JPS6326755Y2 - - Google Patents

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JPS6326755Y2
JPS6326755Y2 JP1980068210U JP6821080U JPS6326755Y2 JP S6326755 Y2 JPS6326755 Y2 JP S6326755Y2 JP 1980068210 U JP1980068210 U JP 1980068210U JP 6821080 U JP6821080 U JP 6821080U JP S6326755 Y2 JPS6326755 Y2 JP S6326755Y2
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JP
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change lever
pair
support shaft
rod
gripping
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JP1980068210U
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JPS56169246U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案はチエンジレバー操作用チヤツキング装
置に関し、自動車の台上試験やシミユレーシヨン
に用いて特に有用なものである。
B 考案の概要 本考案は、チエンジレバー操作用チヤツキング
装置において、先端部にチエンジレバーを囲繞し
てそれを把持する把持部材が夫々取付けられた一
対のハンドを支持軸によりその中間部で互いに枢
支し、そのハンドの基端部に夫々リンク部材の一
端部を回動自在に連結すると共にそれらリンク部
材の他端部同士を連結ピンにより互いに回動自在
に連結する一方、ロツドをこの連結ピンに連結し
且つこのロツドに形成された長穴に支持軸を摺動
自在に挿入してその移動のためのガイドとすると
共に、駆動機構によりこのロツドを支持軸と連結
ピンとを結ぶ直線方向に沿つて移動させることに
より、簡単な構造で把持部材によるチエンジレバ
ーの確実な把持及び開放を行えるようにしたもの
である。
C 従来の技術 自動車の台上試験等にあつてはミツシヨンのプ
ログラム操作や遠隔操作のために、ミツシヨンの
チエンジレバーを機械的に操作できるミツシヨン
の操作装置が用いられる。この種のミツシヨン操
作装置ではミツシヨンのチエンジレバーを把持す
る把持機構を有し、この把持機構でチエンジレバ
ーを把持した状態でアクチユエータを用いてプロ
グラム操作等がなされる。このようなミツシヨン
操作装置にあつては、ミツシヨンのシフト操作の
後はチエンジレバーの把持を開放することが望ま
しい。すなわち、試験中にチエンジレバーを把持
した状態が続くと、耐久運転等ではミツシヨン自
体に把持機構を介して無理な力や、通常の運転状
態とは異なる力が作用し、ミツシヨン内の歯車に
異常摩耗が発生したり、通常の運転者による運転
とは異なる試験状態となつてしまう。
そこで従来、例えば実開昭55−32494号公報に
開示されるように、試験中においても必要に応じ
てチエンジレバーの把持を開放できるチヤツキン
グ装置が考えられている。
第6図はこの従来のチヤツキング装置の断面図
である。この従来のチヤツキング装置では、第6
図に示すように、ボス21の先端に支持枠22が
固定され、この支持枠22の両端に取付けた二本
のピン23,24によつてハンド25,26がそ
れぞれ枢支されている。各ハンド25,26の基
端にはピン27,28によつて各々リンク29,
30の一端が枢支されると共に、リンク29,3
0の他端はそれぞれシヤフト31の先端にピン3
2,33により枢支されている。また、各ハンド
25,26の先端には、チエンジレバー34を挾
む挾持面35を有する左右一対のアタツチメント
36,37が取付けられている。一方、シヤフト
31はボス21にスライドボール38を介して軸
方向に摺動自在に支持されると共に、その基端に
図示しない駆動源が連結されている。
而して、駆動源によりシヤフト31を移動させ
ると、リンク29,30を介して左右のハンド2
5,26がピン23,24を支点として回動し、
アタツチメント36,37が開閉してチエンジレ
バー34の把持、解放がなされる。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来のチヤツキング装置では、一対
のハンド25,26をそれぞれ別個のピン23,
24で支持したり、シヤフト31を軸方向摺動自
在に案内するために比較的長いスライドボール3
8を設けなければならず、その構造が複雑で大形
化し、ひいてはシフト操作をさせるためにチヤツ
