JPH07185979A - クランプ装置 - Google Patents
クランプ装置Info
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- JPH07185979A JPH07185979A JP6217977A JP21797794A JPH07185979A JP H07185979 A JPH07185979 A JP H07185979A JP 6217977 A JP6217977 A JP 6217977A JP 21797794 A JP21797794 A JP 21797794A JP H07185979 A JPH07185979 A JP H07185979A
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B5/00—Clamps
- B25B5/06—Arrangements for positively actuating jaws
- B25B5/10—Arrangements for positively actuating jaws using screws
- B25B5/104—Arrangements for positively actuating jaws using screws with one screw and one clamping lever and one fulcrum element
- B25B5/108—Arrangements for positively actuating jaws using screws with one screw and one clamping lever and one fulcrum element the screw contacting one of the ends of the lever
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
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-
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Abstract
って機械テーブルにワークを固定するクランプ装置の、
支持面への固定および開放を容易にする。 【構成】 機械テーブル38にワーク36を固定するク
ランプ装置であって、クランプエレメント16を回動さ
せることができるクランプスピンドル46を内設する。
固定エレメント104は、ケーシング10が支持面10
2から開放されることが可能である第1位置から、固定
クランプ力が作用することによって、ケーシング10を
支持面102上に固定する第2位置へ、移動可能であ
る。
Description
上にクランプするための装置に関する。
ーシングを固定し、ケーシングから突き出たクランプア
ームによって機械テーブルにワークを固定することがで
きるクランプ装置は、例えばドイツ実用新案登録G92
11624.4号公報から知ることができる。このよう
なクランプ装置に於いては、固定エレメントがスクリュ
ーであり、クランプアームが前面にあるため、側面から
しかケーシングに接近することができず、ケーシングを
機械テーブルに固定する作業が極めて面倒である。
ある課題は、この種のクランプ装置を改善することによ
り、ケーシングの支持面への固定および開放を容易にし
たクランプ装置を提供することにある。
べたクランプ装置に於いては、ケーシングに支持される
固定クランプ部分が設けられ、該固定クランプ部分がケ
ーシングの固定のために、ケーシングに相対的にある位
置から別の位置へ動かすことが出来ること、第1の位置
ではケーシングは支持面から開放されることが可能なこ
とおよび第2の位置では固定クランプの部分が固定エレ
メントに作用することによって、固定クランプ力でケー
シングを支持面に固定できることで解決される。
発明は以下のような構成とした。すなわち、本発明のク
ランプ装置は、固定エレメントにより支持体の支持面に
固定することができるケーシング、ケーシングから突き
出たクランプアームを持ち、ケーシングに対して相対的
に回動可能なクランプエレメントおよびケーシング内に
回転可能に支持され、クランプエレメントを回動させる
ことができるクランプスピンドルを内設するクランプ装
置に於いて、ケーシングに支持されている固定クランプ
部分が設けられ、該固定クランプ部分は、ケーシングを
固定するために、ケーシングに相対的に、ケーシングが
