JPH0890367A - 工作機械の操作盤吊下げ装置 - Google Patents
工作機械の操作盤吊下げ装置Info
- Publication number
- JPH0890367A JPH0890367A JP23115994A JP23115994A JPH0890367A JP H0890367 A JPH0890367 A JP H0890367A JP 23115994 A JP23115994 A JP 23115994A JP 23115994 A JP23115994 A JP 23115994A JP H0890367 A JPH0890367 A JP H0890367A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation panel
- control panel
- machine tool
- gear
- reciprocating
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- Machine Tool Units (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作盤の方向をスイッチで固定解放可能な操
作盤吊下げ装置の提供。 【構成】 工作機械のフレームに立設した支柱部にアー
ムの基端部を回動可能に支承し、前記アームの先端部に
鉛直方向に垂下した操作盤取付部を設け、該取付部の下
端部に操作盤を前記取付部の垂直軸の回りに回転可能に
設け、該操作盤に操作盤位置固定装置を設けたことを特
徴とする工作機械の操作盤吊下げ装置。前記操作盤位置
固定装置は、前記操作盤取付部の下端の外周に歯車を固
定して設け、前記操作盤に往復動アクチュエーターを設
け、該アクチュエーターの往復動部材に前記歯車の歯溝
に係脱可能な係止部材を設けると共に、前記操作盤の把
手に前記アクチュエーターの往復動部材を前進作動また
は後退作動させるスイッチを設けた構成とするのが望ま
しい。
作盤吊下げ装置の提供。 【構成】 工作機械のフレームに立設した支柱部にアー
ムの基端部を回動可能に支承し、前記アームの先端部に
鉛直方向に垂下した操作盤取付部を設け、該取付部の下
端部に操作盤を前記取付部の垂直軸の回りに回転可能に
設け、該操作盤に操作盤位置固定装置を設けたことを特
徴とする工作機械の操作盤吊下げ装置。前記操作盤位置
固定装置は、前記操作盤取付部の下端の外周に歯車を固
定して設け、前記操作盤に往復動アクチュエーターを設
け、該アクチュエーターの往復動部材に前記歯車の歯溝
に係脱可能な係止部材を設けると共に、前記操作盤の把
手に前記アクチュエーターの往復動部材を前進作動また
は後退作動させるスイッチを設けた構成とするのが望ま
しい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の操作盤の操作
方向を容易に固定解放可能にした操作盤吊下げ装置に関
する。
方向を容易に固定解放可能にした操作盤吊下げ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工作機械の操作において、工作
機械のオペレータは作業位置の近傍で操作盤の操作を行
う必要があり、かつ操作が容易に出来るように操作盤の
操作位置および操作方向を変更する必要がある。特に作
業範囲が広い工作機械、例えばプレスブレーキの如きに
おいてはその必要性が大きい。ところで従来の操作盤吊
下げ装置においては、工作機械本体に設けられた制御盤
に回動自在の逆U字形状の吊下げアームをオペレータの
作業範囲にまで延設し、この吊下げアームの先端に操作
盤を回転可能に吊下げているのが普通である。この操作
盤を工作機械のオペレータが使用するときは、まず操作
盤の把手を持って、この吊下げアームを作業位置近傍ま
でまで回動し、次いで操作盤自体をオペレータが作業し
易い方向に回転して使用するものである。なお吊下げア
ームの先端に設けられた操作盤の方向を決めた後に、操
作盤が勝手に回転しないように、吊下げアームと操作盤
との間に比較的大きな摩擦抵抗を設けた操作盤吊下げ装
置もある。
機械のオペレータは作業位置の近傍で操作盤の操作を行
う必要があり、かつ操作が容易に出来るように操作盤の
操作位置および操作方向を変更する必要がある。特に作
