JP3117658B2 - Mrヘッドを備えた磁気再生装置 - Google Patents
Mrヘッドを備えた磁気再生装置Info
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Description
抗効果型ヘッド)を備えた磁気再生装置に関し、特に、
磁気記録媒体に記録された情報を再生するMRヘッドの
エレクトロ・マイグレーションを抑制した磁気再生装置
に関する。従来、磁気ディスク装置や磁気テープ装置等
の磁気記録媒体に情報の記録、再生を行う磁気記録再生
装置では、巻線型薄膜磁気ヘッド(インダクティブヘッ
ド)により記録媒体に記録を行い、MRヘッドで再生を
行う複合型ヘッドを備えたものが実用化されている。
ドは、素子の抵抗値が外部からの磁界に依存して変化す
ることを利用して、記録媒体に記録された磁化反転から
の洩れ磁界を検出するものであり、素子にセンス電流と
呼ばれる電流を流して使用される。このMRヘッドの再
生出力は、インダクティブヘッドに比べて、ヘッドと記
録媒体との相対速度に依存せず、磁束量に比例した比較
的大きな値として得られるので、高密度記録トラックの
再生に極めて有利である。そして、MRヘッドの素子に
流すセンス電流を大きくすると、ディスクとヘッド間の
相対速度に無関係に大きな再生信号が得られる。そのた
め、MRヘッドは高密度磁気ディスク装置に好適に用い
られることから、コンピュータの外部記憶装置として使
用される磁気ディスク装置の大容量化の要求に伴い、近
年、広く用いられるようになってきた。
再生装置では、センス電流の電流密度を高くした場合
に、電導電子の衝突によって金属原子が陰極から陽極に
移動するエレクトロ・マイグレーションという現象が発
生し、MRヘッドの直流抵抗値の増加や断線障害が起こ
る可能性があり、この対策が望まれている。
大きさとMRヘッドの寿命との関係を示すものである。
この図から分かるように、MRヘッドの寿命はセンス電
流の値に反比例する。また、一定のセンス電流をMRヘ
ッドに流した場合は、MRヘッドの寿命はセンス電流の
通電時間にも反比例する。
装置では、MRヘッドから大きい再生出力を得るため
に、MRヘッドに流すセンス電流は106 〜107 A/
cm2 程度になるのが一般的である。この結果、MRヘッ
ドではインダクティブヘッドに比べて素子が高温に発熱
し、また、センス電流の電流密度が高い場合にエレクト
ロ・マイグレーション現象が発生し、ヘッドの磁性膜の
磁気特性の劣化や断線障害が発生する恐れがある。
を抑制するには、MRヘッドの素子の一方向にセンス電
流を流した場合、その通電時間を減少させることが効果
的である。また、エレクトロ・マイグレーションの対策
として、従来の磁気ディスク装置では、例えば、特開平
5−225531に開示されているように、センス電流
を反転させることが行われている。
5−225531に開示の方法のようにセンス電流を反
転させると、通常の記録信号の再生時にセンス電流の方
向が変化することになり、センス電流の方向の違いによ
るMRヘッドの再生特性を同一にするのは困難であるこ
とから、センス電流の方向の反転の度に再生信号に対し
て特性の変動の補正をしなければならないという問題点
があった。
点を解消し、MRヘッドにより情報の再生を行う磁気再
生装置において、磁気再生装置の総稼働時間に占める割
合が最も大きいシーク時、及びトラック追従時において
MRヘッドへのセンス電流を制限することにより、エレ
クトロ・マイグレーションによるMRヘッドへの悪影響
を防止し、消費電力が小さく、且つ、耐久性、信頼性に
優れたMRヘッドを備えた磁気再生装置を提供すること
である。
ヘッドを備えた磁気再生装置の基本構成が図1(a) ,
(b) に示される。図1(a) ,(b) に示されるように、本
発明では、少なくとも1枚の記録媒体1に磁気記録され
た情報を、記録媒体1の記録面に対応して設けられたM
Rヘッド2に電流供給手段3からセンス電流を供給して
読み出した後、これを信号復号手段4によって復号する
構成の磁気再生装置10,20において、記録媒体1か
らMRヘッドによる読み出しが必要か否かを判定するM
Rヘッド情報判定手段5と、MRヘッドによる読み出し
