JP2003317201A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JP2003317201A JP2003317201A JP2002125798A JP2002125798A JP2003317201A JP 2003317201 A JP2003317201 A JP 2003317201A JP 2002125798 A JP2002125798 A JP 2002125798A JP 2002125798 A JP2002125798 A JP 2002125798A JP 2003317201 A JP2003317201 A JP 2003317201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- operational amplifier
- voltage
- potential
- semiconductor integrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
- G11B2005/0016—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation of magnetoresistive transducers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
age sense方式では、高インピーダンス回路と
なり、MRヘッドとの整合が取りにくく、また、ノイズ
が飛び込み易いという問題もあった。 【解決手段】 MRヘッドの両端に対し、一定電圧値を
保ったバイアス電圧を印加し、かつ、バイアス電圧の中
間電位を接地電位に保つ回路構成をとった。
Description
関し、さらに詳しくは、磁気記録媒体を用いた記録装置
より、MRヘッドを用いて読み取られた信号を、次段の
リードアンプ回路に入力する回路に関するものである。
eto−resistive)素子を用いたヘッド(以
下MRヘッドと称する)によって読み取られた信号を、
次段のリードアンプ回路に入力するための方式として
は、MRヘッドに一定電流を与え(Current b
ias)、抵抗値の変化による電圧の変化を読み取る
(Voltage sense)方式があった。
界を加えると抵抗が変化する磁気抵抗(MR)効果を示
す素子全般を意味しており、その中にはGMR(gia
ntmagneto−resistive)素子、ある
いはTMR(tunnelmagneto−resis
tive)素子等を含むものである。
/ Voltage sense方式の回路構成を示
す。ここで、1はMRヘッド、また、2はリードアンプ
を示す。図7の回路構成を以下に説明する。まず、MR
ヘッド1は両端に大きさの等しい抵抗R11とR12が
接続され、さらにそれらの中間点がオペアンプOP2に
より接地(GND)と同電位になるように構成されてい
る。これはMRヘッド1は、機器の振動等により、しば
しば図には未表示の記録媒体であるディスクとの衝突を
生じることがあり、この時にMRヘッド1からディスク
ヘ過電流が発生し、それによりMRヘッド1を破壊する
ことがあるためである。
mrは、電流源CS1により、正の電源電圧Vccから
抵抗R9に流れる電流Isと、抵抗R9、抵抗R10と
により、Imr=R9/R10×Isの関係により決め
られる。また、抵抗R5、抵抗R6はNMOSトランジ
スタNM1とPMOSトランジスタPM1の寄生容量の
影響を防ぐために接続されており、コンデンサC1〜C
3はバイアス電流Imrによるノイズを除去するために
接続されている。また、リードアンプ2に入力される電
圧vinは、MRヘッド1に流れるバイアス電流Im
r、MRヘッド1の抵抗値rmrと、vin=Imr×
rmrの関係にある。
nt bias/Voltage sense方式の利
点は、高域での周波数特性に優れていることや、MRヘ
ッドのバイアス電流Imrの切り替え応答が速いことが
挙げられる。しかし、一方でMRヘッドに定電流を流す
構造となっているため、高インピーダンス回路となって
しまう。これによりMRヘッドからICまでの配線長の
寄生インダクタンスや寄生抵抗分、配線間の寄生コンダ
クタ等により、MRヘッドとの整合が取りにくくなる。
また、IC上の他の高速動作回路(例えばライト電流ド
ライバ等)からのノイズが飛び込み易いと言った問題が
あった。
回路は、MRヘッドの両端に対し、一定電圧値を保った
バイアス電圧を印加し、かつ、バイアス電圧の中間電位
を接地電位に保つ回路構成のものである。
Rヘッドの一端におけるバイアス電圧による電位は、接
地電位を基準電位とする正の定電圧発生回路により正の
定電位とされ、また、MRヘッドの他端におけるバイア
ス電圧は、接地電位を基準電位とする負の定電圧発生回
路により、正の定電位と絶対値の等しい負の定電位とさ
れる回路構成のものである。
て、正の定電圧回路は、正の電圧源と、オペアンプと、
オペアンプに帰還がかけられたNMOSトランジスタで
構成されているものである。
て、負の定電圧回路は、負の電圧源と、オペアンプと、
オペアンプに帰還がかけられたPMOSトランジスタで
構成されているものである。
Rヘッドの第一の端子には、抵抗を介してNMOSトラ
ンジスタのソースが接続され、NMOSトランジスタは
ドレインが第一の電源に接続され、さらにゲートは第一
のオペアンプに接続され、第一のオペアンプは非反転入
力端子に正の電圧源が接続され、また反転入力端子はM
Rヘッドの第一の端子に接続され、そして、MRヘッド