業範囲が広い工作機械、例えばプレスブレーキの如きに
おいてはその必要性が大きい。ところで従来の操作盤吊
下げ装置においては、工作機械本体に設けられた制御盤
に回動自在の逆U字形状の吊下げアームをオペレータの
作業範囲にまで延設し、この吊下げアームの先端に操作
盤を回転可能に吊下げているのが普通である。この操作
盤を工作機械のオペレータが使用するときは、まず操作
盤の把手を持って、この吊下げアームを作業位置近傍ま
でまで回動し、次いで操作盤自体をオペレータが作業し
易い方向に回転して使用するものである。なお吊下げア
ームの先端に設けられた操作盤の方向を決めた後に、操
作盤が勝手に回転しないように、吊下げアームと操作盤
との間に比較的大きな摩擦抵抗を設けた操作盤吊下げ装
置もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の工作機械の操作
盤吊下げ装置は上述のように構成されており、オペレー
タがこの操作盤から機械に対する指令をキーボードで入
力する場合、キーを強く押した場合、操作盤が回転して
しまい入力操作がやりにくく、かつそのために入力操作
ミスが生じたりするという問題があった。
盤吊下げ装置は上述のように構成されており、オペレー
タがこの操作盤から機械に対する指令をキーボードで入
力する場合、キーを強く押した場合、操作盤が回転して
しまい入力操作がやりにくく、かつそのために入力操作
ミスが生じたりするという問題があった。
【0004】また吊下げアームと操作盤との間に比較的
大きな摩擦抵抗を設けた操作盤吊下げ装置の場合には、
キーボード入力で多少強くキーを押圧しても操作盤が回
転するようなことはないが、逆にオペレータが操作盤の
方向を変更するときに、ある程度以上の力を必要とする
ので、この操作盤の方向変更操作が度重なるとそれ程大
きくない力でもオペレータにとっては負担になるという
問題があった。
大きな摩擦抵抗を設けた操作盤吊下げ装置の場合には、
キーボード入力で多少強くキーを押圧しても操作盤が回
転するようなことはないが、逆にオペレータが操作盤の
方向を変更するときに、ある程度以上の力を必要とする
ので、この操作盤の方向変更操作が度重なるとそれ程大
きくない力でもオペレータにとっては負担になるという
問題があった。
【0005】本発明は上述の如き問題点に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は、工作機械の操作盤吊下
げ装置におおいて、オペレータが操作盤の方向を変更す
るときは軽く操作盤が回転し、操作盤の方向を決めた後
にはこの操作盤をその位置に容易に固定可能な操作性の
よい工作機械の操作盤吊下げ装置を提供することであ
る。
たものであり、本発明の目的は、工作機械の操作盤吊下
げ装置におおいて、オペレータが操作盤の方向を変更す
るときは軽く操作盤が回転し、操作盤の方向を決めた後
にはこの操作盤をその位置に容易に固定可能な操作性の
よい工作機械の操作盤吊下げ装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の工作機械の操作盤吊下げ装置は、工作機
械のフレームに立設した支柱部にアームの基端部を回動
可能に支承し、前記アームの先端部に鉛直方向に垂下し
た操作盤取付部を設け、該取付部の下端部に操作盤を前
記取付部の垂直軸の回りに回転可能に設け、該操作盤に
操作盤位置固定装置を設けてなるものである。
めに、本発明の工作機械の操作盤吊下げ装置は、工作機
械のフレームに立設した支柱部にアームの基端部を回動
可能に支承し、前記アームの先端部に鉛直方向に垂下し
た操作盤取付部を設け、該取付部の下端部に操作盤を前
記取付部の垂直軸の回りに回転可能に設け、該操作盤に
操作盤位置固定装置を設けてなるものである。
【0007】なお上記操作盤位置固定装置は、前記操作
盤取付部の下端の外周に歯車を固定して設け、前記操作
盤に往復動アクチュエーターを設け、該アクチュエータ
ーの往復動部材に前記歯車の歯溝に係脱可能な係止部材
を設けると共に、前記操作盤の把手に前記アクチュエー
ターの往復動部材を前進作動または後退作動させるスイ
ッチを設けた構成とするのが望ましい。
盤取付部の下端の外周に歯車を固定して設け、前記操作
盤に往復動アクチュエーターを設け、該アクチュエータ