が必要な場合に、電流供給手段3からMRヘッド2にセ
ンス電流を供給する電流供給制御手段6とが設けられて
いる。ここで、MRヘッドの位置制御に使用するサーボ
情報は、ディスク一周に対してN個あるものとする。
電流供給手段3からMRヘッド2への電源供給回路にオ
ン/オフ手段7Aを設けて、電流供給制御手段6が、M
Rヘッド2よって読み出される情報が必要でないと判断
した時に、このオン/オフ手段7Aをオフにすることを
特徴としている。図1(b) の磁気再生装置20において
は、電流供給手段3と電源8とを接続する回路にオン/
オフ手段7Bが設けられており、電流供給制御手段6
は、MRヘッド2によって読み出される情報が必要でな
いと判断した時に、このオン/オフ手段7Bをオフにす
ることを特徴としている。
磁気再生装置は、磁気再生装置がシーク時またはトラッ
ク追従時か否かを判定するセンス電流削減時期判定手段
と、磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時と判
定された時に、磁気ディスクからMRヘッドによる読み
出しが必要か否かを判定するMRヘッド情報判定手段
と、MRヘッドによる読み出しが必要な場合に、N個の
サーボ情報のM個置きの間引きタイミングで電流供給手
段からMRヘッドにセンス電流を供給し、サーボ情報を
読み出すサーボ情報間引きサンプリング手段と、間引か
れたサーボ情報に対してはその代替として、前回のサー
ボ情報を元に、今回のサーボ情報を予測するサーボ情報
予測手段、及び、予測されたサーボ情報を基にしてMR
ヘッドの位置制御を行う位置制御手段とを備えて構成す
ることができる。
磁気再生装置は、磁気ディスクからMRヘッドによる読
み出しが必要か否かを判定するMRヘッド情報判定手段
と、磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時か否
かを判定するセンス電流削減時期判定手段と、磁気再生
装置がシーク時またはトラック追従時と判定された時
に、磁気ディスクからMRヘッドによる読み出しが必要
か否かを判定するMRヘッド情報判定手段と、MRヘッ
ドによる読み出しが必要な場合に、N個のサーボ情報の
M個置きの間引きタイミングで電流供給手段からMRヘ
ッドにセンス電流を供給し、サーボ情報を読み出すサー
ボ情報間引きサンプリング手段と、通常の位置制御時に
使用する位置制御用のパラメータとは別に、間引きサン
プリング時の別の位置制御用の、予め計算されたパラメ
ータを格納する制御パラメータ格納手段、及び、間引か
れたサーボ情報に対してはその代替として、別の位置制
御用のパラメータを読み出してサーボ情報とし、このサ
ーボ情報を使用してMRヘッドの位置制御を行う位置制
御手段とを備えて構成することができる。
装置の総稼働時間に占める割合が最も大きいシーク時、
及びトラック追従時のMRヘッドへのセンス電流を制限
することにより、エレクトロ・マイグレーションが効果
的に抑制され、磁気再生装置の耐久性、信頼性が向上す
る。
明の実施の形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明
する。なお、説明を分かりやすくするために、以下の実
施例においては、図1(a), (b)で説明した原理構成と同
じ構成部材には同じ符号を付して説明する。
装置11の構成を示すものであり、図1(a) の原理構成
に対応するものである。第1の実施例では磁気再生装置
11はMRヘッド2を備えた磁気ディスク装置である。
この実施例の磁気ディスク装置11には、少なくとも1
枚の記録媒体である磁気ディスク1が同じ回転軸1Aに
取り付けられて設けられており、この回転軸1Aはスピ
ンドルモータ1Bによって回転駆動される。また、磁気
ディスク1の記録面に対向する部位には、磁気ディスク
1に磁気記録された情報を読み取るMRヘッド2が設け
られている。MRヘッド2には電流供給回路3からセン
ス電流が供給され、MRヘッド2によって読み出された
磁気ディスク1上の情報は信号復号回路4によって復号
される。信号復号回路4からは復号されたデータ信号と
サーボ信号とが出力され、データ信号は図示しないデー
タ処理回路に入力され、サーボ信号は電源供給制御回路
