JPH06176598A - ダイナミック型半導体メモリ回路 - Google Patents

ダイナミック型半導体メモリ回路

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JPH06176598A
JPH06176598A JP4326366A JP32636692A JPH06176598A JP H06176598 A JPH06176598 A JP H06176598A JP 4326366 A JP4326366 A JP 4326366A JP 32636692 A JP32636692 A JP 32636692A JP H06176598 A JPH06176598 A JP H06176598A
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JP4326366A
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English (en)
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Kyoichi Nagata
恭一 永田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/34Accessing multiple bits simultaneously

Abstract

(57)【要約】 【目的】データホールドテストにおけるテスト時間を短
縮する。 【構成】ワード線選択回路1のデコード部11に、イン
バータIV11〜IV1n及び論理ゲートG21〜G2
nから成るワード線の同時選択手段を設ける。この同時
選択手段により、テストモード信号TSTがアクティブ
レベルのときドライブ部131〜13nを同時に活性化
し、n本のワード線を同時に選択レベルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダナミック型半導体メモ
リ回路に関し、特に所定のデータホールド特性を有する
多数のメモリセルを配列したダイナミック型半導体メモ
リ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型半導体メモリ回路は、そ
のメモリセルの容量素子に蓄えられている電荷量を所定
のレベルに維持するためにリフレッシュを行う必要があ
る。このリフレッシュは、上記容量素子に蓄えられてい
る電荷量と対応したデータを一度読み出して増幅し、こ
れと同じデータの電荷を上記容量素子に供給してデータ
を書き込み直し、データの消失を防止するために行う。
16Mビットのダイナミック型半導体メモリ回路(以下
DRAMという)を例にとると、動作保証温度範囲の上
限の70℃で2kリフレッシュの場合、データホールド
時間の規格値は32m秒、4kリフレッシュの場合は6
4m秒である。データホールド特性は接合部のリーク電
流によって決まるため温度依存性が大きく、一般に温度
が10℃下がるとデータホールド時間は約2倍になる。
そのため、常温でテストを行う場合には温度特性を考慮
にいれて、長時間でのデータホールドテストが必要とな
る。
【0003】このデータホールドテストには、スタティ
ック系とディスターブ系の2種類がある。スタティック
系のデータホールドテストは、全メモリセルにデータを
書き込み、全ての回路動作を停止した状態でデータをホ
ールドし、そのデータを読み出すだけである。これに対
しディスターブ系のデータホールドテストは、注目メモ
リセルにデータを書き込み、データホールドしている間
にこの注目メモリセル以外に接続されているワード線及
びビット線を選択レベル,非選択レベルとすることによ
り注目メモリセルの記憶内容への影響を調べるものであ
る。また、注目メモリセルのデータをディスターブホー
ルドしている間は他のメモリセルのデータはワード線,
ビット線の動作によりリフレッシュしてしまうため、注
目メモリセルを順次切換えて全てのメモリセルのテスト
を行う必要がある。
【0004】スタティック系のデータホールドテストの
場合、全メモリセルにデータを書き込み、データホール
ドを行いそのデータを読み出す動作のため、所要テスト
時間は、データホールド時間と書き込み及び読み出し時
間の合計となるのでデータホールド時間に比例する。現
在の16MビットDRAMの場合、4kリフレッシュ品
のデータホールド時間の規格値は70℃で64m秒であ
るため、温度が10℃下がるとデータホールド時間が約
2倍いなることを考えると、常温(20℃)では約2秒
のデータホールド時間を保証する必要があり、これに