ーの往復動部材に前記歯車の歯溝に係脱可能な係止部材
を設けると共に、前記操作盤の把手に前記アクチュエー
ターの往復動部材を前進作動または後退作動させるスイ
ッチを設けた構成とするのが望ましい。
【0008】
【作用】上述のような構成としたので、オペレータが操
作盤から機械に対する指令をキーボードで入力する場
合、操作盤の方向を決めた後に、操作盤位置固定装置で
操作盤を操作盤取付部に対して回転しないようにワンタ
ッチで固定することができる。
作盤から機械に対する指令をキーボードで入力する場
合、操作盤の方向を決めた後に、操作盤位置固定装置で
操作盤を操作盤取付部に対して回転しないようにワンタ
ッチで固定することができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は操作盤吊下装置を設けたプレスブレ
ーキの斜視図である。プレスブレーキ1は上部フレーム
3と下部フレーム5とを備え、上部フレーム3の下方に
取付けられた上型7とラム5の上方に取付けられる下型
(図示省略)との間で板材の折曲げ加工がなされるもの
である。プレスブレーキ本体の側面に固定された制御盤
9には、操作盤吊下装置11を介して操作盤13を、ま
たケーブル15を介してフットペダル装置17が設けら
れている。
て説明する。図1は操作盤吊下装置を設けたプレスブレ
ーキの斜視図である。プレスブレーキ1は上部フレーム
3と下部フレーム5とを備え、上部フレーム3の下方に
取付けられた上型7とラム5の上方に取付けられる下型
(図示省略)との間で板材の折曲げ加工がなされるもの
である。プレスブレーキ本体の側面に固定された制御盤
9には、操作盤吊下装置11を介して操作盤13を、ま
たケーブル15を介してフットペダル装置17が設けら
れている。
【0010】オペレータはプレスブレーキ1の前面に立
って板材の折曲げ作業を行う。本実施例では、ラム5の
移動指令をフットペダル装置17で行い、機械本体の電
源の「入/切」、ラム5の「上限および下限の設定」、
「移動モードの設定」、「移動速度の変更」および「位
置指令」等を操作盤13で行っている。
って板材の折曲げ作業を行う。本実施例では、ラム5の
移動指令をフットペダル装置17で行い、機械本体の電
源の「入/切」、ラム5の「上限および下限の設定」、
「移動モードの設定」、「移動速度の変更」および「位
置指令」等を操作盤13で行っている。
【0011】図2に操作盤吊下装置11の平面図をを示
してある。操作盤吊下装置11は、支柱部19に水平面
内で旋回可能なアーム21を設け、該アームの先端に鉛
直方向に垂下した操作盤取付部23に前記操作盤13を
垂直軸の回りに「回転/固定」可能に設けてある。図2
にアーム21の主な移動位置(A1,A2,A3)を示
してある。操作盤13はアーム21の移動位置(A1,
A2,A3)でその正面がオペレータに対向するように
回転可能であり、また後述の機構により、その位置で容
易に固定することが可能である。
してある。操作盤吊下装置11は、支柱部19に水平面
内で旋回可能なアーム21を設け、該アームの先端に鉛
直方向に垂下した操作盤取付部23に前記操作盤13を
垂直軸の回りに「回転/固定」可能に設けてある。図2
にアーム21の主な移動位置(A1,A2,A3)を示
してある。操作盤13はアーム21の移動位置(A1,
A2,A3)でその正面がオペレータに対向するように
回転可能であり、また後述の機構により、その位置で容
易に固定することが可能である。
【0012】図3は、図1の操作盤吊下装置11の側面
の詳細拡大図であり、操作盤13の部分のみ時計回りに
90度回転させて示してある。また図4は図1の操作盤
13部分のみを拡大して斜視図で示したものである。図
3および図4に示されるように、オペレータが操作盤1
3の移動または回転を片手で容易に行えるように、操作
盤13の両側面に把手(25L,25R)が設けてあ
る。従って、オペレータはアーム21を所望の位置に容
易に旋回させることが可能である。
の詳細拡大図であり、操作盤13の部分のみ時計回りに
90度回転させて示してある。また図4は図1の操作盤
13部分のみを拡大して斜視図で示したものである。図
3および図4に示されるように、オペレータが操作盤1
3の移動または回転を片手で容易に行えるように、操作
盤13の両側面に把手(25L,25R)が設けてあ