6の制御部61に入力される。
MRヘッド2へのセンス電流の供給を制御するものであ
り、制御部61の他にセンス電流積算値記憶部62を備
えた主記憶部63がある。また、電流供給回路3から各
MRヘッド2にセンス電流を供給する回路の途中には、
個々のMRヘッドにそれぞれ直列にオン/オフスイッチ
71が設けられており、電源供給制御回路6の制御部6
1は、これらのオン/オフスイッチ71のいずれかをオ
ンすることによって電流供給回路3から所望のMRヘッ
ド2にセンス電流を供給する。
ており、この電源8は切換スイッチ81を介して極性の
異なる正電圧源+Vccと、負電圧電−Vccに接続さ
れている。切換スイッチ81は通常は正電圧源+Vcc
に接続されており、オン/オフスイッチ71のオンによ
り、MRヘッドには正極性のセンス電流が供給される。
一方、この切換スイッチ81が負電圧源−Vcc側に接
続されると、電源8、電流供給源3、及びオン/オフス
イッチ71を介して極性が逆の負極性のセンス電流が供
給される。
々のMRヘッド2に直列に接続されている第1の実施例
の磁気再生回路11では、個々のMRヘッド2へのセン
ス電流の制御が可能である。図3は、本発明の第2の実
施例の磁気再生装置21の構成を示すものであり、図1
(b) の原理構成に対応するものである。第2の実施例で
も磁気再生装置11はMRヘッド2を備えた磁気ディス
ク装置である。
は、オン/オフスイッチ72の設置位置を除いて第1の
実施例の磁気再生装置11の構成と同じである。即ち、
第1の実施例の磁気再生装置11におけるオン/オフス
イッチ71は、全てのMRヘッド2に直列に電流供給回
路3との間に設けられていたが、第2の実施例の磁気再
生装置21におけるオン/オフスイッチ72は、電源供
給回路3と電源8との間に設けられている点のみが第1
の実施例と異なる。
成は第1の実施例の磁気再生回路11の構成と全く同じ
であるので、その説明を省略する。このように、オン/
オフスイッチ72が電流供給回路3と電源8との間に設
けられている第2の実施例の磁気再生回路21では、M
Rヘッド2へのセンス電流を供給しない時に、電流供給
回路3の電源も遮断されるので、余分な回路を動作させ
ることがなくなり、消費電力の低減が図れる。
4に示すように、後述するライトゲート信号、サーボゲ
ート信号、リードゲート信号を出力するMPU612
と、ヘッドコントローラ611とがある。ところで、最
近の磁気ディスク装置においてはトラック密度の増加に
伴い、データ面にもサーボ情報を記録したセクタサーボ
方式が多く用いられるようになってきている。図5は、
このようなセクターサーボ方式を用いた磁気ディスク装
置における1トラックのフォーマットの一例を示すもの
である。ここでは、磁気ディスクの各トラックの1周
に、N個のサーボフレームがあり、各フレームにサーボ
情報を記録するサーボ情報部SVと、データを記録する
データ部DATAがあるものとする。従って、この実施
例では磁気ディスクの各トラックの1周にN個のサーボ
情報がある場合について、MRヘッドに流すセンス電流
の種々の制御について説明する。
施例の制御手順を示すものであり、例えば、図2で説明
した本発明の磁気再生装置の第1の実施例の構成にこの
制御手順を適用した場合について説明する。ステップ6
01においては、磁気ディスク装置11が再生時か否か
を判定する。磁気ディスク装置11が再生時である場合
は、MRヘッド2によるデータの再生が必要であるので
ステップ602に進み、オン/オフスイッチ71をオン
にし、MRヘッド2にセンス電流を流してこのルーチン
を終了する。
ク装置11が再生時でないと判定した場合はステップ6
03に進む。磁気ディスク装置11が再生時でない判定
した場合は、記録時かシーク時、或いはトラック追従時
である。この場合にはサーボ情報をMRヘッド2によっ
て読み出す必要がある。そこで、ステップ603におい
ては、サーボ情報読み出しタイミングか否かを判定す
る。
しタイミングである場合はステップ604に進み、オン
/オフスイッチ71をオンにし、MRヘッド2にセンス
電流を流してこのルーチンを終了する。また、ステップ
603においてサーボ情報読み出しタイミングでない場
合は、MRヘッド2がセンス電流を流す必要のないデー
