JPH061820Y2 - 輪転機の版胴における刷版自動締付装置 - Google Patents

輪転機の版胴における刷版自動締付装置

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JPH061820Y2
JPH061820Y2 JP18437287U JP18437287U JPH061820Y2 JP H061820 Y2 JPH061820 Y2 JP H061820Y2 JP 18437287 U JP18437287 U JP 18437287U JP 18437287 U JP18437287 U JP 18437287U JP H061820 Y2 JPH061820 Y2 JP H061820Y2
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plate
swing arm
tightening
cylinder
fluid cylinder
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JP18437287U
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睦夫 高堀
章治 八島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は輪転印刷機において、刷版を版胴上に自動締付
する装置に関する。
(従来の技術) 第7図および第8図に示す如く、円筒状の版胴(01)に帯
状の刷版(02)を取付けるには、先ず版胴(01)に刷版(02)
のフック状の折曲部(03)を版胴(01)の周面に母線に沿っ
て設けた版くわえ部(05)の引掛け版胴(01)を回転させ版
胴に巻付け、その他端のフック状の折曲部(04)を版胴(0
1)の周縁近くに設けた版締付装置(06)の断面U字型の板
ばね(07)の上端に引掛けている。
そして板ばね(07)の背面に当接したカム軸(08)を回転さ
せることにより他方の折曲部(04)を一方の折曲部(03)側
に引寄せて刷版(02)を締付ける。このとき第9図及び第
10図に示す如く、カム軸(08)の回転は、版胴(01)端部
に設けカム軸(08)端部の歯車(012)と噛合うところの手
廻しセクタ(09)にレバー(010)を差込み、これを手で矢
印A方向に動かすことにより行われる。なおカム軸(08)
が運転中ゆるみを生じないように手廻しセクタ(09)をロ
ック(011)により係止してその回転を阻止している。(01
8)は版胴(01)の端部に設けた部材であり、(08)は外側版
締付用カム軸であり(015)は内側版締付用カム軸で、そ
して(014)は内側版用連結軸である。
(考案が解決しようとする問題点) 前述のように従来の版締付装置(06)では、刷版(02)の締
付けの際に、人が手廻しシセクタ(09)にレバー(010)を
差込んで手廻しする必要があり、それだけ人手を多く煩
すという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 主として流体シリンダから構成される刷版自動締付装置
を設けることにより版の版胴への締付作業及び締め作業
を自動化する。
(作用) 流体シリンダにより内側版用及び外側版の締付用スイン
グアームが回動し、セクタギヤ及び版締付用カム軸を介
して刷版を版胴上で締付け、または取外す。
(実施例) 第1図から第6図までは本考案の刷版自動締付装置の実
施例を説明する為のものである。図中内側刷版(2)の締
付用スイングアーム(16)の軸部(17)が部材(18)の軸受金
(19)により支装され、この軸部(17)の穴は軸と同心に加
工されているもので、外側刷版(2′)の締付用スイング
アーム(20)の軸部(21)を軸受金(22)を介して嵌装し、こ
の軸部(21)はまた外側版カム軸(13)と直結している。
内側版(2)の締付用スイングアーム(16)の回動は2組の
センタギヤ(23,24及び25,26)と1本の側軸(14)により
内側版の締付用カム軸(15)に伝えられる。
内側版(2)の締付用スイングアーム(16)と外側版(2′)の
締付用スイングアーム(20)の一端(L)を押下げる(第5
図参照)1個の流体シリンダ(27)と他端(R)を押下げる