の第二の端子には、抵抗を介してPMOSトランジスタ
のソースが接続され、PMOSトランジスタはドレイン
が第二の電源に接続され、さらにゲートは第二のオペア
ンプに接続され、第二のオペアンプは非反転入力端子に
負の電圧源が接続され、また反転入力端子はMRヘッド
の第二の端子に接続される回路構成のものである。
て、正の電圧源は、定電流源と、カレントミラー回路
と、抵抗により構成されているものである。
て、負の電圧源は、定電流源と、カレントミラー回路
と、抵抗により構成されているものである。
施の形態1を示す。図1において、1はMRヘッドで2
はリードアンプである。ここで従来の図7においては、
MRヘッド1の両端にはImr=R9/R10×Isで
表わせる電流値Imrが流され、信号入力時の抵抗値で
あるrmrとの積で決定される電圧vin(vin=I
mr×rmr)が次段のリードアンプ2に入力されてい
たが、図1においては、MRヘッド1の両端であるノー
ドbとノードdの間に、MRヘッドバイアス電圧Vmr
が与えられ、そして次段のリードアンプ2には、vin
=Vmr/Rmr×rmrで表わされる電圧vinが入
力される。ここでRmrは無信号時のMRヘッド1の抵
抗値である。
いて説明する。電圧源VS1は一端は接地され、もう一
方の他端であるノードaの電位を+Vmr/2にする。
ノードaは抵抗R1を介してオペアンプOP1の非反転
入力端子に接続されている。オペアンプOP1の出力は
NMOSトランジスタNM1のゲートに接続されるとと
もに、一端を接地されたコンデンサC2の他端にも接続
される。NMOSトランジスタNM1はドレインを電源
Vccに接続され、またソースは抵抗R5を介してノー
ドbに接続される。さらにノードbは抵抗R2を介して
オペアンプOP1の反転入力端子に接続される。
う一方の他端であるノードcの電位を−Vmr/2にす
る。ノードcは抵抗R3を介してオペアンプOP2の非
反転入力端子に接続されている。オペアンプOP2の出
力はPMOSトランジスタPM1のゲートに接続される
とともに、一端を接地されたコンデンサC3の他端にも
接続される。PMOSトランジスタPM1はドレインを
負の電源電圧Veeに接続され、またソースは抵抗R6
を介してノードdに接続される。さらにノードdは抵抗
R4を介してオペアンプOP2の反転入力端子に接続さ
れる。さらに、NMOSトランジスタNM1のソースと
PMOSトランジスタPM1のソース間には、コンデン
サC1が接続されている。オペアンプOP1またはオペ
アンプOP2については、例えばその代表的な回路の一
例として図2に示す回路を挙げることができる。もちろ
んここに示した回路以外でも同様の動作をするものであ
れば、適用することができる。
OP1においてはノードbとノードaが同電位になるよ
うに働き、またオペアンプOP2においてはノードdと
ノードcが同電位になるように働き、従ってノードbと
ノードd間の電位をMRヘッドバイアス電圧としてVm
rとすることができる。また、その中間電位は接地電位
(GND)となり、MRヘッド1を過電流から保護する
ことができる。またここで、Vmrの大きさは電圧源V
S1および電圧源VS2において発生する電圧の大きさ
を変えることにより任意に設定できる。
スタNM1とPMOSトランジスタPM1の寄生容量の
影響を防ぐため、インピーダンス調整のために接続され
る。また、コンデンサC1〜C3は、MRヘッドを流れ
る電流Imrや、オペアンプのノイズ、さらにはモード
切替時に発生するノイズを除去するために接続されるも
ので、必ずしも必須のものではない。
は、MRヘッド1の両端をMRヘッドバイアス電圧Vm
rにするように帰還をかけているため、この回路の時定
数とMRヘッド1自体の抵抗値の変化との差によって生
じる。つまり、MRヘッド1の両端は、常にMRヘッド
バイアス電圧Vmrになるように帰還がかけられている
が、磁気によるMRヘッド1の抵抗値の変動は、この帰
還の応答よりも十分に速いため、AC小信号入力vin
が生じる。ここで無信号時のMRヘッド1の抵抗値をR
mr、信号入力時のMRヘッド1の抵抗値をrmrとす
ると、vin=Vmr/Rmr×rmrとなる。
の回路に比較して、MRヘッドに定電圧を与える構造の
ため、低インピーダンス回路となり、寄生素子がついた
場合においても、その影響を改善することができる。ま
た同時にノイズの飛び込みに関しても、同様に改善する
ことができる。
2を示す。図2において、電流源CS1に流れる電流I
sは、PNPトランジスタPT4のコレクタから引かれ
る。PNPトランジスタPT4と、PNPトランジスタ
PT1と、PNPトランジスタPT2はカレントミラー
回路を形成しており、そのコレクタ電流はそれぞれIs
である。PNPトランジスタPT1のコレクタ電流はN
PNトランジスタNT1のコレクタへ流れる。NPNト
ランジスタNT1とNPNトランジスタNT2はカレン
トミラー回路を形成しており、そのコレクタ電流はそれ
ぞれIsである。PNPトランジスタPT2のコレクタ
電流は抵抗R7と抵抗R8を経由してNPNトランジス
タNT2のコレクタへ流れる。
抗であり、抵抗R7と抵抗R8との間は接地電位GND
に接続されている。PNPトランジスタPT2およびN
PNトランジスタNT2のコレクタ電流Isが、抵抗R
7と抵抗R8に流れることによって、抵抗R7には電位
+Vmr/2が、また抵抗R8には電位−Vmr/2が
作られる。これらの和がMRヘッドバイアス電圧Vmr
となる。ここでMRヘッドバイアス電圧Vmrは、電流
Isを切り替えることで任意の値を設定することができ