る。従って、オペレータはアーム21を所望の位置に容
易に旋回させることが可能である。
【0013】操作盤13は、前記操作盤取付部23の下
端に設けたフランジ部27と、操作盤13との間に介在
させて設けたベアリング29により操作盤取付部23の
軸を中心として回転可能に設けられている。図4によく
示されているように、この操作盤13の上面には、操作
盤位置固定装置30が設けられている。この操作盤位置
固定装置30は、前記操作盤取付部23の下端の外周に
固定された歯車31と、操作盤に設けた往復動アクチュ
エーター33と、該往復動アクチュエーター33の往復
動部材(図示省略)に設けられ前記歯車31の歯溝に係
脱可能な係止部材35と、前記往復動アクチュエーター
33を作動または非作動させる電気的スイッチ37とか
ら構成されている。
端に設けたフランジ部27と、操作盤13との間に介在
させて設けたベアリング29により操作盤取付部23の
軸を中心として回転可能に設けられている。図4によく
示されているように、この操作盤13の上面には、操作
盤位置固定装置30が設けられている。この操作盤位置
固定装置30は、前記操作盤取付部23の下端の外周に
固定された歯車31と、操作盤に設けた往復動アクチュ
エーター33と、該往復動アクチュエーター33の往復
動部材(図示省略)に設けられ前記歯車31の歯溝に係
脱可能な係止部材35と、前記往復動アクチュエーター
33を作動または非作動させる電気的スイッチ37とか
ら構成されている。
【0014】前記往復動アクチュエーター33としてソ
レノイドを用いた本実施例の場合には、このソレノイド
33の往復動部材たる可動鉄心(図示省略)の端部に前
記歯車31の歯溝に係合可能な係止部材35が設けられ
る。往復動アクチュエーター33として流体圧シリンダ
ーを用いた場合には、流体圧シリンダーのピストンロッ
ドに前記係止部材35が設けられる。どちらの往復動ア
クチュエーター33を用いるにしても、この往復動アク
チュエーター33の往復動部材を前進または後退作動さ
せる電気的スイッチ37が前記操作盤13の把手の操作
しやすい位置に設けられる。このスイッチ37をONま
たはOFFにした場合、前記アクチュエーター33がソ
レノイドのときは、例えば可動鉄心が前記歯車の方に前
進または後退し、流体圧シリンダーのときはピストンロ
ッドが前記歯車の方に前進または後退するものである。
レノイドを用いた本実施例の場合には、このソレノイド
33の往復動部材たる可動鉄心(図示省略)の端部に前
記歯車31の歯溝に係合可能な係止部材35が設けられ
る。往復動アクチュエーター33として流体圧シリンダ
ーを用いた場合には、流体圧シリンダーのピストンロッ
ドに前記係止部材35が設けられる。どちらの往復動ア
クチュエーター33を用いるにしても、この往復動アク
チュエーター33の往復動部材を前進または後退作動さ
せる電気的スイッチ37が前記操作盤13の把手の操作
しやすい位置に設けられる。このスイッチ37をONま
たはOFFにした場合、前記アクチュエーター33がソ
レノイドのときは、例えば可動鉄心が前記歯車の方に前
進または後退し、流体圧シリンダーのときはピストンロ
ッドが前記歯車の方に前進または後退するものである。
【0015】なお前記歯車31は、波形の歯または円弧
状の歯を備えた歯車を用いると歯溝と係止部材35との
係合が滑らかになるので都合がよい。また前記係止部材
35には、歯車31の歯溝の形状に滑らかに係合するロ
ーラー状部材またはローラーベアリングなどを使用する
のが望ましい。また前記スイッチ37は一度押すとON
になり、もう一度押すとOFFとなるようなスイッチを
用いるのが望ましい。なおスイッチ37は左右のどちら
の把手に設けてもよいし、両方に設けることも出来る。
また操作盤13の前面には、前記スイッチ37がONで
点灯し、OFFで消灯する表示灯39が設けてある。本
実施例ではこの表示灯として発光ダイオード(LED)
を使用しているが発光ダイオードに限定されるものでは
ない。
状の歯を備えた歯車を用いると歯溝と係止部材35との
係合が滑らかになるので都合がよい。また前記係止部材
35には、歯車31の歯溝の形状に滑らかに係合するロ
ーラー状部材またはローラーベアリングなどを使用する
のが望ましい。また前記スイッチ37は一度押すとON