支持面から開放されることが可能である第1位置から、
固定クランプ部分は、固定エレメントに固定クランプ力
が作用することによって、ケーシングを支持面上に固定
する第2位置へ、移動可能であることを特徴としてい
る。以下、具体例を挙げつつ本発明について詳細に説明
する。
直接的な固定エレメントの操作を必要とせず、位置決め
部分を操作するだけでよいため、接近性のみならず操作
に必要な力の点でも操作を極めて楽にし得ることにあ
る。
ング、固定エレメントおよび支持体が互いにクランプし
合うときの位置決め部品の作用は特に有利である。第2
位置での、固定クランプ部分の支持面から離れる方向の
固定クランプ力が、固定エレメントに作用するときに
は、ケーシングの支持面への確実な固定が可能である。
は、任意の方法で固定エレメントに作用することが出来
る。ただし固定クランプ部分が固定エレメントの頭部に
作用するときには特に有利だある。なぜならば、この場
合には固定クランプ部分は、構造的に簡単に設計できる
からである。
クランプ部分は頭部を下から把持し、かつケーシングの
底部から離す方向に力が作用する。これにより、固定エ
レメント、ケーシング、ならびに支持体の相互間のクラ
ンプを特に簡単な方法で行うことが出来る。
定クランプ部分のケーシング自身における配置およびそ
れ自体の支持法は限定されておらず、固定クランプ部分
のケーシング内での支持にはあらゆる方法が考えられ
る。固定クランプ部分がケーシングの底部上で支持され
るときには、構造的に特に簡単であることが証明されて
いる。
従来から詳述された記載はない。例えば、ある有利な実
施例では、固定クランプ部分が傾動可能な固定クランプ
レバーを包含し、かつこのレバー末端部分により固定エ
レメントに力を働かせる如く設計されている。例えば、
傾動し得るレバーは、単一アームレバーの形を持ち、か
つその傾動軸とは反対の端で固定エレメントに力を及ぼ
すことが出来る。
その操作の点で特に有利である。この場合には、例えば
槓杆は第2の位置では第1脚により固定エレメントに作
用し、かつ第2脚に外力を受けることが可能である。
に固定クランプ部分と固定エレメントとの間に少なから
ぬ遊びのある場合でも、常にほぼ同様の力を固定エレメ
ントに作用させることを可能にするには、固定クランプ
部分が弾性のある蓄力手段を包含することが特に有利で
ある。
から応力の作用する状態に容易に移れるように設計され
ている。例えば、この場合に固定クランプ部分の第1位
置では蓄力手段は応力のない状態であり、第2位置では
応力の作用する状態となる。
ることも考えられる。特に固定クランプ部分は弾性蓄力
手段が応力として作用する状態では、固定クランプ力が
固定エレメントに作用するように設計されている。
は、弾性蓄力手段は固定クランプレバーを一体化するこ
とにある。この場合には、固定クランプレバーまたは槓
杆は、スプリングレバーまたはスプリング板であり、従
ってレバーのみならず弾性蓄力手段の機能を合わせ持つ
ことが可能である。この場合には、スプリングレバーま
たはスプリング板は専用の加圧領域に力を作用させるこ
とにより、応力の作用する状態にすることが出来る。
は、上記の実施例では詳述していないが、固定クランプ
部分がケーシングの前部以外の領域から操作できるとき
には特に有利であり、その操作は容易となる。なぜなら
ば、特にケーシングの前部はワークの近傍にあり、クラ
ンプアームの作動領域になるため、操作が困難になるか
らである。
ら操作できるときに好都合であることが実証されてい
る。特にケーシングの後ろの部分は、前の部分のワーク
側の領域とは異なり汚れるなどの不都合がないからであ
る。ケーシングの後ろの部分が、前側のワークおよび場
合によっては他のクランプ装置に近い領域よりも、容易
に接近できることにも利点が見いだされる。
後ろの側壁部分から行うこともできる。或いはこれに代
わって、固定クランプ部分がケーシングの上側から操作
できるときも有利である。
ドルによるかまたはクランプスピンドルの操作に必要な
エレメントにより固定クランプ部分を第1の位置から第
2の位置へ移すことができる。
よる操作は、クランプスピンドルの回転運動により行う
かまたはクランプスピンドルと噛み合うエレメントによ
って可能である。ただし固定クランプ部分が、ケーシン
グに相対的なクランプスピンドルの軸方向の摺動によ
り、第1の位置から第2の位置へ移すことができる時に
は特に有利である。この方法はクランプエレメントの運
動のために直接必要ではない固定クランプ部分の操作の
ためのクランプスピンドルの作動形態を利用する。クラ
