JPH06176375A - 光ディスクプレーヤ - Google Patents
光ディスクプレーヤInfo
- Publication number
- JPH06176375A JPH06176375A JP34521592A JP34521592A JPH06176375A JP H06176375 A JPH06176375 A JP H06176375A JP 34521592 A JP34521592 A JP 34521592A JP 34521592 A JP34521592 A JP 34521592A JP H06176375 A JPH06176375 A JP H06176375A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- lid
- turntable
- optical pickup
- optical
- Prior art date
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- Granted
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ピックアップに傷を付けることを防ぐ。
【構成】リッド６は開閉可能であり、ターンテーブル１
の上ディスクを覆う。リッド６を開くときまたは開く前
に光ピックアップの取付けられたキャリッジ３をディス
ク外周より外側に移動させる。
の上ディスクを覆う。リッド６を開くときまたは開く前
に光ピックアップの取付けられたキャリッジ３をディス
ク外周より外側に移動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はターンテーブルの上に
ディスクを手で載置してディスク上方から信号を読取る
光ディスクプレーヤに係わり、特に、そのディスクを覆
うリッドの開閉動作、光ピックアップのホームポジショ
ン制御およびターンテーブル回転禁止動作に関する。
ディスクを手で載置してディスク上方から信号を読取る
光ディスクプレーヤに係わり、特に、そのディスクを覆
うリッドの開閉動作、光ピックアップのホームポジショ
ン制御およびターンテーブル回転禁止動作に関する。
【０００２】
【従来の技術】演奏時のディスクのそりや不要振動をな
くように、ターンテーブルによりディスクを下から全面
で支える光ディスクプレーヤが知られている。このよう
な光ディスクプレーヤはディスクの反りに起因する信号
面の上下動および光軸の傾きに追従させるためのサーボ
量変化を減少させ電源変動が少なくなる。また、ディス
クピット面を下に向けてトレイにセットするものに比べ
ピット面に傷を付けにくいという特徴がある。
くように、ターンテーブルによりディスクを下から全面
で支える光ディスクプレーヤが知られている。このよう
な光ディスクプレーヤはディスクの反りに起因する信号
面の上下動および光軸の傾きに追従させるためのサーボ
量変化を減少させ電源変動が少なくなる。また、ディス
クピット面を下に向けてトレイにセットするものに比べ
ピット面に傷を付けにくいという特徴がある。
【０００３】上記のような従来の光ディスクプレーヤで
は、ディスクの演奏を停止したときの光ピックアップの
位置すなわちホームポジションをディスク内周側として
いた。また、ディスクを覆うリッドを手で開いてもター
ンテーブルの回転を停止させずターンテーブルはそのま
ま回転していた。
は、ディスクの演奏を停止したときの光ピックアップの
位置すなわちホームポジションをディスク内周側として
いた。また、ディスクを覆うリッドを手で開いてもター
ンテーブルの回転を停止させずターンテーブルはそのま
ま回転していた。
【０００４】また、再生機器から分離されているクラン
プ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディス
クをクランプする光ディスクプレーヤでは、クランプ部
材の有無を検出しておらず、ディスクの有無の検出だけ
でターンテーブルの回転が制限されていた。
プ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディス
クをクランプする光ディスクプレーヤでは、クランプ部
材の有無を検出しておらず、ディスクの有無の検出だけ
でターンテーブルの回転が制限されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光ディ
スクプレーヤではリッドを開いてディスクをターンテー
ブルに載せるときに光ピックアップが手やディスクに触
れる位置にあり光学レンズを汚したり傷を付ける恐れが
あった。
スクプレーヤではリッドを開いてディスクをターンテー
ブルに載せるときに光ピックアップが手やディスクに触
れる位置にあり光学レンズを汚したり傷を付ける恐れが
あった。
【０００６】また、リッドを開くときに光ピックアップ
を退避させるものは、光ピックアップの移動を伴うため
リッドを開く動作に時間がかかるという欠点があった。
を退避させるものは、光ピックアップの移動を伴うため