1個の流体シリンダ(28)は共通の台盤(29)上にボルト(3
0)を用いて固設され、この台盤(29)は案内筒(31)及び金
物(32)と一体的に形成されている。(第2図参照)また
は流体シリンダ(33)はスイングアーム(16,20)の軸方向
に作動する切替用流体シリンダであり、台座(34)を介し
て台板(35)上に固設され、支枠(36)は台座(34)に、また
案内軸(38)は台板(35)にそれぞれ固接されている。そし
て流体シリンダ(33)に連結された金物(32)は支枠(36)の
案内溝(37)と案内軸(38)に案内されて流体シリンダ(2
7,28の中心をSだけ移動させる。なお内側版用スイング
アーム(16)と外側版用スイングアーム(20)の幅中心間隔
もSに設定されている。
切替用流体シリンダ(33)の操作回路は図示してないが、
流体シリンダ付帯のセンサースイッチを用いて流体シリ
ンダ(27及び28)の中心を、2個のスイングアーム
(16及び20)の幅中心間隔(S)だけ前後方向に動か
して自動停止(前進位置及び後退位置)するか、或いは
1/2Sだけ動かして2個のスイングアームの幅の中心の
中央部で自動停止(中間位置)するか、を自由に選べる
よう構成してある。そして後者の停止位置においては、
各シリンダは同時に2個のスイングアームを操作し、内
側及び外側の刷版を同時に設け、開放出来る状態とな
る。
また刷版(2及び2′)をカム軸(15及び13)によ
り緊締させているときは緩み止めのロック(11)をスイン
グアーム(16及び20)に引掛けることとは従来同様
であるが、自動化の面からロック(11)は流体リシンダ(2
7)の押し下げ動作流体シリンダ(27)のロッド(40)により
(第1図)開放されスイングアーム(16及び20)の
側面(41)にガイドされ開放維持されるもので流体シリン
ダ(28)の押し下げ動作(版締付動作)と共にロック(11)
に固装された、ねじりばね(39)により、復元され、スイ
ングアーム(16及び20)に引掛けるものである。
又、運転中(版胴回転中)の流体シリンダ(27,28)の誤
作動によるロッド(40,40′)の落下(押し下げ)防止の
為(第4図参照)、安全用ロック(42,42′)が台座(43,4
3′)及びピン(44,44′)を介して台板(35)上に固装さ
れ、安全用ロック(42,42′)は、流体リシンダ(45)に連
動し流体リシンダ(45)の押し出し又は引込み操作と共に
安全用ロック(42,42′)がロッド(40,40′)の先端下部に
押し出され、又は引込むもので自動版締装置及びスイン
グアーム部の保護と共に版胴の保護となっている。
その他流体シリンダ(27,28)のロッド(40,40′)のストレ
ートな動きに対する。スイングアーム(16,20)の回転運
動(設定角度のみ)による。ロッド先端のスイングアー
ム先端との接触部の流体リシンダロッド(40,40′)に掛
る横負荷(摩擦による)の軽減を考慮して、スイングア
ーム(16,20)のアーム先端にはローラ(46,46′)がピン(4
7,47′)を介してそれぞれ固装されている。(第1図参
照)そして、スイングアーム(16,20)の回転運動は、部
材(18)に固装されたストッパ(48)により回転角度を設定
できるよう構成されている。
第1図(イ)(ロ)はスイングアーム部の詳細縦断面図及び正
面図であり、第2図(イ)(ロ)(ハ)はスイングアーム操作用
流体シリンダ部の縦断面、正面図及び平面図であり、第
3図は刷版自動締付装置全体の組立縦断面図である。そ
して第4図乃至第6図は本装置の工程説明図であり、第
4図は内外刷版の緩め状態を、第5図は内側刷版の締付
工程を、第6図は外側刷版の締付工程を示すものであ
る。刷版自動締付装置の“版締め”動作は次の基本動作
に従って行なわれる。
(1)刷版着脱装置(ロボット)(別装置)又は、手動操
作により刷版を版胴に取付ける。このときの状態図は第
4図のとおりであり、外側版締付用カム軸(13)と内側版
締付用カム軸(15)はその平削部(第8図の(08)が鎖線の
状態)が何れも内方のU字型板ばねの側に向いていて板
ばね(07)に締付力が作用していない及びロック(11)もス
イングアーム(16,20)の側面(41)にガイドされ開放維持
されている。
(2)版締め信号を受ける。安全用ロック(42,42′)解除。
