JPH06180803A - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

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JPH06180803A
JPH06180803A JP5201654A JP20165493A JPH06180803A JP H06180803 A JPH06180803 A JP H06180803A JP 5201654 A JP5201654 A JP 5201654A JP 20165493 A JP20165493 A JP 20165493A JP H06180803 A JPH06180803 A JP H06180803A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気抵抗検出素子からの信号を増幅し、かつ
バイアスする増幅回路を具えたデータ記憶装置を提供す
る。 【構成】 大地電位を基準として接続する記憶媒体から
のデータを検知する磁気抵抗検知素子R1,Rnと、各
々が共通の電圧源Vccおよび大地電位Gndを基準と
して接続するバイアス段A,増幅段Bおよび整合段Cを
含む増幅回路10とを具え、バイアス段は各磁気抵抗素
子を定電流でバイアスし、かつ、それにより第1直流成
分を有するシングルエンド形電圧信号を発生する基準電
圧源を具え、増幅段はシングルエンド形電圧信号を、第
2直流成分を有するも、第1直流成分は除去されたシン
グルエンド形の増幅出力信号に変換し、さらに、整合段
はバイアスを作り、このバイアスを増幅段にかけて、シ
ングルエンド形の出力電圧信号を第2直流成分がない微
分出力電圧信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗(magne
toresistive;MR)センサからの信号を増
幅して読取り信号を検出するため、および前記センサを
バイアスすると共に切り替えるために増幅回路を用いる
ディスク記憶装置に関するものである。特に本発明は読
取り−書込みの切り替えを高速に行い、かつ低い供給電
圧で、しかも単一の(接地)電源で作動し得るMRセン
サ用の改良型低雑音増幅回路に関するものである。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第07/946,208号の明
細書の記載に基づくものであって、当該米国特許出願の
番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書
の記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】1992年6月15日付けの「磁気抵抗
センサ用低電圧−低電力増幅器」なる名称の米国特許出
願第07/914,278号(Docket SA 9
−92−033)には、ディスク記憶装置における磁気
抵抗(MR)検知素子により発生される信号を同時にバ
イアスし、かつ増幅するのに共通モード阻止性能を持た
ないシングルエンド形入力を伴なう低雑音,低電力,低
電圧の増幅回路が記載されている。この増幅回路は単一
の(接地)電源を具えている。ディスクファイルのヘッ
ド/ディスクアセンブリは高導電性の静電的に遮蔽した
金属包囲体により完全に囲まれ、この金属包囲体はファ
ラデーケージとして作動し、かつMR素子を増幅回路と
接続するリード線を、大きく、かつ立上り/立下り時間
が速い過渡電圧から隔離する。
【0004】こうした回路は4.5ボルト程度の低い供
給電圧で極めて満足に作動する。しかし、共通モード阻
止性能をなくすためにシングルエンド形入力を含むと共
に前記引用文献に教示されているような単一の(接地)
供給電圧を用いるだけでなく、3ボルト程度の低い供給
電圧で作動できる構成の増幅回路の需要がある。このよ
うな需要があるのは、ラップ−トップおよびノートブッ
クコンピュータ用のハードディスクドライブの如きバッ
テリ駆動のローエンド記憶装置に使用するMRセンサが
目下提案されているからである。こうしたタイプの装置
は電力消費が極めて低く、しかも供給電圧が4.5ボル