リッドを開く動作に時間がかかるという欠点があった。
【０００７】また、光ディスクプレーヤのディスク回転
数は大きいためリッドを手で開いたときにターンテーブ
ルが回転していると危険であった。
数は大きいためリッドを手で開いたときにターンテーブ
ルが回転していると危険であった。
【０００８】さらに、再生機器から分離されているクラ
ンプ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディ
スクをクランプする光ディスクプレーヤでターンテーブ
ル上にディスクを載置しクランプ部材をディスク上に載
せないままターンテーブルを回転させると、ディスクが
ターンテーブルから外れてディスクに傷を付けるという
恐れがあった。
ンプ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディ
スクをクランプする光ディスクプレーヤでターンテーブ
ル上にディスクを載置しクランプ部材をディスク上に載
せないままターンテーブルを回転させると、ディスクが
ターンテーブルから外れてディスクに傷を付けるという
恐れがあった。
【０００９】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、リッドを開いた
とき、または、リッドを開く動作を次に行う可能性の高
いときに光ピックアップをターンテーブル上から退避さ
せておくことにより光ピックアップに傷を付ける恐れが
なく、また、リッドを開く動作を速やかに行うことがで
きる光ディスクプレーヤを提供することである。
のであって、その目的とするところは、リッドを開いた
とき、または、リッドを開く動作を次に行う可能性の高
いときに光ピックアップをターンテーブル上から退避さ
せておくことにより光ピックアップに傷を付ける恐れが
なく、また、リッドを開く動作を速やかに行うことがで
きる光ディスクプレーヤを提供することである。
【００１０】この発明の他の目的は高速で回転している
ターンテーブルに手や物が触れて事故を起す恐れがな
く、また、ディスクをクランプしないままターンテーブ
ルを回転させてディスクを傷つけることのない光ディス
クプレーヤを提供することにある。
ターンテーブルに手や物が触れて事故を起す恐れがな
く、また、ディスクをクランプしないままターンテーブ
ルを回転させてディスクを傷つけることのない光ディス
クプレーヤを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスクプ
レーヤは、手動にてターンテーブルに載置したディスク
の上方から信号を読取る光ピックアップを保持するキャ
リッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ターンテ
ーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドにより覆
う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを開くときまた
は開く前に光ピックアップをディスク外周より外側に移
動させるように構成したものである。
レーヤは、手動にてターンテーブルに載置したディスク
の上方から信号を読取る光ピックアップを保持するキャ
リッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ターンテ
ーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドにより覆
う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを開くときまた
は開く前に光ピックアップをディスク外周より外側に移
動させるように構成したものである。
【００１２】また、手動にてターンテーブルに載置した
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、ディスクの演
奏終了時には光ピックアップをディスク外周より外側に
移動させ、キー操作による演奏停止時には光ピックアッ
プをディスク内周側に移動させるように構成したもので
ある。
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、ディスクの演
奏終了時には光ピックアップをディスク外周より外側に
移動させ、キー操作による演奏停止時には光ピックアッ
プをディスク内周側に移動させるように構成したもので
ある。
【００１３】また、手動にてターンテーブルに載置した
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを閉じ
たときまたは電源を投入したときに、ターンテーブル上
のディスクの有無を検出し、ディスクがないときは光ピ
ックアップをディスク外周より外側に移動させ、ディス
クがあるときは光ピックアップをディスク内周側に移動
させるように構成したものである。
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを閉じ
