JPH084595Y2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH084595Y2
JPH084595Y2 JP1991073809U JP7380991U JPH084595Y2 JP H084595 Y2 JPH084595 Y2 JP H084595Y2 JP 1991073809 U JP1991073809 U JP 1991073809U JP 7380991 U JP7380991 U JP 7380991U JP H084595 Y2 JPH084595 Y2 JP H084595Y2
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JP
Japan
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crosshead
handle
testing machine
material testing
valve
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JP1991073809U
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JPH0517542U (ja
Inventor
純 堀川
昌男 神谷
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧で昇降するクロス
ヘッドを有する材料試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クロスヘッドを有する材料試験機とし
て、電気、油圧サ−ボ機構を備え、試験片に繰り返し負
荷を与える疲労試験機等がある。この種の材料試験機で
はクロスヘッドを油圧によって昇降させるとともに、所
定の位置で固定(クランプ)させるようになっている。
【0003】上記クロスヘッドの昇降と固定は、試験に
際しての一連の動作であると考えられるが、従来の試験
機では、図5に示すように、クロスヘッド昇降用の油圧
操作部55とクロスヘッド固定用の油圧操作部56とが
別々に設けられており、試験時には、扉10を開いて、
両手を用いて異なる操作具による二つの操作を行わねば
ならなかった。同図中、57は安全弁である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように、クロスヘ
ッドの昇降と固定を異なる操作具で行うのは、操作が煩
雑であり、装置的にも操作部が複雑となるので好ましく
ない。そこで本考案は、クロスヘッド昇降用の油圧操作
とクロスヘッドクランプ用の油圧操作を一連の操作とし
てひとつの操作具で行えるようにすることを課題として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は次のような構成を採用した。即ち、本考案
にかかる材料試験機は、クロスヘッドと、該クロスヘッ
ドの昇降及びクランプ用の油圧装置を備えた材料試験機
において、直線運動と回転運動が可能なハンドルと、該
ハンドルに連結され、クロスヘッド昇降用のバルブとク
ロスヘッドクランプ用のバルブのうちの一方を前記ハン
ドルの直線運動で開閉し、他方を前記ハンドルの回転運
動で開閉する軸部材とを設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】一つのハンドルを握った手で、直線運動、回転
運動を選択して操作することにより、クロスヘッドの昇
降と固定を自在に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について説明すれ
ば、この材料試験機用油圧操作装置1は、クロスヘッド
2とテ−ブル4を有する材料試験機3に設けられてい
る。クロスヘッド2は昇降シリンダ5,5の伸縮により
柱7,7に沿って昇降するとともに、クロスヘッドの背
面側に設けられているクランプシリンダ9,9によって
任意の位置で固定されるようになっている。
【0008】材料試験機3の正面の扉10には、本考案
の操作装置12のハンドル13が設けられている。扉1
0の裏側には、クロスヘッド昇降用のバルブ15とクロ
スヘッドクランプ用のバルブ16が並設されている。バ
ルブ15のスプ−ル18は、回転軸35を回転させるこ
とによって押圧され、バルブ16のスプ−ル17は、レ
バ−20の上下回動によって押圧される。
【0009】一方、前記ハンドル13には、軸受け2
3,24によって軸方向移動自在かつ回転自在に支承さ
れた軸部材(操作部材)25が固着されている。この軸
部材25にはカム27と扇状の部分歯車29が取り付け
られ、カム27にはバルブ16のスプール17を押圧す
るレバー20のローラ31が接しているとともに、前記
部分歯車29には、バルブ15のスプール18を押圧す
るカム32を取り付けた回転軸35の歯車37が噛合・
離脱できるようになっている。
【0010】操作部材である軸25と一体のハンドル1
3を手前に引くと、カム27が移動してレバ−20を押
圧するため、スプ−ル17が押され、バルブ16が切り
替えられる。また、部分歯車29が歯車37と噛合して
いるため、ハンドル13を回せば両者の噛合関係を介し
てカム32が回転し、バルブ15のスプ−ル18を上方
または下方に移動させる。
【0011】なお、ハンドル13には、安全用のレバ−
40が付いている。このレバ−40は、ピン41によっ
てハンドル13の基部に枢着され、ばね42で引っ張ら
れている。レバ−40の先端部はフック40bになって