ト以下のアクチュエータ−エレクトロニクス(AE)モ
ジュールを必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、MR
検出素子により発生される信号を増幅し、かつバイアス
する増幅回路を具えているディスク記憶装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスク記
憶装置における増幅回路は、各々が共通の接地点および
共通の供給電圧源を基準として接続されるバイアス段,
増幅段および整合段を具えている。
【0007】バイアス段はMR素子を定電流でバイアス
する基準電圧源を具えている。増幅段はMR素子からの
シングルエンド形の電圧信号を、電圧信号の直流成分が
除去された増幅されたシングルエンド形出力電圧信号に
変換する。整合段は帰還回路を必要とせずにシングルエ
ンド形出力電圧信号を微分出力電圧信号に変換する。増
幅段における利得縮退抵抗および整合段における一対の
レベル−シフト抵抗は増幅段の利得の調整および/また
は増幅回路の飽和を防止する。
【0008】増幅段には分離抵抗を設け、これをバイア
ス段と接地点(大地)との間に設け、これにより増幅段
が飽和しないようにすると共に、MR素子を増幅回路と
接続する配線の付近における漂遊接地電流により生ずる
雑音に対する増幅回路の感度を最小にするのが好適であ
る。
【0009】請求項1記載の発明は、データが記録さ
れ、かつ大地電位を基準とする少なくとも1個のデータ
記憶媒体と;前記データ記憶媒体からのデータを検知す
るための少なくとも1個の磁気抵抗検知素子と;各々が
共通の電圧源および大地電位を基準とするバイアス段,
増幅段および整合段を具えている増幅回路と;を具えて
いるデータ記憶装置であって、(i) 前記バイアス段は、
各磁気抵抗素子(R1またはRn)を定電流で選択的に
バイアスして、第1直流成分を有するシングルエンド形
電圧信号を発生させる基準電流源を具え、(ii)前記増幅
段は前記シングルエンド形電圧信号を、第2直流成分を
有するも、第1直流成分は除去されるシングルエンド形
増幅出力電圧信号に変換し、および(iii) 前記整合段は
バイアスを発生し、このバイアスを前記増幅段にかけ
て、前記シングルエンド形出力電圧信号を第2直流成分
がない微分出力電圧信号に変換するようにしたことを特
徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記増幅段は前記
バイアス段と大地との間に介挿された分離抵抗(R0)
を具え、この分離抵抗により前記増幅段の飽和を防止す
ると共に、各磁気抵抗素子を前記増幅段と接続する配線
付近における漂遊大地電流により生ずる雑音に対して前
記増幅段の感度が最小となるようにしたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明は、前記増幅段は:前
記電圧信号の直流成分を除去する第1利得回路と;前記
整合段により発生される整合電圧によりバイアスがかけ
られて、前記微分出力電圧信号に直流成分がなくなるよ
うにする第2利得回路とを具えていることを特徴とす
る。
【0012】ここで、前記第1利得回路は、1個のバイ
アス電流源(J2)と、入力デバイス(Q0)と、第1
負荷抵抗(R2)と、コンデンサ(C1)とを具え、前
記バイアス電流源を一方の基準電圧源(Vccまたは大
地)と前記入力デバイスの一方の端子とに接続し、前記
第1負荷抵抗の一端を前記入力デバイスの他端に接続
し、かつ前記負荷抵抗の他端を他の基準電圧源(大地ま
たはVcc)に接続し、前記コンデンサを大地と前記入
力デバイスの前記一方の端子との間に介挿し、各磁気抵
抗素子を大地と前記入力デバイスの制御端子との間に選
択的に介挿し;および前記第2利得回路は、第2負荷抵
抗(R3)と、レベルシフトデバイス(Q2)と、出力
デバイス(Q3)と、縮退抵抗(R4)とを具え、前記
第2負荷抵抗を前記一方の基準電圧源と前記出力デバイ
スの一方の端子との間に介挿し、前記縮退抵抗を前記出
力デバイスの他方の端子と前記レベルシフトデバイスの
一方の端子との間に介挿し、レベルシフトデバイスの他
