収納された最後のビンBから順
次綴じ止めを行なえば最も効率的である。この際、ビン
シフト完了信号に基づいて電動ステイプラ100a,1
00bの一連の動作を行ない、該電動ステイプラ100
a,100bの一連の動作完了信号により、次のビンシ
フト動作を行ない、これを繰り返すことにより自動的に
綴じ止め動作を完了する。
いては、シートを排出・収納された最後のビンBから順
次綴じ止めを行なえば最も効率的である。この際、ビン
シフト完了信号に基づいて電動ステイプラ100a,1
00bの一連の動作を行ない、該電動ステイプラ100
a,100bの一連の動作完了信号により、次のビンシ
フト動作を行ない、これを繰り返すことにより自動的に
綴じ止め動作を完了する。
【0075】本実施例ではビンユニット9のビンフレー
ム19に整合基準部材32を設けると共に、ビンユニッ
ト9に整合部材23を装着しているため、ビンB内のシ
ートSを確実に整合することができる。また、シートの
整合を全ビンB…に設けた切欠き27に貫通した整合部
材23cを移動して行ない、かつ整合部材23がビンユ
ニット9に搭載されていることによりビンB内にシート
が排出された後は勿論、ビンシフトの途中でも整合部材
23の移動によりシートSの整合は可能である。即ち、
シートSのビンB内に進入途中以外であれば、シートS
はいつでも整合される。
ム19に整合基準部材32を設けると共に、ビンユニッ
ト9に整合部材23を装着しているため、ビンB内のシ
ートSを確実に整合することができる。また、シートの
整合を全ビンB…に設けた切欠き27に貫通した整合部
材23cを移動して行ない、かつ整合部材23がビンユ
ニット9に搭載されていることによりビンB内にシート
が排出された後は勿論、ビンシフトの途中でも整合部材
23の移動によりシートSの整合は可能である。即ち、
シートSのビンB内に進入途中以外であれば、シートS
はいつでも整合される。
【0076】更に、本実施例では整合部材23、整合基
準部材32の移動を回転軸を中心にして行ない、かつ該
回転軸がビンユニット9に一体で配置されているため
に、常に安定したシートの整合が可能である。
準部材32の移動を回転軸を中心にして行ない、かつ該
回転軸がビンユニット9に一体で配置されているため
に、常に安定したシートの整合が可能である。
【0077】また、図18に示すように、電動ステイプ
ラ100a,100bの配置位置に対向して3個所の開
拡部Xを同時に設けたので、電動ステイプラ100a,
100bのシート綴じ止めの際に、ヘッド部111とア
ンビル部112とが図14に示すように、容易に綴じ止
め位置に移動し得ると共に、下位のビンBに収納したシ
ートSに干渉することなく確実にシートを綴じ止めする
ことができる。
ラ100a,100bの配置位置に対向して3個所の開
拡部Xを同時に設けたので、電動ステイプラ100a,
100bのシート綴じ止めの際に、ヘッド部111とア
ンビル部112とが図14に示すように、容易に綴じ止
め位置に移動し得ると共に、下位のビンBに収納したシ
ートSに干渉することなく確実にシートを綴じ止めする
ことができる。
【0078】次に、1個の綴じの場合、図20に示すよ
うに、シートSを整合基準部材32を奥側に移動して整
合部材23に押しつけ整合し、ステイプラ100aを縦
方向に動かさずに針113の位置をシートSの手前側端
から任意の距離Dに綴じる。この時、ステイプル100
bは不動作にしておく。こうすると、ステイプラ100
aを移動することなく綴じ動作ができる。従って、ビン
Bの切欠きB1を必要最小限にできる。
うに、シートSを整合基準部材32を奥側に移動して整
合部材23に押しつけ整合し、ステイプラ100aを縦
方向に動かさずに針113の位置をシートSの手前側端
から任意の距離Dに綴じる。この時、ステイプル100
bは不動作にしておく。こうすると、ステイプラ100
aを移動することなく綴じ動作ができる。従って、ビン
Bの切欠きB1を必要最小限にできる。
【0079】次に、本実施例に置ける小サイズシートの
整合動作について1か所綴じを例にとって説明する(図
21参照)。
整合動作について1か所綴じを例にとって説明する(図
21参照)。
【0080】前述したように、中央(CL)を基準にし
て、シートSは側端を(ホ′)の位置としながら本体か
ら排出され、ビンB上に積載される(第1の位置)。次
に、シート手前側側端から距離Dの位置に針113を綴
じなければならないが、図25で前述したように、ここ
ではシートSのシートストッパB′側の両隅部S′,
S″がシートストッパにかからない位置となる。この位
置で整合基準部材32を(ア′)の位置とし、整合部材
232をシートSに押しつけて高速で整合すると、シー
トSのシートストッパBA ′にかかる位置にかかる距離
が短いために、前述した従来例で説明したように、整合
時のシートSの挙動が不安定になってしまう。