たときまたは電源を投入したときに、ターンテーブル上
のディスクの有無を検出し、ディスクがないときは光ピ
ックアップをディスク外周より外側に移動させ、ディス
クがあるときは光ピックアップをディスク内周側に移動
させるように構成したものである。
【００１４】また、手動にてターンテーブルに載置した
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、電源オフ時の
処理において光ピックアップをディスク外周より外側に
移動させるように構成したものである。
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、電源オフ時の
処理において光ピックアップをディスク外周より外側に
移動させるように構成したものである。
【００１５】また、手動にてターンテーブルに載置した
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドが手で
強制的に開けられたとき、ターンテーブルの回転を停止
し、リッドを開くように構成したものである。
ディスクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持
するキャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、
ターンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッド
により覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドが手で
強制的に開けられたとき、ターンテーブルの回転を停止
し、リッドを開くように構成したものである。
【００１６】さらに、再生機器から分離されているクラ
ンプ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディ
スクをクランプする光ディスクプレーヤにおいて、クラ
ンプ部材の有無を検出しクランプ部材がディスク上にな
いときはターンテーブルの回転を禁止するように構成し
たものである。
ンプ部材をターンテーブル上のディスクに載置してディ
スクをクランプする光ディスクプレーヤにおいて、クラ
ンプ部材の有無を検出しクランプ部材がディスク上にな
いときはターンテーブルの回転を禁止するように構成し
たものである。
【００１７】
【作用】この発明の光ディスクプレーヤによれば、光デ
ィスク上方を覆うリッドが開いたときに光ピックアップ
はディスク外周より外側に移動しているので光ピックア
ップを傷つけることがなくなる。
ィスク上方を覆うリッドが開いたときに光ピックアップ
はディスク外周より外側に移動しているので光ピックア
ップを傷つけることがなくなる。
【００１８】また、ディスクの演奏が終了したとき、あ
るいはターンテーブル上にディスクがないときはディス
クを入換えまたは装着するためにリッドを開くことが多
いが、そのときは光ピックアップはディスク外周より外
側に移動しているのでリッドを速やかに開くことができ
る。
るいはターンテーブル上にディスクがないときはディス
クを入換えまたは装着するためにリッドを開くことが多
いが、そのときは光ピックアップはディスク外周より外
側に移動しているのでリッドを速やかに開くことができ
る。
【００１９】さらにこの発明の光ディスクプレーヤによ
れば、リッドが手で開かれるとターンテーブルの回転が
停止するので、高速で回転しているターンテーブルに手
や物が触れて事故を起す恐れがない。また、クランプ部
材がディスク上にないときはターンテーブルの回転が禁
止されるので、ディスクをクランプしないままターンテ
ーブルを回転させてディスクを傷つける恐れがない。
れば、リッドが手で開かれるとターンテーブルの回転が
停止するので、高速で回転しているターンテーブルに手
や物が触れて事故を起す恐れがない。また、クランプ部
材がディスク上にないときはターンテーブルの回転が禁
止されるので、ディスクをクランプしないままターンテ
ーブルを回転させてディスクを傷つける恐れがない。
【００２０】
【実施例】この発明の実施例である光ディスクプレーヤ
を図面に基づいて説明する。図１はこの発明の実施例で
あるＣＤプレーヤを示す斜視図である。図に示す１はタ
ーンテーブルでありスピンドルモータにより回転され
る。ＣＤはターンテーブル１に信号面を上にして載置さ
れ、その上にクランプ部材２が手で載せられる。
を図面に基づいて説明する。図１はこの発明の実施例で
あるＣＤプレーヤを示す斜視図である。図に示す１はタ
ーンテーブルでありスピンドルモータにより回転され
る。ＣＤはターンテーブル１に信号面を上にして載置さ
れ、その上にクランプ部材２が手で載せられる。
【００２１】３は信号を読取る光ピックアップが取付け
られたキャリッジであり、光ピックアップ送りモータに
よりターンテーブルの半径方向に送られる。図はキャリ
ッジ３が退避位置にある状態を示しており、光ピックア
ップがＣＤの最内周の信号を読取れる前進位置まで図の