方の端子を前記他方の基準電圧源(大地またはVcc)
に接続し、レベルシフトデバイスの一端を前記第1負荷
抵抗の前記一端に接続し、出力デバイスの制御端子に前
記制御段より供給される電圧が印加されるようにするこ
とができる。
【0013】請求項4記載の発明は、前記整合段は:前
記増幅電圧信号の第2直流成分を複製して、基準電圧を
発生させる基準電圧回路と;前記微分出力電圧信号の一
方の半部を発生するダミー回路であって、微分出力電圧
信号の他方の半部は前記増幅段の一方の利得回路から供
給するダミー回路と;前記一方の利得回路および前記ダ
ミー回路に等しいバイアスを与えるために整合電圧を発
生する整合電圧回路と;を具えていることを特徴とす
る。
【0014】ここで、前記増幅段はバイポーラ入力デバ
イスを具え、および前記基準電圧回路はバイポーラデバ
イスを具えて、バイポーラ入力デバイスをバイアスする
ことによる電流の損失を基準電圧回路にて整合すること
を請け合うようにしてもよい。
【0015】前記基準電圧回路は:前記増幅段の他方の
利得回路におけるバイアス電流源(J2)に整合される
電流源(J3)と;前記電流源(J3)に接続され、お
よび前記増幅段の前記一方の利得回路における負荷抵抗
(R2)に整合されて、基準電圧(Vr)を発生する抵
抗(R7)とを具えることができる。
【0016】前記ダミー回路は、第1および第2ミラー
トランジスタ(Q5,Q4)と、一方のレベルシフト抵
抗(R6)と、ダミー負荷抵抗(R5)とを具え、前記
第1ミラートランジスタ(Q5)を前記基準電圧回路に
よって与えられる基準電圧に接続し、かつ前記第2ミラ
ートランジスタ(Q4)を前記一方のレベルシフト抵抗
を介して前記第1ミラートランジスタに接続すると共
に、ダミー負荷抵抗および前記増幅段における出力デバ
イスに接続し;および、前記整合電圧回路は、整合電圧
設定電流源(J4)と、第3および第4ミラートランジ
スタ(Q7,Q8)と、他方のレベルシフト抵抗(R
8)とを具え、前記第3および第4ミラートランジスタ
を前記他方のレベルシフト抵抗を介して相互接続し、お
よび前記電圧設定電流源(J4)を前記第1ミラートラ
ンジスタおよび前記第2ミラートランジスタに接続する
と共に前記出力デバイスに接続し、前記第3および第4
ミラートランジスタと前記他方のレベルシフト抵抗に電
流を供給して、基準電圧に対して調整されてダミー回路
および増幅段を等しくバイアスする整合電圧を発生させ
るようにすることができる。
【0017】前記増幅段に利得縮退抵抗(R4)を設
け、かつ前記増幅段の利得調整および/または増幅回路
の飽和防止のために前記整合段に一対のレベルシフト抵
抗(R6,R8)を設けることができる。
【0018】複数個の電流源(J2,J3,J4)を設
け、これらの電流源の内の少なくとも1つを可調整と
し、その電流値を変えられるようにし、残りの電流源が
前記電流値に整合する電流を供給して、増幅回路の利得
を自動的にそれ相当に変えられるようにすることができ
る。
【0019】
【作用】上述した各回路構成は3ボルト程度の低い供給
電圧で満足に作動すると共にヘッド切り替えを低雑音の
プログラマブルバイアス電流ならびにプログラマブルの
利得で行うことができる。
【0020】上述した増幅回路は、低電圧MRアクチュ
エータ−エレクトロニクスモジュールの前置増幅回路部
分に組込んだ場合に、約3ボルト程度の低い電源電圧で
満足に作動する。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0022】図1に示すように、本発明のこの実施例に
よる増幅回路10は、ディスク記憶装置における複数個
のMR検知素子(いわゆるヘッド)用の前置増幅回路と
して用いられる。回路10は選択した1個のヘッドから
の信号を増幅して、MRヘッドの内のその選択されたヘ
ッドにより記憶ディスク12から読取られる電気信号を
検出し易くする。回路10は選択ヘッドをバイアスする
と共にヘッド間での選択的な切換えもする。図面の簡易
化のために2つのMRヘッドR1,Rnを示してあるだ
けである。
【0023】増幅回路10はバイアス段A,増幅段Bお