て、シートSは側端を(ホ′)の位置としながら本体か
ら排出され、ビンB上に積載される(第1の位置)。次
に、シート手前側側端から距離Dの位置に針113を綴
じなければならないが、図25で前述したように、ここ
ではシートSのシートストッパB′側の両隅部S′,
S″がシートストッパにかからない位置となる。この位
置で整合基準部材32を(ア′)の位置とし、整合部材
232をシートSに押しつけて高速で整合すると、シー
トSのシートストッパBA ′にかかる位置にかかる距離
が短いために、前述した従来例で説明したように、整合
時のシートSの挙動が不安定になってしまう。
【0081】そこで、整合基準部材32を(ア″)の位
置とし、整合部をこの位置まで移動させてシートSの整
合を行なうと、前述したシートSのシートストッパ
B′,BA ′側の両隅部S′,S″がシートストッパ
B′にかかり、整合時における整合部材23から受ける
シートSへの力をこの両端部で受けることとなり、整合
部材23を高速で移動させても安定した整合が可能とな
り、シートSは、側端を(ホ″)の位置(第2の位置)
にして整合される。
置とし、整合部をこの位置まで移動させてシートSの整
合を行なうと、前述したシートSのシートストッパ
B′,BA ′側の両隅部S′,S″がシートストッパ
B′にかかり、整合時における整合部材23から受ける
シートSへの力をこの両端部で受けることとなり、整合
部材23を高速で移動させても安定した整合が可能とな
り、シートSは、側端を(ホ″)の位置(第2の位置)
にして整合される。
【0082】この時、整合部材23は、(ロ)→(ニ)
の動きでなく、(ハ)→(ニ)の動き(排紙されたシー
トSに干渉しない位置(ハ)から整合する)でよいこと
は勿論である。
の動きでなく、(ハ)→(ニ)の動き(排紙されたシー
トSに干渉しない位置(ハ)から整合する)でよいこと
は勿論である。
【0083】以上の動作により、全ビンのシートSの積
載が終了すると、次にステイプル(1か所綴じ)のため
にシート手前側側端を針113から距離D′の位置にす
るために、整合基準部材32が(ア″)から(ア′)へ
移動する。
載が終了すると、次にステイプル(1か所綴じ)のため
にシート手前側側端を針113から距離D′の位置にす
るために、整合基準部材32が(ア″)から(ア′)へ
移動する。
【0084】この時のビンB上のシート移動速度は、前
述した整合時の移動速度より遅い方がシート束のズレを
防止するためにも有効である。そして、全ビンB上のシ
ートSの端面が(ホ″′)の位置になったところで前述
したような電動ステイプラ100a,100bの動作に
より針113でシートSは綴じられる。
述した整合時の移動速度より遅い方がシート束のズレを
防止するためにも有効である。そして、全ビンB上のシ
ートSの端面が(ホ″′)の位置になったところで前述
したような電動ステイプラ100a,100bの動作に
より針113でシートSは綴じられる。
【0085】本実施例においては、シートSのシートス
トッパB′,BA ′側の両隅部がシートストッパB′,
BA ′かかる位置で整合を行なったが(この位置が最も
整合性がよい)、シートサイズ又は綴じ個数により、手
前側S′又は奥側S″のみストッパB′にかかるように
しても勿論構わない。この時、シートストッパBA ′側
のシートSのかかる幅は、シート幅の1/2以上が望ま
しい。
トッパB′,BA ′側の両隅部がシートストッパB′,
BA ′かかる位置で整合を行なったが(この位置が最も
整合性がよい)、シートサイズ又は綴じ個数により、手
前側S′又は奥側S″のみストッパB′にかかるように
しても勿論構わない。この時、シートストッパBA ′側
のシートSのかかる幅は、シート幅の1/2以上が望ま
しい。
【0086】また、1か所綴じの動作のみ説明したが、
2か所以上のビンBの切欠きがある複数綴じや、綴じな
しの場合の整合においても、前述同様の動作により、良
好なシート整合が得られることは勿論である。
2か所以上のビンBの切欠きがある複数綴じや、綴じな
しの場合の整合においても、前述同様の動作により、良
好なシート整合が得られることは勿論である。
【0087】さらに、本実施例において、円弧運動によ
る整合部材23について述べたが、往復運動による整合
においても、上記と同様の効果を得ることができる。
る整合部材23について述べたが、往復運動による整合
においても、上記と同様の効果を得ることができる。
【0088】本発明においては、2本の整合部材23を
もち、リードカムによるビン移動型タイプのソータにつ
いて効果を述べたが、スタッカ部をもつソータに用いて
もよいし、1本の整合部材により整合を行なうビン移動
型タイプのソータでもよい。例えば、図22に示すよう
に、リンク75によりビン間を開閉するタイプ(特開昭
58−17063)や図23に示すゼネバ型ソータ(特
開昭60−223764)や図24に示すソータユニッ
