JP3345505B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3345505B2
JP3345505B2 JP05781194A JP5781194A JP3345505B2 JP 3345505 B2 JP3345505 B2 JP 3345505B2 JP 05781194 A JP05781194 A JP 05781194A JP 5781194 A JP5781194 A JP 5781194A JP 3345505 B2 JP3345505 B2 JP 3345505B2
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健一 女鹿
一憲 恩地
耕治 山口
真 中澤
宏樹 長友
等 野中
義裕 岩室
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複数のコンパ
クトディスクの中から任意のコンパクトディスクを選択
して再生することが可能なディスクオートチェンジャー
などに適用して好適なディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクオートチェンジャーの中には、
一枚のトレイ上に複数のコンパクトディスク(CD)を
載置し、これらのCDの中から任意のCDを選択して再
生することが可能なディスクオートチェンジャーがあ
る。図23は従来のディスクオートチェンジャー1の構
成を示す。同図において、トレイ2はキャビネット3内
のメカシャーシ10に出入り自在に装着されている。ト
レイ2上には回転テーブル4が例えば時計方向に回転可
能に配置されている。この回転テーブル4上の回転中心
5の周りには、ディスク6の載置部7が等間隔で複数設
けられている。ディスク載置部7には外周側から中心に
かけて細長い切欠8が設けられており、これがトレイ2
の後端部にある開口部9と整合するようになっている。
これによって、あるディスク6を再生している最中にト
レイ2を引き出して回転テーブル4上に残っているディ
スク6を交換することが可能になる。
【0003】メカシャーシ10には、図24にも示すよ
うに後端部の回転軸11を中心にして傾動可能なサブシ
ャーシ12が取り付けられている。サブシャーシ12に
は、ディスク6に記録された情報を再生するための光ピ
ックアップ13を含むCDメカニズム14が取り付けら
れている。CDメカニズム14の回転軸には、ディスク
6を持ち上げるディスク支持部15が取り付けられてい
る。また、メカシャーシ10には、ディスク6を押さえ
るディスククランパ16がディスク支持部15の上方に
配置されている。
【0004】サブシャーシ12の前端には円柱状の追従
部17が取り付けられ、これが回転カム18の螺旋状の
カム溝19に挿入されている。回転カム18がモータ2
0によって回転駆動されると追従部17がカム溝19に
沿って移動し、これによって、サブシャーシ12が傾動
して光ピックアップ13が上下する。トレイ2は、メカ
シャーシ10の前端に配置されたトレイ駆動機構21に
よって出し入れされる。
【0005】このディスクオートチェンジャー1では、
再生モード時にトレイ2がクローズになり、ディスク6
がディスク支持部15で持ち上げられてディスククラン
パ16にクランプされる。そして、光ピックアップ13
がディスク6の半径方向に移動することによってディス
ク6に記録されている情報が再生される。また、あるデ
ィスク6が再生されている最中にトレイ2がオープンし
て、回転テーブル4上に残っているディスク6を別のデ
ィスク6と交換することが可能になるディスクチェンジ
モードがある。
【0006】更に、回転テーブル4上にある複数のディ
スク6のうち、前に再生されたディスク6とは別のディ
スク6を選択して再生する場合は、ディスク選択モード
が設定される。この場合は、トレイ2がクローズの状態
で光ピックアップ13及びディスク支持部15が降下す
る。この状態で回転テーブル4が回転し、直前に再生さ
れたディスク6に代わって新たに選択されたディスク6
が再生可能な位置、すなわち、ディスククランパ16の
直下に配置される。そして、ディスク支持部15及び光
ピックアップ13が上昇し、選択されたディスク6が持
ち上げられてディスククランパ16でクランプされ、続
いて再生処理が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スクオートチェンジャー1は、ディスク6の再生中にト
レイ2をオープンすることができるように、回転テーブ
ル4の載置部7に切欠8を設けると共に、トレイ2の後
端部に切欠8と整合可能な開口部9を設けていた。これ
によって、トレイ2の重量が僅かではあるが軽量化され
ているが、依然として大型で高価であるという問題があ
った。
【0008】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、トレイの小型化を図り、コスト