矢印方向に送られる。キャリッジ３の退避位置は退避位
置検出スイッチで検出され、前進位置は前進位置検出ス
イッチで検出される。
られたキャリッジであり、光ピックアップ送りモータに
よりターンテーブルの半径方向に送られる。図はキャリ
ッジ３が退避位置にある状態を示しており、光ピックア
ップがＣＤの最内周の信号を読取れる前進位置まで図の
矢印方向に送られる。キャリッジ３の退避位置は退避位
置検出スイッチで検出され、前進位置は前進位置検出ス
イッチで検出される。
【００２２】キャリッジ３には光源４と光検出器５が取
付けられており、キャリッジ前進位置ではクランプ部材
２によりその光軸が遮られクランプ部材２の有無が検出
される。
付けられており、キャリッジ前進位置ではクランプ部材
２によりその光軸が遮られクランプ部材２の有無が検出
される。
【００２３】リッド６は右レバー７と左レバー８に固着
されており、これらのレバーにより開閉される。図２
（ａ）に示すように右レバー７はシャーシに立設された
軸９に回動自在に支持され、捩りコイルばね１０により
時計方向に付勢されている。また、右レバー７に設けら
れた内歯歯車７ａはリッド開閉モータ１３により駆動さ
れる平歯車列と噛合っている。
されており、これらのレバーにより開閉される。図２
（ａ）に示すように右レバー７はシャーシに立設された
軸９に回動自在に支持され、捩りコイルばね１０により
時計方向に付勢されている。また、右レバー７に設けら
れた内歯歯車７ａはリッド開閉モータ１３により駆動さ
れる平歯車列と噛合っている。
【００２４】図２（ｂ）に示すように左レバー８はシャ
ーシに立設された軸１１に回動自在に支持され、捩りコ
イルばね１２により反時計方向に付勢されている。スラ
イダー１４はその横長穴１４ａおよび１４ｂを介してシ
ャーシに立設されたピンに摺動自在に支持されている。
ーシに立設された軸１１に回動自在に支持され、捩りコ
イルばね１２により反時計方向に付勢されている。スラ
イダー１４はその横長穴１４ａおよび１４ｂを介してシ
ャーシに立設されたピンに摺動自在に支持されている。
【００２５】左レバー８に立設されたピン８ａはスライ
ダー１４の縦長穴１４ｃと係合しており左レバー８の回
動によりスライダー１４は左右方向に駆動される。リッ
ド開閉検出スイッチ１５はプリント基板に取付けられて
いる。リッド開閉検出スイッチ１５のレバーは通常中立
位置にあり、スライダー１４に左方向に倒されることに
よりリッド閉を検出し、右方向に倒されることによりリ
ッド開を検出する。
ダー１４の縦長穴１４ｃと係合しており左レバー８の回
動によりスライダー１４は左右方向に駆動される。リッ
ド開閉検出スイッチ１５はプリント基板に取付けられて
いる。リッド開閉検出スイッチ１５のレバーは通常中立
位置にあり、スライダー１４に左方向に倒されることに
よりリッド閉を検出し、右方向に倒されることによりリ
ッド開を検出する。
【００２６】リッド６はその重力が捩りコイルばね１０
および１２の弾力で相殺されており、リッド開閉モータ
１３の小さいトルクで開閉される。また、リッド６はリ
ッド開閉モータ１３と平歯車列で係合しているので手で
開けることができる。
および１２の弾力で相殺されており、リッド開閉モータ
１３の小さいトルクで開閉される。また、リッド６はリ
ッド開閉モータ１３と平歯車列で係合しているので手で
開けることができる。
【００２７】図３に示すように、システムマイコンには
キー入力部からの信号の他にリッド開閉検出スイッチ、
光ピックアップ退避位置検出スイッチおよび光ピックア
ップ前進位置検出スイッチからの信号が入力され、ま
た、システムマイコンはリッド、光ピックアップ制御回
路を介してリッドの開閉およびキャリッジの移動を制御
する。 次に、図４乃至図９を参照してこのＣＤプレー
ヤのターンテーブル回転動作、リッド開閉動作およびキ
ャリッジ送り動作について説明する。
キー入力部からの信号の他にリッド開閉検出スイッチ、
光ピックアップ退避位置検出スイッチおよび光ピックア
ップ前進位置検出スイッチからの信号が入力され、ま
た、システムマイコンはリッド、光ピックアップ制御回
路を介してリッドの開閉およびキャリッジの移動を制御
する。 次に、図４乃至図９を参照してこのＣＤプレー
ヤのターンテーブル回転動作、リッド開閉動作およびキ
ャリッジ送り動作について説明する。
【００２８】図４はキー入力部のプレイキーが押された
ときの動作を示す。まず、ステップＳ１において、プレ
イキーが押されたことが検出されると、ステップＳ２に
おいて、光ピックアップを前進させる。次に、ステップ
Ｓ３において、クランプ部材の有無を検出し、クランプ
部材がある場合はステップＳ４に移行してターンテーブ
ルが回転され、次に、ステップＳ５でディスクの演奏が
開始される。
ときの動作を示す。まず、ステップＳ１において、プレ
イキーが押されたことが検出されると、ステップＳ２に
おいて、光ピックアップを前進させる。次に、ステップ
Ｓ３において、クランプ部材の有無を検出し、クランプ
部材がある場合はステップＳ４に移行してターンテーブ
ルが回転され、次に、ステップＳ５でディスクの演奏が
