JP5091316B2 - 生産装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の処理エリアにおいて所定の処理を施して、機械部品又は電子部品等を生産する生産装置に関し、特に、作業者が全体の処理を監視し又必要に応じて操作し得る操作盤を備えた生産装置に関する。
種々の操作を行うための操作盤は、ボタン式のものからタッチパネル式に移行し、従来の稼動、停止等の機能的な操作以外にも、各種センサや演算装置に関する初期設定又は変更、制御ソフトの入れ替え等を容易に行えるようになり、機機械部品又は電子部品等を生産する生産装置においても、そのような操作盤の適用が図られている。
ところで、従来の生産装置としては、本体フレーム、本体フレームのテーブル上に配置されたプリント基板(ワーク)に電子部品を実装する実装ヘッド、プリント基板の映像をとらえるCCDセンサ、CCDセンサの映像データによりプリント基板の穴位置を計算する演算部、演算部の計算結果に基づき実装位置データに補正を加える(プリント基板を移動させる指令を発する)補正用の操作盤、映像又は計算結果を表示する液晶パネルディスプレイ(モニタ)等を備え、部品の実装という一つの処理を施す電子部品実装機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この生産装置において、操作盤及び液晶パネルディスプレイは、本体フレームの所定位置に固定されているため、作業者が、液晶パネルディスプレイに表示された情報を確認する際又は操作盤の操作を行う際には、操作盤及び液晶パネルディスプレイの前方に移動する必要がある。
また、他の生産装置としては、本体フレーム、本体フレームに設けられた上部テーブル及び下部テーブル、上部テーブルに装着されたパンチ、下部テーブルに装着されたダイ、旋回アームを介して本体フレームに取り付けられた操作盤等を備え、ワークに対して曲げ加工を施す際に、作業者が処理に際して操作盤の押しボタンを操作することができる曲げ加工装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この装置においては、操作盤が旋回アームにより支持されているため、必要に応じて操作盤の向きや位置を調整することはできるものの、その調整範囲は、一つの処理エリアにおける加工処理を確認しつつ操作が行える所定範囲に限定されている。
一方、ワークを複数の処理エリアに順次に搬送し、ワークに対して連続的に複数の処理を施すような生産装置において、上記のような操作盤又はモニタを適用すると、それぞれの処理を施す処理エリアを画定する複数の本体フレームに対して、それぞれ操作盤又はモニタを設ける必要があり、構造が複雑になり、又、全体の処理を一箇所において監視することができず、それぞれの処理エリアに配置される操作盤及びモニタを用いて、必要な操作を行わなければならない。
特開昭63−232500号公報 特開2007−69262号公報
本発明は、上記従来技術の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、低コスト化等を図りつつ、複数の処理エリアにおいて所定の処理を施して、機械部品あるいは電子部品等を生産する生産装置において、特に、作業者が全体の処理を監視することができ、又、必要に応じてそれぞれの処理エリアで不具合の復旧作業及びそのための操作等を円滑に行うことができる操作盤を備えた生産装置に関する。
上記目的を達成する本発明の生産装置は、ワークに対して連続的に複数の処理を施すべく配列された複数の処理ユニットと、ワークを複数の処理ユニットに向けて順次に搬送する搬送ユニットと、複数の処理ユニットにおける全体の稼動及び停止に関する設定及び監視機能又は各々の処理に関する設定及び監視機能をもつ複数のモニタ操作盤と、複数のモニタ操作盤を複数の処理ユニットのそれぞれに向けて移動自在に保持する複数の可動保持機構と、を含む。
この構成によれば、ワークが搬送ユニットにより複数の処理ユニットに向けて順次搬送されると、ワークに対して所定の処理が各々の処理ユニットにおいて施される生産装置において、作業者は、複数のモニタ操作盤の少なくとも一つを主として装置の稼動及び停止等を行う際に用いることができ、他のモニタ操作盤の少なくとも一つを主としてそれぞれの処理ユニットを監視し又処理を調整する(例えば、不具合を生じた際にその復旧作業を行うために調整する)際に用いることができる。このように、複数のモニタ操作盤をその機能に応じて使い分けることで、生産性を向上させることができる。
また、複数のモニタ操作盤が、可動保持機構により複数の処理ユニットに向けてそれぞれ独立して移動され得るため、例えば、一人の作業者が一つのモニタ操作盤を監視しつつ装置全体の稼動状況を確認し、又、他の作業者が他のモニタ操作盤を移動させて個々の処理ユニットを監視して不具合の有無を確認することができ、さらには、一人の作業者が複数のモニタ操作盤を一緒に所定の処理ユニットに移動させて、不具合の復旧作業等を行うことができる。
このように、モニタ操作盤を複数の処理ユニットに向けて移動自在とすることにより、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、機械部品あるいは電子部品等を生産する際に、作業者が全体の処理を監視することができると共に、必要に応じてそれぞれの処理ユニットで生じた不具合の復旧作業及びそのための調整操作等を円滑に行うことができる。