る。
r/2は、抵抗R1、PNPトランジスタPT5、ダイ
オードD1を介してオペアンプOP1の非反転入力端子
に入力される。PNPトランジスタPT5、PNPトラ
ンジスタPT6のエミッタはそれぞれオペアンプOP1
の非反転入力端子および反転入力端子に接続されてお
り、エミッタホロアを形成している。オペアンプOP1
では、ノードaとノードbが同電位になるようにNMO
SトランジスタNM1により帰還がかけられており、M
Rヘッド1の正側(ノードb側)の端子から抵抗R2、
PNPトランジスタPT6、ダイオードD2を介してオ
ペアンプOP1の反転入力端子へ接続されている。ここ
で抵抗R1および抵抗R2は大きさが同じ抵抗である。
ても同様に、抵抗R3、NPNトランジスタNT5、ダ
イオードD3を介して、オペアンプOP2の非反転入力
端子に入力される。NPNトランジスタNT5およびN
PNトランジスタNT6はエミッタホロアを形成してお
り、それぞれオペアンプOP2の非反転入力端子および
反転入力端子に接続されている。オペアンプOP2で
は、ノードcとノードdとが同電位になるように、PM
OSトランジスタPM1にて帰還がかけられており、M
Rヘッド1の負側(ノードd側)の端子から抵抗R4、
NPNトランジスタNT6、ダイオードD4を介してオ
ペアンプOP2の反転入力端子に接続されている。ここ
で抵抗R3および抵抗R4は大きさが同じ抵抗である。
2、ダイオードD3、ダイオードD4は、オペアンプO
P1およびオペアンプOP2の入力との電位の整合を取
るためであり、オペアンプOP1およびオペアンプOP
2の回路構造によっては、必ずしも必要としない。抵抗
R5、抵抗R6、コンデンサC1〜C3、は実施の形態
1において説明したのと同様であるのでここでは説明を
省略する。また、リードアンプ2に入力されるAC小信
号入力vinに関しても、実施の形態1において説明し
たのと同様である。
の形態1のMRヘッドバイアス電圧を、カレントミラー
回路を使用した定電流源と抵抗で具体的に構成したもの
を示したものである。ここでMRヘッドバイアス電圧源
からエミッタホロア回路を介してオペアンプに入力して
いるため、オペアンプの入力電流によるMRバイアス電
圧の変動を抑えることができる。
ものである。図4において、図3と異なるところは、電
流源CS1の電流IsをNPNトランジタNT4のコレ
クタに流す構造になっている点であるが、この回路構成
においても図3の回路と同様の効果を得ることができ
る。
3を示す。電流源CS1に流れる電流Isは、PNPト
ランジスタPT4のコレクタから引かれる。PNPトラ
ンジスタPT4と、PNPトランジスタPT1と、PN
PトランジスタPT2と、PNPトランジスタPT3
は、カレントミラー回路を形成しており、そのコレクタ
電流はそれぞれIsである。PNPトランジスタPT1
のコレクタ電流は、抵抗R7、ダイオードD1を経由し
て、PNPトランジスタPT8のエミッタに流れる。P
NPトランジスタPT8のコレクタは接地電位GNDに
接続されており、またベースは抵抗R1を介して接地電
位GNDに接続されている。PNPトランジスタPT2
のコレクタ電流は、ダイオードD4、抵抗R8を経由し
て、PNPトランジスタPT7のエミッタに流れる。P
NPトランジスタPT7のコレクタは、負の電源電圧V
eeに接続されており、ベースは抵抗R4を介してMR
ヘッド1の負側(ノードd側)の端子に接続されてい
る。
は、ダイオードD2を経由してPNPトランジスタPT
6のエミッタに流れる。PNPトランジスタPT6のコ
レクタは接地電位GNDに接続されており、またベース
は抵抗R2を介してMRヘッド1の正側(ノードb側)
の端子に接続されている。ここで、コレクタ電流Isが
抵抗値の等しい抵抗R7、抵抗R8に流れることによっ
て、それぞれにMRヘッドバイアス電圧Vmrの半分の
電圧Vmr/2が作られる。そして、これらの大きさの
和がMRヘッドバイアス電圧Vmrとなる。また、MR
ヘッドバイアス電圧Vmrは、電流Isを切り替えるこ
とで、任意の値を設定することができる。
P1とオペアンプOP2の非反転入力端子に接続され
る。PNPトランジスタPT8のエミッタと接地電位G
ND間の電圧をVbe、ダイオードD1の電圧をVdと
すると、オペアンプOP1の非反転入力端子には、Vm
r/2+Vbe+Vdの電位が、またオペアンプOP2
の非反転入力端子には、Vbe+Vdの電位が入力され
る。一方、オペアンプOP1の反転入力端子にはダイオ
ードD2、PNPトランジスタPT6のエミッタとベー
ス、抵抗R2を介してMRヘッド1の正側(ノードb
側)の端子に接続されている。
しく、また、PNPトランジスタPT6のベース−エミ
ッタ間電圧がVbe、ダイオードD2の電圧がVdに設
定されていると、NMOSトランジスタNM1により帰
還がかけられているため、オペアンプOP1の入力端子
間のイマジナリーショートにより、MRヘッド1の正側
(ノードb側)の端子に+Vmr/2の電位を与えるこ
とができる。
は、ダイオードD4、抵抗R8、PNPトランジスタP
T7のエミッタとベース、抵抗R4を介してMRヘッド
1の負側(ノードd側)の端子に接続されている。ここ
で、抵抗R1と抵抗R4の抵抗値が等しく、また、PN
PトランジスタPT7のベース−エミッタ間電圧がVb
e、ダイオードD2の電圧がVdに設定されていると、
PMOSトランジスタPM1により帰還がかけられてい
るため、オペアンプOP2の入力端子間のイマジナリー
ショートにより、MRヘッド1の負側(ノードd側)の
端子に−Vmr/2の電位を与えることができる。