ンプスピンドルの軸方向の摺動を固定クランプ部分に伝
達する方法が考えられる。
的に設けられているクランプスピンドルの軸方向軸受け
により第1の位置から第2の位置へ移すことができ、か
つこの場合には軸方向軸受けは固定クランプレバーまた
は槓杆の形態の固定クランプ部分に力を作用せしめる時
には有利であることが実証されている。
めて多様な方法により果たすことができる。例えば、こ
れは軸方向に摺動可能なクランプスピンドルの場合に
は、クランプアームを手で操作することによりクランプ
スピンドルを軸方向に摺動させることも可能である。
設ける場合に特に望ましい、固定クランプ部分を第1の
位置から第2の位置へ移す力を特に大きくすることによ
り固定クランプ部分がクランプエレメントの運動を阻止
しつつクランプスピンドルを摺動することにより、第2
位置へ移すことが可能となる。クランプエレメントのこ
のような運動の阻止は、クランプエレメントがワークま
たは機械テーブルを加圧するかまたはクランプエレメン
トが、例えばケーシングに設けられているストッパーに
向かって移動することにより果たすことができる。
分の第1の位置から第2の位置への移行方向について記
載したが、ケーシングを支持面に対して確実に固定する
ためには、固定クランプ部分を第2位置に保持する方法
について特に限定しない。しかし、固定クランプ部分が
第2位置において、保持エレメントにより固定されると
きには特に有利である。
しては、例えば力により働くロック作用を利用すること
ができる。本発明によるクランプ装置においては、固定
クランプ部分が第2の位置において、保持エレメントに
よるロック作用を用いて固定できるときにはさらに有利
である。
とができる。例えば保持エレメントは第2位置におい
て、固定クランプ部分をブロックするボルトとすること
が可能であるが、保持エレメントがノッチエレメントと
して設計されているときに特に望ましい。この場合、ノ
ッチエレメントがその嵌入位置において固定クランプ部
分のノッチ面に、ノッチエレメントに設けられた保持面
を以て接触させることができる。
に移行して、その位置に留まることを可能にするため
に、特にノッチエレメントはその嵌入位置の方向への力
を与えられることが望ましい。この場合には、ノッチエ
レメントをその嵌入位置から外すことができる操作エレ
メントを備えていることが望ましい。
いが、保持エレメントが問題なく操作されるためには、
それがケーシングの後部領域に設けられていることが特
に有利である。保持エレメントがケーシングの後ろ側に
設けられていて、ここから操作することができることが
望ましい。
たは槓杆を設ける代わりに、別の好ましい実施例とし
て、固定クランプ部分がケーシングの中で摺動し得る状
態で支持されている楔エレメントを用いることもでき
る。この楔エレメントは、特に固定エレメントに支持面
から離れる方向の力を作用せしめるために、底部の楔面
上を摺動する。この楔エレメントの操作を簡単にするた
めに、特にケーシングにはスピンドルが支持されてい
て、かつこのスピンドルを用いることにより、楔エレメ
ントは第1位置から第2位置へ、また場合によりその逆
の方向にも摺動することができる。
定し得る好ましい実施例では、スピンドルがクランプス
ピンドルの軸方向軸受けの脚部に支持されている。この
脚部は、クランプスピンドルの軸方向軸受けと共に、公
知の方法におけると同様に、ケーシングの上側から挿入
することができる。
においても、クランプエレメントはケーシングに対して
軸心の周りに回動可能であることが望ましく、さらにク
ランプエレメントがケーシングにおける軸の周りに回転
可能な如く支持されている軸受け部分と、これとは間隔
を隔てたクランプアームを持つことが望ましい。クラン
プアームの軸受け部分に歯付きリムを設け、クランプス
ピンドルのネジ溝と噛み合わせることも可能である。本
発明によるクランプ装置の特徴および長所は、下記のい
くつかの実施例の図面から、さらに詳細に知ることがで
きる。
プ装置の第1実施例は、その全体を10で示されている
ケーシングを持ち、ケーシング10には、底部12およ
び底部12から互いに間隔を隔てて立ち上がっている2
つの側壁14,14が設けられている。このクランプ装
置には、2つの側壁14,14の間に、その全体を16
で示されているクランプエレメントが軸18の回りに回
転可能に支持されており、さらに、2つの側壁14,1
4の間の終端部陥凹80には、その全体が46で示され
るクランプスピンドルがほぼ垂直方向に内設されてい
る。