ト90を二つもち、ソートステイション92を交互に移
動するリミットレスソータ93(特願平2−33268
8)の後処理ステーション部に用いても同様の効果を得
られることは勿論である。
もち、リードカムによるビン移動型タイプのソータにつ
いて効果を述べたが、スタッカ部をもつソータに用いて
もよいし、1本の整合部材により整合を行なうビン移動
型タイプのソータでもよい。例えば、図22に示すよう
に、リンク75によりビン間を開閉するタイプ(特開昭
58−17063)や図23に示すゼネバ型ソータ(特
開昭60−223764)や図24に示すソータユニッ
ト90を二つもち、ソートステイション92を交互に移
動するリミットレスソータ93(特願平2−33268
8)の後処理ステーション部に用いても同様の効果を得
られることは勿論である。
【0089】さらに、ステイプラの代わりに、穴明け、
のり付け等のが後処理手段を設けても勿論構わない。
のり付け等のが後処理手段を設けても勿論構わない。
【0090】
〈第1の発明の効果〉以上説明したように、シート受け
皿に排出されるシートの整合を行なう整合部材を、シー
トを整合基準部材に押圧して整合する整合方向と、シー
トが排出されるシート排出方向と、の両方向に移動可能
にしたので、種々のシートサイズに対応して、シート側
端の中心点を押し込むことができ、シートサイズによら
ずに確実にシートをシート受け皿に整合積載することが
できる。
皿に排出されるシートの整合を行なう整合部材を、シー
トを整合基準部材に押圧して整合する整合方向と、シー
トが排出されるシート排出方向と、の両方向に移動可能
にしたので、種々のシートサイズに対応して、シート側
端の中心点を押し込むことができ、シートサイズによら
ずに確実にシートをシート受け皿に整合積載することが
できる。
【0091】また、1枚のシート受け皿上に複数部のシ
ート束を整合状態を保ち空間区分することができる。 〈第2の発明の効果〉以上説明したように、シート受け
皿のストッパ側に、シート綴じ等のため、少なくとも2
か所の切欠き部をもつ構成において、シート整合位置を
シートのシートストッパ側の側端の両隅部の少なくとも
一方は、シートストッパの切欠き部にかからない位置に
したので、小サイズシートの高速整合が安定的に行なう
ことができ、シート綴じを正確に行うことができる。
ート束を整合状態を保ち空間区分することができる。 〈第2の発明の効果〉以上説明したように、シート受け
皿のストッパ側に、シート綴じ等のため、少なくとも2
か所の切欠き部をもつ構成において、シート整合位置を
シートのシートストッパ側の側端の両隅部の少なくとも
一方は、シートストッパの切欠き部にかからない位置に
したので、小サイズシートの高速整合が安定的に行なう
ことができ、シート綴じを正確に行うことができる。
【図1】本発明のシート後処理装置の全体構成を示す縦
断側面図。
断側面図。
【図2】同じくソート装置の斜視図。
【図3】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図4】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図5】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図6】第1の発明の他の実施例を示すソート装置の斜
視図。
視図。
【図7】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図8】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図9】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面図。
【図10】従来の技術1に係るシート後処理装置の全体
構成の縦断側面図。
構成の縦断側面図。
【図11】同じくシート後処理装置の斜視図。
【図12】同じく整合動作を示すビントレイ部の平面
図。
図。
【図13】第2の発明の実施例に係る複写装置の縦断側
面図。
面図。
【図14】同じくソータの縦断側面図。
【図15】同じくシート後処理装置の斜視図
【図16】同じくビンユニットの斜視図。
【図17】同じくリードカムとトラニオンとの関係を示
す縦断平面図。
す縦断平面図。
【図18】同じくリードカムによりビンが移動する状態
を示す側面図。
を示す側面図。
【図19】同じくシート後処理装置のビン部の平面図。
【図20】同じくシート後処理装置のビン部の平面図。
【図21】同じくシート後処理装置のビン部の平面図。
【図22】他の後処理装置におけるビン部の側面図。
【図23】他の後処理装置におけるビン部の側面図。
【図24】他の後処理装置の縦断側面図。
【図25】従来のシート後処理装置のビン部の平面図。
【図26】同じく動作図。
【図27】同じく動作図。