よび整合段Cを具えており、これらの各段は共通の給電
源Vccおよび共通の接地点Gndを基準として接続す
る。
【0024】バイアス段 バイアス段Aは選択したMRヘッド(以後このヘッドは
R1とする)を電流源J1からの規定のバイアス電流I
bでバイアスする。このバイアス電流Ibは、シリコン
チップに内在するバンドギャップ基準電圧から取出し
て、高精度の基準抵抗(図示せず)によりバイアス電流
に変換するのが好適である。かかるバイアス電流源J1
ならびに回路10における全ての電流源は、スイッチS
N およびS1N の切替アームが図1に示す位置によっ
て示されるようなアイドル(すなわち待機)モードの動
作中には一時的にターン・オフさせることができる。ス
イッチSON は電流源J1とヘッドの接続を制御するの
に対し、スイッチS1N は増幅段Bとヘッドの接続を制
御する。
【0025】かくして、バイアス電流IbとヘッドR1
の定常状態の(すなわち直流)抵抗値との積であるバイ
アス電圧Vbを選択MRヘッドR1の端子間に発生させ
る。MRヘッドR1の端子間には、このヘッドがバイア
ス電圧Vbによりバイアスされて、磁束反転がディスク
12から読取られるデータとして検知される時に電圧信
号を現われる。バイアス電圧Vbおよび信号電圧はMR
ヘッドR1の一端におけるノードVinに、このヘッド
の他端が接地される時に現われる。バイアス段Aを増幅
段Bに接続すると、ヘッドR1の前記他端は余儀なく交
流接地、すなわち「低」端子に接続される。これにより
ノードVinは「高」端子となり、この端子には増幅す
べき電圧信号が現われる。
【0026】増幅段 増幅段Bは2つの利得回路を有している。第1利得回路
は入力デバイスQ0,入力バイアス電流源J2,第1負
荷抵抗R2,コンデンサC1および好ましくは分離抵抗
R0も具えている。第1利得回路の目的は、この第1利
得回路の出力端子における電圧信号の直流成分を除去
し、かつ増幅回路の低周波(−3dB)点を決定するこ
とにある。
【0027】スイッチS2N は、回路の残りの部分から
コンデンサC1を一時的に切り離すことによってアイド
ルモードの動作中コンデンサC1に電圧を保持する。
【0028】入力デバイスQ0はPNPバイポーラトラ
ンジスタとすることができ、このトランジスタのベース
をノードVinに、コレクタを負荷抵抗R2に、エミッ
タを電流源J2とコンデンサC1に接続する。電流源J
2は入力デバイスQ0用のバイアス電流を供給する働き
をする。バイアス電流とトランジスタの増幅率との積が
電流源J2から抵抗R2を経て流れる電流の一部とな
る。しかし、バイアス電流のほとんどは電流源から負荷
抵抗R2を経て流れる。
【0029】分離抵抗R0はノードVinにおける直流
電位を僅かに高めるのに用いることができる。この電位
の上昇は入力デバイスQ0の飽和を防ぎ、しかもMRヘ
ッドを前置増幅回路に接続する配線付近における漂遊接
地電流によって生ずる雑音電位に対する感度を最小とす
るのに望ましい。しかし分離抵抗R0の使用は装置の接
地点に対するMRヘッドの総電位を高め、これによりM
Rヘッドの露出した磁気抵抗細条と、磁気記録ディスク
12の導電性基板との間における厳しい導電接触の有害
な影響を強めることになる。
【0030】コンデンサC1は注目する帯域幅(すなわ
ち、MRヘッド間に発生する電圧信号の帯域幅)内にお
ける電流源J2からの雑音および分離抵抗R0からの雑
音を除去する。第1利得回路の利得は、電流源J2から
の電流の大きさであるエミッタ電流に対する熱電圧の比
をとることによって計算した等価エミッタ抵抗値に対す
る抵抗R2の抵抗値の比である。
【0031】しかし、所要に応じて入力デバイスQ0は
エンハンスメントモードのPFETトランジスタとし、
そのゲートをノードVinに接続し、そのドレインを抵
抗R2に接続し、ベースを電流源J2とコンデンサC1
とに接続することができる。前述したように、電流源J
2は入力デバイスQ0用のバイアス電流を供給する働き
をする。しかし、この場合には電流源J2からの全バイ
アス電流が負荷抵抗R2を経て流れる。入力デバイスQ
0が飽和しないようにするためには、必要に応じて設け