部20を持ち、前方にはケーシング10の外に伸びるク
ランプアーム30、後方には歯付きリム40が設けられ
ている。軸受け部20は円筒形の貫通部22を持ってお
り、この貫通部22を貫通し、両末端28,28が両側
壁14,14に固定された円柱軸26の回りに回転可能
に支持されている。
プ面34を備えており、クランプアーム30のクランプ
方向180の回転加圧により機械テーブル38上のワー
ク36を固定することができる。歯付きリム40は、歯
42の一部が前記クランプスピンドル46のネジ溝44
と噛み合っている。
ルベアリング50および下方のラジアルおよびアキシャ
ルベアリング52により、スピンドル軸48の周りに回
転可能に支持されている。ラジアルおよびアキシャルベ
アリング52は、器状のベアリングブッシュ54を持
ち、この中にクランプスピンドル46の下端56が嵌入
している。
60を備えており、このリングをクランプスピンドル4
6のステーボルト62が貫通している。ステーボルト6
2の上端はケーシング10の上に突き出ており、上面に
はレンチ用の6角形の陥凹64を設けることができる。
部端103の側壁14,14をその上端70において結
合するブリッジ72を備えているため、底部12および
両側壁14,14で囲まれた空間74が形成され、この
空間は上方76と前方78とが開放されている。
48と平行に陥凹80が走行し、その陥凹面82は図3
において破線で示した円形面84と同じ部分面である。
両方の陥凹80は、ベアリングブッシュ54の円形の外
側面86を、スピンドル軸48の方向に摺動可能な如く
支持している。また両方の陥凹80は、ブリッジ72を
通って穿孔88の中に開口しており、穿孔面90は円形
面84の延長部に相当する。穿孔88に挿入された軸受
けリング60は、穿孔面90と締まりバメの状態になっ
ており、従ってスピンドル軸48の方向には摺動不可の
如く支持されている。
は、ステーボルト62が軸受けリング60の内面を軸方
向に摺動でき、かつラジアルおよびアキシャルベアリン
グ52が陥凹80の中で軸方向に摺動できることによ
り、スピンドル軸48の方向に摺動が可能である。
領域105において、固定エレメント104により機械
テーブル38の支持面102に固定することができる。
すなわち、固定エレメント104は、頭部108を持つ
スクリュウ106で、頭部からネジセクション110が
延び、スライディングブロック112にねじ込まれてお
り、スライディングブロック112は機械テーブル38
の溝の中に移動可能な如く挿入することが出来る。ま
た、底部下面100の前部領域105には、前方に開い
たU字型の切り欠き114があり、前記固定エレメント
104のネジセクション110がこの切り欠き114に
抱かれる形で貫通可能である。
は、固定クランプ作用の一部役割を受け持つスプリング
板120が設けられている。スプリング板120は、底
部のほぼ中央に軸心18とほぼ平行に設けられた傾動軸
122の周りで傾動可能であり、第1脚124と第2脚
126とを備えている。
延び、前端は2つのフォーク状フィンガー128,12
8を持ち、前記切り欠き114と同型で重ね合わすこと
が出来る切り欠き130を形成している。
延び、末端付近にある加圧部分136はベアリングブッ
シュ54の底面134を下から押し上げている。またこ
の加圧部分は、両側の側壁14,14方向に側辺翼13
8,138を備えており、この翼部はそれぞれ側方の陥
凹80,80の中に嵌入することにより、スプリング板
120は底部上面118と並行な移動を阻止されてい
る。さらに第2脚126の末端にはノッチ面140が設
けられ、ノッチ面140の下方には、底部12に設けら
れた陥凹176の中に補助スプリング174を備えてお
り、常に第2脚126を押し上げるように作用してい
る。このノッチ面140はノッチトング146の保持面
144の下に押し下げて移すことができ、その時は保持
面144はノッチ面140の上に当たることになる。
で示されているノッチ板(図2)の下方の脚である。ノ
ッチ板148は、ケーシング10の後ろ面中央に上下に
細長い形で設けられ、ほぼ中央に水平に設けられた傾動
軸150の周りで傾動可能であり、下方のノッチトング
146の他に上方に延びる作動脚152を備えている。
上にかぶさる方向の力を与えるため、ノッチ板148
は、図2のように、傾動軸の両端部分に、僅かに捻れを
持つトーションウエブ158と、ノッチ板148を側壁
14,14に固定する保持翼160とを備えている。ま
た、ノッチ板148の上方に、作動脚152を押すため
の加圧片154が設けられ、ケーシング10にフレキシ