ダウンが可能なディスク装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、ディスク装置本体に出入り可能
に取り付けられた第1載置手段と、第1載置手段上に回
転可能に取り付けられると共に複数のディスク載置部を
有する第2載置手段と、ディスクに対して情報を記録又
は再生するための記録再生手段と、記録又は再生時にデ
ィスクを支持するディスク支持部とを有し、複数のディ
スクから任意のディスクを選択して情報を記録又は再生
することが可能なディスク装置において、ディスクの記
録又は再生時に第1載置手段の後端部がディスク支持部
より第2載置手段の回転中心側に配置されることを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】図1及び図3に示すように、トレイ2の後端部
81が回転テーブル4に設けられたディスク載置部7の
載置部中心7Aより所定距離だけ内側に配置されてい
る。そして、トレイ2のクローズ時には、図9に示すよ
うに後端部81がディスク支持部15の先端より前に配
置される。これによって、ディスク6の再生中にトレイ
2及び回転テーブル4をオープンすることが可能にな
る。ここでは、トレイ2の前後の長さが短縮されるので
軽量化及びコストダウンが可能になる。
【0011】
【実施例】続いて、本発明に係わるディスク装置をディ
スクオートチェンジャーに適用した場合の一実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。なお、上述と同
様な部分には同一の符号を付けて詳細な説明を省略し
た。
【0012】図1は、本発明によるディスク装置を適用
したディスクオートチェンジャー1のキャビネット3
(図23)を省略した場合の構成を示す。同図は、再生
用のヘッド、本例では光ピックアップ13(図9)が上
限位置(アップ)にあり、トレイ2が引き出されている
状態(オープン)を示す。ここでは、説明を分かり易く
するためにこの状態をアップ・オープンモードという。
【0013】また、以下の説明においては、光ピック1
3が下限位置にある状態をダウンといい、トレイ2が引
き込まれている状態をクローズという。そして、光ピッ
クアップ13とトレイ2の状態の組合せによって、上述
のアップ・オープンモード以外にアップ・クローズモー
ド、ダウン・オープンモード、ダウン・クローズモード
がある。更に、トレイ2又は光ピックアップ13が中間
位置にあるときの状態を中間モードとして区別する。こ
れらのモードはトレイ2と光ピックアップ13の状態を
示すものであるから状態モードといい、再生モードやデ
ィスクチェンジモードなどを動作モードとして区別す
る。また、各部品の移動方向を明確にするため図1の左
側を前、右側を後、上側を右、下側を左とする。
【0014】さて、このディスクオートチェンジャー1
は、メカシャーシ10の上部側にトレイ2が出入自在に
取り付けられている。メカシャーシ10の両側には、図
2にも示すようにレール62が設けられている。また、
トレイ2の両側にはガイド溝63が設けられており、こ
れをレール62に嵌め込むことによってトレイ2が前後
方向にだけスライドするようになっている。トレイ2の
片側のガイド溝63に沿ってラック39が設けられてお
り、ここに第3中間ギヤ38(図1)の上ギヤ38Aが
歯合している。そして、モータ33の回転に伴って第3
中間ギヤ38が回転し、これによって、トレイ2が移動
する。
【0015】トレイ2の上面側には案内溝2Aが設けら
れ、その中に回転テーブル4が回転自在に取り付けられ
ている。これによって、回転テーブル4の回転時に外周
側の回転軌道が規制される。回転テーブル4は、トレイ
2に取り付けられたテーブル駆動機構80で回転駆動さ
れる。テーブル駆動機構80は従来と同様なので説明を
省略する。回転テーブル4には、例えば3個のディスク
載置部7が設けられている。そして、回転テーブル4に
最大3枚の例えばCDなどのディスク6を載置した後ト
レイ2をクローズにし、通常のオートチェンジャーと同
様に任意のディスク6を選択して再生することが可能で
ある。
【0016】図1に示すようにトレイ2は略矩形状であ
り、トレイ後端部81は図3にも示すようにディスク載
置部7の載置部中心7Aより内側、本例では切欠8より
内側に配置されている。これによって、トレイ2をクロ
ーズにしてディスク6を再生位置に配置した場合でも、
トレイ2の後端部81がディスク支持部15(図9)の
先端より所定距離だけ前に配置されるので、ディスク6
を再生中にトレイ2及び回転テーブル4をオープンする
ことが可能になる。この場合は、動作モードがディスク
チェンジモードで、状態モードがアップ・オープンモー
ドとなる。なお、上述の所定距離はトレイ2がクローズ
したときディスククランパ16に当たらないように適宜
設定する。
【0017】メカシャーシ10の後部側には、トレイ2