る分離抵抗R0を用い、前述したようにノードVinに
おける直流電位を僅かに高めるのがよいが、この抵抗を
用いると前述したように不所望な影響を招くことにな
る。前述したようにコンデンサC1は関心のある帯域幅
内における電流源J2からの雑音および分離抵抗R0か
らの雑音を除去する。
【0032】入力デバイスQ0をPFETとする場合、
第1利得回路の利得は抵抗R2の抵抗値とデバイスQ0
の相互コンダクタンスとに比例する。この相互コンダク
タンスは電流源J2からのドレイン電流およびPFET
の幅対長さの比に比例する。
【0033】第1利得回路に要求される低周波数ロール
オフはコンデンサC1と、エミッタ(Q0をバイポーラ
トランジスタとする場合)またはドレイン(Q0をPF
ETとする場合)における等価抵抗値とのRC時定数を
用いて計算することができる。
【0034】第2利得回路は第2負荷抵抗R3,縮退
(degeneration)抵抗R4,レベルシフト
デバイスQ2および出力デバイスQ3を具えている。レ
ベルシフトデバイスQ2は抵抗R2間の増幅信号電圧の
レベルを利得縮退抵抗R4の一端にシフトする。出力デ
バイスQ3は縮退抵抗R4の他端における増幅信号電圧
のシフトされた電圧を増幅する。この増幅された信号は
第2負荷抵抗R3の一端に出力信号として現われる。第
2利得回路の利得は実効エミッタ/縮退抵抗値Reに対
する第2負荷抵抗R3の抵抗値の比として計算すること
ができる。抵抗値Reは縮退抵抗R4と、トランジスタ
Q3およびQ2のエミッタの抵抗値の和である。出力デ
バイスQ3のベースも整合段Cからの整合電圧によりバ
イアスする。
【0035】整合段 整合段Cは増幅段Bのシングル−エンド形出力信号をさ
らに信号処理するのに好適な微分信号に変換する。整合
段Cを増幅段Bに接続し、それと整合させる。すなわ
ち、双方の段における多数の電流源およびデバイスを互
いに整合させる。この整合は臨界回路素子を物理的に互
いに近付けて配置し、かつ、こうした素子および整合段
Cにおける電流源J3の如き臨界電流源を増幅段Bの電
流源J2と基準化(scaling)または整合させる
ことにより達成される。
【0036】なお、本明細書にて用いられる「整合(m
atching)」なる用語は段BとCにおける電流ま
たは電圧の直接整合か、またはこのような電流または電
圧間の比率関係の整合いずれをも包括的に含むものとす
る。
【0037】整合段Cは基準電圧回路,ダミー回路およ
び整合電圧回路を具えている。基準電圧回路は整合電流
源J3および基準電圧抵抗R7を具えている。電流源J
3は抵抗R7間に基準電圧Vrを発生する。この基準電
圧回路の目的は、増幅器Bの抵抗R2間に見られる電圧
を整合段Cの抵抗R7間に複製することにある。従って
前述した電流が密に整合されるだけでなく、整合段の抵
抗R7および増幅段の抵抗R2の抵抗値も整合されるた
め、基準電圧Vrは結局は整合電圧Vmを発生するのに
適した大きさとなる。
【0038】増幅段Bにおける入力デバイスQ0をFE
Tとする場合には、基準電圧回路にダミーデバイスは不
要である。しかし、入力デバイスQ0をバイポーラトラ
ンジスタとする場合には、基準電圧回路にもバイポーラ
のダミーデバイスQ1を設ける必要がある。このダミー
デバイスを必要とする理由は、入力デバイスQ0として
のバイポーラトランジスタは、そのベースにバイアス電
流を必要とし、従って電流源J2からの電流の全てが増
幅段Bにおける抵抗R2に到達しないからである。従っ
てダミーデバイスの目的は、電流源J3から整合段Cの
抵抗R7に到達する電流量を、電流源J2から抵抗R2
に達する電流の減少量と同程度に減らすことにより基準
電圧Vrを適切な大きさとすることにある。
【0039】整合電圧回路は第1ミラートランジスタQ
7と、レベルシフト抵抗R8と、第2ミラートランジス
タQ8と、整合電圧設定電流源J4とを具えている。こ
の回路の目的は整合電圧Vmを基準電圧Vrとは所定の
大きさ異なる電圧に設定することにある。
【0040】ダミー回路は1個のミラートランジスタQ
5と、レベルシフト抵抗R6と、他のミラートランジス
タQ4と、ダミー負荷抵抗R5とを具えている。