ブルな状態で支持されている。加圧片154を押すこと
によって、ノッチトング146の保持面144をノッチ
面140から開放することが出来る。
脚126との成す角度が180度以下であるから、図4
に示された位置(第1位置)では、第1脚124はその
下面170が底部表面118に接しているのに対して、
第2脚126はその下面172が底部表面118と鋭角
を成して離れている。第2脚126の末端のノッチ面1
40の下方には、底部12に設けられた陥凹176の中
に補助スプリング174を備えており、常に第2脚12
6を押し上げ、第1位置を保持するように作用してい
る。
ベアリングブッシュ54はその加圧面134が第2脚1
26の加圧部136の上に乗るが、この第1位置を維持
するためには、クランプスピンドル46に底部12への
反力182が生じていないこと、例えば、クランプアー
ム30がワーク36を押しつけないなど、が必要であ
る。
は頭部108が第1脚124のフィンガー128に緩や
かに重なり、よってケーシング10はU字型の切り欠き
114および130を、ネジセクション110から脱着
できるように設計されているのである。
ンプエレメント16がクランプアーム30にてワーク3
6を加圧し抵抗が生じると、反力182がクランプスピ
ンドル46に作用し、クランプスピンドルをベアリング
ブッシュ54と共に底部12の方向に下降させるため、
ベアリングブッシュ54はその下側の加圧面134で第
2脚126の上面178を押し、下面172が底部12
の表面118に重なるまで第2脚126を下方に押し下
げる。
で示される第2位置に変わる。この第2位置では、第1
脚124はその下面170を上面118から離し、その
頭部108を下から抱いているフィンガー128,12
8にて頭部108の下面184を押し上げるため、固定
エレメント104は全体が固定クランプ力186を生
じ、そのクランプ力は支持面102から離れる方向に働
く。第1脚124の、底部12の上面118から離れる
方向の力は、第2脚126の、底部12の上面118へ
の方向の力よりも小さいため、第2位置のスプリング板
120は応力状態下にあり、かつ弾性蓄力手段として作
用し、固定エレメント104の頭部108の方向に力を
貯めている。
の部分において底部12の上面118に支持されること
により、スプリング板120による頭部108の押し上
げに抗して、底部12は支持面102の方向の力を受け
るため、底部12はその底面100を以て支持面102
に押しつけられる。
いてはケーシング10は機械テーブル38に対して、ま
た固定エレメント104はケーシング10に対してのみ
ならず、機械テーブル38に対してもクランプされ、よ
ってケーシング10全体が確実に機械テーブル38上に
固定される。
チトング146は第2脚126の末端142に接してお
り、この場合には第2脚126は自由に動くことができ
る。しかし、ノッチトング146はトーションウエブ1
58の捻れにより末端142に接触を保つ。スプリング
板120が第2位置に移行するときには、第2脚126
はノッチトング146に沿って下方へ移動して保持面1
44がノッチ面140の上に乗り、第2脚126の第1
位置へ戻ることを阻止している。ノッチトング146は
そのノッチ位置に於いては、スプリング板120をその
ノッチ作用を用いて第2位置に確実に保持するために、
ケーシング10もまた機械テーブル38に対して確実に
固定された状態に保たれる。
ッチ作用は、加圧片154を押すことによって解除され
る。この作用は、加圧片154が作動脚152を押し、
トーションウエブ158による力に抗して、ノッチトン
グ146がケーシング10の後ろ側132の方向に振
れ、保持面144がノッチ面140の上を後ろ端142
の方向にスライドし、従って第2脚126は圧縮スプリ
ング174に押し上げられて第1位置へ戻ることが可能
となる。
方法について説明する。ケーシング10を機械テーブル
38の固定すべき位置に置き、スプリング板120を第
1位置(図1および図4)にしたのち、まず固定エレメ
ント104をU字型切り欠き114および130の中に
挿入し、ネジセクション110を機械テーブル38の溝
の中にあるスライディングブロック112に緩んだ状態
でねじ込む。次にクランプスピンドル46をまわすと、
加圧部136が加圧面134に押されて下降し、第2脚
126の下面178が底部表面118に重なるまで下方
に押しつけられる。ノッチトング146の保持面144
は自動的にノッチ面140の上に乗り、スプリング板1
