JPH0617921A - 自動変速機のロックアップ制御方法及びその装置 - Google Patents

自動変速機のロックアップ制御方法及びその装置

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JPH0617921A
JPH0617921A JP17694292A JP17694292A JPH0617921A JP H0617921 A JPH0617921 A JP H0617921A JP 17694292 A JP17694292 A JP 17694292A JP 17694292 A JP17694292 A JP 17694292A JP H0617921 A JPH0617921 A JP H0617921A
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JP
Japan
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lockup
clutch
acceleration
lock
state
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JP17694292A
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English (en)
Inventor
Matsuo Amano
松男 天野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0617921A publication Critical patent/JPH0617921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックアップ状態から加速に入るときのもた
つき感やロックアップ解除時のエンジン回転の吹き上が
りを抑える。 【構成】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビン羽
根車側とを締結または解除するロックアップクラッチを
有する自動変速機のロックアップ制御において、ロック
アップクラッチの完全締結と完全解除の間のすべり制御
状態から加速に入りロックアップクラッチを完全解除す
る時に、加速の程度が大きいほど長く加速の程度が小さ
いほど短い所定時間tだけすべり制御状態(上限95
%)pにロックアップクラッチを保持した後、ロックア
ップクラッチを完全解除(下限5%)する。これによ
り、エンジン回転数の吹き上がりが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロックアップクラッチを
有する自動変速機に係り、特に、車輌の運転性能を向上
させるのに好適な自動変速機のロックアップ制御方法及
びその装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバ−タ等の流体伝動装置で入
出力軸間を直結するロックアップ機構を備えた自動変速
機では、ロックアップ機構の係合を、予め設定した制御
パタ−ンに基いて制御している。さらに、燃費の向上を
計るため、低速段でもロックアップ動作を可能にしてい
る。図6は、ロックアップクラッチの制御パターンの一
例を図示するものであり、完全にロックアップさせる完
全L/U領域と、ロックアップクラッチを完全に解除す
るL/U完全解除領域と、その中間のロックアップクラ
ッチを滑らせるスリップL/U領域と区分けし、スロッ
トル開度の値と車速の値により、いずれかの制御パター
ンを取るようになっている。
【0003】ロックアップクラッチの制御で問題になる
のは、領域間を移行するときの制御である。例えば、特
開平3−37474号公報記載の従来技術は、L/U完
全解除領域からスリップL/U領域に移行するときの制
御に関するものであり、この移行時にロックアップの締
結状態を0%からいきなり50%の締結状態にしたので
はショックが大きいため、0%から50%まで徐々に変
化させて締結状態を高めるように制御している。
【0004】スリップL/U領域で運転しているときに
アクセルペダルを踏んで加速状態に入った場合、このス
リップL/U領域から出て行くことになる。この場合に
は、いきなりロックアップクラッチを解除すると、エン
ジンが吹き上がってしまうので、特開平2−25696
2号公報記載のすべり制御を用い、いきなりロックアッ
プを完全解除するのではなく、一定時間だけロックアッ
プクラッチを滑らせた後、解除することで、吹き上がり
を回避することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】加速運転時等にスリッ
プL/U領域から他の領域に移行する場合、トルク伝達
効率の点からロックアップクラッチを解除する必要があ
る。そこで、加速を何等かの方法、例えばスロットル開
度,吸入空気量,アクセル踏角等で検出したとき、ロッ
クアップクラッチを解除することになる。しかし、一概
に「加速」といっても、加速検出レベル以下の緩加速で
は加速状態に入ったことを検出できないため、ロックア
ップ状態のままで加速することになる。この場合は、ロ
ックアップのためトルクコンバータのトルク増倍作用を
使うことができず、もたつき感のある加速となってしま
う。これを解消するために、加速検出レベルを下げて加