の上方に位置するディスククランパ16が配置されてい
る。また、メカシャーシ10の中央より少し前方には、
トレイ2の開閉及び光ピックアップ13の上下動のタイ
ミングを制御するためのメインギヤ23が配置されてい
る。このメインギヤ23はトレイ2の下方に位置するよ
うに取り付けられている。
【0018】メインギヤ23の最上部側には、図4に示
すように角度θ1だけ第1ギヤ24が設けられている。
また、メインギヤ23の上面側には、トレイ2の位置規
制をするためほぼ同一角度で円弧状の突起25A,25
B,25Cが設けられている。外側の突起25Aと中間
の突起25Bとの間には、ストッパ26が設けられてい
る。更に、適宜な位置に組み立て時に用いる基準孔27
が穿設されており、この基準孔27をメカシャーシ10
の基準点(図示せず)に合わせて組み立てることによっ
て、メインギヤ23と各部のタイミングが合うようにな
る。
【0019】メインギヤ23には、図5に示すように第
1ギヤ24の下部側に位置する第2ギヤ28が角度θ2
(図6)だけ設けられ、その下側に全周に亘って第3ギ
ヤ29が設けられている。更に、第3ギヤ29の下側に
第4ギヤ30が角度θ3だけ設けられている。メインギ
ヤ23の下面には、後述のようにトレイ2のオープン状
態を検出するトレイ検出スイッチ51を操作するため
に、円弧状の突部31が角度θ4だけ設けられている。
この突部31は第1ギヤ24の反対方向に配置されてい
る。また、メインギヤ23の中央部には、図5に示すよ
うに取り付け用の係止部32が下側に向けて突設されて
おり、これをメカシャーシ10の取付孔10A(図7)
に挿入することによって、メインギヤ23を簡単に組み
立てることが可能になる。
【0020】さて、図7はトレイ2及び光ピックアップ
13の移動方向を切り替える前の駆動系を示す。ここで
は各部の連結状態を明確にするため各部を展開した状態
を示す。同図に示すように、モータ33の回転力がベル
ト34及びプーリ35を介して、プーリ35の下側に一
体成形された第1中間ギヤ36に伝達される。第1中間
ギヤ36には第2中間ギヤ37の下ギヤ37Aが歯合さ
れており、第2中間ギヤ37の上ギヤ37Bにメインギ
ヤ23の第3ギヤ26が歯合されている。
【0021】そして、メインギヤ23の最上部にある第
1ギヤ24が、所定のタイミングで第3中間ギヤ38の
中ギヤ38Bに歯合する。この第3中間ギヤ38の上ギ
ヤ38Aはトレイ2の側方に設けられたラック39に常
時歯合されている。したがって、この状態ではモータ3
3が逆転、本例では反時計方向に回転したとき、トレイ
2がオープン方向に移動する。トレイ2が完全にオープ
ンするとストッパ(図示せず)に当接してそれ以上移動
しないようになっている。そして、後述のようにトレイ
2がオープンしたときはトレイ検出スイッチ51がオン
になりトレイ2がオープン状態になったことを検知して
所定時間後にモータ33が停止するようになっている。
【0022】トレイ2がオープンの状態でモータ33が
正転、本例では時計方向に回転すると、トレイ2がクロ
ーズ方向に移動する。そして、トレイ2が完全にクロー
ズになると、メインギヤ23の第1ギヤ24と第3中間
ギヤ38の中ギヤ38Bとの歯合が外れてトレイ2が停
止する。この状態でメインギヤ23が所定の角度だけ回
転すると、今度は図8に示すようにメインギヤ23の第
2ギヤ28が第4中間ギヤ40に歯合する。この第4中
間ギヤ40は、第3中間ギヤ38の下ギヤ38Cに常時
歯合している。したがって、この後はトレイ2がオープ
ン方向に移動する。つまり、トレイ2がクローズ方向に
移動するようにモータ33が回転する場合は、モータ3
3の同一方向への回転でトレイ2が完全にクローズした
後オープン方向に切り替えられて移動するようになる。
これは、モータ33が正転する場合だけでなく、逆転す
る場合も同様である。
【0023】次に、CDメカニズム14すなわち光ピッ
クアップ13の上下移動機構について説明する。図9の
実線は、光ピックアップ13のアップモード時の状態を
示し、二点鎖線はダウンモードの状態を示している。光
ピックアップ13はサブシャーシ12の略中央部に取り
付けられている。サブシャーシ12の後端には回転軸1
1が取り付けられており、これがメカシャーシ10の軸
受部43で回転自在に支持されている。光ピックアップ
13の前方にはディスク支持部15が設けられている。
【0024】そして、再生モード時にはトレイ2がクロ
ーズ位置に配置され、回転テーブル4のディスク載置部
7に載置されているディスク6が再生位置に配置されて
いる。ここで、サブシャーシ12が上昇してそのディス
ク支持部15によってディスク6が持ち上げられ、ディ
スククランパ16でクランプされる。このとき、トレイ
2の後端部81がディスク支持部15の先端より前に配
置されているので、ディスク6を再生中にトレイ2及び
回転テーブル4をオープンすることが可能である。
【0025】さて、サブシャーシ12の前端には円柱状