開始される。
【００２９】ステップＳ３でクランプ部材が検出されな
い場合はステップＳ６に移行して光ピックアップ退避ル
ーチィンが実行される。このようにクランプ部材がディ
スクの上に置かれていないとターンテーブルは回転され
ることはない。
い場合はステップＳ６に移行して光ピックアップ退避ル
ーチィンが実行される。このようにクランプ部材がディ
スクの上に置かれていないとターンテーブルは回転され
ることはない。
【００３０】図５はリッドを開くときの動作を示す。リ
ッド開閉検出スイッチとキー入力部のリッドオープンキ
ーは常にシステムマイコンによりチェックされている。
ステップＳ１おいてリッドが閉じられているか否かが判
断され、閉じられているとステップ２に移行し、ステッ
プＳ２ではリッドオープンキーが押されたか否かが判断
され、リッドオープンキーが押されていなければこのル
ーチィンを終了する。
ッド開閉検出スイッチとキー入力部のリッドオープンキ
ーは常にシステムマイコンによりチェックされている。
ステップＳ１おいてリッドが閉じられているか否かが判
断され、閉じられているとステップ２に移行し、ステッ
プＳ２ではリッドオープンキーが押されたか否かが判断
され、リッドオープンキーが押されていなければこのル
ーチィンを終了する。
【００３１】ステップＳ１において、リッドが閉じられ
ていないと判断したとき、およびステップＳ２におい
て、リッドオープンキーが押されたと判断したときはス
テップＳ３に移行しスピンドルモータを停止する。
ていないと判断したとき、およびステップＳ２におい
て、リッドオープンキーが押されたと判断したときはス
テップＳ３に移行しスピンドルモータを停止する。
【００３２】次に、ステップＳ４において、光ピックア
ップ退避ルーチィンが実行され、さらに、ステップＳ５
に移行してリッド開動作が実行されてこのルーチィンを
終了する。このようにリッドが開かれるときはスピンド
ルモータが停止され、また、光ピックアップが退避して
いるので、ターンテーブル回転による事故がなく、ま
た、光ピックアップの光学レンズが傷付けられることも
ない。
ップ退避ルーチィンが実行され、さらに、ステップＳ５
に移行してリッド開動作が実行されてこのルーチィンを
終了する。このようにリッドが開かれるときはスピンド
ルモータが停止され、また、光ピックアップが退避して
いるので、ターンテーブル回転による事故がなく、ま
た、光ピックアップの光学レンズが傷付けられることも
ない。
【００３３】図６はプレイ状態から再生を停止するとき
のルーチィンを示す。まず、ステップＳ１において、ス
ピンドルモータにブレーキをかけてスピンドルモータを
停止する。次に、ステップＳ２において、演奏予定曲全
ての演奏が終了して停止したのかストップキーにより停
止したのかが判断され、ストップキーにより停止した場
合はステップＳ４に移行し、そうでない場合はステップ
Ｓ３に移行する。ステップＳ３では光ピックアップ退避
ルーチィンが実行され、ステップＳ４では光ピックアッ
プ前進ルーチィンが実行されこのルーチィンが終了す
る。
のルーチィンを示す。まず、ステップＳ１において、ス
ピンドルモータにブレーキをかけてスピンドルモータを
停止する。次に、ステップＳ２において、演奏予定曲全
ての演奏が終了して停止したのかストップキーにより停
止したのかが判断され、ストップキーにより停止した場
合はステップＳ４に移行し、そうでない場合はステップ
Ｓ３に移行する。ステップＳ３では光ピックアップ退避
ルーチィンが実行され、ステップＳ４では光ピックアッ
プ前進ルーチィンが実行されこのルーチィンが終了す
る。
【００３４】このように、ストップキーにより停止した
ときは光ピックアップはディスクのＴＯＣエリア近傍に
あり同じディスクでの演奏を素早く開始できる。また、
演奏予定曲全ての演奏が終了して停止したときは光ピッ
クアップが退避しているのでディスクの交換を素早く行
うことができる。
ときは光ピックアップはディスクのＴＯＣエリア近傍に
あり同じディスクでの演奏を素早く開始できる。また、
演奏予定曲全ての演奏が終了して停止したときは光ピッ
クアップが退避しているのでディスクの交換を素早く行
うことができる。
【００３５】図７は電源投入時、または、リッドを閉じ
た後に行うルーチィンでありディスクの有無により光ピ
ックアップの位置を変更する。まず、ステップＳ１にお
いて、光ピックアップを前進せさ光ピックアップ対向面
の反射率によりディスク有無を検出する。ステップＳ１
においてディスクが検出されるとステップＳ２に移行し
て光ピックアップを前進させるルーチィンが実行され、
ディスクが検出されないとステップＳ３に移行して光ピ
ックアップ退避ルーチィンが実行される。このように、
ディスクがないときは光ピックアップが退避しているの
でリッドを素早く開けることができる。
た後に行うルーチィンでありディスクの有無により光ピ
ックアップの位置を変更する。まず、ステップＳ１にお
いて、光ピックアップを前進せさ光ピックアップ対向面
の反射率によりディスク有無を検出する。ステップＳ１