速検出感度を上げると、ロックアップクラッチの締結,
解除が頻繁に繰り返されることになり、ロックアップク
ラッチの摩耗が激しくなり、その耐久性の低下を招いて
しまうという問題がある。そこで、上述したすべり制御
を利用することになるが、すべらす時間を緩加速に合わ
せると急加速時にエンジンが吹き上がってしまうという
問題が生じ、すべらす時間を急加速に合わせると緩加速
時にトルク増倍作用が働くまで時間が長くなりもたつき
感のある加速になるという問題が生じる。
【0006】上述した特開平3−37474号公報記載
の従来技術は、スリップL/U領域に入るときの制御に
関するものであるが、この従来技術をスリップL/U領
域から外に移行するときの制御に適用し、加速の程度に
応じてスリップの変化率を徐々に弱めることで対処する
ことも考えられる。ロックアップクラッチは、トルクコ
ンバータ室内の圧力を高めることで、被駆動軸に一体に
取り付けられたクラッチ板を、エンジン出力軸と一体回
転するトルクコンバータケースに押圧して、摩擦係合さ
せるものである。従って、圧力を徐々に高めることで摩
擦係合を徐々に高めることはできる。しかし、圧力を徐
々に弱めていった場合、ある圧力点までは摩擦係合は徐
々に低下するが、ある圧力点つまりクラッチ板の剛性等
が圧力を上回る点でいきなりクラッチ板がトルクコンバ
ータケースから離間してしまう。つまり、このときにエ
ンジンが吹き上がってしまい、運転性能を低下させると
いう問題がある。
【0007】本発明の目的は、スリップL/U領域から
それ以外の領域に移行する加速時のもたつき感やエンジ
ン回転の吹き上がりを抑えることのできる自動変速機の
ロックアップ制御方法及びその装置等を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、流体伝動装
置のポンプ羽根車側とタ−ビン羽根車側とを締結または
解除するロックアップクラッチを有する自動変速機のロ
ックアップ制御をおこなうに際し、スリップL/U状態
から加速に入り該ロックアップクラッチを完全解除する
時に、該加速の程度が大きいほど長く加速の程度が小さ
いほど短い所定時間だけ前記スリップL/U状態より更
にすべる状態に該ロックアップクラッチを保持した後、
該ロックアップクラッチを完全解除することで、達成さ
れる。
【0009】
【作用】スリップL/U状態からいきなり完全解除状態
に移行すると、エンジンの慣性力によってエンジン回転
数が吹き上がってしまうが、移行時にその中間の状態に
保持することでエンジン慣性力が抑制されるので、その
後に完全解除に移行しても、エンジンの吹き上がりは生
じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、本発明の一実施例に係るロックアップ
制御装置を適用した自動変速機を備える自動車の要部構
成図である。エンジン10のクランク軸は、トルクコン
バ−タ12や変速機14などを介して駆動輪などの被駆
動部16と連結されている。本実施例で使用するトルク
コンバ−タ12は、ロックアップクラッチ付き3要素1
段型トルクコンバ−タである。
【0011】トルクコンバ−タ12は、エンジン10側
に直結されたポンプ羽根車18と、被動側のタ−ビン羽
根車20と、一方向クラッチ22を介して固定されてい
るステ−タ羽根車24と、ロックアップクラッチを内蔵
するロックアップ機構26を収め、ポンプ羽根車18が
運動エネルギを作動流体に与え、タ−ビン羽根車20で
機械的エネルギとして取り出すことにより、駆動側から
被駆動側にトルクを伝達する。
【0012】トルクコンバ−タ12と変速機14の間に
は、タ−ビン羽根車20の回転数を検出するタ−ビンセ
ンサ28が配置され、変速機14の出力側には車速セン
サ30が配置されている。トルクコンバータ制御装置3
2は、タ−ビンセンサ28と車速センサ30、その他
に、エンジン10の回転数Ne,スロットル開度θ,吸
入空気量Qaなどの検出信号34を取り込み、シフトス
ケジュ−ル,ロックアップスケジュ−ルなどを演算し、
シフト制御信号36,38やロックアップ制御信号40
などを出力する。
【0013】図3は、トルクコンバータ制御装置32の
内部構成図である。本実施例に係る制御装置32は、中
央処理ユニット(以下、CPUと略す)50と、制御プ
ログラムと各種デ−タを記憶する読取専用の記憶装置
(以下、ROMと略す)52と、読み書き記憶装置(以
下、RAMと略す)54と、入力ポ−ト56及び出力ポ
−ト58を備える。CPU50,ROM52,RAM5
4,入力ポ−ト56及び出力ポ−ト58は、アドレスバ
ス,デ−タバス58で相互に共通接続されている。入力
ポ−ト56には、エンジン10や変速機14の入力情報
であるタ−ビンセンサ28、車速センサ30、スロット
ル開度60、空気量センサ62及びエンジン回転数検出
手段64などの検出信号が取込まれる。CPU50は、
これらの入力情報に基づいて必要な演算を行い、出力ポ
−ト58からシフト制御信号36,38を出力してシフ
ト制御バルブ66,68を操作し、ロックアップ制御信
号40を出力してデュ−ティソレノイド70を操作し、
ロックアップ制御バルブ72を制御する。
【0014】図4に、本実施例に係る加速検出レベルと
すべり制御時間の関係を示す。本実施例では、加速検出
レベルが大きいほど、すべり制御時間を長くし、ロック
アップクラッチの開放時に生じるショックを抑制する。