【図28】同じく動作図。
B ビン(シート受け皿) B′,BA ′ シートストッパ B1 ,B2 ビンの切欠き部 S シート S′,S″ シートの両隅部 J1 第1の位置(排出手段から排出される
位置) J2 第2の位置(シート受け皿上で整合さ
れる位置) 1 シート後処理装置(ソータ) 13,15 シートの排出手段 23 整合部材(搬送手段) 32 整合基準部材(搬送手段) 60 複写機(画像形成装置) 100a,100b 後処理手段(電動ステイプ
ラ) S シート X シート排出方向 Y 整合方向 201 ソート装置 202 複写機(画像形成装置) 205 ビントレイ 206,216 整合装置 212 整合部材 213 整合基準部材 214,218 パルスモータ(駆動手段) 230 搬送手段 240 制御手段
位置) J2 第2の位置(シート受け皿上で整合さ
れる位置) 1 シート後処理装置(ソータ) 13,15 シートの排出手段 23 整合部材(搬送手段) 32 整合基準部材(搬送手段) 60 複写機(画像形成装置) 100a,100b 後処理手段(電動ステイプ
ラ) S シート X シート排出方向 Y 整合方向 201 ソート装置 202 複写機(画像形成装置) 205 ビントレイ 206,216 整合装置 212 整合部材 213 整合基準部材 214,218 パルスモータ(駆動手段) 230 搬送手段 240 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 114 7369−2H
Claims (5)
- 【請求項1】 画像形成装置から排出されるシートを搬
送する搬送手段と、該シートを分類・収納する少なくと
も1つ以上のシート受け皿と、前記シート受け皿上のシ
ートを整合部材の移動により基準部材に当接させて整合
させる整合手段と、該整合手段を作動させる駆動手段
と、該駆動手段を動作を制御する制御手段と、 を有するシート後処理装置において、 前記整合部材を、シートの整合を行なう整合方向とシー
トの排出方向との双方に移動可能にしたことを特徴とす
るシート後処理装置。 - 【請求項2】 前記整合部材のシート当接位置が、シー
ト側端の中心点近傍に位置するように配設したことを特
徴する請求項1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項3】 前記整合部材のシート整合方向への移動
と同期して前記基準部材がシート排出方向に移動するこ
とを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項4】 前記シート受け皿のシートストッパを複
数個有することを特徴とする請求項1に記載のシート後
処理装置。 - 【請求項5】 画像形成済みのシートを排出する排出手
段と、該排出されるシート後端を受けるシートストッパ
を下方に位置するように傾斜して排出シートを積載自在
であると共に、積載したシートの綴じを行なうための少
なくとも1つの切欠き部を有するシート受け皿と、該シ
ート受け皿上のシートを移動させる少なくとも1つ以上
の搬送手段と、を有し、 前記シート受け皿上のシート積載位置が、少なくとも前
記排出手段から排出される第1の位置と、前記シート受
け皿上でシートの一側端を整合される第2の位置と、か
らなるシート後処理装置において、 前記第2の位置は、シートの前記シートストッパ側の側
端の2つの隅部のうち、少なくとも1つの隅部が前記シ
ート受け皿の前記切欠き部にかからない位置であること
を特徴とするシート後処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355744A JPH06183635A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355744A JPH06183635A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183635A true JPH06183635A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18445546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4355744A Pending JPH06183635A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183635A (ja) |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP4355744A patent/JPH06183635A/ja active Pending
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