1.5倍のマージンを考慮すると、3.0秒のデータホ
ールドテストを行う必要がある。従って、3.0秒ホー
ルドするテストの所要時間は、サイクルタイムを200
n秒として16Mビットのメモリセルにデータを読み書
きするのに200(n秒)×16(Mビット)=3.2
(秒)、データの表裏(0,1)両方について行うため
には2回ずつデータの読み書きが必要で合計2.8秒、
従って、合計テスト時間は18.8秒となる。メモリ容
量が増加するとデータ読み書きの時間は増加するが、デ
ータホールド時間はその規格値を満足するような時間と
するため、メモリ容量が増えたことによるテスト時間の
増加は数秒から数十秒の単位となる。
【0005】ディスターブ系のデータホールドテストの
場合、注目メモリセルのデータをディスターブし、それ
を全メモリセルに対し行うため、所要テスト時間はメモ
リセル容量に比例して増大する。このテストでデータホ
ールド時間が増大する理由を、図6を参照して説明す
る。
【0006】図6に示すように、メモリセルアレイ3は
フォールデッドビットライン方式のセル配置を考える。
各ビット線(BL11,BL12〜BL31,BL3
2)上の互いに隣合うメモリセル(MC11〜MC3
6)には、高レベル及び低レベルのデータが交互に書き
込まれている。また一本のワード線(WL1〜WL6)
に接続されているメモリセルには同じレベルのデータが
書き込まれている。この状態を初期状態として、例えば
ワード線WL3を選択レベルにすると、ワード線WL3
と例えばビット線BL21の下の層には素子分離領域が
存在しその両側のメモリセルに蓄えられているデータは
一方が高レベル、もう一方が低レベルとなっている。こ
の素子分離領域上のワード線WL3をゲート電極とする
1つのトランジスタは、ワード線WL3が選択レベルに
なると高レベル側のノードから低レベル側のノードへと
電流を流そうとする。この電流はデータホールド特性を
悪化させる重要な要素であり、この特性はトランジスタ
のゲート酸化膜となる素子分離領域の形状、及び素子分
離領域下の基板の不純物濃度によって決まる。この素子
分離領域上に形成されたトランジスタがオンするスレッ
ショルド電圧をVt2電圧と呼んでいる。また、このト
ランジスタがオンすることによって流れてしまう電流を
Vt2性リーク電流と呼ぶ。Vt2電圧が低下するとリ
ーク電流が増大しメモリセルのデータホールド特性に悪
影響を及ぼす。従って、このリーク電流による不良を取
り除くテストが必要となってくる。
【0007】図6に示すように、同一のワード線に接続
されているメモリセルには同一レベルのデータが書き込
まれ、隣合うワード線と接続するメモリセルには、これ
らメモリセル同士間を流れる電流を観測するため逆レベ
ルのデータが書き込まれている。従って、このテストを
行うときのメモリセルアレイ3の書き込みデータパター
ンは、ワード線を平行する縞目模様となる。従来のテス
ト方法では、ワード線を1本ずつ選択レベルにして全て
のワード線を動作させることによってディスターブ系の
テストを行っていた。
【0008】図7(a),(b)にこのときの動作タイ
ミングを示す。動作タイミングは、図7に示すように、
初期パターン書き込み動作,データホールド動作,読み
出し動作の3つに分かれている。初期パターン書き込み
動作、及び読み出し動作は通常のライトサイクル,リー
ドサイクルと同様である。データホールド動作では、ワ
ード線が選択レベルの状態においてVt2性リークが起
こり得る状態となるため、この状態の期間がデータホー
ルド時間となる。また、行アドレス制御信号RASが低
レベルのアクティブレベルの期間が、ワード線が選択レ
ベルの状態であるため、行アドレス制御信号RASの低
レベルの期間がデータホールド時間とほぼ等しい。ま
た、各サイクル中の行アドレス制御信号RASが高レベ
ルの状態の時はワード線も非選択レベルとなっているの
で、ディスターブ系のテストは行われない。そのため、
各サイクルのほとんどの期間、行アドレス制御信号RA
Sを低レベルにしておく必要がある。データホールド期
間中の動作は、1サイクル中ワード線を選択レベルにし
た状態で回路動作をデータホールド時間だけ停止させ、
それをそのテストのデータホールド時間とする方法(図
7(a))と、複数のサイクルを同じワード線について
選択レベル,非選択レベルとしてサイクル数×サイクル
タイム=データホールド時間とする方法(図7(b))
とがある。どのテスト場合にも全てのワード線に対して
ディスターブ系のテストを行うため、テスト時間はデー
タホールド時間×ワード線の本数となる。
【0009】実際に16MビットDRAMの4kリフレ
ッシュ品を例にとってテスト時間を見積ってみる。常温