においてディスクが検出されるとステップＳ２に移行し
て光ピックアップを前進させるルーチィンが実行され、
ディスクが検出されないとステップＳ３に移行して光ピ
ックアップ退避ルーチィンが実行される。このように、
ディスクがないときは光ピックアップが退避しているの
でリッドを素早く開けることができる。
【００３６】図８はパワーオフ処理時のルーチィンを示
す。パワーオフ処理時にはステップＳ１において光ピッ
クアップ退避ルーチィンが実行される。このように電源
が切られたときには光ピックアップが退避されているの
でリッドを手であけても光ピックアップの光学レンズが
傷つけられることがない。
す。パワーオフ処理時にはステップＳ１において光ピッ
クアップ退避ルーチィンが実行される。このように電源
が切られたときには光ピックアップが退避されているの
でリッドを手であけても光ピックアップの光学レンズが
傷つけられることがない。
【００３７】図９は図４乃至図８に示す夫々のルーチィ
ンで実行される光ピックアップ退避動作のサブルーチィ
ンを示す。このルーチィンが実行されるとまずステップ
Ｓ１において、光ピックアップ制御時間をタイマーに設
定する。次に、ステップＳ２において、光ピックアップ
送りモータを光ピックアップ退避方向に回転させる。
ンで実行される光ピックアップ退避動作のサブルーチィ
ンを示す。このルーチィンが実行されるとまずステップ
Ｓ１において、光ピックアップ制御時間をタイマーに設
定する。次に、ステップＳ２において、光ピックアップ
送りモータを光ピックアップ退避方向に回転させる。
【００３８】次に、ステップＳ３において、タイマーの
設定時間が経過したか否かが判断され経過している場合
はステップＳ６においてエラー処理が実行される。タイ
マーの設定時間が経過していない場合はステップＳ４に
移行し退避位置検出スイッチがオンとなったか否かが判
断され、オンとなった場合はステップＳ５に移行して光
ピックアップ送りモータを停止してこのルーチィンを終
了する。ステップＳ４において退避位置検出スイッチが
オンとなっていない場合はステップＳ３が繰り返され
る。
設定時間が経過したか否かが判断され経過している場合
はステップＳ６においてエラー処理が実行される。タイ
マーの設定時間が経過していない場合はステップＳ４に
移行し退避位置検出スイッチがオンとなったか否かが判
断され、オンとなった場合はステップＳ５に移行して光
ピックアップ送りモータを停止してこのルーチィンを終
了する。ステップＳ４において退避位置検出スイッチが
オンとなっていない場合はステップＳ３が繰り返され
る。
【００３９】
【発明の効果】この発明の光ディスクプレーヤによれ
ば、光ディスク上方を覆うリッドが開いたときに光ピッ
クアップはディスク外周より外側に移動しているので光
ピックアップを傷つけることがなくなる。
ば、光ディスク上方を覆うリッドが開いたときに光ピッ
クアップはディスク外周より外側に移動しているので光
ピックアップを傷つけることがなくなる。
【００４０】また、ディスクの演奏が終了したとき、あ
るいはターンテーブル上にディスクがないときはディス
クを入換えまたは装着するためにリッドを開くことが多
いが、そのときは光ピックアップはディスク外周より外
側に移動しているのでリッドを速やかに開くことができ
る。
るいはターンテーブル上にディスクがないときはディス
クを入換えまたは装着するためにリッドを開くことが多
いが、そのときは光ピックアップはディスク外周より外
側に移動しているのでリッドを速やかに開くことができ
る。
【００４１】また、ディスク演奏中にキー操作による演
奏を停止させたときには光ピックアップをディスク内周
側に移動させているで同じディスクの演奏を素早く開始
することが可能である。
奏を停止させたときには光ピックアップをディスク内周
側に移動させているで同じディスクの演奏を素早く開始
することが可能である。
【００４２】さらに、この発明の光ディスクプレーヤに
よれば、リッドが手で開かれるとターンテーブルの回転
が停止するので、高速で回転しているターンテーブルに
手や物が触れて事故を起す恐れがない。また、クランプ
部材がディスク上にないときはターンテーブルの回転が
禁止されるので、ディスクをクランプしないままターン
テーブルを回転させてディスクを傷つける恐れがない。
よれば、リッドが手で開かれるとターンテーブルの回転
が停止するので、高速で回転しているターンテーブルに
手や物が触れて事故を起す恐れがない。また、クランプ
部材がディスク上にないときはターンテーブルの回転が
禁止されるので、ディスクをクランプしないままターン
テーブルを回転させてディスクを傷つける恐れがない。
【００４３】さらに、電源が切られたときには光ピック
アップが退避されているのでリッドを手であけても光ピ
ックアップの光学レンズが傷つけられることがない。
アップが退避されているのでリッドを手であけても光ピ
ックアップの光学レンズが傷つけられることがない。
【図１】この発明の実施例であるＣＤプレーヤを示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図２（ａ）は同ＣＤプレーヤのリッド開閉機構
を示す右側面図、図２（ｂ）は同ＣＤプレーヤのリッド
開閉機構を示す左側面図である。
を示す右側面図、図２（ｂ）は同ＣＤプレーヤのリッド
開閉機構を示す左側面図である。
【図３】図３は同ＣＤプレーヤのシステムマイコンの入
出力部の一部を示すブロック図である。
出力部の一部を示すブロック図である。
【図４】同ＣＤプレーヤにおけるキー入力部のプレイキ
ーが押されたときの動作を示すフローチャートである。
ーが押されたときの動作を示すフローチャートである。
【図５】同ＣＤプレーヤにおけるリッドを開くときの動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図６】同ＣＤプレーヤにおけるプレイ状態から再生を
停止するときのルーチィンを示すフローチャートであ
る。
停止するときのルーチィンを示すフローチャートであ
る。
【図７】同ＣＤプレーヤにおける電源投入時、または、
リッドを閉じた後に行うルーチィンを示すフローチャー
トである。
リッドを閉じた後に行うルーチィンを示すフローチャー
トである。
【図８】同ＣＤプレーヤにおけるパワーオフ処理時のル
ーチィンを示すフローチャートである。
ーチィンを示すフローチャートである。
【図９】同ＣＤプレーヤにおいて図４乃至図８に示す夫
々のルーチィンで実行される光ピックアップ退避動作の
サブルーチィンを示すフローチャートである。
々のルーチィンで実行される光ピックアップ退避動作の
サブルーチィンを示すフローチャートである。
１ ターンテーブル ２ クランプ部材 ３ キャリッジ ４ 光源 ５ 光検出器 ６ リッド ７ 右レバー ８ 左レバー ９ 軸 １０ 捩りコイルばね １１ 軸 １２ 捩りコイルばね １３ リッド開閉モータ １４ スライダー １５ リッド開閉検出スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 義博 東京都渋谷区渋谷１丁目２番５号株式会社 ケンウッド内
Claims (6)
- 【請求項１】 手動にてターンテーブルに載置したディ
スクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持する
キャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ター
ンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドによ
り覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを開くとき
または開く前に光ピックアップをディスク外周より外側
に移動させるように構成した光ディスクプレーヤ。 - 【請求項２】 手動にてターンテーブルに載置したディ
スクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持する
キャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ター
ンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドによ
り覆う光ディスクプレーヤにおいて、ディスクの演奏終
了時には光ピックアップをディスク外周より外側に移動
させ、キー操作による演奏停止時には光ピックアップを
ディスク内周側に移動させるように構成した光ディスク
プレーヤ。 - 【請求項３】 手動にてターンテーブルに載置したディ
スクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持する
キャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ター
ンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドによ
り覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドを閉じたと
きまたは電源を投入したときに、ターンテーブル上のデ
ィスクの有無を検出し、ディスクがないときは光ピック
アップをディスク外周より外側に移動させ、ディスクが
あるときは光ピックアップをディスク内周側に移動させ
るように構成した光ディスクプレーヤ。 - 【請求項４】 手動にてターンテーブルに載置したディ
スクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持する
キャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ター
ンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドによ
り覆う光ディスクプレーヤにおいて、電源オフ時の処理
において光ピックアップをディスク外周より外側に移動
させるように構成した光ディスクプレーヤ。 - 【請求項５】 手動にてターンテーブルに載置したディ
スクの上方から信号を読取る光ピックアップを保持する
キャリッジをディスク半径方向に移動可能に設け、ター
ンテーブル上のディスクを開閉可能に設けたリッドによ
り覆う光ディスクプレーヤにおいて、リッドが手で強制
的に開けられたとき、ターンテーブルの回転を停止し、
リッドを開くように構成した光ディスクプレーヤ。 - 【請求項６】 再生機器から分離されているクランプ部
材をターンテーブル上のディスクに載置してディスクを
クランプする光ディスクプレーヤにおいて、クランプ部
材の有無を検出しクランプ部材がディスク上にないとき
はターンテーブルの回転を禁止するように構成した光デ
ィスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04345215A JP3131600B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 光ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04345215A JP3131600B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 光ディスクプレーヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06176375A true JPH06176375A (ja) | 1994-06-24 |
| JP3131600B2 JP3131600B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=18375083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04345215A Expired - Fee Related JP3131600B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 光ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3131600B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006186861A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Pioneer Electronic Corp | ディスク装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61114561U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-19 | ||
| JPH0412116U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 | ||
| JPH04268251A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-24 | Sony Corp | 光ディスクプレーヤ |
| JPH04115356U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-13 | 三洋電機株式会社 | Ｃｄプレーヤのモータ制御装置 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP04345215A patent/JP3131600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61114561U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-19 | ||
| JPH0412116U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 | ||
| JPH04268251A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-24 | Sony Corp | 光ディスクプレーヤ |
| JPH04115356U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-13 | 三洋電機株式会社 | Ｃｄプレーヤのモータ制御装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006186861A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Pioneer Electronic Corp | ディスク装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3131600B2 (ja) | 2001-02-05 |
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