ドD1、ダイオードD2、ダイオードD4は、オペアン
プOP1およびオペアンプOP2の入力との電位の整合
を取るためであり、オペアンプOP1およびオペアンプ
OP2の回路構造によっては、必ずしも必要としない。
さらに、抵抗R5、抵抗R6、コンデンサC1〜C3、
についても実施の形態1において説明したのと同様であ
るし、また、リードアンプ2に入力されるAC小信号入
力vinに関しても、実施の形態1において説明したの
と同様である。
の形態2と同様に、MRヘッドバイアス電圧を、カレン
トミラー回路を使用した定電流源と抵抗で具体的に構成
したものを示したものであるが、MRヘッドバイアス電
圧を発生させる基準電位を接地電位GNDからPNPト
ランジスタの1Vbe分引き上げることにより、接地電
位GNDから負の電源電圧Veeへ電流を引く必要がな
くなる。これにより、実施の形態2の回路に比較して、
NPNトランジスタで構成されたカレントミラー回路を
省略することができ、素子数の減少あるいはチップサイ
ズの縮小を図ることができる。また、負の電源電圧Ve
e側のカレントミラー回路がなくなることによる消費電
力の低減が図れ、さらにカレントミラー回路を介する数
が減ることから、電流の精度が向上し、したがって、M
Rヘッドバイアス電圧の精度が向上する。
ものである。図6において、図5と異なるところは、電
流源CS1の電流IsをNPNトランジタNT4のコレ
クタで受け、PNPトランジスタをNPNトランジスタ
に置き換えた構造になっている点であるが、この回路構
成においても図5の回路と同様の効果を得ることができ
る。
よれば、MRヘッドの両端に対し、一定電圧値を保った
バイアス電圧を印加し、かつ、バイアス電圧の中間電位
を接地電位に保つ回路構成のため、過電流の発生を防ぐ
とともに、寄生素子の影響や、ノイズの影響に対しての
耐性を高めることができる。
MRヘッドの一端におけるバイアス電圧による電位は、
接地電位を基準電位とする正の定電圧発生回路により正
の定電位とされ、また、MRヘッドの他端におけるバイ
アス電圧は、接地電位を基準電位とする負の定電圧発生
回路により、正の定電位と絶対値の等しい負の定電位と
される回路構成のため、比較的簡単な回路構成で実現す
ることができる。
正の定電圧回路は、正の電圧源と、オペアンプと、オペ
アンプに帰還がかけられたNMOSトランジスタで構成
されているため、安定した定電圧が得られる。
負の定電圧回路は、負の電圧源と、オペアンプと、オペ
アンプに帰還がかけられたPMOSトランジスタで構成
されているため、安定した定電圧が得られる。
MRヘッドの第一の端子には、抵抗を介してNMOSト
ランジスタのソースが接続され、NMOSトランジスタ
はドレインが第一の電源に接続され、さらにゲートは第
一のオペアンプに接続され、第一のオペアンプは非反転
入力端子に正の電圧源が接続され、また反転入力端子は
MRヘッドの第一の端子に接続され、そして、MRヘッ
ドの第二の端子には、抵抗を介してPMOSトランジス
タのソースが接続され、PMOSトランジスタはドレイ
ンが第二の電源に接続され、さらにゲートは第二のオペ
アンプに接続され、第二のオペアンプは非反転入力端子
に負の電圧源が接続され、また反転入力端子はMRヘッ
ドの第二の端子に接続される回路構成のため、過電流の
発生を防ぐとともに、寄生素子の影響や、ノイズの影響
に対しての耐性を高めることができる。
正の電圧源は、定電流源と、カレントミラー回路と、抵
抗により構成されているため、オペアンプの入力電流に
よるMRバイアス電圧の変動を抑えることができる。
負の電圧源は、定電流源と、カレントミラー回路と、抵
抗により構成されているため、オペアンプの入力電流に
よるMRバイアス電圧の変動を抑えることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 MRヘッドの両端に対し、一定電圧値を
保ったバイアス電圧を印加し、かつ、該バイアス電圧の
中間電位を接地電位に保つことを特徴とする半導体集積
回路。 - 【請求項2】 前記MRヘッドの一端における前記バイ
アス電圧による電位は、接地電位を基準電位とする正の
定電圧発生回路により正の定電位とされ、また、前記M
Rヘッドの他端における前記バイアス電圧は、接地電位
を基準電位とする負の定電圧発生回路により、前記正の
定電位と絶対値の等しい負の定電位とされることを特徴
とする請求項1に記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記正の定電圧回路は、正の電圧源と、
オペアンプと、および該オペアンプに帰還がかけられた
NMOSトランジスタで構成されていることを特徴とす
る請求項2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記負の定電圧回路は、負の電圧源と、
オペアンプおよび該オペアンプに帰還がかけられたPM
OSトランジスタで構成されていることを特徴とする請
求項2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項5】 MRヘッドの第一の端子には、抵抗を介
してNMOSトランジスタのソースが接続され、前記N
MOSトランジスタはドレインが第一の電源に接続さ
れ、さらにゲートは第一のオペアンプに接続され、該第
一のオペアンプは非反転入力端子に正の電圧源が接続さ
れ、また反転入力端子は前記MRヘッドの第一の端子に
接続され、そして、前記MRヘッドの第二の端子には、
抵抗を介してPMOSトランジスタのソースが接続さ