になり、もう一度押すとOFFとなるようなスイッチを
用いるのが望ましい。なおスイッチ37は左右のどちら
の把手に設けてもよいし、両方に設けることも出来る。
また操作盤13の前面には、前記スイッチ37がONで
点灯し、OFFで消灯する表示灯39が設けてある。本
実施例ではこの表示灯として発光ダイオード(LED)
を使用しているが発光ダイオードに限定されるものでは
ない。
【0016】さらに操作盤吊下装置11の支柱部19
は、前記制御盤9に対して立設固定された外筒41と、
前記アーム21の旋回軸をなす内筒43とで構成し、内
筒43は外筒41に対しドライベアリング45を介して
回転可能になっている。内筒43の外周面には縦方向溝
(図示省略)を適宜の間隔をおいて複数列刻設し、前記
外筒41には、この縦方向溝に対して先端を係脱自在の
ボールプランジャー47が設けられている。なお符号4
9は信号電線の通過する空洞部を示す。
は、前記制御盤9に対して立設固定された外筒41と、
前記アーム21の旋回軸をなす内筒43とで構成し、内
筒43は外筒41に対しドライベアリング45を介して
回転可能になっている。内筒43の外周面には縦方向溝
(図示省略)を適宜の間隔をおいて複数列刻設し、前記
外筒41には、この縦方向溝に対して先端を係脱自在の
ボールプランジャー47が設けられている。なお符号4
9は信号電線の通過する空洞部を示す。
【0017】上記構成において、オペレータが前記操作
盤13の把手(25L,25R)を持って、アーム21
を支柱部19を中心に所望の位置に適宜に旋回させる
と、外筒41と内筒43とが相対的に回動し、任意の位
置の縦方向溝に前記ボールプランジャー47の先端部が
係合し、外筒41と内筒43との相対的な位置的関係は
大きな外力が作用しない限り一定に保持されるものであ
る。次いで操作盤13の正面をオペレータが操作しやす
い方向に回転させた後、操作盤の把手部に設けたスイッ
チ37を押して往復動アクチュエーター33の往復動部
材を前進させれば、歯車31の歯溝部に往復動部材に設
けた係止部材35が突出係合し、操作盤13は、前記操
作盤取付部23の軸心回りの回転が阻止されて、その位
置において固定されることになる。また再度スイッチ3
7を押して往復動アクチュエーター33の往復動部材を
後退させれば、歯車31の歯溝に係合していた係止部材
35は後退して非係合となり操作盤の回転は自由となる
ものである。
盤13の把手(25L,25R)を持って、アーム21
を支柱部19を中心に所望の位置に適宜に旋回させる
と、外筒41と内筒43とが相対的に回動し、任意の位
置の縦方向溝に前記ボールプランジャー47の先端部が
係合し、外筒41と内筒43との相対的な位置的関係は
大きな外力が作用しない限り一定に保持されるものであ
る。次いで操作盤13の正面をオペレータが操作しやす
い方向に回転させた後、操作盤の把手部に設けたスイッ
チ37を押して往復動アクチュエーター33の往復動部
材を前進させれば、歯車31の歯溝部に往復動部材に設
けた係止部材35が突出係合し、操作盤13は、前記操
作盤取付部23の軸心回りの回転が阻止されて、その位
置において固定されることになる。また再度スイッチ3
7を押して往復動アクチュエーター33の往復動部材を
後退させれば、歯車31の歯溝に係合していた係止部材
35は後退して非係合となり操作盤の回転は自由となる
ものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の工作機械の操作盤吊下げ装置は
前記のような構成としたので、オペレータが操作盤から
機械に対する指令をキーボードで入力する場合、キーを
強く押しても操作盤が操作盤取付部に対して回転しない
ように操作盤位置固定装置によりワンタッチで固定する
ことができるので、キーボードからの入力操作が容易と
なり入力操作ミスが生じない。また操作盤の方向を変え
る場合には、操作盤位置固定装置で操作盤の固定を解除
すれば軽い力で回転をさせることができるのでオペレー
タの疲労も少なくなる。
前記のような構成としたので、オペレータが操作盤から
機械に対する指令をキーボードで入力する場合、キーを
強く押しても操作盤が操作盤取付部に対して回転しない
ように操作盤位置固定装置によりワンタッチで固定する
ことができるので、キーボードからの入力操作が容易と