20は図5に示される第2位置へ移行する。この第2位
置の状態でスプリング板120はケーシング10および
固定エレメント104と共に機械テーブル38に固定す
ることができる。また、クランプスピンドル46は開放
され、クランプエレメント16を自由に回動させること
ができる。ケーシング10は、この時点では機械テーブ
ル38および固定エレメント104に相対的に固定され
たままである。従って機械テーブル38に固定されてい
るケーシング10を用いて、自由なクランプが可能であ
る。
解放するには、加圧片154を押すだけでよく、かつこ
の操作により第2位置のスプリング板120はノッチ位
置から解放され、かつノッチ板は圧縮スプリング174
により押し上げられて第1位置に戻る。
は、第1の実施例の部品と同じ部品に同じ記号が付され
ている。これらの部品に関して、第1実施例に対する説
明を参照することが出来る。
20は第2脚126に加圧体190が設けられており、
かつこの加圧体190は加圧領域136を持つ。この加
圧体190には後端142に開放孔192が設けられて
おり、かつこの穴の中にノッチノーズ194を図7に示
された第2位置において嵌入することができる。このノ
ッチノーズ194は同様にノッチトング146に固定さ
れており、ノッチトング146自体は、ケーシング10
に押しつける方向の弾性を備えており、上方の末端部1
96において2つの隔壁14,14に確実に支持されて
いる。
0の第2位置において穴192から外すためには、ノッ
チトング146にノッチノーズ194の高さにつまみ1
98が設けられており、つまみ198を引っ張ることに
より、ノッチノーズ194を穴192から外すことがで
きる。
は、第1の実施例の部品と同じ部品に同じ記号が付され
ている。これらの部品に関して、第1実施例に対する説
明を参照することが出来る。
の中のクランプスピンドル46は、軸方向には摺動し得
ぬように保持されており、ベアリングブッシュ54は脚
部210を介して底部12の上面118上に支持されて
いる。この脚部210はネジ穴212を備え、このネジ
穴にはスピンドル214がねじ込まれており、このスピ
ンドル214は上面118にほぼ平行に脚部210を貫
通してその背面216から前面218に延びており、前
面218側では脚部210から突き出ている。スピンド
ル214はさらに脚部210の背面側214からも同様
に突き出ており、かつ回転用の握り220を持ち、これ
によりスピンドル214を回転させることができる。
おいてスピンドル214にはスピンドル軸受け222が
設けられており、この軸受けは固定的にテーパースライ
ド224に接続されている。このテーパースライド22
4は下面226を以て底部12の上面118に重なり、
図9に示される如く、2つのテーパーフィンガー228
を持ち、これらはU字型の切り欠き230をそれ自体の
中に持ち、この切り欠きは底部12のU字型の切り欠き
114と同一の形状である。テーパーフィンガー228
は図8に示される如くスピンドル214の方向に狭まる
楔を形成し、この楔は底部12の適切に形成されたテー
パー面232上に重なり、テーパーフィンガー228上
面234は底部12の上面118にほぼ平行に走行す
る。スピンドル214を回転することにより、スピンド
ルは脚部210に相対的にスピンドル軸236の方向に
摺動することが可能であり、テーパースライド224と
のスピンドル軸受け222を介した結合の故に、テーパ
ースライド224も脚部210の方向に、または離れる
方向に摺動することができる。
最も離れているときには、脚部は第1位置にあり、かつ
この位置ではテーパーフィンガー228は遊びを以て固
定エレメント104の頭部108の下を抱く。スピンド
ル214を回転することにより、テーパースライド22
4が脚部210の方向に摺動すると、テーパーフィンガ
ー228はテーパー面232の上を摺動し、かつテーパ
ーフィンガー228の上面234は底部12の上面11
8から離れる如く動き、従って頭部108の下面184
を押し上げる故に、頭部もまた固定クランプ力186の
作用を受け、前記の実施例の場合と同様に、ケーシング
10の機械テーブル38への相対的なクランプおよび固
定エレメント104の機械テーブルおよびケーシング1
0への相対的なクランプが果たされる。
スピンドル軸48に直行方向の運動を阻止されるが如く
設計されているのに対し、脚部210は軸方向に摺動し
得ぬ如くケーシング内に支持されているクランプスピン
ドル46と同様に、スピンドル軸48の方向の摺動に対
してロックされている。