おり、基枠に設けた係止部材45の係止凹部46に常時
は係合し、ハンドル13の回転を拘束するようになって
いる。この状態では、ハンドル13は、クロスヘッドを
上昇させる方向(UP側)にのみ回転させることができ
る。レバ−40の操作部40aをばね42に抗して指で
引き上げると、フック40bの部分が係止凹部46から
外れるため、ハンドル13をいずれの向きにも回転させ
ることができるようになる。図中47,48は、ハンド
ル13の回転時にレバ−40が移動する円弧状の長穴で
ある。
【0012】図3は、この材料試験機の油圧系統を表す
もので、前記バルブ15がクロスヘッド昇降用の油圧シ
リンダ5への油路に、バルブ16がクロスヘッドクラン
プ用の油路にそれぞれ介装されている。
【0013】この材料試験機の操作法について説明する
と、試験片Tをクロスヘッド側のチャック50とテ−ブ
ル側のチャック51に取り付ける。ハンドル13をUP
側に回して、昇降用シリンダ5に油圧を立てる。これ
は、油圧シリンダの圧が抜けて、クロスヘッド2が下降
する危険を避けるためである。ハンドル13をSTOP
の位置に戻す。ハンドル13を手前側に引き、クロスヘ
ッドのクランプを解除する。ハンドル13を回転操作し
て、クロスヘッドを所望の位置まで昇降させる。然る
後、ハンドル13を奥へ押し込み、クロスヘッドをクラ
ンプする。このように、クロスヘッドの昇降と固定を、
片手で一つの操作具を操作することによって行うことが
できるので、極めて便利である。
【0014】図6は上記と異なる実施例を表すもので、
本実施例では、軸25の端部 と軸受け24との間に該軸
を図の左方へ押圧する圧縮ばね60が介装され ている。
このため、ハンドル13を手前に引かない限り軸25が
常に左方 へ移動しており、クロスヘッドがクランプ状態
に保たれるので、クロスヘ ッドのクランプ忘れによるク
ロスヘッドの落下事故等が防止され、安全上 優れたもの
となる。圧縮ばね60に抗してハンドル13を手前に引
けば、 クロスヘッドのクランプが解除される。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
にかかる材料試験機は、そのクロスヘッド駆動用の油圧
操作装置が、一つの操作具の操作によって、クロスヘッ
ドの昇降と固定を自在に行なうことができるので、材料
試験機の操作性が大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を表す外観図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】油圧配管図である。
【図4】要部の断面図である。
【図5】従来装置の斜視図である。
【図6】異なる実施例の要部の断面図である。
【符号の説明】
2 クロスヘッド 5 昇降用油圧シリンダ 9 クランプ用油圧シリンダ 13 ハンドル 25 操作具 15 バルブ 16 バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスヘッドと、該クロスヘッドの昇降
    及びクランプ用の油圧装置を備えた材料試験機におい
    て、直線運動と回転運動が可能なハンドルと、該ハンド
    ルに連結され、クロスヘッド昇降用のバルブとクロスヘ
    ッドクランプ用のバルブのうちの一方を前記ハンドルの
    直線運動で開閉し、他方を前記ハンドルの回転運動で開
    閉する軸部材とを設けたことを特徴とする材料試験機。
JP1991073809U 1991-08-20 1991-08-20 材料試験機 Expired - Fee Related JPH084595Y2 (ja)

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JP1991073809U JPH084595Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 材料試験機

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JP1991073809U JPH084595Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 材料試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0517542U JPH0517542U (ja) 1993-03-05
JPH084595Y2 true JPH084595Y2 (ja) 1996-02-07

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ID=13528867

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143773A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Reduction projecting and printing apparatus
JPS6138010A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Kaisei Kogyo Kk フロ−テイングスクリ−ン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0517542U (ja) 1993-03-05

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