【0041】基準電圧Vrは、電流源J4用にどんな電
流値を選定しても、同じ値の電流がダミー回路にも流れ
るようにする。これは、ダミー回路のミラートランジス
タQ5が整合電圧回路のミラートランジスタQ8と整合
され、かつダミー回路のミラートランジスタが整合電圧
回路のトランジスタQ7と整合される場合に当てはまる
ことである。ダミー回路のレベルシフト抵抗R6は整合
電圧回路の抵抗R8と整合する。
【0042】バイポーラデバイスを用いる場合には、ミ
ラートランジスタQ7を図1に示すようにダイオード接
続とし、またダミー回路のミラートランジスタQ4を同
じタイプのものとすると共に図示のようにミラーデバイ
スとして接続する。さらに、増幅段BのデバイスQ3を
ダミー回路のミラートランジスタQ4に整合させ、増幅
段Bの縮退抵抗R4をダミー回路のレベルシフト抵抗R
6に整合させ、増幅段のレベルシフトデバイスQ2をダ
ミー回路のミラートランジスタQ5に整合させる。
【0043】こうした条件下にて、ミラートランジスタ
Q4およびQ7のベースを相互接続して、整合電圧Vm
がダミー回路を経て流れる電流と、増幅段Bの第2利得
回路を経て流れる電流が等しくなるようにする。こうす
ることにより、増幅段の負荷抵抗R3がダミー回路の負
荷抵抗R5に整合する場合に、出力電圧が直流成分(オ
フセット)を含まなくなる。従って、バイポーラデバイ
スのベース−エミッタ電圧Vbeおよび直流ベータまた
はFETデバイスのしきい値電圧および相互コンダクタ
ンス、あるいは抵抗のシート抵抗および温度係数を整合
させることができる。
【0044】増幅段Bの縮退抵抗R4を必要としない場
合には、整合段Cのレベルシフト抵抗R6およびR8を
除去すべきである。
【0045】上述した所から明らかなように、本発明に
よる増幅回路は、直流オフセットがなく、しかもMRヘ
ッドR1にて検知される電圧信号を増幅したものである
微分電圧信号Voutを発生する。整合段CはVout
における直流電圧分をほぼ0ににるのに必要なだけであ
る。これは前述した抵抗,トランジスタおよび電流源を
正確に整合させなくても達成し得ることは勿論である
が、その代りに直流分がほぼ0の電圧Voutとなるよ
うに電流および抵抗値の定格を決めるようにする。この
ようにして図1の回路を変更する仕方は当業者には明ら
かであるため詳細な説明は省略する。
【0046】図2に示す変形例もバイアス段A′,増幅
段B′および整合段C′を具えている。この例と図1の
例との主たる相違は増幅段A′にあるが、段B′および
C′にも多少の相違がある。従って、図1の例における
ものと同一の構成および同一の機能をするものには同一
の参照番号を付して示してある。
【0047】バイアス段 バイアス段A′は図1の例におけるものと同一の機能を
する電流源J1およびスイッチSON ,S1N を具えて
いる。増幅段B′に分離抵抗R0を用い、しかもこの分
離抵抗の抵抗値を十分に大きいものとする場合には、バ
イアス段A′にもレベル−シフトデバイスX0′を設け
るのが好適である。このデバイスX0′の目的はMRヘ
ッドR1のせめて正端子の電圧を、次段の入力デバイス
Q0′を用いる増幅段により増幅できる電圧点にまで高
めることにある。
【0048】デバイスX0′はレベル−シフタ(または
微分基準電圧)として使用し得るものであれば、いかな
るデバイスであってもよい。従って、このデバイスは、
ベースとコレクタをダイオード接続としたNPNバイポ
ーラトランジスタとするか、ドレインとゲートを一緒に
接続したエンハンスメントモードのNFETとするか、
または統計的交差が容認できれば抵抗とすることもでき
る。増幅段B′が入力デバイスQ0′としてバイポーラ
トランジスタを用いる場合にはデバイスX0′をダイオ
ードとし、また増幅段B′が入力デバイスとしてFET
を用いる場合にはゲートドレインを相互接続したFET
をデバイスX0′として用いるのが好適である。
【0049】レベルシフトデバイスX0′を用いても、
用いなくても、ノードVinにおける電位は増幅段B′
に分離抵抗R0を設けることにより雑音が加わることな
く高めることができる。ノードVinにおける電位を図
1の例におけるノードVinにおける電位よりも高くす