タ部に位置するのでステップ605に進み、オン/オフ
スイッチ71をオフにし、MRヘッド2へのセンス電流
を遮断してこのルーチンを終了する。
ボ方式の磁気ディスク装置11のデータフォーマットに
対する記録時、再生時、及びシーク時とトラック追従時
の各ゲート信号と、図6で説明したセンス電流制御の第
1の実施例におけるセンス電流との関係を示すタイムチ
ャートである。図11から図13において、SGはサー
ボ情報を示すサーボゲート信号、WGはデータ部への書
込みを示すライトゲート信号、RGはデータ部からの読
み出しを示すリードゲート信号である。図11から図1
3に示されるように、従来のセンス電流は、磁気ディス
ク装置11の記録時、再生時、シーク時、及びトラック
追従時の如何に係わらず、常にサーボ情報部とデータ部
においてMRヘッド2に供給されており、このことがエ
レクトロ・マイグレーションの原因となっていた。
ッド2からの情報が必要な期間は、再生時のサーボ情報
部Cとデータ部Dと、記録時、シーク時、及びトラック
追従時のサーボ情報部A,Eのみであり、記録時、シー
ク時、及びトラック追従時のデータ部B,FはMRヘッ
ド2からの情報は必要がないことが分かる、そこで、第
6図で説明した本発明のセンス電流制御の第1の実施例
によれば、図12に示されるように、再生時にはサーボ
情報部Cとデータ部Dの期間にはMRヘッド2にセンス
電流が供給されるが、図11と図13に示されるよう
に、記録時、シーク時、及びトラック追従時には、サー
ボ情報部A,Eの期間のみにしかセンス電流が流されて
いない。
の制御手順に基づいて、図2の電源供給制御回路6がオ
ン/オフスイッチ71をオン/オフ制御することによっ
て実行される。即ち、記録時、シーク時、及びトラック
追従時にはデータ部を示すライトゲート信号WGの始ま
り、或いはサーボ情報を示すサーボゲート信号SGの終
わり、或いはそれに代わる信号をトリガーとして、電源
供給制御回路6がオン/オフスイッチ71をオフしてセ
ンス電流を遮断する。また、データ部を示すライトゲー
ト信号WGの終わり、或いはサーボ情報を示すサーボゲ
ート信号SGの始まり、或いはそれに代わる信号をトリ
ガーとして、電源供給制御回路6がオン/オフスイッチ
71をオンしてセンス電流を流す動作を行う。
要がない記録時、シーク時、及びトラック追従時のデー
タ部D,Fにおいてセンス電流をMRヘッド2に通電し
ないことにより、エレクトロ・マイグレーションを抑制
できる。図7は本発明のセンス電流制御の第2の実施例
の制御手順を示すものであり、例えば、図2で説明した
本発明の磁気再生装置の第1の実施例の構成にこの制御
手順を適用した場合について説明する。
装置11が再生時か否かを判定する。磁気ディスク装置
11が再生時である場合は、MRヘッド2によるデータ
の再生が必要であるのでステップ702に進み、オン/
オフスイッチ71をオンにし、MRヘッド2にセンス電
流を流してこのルーチンを終了する。一方、ステップ7
01において磁気ディスク装置11が再生時でないと判
定した場合は記録時かシーク時、或いはトラック追従時
であるのでステップ703に進む。ステップ703にお
いては、サーボ情報読み出しタイミングか否かを判定す
る。ステップ703においてサーボ情報読み出しタイミ
ングである場合はステップ704に進み、オン/オフス
イッチ71をオンにし、MRヘッド2にセンス電流を流
す。そして、続くステップ705において流したセンス
電流を積算して積算値を求めてこのルーチンを終了す
る。
読み出しタイミングでない場合は、MRヘッド2がセン
ス電流を流す必要のないデータ部に位置するのでステッ
プ706に進み、切換スイッチ81の接続先を正電圧+
Vccから負電圧−Vccに切り換えて電源8の出力電
圧を反転する。続いてステップ707においてオン/オ
フスイッチ71をオンにし、MRヘッド2に逆極性のセ
ンス電流を流す。
流す逆極性のセンス電流値が、ステップ705で積算し
た正極性のセンス電流の積算値に等しくなったか否かを
判定し、等しくない時はステップ707に戻る。そし
て、(MRヘッド2に流す逆極性のセンス電流の積算
値)=(MRヘッド2に流したセンス電流の積算値)に
なったらステップ709に進み、オン/オフスイッチ7