の追従部17が突設され、これが、図10にも示すよう
に箱状の水平移動カム46のカム溝47に挿入されてい
る。カム溝47は、図11に示すように上下に適宜な長
さの水平部47A,47Bが左右にずらして設けられ、
更にこれらを連結する傾斜部47Cが設けられている。
上水平移動部47Aは左側にあり、下水平移動部47B
は右側にある。そして、水平移動カム46が右移動限界
位置まで移動すると、追従部17が上水平部47Aまで
導かれてサブシャーシ12、したがって、光ピックアッ
プ13が上限位置まで上昇する。
【0026】この状態から水平移動カム46が左側に移
動すると、追従部17が傾斜部45Cに導かれて降下す
る。そして、水平移動カム46が左移動限界位置まで移
動すると、追従部17が下水平部47Bまで導かれる。
これで、光ピックアップ13が下限位置まで降下する。
なお、水平移動カム46は、メカシャーシ10のガイド
レール48によって左右方向にだけ移動するように規制
されている。ガイドレール48には、図9に示すように
追従部17の逃げ溝49が設けられている。
【0027】図10に示すように、水平移動カム46の
前端には右端から所定長さのラック50が設けられてい
る。このラック50には、メインギヤ23の第4ギヤ3
0が歯合するように配置されている。図10は水平移動
カム46が右移動限界位置にあり、光ピックアップ13
が上昇している状態を示している。この状態でメインギ
ヤ23が時計方向に回転すると、所定のタイミングで第
4ギヤ30がラック50に歯合して水平移動カム46が
左側に移動する。これによって、光ピックアップ13が
降下してダウンモードになる。反対にダウンモード時に
メインギヤ23が反時計方向に回転すると、水平移動カ
ム46が右側に移動して光ピックアップ13が上昇し、
アップモードになる。
【0028】ここでトレイ2のオープン状態又はクロー
ズ状態の検出機構と、光ピックアップ13のアップ状態
又はダウン状態の検出機構について説明する。図12
は、トレイ2の状態を検出するトレイ検出スイッチ51
と、光ピックアップ13の状態を検出するピックアップ
検出スイッチ52の配置を示す。トレイ検出スイッチ5
1はメインギヤ23の下側に配置されており、これがT
字状のトレイ検出用レバー53で操作される。トレイ検
出用レバー53の両側の横辺部53Aが、メカシャーシ
10の軸受部54で回転自在に支持されている。トレイ
検出用レバー53の縦辺部53Bは、メインギヤ23の
突部31に当接可能な位置に配置されている。
【0029】この縦辺部53Bは、図13に示すように
への字状であり、その頂部が突部31によって下側に押
圧される。また、トレイ検出用レバー53には、下側に
延びる操作辺53Cが設けられており、これがトレイ検
出スイッチ51を操作可能な位置に配置されている。操
作辺53Cはトレイ検出スイッチ51のロッド51Aで
図中の左側に付勢されており、縦辺部53Bが突部31
の下端より上側に出るようになっている。そして、メイ
ンギヤ23が回転して所定のタイミングで縦辺部53B
が突部31で押し下げられると、トレイ検出用レバー5
3が全体的に反時計方向に回転する。
【0030】これによって、操作辺53Cが図中右側に
移動してロッド51Aが押し込まれ、トレイ検出スイッ
チ51がオンになる。本例では、トレイ2がオープン又
はその直前の状態にあるときに、トレイ検出スイッチ5
1がオンになるように突部31の位置が設定されてい
る。なお、軸受部54は上側が開放されており、トレイ
検出用レバー53はメカシャーシ10に一体成形された
モールドバネ55で抜け止めされている。また、トレイ
検出スイッチ51はプリント基板56に取り付けられて
いる。
【0031】ピックアップ検出スイッチ52は、図12
に示すように水平移動カム46の下側に配置され、これ
がピックアップ検出用レバー57で操作される。ピック
アップ検出用レバー57は、略中央部のボス孔57Aが
シャーシ10の固定軸58に回転自在に挿入されてい
る。また、ピックアップ検出用レバー57の左端には突
起57Bが設けられており、これが水平移動カム46の
前端にある案内面59に当接可能な位置に配置されてい
る。更に右端には、図14にも示すようにピックアップ
検出スイッチ52を操作するための操作部57Cが下側
に向けて設けられている。このピックアップ検出用レバ
ー57の上面側には係止片57D(図12)が設けら
れ、ここにシャーシ10に固定された引っ張りバネ58
が係止されており、これによって全体的に反時計方向へ
付勢されている。
【0032】水平移動カム46の案内面59には、図1
5にも示すように適宜な間隔で2箇所に凹溝60A,6
0Bが設けられている。これらの凹溝60A,60Bに
ピックアップ検出用レバー57の突起57Bが入ると、
操作部57Cが前方に移動してピックアップ検出スイッ
チ52がオフになる。そして、水平移動カム46が移動
して突起57Bが凹溝60A,60Bから出ると、操作