(3)先ず内側版締付を行うには流体シリンダ(33)によ
り、第5図のとおり流体シリンダ(27及び28)を前
進させ、(図の実線の如くなる)ついで流体シリンダ(2
7)の作動が"OFF"(ロッドが引込んでいる状態)、流体
シリンダ(28)が"ON"となるのでスイングアーム(16)のR
端が押し下げられ、セクタギヤ(23及び24)から側
軸(14)を経て再びセクタギヤ(25及び26)を介して
内側版締付用カム軸(15)を矢視右廻りの方向に回転させ
U字型板ばねを介して版を締付ける。
(4)ロック(11)はねじりばね(39)により自動的に復元さ
れスイングアーム(16)のくぼみに引掛け戻り止めを行
う。
(5)次いで外側版締付を行うには、流体シリンダ(33)よ
り第6図のとおり流体シリンダ(27及び28)を距離
Sだけ後退させ実線で示す位置を占める。ついで流体シ
リンダ(27)の作動が"0FF"(ロッドが引込んでいる状
態)、流体シリンダ(28)が"ON"となるのでスイングアー
ム(20)のR端が押下げられ、外側版締付用カム軸(13)を
矢視右廻りの方向に回転させ、U字型板ばねを介して版
を締付ける。
(6)ロック(11)はねばりばね(39)により自動的に復元さ
れスイングアーム(20)のくぼみに引掛り戻り止めを行
う。
(7)内外の版締操作は順不同であり、その動作全てが完
了後、流体シリンダ(33)により流体シリンダ(27及び
28)は所定の位置に戻る。安全用ロック(42,42′)作
動、(7)版締め完了信号を出す。
(8)上記の工程は内側版と外側版の締付を別々に行う場
合についてのものであるがこれを同時に行うことも可能
である。このときには流体シリンダ(27及び28)の
中心位置が中間位置となるよう流体シリンダ(33)付帯セ
ンサースイッチの回路指示を行えばよい。
(9)上記の工程は版締め作業について述べたものである
が、反対の版緩め作業についてはこれと全く逆の順序に
行えばよいものである。
(考案の効果) 版胴への版の版締め及び版緩めがすべて人手に頼ること
なく、刷版自動締付装置により自動化して行われるた
め、省力化は勿論、作業の能率化と安全性が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ),(ロ)は本考案の実施例におけるスイングアー
ム部分の縦断面図及び正面図、第2図(イ),(ロ),(ハ)は
スイングアーム操作用流体シリンダ部分の縦断面図、正
面図及び平面図、第3図は刷版自動締付装置全体の組立
縦断面図、第4図乃至第6図は工程説明図で、第4図は
内外刷版の緩め状態、第5図は内外刷版の締付工程、第
6図は外側刷版の締付工程を示す。 第7図は従来装置の全体側面図、第8図は第7図のX−
X断面図、第9図は第7図のY−Y矢視図、第10図は
版締付機構の説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側版の締付用スイングアームの管状軸部
    の中心穴に外側版の締付用スイングアームの軸部が嵌装
    され、該軸部は外側版カム軸と直結し、内側版の締付用
    スイングアームの回動は2組のセクタギヤと1本の側軸
    により、内側版の締付用カム軸に伝えられ、内側版又は
    外側版の締付用スイングアームの一端を押下げる1個の
    流体シリンダと他端を押下げる1個の流体シリンダは共
    通の台盤上に固設され、スイングアーム軸方向に作動す
    る切替用流体シリンダにより、内側版作動、内外版同時
    作動、外側版作動の各スイングアーム中心位置の3つの
    ポジションを選ぶことが可能なようセンサースイッチの
    電気回路が構成されていることを特徴とする輪転機の版
    胴における刷版自動締付装置。
JP18437287U 1987-12-04 1987-12-04 輪転機の版胴における刷版自動締付装置 Expired - Lifetime JPH061820Y2 (ja)

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JPH0189134U JPH0189134U (ja) 1989-06-13
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