でテストする場合、サイクルタイム200n秒で3.0
秒のデータホールドを行うとすれば、1回ディスターブ
系のデータホールドを行うたびに全てのメモリセルをリ
フレッシュする必要があるが、1回のテスト時間は20
0(n秒)×4(kサイクル)+3.0(秒)でほぼ
3.0(秒)であるので、ほとんどがデータホールド時
間である。従って、合計テスト時間は書き込み時間、読
み出し時間(各3.2秒)を考慮して[200(n秒)
×4(kサイクル)+3.0(秒)]×4(kサイク
ル)+3.2×2=12009.4秒(約3時間20
分)となり、セル書き込みデータとして“1”,“0”
の両方について行わなければならないので、テスト時間
は合計で24018.8秒(約6時間40分)となる。
このテスト時間はスタティック系のデータホールドテス
トに比較して膨大な時間である。
【0010】次に、複数のワード線をどの様に選択すれ
ばディスターブ系のテストが実行できるかについて説明
する。メモリセルの配置、及び書き込みデータのレベル
は図6と同様であるとする。図8に1本のビット線に沿
ってチップ表面に対し垂直に切断した断面を示す。
【0011】WL1〜WL6はワード線、C1〜C4は
メモリセルの容量素子である。図6と同様に各ビット線
上の隣合うセルには高レベル,低レベルのデータが交互
に書き込まれている。また一本のワード線に接続されて
いるメモリセルにはすべて同じレベルのデータが書き込
まれ、ワード線1本おきに同一レベルのデータが書き込
まれている。4本おきのワード線(ここではWL2,W
L6)を高レベルにすることで一対のビット線の内のど
ちらか一方のビット線に接続されている全てのメモリセ
ルのみが選択されることになり、各メモリセル間のVt
2性リークが測定できることになる。従来のDRAMで
は4本のワード線を1組として構成されているため、こ
れを利用することにより上記動作を容易に実現できる。
なお、図6,図8に示すように低レベルの状態のワード
線(WL2,WL4,WL6)に接続されているメモリ
セルには全て同一のデータが書き込まれているが、これ
らのワード線を同時に選択レベル(高レベル)にすると
1つのセンス増幅器に接続されているビット線に接続さ
れているメモリセルの両方が選択されてしまいセンス増
幅が出来ないため、ワード線(WL2,WL6)とワー
ド線(WL4)は同時に選択レベルとすることは出来な
い。
【0012】次に、従来のDRAMのワード線選択駆動
回路の具体例について図9(A),(B)を参照して説
明する。図9(A)は従来のワード線選択駆動回路のブ
ロック図である。
【0013】ワード線駆動電源部2は、ワード線を選択
レベルに駆動するための電源系であり、この出力信号は
ワード線によりメモリセルのスイッチングトランジスタ
をオンにしたときこのスイッチングトランジスタによる
書き込みレベルの損失がないように電源電位Vcc以上
に昇圧されている。デコード部12はワード線駆動電源
部2の出力信号をアドレス信号X0,X1によってデコ
ードし、ワード線選択レベルの信号RA0〜RA3を発
生する回路である。デコード部11cは、アドレス信号
X2〜Xmにより、ワード線4本1組を選択する回路で
あり、ドライブ部131〜13nはデコード部11c,
12の出力信号によりそれぞれ、対応する4本1組のワ
ード線のうちの1本を選択レベルに駆動する回路であ
る。デコード部11c,12及びドライブ部131〜1
3nによりワード線選択回路1cを構成している。
【0014】図9(B)はドライブ部13k(k=1〜
n)の回路図である。このドライブ部13kは、デコー
ド部11cの対応する出力信号(DDk)によって活性
化し、デコード部12の出力信号(RA0〜RA3)を
対応するワード線に伝達する構成となっている。
【0015】次に、ワード線駆動電源部2について図1
0(A),(B)を参照して説明する。
【0016】まず、制御信号Φ1を高レベルにしてトラ
ンジスタQ21をオンにし、RA出力端に接続されてい
るコンデンサC21をVccレベルまで充電する。コン
デンサC21を充電後、この電荷がVcc電源端に抜け
ないようにするため制御信号Φ1を低レベルにしトラン
ジスタQ21をオフにする。その後制御信号Φ2を高レ
ベルにすると、コンデンサC1とRA出力端に接続する
寄生容量との容量分割で出力信号RAの電圧がVcc以
上に昇圧される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この従来のダイナミッ
ク型半導体メモリ回路では、データホールドテスト時で
も、複数のワード線を1本ずつ順次選択する構成となっ
ているので、テスト時間が長くなるという問題点があっ
た。