部57Cが後方に移動し、これによってピックアップ検
出スイッチ52のロッド52Aが押し込まれてオンにな
る。
【0033】本例では、図12に示すように水平移動カ
ム46が右移動限界位置にあるとき、すなわち、光ピッ
クアップ13がアップ状態にあるときに突起57Bが左
側の凹溝60Aに入り、水平移動カム46が左移動限界
位置にあるとき、すなわち、光ピックアップ13がダウ
ン状態にあるときに突起57Bが右側の凹溝60Bに入
るようになっている。すなわち、光ピックアップ13が
アップ状態又はダウン状態のときには、ピックアップ検
出スイッチ52がオフになる。そして、水平移動カム4
6が途中にあるとき、すなわち、光ピックアップ13が
中間位置にあるときには、ピックアップ検出スイッチ5
2がオンになるように設定されている。なお、ピックア
ップ検出スイッチ52もプリント基板56に取り付けら
れている。
【0034】このディスクオートチェンジャー1におい
ては、次に説明するようにトレイ2と光ピックアップ1
3の現在の状態モードを容易に検出することが可能であ
る。図16は、トレイ2及び光ピックアップ13の各状
態におけるトレイ検出スイッチ51及びピックアップ検
出スイッチ52の状態を示す。図1に示したアップ・オ
ープンモードのときには、図16の右端に示すように光
ピックアップ13がアップ状態にあり、この場合は上述
のようにピックアップ検出スイッチ52がオフになって
いる。また、このときにはトレイ2がオープンの状態に
あり、トレイ検出スイッチ51がオンになっている。こ
のように、ピックアップ検出スイッチ52がオフでトレ
イ検出スイッチ51がオンとなる場合は、アップ・オー
プンモード以外に図15の左端に示すダウン・オープン
モードがある。
【0035】したがって、この場合は現在のモードがア
ップ・オープンモードなのか、それともダウン・オープ
ンモードなのかを判断するため、モータ33を例えば逆
転(図1の反時計方向)させるように予め設定してお
く。アップ・オープンモードでモータ33が逆転するよ
うに制御されると、トレイ2がオープン方向に移動する
ような駆動力が作用するが、トレイ2がストッパで停止
しているのでモータ33とトレイ2の間に介装されたメ
インギヤ23も停止したままとなる。したがって、この
場合にはトレイ検出スイッチ51は切り替わらずにオン
のまま保持される。また、この場合には、メインギヤ2
3によって駆動される水平移動カム46も停止している
ので、ピックアップ検出スイッチ52も切り替わらずに
オフのまま保持される。
【0036】このように、モータ33の逆転方向への回
転制御が開始された後、例えば1秒以内にトレイ検出ス
イッチ51又はピックアップ検出スイッチ52が切り替
わらない場合には、現在のモードがアップ・オープンモ
ードであると判断される。この判断はマイコンなどで行
なわれる。現在のモードがアップ・オープンモードと判
断されると、次にモータ33が正転するように制御され
る。これによって、トレイ2がクローズ方向に移動す
る。また、メインギヤ23の回転によって突部31がト
レイ検出用レバー53の縦辺部53Bから離れ、トレイ
検出スイッチ51がオフに切り替わる。このときは、ま
だピックアップ検出スイッチ52がオフのままなので、
モータ33が同一方向に回転制御される。
【0037】そして、メインギヤ23の回転が進むと、
図17に示すようにトレイ2が完全にクローズになり、
その後更にメインギヤ23が回転して第4ギヤ30がラ
ック50に歯合し水平移動カム46が左側への移動を開
始する。これによって、ピックアップ検出用レバー57
の突起57Bが水平移動カム46の凹溝60Aから抜け
出て、ピックアップ検出スイッチ52がオンに切り替わ
る。このように、アップ・オープンモードからモータ3
3が正転してピックアップ検出スイッチ52が切り替わ
ったときには、現在のモードがアップ・クローズモード
であると判断される。アップ・クローズモードは動作モ
ードが再生モードか停止モードのどちらかに設定されて
いるときであり、本例ではこれが初期設定状態となって
いてモータ33が停止する。
【0038】なお、初期設定状態でモータ33を停止す
る場合には、一旦モータ33をそれまでとは反対方向、
この場合は逆転し、ピックアップ検出スイッチ52がオ
フに切り替わったときにモータ33を停止させる。こう
すると、ピックアップ検出レバー57の突起57Bが水
平移動カム46の凹溝60A内に挿入されるので安定が
良くなり、振動や衝撃が加わってもピックアップ検出ス
イッチ52が不用意に切り替わることがなくなる。ま
た、こうすることでメインギヤ23の第4ギヤ30が水
平移動カム46のラック50に歯合する直前に配置さ
れ、これによって、次の動作が即座に開始されるように
なる。
【0039】再生モード又は停止モードの次に、回転テ
ーブル4上のディスク6を交換又は新たに載置する場合
はトレイ2をオープンする必要がある。この場合には、
再生モード又は停止モードではアップ・クローズモード