1をオフにしてMRヘッドへのセンス電流を遮断する。
続くステップ710では切換スイッチ81の接続先を負
電圧−Vccから正電圧+Vccに切り換えて電源8の
出力電圧を再度切り換えて元に戻してこのルーチンを終
了する。
ボ方式の磁気ディスク装置21のデータフォーマットに
対する記録時、再生時、及びシーク時とトラック追従時
の各ゲート信号と、図7で説明したセンス電流制御の第
2の実施例におけるセンス電流との関係を示すタイムチ
ャートである。図14から図16において、SGはサー
ボ情報を示すサーボゲート信号、WGはデータ部への書
込みを示すライトゲート信号、RGはデータ部からの読
み出しを示すリードゲート信号であり、本発明のセンス
電流値の部分を除いては図14から図16に示され特性
は図11から図13で説明した特性と同じである。
順においては、第6図で説明した本発明のセンス電流制
御の第1の実施例の制御手順と同様に、再生時にはサー
ボ情報部Cとデータ部Dの期間には、MRヘッド2にセ
ンス電流が供給され(図15参照)、記録時、シーク
時、及びトラック追従時には、サーボ情報部A,Eの期
間にもセンス電流が流される(図14と図16参照)。
更に、第2の実施例の制御手順においては、記録時、シ
ーク時、及びトラック追従時には、図14と図16に示
すように、そのデータ部B,Fの期間において、サーボ
情報部A,Eの期間と同じ長さの期間だけ、サーボ情報
部A,Eの期間で流されたセンス電流と逆極性のセンス
電流が流される。
の制御手順に基づいて、図2の電源供給制御回路6がオ
ン/オフスイッチ71をオン/オフ制御し、更には、切
換スイッチ81の接続先を切り換えることによって実行
することができる。このように、MRヘッド2からの情
報は必要がない記録時、シーク時、及びトラック追従時
のデータ部D,Fにおいてセンス電流をMRヘッド2に
通電しないことに加えて、記録時、シーク時、及びトラ
ック追従時に、サーボ情報部でMRヘッド2に流したセ
ンス電流と逆極性のセンス電流をデータ部で流すことに
より、素子構成元素の原子レベルでの移動を抑制するこ
とができ、MRヘッドにおけるエレクトロ・マイグレー
ションを一層抑制できる。
施例の制御手順を示すものであり、例えば、図2で説明
した本発明の磁気再生装置の第1の実施例の構成にこの
制御手順を適用した場合について説明する。ステップ8
01においては、磁気ディスク装置11が再生時か否か
を判定する。磁気ディスク装置11が再生時である場合
は、MRヘッド2によるデータの再生が必要であるので
ステップ811に進み、オン/オフスイッチ71をオン
にし、MRヘッド2にセンス電流を流す。そして、ステ
ップ812においてMRヘッド2から読み出される全て
のサーボ情報を検出し、ステップ813において検出し
た全てのサーボ情報を使用してMRヘッド2の位置制御
を実行してこのルーチンを終了する。
ク装置11が再生時でないと判定した場合はステップ8
02に進み、記録時か否かを判定する。磁気ディスク装
置11が記録時である時にはステップ809に進み、サ
ーボ情報の読み出しタイミングか否かを判定する。そし
て、サーボ情報の読み出しタイミングである場合にはス
テップ811に進んで前述のステップ811からステッ
プ813の処理を行う。また、ステップ809でサーボ
情報の読み出しタイミングでない場合にはステップ81
0に進み、オン/オフスイッチ71をオフにし、MRヘ
ッド2へのセンス電流を遮断してこのルーチンを終了す
る。
トラック追従時であると判定した時はステップ803に
進む。ステップ803においては、サーボ情報読み出し
タイミングか否かを判定する。ステップ803において
サーボ情報読み出しタイミングでない場合はステップ8
10に進み、オン/オフスイッチ71をオフにし、MR
ヘッド2へのセンス電流を遮断してこのルーチンを終了
する。
しタイミングであると判定した場合はステップ804に
進み、このサーボ情報読み出しタイミングがM個置きの
サーボ情報読み出しタイミングか否かを判定する。ステ
ップ804における判定がM個置きのサーボ情報読み出
しタイミングである場合はステップ805に進み、サー
ボ情報を読み込んで記憶し、続くステップ806で読み
込んだサーボ情報でMRヘッド2の位置制御を実行して