逆にいえば、加速検出レベルが小さいほど、すべり制御
時間を短くする。これは、加速の程度が小さく緩加速で
あればあるほどロックアップクラッチの開放を速くし
て、定常状態からの加速感を向上するためである。
【0015】図1に、本発明の一実施例に係るロックア
ップ制御方法の制御信号の特性を示す。本実施例では、
完全ロックアップである締結状態o(上限値:95%)
のときに加速を検出すると、制御信号を予め決めた所定
のDs%(図示の例では約40%)にしてロックアップ
クラッチをすべり状態pにし、且つ、この状態pを、加
速検出レベルに応じて図4の関係から求めたすべり時間
tだけ保持し、その後、除々にロックアップ制御信号を
下限値の5%(完全解除)まで減少させる。このすべり
状態pの継続時間tを加速検出レベルに比例して設ける
ことにより、ロックアップクラッチ開放時におけるエン
ジン回転の吹き上がりとショックを抑制する効果があ
る。
【0016】上述した例は、完全ロックアップから加速
する場合であるが、スリップL/Uの状態たとえば70
%の締結状態から加速に入るときにも上述と同様に、そ
の締結状態より低い締結状態に所定時間tだけ保持して
から5%の締結状態(完全解除)にすることで、同様の
効果が得られる。
【0017】すべり時間tを加速検出レベルに応じて可
変にするのは、加速が大きいほど慣性力が大きくなるた
めである。従って、上記の制御信号Dsをどの程度にす
るかは、使用するトルクコンバータ等の容量やエンジン
出力等、また、加速に入る時の締結状態が95%である
か70%であるか等により決める必要がある。尚、この
Dsを加速時の運転状態に応じて可変にしてもよいこと
は言うまでもないが、前記のすべり時間tの間は一定値
Dsに保つ方が好ましい。すべり時間tを加速検出レベ
ル基づいて決めたが、スリップL/Uから加速するとき
は、更に、スリップL/Uの締結状態の値によってすべ
り時間tを可変にすると更にきめ細かな制御が可能とな
る。
【0018】図5は、上記実施例におけるロックアップ
クラッチ開放時の制御手順を示すフロ−チャ−トであ
る。まずステップ80で、ロックアップクラッチの開放
フラグのチェックを行う。フラグがセットされていれ
ば、ステップ98からのロックアップクラッチ開放の制
御を行う。フラグがセットされていなければ、ステップ
82に進む。 ステップ82では、完全ロックアップの
チェックをする。完全ロックアップ状態でなければ処理
を終了する。
【0019】完全ロックアップ状態であれば、ステップ
84に進み、スロットル弁開度を読込む。次のステップ
86では、スロットル弁開度の変化率の計算を行い、こ
の変化率に基ずいて加速検出レベルを決定する。この加
速検出レベルとスロットル弁変化率のをステップ90で
比較する。スロットル弁変化率が加速検出レベルより大
きければ、ステップ92に進み、小さければ処理を終了
する。
【0020】ステップ92では、図4で説明したすべり
時間tを計算して求める。そして、ステップ94で、図
1で説明したロックアップ制御信号Dsを設定する。そ
の後、ステップ96で、ロックアップクラッチの開放フ
ラグをセットし、処理を終了する。
【0021】ステップ98からのロックアップクラッチ
開放の制御では、まず、すべり時間tのチェックを行
う。すべり時間tが経過したら、ステップ100でロッ
クアップ制御信号をDsから5%に徐々に下げる。ステ
ップ102で、この制御信号が下限値の5%になったか
をチェックする。下限値の5%になったら、ステップ1
04で、ロックアップクラッチ開放の制御は終了であ
り、ロックアップクラッチの開放フラグをリセットす
る。
【0022】本実施例では、加速検出をアクセル開度や
スロットル弁開度で説明しているが、これに限定するも
のではなく、空気流量,吸入管負圧などの変化でとらえ
てもよいことはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ロックアップ状態にお
ける加速時のもたつき感やエンジン回転の吹き上がりを
抑え、ロックアップショックの低減とロックアップ解放
後の加速性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロックアップクラッチ
開放時のロックアップ制御信号特性図である。
【図2】ロックアップ付き自動変速機を有する自動車の
要部構成図である。
【図3】図2に示す制御装置の内部構成図である。
【図4】本発明実施例に係る加速検出レベルとすべり制
御時間との関係図である。
【図5】ロックアップクラッチ開放時の制御手順を示す
フロ−チャ−トである。
【図6】ロックアップの制御パターン説明図である。
【符号の説明】 10…エンジン、12…トルクコンバ−タ、14…変速
機、18…ポンプ羽根車、20…タ−ビン羽根車、26
…ロックアップ機構、28…タ−ビンセンサ、30…車
速センサ、32…制御装置、36…シフト制御信号、3
8…シフト制御信号、40…ロックアップ制御信号、6
0…スロットル開度、62…空気量センサ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビ
    ン羽根車側とを締結または解除するロックアップクラッ
    チを有する自動変速機のロックアップ制御方法におい
    て、前記ロックアップクラッチの完全締結と完全解除の
    間のすべり制御状態(以下、スリップL/U状態とい
    う。)から加速に入り該ロックアップクラッチを完全解