になっているから、ピックアップ検出スイッチ52とト
レイ検出スイッチ51の両方ともオフになっている。こ
の状態は、アップ・クローズモード以外にダウン・クロ
ーズモードがある。したがって、これらを区別するため
モータ33が所定の方向、例えば正転するように制御さ
れる。
【0040】そうすると、メインギヤ23が時計方向に
回転して第4ギヤ30が水平移動カム46のラック50
に歯合し、水平移動カム46が左側に移動する。これに
よって、ピックアップ検出スイッチ52がオンに切り替
わり、現在のモードがアップ・クローズモードであると
判断される。これは、ダウン・クローズモードの場合
は、モータ33を正転させてもピックアップ検出スイッ
チ52がオンにならないからである。アップ・クローズ
モードであると判断されると、モータ33がそれまでと
同一方向、すなわち、正転して水平移動カム46が更に
左側に移動し、光ピックアップ13が降下する。光ピッ
クアップ13が完全にダウンした後メインギヤ23が所
定角度だけ回転すると、図18に示すようにピックアッ
プ検出スイッチ52がオフに切り替わる。このときに
は、現在のモードがダウン・クローズモードであると判
断される。
【0041】ダウン・クローズモードと判断された場合
は、モータ33が更に同一方向、すなわち、正転するよ
うに制御される。そうすると、トレイ2がオープン方向
への移動を開始する。そして、トレイ2が完全にオープ
ンする直前のタイミングでトレイ検出スイッチ51がオ
ンに切り替わる。これで、現在のモードがダウン・中間
モードであることが分かる。この場合は、更にモータ3
3が正転して図19に示すようなダウン・オープンモー
ドになる。トレイ2がストッパに当接するのと略同時に
停止する。
【0042】このディスクオートチェンジャー1では、
図16に示すように光ピックアップ13がアップ状態か
らダウン状態に移動するとき、モータ33の正転に伴っ
てまずピックアップ検出スイッチ52がオフからオンに
切り替わり、更にモータ33が所定時間だけ正転してか
ら光ピックアップ13が降下を開始するようにタイミン
グが設定されている。すなわち、ピックアップ検出スイ
ッチ52が切り替わった後にモータ33が所定時間だけ
回転していても、光ピックアップ13が移動しないで依
然としてアップ状態に保持される範囲が設けられてい
る。これは、次のような理由による。
【0043】例えば、ディスクチェンジの際に、ディス
ク6を交換した後トレイ2を閉じる。このとき、水平移
動カム46を所定距離だけ移動させてピックアップ検出
スイッチ52の切り替わりを検出しなければならない。
その際に光ピックアップ13を再生状態、すなわち上限
位置に保持する必要がある。ダウン・クローズ状態の検
出もこれと同様に水平移動カム46を所定距離だけ移動
させる必要があり、このとき、光ピックアップ13を下
限位置に保持する必要がある。つまり、水平移動カム4
6がカム溝47の上水平部47A又は下水平部47Bの
分だけ移動しても光ピックアップ13が移動しないよう
になっているのである。
【0044】図20は、再生モードやディスクチェンジ
モードなどの動作モードを設定したときに、モータ33
が回転する方向とトレイ2及び光ピックアップ13の状
態モードが変化する順序を示す。まず、ディスクオート
チェンジャー1に電源が供給されると、必ず初期設定モ
ードが設定されてアップ・クローズモードとなる。この
場合は、両方の検出スイッチ51,52がオフの状態
(図16)でモータ33が停止している。
【0045】ここで、ディスク6を回転テーブル4上に
装填する場合にはトレイオープンモードが設定される。
このトレイオープンモードはディスク6を再生していな
い状態でトレイ2をオープンするモードであり、モータ
33が正転する。そうすると、まず、ピックアップ検出
スイッチ52がオフからオンに切り替わり、そのままモ
ータ33が正転する。これで、光ピックアップ13が降
下して完全にダウン状態になると、所定時間経過後にピ
ックアップ検出スイッチ52がオンからオフに切り替わ
る。これで、ダウン・クローズモードになったと判断さ
れる。この場合は、更にモータ33が正転して今度はト
レイ2がオープン方向に移動する。そして、トレイ2が
完全にオープンする直前にトレイ検出スイッチ51がオ
ンに切り替わる。これで、ダウン・オープンモードの直
前の状態になったと判断され、モータ33が所定時間だ
け正転した後停止する。これで、トレイ2が完全にオー
プンしてダウン・オープンモードになる。
【0046】トレイオープンモードでディスク6が回転
テーブル4に載置されると、次にトレイクローズ(A)
モードが設定される。このトレイクローズ(A)モード
は、ダウン・オープンモードからトレイ2をクローズに
するモードであり、モータ33が逆転してトレイ2がク
ローズ方向に移動する。そして、トレイ検出スイッチ5
1がオンからオフに切り替わる。更にモータ33が逆転