上記構成において、搬送ユニットは、ワークを保持して間欠的に回転する回転テーブルを含み、可動保持機構は、モニタ操作盤を、回転テーブルの周りに配列された複数の処理ユニットに向けて移動自在に保持するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、例えば、インデックス式の回転テーブルにより、ワークがそれぞれの処理ユニットに間欠的に搬送されると、各々の処理ユニットにおいて、ワークに対して所定の処理が施される。
ここで、例えば、一人の作業者が、所定の処理ユニットにおいて、例えば一つのモニタ操作盤により装置を稼動させ又不具合を生じた場合は稼動を停止させることができ、他の作業者が、可動保持機構により他のモニタ操作盤を移動させつつ、それぞれの処理ユニットを監視すると共に不具合が生じた場合にはその処理ユニットにおいて復旧のための調整操作を施すことができる。
上記構成において、搬送ユニットは、ワークを保持して間欠的に搬送するコンベアを含み、可動保持機構は、モニタ操作盤を、コンベアに沿って配列された複数の処理ユニットに向けて移動自在に保持するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、例えば、直線的に搬送するコンベアにより、ワークがそれぞれの処理ユニットに間欠的に搬送されると、各々の処理ユニットにおいて、ワークに対して所定の処理が施される。
ここで、例えば、一人の作業者が、所定の処理ユニットにおいて、例えば一つのモニタ操作盤により装置を稼動させ又不具合を生じた場合は稼動を停止させることができ、他の作業者が、可動保持機構により他のモニタ操作盤を移動させつつ、それぞれの処理ユニットを監視すると共に不具合が生じた場合にはその処理ユニットにおいて復旧のための調整操作を施すことができる。
上記構成において、複数の処理ユニットが載置して固定され,搬送ユニットの下方に配置され得るベースと、ベース上に固定された支持フレームと、支持フレームに固定された複数の支持軸をさらに含み、複数の可動保持機構は、複数の支持軸に対して、それぞれ回動自在に支持されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、ベースに対して、複数の処理ユニット及び支持フレームが固定されかつ支持フレームに固定された複数の支持軸に対してそれぞれ可動保持機構が回動自在に支持された状態で、ベースを搬送ユニットに対して適宜所望の位置に位置付けるこができる。したがって、例えば連続する比較的長い搬送ユニットの所望の位置にベースを位置付けて、ワークに処理を施すことができる。
上記構成において、複数の処理ユニット及び搬送ユニットが載置して固定されたベースと、ベース上に固定された支持フレームと、支持フレームに立設された複数の支持軸をさらに含み、複数の可動保持機構は、複数の支持軸に対して、それぞれ回動自在に支持されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、ベースに対して、複数の処理ユニット及び搬送ユニット並びに支持フレームが固定されかつ支持フレームに固定された複数の支持軸に対してそれぞれ可動保持機構が回動自在に支持された状態で、生産装置が形成される。すなわち、ベースを基準として、構成部品を集約化して、設置面積の省スペース化を達成できる生産装置を得ることができる。
上記構成において、可動保持機構は、支持軸により回動自在に支持された支持側アームと、支持側アームの先端部に回動自在に連結された先端側アームと、先端側アームの先端部に連結されて下方に垂下すると共に下端部にモニタ操作盤を回動自在に保持する垂下アームを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、可動保持機構として、支持側アーム及び先端側アーム並びに垂下アームを含む多関節型アームを構成することができ、支持軸を中心として支持側アームを回動させ、支持側アームの先端部を中心として先端側アームを回動させ、先端側アームの先端部を中心として垂下アームを回動させることで、モニタ操作盤を水平面内の所望の位置にかつ所望の向きに方向付けて位置付けることができる。
上記構成において、支持フレームは、門型フレームを含み、複数の支持軸は、門型フレームの上部に固定されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、支持フレームが門型フレームを含むことにより、ベース上に複数の処理ユニット及び搬送ユニットが載置して固定された状態で、構造の簡素化及び構成部品の集約化を達成しつつ、複数の可動保持機構を旋回自在に支持することができ、モニタ操作盤を、複数の処理ユニットの所望位置に自在に移動させることができる。
上記構成において、複数の支持軸は、互いに高さの異なる位置において、それぞれ支持側アームを回動自在に支持し、支持側アームは、先端側アームよりも長く形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、高い支持軸に支持された可動保持機構は、他の低い支持軸の制約を受けることなく、モニタ操作盤を360度の範囲に亘って自在に旋回移動させることができ、一方、低い支持軸に支持された可動保持機構は、高い支持軸と交差する領域を除いて、モニタ操作盤を往復動自在に旋回移動させることができる。