【0018】本発明の目的は、テスト時間を短縮するこ
とができるダイナミック型半導体メモリ回路を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のダイナミック型
半導体メモリ回路は、行方向,列方向に配列された複数
のメモリセル、選択レベルのときこれら複数のメモリセ
ルを行単位で選択状態とする複数のワード線、並びに選
択状態の前記メモリセルへのデータ及びこのメモリセル
からのデータを各列ごとに伝達する複数のビット線を備
えたメモリセルアレイと、アドレス信号に従って前記複
数のワード線のうちの1本のワード線を選択レベルとす
るワード線選択回路と、前記ワード線の選択レベルの電
圧を発生するワード線駆動電源部とを有するダイナミッ
ク型半導体メモリ回路において、前記ワード線選択回路
に、テストモード信号がアクティブレベルのときには前
記複数のワード線のうちの少なくとも2本のワード線を
同時に選択レベルとする同時選択手段を設けて構成され
る。
【0020】また、ワード線選択回路が、複数のワード
線とそれぞれ対応して設けられ伝達されたアドレス信号
に従ってアクティブレベルとなり対応するワード線を選
択レベルとするための信号を出力する複数の第1の論理
ゲートと、これら複数の第1の論理ゲートとそれぞれ対
応して設けられテストモード信号がアクティブレベルの
ときは出力端をアクティブレベルとしインアクティブレ
ベルのときは対応する第1の論理ゲートの出力信号を前
記出力端に伝達する複数の第2の論理ゲートと、これら
複数の第2の論理ゲートとそれぞれ対応して設けられ対
応する第2の論理ゲートの出力信号がアクティブレベル
のときに対応する前記ワード線を選択レベルとする複数
のドライブ部とを備えて構成される。
【0021】また、ワード線選択回路が、複数のワード
線とそれぞれ対応して設けられ伝達されたアドレス信号
に従ってアクティブレベルとなり対応するワード線を選
択レベルとするための信号を出力する複数の第1の論理
ゲートと、テストモード信号がアクティブレベルのとき
は入力アドレス信号のうちの所定のビットをアクティブ
レベルに固定しインアクティブレベルのときはそのまま
通過させて対応する第1の論理ゲートに伝達する第2の
論理ゲートと、前記複数の第1の論理ゲートとそれぞれ
対応に設けられ対応する第1の論理ゲートの出力信号が
アクティブレベルのときに対応する前記ワード線を選択
レベルとする複数のドライブ部とを備えて構成される。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0024】この実施例が図9(A),(B)に示され
た従来のダイナミック型半導体メモリ回路と相違する点
は、ワード線選択回路1のデコード部11を、ドライブ
部131〜13nとそれぞれ対応して設けられ伝達され
たアドレス信号に従ってアクティブレベルとなり対応す
るドライブ部を活性化するための信号を出力する第1の
論理ゲートG11〜G1nと、これら第1の論理ゲート
G11〜G1nの出力信号をそれぞれ対応してレベル反
転するインバータIV11〜IV1nと、第1の論理ゲ
ートG11〜G1nとそれぞれ対応して設けられテスト
モード信号TSTがアクティブレベル(高レベル)のと
きは出力端をアクティブレベルとしインアクティブレベ
ルのときはインバータ(IV11〜IV1n)を介して
入力される対応する第1の論理ゲートの出力信号を出力
端に伝達する第2の論理ゲートG21〜G2nとを備
え、テストモード信号TSTがアクティブレベルのとき
は各ドライブ部131〜13nと対応する4本のワード
線のうちの1本をそれぞれ同時に選択レベルとする同時
選択手段(IV11〜IV1n,G21〜G2nで構成
される)を有する構成とした点にある。
【0025】この実施例においては、テストモード信号
TSTがインアクティブレベル(低レベル)のときは、
論理ゲートG11〜G1nの出力信号がインバータIV
11〜IV1n,論理ゲートG21〜G2nを通過して
そのままドライブ部131〜13nに伝達されるので、
従来例と同一の動作となる。また、テストモード信号T
STがアクティブレベルのときは、ドライブ部131〜
13nに伝達される信号DD1〜DDnは全てアクティ
ブレベル(低レベル)となるので、ドライブ部131〜
13n全てが活性化、それぞれ4本のワード線WL10
〜WL13,〜,WLn0〜WLn3のうちのデコード
部12からの信号RA0〜RA3で選択された1本ずつ
が選択レベルとなる。従って、アドレス信号X0,X1
の値を順次変えることにより、全メモリセルのうちの1
/4ずつが同時に順次選択されるので、テスト時間を大
幅に短縮することができる。