このルーチンを終了する。
サーボ情報読み出しタイミングでない場合はステップ8
07に進む。ステップ807では、前回のサーボ情報を
基にして、抜けたサーボ情報の予測演算を行い、続くス
テップ808ではこの予測したサーボ情報でMRヘッド
2を位置制御してこのルーチンを終了する。磁気ディス
ク1の各トラックの1周において、シーク時或いはトラ
ックに追従している時は、図17(a) に示すように、通
常は全てのサーボ情報部SVにおいてMRヘッド2にセ
ンス電流が流されていた。この状態をこの実施例ではM
=0の状態とする。一方、第3の実施例では、例えば、
図17(b) に示すように、サーボ情報部SVを1個置き
にMRヘッド2で読み出し、その間のサーボ情報部SV
の情報は読み出さない。即ち、2個に1個の割合でサー
ボ情報部SVの情報を読み出す。この状態をM=1の状
態とする。図17(c) はM=2の状態の時のMRヘッド
2へのセンス電流の供給状態を示すものである。
装置11のシーク時或いはトラックに追従時に、M個置
きにサーボ情報を読み出し、サーボ情報を読み出さない
時は前回のサーボ情報を基に、抜けたサーボ情報を予測
し、この予測値に基づいてMRヘッド2の位置制御を行
っている。従って、この第3の実施例のセンス電流の制
御方法では、シーク時或いはトラックに追従している時
に全てのサーボ情報部からサーボ情報を読み出す場合に
比べて、MRヘッド2に流すセンス電流の積算値が減る
ので、MRヘッド2のエレクトロ・マイグレーションを
抑制することができる。
施例の制御手順を示すものであり、例えば、図2で説明
した本発明の磁気再生装置の第1の実施例の構成にこの
制御手順を適用した場合について説明する。図9に示す
センス電流制御の第4の実施例の制御手順は、図8で説
明したセンス電流制御の第3の実施例の制御手順を殆ど
同じであり、異なる点は、ディスク装置11のシーク時
或いはトラックに追従時に、ステップ804においてM
個置きのサーボ情報読み出しタイミングでない場合とな
った時の制御のみである。よって、図9の制御手順にお
ける図8の制御手順と同じステップには同じステップ番
号を付してその説明を省略する。
施例の制御手順においては、M個置きのサーボ情報読み
出しタイミングでない場合には、抜けたサーボ情報をス
テップ807で予測し、この予測値に基づいてステップ
808でMRヘッド2の位置制御が行われた。一方、図
9に示すセンス電流制御の第4の実施例の制御手順にお
いては、M個置きのサーボ情報読み出しタイミングでな
い場合には、ステップ901において前回のサーボ情報
を基に、M個間隔のサーボ情報を前提に計算された制御
パラメータを読み出し、ステップ902においてこの読
み出した制御パラメータでMRヘッド2の位置制御を行
う。この制御パラメータは、図2の主記憶部63に記憶
されている。
でも、シーク時或いはトラックに追従している時に全て
のサーボ情報部からサーボ情報を読み出す場合に比べ
て、MRヘッド2に流すセンス電流の積算値が減るの
で、MRヘッド2のエレクトロ・マイグレーションを抑
制することができる。なお、以上の説明では、図2の磁
気ディスク装置11において本発明のセンス電流制御の
第1から第4の実施例の制御手順を説明したが、この制
御手順は、図4の磁気ディスク装置21を用いても良
い。この場合は、MRヘッド2へのセンス電流が不要の
際に、電流供給回路3の電源8との接続が遮断されるの
で、電流供給回路3における余分な消費電力を低減する
ことができる。
実施例の制御手順を示すものであり、この制御手順は、
図2で説明した本発明の磁気再生装置の第1の実施例の
構成、即ち、各MRヘッド2へのセンス電流が個々に制
御できる構成に適用できるものである。なお、説明を簡
単にするために、この実施例では、図3に於けるMRヘ
ッド2の個数は3個であるとし、それぞれヘッド♯1、
♯2、♯3とする。
ク装置12が再生時か否かを判定する。磁気ディスク装
置11が再生時である場合は、MRヘッド2によるデー
タの再生が必要であるのでステップ1011に進み、オ
ン/オフスイッチ71をオンにし、前のコマンドで指示
されたMRヘッド2にセンス電流を流す。そして、ステ
ップ1012においてMRヘッド2から読み出される全