なり入力操作ミスが生じない。また操作盤の方向を変え
る場合には、操作盤位置固定装置で操作盤の固定を解除
すれば軽い力で回転をさせることができるのでオペレー
タの疲労も少なくなる。
【図1】図1は本発明の操作盤吊下装置の実施例をプレ
スブレーキに適用した例である。
スブレーキに適用した例である。
【図2】図2は操作盤吊下装置の平面図で、操作盤吊下
装置のアームの主な移動位置を示してある。
装置のアームの主な移動位置を示してある。
【図3】図3は、図1の操作盤吊下装置の側面の詳細拡
大図であり、操作盤の部分のみ時計回りに90度回転さ
せて示してある。
大図であり、操作盤の部分のみ時計回りに90度回転さ
せて示してある。
【図4】図4は図1の操作盤部分のみを拡大して斜視図
で示したものである。
で示したものである。
1 プレスブレーキ 3 上部フレーム 5 下部フレーム 9 制御盤 11 操作盤吊下装置 13 操作盤 19 支柱部 21 アーム 23 操作盤取付部 30 操作盤位置固定装置 31 歯車 33 往復動アクチュエーター 35 係止部材
Claims (3)
- 【請求項1】 工作機械のフレームに立設した支柱部1
9にアーム21の基端部を回動可能に支承し、前記アー
ム21の先端部に鉛直方向に垂下した操作盤取付部23
を設け、該取付部23の下端部に操作盤13を前記取付
部23の垂直軸の回りに回転可能に設け、該操作盤13
に操作盤位置固定装置30を設けたことを特徴とする工
作機械の操作盤吊下げ装置。 - 【請求項2】 前記操作盤位置固定装置30は、前記操
作盤取付部23の下端の外周に歯車31を固定して設
け、前記操作盤13に往復動アクチュエーター33を設
け、該アクチュエーター33の往復動部材に前記歯車3
1の歯溝に係脱可能な係止部材35を設けると共に、前
記操作盤13の把手に前記アクチュエーター33の往復
動部材を前進作動または後退作動させるスイッチ37を
設けたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の操
作盤吊下げ装置。 - 【請求項3】 前記往復動アクチュエーター33がソレ
ノイドまたは流体圧シリンダーであり、前記歯車31の
歯形は円弧形状または波形であることを特徴とする請求
項2に記載の工作機械の操作盤吊下げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23115994A JPH0890367A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 工作機械の操作盤吊下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23115994A JPH0890367A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 工作機械の操作盤吊下げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890367A true JPH0890367A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16919234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23115994A Pending JPH0890367A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 工作機械の操作盤吊下げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0890367A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009144787A1 (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | 平田機工株式会社 | 生産装置 |
CN101890534A (zh) * | 2010-07-28 | 2010-11-24 | 无锡神冲锻压机床有限公司 | 一种操纵箱可调式剪板机 |
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