【0026】テストモード時の各部の信号波形図を図2
に示す。テストモード信号TSTは初期データパターン
の書き込み時及び読み出し時にはすべてのセルを1セル
ずつアクセスする必要があるため低レベルのインアクテ
ィブレベルとする。また、データホールドテスト期間中
には高レベルのアクティブレベルとする。これによりデ
ータホールドテスト動作を実現することができる。
【0027】次に本実施例でのテスト時間を従来例と同
一の条件で(16MビットDRAM,4kリフレッシュ
品)見積もってみる。1回ディスターブ系ホールドテス
トを行うたびに全てのメモリセルをリフレッシュする必
要があるため、1回のテストには200(n秒)×4
(k)+3.0(秒)=3.0(秒)かかる(ほとんど
がデータホールド時間)。従って、テスト時間は書き込
み時間,読み出し時間(3.2秒)を加えて、[200
(n秒)×4(k)+3.0(秒)]×4+3.2×2
=18.4秒となる。また、実際にはメモリセルの書き
込みデータとして“1”と“0”の両方について行わな
ければならないのでテスト時間は合計で36.8秒とな
る。従来例では6時間40分であったので、本実施例の
効果が、如何に大であるかが分る。
【0028】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0029】この実施例は、デコード部11aを、図9
に示された従来例のデコード部11cに、インバータI
V1及び論理ゲートG1,G2から成り、テストモード
信号TSTがアクティブレベルのときは入力アドレス信
号(X2〜Xm)のうちの所定のビット(Xi及びその
反転信号)をアクティブレベル(高レベル)に固定しイ
ンアクティブレベルのときはそのまま通過させる同時選
択手段を設け、アドレス信号Xi及びその反転信号をこ
の同時選択手段を通して対応する論理ゲートG11〜G
1nに入力する構成としたものである。
【0030】この実施例においても、テストモード信号
TSTがインアクティブレベルのときは従来例と同一の
動作となる。
【0031】一方、テストモード信号TSTがアクティ
ブレベルになると、アドレス信号Xi及びその反転信号
はアクティブレベル(高レベル)となるので、デコード
部11aの出力信号DD1〜DDnがアクティブレベル
(低レベル)となるのは、アドレス信号Xi(及びその
反転信号)以外のアドレス信号(Xi以外のX2〜X
m)によって定まる。すなわち、出力信号DD1〜DD
nのうちの2つがアクティブレベルとなる。従って、2
本のワード線のみがアクティブレベルとなる。
【0032】第1の実施例ではn本のワード線を同時に
選択レベルとしている。従ってワード線駆動電源部2の
ワード線駆動能力を大きくする必要があるが、この第2
の実施例では2本のワード線を駆動するだけであるの
で、ワード線駆動電源部2のワード線駆動能力が小さく
て済む。しかし、テスト時間は長くなるが、それでも従
来例の1/2の時間で済む。
【0033】図4は本発明の第3の実施例を示す回路図
である。
【0034】この実施例においては、第2の実施例にお
ける同時選択手段を通過させるアドレス信号をXi,X
j(及びこれらの反転信号)としたものである。
【0035】この実施例では4本のワード線を同時に選
択するようにしたものである。従って、テスト時間は従
来例の1/4となる。
【0036】図5(A),(B)は本発明の第4の実施
例を示す回路図及び各部の信号波形図である。
【0037】同時選択するワード線の数が多くなるとテ
スト時間は短縮されるが、ワード線駆動電源部のワード
線駆動能力を大きくする必要がある。
【0038】この実施例は、ワード線駆動電源部2a
に、コンデンサC22,C23及びトランジスQ22,
Q23から成り、テストモード信号TSTがアクティブ
レベルのときはワード線に供給する選択レベルの電圧の
供給能力を増強する選択レベル供給能力増強手段を設け
たものである。
【0039】ワード線を完全に高レベルの選択レベルに
するために、テストモードに入ったときのみ通常の昇圧
信号Φ1と並列して第2の昇圧信号Φ3を入力する。こ
れにより、昇圧信号Φ3で昇圧した分、ワード線駆動能
力が増強される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、テストモ
ード時、複数のワード線を同時に選択レベルとする同時
選択手段を設けたので、その分、テスト時間を短縮する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部の信号波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す回路図及び各部の