してトレイ2が完全にクローズになり、第4ギヤ30が
水平移動カム46を動かしピックアップ検出スイッチ5
2がオフからオンに切り替わる。このとき、ダウン・ク
ローズモードと判断される。そして、モータ33が正転
して水平移動カム46を逆方向に動かし、ピックアップ
検出用レバー57の突起57Bが再度凹溝60Bに入
り、ピックアップ検出スイッチ52をオンからオフに切
り替える。その時点でモータ33を停止させる。こうし
て初期設定時と同様に水平移動カム46が安定する。こ
の後更にモータ33が逆転し、光ピックアップ13が上
昇して完全にアップ状態になると、所定時間経過後にピ
ックアップ検出スイッチ52がオンからオフに切り替わ
る。このとき、アップ・クローズモードと判断されて、
モータ33が停止する。
【0047】一方、回転テーブル4に載置された3枚の
ディスク6が連続的に再生される場合や、特定の1枚を
選択して再生する場合にはディスク選択モードが設定さ
れる。この場合は、最初にアップ・クローズモードにな
っており、この状態でモータ33が正転する。そうする
と、第4ギヤ30により水平移動カム46が左側に移動
して、まずピックアップ検出スイッチ52がオフからオ
ンに切り替わる。続いて、光ピックアップ13が降下し
てダウン状態になる。更に水平移動カム46が移動して
ピックアップ検出スイッチ52がオンからオフに切り替
わる。これで、ダウン・クローズモードになったと判断
され、モータ33が停止する。この状態で回転テーブル
4が回転して別のディスク6が再生位置に配置される。
【0048】また、特定のディスク6を再生中に、回転
テーブル4に載置されている残りのディスク6を別のデ
ィスク6に交換するような場合は、ディスクチェンジモ
ードが設定される。この場合は、アップ・クローズモー
ドの状態でモータ33が逆転する。そうすると、トレイ
2がオープン方向に移動して完全にオープンになる直前
にトレイ検出スイッチ51がオフからオンに切り替わ
る。これで、アップ・オープンモードの直前の状態にな
ったと判断され、モータ33が所定時間だけ逆転した後
停止する。これによって、トレイ2が完全にオープンし
てアップ・オープンモードになる。
【0049】そして、回転テーブル4にディスク6が載
置されると、次にトレイクローズ(B)モードが設定さ
れる。そうすると、アップ・オープンモードの状態でモ
ータ33が正転し、トレイ2がクローズ方向に移動す
る。更にモータ33が正転して、トレイ検出スイッチ5
1がオンからオフに切り替わる。そして、トレイ2が完
全にクローズになり、第4ギヤ30が水平移動カム46
を移動させ、ピックアップ検出スイッチ52がオフから
オンに切り替わる。これで、アップ・クローズモードに
なったと判断される。次にモータ33が逆転し、突起5
7Bが再度凹溝60Aに入りピックアップ検出スイッチ
52がオフに切り替わったときモータ33が停止して初
期設定状態となる。このように、このディスクオートチ
ェンジャー1では、トレイ検出スイッチ51とピックア
ップ検出スイッチ52が切り替わる状態によってトレイ
2と光ピックアップ13の位置を判断することが可能に
なる。
【0050】なお、上述の実施例では回転テーブル4の
外周側をトレイ2の案内溝2Aに挿入することにより、
回転テーブル4の回転軌道を規制していたが、図21に
示すように回転テーブル4の下側に外周より小さな直径
Dのガイド部4Aを設け、これをトレイ2の案内溝2B
に挿入して回転軌道を規制することも可能である。こう
すれば、トレイ2の長さ及び幅を短縮して、更に小型化
することが可能になる。
【0051】また、上述の実施例では光ピックアップ1
3及びディスク支持部15を支持するサブシャーシ12
がメカシャーシ10の後端部に回動自在に取り付けられ
た場合について説明したが、ここでは、トレイ2の後端
部81がディスク支持部15の先端より前に配置される
ので、例えば図22に示すようにメカシャーシ10の側
面にサブシャーシ12を回動自在に取り付け、これと対
応する位置にディスククランパ16を配置することも可
能である。このとき、サブシャーシ12は後端部81と
平行又は斜めに配置することが可能である。これによっ
て、メカシャーシ10の長さを短縮することが可能にな
る。
【0052】更に、上述の実施例ではコンパクトディス
ク用のディスクオートチェンジャー1に本発明を適用し
た場合について説明したが、本発明は光学式ディスクに
限らずその他のディスクを使用するディスクオートチェ
ンジャーにも適用することが可能である。また、本発明
は、再生の他に記録ができる形式の例えば光磁気ディス
ク、磁気ディスク等のディスクオートチェンジャーにも
適用することが可能である。本発明は回転テーブル4が
偏心しながら回転するタイプのディスクオートチェンジ
ャーにも適用することが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はディスク
装置本体に出入り可能に取り付けられた第1載置手段