れ、前記PMOSトランジスタはドレインが第二の電源
に接続され、さらにゲートは第二のオペアンプに接続さ
れ、該第二のオペアンプは非反転入力端子に負の電圧源
が接続され、また反転入力端子は前記MRヘッドの第二
の端子に接続されることを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項6】 前記正の電圧源は、定電流源と、カレン
トミラー回路と、抵抗により構成されていることを特徴
とする請求項3または請求項5のいずれかに記載の半導
体集積回路。 - 【請求項7】 前記負の電圧源は、定電流源と、カレン
トミラー回路と、抵抗により構成されていることを特徴
とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の半導
体集積回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125798A JP2003317201A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体集積回路 |
US10/277,799 US6909569B2 (en) | 2002-04-26 | 2002-10-23 | Low impedance semiconductor integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125798A JP2003317201A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003317201A true JP2003317201A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29243776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002125798A Pending JP2003317201A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体集積回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6909569B2 (ja) |
JP (1) | JP2003317201A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008141061A1 (en) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Texas Instruments Incorporated | Resistivity sense bias circuits and methods of operating the same |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930531B2 (en) * | 2003-10-30 | 2005-08-16 | Texas Instruments Incorporated | Circuit and method to compensate for RMR variations and for shunt resistance across RMR in an open loop current bias architecture |
JP4805699B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2011-11-02 | 株式会社リコー | 半導体装置 |
US7839593B1 (en) * | 2006-09-08 | 2010-11-23 | Marvell International, Ltd. | Magneto-resistive biasing methods and systems |
US7804658B1 (en) * | 2006-09-11 | 2010-09-28 | Marvell International Ltd. | Biasing RMR with constant power |
KR20160114498A (ko) * | 2014-01-31 | 2016-10-05 | 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 반도체 집적 회로 장치 및 전원 시스템 |
CN110036306B (zh) * | 2016-10-06 | 2022-01-04 | 皇家飞利浦有限公司 | 使用多个rf端口的阻抗匹配 |
JP7109249B2 (ja) * | 2017-06-14 | 2022-07-29 | エイブリック株式会社 | 磁気センサ回路 |
US10571528B2 (en) * | 2017-06-14 | 2020-02-25 | Ablic Inc. | Magnetic sensor circuit |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08138201A (ja) * | 1994-11-08 | 1996-05-31 | Hitachi Ltd | リードアンプ、再生回路、及び磁気ディスク装置 |
JP2002135059A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Sony Corp | 増幅器 |