てのサーボ情報を検出し、ステップ1013において検
出した全てのサーボ情報を使用してMRヘッド2の位置
制御を実行する。この後、ステップ1014においてセ
ンス電流を供給したMRヘッド2のセンス電流値を積算
してこのルーチンを終了する。センス電流の積算値は、
図3のセンス電流積算値記憶部63に記憶される。
スク装置12が再生時でないと判定した場合はステップ
1002に進み、記録時か否かを判定する。磁気ディス
ク装置12が記録時である時にはステップ1009に進
み、サーボ情報の読み出しタイミングか否かを判定す
る。そして、サーボ情報の読み出しタイミングである場
合にはステップ1011に進んで前述のステップ101
1からステップ1014の処理を行う。また、ステップ
1009でサーボ情報の読み出しタイミングでない場合
にはステップ1010に進み、オン/オフスイッチ71
をオフにし、MRヘッド2へのセンス電流を遮断してこ
のルーチンを終了する。
はトラック追従時であると判定した時はステップ100
3に進む。ステップ1003においては、サーボ情報読
み出しタイミングか否かを判定する。ステップ1003
においてサーボ情報読み出しタイミングでない場合はス
テップ1010に進み、オン/オフスイッチ71をオフ
にし、MRヘッド2へのセンス電流を遮断してこのルー
チンを終了する。
出しタイミングであると判定した場合はステップ100
4に進み、ヘッド♯1のセンス電流の積算値が最小か否
かを判定する。もし、ヘッド♯1のセンス電流の積算値
が最小である場合はステップ1005に進み、ヘッド♯
1に直列に接続されたオン/オフスイッチ71をオンに
し、ヘッド♯1にセンス電流を流してサーボ情報を読み
取る。ヘッド♯1でサーボ情報を読み取った後はステッ
プ1012に進み、前述のステップ1012からステッ
プ1014の処理を行う。
ンス電流の積算値が最小でない場合はステップ1006
に進み、ヘッド♯2のセンス電流の積算値が最小か否か
を判定する。もし、ヘッド♯2のセンス電流の積算値が
最小である場合はステップ1007に進み、ヘッド♯2
に直列に接続されたオン/オフスイッチ71をオンに
し、ヘッド♯2にセンス電流を流してサーボ情報を読み
取る。ヘッド♯2でサーボ情報を読み取った後はステッ
プ1012に進み、前述のステップ1012からステッ
プ1014の処理を行う。
流の積算値が最小でない場合は、ヘッド♯3のセンス電
流の積算値が最小であるのでステップ1008に進み、
ヘッド♯3に直列に接続されたオン/オフスイッチ71
をオンにし、ヘッド♯3にセンス電流を流してサーボ情
報を読み取る。ヘッド♯3でサーボ情報を読み取った後
はステップ1012に進み、前述のステップ1012か
らステップ1014の処理を行う。
例では、複数個あるMRヘッド2のうちのセンス電流の
積算通電量が最も少ないヘッドを選んで、それをシーク
時、或いはトラック追従時におけるサーボ情報の読み取
りに使用するので、複数個あるMRヘッド2へのセンス
電流の通電時間が均一になり、効果的にエレクトロ・マ
イグレーションを抑制して磁気再生装置12の信頼性、
長寿命化を図ることができる。
Rヘッドにより情報の再生を行う磁気再生装置におい
て、MRヘッドのエレクトロ・マイグレーションを効果
的に抑制できるので、磁気再生装置の消費電力の低減、
耐久性、信頼性を向上できるという効果がある。
は、磁気再生装置の総稼働時間に占める割合が最も大き
いシーク時、及びトラック追従時のMRヘッドへのセン
ス電流を制限することにより、エレクトロ・マイグレー
ションが効果的に抑制され、磁気再生装置の耐久性、信
頼性が向上する。
生装置の基本構成図である。
1の実施例の構成を示すブロック回路図である。
2の実施例の構成を示すブロック回路図である。
のフォーマットの一例を示す図である。
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
タフォーマットに対する記録時のゲート信号と、本発明
のセンス電流制御の第1の実施例におけるセンス電流と
の関係を示すタイムチャートである。
タフォーマットに対する再生時のゲート信号と、本発明
のセンス電流制御の第1の実施例におけるセンス電流と
の関係を示すタイムチャートである。