キング装置を移動させるアクチユエータの大容量
化を招くという問題点があつた。さらに、ハンド
25,26に取付けられた一対のアタツチメント
36,37は単に互いに対面してチエンジレバー
34を把持するものであり、その把持の安定性に
欠けるという問題点もある。
本考案は、このような従来のチエンジレバー操
作用チヤツキング装置の問題点を解決するもので
あり、簡単な構造で且つ確実にチエンジレバーの
把持及び開放を行えるようにしたチエンジレバー
操作用チヤツキング装置を提供することを目的と
している。
E 問題点を解決するための手段 この目的を達成するための本考案にかかるチエ
ンジレバー操作用チヤツキング装置の構成は、支
持枠と、前記支持枠に取付けられた支持軸により
中間部で互いに枢支された一対のハンドと、前記
ハンドの先端部に夫々取付けられると共に該先端
部が互いに接近した時に両端部が夫々互い違いに
重なり合つてチエンジレバーを囲繞してそれを把
持するための閉じた空所を形成する一対の把持部
材と、一端部が前記ハンドの基端部に夫々回動自
在に連結されると共に他端部同士が連結ピンによ
り互いに回動自在に連結された一対のリンク部材
と、前記連結ピンに連結されると共に先端部に前
記支持軸が摺動自在に挿入される長穴が形成され
たロツドと、前記ロツドを前記支持軸と前記連結
ピンとを結ぶ直線方向に沿つて前記支持枠に対し
て相対移動させる駆動機構とからなることを特徴
とするものである。
F 作用 駆動機構を作動させてロツドを移動させると、
そのロツドに連結ピンを介して連結されている一
対のリンク部材が駆動され、さらにリンク部材に
連結されている一対のハンドが支持軸を中心とし
て互いに反対方向に回動してハンドの先端部が互
いに接近離反する。ハンド先端が互いに接近する
と、把持部材がチエンジレバーを把持する。ロツ
ドはハンドの支持軸に直線運動を案内されている
ので特別なガイドが不要となる一方、把持部材は
チエンジレバーを把持する時に両端部が夫々互い
違いに重なり合つてチエンジレバーを囲繞する閉
じた空所を形成するのでチエンジレバーの確実な
把持が可能となる。
G 実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
本考案装置は、第1図に示すように、ミツシヨ
ン操作用のアクチユエータ1のアーム2の先端部
に設けられるものであり、流体圧シリンダ3の伸
縮によつてリンク機構を介してチエンジレバー4
を把持する一対のハンド5,6を開閉するもので
ある。
一対のハンド5,6は対称形状をなし、その中
間部から互いに内側に向かつて突出する固定連結
部5a,6aが形成される。この固定連結部5
a,6aは、第5図に示すように、一方のハンド
5からはその厚さ方向の中央から一枚の固定連結
部5aが突出し、他方のハンド6からはこの固定
連結部5aを挟むように2枚の固定連結部6aが
突出して形成してある。。また、各ハンド5,6
の基端部には可動連結部5b,6bが形成してあ
り、さらに、先端部にはチエンジレバー4を確実
に把持できるように内側に樹脂で形成されたライ
ナ7a,8aが取付けられた把持部材7,8が
夫々取付けてある。この把持部材7の基端側端部
及び把持部材8の先端側端部には夫々切欠部7
b,8bが形成されており、これらの把持部材
7,8はハンド5,6の先端部が互いに接近した
時に把持部材7,8の基端側端部及び先端側端部
が夫々互い違いに重なり合つてチエンジレバー4
を囲繞してそれを把持するための閉じた空所を形
成するようになつている。そして、このようなハ
ンド5,6が支持枠9内に収納され、固定連結部
5a,6aが一本の支持軸10で枢支してある。
一方、可動連結部5b,6bには夫々リンク部材
11,12の一端部が回動自在にピン13で連結
されると共に、リンク部材11,12の他端部同
士が互いに連結ピン14で回動自在に支持されて
いる。さらに、リンク部材11,12を互いに連
結する連結ピン14にロツド15が連結され、ロ
ツド15の先端部に形成された長孔15aが支持
軸10に遊嵌してあり、支持軸10がロツド15
の直線運動の案内となる。そして、このロツド1
5を支持軸10と連結ピン14とを結ぶ方向に直
線運動させハンド5,6の先端を開閉する駆動機
構として流体圧シリンダ3が支持枠9に固定さ
れ、ピストン3aと一体にロツド15が連結して
ある。このピストン3aにはばね力が付勢され、
ピストン3aを押しもどし得るようにしてある。
次に、本考案装置を用いたミツシヨンの操作に
ついて説明する。
まず、ミツシヨン操作用のアクチユエータ1を
操作する直前に、流体圧シリンダ3に作動流体を
供給し、ピストン3aを押し出すことで支持軸1
0を案内としてロツド15を直線運動させリンク
部材11,12を介してハンド5,6の把持部材
7,8でチエンジレバー4を把持する。このと
き、把持部材7,8は両端部が夫々互い違いに重
なり合つてチエンジレバー4を囲繞する閉じた空