る必要は増幅段における入力デバイス電流回路の構成に
起因する。
【0050】増幅段 増幅段B′は第1利得回路を除けば図1の増幅段Bとほ
ぼ同様なものである。コンデンサC1、電流源J1、デ
バイスQ0,Q2,Q3、スイッチS2N および抵抗R
0,R2,R3,R4は、これらが図1の例にて機能す
ると同じように、この図2の例でも機能する。しかし、
この図2の例では入力デバイスQ0′をバイポーラPN
PトランジスタからバイポーラNPNトランジスタとす
るか、またはエンハンスメントモードのPFETからエ
ンハンスメントモードのNFET(またはLFET、す
なわちしきい値電圧の低いNFET)に変更する。
【0051】入力デバイスQ0′としてバイポーラトラ
ンジスタを用いる場合には、そのベースをスイッチS1
N を介してノードVinに接続し、コレクタを負荷抵抗
R2に接続し、エミッタを入力バイアス源J2に接続す
る。しかし、入力デバイスQ0′としてFETを用いる
場合には、そのゲートをスイッチS1N を介してノード
Vinに接続し、ドレインを負荷抵抗R2に接続し、ソ
ースを電流源J2に接続する。
【0052】どのタイプの入力デバイスQ0′を用いる
かに拘らず、負荷抵抗R2間の増幅信号電圧は接地電位
よりもむしろ正の供給電圧源の電位Vccを基準とすべ
きである。従って電流源J2が飽和せずに機能するダイ
ナミックヘッドルーム(電圧コンプライアンス)はほと
んどない。電流源J2にヘッドルームの限定が課せられ
るのは、MRヘッドR1間に現われるバイアス電圧は極
めて小さくすることができ、しかも入力デバイスQ0′
のベースまたはゲートとコンデンサC1との間に電圧を
必要とするからである。分離抵抗R0を設けることは、
入力バイアス電流源J2の飽和を防止するのに役立つ。
【0053】増幅電圧信号は大地電位でなく正の供給電
圧Vccを基準電位とするので、第2利得回路の各デバ
イスは、図1におけるNPNデバイスはPNPデバイス
に、PNPデバイスはNPNデバイスとなるように置き
換える必要がある。このように変えることは、第2利得
段の負荷抵抗R3の基準を大地とするために必要であ
る。
【0054】整合段 第2利得回路を適切にバイアスするためには、図1の例
にて用いたNPNデバイスはPNPデバイスに、PNP
デバイスはNPNデバイスにそれぞれ置換する必要があ
る。整合段C′は、デバイスQ1,Q4,Q5,Q7,
Q8ならびに抵抗R6,R7,R8および電流源J3,
J4が先の例におけるものと全く同じ機能をすることか
らして、図1の例の整合段Cに似ている。前例と同様
に、増幅段の入力デバイスQ0′にバイポーラトランジ
スタを用いる場合にだけダミーデバイスQ1を設ける。
従って本例の増幅回路も図1のものと同様に、直流オフ
セットなしで、しかもMRヘッドR1にて検知される電
圧信号を増幅した微分電圧出力信号Voutを発生す
る。
【0055】各実施例における電流源(J2,J3,J
4)の1つを可調整して、その電流値を変え、かつ残り
の電流源の電流をその電流値に自動的に整合させること
により増幅回路の利得をそれ相当に変えることができ
る。
【0056】本発明は上述した例のみに限定されるもの
でなく、幾多の変更を加え得ること勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、大地電位を基準として接続する記憶媒体からのデー
タを検知する磁気抵抗検知素子と、各々が共通の電圧源
および大地電位を基準として接続するバイアス段,増幅
段および整合段を含む増幅回路とを具え、バイアス段は
各磁気抵抗素子を定電流でバイアスし、かつ、それによ
り第1直流成分を有するシングルエンド形電圧信号を発
生する基準電圧源を具え、増幅段はシングルエンド形電
圧信号を、第2直流成分を有するも、第1直流成分は除
去されたシングルエンド形の増幅出力信号に変換し、さ
らに、整合段はバイアスを作り、このバイアスを増幅段
にかけて、シングルエンド形の出力電圧信号を第2直流
成分がない微分出力電圧信号に変換することによって、
磁気抵抗検出素子からの信号を増幅し、かつバイアスす