タフォーマットに対するシーク時、及び、トラック追従
時のゲート信号と、本発明のセンス電流制御の第1の実
施例におけるセンス電流との関係を示すタイムチャート
である。
タフォーマットに対する記録時のゲート信号と、本発明
のセンス電流制御の第2の実施例におけるセンス電流と
の関係を示すタイムチャートである。
タフォーマットに対する再生時のゲート信号と、本発明
のセンス電流制御の第2の実施例におけるセンス電流と
の関係を示すタイムチャートである。
タフォーマットに対するシーク時、及び、トラック追従
時のゲート信号と、本発明のセンス電流制御の第2の実
施例におけるセンス電流との関係を示すタイムチャート
である。
タフォーマットに対する本発明のセンス電流の流し方を
説明するものであり、(a) は間引きなしの場合、(b) は
間引き数1の場合、(c) は間引き数2の場合のセンス電
流を流す期間を説明するタイムチャートである。
ヘッドの寿命との関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1枚の磁気ディスクに磁気記
録された情報を、前記磁気ディスクの記録面に対応して
設けられたMRヘッドに電流供給手段からセンス電流を
供給して読み出した後、これを信号復号手段によって復
号する構成の磁気再生装置であって、前記MRヘッドの
位置制御に使用するサーボ情報が、前記ディスク一周に
対してN個あるものにおいて、前記磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時か否
かを判定するセンス電流削減時期判定手段と、 前記磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時と判
定された時に、 前記磁気ディスクから前記MRヘッドに
よる読み出しが必要か否かを判定するMRヘッド情報判
定手段と、 前記MRヘッドによる読み出しが必要な場合に、前記N
個のサーボ情報のM個置きの間引きタイミングで前記電
流供給手段から前記MRヘッドにセンス電流を供給し、
前記サーボ情報を読み出すサーボ情報間引きサンプリン
グ手段と、間引かれた サーボ情報に対してはその代替として、前回
のサーボ情報を元に、今回のサーボ情報を予測するサー
ボ情報予測手段、及び、 予測されたサーボ情報を基にして前記MRヘッドの位置
制御を行う位置制御手段とを備えることを特徴とするM
Rヘッドを備えた磁気再生装置。 - 【請求項2】 少なくとも1枚の磁気ディスクに磁気記
録された情報を、前記磁気ディスクの記録面に対応して
設けられたMRヘッドに電流供給手段からセンス電流を
供給して読み出した後、これを信号復号手段によって復
号する構成の磁気再生装置であって、前記MRヘッドの
位置制御に使用するサーボ情報が、前記ディスク一周に
対してN個あるものにおいて、 前記磁気ディスクから前記MRヘッドによる読み出しが
必要か否かを判定するMRヘッド情報判定手段と、前記磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時か否
かを判定するセンス電流削減時期判定手段と、 前記磁気再生装置がシーク時またはトラック追従時と判
定された時に、前記磁気ディスクから前記MRヘッドに
よる読み出しが必要か否かを判定するMRヘッ ド情報判
定手段と、 前記MRヘッドによる読み出しが必要な場合に、前記N
個のサーボ情報のM個置きの間引きタイミングで前記電
流供給手段から前記MRヘッドにセンス電流を供給し、
前記サーボ情報を読み出すサーボ情報間引きサンプリン
グ手段と、 通常の位置制御時に使用する位置制御用のパラメータと
は別に、前記間引きサンプリング時の別の位置制御用
の、予め計算されたパラメータを格納する制御パラメー
タ格納手段、及び、間引かれたサーボ情報に対してはその代替として 、前記
別の位置制御用のパラメータを読み出してサーボ情報と
し、このサーボ情報を使用して前記MRヘッドの位置制
御を行う位置制御手段とを備えることを特徴とするMR
ヘッドを備えた磁気再生装置。
Priority Applications (4)
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