所を形成するのでチエンジレバー4の確実な把持
が可能となる。この後、ミツシヨン操作用のアク
チユエータ1を操作してシフトする。次に、シフ
トが完了したら、作動流体の供給を停止し、ばね
力でピストン3aを押しもどし、これによつてハ
ンド5,6を開き、チエンジレバー4の把持を開
放する。この結果、シフト時以外にはミツシヨン
に力が作用することなく台上試験等が行なえる。
H 考案の効果 以上、実施例とともに具体的に説明したように
本考案によれば、一対のハンドは一つの支持軸に
支持されると共に、ハンドをリンク部材を介して
駆動するロツドは、ハンドの支持軸に直線運動を
案内されているのでロツドの直線運動のための特
別なガイドが不要となり、構造の簡単化が図れ
る。また、チエンジレバーを把持する把持部材は
両端部が夫々互い違いに重なり合つてチエンジレ
バーを囲繞する閉じた空所を形成するので、チエ
ンジレバーを確実に把持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案のチエンジレバー操作
用チヤツキング装置の一実施例にかかり、第1図
はチエンジレバー操作機構の全体図、第2図は第
4図のA−A線断面図、第3図はチエンジレバー
の開放状態の第2図相当図、第4図は一部分の中
央縦断面図、第5図は第4図のB−B矢視図であ
る。また、第6図は従来例にかかるチヤツキング
装置の断面図である。 図面中、1はアクチユエータ、2はアーム、3
は流体圧シリンダ(駆動機構)、4はチエンジレ
バー、5,6はハンド、7,8は把持部材、10
は支持軸、11,12はリンク部材、14は連結
ピン、15はロツド、15aは長穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持枠と、前記支持枠に取付けられた支持軸に
    より中間部で互いに枢支された一対のハンドと、
    前記ハンドの先端部に夫々取付けられると共に該
    先端部が互いに接近した時に両端部が夫々互い違
    いに重なり合つてチエンジレバーを囲繞してそれ
    を把持するための閉じた空所を形成する一対の把
    持部材と、一端部が前記ハンドの基端部に夫々回
    動自在に連結されると共に他端部同士が連結ピン
    により互いに回動自在に連結された一対のリンク
    部材と、前記連結ピンに連結されると共に先端部
    に前記支持軸が摺動自在に挿入される長穴が形成
    されたロツドと、前記ロツドを前記支持軸と前記
    連結ピンとを結ぶ直線方向に沿つて前記支持枠に
    対して相対移動させる駆動機構とからなることを
    特徴とするチエンジレバー操作用チヤツキング装
    置。
JP1980068210U 1980-05-20 1980-05-20 Expired JPS6326755Y2 (ja)

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JP1980068210U JPS6326755Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

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JPS56169246U JPS56169246U (ja) 1981-12-14
JPS6326755Y2 true JPS6326755Y2 (ja) 1988-07-20

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ID=29662163

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JP1980068210U Expired JPS6326755Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5231760B2 (ja) * 2007-06-27 2013-07-10 Sumco Techxiv株式会社 クランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433406A (en) * 1977-08-18 1979-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Apparatus for operating gear change shift lever
JPS5532494B2 (ja) * 1972-08-01 1980-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839403Y2 (ja) * 1978-08-24 1983-09-05 株式会社明電舎 チヤツキング装置

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