上記構成において、複数の支持軸は、互いに隣接して平行に配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、構成部品の集約化を達成しつつ、複数の可動保持機構を水平面内において旋回自在に支持することができる。
上記構成において、複数の支持軸は、同軸上に配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、複数の可動保持機構が、お互いに他方の制約を受けずに360度旋回できるように形成することができる。
上記構成をなす生産装置によれば、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、複数の処理エリアにおいて所定の処理を施して機械部品あるいは電子部品等を生産する生産装置において、特に、作業者が全体の処理を監視することができ、又、必要に応じてそれぞれの処理エリア(処理ユニット)で不具合の復旧作業及びそのための操作を円滑に行うことができ、全体としての生産性を向上させることができる。
本発明に係る生産装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示す生産装置の正面図である。 図1に示す生産装置の側面図である。 図1に示す生産装置の内部を模式的に示した平面図である。 図1に示す生産装置に含まれる第1可動保持機構(及び第1モニタ操作盤)及び第2可動保持機構(及び第2モニタ操作盤)を示す平面図である。 図1に示す生産装置において、通常の稼動時における第1モニタ操作盤及び第2モニタ操作盤の状態を示す平面図である。 図1に示す生産装置において、所定の処理エリアで不具合が発生した場合等における第1モニタ操作盤及び第2モニタ操作盤の状態を示す平面図である。 本発明に係る生産装置の他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る生産装置のさらに他の実施形態を示す模式図である。 本発明に係る生産装置のさらに他の実施形態を示す模式図である。
符号の説明
W ワーク
M,M1,M2,M3 作業者
A0 手作業処理エリア
A1,A2,A3,A4,A5,A6 自動処理エリア
10 ベース
20 門型フレーム
21 縦フレーム
22 横フレーム
30 回転テーブル(搬送ユニット)
30´ コンベア(搬送ユニット)
31 回転軸
32 保持移載ユニット
33 載置部
40 処理テーブル
41、42、43、44、45 処理ユニット
46 合格品搬出ライン
47 不合格品搬出ライン
50 カバーケース
51 開口扉
52 作業扉
60 第1多関節型アーム(第1可動保持機構)
61,61´ 第1支持軸
62 第1支持側アーム
63 第1先端側アーム
64 第1垂下アーム
70 第2多関節型アーム(第2可動保持機構)
71 第2支持軸
72 第2支持側アーム
73 第2先端側アーム
74 第2垂下アーム
80 第1モニタ操作盤
81 表示部
82 グリップ部
90 第2モニタ操作盤
91 表示部
92 操作ボタン
93 グリップ部
以下、本発明の最良の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
この生産装置は、図1ないし図4に示すように、略矩形をなすベース10、ベース10上に設けられて上方に伸長する門型フレーム20、ベース10上に設けられた搬送ユニットとしての回転テーブル30、ベース10上において回転テーブル30の周りに配列された複数の処理エリアA0,A1,A2,A3,A4,A5、複数の処理エリアにそれぞれ配置された処理テーブル40、複数の処理エリアに一部(後述する手作業処理エリアA0)を除いて配置された複数の処理ユニット41,42,43,44,45、ベース10上に設けられて全体を覆う略直方体形状のカバーケース50、カバーケース50の上方領域を旋回自在に門型フレーム20に設けられた第1可動保持機構としての第1多関節型アーム60及び第2可動保持機構としての第2多関節型アーム70、第1多関節型アーム60の先端部(下端部)に保持された第1モニタ操作盤80、第2多関節型アーム70の先端部(下端部)に保持された第2モニタ操作盤90等を備えている。
門型フレーム20は、図2及び図3に示すように、ベース10上に固定された4つの縦フレーム21、縦フレーム21の上端部に連結された平板状の横フレーム22等を備えている。そして、横フレーム22は、第1可動保持機構60及び第2可動保持機構70を支持するように形成されている。
回転テーブル30は、図2ないし図4に示すように、回転軸31、ワークWを保持すると共に処理テーブル40との間でワークWの受渡しを行うべく周方向に等間隔で配置された6個の保持移載ユニット32、保持移載ユニット32に隣接して配置されワークWの一部を保持し得る6個の載置部33、回転軸31を所定の角度刻みで間欠的に回転駆動するモータ(不図示)等を備えている。
保持移載ユニット32は、複数の処理エリアA0,A1,A2,A3,A4,A5に配置された処理テーブル40上にワークWを受渡し又処理テーブル40からワークWを受け取るように形成されている。