と、第1載置手段上に回転可能に取り付けられると共に
複数のディスク載置部を有する第2載置手段と、ディス
クに対して情報を記録又は再生するための記録再生手段
と、記録又は再生時にディスクを支持するディスク支持
部とを有し、複数のディスクから任意のディスクを選択
して情報を記録又は再生することが可能なディスク装置
において、ディスクの記録又は再生時に第1載置手段の
後端部がディスク支持部より第2載置手段の回転中心側
に配置されるものである。
【0054】したがって、本発明によれば、ディスク再
生中に第1載置手段及び第2載置手段をオープンするこ
とが可能であり、更に、第1載置手段の長さが短縮され
て小型化されるので軽量化及びコストダウンが可能にな
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスク装置を適用したディス
クオートチェンジャーの構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】トレイ2及び回転テーブル4の断面図である。
【図4】メインギヤ23の上面図である。
【図5】メインギヤ23の断面図である。
【図6】メインギヤ23の下面図である。
【図7】トレイ2の移動方向を切り替える前の駆動系を
示す図である。
【図8】トレイ2の移動方向を切り替えた後の駆動系を
示す図である。
【図9】光ピックアップ13の上下移動機構を示す図で
ある。
【図10】光ピックアップ13のアップモード時の状態
を示す図である。
【図11】水平移動カム46のカム溝47の形状を示す
図である。
【図12】トレイ2及び光ピックアップ13の検出機構
を示す図である。
【図13】トレイ検出スイッチ51の動作を示す図であ
る。
【図14】ピックアップ検出用レバー57の取り付け状
態を示す図である。
【図15】ピックアップ検出スイッチ52の動作を示す
図である。
【図16】トレイ2及び光ピックアップ13の状態と各
スイッチ51,52の状態を示す図である。
【図17】アップ・クローズモードの状態を示す図であ
る。
【図18】ダウン・クローズモードの状態を示す図であ
る。
【図19】ダウン・オープンモードの状態を示す図であ
る。
【図20】動作モードに対する状態モードの変化順序を
示す図である。
【図21】トレイ2及び回転テーブル4の別の実施例を
示す図である。
【図22】サブシャーシ12の別の取り付け例を示す図
である。
【図23】従来のディスクオートチェンジャー1の斜視
図である。
【図24】従来例のアップ・オープンモード時の断面図
である。
【符号の説明】
1 ディスクオートチェンジャー 2 トレイ 2A,2B 案内溝 4 回転テーブル 4A ガイド部 6 ディスク 7 ディスク載置部 7A 載置部中心 10 メカシャーシ 12 サブシャーシ 13 光ピックアップ 15 ディスク支持部 23 メインギヤ 33 モータ 80 テーブル駆動機構 81 トレイ後端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 耕治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 中澤 真 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 長友 宏樹 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 野中 等 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 岩室 義裕 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−276057(JP,A) 実開 平4−67237(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置本体に出入り可能に取り付
    けられた第1載置手段と、 上記第1載置手段上に回転可能に取り付けられると共に
    複数のディスク載置部を有する第2載置手段と、 上記ディスクに対して情報を記録又は再生するための記
    録再生手段と、 記録又は再生時に上記ディスクを支持するディスク支持
    部とを有し、上記複数のディスクから任意のディスクを
    選択して情報を記録又は再生することが可能なディスク
    装置において、 上記ディスクの記録又は再生時に上記第1載置手段の後
    端部が上記ディスク支持部より上記第2載置手段の回転
    中心側に配置されることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記記録再生手段が上記第1載置手段の
    後端部と平行又は斜めの面に沿って移動することを特徴
    とする請求項1記載のディスク装置。
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