明においては、固定クランプ部分120,224が第2
位置において、ケーシング10、固定エレメント10
4、および支持体38を相互間にクランプできることが
好ましい。
第2位置において、支持面102とは離れる方向の固定
クランプ力186を、固定エレメントに作用せしめるよ
うにしておくのが好ましい。
が第2位置において、固定クランプエレメント104の
頭部108に作用するようにしておくのがよい。
置において、頭部108にケーシング10の底部12か
ら離れる方向に、力を働かせるようにしておくのが好ま
しい。
シング10の底部12上に支持されるようにしておくの
がよい。
ンプレバー120を包含するようにしておくのがよい。
に傾動し得る槓杆120を包含するようにしておくのが
よい。
を包含するようにしておくのが好ましい。
120が、固定クランプ力186を固定エレメント10
4に作用せしめるようにしておくのが好ましい。
シング10の前部105以外の部分103から、操作で
きるようにしておくことが好ましい。
シング10の後部103から操作できるようにしておく
ことが好ましい。
ンドル46により第1位置から第2位置へ移動できるよ
うにしておくのが好ましい。
0に相対的なクランプスピンドル46の軸方向摺動によ
り、第1位置から第2位置へ移動できるようにしておく
のが好ましい。
ンプスピンドル46のケーシング10内で可動的に設け
られたアキシャルベアリング52により、第1位置から
第2位置へ移動できるようにしておくのが好ましい。
メント16の運動を阻止されつつ、クランプスピンドル
46を摺動させることにより、第1位置から第2位置へ
移動できるようにしておくのが好ましい。
て、保持エレメント146により固定できるようにする
のが好ましい。
て、保持エレメント146により、形に基づくロック作
用を用いて、固定できるようにするのが好ましい。
6として設計されているのがよい。
位置において、固定クランプ部分120のノッチ面14
0に接触しているのが好ましい。
置の方向に予めストレスを持っているのがよい。
ト158、198を操作することにより、そのノッチ作
用位置から脱却できるようにするのがよい。
の後部103に設けられているのが好ましい。
メントを包含するのがよい。
214を用いて、第1位置から第2位置へ移動できるよ
うにしておくのが好ましい。
46のアキシャルベアリング52の脚部において、支持
されているのが好ましい。
によれば、支持面の固定する位置にクランプ装置を置い
て固定エレメントによりケーシングを緩やかに固定し、
前方のワークにクランプアームのクランプ面を当てがっ
たのち、後方のクランプエレメントを回転させて、固定
エレメントを第1位置から第2位置へ移行させることに
よってケーシングを支持面に固定することができる。ケ
ーシングを機械テーブルから開放するには、後方におけ
る容易な操作(例えば、加圧片を押すなど)だけで、固
定エレメントは第2位置から第1位置へ移行出来るた
め、容易に開放することができる。以上のように、支持
面へのケーシングの固定および開放操作が、前方のクラ
ンプアームやワークの領域に惑わされることがなく、操
作が極めて容易である。
長軸方向の断面図である。
メントが第1位置にある、下方を拡大した長軸方向の断
面図である。
メントが第2位置にある、下方を拡大した長軸方向の断
面図である。
固定クランプエレメントが第1位置にある長軸方向の断
面図である。
メントが第2位置にある、下方の部分切開図である。
長軸方向の断面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定エレメントにより支持体の支持面に
固定することができるケーシング、ケーシングから突き
出たクランプアームを持ち、ケーシングに対して相対的
に回動可能なクランプエレメントおよびケーシング内に
回転可能に支持され、クランプエレメントを回動させる
ことができるクランプスピンドルを内設するクランプ装
置に於いて、ケーシングに支持されている固定クランプ
部分が設けられ、該固定クランプ部分は、ケーシングを
固定するために、ケーシングに相対的に、ケーシングが
支持面から開放されることが可能である第1位置から、
固定クランプ部分は、固定エレメントに固定クランプ力
が作用することによって、ケーシングを支持面上に固定
する第2位置へ、移動可能であることを特徴とするクラ
ンプ装置。
Applications Claiming Priority (2)
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