そして、回転テーブル30は、作業者Mが後述する手作業処理エリアA0の処理テーブル40上に載置したワークWを保持移載ユニット32により持上げて、回転軸31回りに所定の角度(ここでは、略60度)刻みで間欠的に回転することにより、ワークWを後述する複数の自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5に向けて順次に搬送するようになっている。
複数の処理エリアは、図4に示すように、回転テーブル30の周りに順次に配列して画定され、作業者MがワークWに対して手作業により所定の処理を施すべくカバーケース50の外側において画定された手作業処理エリアA0、ワークWに対して自動的に所定の処理を施すべくカバーケース50の内側において画定された5つの自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5を含むように構成されている。
手作業処理エリアA0には、図4に示すように、処理テーブル40等が配置されている。また、手作業処理エリアA0の近傍には、作業者Mが処理テーブル40上に移載するワークWを予め準備して載置する載置テーブル100が配置されている。
そして、手作業処理エリアA0においては、作業者Mが、予め準備されたワークWに対して、例えば、子部品の仮組み付け、冶具のセット等の手作業による処理を施し、この処理が済んだワークWを処理テーブル40上に載置する作業等が行われる。
また、手作業エリアA0においては、作業者Mが、通常の状態において、第1モニタ操作盤80を近傍に位置付けて、装置の稼動を開始する操作又は装置の稼動を停止させる操作を行うと共に、全体の処理状況を監視しつつ、手作業による上記処理が行われる。
自動処理エリアA1には、図4に示すように、処理テーブル40、処理ユニット41等が配置されている。
そして、自動処理エリアA1においては、処理ユニット41により所定の処理、例えば、複数のビジョンセンサ(不図示)等を備えた処理ユニット41により、ワークWの状態が撮像され、その撮像データに基づいてワークWの状態がOKかNGかの検査処理等が自動的に行われる。
自動処理エリアA2には、図4に示すように、処理テーブル40、処理ユニット42等が配置されている。
そして、自動処理エリアA2においては、処理ユニット42により所定の処理、例えば、ワークWに対して仮組付けされた部品の圧入処理、圧入処理が施されたワークWの状態がOKかNGかの検査処理等が自動的に行われる。
自動処理エリアA3には、図4に示すように、処理テーブル40、処理ユニット43等が配置されている。
そして、自動処理エリアA3においては、処理ユニット43により所定の処理、例えば、圧入処理の後に、不要になった冶具を載置部33に移載する移載処理等が自動的に行われる。
自動処理エリアA4には、図4に示すように、処理テーブル40、処理ユニット44等が配置されている。
そして、自動処理エリアA4においては、処理ユニット44により所定の処理、例えば、ワークWに圧入された部品のカシメ処理等が自動的に行われる。
自動処理エリアA5には、図4に示すように、処理テーブル40、処理ユニット45、合格品搬送ライン46、不合格品搬送ライン47等が配置されている。
そして、自動処理エリアA5においては、処理ユニット45により所定の処理、例えば、全ての処理が完了したワークWが合格品(OK)か不合格品(NG)かの判定処理が行われ、合格品は合格品搬送ライン46から搬出され、不合格品が不合格品搬出ライン47から搬出される搬出処理が自動的に行われる。尚、上流側の処理エリアにおいて既に不合格品として判定されたワークWは、自動処理エリアA5において判定処理が行われることなく、不合格品搬出ライン47から搬出される搬出処理が自動的に行われる。
カバーケース50は、図1ないし図3に示すように、外側壁及び天井壁を画定して、回転テーブル30及び自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5を収容して装置全体を覆うように略直方体形状に形成されている。
そして、カバーケース50は、外部から自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5における処理を監視できるように、格子又は網目状あるいはアクリル樹脂板等の外壁部材により形成されている。
また、カバーケース50は、外部に位置する手作業処理エリアA0から内部の自動処理エリアA1に向けて又内部の自動処理エリアA5から外部に位置する手作業処理エリアA0に向けて、保持移載ユニット32及び載置部33の移動を許容するべく自動的に開閉される開口扉51、作業者Mが自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5内の処理ユニット41,42,43,44,45等に所定の調整作業を施すことができるように処理エリア毎に対応して形成された複数の作業扉52等を備えている。
第1多関節型アーム60は、図1ないし図3、図5に示すように、門型フレーム20の横フレーム22の中央から所定量外れた位置(所定位置)に固定されて上下方向に伸長する第1支持軸61、第1支持軸61により回動自在に支持された第1支持側アーム62、第1支持側アーム62の先端部に回動自在に連結された第1先端側アーム63、第1先端側アーム63の先端部に連結されて下方に垂下すると共に下端部に第1モニタ操作盤80を保持する第1垂下アーム64を含むように形成されている。
そして、第1多関節型アーム60は、第1支持軸61を中心として第1支持側アーム62を回動させ、第1支持側アーム62の先端部を中心として第1先端側アーム63を回動させ、第1先端側アーム63の先端部を中心として第1垂下アーム64の下端部に保持された第1モニタ操作盤80を回動させることで、第1モニタ操作盤80を、カバーケース50の外側壁の周りにおいて水平面内の所望の位置に自在に移動させかつ所望の向きに方向付けて位置付けできるように保持している。
第2多関節型アーム70は、図1ないし図3、図5に示すように、門型フレーム20の横フレーム22の中央から所定量外れると共に第1支持軸61に隣接した位置(所定位置)に固定されて上下方向に伸長する第2支持軸71、第2支持軸71により回動自在に支持された第2支持側アーム72、第2支持側アーム72の先端部に回動自在に連結された第2先端側アーム73、第2先端側アーム73の先端部に連結されて下方に垂下すると共に下端部に第2モニタ操作盤90を保持する第2垂下アーム74を含むように形成されている。
そして、第2多関節型アーム70は、第2支持軸71を中心として第2支持側アーム72を回動させ、第2支持側アーム72の先端部を中心として第2先端側アーム73を回動させ、第2先端側アーム73の先端部を中心として第2垂下アーム74の下端部に保持された第2モニタ操作盤90を回動させることで、第2モニタ操作盤90を、カバーケース50の外側壁の周りにおいて水平面内の所望の位置に自在に移動させかつ所望の向きに方向付けて位置付けできるように保持している。
ここで、第1多関節型アーム60と第2多関節型アーム70との関係は、図1及び図2に示すように、第1支持軸61が上下方向において第2支持軸71よりも高くなるように形成されている。また、第1支持側アーム62は、第1先端側アーム63よりも長く形成され、第2支持側アーム72は、第2先端側アーム73よりも長く形成されている。
これにより、第1多関節型アーム60は、図5に示すように、第1支持軸61を中心として、カバーケース50の外側壁の周りにおいて、第1モニタ操作盤80を360度自在に移動させ得るようになっている。また、第2多関節型アーム70は、図5に示すように、第2支持軸71を中心として、カバーケース50の外側壁の周りにおいて、第2モニタ操作盤90を第1多関節型アーム60の第1支持軸61と交差する領域を除いて往復動自在に回転させ得るようになっている。
尚、第1多関節型アーム60と第2多関節型アーム70との関係において、第1支持側アーム62が第2支持側アーム72よりも長く形成されてもよい。この場合、例えば、第2多関節型アーム70の第2先端側アーム73が折り畳まれていると、第1多関節型アーム60は、第2多関節型アーム70の制約を受けることなく360度旋回して、第1モニタ操作盤80を所望の位置に移動させることができる。また、第1支持側アーム62が第2支持側アーム72と同様の長さに形成されてもよい。この場合、例えば、第2多関節型アーム70の第2先端側アーム73が折り畳まれかつ第2先端側アーム63が外側に向けて伸長させられていると、第1多関節型アーム60は、第2多関節型アーム70の制約を受けることなく360度旋回して、第1モニタ操作盤80を所望の位置に移動させることができる。
このように、第1可動保持機構及び第2可動保持機構として、多関節型アーム60,70を採用したことにより、構造の簡素化を達成しつつ、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90をそれぞれ独立して水平面内において自在に移動させて、複数の処理エリアA0,A1,A2,A3,A4,A5のいずれか所望の処理エリアに向けて移動させることができる。
さらに、第1垂下アーム64の下端部と第2垂下アーム74の下端部とは、上下方向において同一の高さに位置するように形成されている。すなわち、第1モニタ操作盤80と第2モニタ操作盤90とが、図2に示すように、上下方向において同一の高さに保持されるようになっている。
このように、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90が同一の高さ(作業者Mの目線近傍)に保持されることにより、作業者Mは、第1モニタ操作盤80と第2モニタ操作盤90の操作性が良くなり、両者を近づけて同時に視認及び操作することも可能になる。
第1モニタ操作盤80は、図1及び図2に示すように、第1多関節型アーム60に保持されており、種々の情報を表示すると共に(初期設定及び変更設定等の)環境設定操作,稼動の開始及び停止の設定操作,情報確認のための操作等が可能なタッチパネル式の表示部81、作業者Mが移動させる際に掴むためのグリップ部82等を備えている。すなわち、第1モニタ操作盤80は、少なくとも装置全体の稼動及び停止に関する設定操作、装置全体の稼動状況を監視する機能をもつように構成されている。
そして、作業者Mは、この生産装置において、第1モニタ操作盤80を、主として装置の稼動及び停止等を行う際に操作することができるようになっている。
第2モニタ操作盤90は、図1及び図2に示すように、第2多関節型アーム70に保持されており、種々の情報を表示すると共に各々の処理ユニット41,42,43,44,45等に関する種々の設定操作及び確認操作が可能なタッチパネル式の表示部91、同様に設定操作等が可能な操作ボタン92、作業者Mが移動させる際に掴むためのグリップ部93等を備えている。すなわち、第2モニタ操作盤90は、少なくとも各々の処理に関する設定及び監視機能をもつように構成されている。
そして、作業者Mは、第2モニタ操作盤90を、主としてそれぞれの自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5を監視し又処理を調整(例えば、不具合を生じた際にその復旧作業を行うための調整)する際に操作することができるようになっている。
このように、二つのモニタ操作盤80,90をその機能に応じて使い分けることで、生産性を向上させることができる。
また、第1モニタ操作盤80が第1多関節型アーム60により複数の処理エリアA0〜A5に向けて移動自在であり、第2モニタ操作盤90が第2多関節型アーム70により複数の処理エリアA0,A1,A2,A3,A4,A5に向けて移動自在、すなわち、二つのモニタ操作盤80,90が複数の処理エリアA0,A1,A2,A3,A4,A5に向けてそれぞれ独立して移動自在であるため、図6に示すように、例えば、一人の作業者M1が第1モニタ操作盤80を監視しつつ装置全体の稼動状況を確認し、又、他の作業者M2が第2モニタ操作盤90を移動させて各々の自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5を監視して不具合の有無を確認することができ、さらには、図7に示すように、一人の作業者M3が第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90を一緒に所定の自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5に移動させて、不具合の復旧作業等を行うことができる。
また、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90は、ワークWの処理に関する階層分けされた同一の情報を共有すると共に、一方から他方にアクセスして他方の処理に関する情報を設定又は変更可能に接続されている。
例えば、第2モニタ操作盤90において設定操作を行うことにより、第1モニタ操作盤80における設定情報の変更等を行うことができ、又、第1モニタ操作盤80において設定操作を行うことにより、第2モニタ操作盤90における設定情報の変更等を行うことができるようになっている。
これによれば、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90が、お互いに他方の機能を兼ね備える場合と同様の構成となるため、両方に関係する種々の設定変更等の操作を、一度に行うことができ、それ故に、設定操作をより円滑に効率よく行うことができる。
ここで、第1モニタ操作盤80と第2モニタ操作盤90とは、優先権の設定が可能であり、例えば、第1モニタ操作盤80が可動の停止を指示している間、第2モニタ操作盤90から稼動指令を行うことができない等の設定が可能である。
上記構成をなす生産装置においては、作業者Mは、第1モニタ操作盤80を手作業処理エリアA0の近傍に停止させて、装置を稼動させると共に全体の処理を監視することができ、一方、いずれかの自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5において不具合が発生した場合には、第1モニタ操作盤80により停止操作を行うと共に、第2モニタ操作盤90をその処理エリアまで移動させて、その処理エリアでの状況を確認しつつ、第2モニタ操作盤90により復旧のための所定の調整操作を施すことができる。
また、通常の稼動状態においては、他の作業者Mが、第2モニタ操作盤90をそれぞれの自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5に移動させつつ、それぞれの自動処理エリアにおける処理状況を監視することができ、不具合が生じた場合には即座に停止及び復旧のための調整操作を施すことができる。
このように、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90を複数の処理エリアA0,A,A2,A3,A4,A5に向けて移動自在とすることにより、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、機械部品あるいは電子部品等を生産する生産装置において、作業者が全体の処理を監視することができると共に、必要に応じてそれぞれの自動処理エリアで生じた不具合の復旧作業及びそのための調整操作等を円滑に行うことができる。
次に、上記生産装置の初期設定作業、稼動時及び不具合発生時の処理作業等について、図6及び図7を参照しつつ説明する。
先ず、第1モニタ操作盤80を手作業処理エリアA0の近傍に位置付けて、一人の作業者M1が、生産を開始するべくワークWに対して所定の処理作業を行い、そのワークWを処理テーブル40に移載する移載作業を行う。
一方、他の作業者M2が、第2モニタ操作盤90を自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5に順次に移動させて、各自動処理エリアにおける処理ユニット41,42,43,44,45に関する初期設定を行う。
上記設定作業が完了すると、手作業処理エリアA0の作業者M1が第1モニタ操作盤80を操作して装置を稼動させる。と同時に、他の作業者M2は、第2モニタ操作盤90と一緒にカバーケース50の外側壁に沿って移動しながら、それぞれの自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5における処理状況を確認して、最適な稼動状態となるように、必要に応じて各々の処理ユニット41,42,43,44,45の設定情報を調整する調整操作を行う。
そして、全ての調整作業が完了すると、図6に示すように、一人の作業者M1が、手作業処理エリアA0において、第1モニタ操作盤80により装置全体の稼動状況を適宜確認しながら、ワークWを搬入する作業を行い、他の作業者M2が第2モニタ操作盤90を移動させて各々の自動処理エリアA1,A2,A3,A4,A5を順次に監視して不具合の有無を確認する。
ここで、いずれかの自動処理エリアにおいて不具合が発生した場合は、手作業エリアA0の作業者M1が第1モニタ操作盤80を操作して稼動を停止させ、他の作業者M2が第2モニタ操作盤90を操作して、その不具合の復旧作業を行う。
尚、図7に示すように、一人の作業者M3が、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90を一緒に不具合の発生した自動処理エリアに移動させて、不具合の復旧作業を行った後に、その自動処理エリアにおいて装置を稼動させて、復旧作業後の稼動状況(処理状況)を確認するようにしてもよい。
そして、復旧作業が完了すると、再び図6に示す状態に戻り、一人の作業者M1が第1モニタ操作盤80を操作して装置の稼動を再開させ、他の作業者M2が自動処理エリア全体の監視を続行する。
尚、この手順は一例であって、作業者Mはその他の手法により設定作業、監視作業等を行ってもよい。
図8は、本発明に係る生産装置の他の実施形態を示す正面図である。この実施形態においては、第1多関節型アーム60の第1支持軸61と第2多関節型アーム70の第2支持軸7とを同軸上に配置した以外は、前述の実施形態と同一の構成であるため、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態においては、図8に示すように、第2多関節型アーム70の第2支持軸71と同軸上に第1多関節型アーム60の第1支持軸61´が配置されている。
これによれば、第1先端側アーム63と第2先端側アーム73とが衝突しないように両者又は一方を屈曲させた状態で、第1多関節型アーム60を旋回させるだけで、第1モニタ操作盤80を360度回転させることが可能な構成とすることができ、又、第2多関節型アーム70を旋回させるだけで、第2モニタ操作盤90を360度回転させることが可能な構成とすることができる。
この生産装置によれば、第1多関節型アーム60及び第2多関節型アーム70がお互いに他方の制約を受けずに自在に旋回可能となり、第1モニタ操作盤80及び第2モニタ操作盤90をそれぞれ、より自在に所望の位置に移動させることができ、又、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、複数の処理エリアにおいて所定の処理を施して機械部品あるいは電子部品等を生産する際に、作業者が全体の処理を監視することができ、必要に応じてそれぞれの自動処理エリアで不具合の復旧作業及びそのための操作を円滑に行うことができ、全体としての生産性を向上させることができる。
図9A及び図9Bは、本発明に係る生産装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。この実施形態における生産装置は、前述の回転テーブル30に替えて、直線的にワークWを搬送するコンベア30´を採用した以外は、前述同様に、ベース10、門型フレーム20、コンベア30´に沿って配列されてそれぞれ処理ユニットを含む複数の処理エリアA1,A2,A3,A4,A5,A6、第1可動保持機構としての第1多関節型アーム60、第2可動保持機構としての第2多関節型アーム70、第1モニタ操作盤80、第2モニタ操作盤90等を備えている。尚、門型フレーム20に替えて、支柱が設けられてもよい。
この実施形態において、コンベア30´は、平行に二つ配置され、図9Aに示す装置においては同一方向にワークWを搬送し、図9Bに示す装置においては逆向きにワークWを搬送するようになっている。
この生産装置によれば、前述同様に、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、複数の自動処理エリアにおいて所定の処理を施して機械部品あるいは電子部品等を生産する際に、作業者が全体の処理を監視することができ、必要に応じてそれぞれの自動処理エリアで不具合の復旧作業及びそのための操作を円滑に行うことができ、全体としての生産性を向上させることができる。
上記実施形態においては、複数の処理エリアとして6個の処理エリアを示したが、これに限定されるものではなく、5個以下又は7個以上の処理エリアを含む生産装置において、本発明を採用してもよい。
上記実施形態においては、第1可動保持機構及び第2可動保持機構として、多関節型アームを採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、三軸サスペンションアームを採用してもよく、あるいは、モニタ操作盤を三次元的に移動させるその他の可動保持機構を採用してもよい。