    除する時に、該加速の程度が大きいほど長く加速の程度
    が小さいほど短い所定時間だけ前記スリップL/U状態
    より更にすべる状態に該ロックアップクラッチを保持し
    た後、該ロックアップクラッチを完全解除することを特
    徴とする自動変速機のロックアップ制御方法。
  2. 【請求項2】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビ
    ン羽根車側とを締結または解除するロックアップクラッ
    チを有する自動変速機のロックアップ制御方法におい
    て、前記ロックアップクラッチの完全締結状態から加速
    に入り該ロックアップクラッチを完全解除する時に、該
    加速の程度が大きいほど長く加速の程度が小さいほど短
    い所定時間だけ該ロックアップクラッチをすべる状態に
    保持した後、該ロックアップクラッチを完全解除するこ
    とを特徴とする自動変速機のロックアップ制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    所定時間のあいだロックアップクラッチをすべる状態に
    保持するときすべりの程度を一定値に保持することを特
    徴とする自動変速機のロックアップ制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、ロックアップクラッチを所定時間すべり状態に保持
    した後に完全解除するときは徐々にすべり程度を大きく
    して行くことを特徴とする自動変速機のロックアップ制
    御方法。
  5. 【請求項5】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビ
    ン羽根車側とを締結または解除するロックアップクラッ
    チを有する自動変速機のロックアップ制御装置におい
    て、前記スリップL/U状態から加速に入り該ロックア
    ップクラッチを完全解除する時に該加速の程度が大きい
    ほど長く加速の程度が小さいほど短い所定時間だけ前記
    スリップL/U状態より更にすべる状態に該ロックアッ
    プクラッチを保持したあと該ロックアップクラッチを完
    全解除する手段を備えることを特徴とする自動変速機の
    ロックアップ制御装置。
  6. 【請求項6】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビ
    ン羽根車側とを締結または解除するロックアップクラッ
    チを有する自動変速機のロックアップ制御装置におい
    て、前記ロックアップクラッチの完全締結状態から加速
    に入り該ロックアップクラッチを完全解除する時に該加
    速の程度が大きいほど長く加速の程度が小さいほど短い
    所定時間だけ該ロックアップクラッチをすべる状態に保
    持したあと該ロックアップクラッチを完全解除する手段
    を備えることを特徴とする自動変速機のロックアップ制
    御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、前記
    所定時間のあいだロックアップクラッチをすべる状態に
    保持するときすべりの程度を一定値に保持する手段を備
    えることを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれかにおい
    て、ロックアップクラッチを所定時間すべり状態に保持
    した後に完全解除するときは徐々にすべり程度を大きく
    して行く手段を備えることを特徴とする自動変速機のロ
    ックアップ制御装置。
  9. 【請求項9】 流体伝動装置のポンプ羽根車側とタ−ビ
    ン羽根車側とを締結または解除するロックアップクラッ
    チを有する自動変速機のシフト制御バルブをを制御する
    トルコン制御ユニットにおいて、請求項5乃至請求項8
    のいずれかに記載のロックアップ制御装置を内蔵したこ
    とを特徴とするトルコン制御ユニット。
  10. 【請求項10】 ロックアップ機能付トルクコンバータ
    を備える自動車において、スリップL/U状態あるいは
    完全ロックアップ状態から加速に入ってロックアップク
    ラッチを完全解除するときにエンジンの慣性力の変動を
    直接抑制してエンジン回転数の吹き上げ抑制する手段を
    設けたことを特徴とする自動車。
JP17694292A 1992-07-03 1992-07-03 自動変速機のロックアップ制御方法及びその装置 Pending JPH0617921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692657A3 (en) * 1994-07-13 1996-05-15 Toyota Motor Co Ltd Sliding control assembly in a clutch for carrying a motor vehicle
JP2008121904A (ja) * 2008-02-21 2008-05-29 Toyota Motor Corp 車両のロックアップクラッチ制御装置

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