JP2002268302A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-09-18 | Matsushita Graphic Communication Systems Inc | 画像記録装置 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125798A patent/JP2003317201A/ja active Pending
- 2002-10-23 US US10/277,799 patent/US6909569B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008141061A1 (en) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Texas Instruments Incorporated | Resistivity sense bias circuits and methods of operating the same |
US7961418B2 (en) | 2007-05-09 | 2011-06-14 | Texas Instruments Incorporated | Resistivity sense bias circuits and methods of operating the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6909569B2 (en) | 2005-06-21 |
US20030202272A1 (en) | 2003-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5773991A (en) | Motor current sense circuit using H bridge circuits | |
US9638584B2 (en) | Differential temperature sensor with sensitivity set by current-mirror and resistor ratios without limiting DC bias | |
TWI234645B (en) | Temperature sensing apparatus and methods | |
KR920005257B1 (ko) | 정전류원 회로 | |
EP0588650B1 (en) | Amplifier circuit for magnetoresistive element | |
JP2682270B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子回路 | |
KR950704695A (ko) | 자기 기록 캐리어로부터 정보 신호를 판독하는 장치(Arrangement for reading information from a track on a record carrier comprising a fast settling read amplifier for magneto-resistive heads) | |
JP2003317201A (ja) | 半導体集積回路 | |
US5877914A (en) | Amplifier output clamping scheme | |
US6650182B2 (en) | Exponential transconductance amplifier | |
JP2002237730A (ja) | 電力増幅回路 | |
US5818211A (en) | Current generating circuit for read/write head | |
WO2015168497A1 (en) | Current-limiting in an amplifier system | |
US5063310A (en) | Transistor write current switching circuit for magnetic recording | |
KR100599974B1 (ko) | 기준 전압 발생기 | |
CN112783252B (zh) | 半导体装置以及半导体集成电路 | |
JP2729001B2 (ja) | 基準電圧発生回路 | |
JPH0846443A (ja) | 高入力インピーダンス回路及び半導体装置 | |
US6954105B2 (en) | Disk drive and error amplifier therefor and related methods | |
JP2000195003A (ja) | Mr素子の信号増幅回路 | |
JPH09245304A (ja) | リードアンプ及びリードライト用集積回路装置 | |
Wadsworth | The performance and applications of a new current conveyor integrated circuit | |
JPH07321288A (ja) | 半導体集積回路、並びにそれを用いたレギュレータ及び温度計 | |
JPS63236403A (ja) | 電流源回路 | |
JPH06140847A (ja) | 差動増幅回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050406 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |