JP3068997B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
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Description
レーヤー等のディスク再生装置に関するものである。
ィスク再生装置として、例えば特開昭61−80655
号公報に開示されているディスク再生装置がある。
したローディング機構を備えた複数のトレイと、これら
トレイ間にディスク再生機構部を移動させるためのスラ
イド機構と、ディスク再生機構部を上下させるための昇
降機構とを備え、一つのディスク再生中に他のディスク
を交換できるように構成されている。
ィスク再生中に他のディスクの交換を可能とするため
に、複数のトレイ及び各トレイ毎のローディング機構を
必要とする上に、ディスク再生機構部を移動させるため
の駆動源と上下させるための駆動源とを別個に設けてお
り、構造的に非常に複雑で、コスト的にも高価になると
いう問題点があった。
て、特開昭63−304480号公報により提案された
ものがある。この提案のディスク再生装置では、先のも
のと同様に、複数のトレイ、各トレイ毎のローディング
機構を備え、ディスク再生機構部を移動させるための駆
動源と、上下させるための駆動源とを一つのモーターで
兼用できる構成になっている。
ディスク再生装置であっても、ディスク再生中に他のデ
ィスクの交換を可能とするために、複数のトレイ、各ト
レイ毎のローディング機構が必要となり、構造の複雑
化、コストアップをさせることができず、又複数のトレ
イはその収納位置にばらつきを生じ易く、各トレイ間を
移動するディスク再生機構部のセンターと各トレイ上の
ディスクのセンターとの位置合わせが難しく、各部品の
寸法精度、組み立て精度に高い精度が要求され、設計面
からも多くの制約を受けることになっていた。
ィスク再生装置は、上記の課題を解決するために、ター
ンテーブルを駆動しディスクを回転させるためのスピン
ドルモーターと、ディスクを再生するためのピックアッ
プと、スピンドルモーターおよびピックアップを搭載
し、装置本体内に回動可能に設けたホルダーと、装置本
体に出し入れ自在で、収納状態において上記ホルダーの
回動に伴うスピンドルモーターの回転中心が描く軌跡上
にほぼ中心が位置する載置部を複数設けたトレイと、上
記ホルダーを回動させてターンテーブルを各載置部に選
択的に対向させると共に上記ホルダーを昇降させてター
ンテーブル上にディスクを着脱させる駆動機構とを備
え、ディスク再生時にホルダーの上昇によりターンテー
ブル上にディスクを装着してトレイ上より離間せしめ、
該ディスク離間状態で上記トレイの出し入れを可能とし
たことを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項1のディスク
再生装置であって、ディスク再生時においてトレイを出
し入れする際にトレイがホルダー側と干渉しないように
該トレイの一部を切除したことを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項1のディスク
再生装置であって、上記駆動機構は、ホルダーに設けら
れた円弧状の第1のギヤーと、装置本体側にあって上記
第1のギヤーに噛み合う第2のギヤーを回転駆動し、上
記ホルダーを回動させるモーターと、上記ホルダーの回
動に伴い該ホルダーを昇降させる昇降手段とからなって
いることを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項3のディスク
再生装置であって、上記昇降手段は、上記ホルダーの回
動動作をガイドしかつ所定箇所に上記ホルダーを昇降さ
せるための傾斜部を有するカムを含むことを特徴として
いる。
は、上記の課題を解決するために、請求項1のディスク
再生装置であって、上記のホルダーは、弾性体からなる
支持部材により1ヶ所で支持されていることを特徴とし
ている。
は、上記の課題を解決するために、請求項1のディスク
再生装置であって、装置本体側にあってトレイの各載置
部におけるディスクの有無を検出する検出手段と、動作
モードを判定するモード判定手段と、トレイを引き出し
状態から収納状態にローディングする際に、上記検出手
段及びモード判定手段からの信号に基づいてローディン
グを制御する制御手段とを設けたことを特徴としてい
る。
は、上記の課題を解決するために、請求項6のディスク
再生装置であって、モード判定手段は再生中のディスク
を判定する手段を含み、制御手段はディスク再生中にト
レイ引き出し状態から収納状態にローディングする際
に、上記検出手段及びモード判定手段からの信号に基づ
いて再生中のディスクに対応する載置部にディスクがあ
るときローディングを停止することを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項1のディスク
再生装置であって、トレイを出し入れするためのローデ
ィング機構と、複数の異なるイジェクト内容を選択指示
するためのキー入力手段と、該キー入力手段からの信号
に基づいてイジェクト内容を判定し、駆動機構およびロ
ーディング機構を制御する制御手段とを設けたことを特
徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項8のディスク
再生装置であって、上記キー入力手段は単一のイジェク
トキーを含み、制御手段はイジェクトキーの操作回数に
基づいてイジェクト内容を判定することを特徴としてい
る。
枚のディスクを載置して収納し、一つのディスクの再生
中にトレイを収納状態から引き出し状態にアンローディ
ングして、他のディスクの交換を行うことができ、一枚
のトレイ、一つのローディング機構で済み、構造的に著
しく簡素化できると共に大幅なコストダウンを図ること
ができ、さらにトレイは一枚で済むため、このトレイの
各載置部のセンターとターンテーブルのセンターとの位
置合わせが容易となり、各部品の寸法精度、組み立て精
度に高い精度が要求されず、設計面からも有利なものと
なる。
に加え、トレイの一部を切除するという単純な構成によ
り、ディスク再生中におけるトレイの出し入れを行うこ
とができる。
に加え、スピンドルモーター及びピックアップを搭載す
るホルダーの回動及び昇降動作を単一のモーターを駆動
源として行うことができる。
に加え、駆動機構における昇降手段を簡単な構成で実現
することができる。
に加え、回動及び昇降動作するホルダーを、簡単な構成
で動作に支障なく支持することができる。
に加え、トレイを引き出し状態から収納状態にローディ
ングする際にディスクの二重装填等の誤操作を防止する
ことができる。
に加え、ディスク再生中においてトレイを引き出し状態
から収納状態にローディングする際、再生中のディスク
に対応する載置部に誤ってディスクを載置されている場
合にはローディングを停止してディスクや各機構部の破
損を防止することができる。
に加え、ディスク再生中におけるトレイのアンローディ
ング、再生中のディスクを停止して当該ディスクを含め
てのトレイのアンローディング等のイジェクト内容をキ
ー入力により指示でき、使い勝手が向上する。
に加え、一つのイジェクトキーで対応でき、キー個数の
増加を防止できる。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
示すように、1つのトレイ2に2枚のディスクを載置で
きるようになっており、キー入力部41(キー入力手
段)を操作することによって、2枚のディスクを連続再
生したり、一方のディスクの再生中に、他方のディスク
を交換したりすることが可能になっている。
図2の正面図および図3の側面図に詳細な構造を示すよ
うに、シャーシー1と、2枚のディスク12を載置する
ための載置部32、32を有するトレイ2と、ディスク
12を回転駆動するスピンドルモーター10と、ディス
ク12から情報を読み取るピックアップ15と、スピン
ドルモーター10およびピックアップ15を防振ゴム1
4…を介して搭載し、装置本体内に回動可能に設けたホ
ルダー13とを備えている。
トレイ2を出し入れするためのローディング機構と、ホ
ルダー13を回動させてターンテーブル11を各載置部
32に選択的に対向させると共に上記ホルダー13を昇
降させてターンテーブル11上にディスク12を着脱さ
せる駆動機構とを備えている。
グ機構は、シャーシー1に取り付けられたモーター3
と、モーター3の回転軸に圧入されたプーリー4と、ト
レイ2の裏面に固定されたラック2aと、ラック2aに
噛み合ったギヤー5と、ギヤー5を回転させるためにプ
ーリー4とギヤー5とを結ぶベルト6とからなってお
り、トレイ2の両サイドはシャーシー1によってガイド
されるようになっている。
レイ2を前後(図1のA方向またはB方向)に移動させ
ることができる。つまり、ディスク12を載置したトレ
イ2を出し入れすることができる。
る駆動機構は、シャーシー1に取り付けられたモーター
18と、モーター18の回転軸に圧入されたプーリー1
9と、ホルダー13の前部に固定されたギヤー13b
(第1のギヤー)と、ギヤー13bに噛み合ったギヤー
17(第2のギヤー)と、ギヤー17を回転させるため
にプーリー19とギヤー17とを結ぶベルト20と、ホ
ルダー13の回動によりホルダー13を昇降させる昇降
手段とからなっており、上記ギヤー17はホルダー13
の昇降に関係なく常にギヤー13bと噛み合い状態にあ
るようその軸方向の長さを設定している。ホルダー13
は、その一部を弾性体からなる支持部材16を介してシ
ャーシー1の軸に回動かつ上下揺動自在に支持されてい
る。
a(図2参照)に形成されたスリット状のカム1bと、
ホルダー13の先端に設けられ、カム1bに嵌め込まれ
たピン13aとから構成されている。カム1bは、中央
の水平部と、両端付近の傾斜部と、両端の水平部とを有
している。
るとき、ホルダー13は下向きに傾斜している(図3参
照)。モーター18を回転させると、ホルダー13は支
持部材16を中心に回動する。ピン13aがカム1bの
傾斜部を登ると、ホルダー13は起き上がり、ピン13
aがカム1bの両端の水平部に来たとき、ホルダー13
は水平になるように、中央の水平部と両端の水平部との
段差が設定されている。
により、ホルダー13に取り付けられたスピンドルモー
ター10およびピックアップ15を左右に回動させると
共に上下に昇降させることができる。
レイ2を収納した状態において、上記ホルダー13の回
動に伴うスピンドルモーター10の回転中心が描く軌跡
上にほぼ中心が位置するように、配置されている。
ーンテーブル11を各載置部32に選択的に対向させ、
ホルダー13の上昇によりターンテーブル11上にディ
スク12を装着して、ディスク12をトレイ2上より離
間させることができる。
ィスク12をクランプするためのマグネット・ホルダー
(ディスク押さえ)7、7が設置されている。各マグネ
ット・ホルダー7の中には、ディスク12をクランプす
るためのマグネット8が内蔵されている。このため、ホ
ルダー13が起き上がると、スピンドルモーター10の
回転軸に取り付けられたターンテーブル11とマグネッ
ト8との磁気的引力により、ターンテーブル11とマグ
ネット・ホルダー7との間にディスク12をクランプす
ることができる。
イ2がターンテーブル11等のホルダー13側各部と干
渉しないようにトレイ2の一部が図1のように切除され
ている。
トレイ2の載置部32、32におけるディスク12の有
無を検出するセンサー21L、21R(検出手段)と、
トレイ2が収納状態であることを検出するスイッチ22
と、トレイ2が引き出された状態であることを検出する
スイッチ23と、左のディスク12を再生する位置にホ
ルダー13が回動したことを検出するスイッチ25L
(モード判定手段)と、右のディスク12を再生する位
置にホルダー13が回動したことを検出するスイッチ2
5R(モード判定手段)と、ホルダー13がセンター位
置にあることを検出するスイッチ26(モード判定手
段)とをシャーシー1上に備えている。
23、25R、25L、26からの信号およびキー入力
部41からの信号は、図11に示すように、中央処理部
40(制御手段、モード判定手段)に送られる。そし
て、これら信号に応じて、中央処理部40がローディン
グ用のモーター3、ホルダー13の回動・昇降用のモー
ター18およびスピンドルモーター10を制御するよう
になっている。
は、トレイ2を引き出した状態(図1〜図3)で行われ
る。
イ2の載置部32にディスク12を載せる。左右いずれ
の載置部32にディスク12を載せてもかまわないが、
ここでは、右側の載置部32にディスク12を載せたと
して、説明を行う。
指示すると、モーター3がオンになり、ギヤー5が回転
し、トレイ2がB方向に移動を始める。すなわち、トレ
イ2が本体に引き込まれる。
図4〜図6に示すように、トレイ2がスイッチ22に当
たり、スイッチ22がオン(あるいはオフ)になる。こ
れにより、モーター3がオフになり、トレイ2の移動が
停止する。
載置部32上のディスク12の再生を指示する。これに
より、モーター18がオンになり、ギヤー17が回転
し、ホルダー13が支持部材16を中心に反時計回りに
回動を始める。なお、再生指示は、必ずしもキー入力部
41により行う必要はなく、センサー21Rがディスク
12を検知することにより、自動的に再生を開始させる
こともできる。
カム1bの水平部を過ぎ、右側の傾斜部を登り始める
と、ホルダー13は支持部材16を支点として起き上が
る。その結果、ターンテーブル11によって載置部32
からディスク12が持ち上げられ、図7〜図9に示すよ
うに、ターンテーブル11とマグネット・ホルダー7と
によってディスク12がクランプされる。
ると、ホルダー13がスイッチ25Rに当たり、スイッ
チ25Rがオン(あるいはオフ)になる。これにより、
モーター18がオフになり、ホルダー13の回動が停止
すると共に、スピンドルモーター10がオンになり、デ
ィスク12が回転する。そして、ピックアップ15によ
ってディスク12の再生が行われる。
2を再生している状態で、左側の載置部32にディスク
12をセットしたり、左側の載置部32に載せられたデ
ィスク12を交換したい場合、キー入力部41により、
ディスク12の交換を指示する。これにより、モーター
3がオンになり、ギヤー5が回転し、トレイ2がA方向
に移動を始める。トレイ2の一部を切除してあるので、
トレイ2がターンテーブル11およびマグネット・ホル
ダー7と干渉することはない。トレイ2の引き出し方法
の詳細は、後述する。
12を載置し、トレイ2の収納を指示する。
12に示すフローチャートに従って処理することによ
り、ローディングを実行するか否かの判断を行う。
おいてスイッチ25R、25Lの状態を基にディスク再
生状態か否かの判定を行い、スイッチ25R、25Lが
共にオフでディスク再生状態にない場合に、ステップS
4に移行してトレイ2のローディングを実行させる。
25Lの何れかがオンの場合にはディスク再生状態と判
定して、次のステップS2に移行してトレイ2の各載置
部32上におけるディスクの有無を判定する。
Rがオンの各状態にあるときは、ホルダー13が右端に
あってディスクの再生中に、トレイ2の同じ右側の載置
部32にディスクが載置された状態であり、このままト
レイ2のローディングを実行した場合二重装填となり、
ディスク及び各機構部を破損する危険があるため、中央
処理部40はスイッチ25R、スイッチ21Rが共にオ
ン状態にあることを検出すると、ステップS3に移行し
てトレイ2のローディングを禁止する。
1Lが共にオン状態にあるときにも、中央処理部40は
左側における二重装填を判定してローディングを禁止す
る。そして、中央処理部40は、スイッチ25Rがオ
ン、スイッチ21Rがオフの各状態にあるとき、スイッ
チ25Lがオン、スイッチ21Lがオフの各状態にある
ときにはステップS4に移行してトレイ2のローディン
グを実行させる。
光等によりユーザーに注意を促すことが望ましい。
説明する。本実施例では、イジェクト内容を選択指示で
きるようになされており、その一例として、キー入力部
41に、右側のディスクのイジェクト指示を行うための
Rイジェクトキーと、左側のディスクのイジェクト指示
を行うためのLイジェクトキーとを設けた場合を例に挙
げ、以下図13のフローチャートに従って説明する。
左右いずれのディスク12のイジェクト指示であるかを
キー入力部41からの信号により判断する(ステップS
5、S6)。
れた場合(すなわち、右側ディスク12のイジェクト指
示の場合)、ステップS8で、ホルダー13が右端にあ
るかどうかをスイッチ25Rの状態により判断する。換
言すれば、ディスク12を再生している状態(すなわ
ち、再生モード)であるかどうか判断する。
ー18をオンにする(ステップS9)。これにより、ホ
ルダー13が支持部材16を中心に時計回りに回動を始
める。ホルダー13が下がり、ピン13aがカム1bの
下側の水平部のセンター位置に戻ると、ホルダー13の
底がスイッチ26に当たり、スイッチ26がオン(ある
いはオフ)になる。これを検出すると、モーター18を
オフにする(ステップS10)。これにより、ホルダー
13の回動が停止する。
ップS11)。これにより、トレイ2がA方向に移動を
始める。すなわち、トレイ2が本体から引き出される。
トレイ2がアンローディング位置まで引き出されると、
トレイ2がスイッチ23に当たり、スイッチ23がオン
(あるいはオフ)になる。これを検出すると、モーター
3をオフにする(ステップS12)。これにより、トレ
イ2の移動が停止し、ディスク12を取り出すことがで
きる。
が押された場合(すなわち、左側ディスク12のイジェ
クト指示の場合)、ステップS7で、ホルダー13が左
端にあるかどうかをスイッチ25Lの状態により判断す
る。スイッチ25Lがオンである場合、モーター18を
オンにする(ステップS9)。ただし、モーター18
は、右側ディスク12のイジェクトの場合とは、逆に回
転させる。これにより、ホルダー13が支持部材16を
中心に反時計回りに回動を始める。ステップS10〜S
12については、上記と同様である。
例として、すべてのディスクのイジェクト指示を行うた
めの第1イジェクトキーと、再生中のディスクを残して
他のディスクのイジェクト指示を行うための第2イジェ
クトキーとを設けるものであり、以下図14のフローチ
ャートに従って説明する。
おいて第2イジェクトキーの押下を検出すると、再生中
のディスクを残して他のディスクのイジェクト指示と判
定することにより、ステップS16に移行してモーター
3を回転駆動し、直ちにトレイ2のアンローディングを
実行させ、そのアンローディングをスイッチ23がオン
するまで継続させる(ステップS17)。
クトキーの押下を検出すると、中央処理部40はすべて
のディスクのイジェクト指示と判定し、次のステップS
15に移行してスイッチ25R、25Lの状態によりデ
ィスク再生状態にあるか否かの判定を行い、スイッチ2
5R、25Lが共にオフの状態にあるとき、ディスク再
生状態にないためステップS16に移行してトレイ2の
アンローディングを実行する。
R、25Lの何れかのオン状態を検出すると、中央処理
部40は左右何れのディスクの再生状態かを判定し、そ
れに基づいてモーター18を駆動制御し、ホルダー13
を右端あるいは左端の位置からセンター位置方向に回動
させ(ステップS18)、スイッチ26のオンによりホ
ルダー13がセンター位置に達したことを検出すると
(ステップS19)、モーター18を停止してステップ
S16に移行しトレイ2のアンローディングを実行させ
る。したがって、第1イジェクトキーの押下により、再
生中であったディスクをも含めてすべてのディスクを取
り出すことができる。
内容を選択指示できる例を、図15のフローチャートに
従って説明する。
の押下の検出から所定時間内に二度目の押下を検出する
と(ステップS20〜S22)、すべてのディスクのイ
ジェクト指示と判定して、以後図14のステップS15
〜S19と同様の処理、動作を実行してトレイ2のアン
ローディングを行わせる。
の最初の押下の検出から所定時間内に二度目の押下がな
い場合、再生中のディスクを残して他のディスクのイジ
ェクト指示と判定し、ステップS16に移行してトレイ
2のアンローディングを実行させる。
て、単一のイジェクトキーを備え、ディスク再生中にイ
ジェクトキーを押下すると、再生中のディスクを残して
他のディスクのイジェクトを行い、停止中にイジェクト
キーを押下すると、すべてのディスクのイジェクトを行
うように構成することも考えられる。
(すなわち、スイッチ25L、25R、26のいずれも
検出信号を送出していないとき)、ディスク12あるい
はディスク再生装置の損傷を防止するため、トレイ2の
引き出しは禁止されている。
置によれば、1つのディスク12の再生中に、別のディ
スク12をスタンバイ状態にできる。したがって、本発
明を例えばコンパクトディスクプレーヤーに応用すれ
ば、1つのコンパクトディスクの演奏中に、別のコンパ
クトディスクの選曲予約をすることができ、最初のコン
パクトディスクの演奏終了後、続いて別のコンパクトデ
ィスクの演奏をさせることができる。しかも、ホルダー
13を回動させるだけでコンパクトディスクを切り換え
られるので、コンパクトディスクの切り換えを迅速に実
行することができる。
チ26によって、左右の載置部32、32の中間位置付
近でホルダー13が停止するようにしたので、新たに再
生を指示した際、左右いずれのディスク12に対しても
ほぼ同じ待ち時間で再生を開始させることができる。
在に支持するため、ホルダー13は、具体的には例え
ば、図16(a)に示すように、円筒状のゴム(弾性
体)からなる支持部材16を介してシャーシー1のボス
(凸面)1dに取り付けられる。すなわち、ホルダー1
3の孔部に取り付けられた円筒状のゴムからなる支持部
材16がシャーシー1に設けられた突起部に回動可能に
嵌め込まれ、その支持部材16がボス1dにビス27で
留められる。
しているとき、図16(a)に示すように、ゴムからな
る支持部材16の片側が圧縮される。そして、ホルダー
13が水平になっているとき(ディスク12をクランプ
したとき)、図16(b)に示すように、ゴムからなる
支持部材16が均一に圧縮される。したがって、ホルダ
ー13をシャーシー1の突起部の回りに回動させること
ができ、かつ、支持部材16の軸方向(図の左右)に昇
降させることができる。
せたディスク12を再生したが、左側の載置部32に載
せたディスク12を再生したい場合、モーター18を逆
回転させて、ホルダー13を、シャーシー1の突起部を
中心に反時計回りに回動させればよい。
12、12を載せた場合には、キー入力部41により、
左右いずれかの載置部32上のディスク12の再生を指
示すればよい。
置では、複数のディスク12を1つのトレイ2に載置
し、かつ、トレイ2の収納状態において、載置部32…
に載せられたディスク12がホルダー13上のスピンド
ルモーター10の回転中心が描く軌跡上にほぼそれらの
中心が位置するように、載置部32…を配置した構成で
あるので、1つのモーター3で複数のディスク12をセ
ットでき、しかも、トレイ2の位置検出を行う2つのス
イッチ22、23でディスク12の位置検出を行うこと
ができる。また、モーター18でホルダー13を回動さ
せるだけで、各ディスク12とターンテーブル11との
位置決めを容易に行うことができる。
部32、32を有するディスク再生装置を例に挙げて本
発明を説明したが、図17および図18に示すように、
トレイ2に3つの載置部32…を有するディスク再生装
置にも応用できる。
いて、載置部32…に載せられたディスク12が、上記
ホルダー13の回動に伴うスピンドルモーター10の回
転中心が描く軌跡上にほぼそれらの中心が位置するよう
に、載置部32…を配置すればよい。また、昇降手段と
してのカム1bについては、3つの載置部32…に応じ
て、両端および中央に、併せて3つ山を設ければよい。
すなわち、前記のカム1b(図2)の中央に上側の水平
部を追加した構造にすればよい。
けで、ディスク12のセンターと、スピンドルモーター
10のターンテーブル11のセンターとを一致させるこ
とができ、しかも、カム1bによりホルダー13を昇降
させることができる。
ディスク再生装置にも、本発明を応用できる。
は、以上のように、ターンテーブルを駆動しディスクを
回転させるためのスピンドルモーターと、ディスクを再
生するためのピックアップと、スピンドルモーターおよ
びピックアップを搭載し、装置本体内に回動可能に設け
たホルダーと、装置本体に出し入れ自在で、収納状態に
おいて上記ホルダーの回動に伴うスピンドルモーターの
回転中心が描く軌跡上にほぼ中心が位置する載置部を複
数設けたトレイと、上記ホルダーを回動させてターンテ
ーブルを各載置部に選択的に対向させると共に上記ホル
ダーを昇降させてターンテーブル上にディスクを着脱さ
せる駆動機構とを備え、ディスク再生時にホルダーの上
昇によりターンテーブル上にディスクを装着してトレイ
上より離間せしめ、該ディスク離間状態で上記トレイの
出し入れを可能とした構成である。
ィスクを載置して収納し、一つのディスクの再生中にト
レイを収納状態から引き出し状態にアンローディングし
て、他のディスクの交換を行うことができ、一枚のトレ
イ、一つのローディング機構で済み、構造的に著しく簡
素化できると共に大幅なコストダウンを図ることがで
き、さらにトレイは一枚で済むため、このトレイの各載
置部のセンターとターンテーブルのセンターとの位置合
わせが容易となり、各部品の寸法精度、組み立て精度に
高い精度が要求されず、設計面からも有利なものとなる
という効果を奏する。
は、以上のように、請求項1のディスク再生装置であっ
て、ディスク再生時においてトレイを出し入れする際に
トレイがホルダー側と干渉しないように該トレイの一部
を切除した構成である。
レイの一部を切除するという単純な構成により、ディス
ク再生中におけるトレイの出し入れを行うことができる
という効果を奏する。
は、以上のように、請求項1のディスク再生装置であっ
て、上記駆動機構は、ホルダーに設けられた円弧状の第
1のギヤーと、装置本体側にあって上記第1のギヤーに
噛み合う第2のギヤーを回転駆動し、上記ホルダーを回
動させるモーターと、上記ホルダーの回動に伴い該ホル
ダーを昇降させる昇降手段とからなっている構成であ
る。
ピンドルモーター及びピックアップを搭載するホルダー
の回動及び昇降動作を単一のモーターを駆動源として行
うことができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項3のディスク再生装置であっ
て、上記昇降手段は、上記ホルダーの回動動作をガイド
しかつ所定箇所に上記ホルダーを昇降させるための傾斜
部を有するカムを含む構成である。
動機構における昇降手段を簡単な構成で実現することが
できるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1のディスク再生装置であっ
て、上記のホルダーは、弾性体からなる支持部材により
1ヶ所で支持されている構成である。
動及び昇降動作するホルダーを、簡単な構成で動作に支
障なく支持することができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1のディスク再生装置であっ
て、装置本体側にあってトレイの各載置部におけるディ
スクの有無を検出する検出手段と、動作モードを判定す
るモード判定手段と、トレイを引き出し状態から収納状
態にローディングする際に、上記検出手段及びモード判
定手段からの信号に基づいてローディングを制御する制
御手段とを設けた構成である。
レイを引き出し状態から収納状態にローディングする際
にディスクの二重装填等の誤操作を防止することができ
るという効果を奏する。
は、以上のように、請求項6のディスク再生装置であっ
て、モード判定手段は再生中のディスクを判定する手段
を含み、制御手段はディスク再生中にトレイ引き出し状
態から収納状態にローディングする際に、上記検出手段
及びモード判定手段からの信号に基づいて再生中のディ
スクに対応する載置部にディスクがあるときローディン
グを停止する構成である。
ィスク再生中においてトレイを引き出し状態から収納状
態にローディングする際、再生中のディスクに対応する
載置部に誤ってディスクを載置されている場合にはロー
ディングを停止してディスクや各機構部の破損を防止す
ることができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1のディスク再生装置であっ
て、トレイを出し入れするためのローディング機構と、
複数の異なるイジェクト内容を選択指示するためのキー
入力手段と、該キー入力手段からの信号に基づいてイジ
ェクト内容を判定し、駆動機構およびローディング機構
を制御する制御手段とを設けた構成である。
ィスク再生中におけるトレイのアンローディング、再生
中のディスクを停止して当該ディスクを含めてのトレイ
のアンローディング等のイジェクト内容をキー入力によ
り指示でき、使い勝手が向上する。
は、以上のように、請求項8のディスク再生装置であっ
て、上記キー入力手段は単一のイジェクトキーを含み、
制御手段はイジェクトキーの操作回数に基づいてイジェ
クト内容を判定する構成である。
つのイジェクトキーで対応でき、キー個数の増加を防止
できるという効果を奏する。
略の平面図である。
面図である。
面図である。
納したときの様子を示す概略の平面図である。
納したときの様子を示す概略の正面図である。
納したときの様子を示す概略の側面図である。
スクを再生するときの様子を示す概略の平面図である。
スクを再生するときの様子を示す概略の正面図である。
スクを再生するときの様子を示す概略の側面図である。
である。
理部を示すブロック図である。
ーディング手順の一例を示すフローチャートである。
ンローディング手順の一例を示すフローチャートであ
る。
ンローディング手順の他の例を示すフローチャートであ
る。
ンローディング手順のその他の例を示すフローチャート
である。
支持部を示す部分拡大断面図であり、同図(a)はホル
ダーを下げた状態、同図(b)はホルダーを上げた状態
を示している。
示す概略の平面図である。
の正面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】ターンテーブルを駆動しディスクを回転さ
せるためのスピンドルモーターと、 ディスクを再生するためのピックアップと、 スピンドルモーターおよびピックアップを搭載し、装置
本体内に回動可能に設けたホルダーと、 装置本体に出し入れ自在で、収納状態において上記ホル
ダーの回動に伴うスピンドルモーターの回転中心が描く
軌跡上にほぼ中心が位置する載置部を複数設けたトレイ
と、 上記ホルダーを回動させてターンテーブルを各載置部に
選択的に対向させると共に上記ホルダーを昇降させてタ
ーンテーブル上にディスクを着脱させる駆動機構とを備
え、 ディスク再生時にホルダーの上昇によりターンテーブル
上にディスクを装着してトレイ上より離間せしめ、該デ
ィスク離間状態で上記トレイの出し入れを可能としたこ
とを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項2】ディスク再生時においてトレイを出し入れ
する際にトレイがホルダー側と干渉しないように該トレ
イの一部を切除したことを特徴とする請求項1記載のデ
ィスク再生装置。 - 【請求項3】上記駆動機構は、ホルダーに設けられた円
弧状の第1のギヤーと、装置本体側にあって上記第1の
ギヤーに噛み合う第2のギヤーを回転駆動し、上記ホル
ダーを回動させるモーターと、上記ホルダーの回動に伴
い該ホルダーを昇降させる昇降手段とからなっているこ
とを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項4】上記昇降手段は、上記ホルダーの回動動作
をガイドしかつ所定箇所に上記ホルダーを昇降させるた
めの傾斜部を有するカムを含むことを特徴とする請求項
3記載のディスク再生装置。 - 【請求項5】上記のホルダーは、弾性体からなる支持部
材により1ヶ所で支持されていることを特徴とする請求
項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項6】装置本体側にあってトレイの各載置部にお
けるディスクの有無を検出する検出手段と、動作モード
を判定するモード判定手段と、トレイを引き出し状態か
ら収納状態にローディングする際に、上記検出手段及び
モード判定手段からの信号に基づいてローディングを制
御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1記
載のディスク再生装置。 - 【請求項7】モード判定手段は再生中のディスクを判定
する手段を含み、 制御手段はディスク再生中にトレイ引き出し状態から収
納状態にローディングする際に、上記検出手段及びモー
ド判定手段からの信号に基づいて再生中のディスクに対
応する載置部にディスクがあるときローディングを停止
することを特徴とする請求項6記載のディスク再生装
置。 - 【請求項8】トレイを出し入れするためのローディング
機構と、 複数の異なるイジェクト内容を選択指示するためのキー
入力手段と、 該キー入力手段からの信号に基づいてイジェクト内容を
判定し、駆動機構およびローディング機構を制御する制
御手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載のディ
スク再生装置。 - 【請求項9】上記キー入力手段は単一のイジェクトキー
を含み、 制御手段はイジェクトキーの操作回数に基づいてイジェ
クト内容を判定することを特徴とする請求項8記載のデ
ィスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028402A JP3068997B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028402A JP3068997B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240059A JPH07240059A (ja) | 1995-09-12 |
JP3068997B2 true JP3068997B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=12247677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028402A Expired - Fee Related JP3068997B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068997B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028402A patent/JP3068997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07240059A (ja) | 1995-09-12 |
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