る増幅回路を具えたデータ記憶装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による増幅回路の概略図で
ある。
【図2】本発明の変形例による増幅回路の概略図であ
る。
【符号の説明】
10 増幅回路 12 記憶ディスク R1,Rn MR(磁気抵抗)ヘッド S0N ,S1N ,S2N スイッチ J1,J2,J3,J4 電流源 C1 コンデンサ R0 分離抵抗 R2,R3 負荷抵抗 R4 縮退抵抗 R5 ダミー負荷抵抗 R6,R8 レベルシフト抵抗 Q0 入力デバイス Q1 ダミーデバイス Q2 レベルシフトデバイス Q3 出力デバイス Q4,Q5,Q7,Q8 ミラートランジスタ Vm 整合電圧 Vr 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン アラン ジョウブ アメリカ合衆国 95076 カリフォルニア 州 ワトソンヴィル エルクホーン ロー ド 401 (72)発明者 クラース ベレンド クラーセン アメリカ合衆国 95120 カリフォルニア 州 サン ノゼ アンジュー クリーク サークル 7171 (72)発明者 ジェイコブス コーネリス レオナルド ファン ペッペン アメリカ合衆国 95120 カリフォルニア 州 サン ノゼ ポーツウッド サークル 841

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録され、かつ大地電位を基準
    とする少なくとも1個のデータ記憶媒体と;前記データ
    記憶媒体からのデータを検知するための少なくとも1個
    の磁気抵抗検知素子と;各々が共通の電圧源および大地
    電位を基準とするバイアス段,増幅段および整合段を具
    えている増幅回路と;を具えているデータ記憶装置であ
    って、 (i) 前記バイアス段は、各磁気抵抗素子(R1またはR
    n)を定電流で選択的にバイアスして、第1直流成分を
    有するシングルエンド形電圧信号を発生させる基準電流
    源を具え、 (ii)前記増幅段は前記シングルエンド形電圧信号を、第
    2直流成分を有するも、第1直流成分は除去されるシン
    グルエンド形増幅出力電圧信号に変換し、および (iii) 前記整合段はバイアスを発生し、このバイアスを
    前記増幅段にかけて、前記シングルエンド形出力電圧信
    号を第2直流成分がない微分出力電圧信号に変換するよ
    うにしたことを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅段は前記バイアス段と大地との
    間に介挿された分離抵抗(R0)を具え、この分離抵抗
    により前記増幅段の飽和を防止すると共に、各磁気抵抗
    素子を前記増幅段と接続する配線付近における漂遊大地
    電流により生ずる雑音に対して前記増幅段の感度が最小
    となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅段は:前記電圧信号の直流成分
    を除去する第1利得回路と;前記整合段により発生され
    る整合電圧によりバイアスがかけられて、前記微分出力
    電圧信号に直流成分がなくなるようにする第2利得回路
    とを具えていることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記整合段は:前記増幅電圧信号の第2
    直流成分を複製して、基準電圧を発生させる基準電圧回
    路と;前記微分出力電圧信号の一方の半部を発生するダ
    ミー回路であって、微分出力電圧信号の他方の半部は前
    記増幅段の一方の利得回路から供給するダミー回路と;
    前記一方の利得回路および前記ダミー回路に等しいバイ
    アスを与えるために整合電圧を発生する整合電圧回路
    と;を具えていることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ記憶装置。
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