上記実施形態においては、第1可動保持機構及び第2可動保持機構(第1多関節型アーム60、第2多関節型アーム70)が、その先端部においてモニタ操作盤80,90のみを保持する場合を示したが、これに限定されるものではなく、モニタ操作盤80,90に加えてコンセント、LAN等のユーティリティ機能を持たせてもよく、又、携帯型のノートパソコン等をモニタ操作盤として保持させてもよい。
上記実施形態においては、第1多関節型アーム60と第2多関節型アーム70との関係において、第1支持軸61を第2支持軸71よりも高く形成した場合を示したが、これに限定されるのではなく、逆に第2支持軸71を第1支持軸61よりも高く形成する構成を採用してもよい。この場合、第2多関節型アーム70により保持された第2モニタ操作盤90を360度自在に回転させることができる。
以上述べたように、本発明の生産装置は、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、複数の処理エリアにおいて所定の処理を施して機械部品あるいは電子部品等を生産する際に、作業者が全体の処理を監視することができ、必要に応じてそれぞれの処理エリアで不具合の復旧作業及びそのための操作を円滑に行うことができるため、機械部品、電子部品等を取り扱う生産分野において利用できるのは勿論のこと、その他の部品、製品等を取り扱う他の生産分野においても有用である。

Claims (10)

  1. ワークに対して連続的に複数の処理を施すべく配列された複数の処理ユニットと、
    ワークを前記複数の処理ユニットに向けて順次に搬送する搬送ユニットと、
    前記複数の処理ユニットにおける全体の稼動及び停止に関する設定及び監視機能又は各々の処理に関する設定及び監視機能をもつ複数のモニタ操作盤と、
    前記複数のモニタ操作盤を前記複数の処理ユニットのそれぞれに向けて移動自在に保持する複数の可動保持機構と、
    を含む、生産装置。
  2. 前記搬送ユニットは、ワークを保持して間欠的に回転する回転テーブルを含み、
    前記可動保持機構は、前記モニタ操作盤を、前記回転テーブルの周りに配列された前記複数の処理ユニットに向けて移動自在に保持するように形成されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の生産装置。
  3. 前記搬送ユニットは、ワークを保持して間欠的に搬送するコンベアを含み、
    前記可動保持機構は、前記モニタ操作盤を、前記コンベアに沿って配列された前記複数の処理ユニットに向けて移動自在に保持するように形成されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の生産装置。
  4. 前記複数の処理ユニットが載置して固定され,前記搬送ユニットの下方に配置され得るベースと、
    前記ベース上に固定された支持フレームと、
    前記支持フレームに固定された複数の支持軸をさらに含み、
    前記複数の可動保持機構は、前記複数の支持軸に対して、それぞれ回動自在に支持されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の生産装置。
  5. 前記複数の処理ユニット及び前記搬送ユニットが載置して固定されたベースと、
    前記ベース上に固定された支持フレームと、
    前記支持フレームに立設された複数の支持軸をさらに含み、
    前記複数の可動保持機構は、前記複数の支持軸に対して、それぞれ回動自在に支持されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の生産装置。
  6. 前記可動保持機構は、前記支持軸により回動自在に支持された支持側アームと、前記支持側アームの先端部に回動自在に連結された先端側アームと、前記先端側アームの先端部に連結されて下方に垂下すると共に下端部に前記モニタ操作盤を回動自在に保持する垂下アームを含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の生産装置。
  7. 前記支持フレームは、門型フレームを含み、
    前記複数の支持軸は、前記門型フレームの上部に固定されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の生産装置。
  8. 前記複数の支持軸は、互いに高さの異なる位置において、それぞれ前記支持側アームを回動自在に支持し、
    前記支持側アームは、前記先端側アームよりも長く形成されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の生産装置。
  9. 前記複数の支持軸は、互いに隣接して平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の生産装置。
  10. 前記複数の支持軸は、同軸上に配置されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の生産装置。
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