信号波形図である。
【図6】従来のダイナミック半導体メモリ回路のデータ
ホールドテスト方法を説明するためのメモリセルアレイ
の回路図である。
【図7】従来のダイナミック型半導体メモリ回路のデー
タホールドテスト方法を説明するための各部の信号波形
図である。
【図8】従来のダイナミック型半導体メモリ回路のデー
タホールドテスト方法を説明するためのメモリセルアレ
イ部分の断面図である。
【図9】従来のダイナミック型半導体メモリ回路の一例
を示す回路図である。
【図10】図9に示されたダイナミック型半導体メモリ
回路のワード線駆動電源部の具体例を示す回路図及び各
部の信号波形図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c ワード線選択回路 2,2a ワード線駆動電源部 3 メモリセルアレイ 11,11a〜11c,12 デコード部 131〜13n ドライブ部 BL1,BL2,BL11,BL12,BL21,BL
22,BL31,BL32 ビット線 C21〜C23 コンデンサ G1〜G6,G11〜G1n,G21〜G2n 論理
ゲート IV1,IV10,IV11〜IV1n インバータ MC1〜MC5,MC11〜MC16,MC21〜MC
26,MC31〜MC36 メモリセル Q1〜Q13,Q21〜Q23 トランジスタ SA1〜SA3 センス増幅器 WL1〜WL6 ワード線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向,列方向に配列された複数のメモ
    リセル、選択レベルのときこれら複数のメモリセルを行
    単位で選択状態とする複数のワード線、並びに選択状態
    の前記メモリセルへのデータ及びこのメモリセルからの
    データを各列ごとに伝達する複数のビット線を備えたメ
    モリセルアレイと、アドレス信号に従って前記複数のワ
    ード線のうちの1本のワード線を選択レベルとするワー
    ド線選択回路と、前記ワード線の選択レベルの電圧を発
    生するワード線駆動電源部とを有するダイナミック型半
    導体メモリ回路において、前記ワード線選択回路に、テ
    ストモード信号がアクティブレベルのときには前記複数
    のワード線のうちの少なくとも2本のワード線を同時に
    選択レベルとする同時選択手段を設けたことを特徴とす
    るダイナミック型半導体メモリ回路。
  2. 【請求項2】 ワード線選択回路が、複数のワード線と
    それぞれ対応して設けられ伝達されたアドレス信号に従
    ってアクティブレベルとなり対応するワード線を選択レ
    ベルとするための信号を出力する複数の第1の論理ゲー
    トと、これら複数の第1の論理ゲートとそれぞれ対応し
    て設けられテストモード信号がアクティブレベルのとき
    は出力端をアクティブレベルとしインアクティブレベル
    のときは対応する第1の論理ゲートの出力信号を前記出
    力端に伝達する複数の第2の論理ゲートと、これら複数
    の第2の論理ゲートとそれぞれ対応して設けられ対応す
    る第2の論理ゲートの出力信号がアクティブレベルのと
    きに対応する前記ワード線を選択レベルとする複数のド
    ライブ部とを備えて構成された請求項1記載のダイナミ
    ック型半導体メモリ回路。
  3. 【請求項3】 ワード線選択回路が、複数のワード線と
    それぞれ対応して設けられ伝達されたアドレス信号に従
    ってアクティブレベルとなり対応するワード線を選択レ
    ベルとするための信号を出力する複数の第1の論理ゲー
    トと、テストモード信号がアクティブレベルのときは入
    力アドレス信号のうちの所定のビットをアクティブレベ
    ルに固定しインアクティブレベルのときはそのまま通過
    させて対応する第1の論理ゲートに伝達する第2の論理
    ゲートと、前記複数の第1の論理ゲートとそれぞれ対応
    に設けられ対応する第1の論理ゲートの出力信号がアク
    ティブレベルのときに対応する前記ワード線を選択レベ
    ルとする複数のドライブ部とを備えて構成された請求項
    1記載のダイナミック型半導体メモリ回路。
  4. 【請求項4】 ワード線駆動電源部に、テストモード信
    号がアクティブレベルのときはワード線に供給する選択
    レベルの電圧の供給能力を増強する選択レベル供給能力
    増強手段を設けた請求項1記載のダイナミック型半導体
    メモリ回路。
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