JPH06176096A - 論理シミュレーション再実行方法および装置 - Google Patents

論理シミュレーション再実行方法および装置

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JPH06176096A
JPH06176096A JP4329113A JP32911392A JPH06176096A JP H06176096 A JPH06176096 A JP H06176096A JP 4329113 A JP4329113 A JP 4329113A JP 32911392 A JP32911392 A JP 32911392A JP H06176096 A JPH06176096 A JP H06176096A
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simulation
logic
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signal
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JP4329113A
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Osamu Okuzawa
治 奥澤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理回路の設計において、回路の部分的修正
を行いながら、繰り返し論理シミュレーションを行って
いく場合に、前回までの結果を入力データの一部として
利用し、論理シミュレーションの効率化を図ることであ
る。 【構成】 利用者が指定した修正回路範囲を認識し、そ
れをもとに前回のシミュレーション結果を利用可能な部
分回路を求め、前記部分回路の入力信号の前回の論理シ
ミュレーションにおける信号変化を入力パターンとみな
して、論理シミュレーションを実行する論理シミュレー
ション再実行装置であって、部分回路認識部103と、
再検証範囲算出部105と、信号接続情報ファイル10
6と、シミュレーション結果ファイル107と、再論理
シミュレーション制御部110などとにより構成され、
論理回路の一部の再検証を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の再論理シミ
ュレーションの方法に関し、部分回路を再論理シミュレ
ーションする技術に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、論理回路を部分的に修正する
場合の確認のためのシミュレーション方法としては、全
体回路のシミュレーションを再度実行する方法がある。
【0003】また、その他の方法としては、特開昭63
ー145549号公報に記載されているように、あらか
じめ指定された論理ブロックの入力信号の信号変化をシ
ミュレーション結果ファイルに記憶しておき、修正した
論理ブロック内部の論理シミュレーションを行う場合
に、以前に実行されたシミュレーション結果を利用して
再シミュレーションを行う方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、設計中の回路の論理シミュレー
ションを実施する場合、論理回路を部分的に修正したと
き、回路全体の論理シミュレーションを繰り返し実施す
ると実行時間が長時間となり、部分回路の機能の確認に
は、効率が悪いという欠点がある。
【0005】また、あらかじめ指定された論理ブロック
の入力信号の信号変化を次回の論理シミュレーションの
入力として用いる方法では、利用者が論理を修正した部
分回路がどの論理ブロックに属するかを各々考慮する必
要があるという欠点もある。
【0006】さらに、分割された論理ブロックが大きい
場合、たとえばブロック内部に観測信号線があったとし
ても、その信号変化結果を有効に利用することができな
いので、前回の論理シミュレーション結果を利用しても
長時間のシミュレーションとなってしまうという問題点
がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、論理回路の設計
において、回路の部分的修正を行いながら、繰り返し論
理シミュレーションを行っていく場合に、前回までの結
果を入力データとして利用し、論理シミュレーションの
効率の良い論理シミュレーション再実行方法および装置
を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0010】すなわち、本発明の論理シミュレーション
再実行方法および装置は、表示装置上に表示されたシミ
ュレーション対象の論理回路に対し、利用者が入力装置
によって回路を部分的に修正し、シミュレーションを再
度実行して検証する論理シミュレーション再実行方法で
あって、指定した部分回路を認識し、前記部分回路の入
力信号、出力信号を前回のシミュレーション結果から抽
出するものである。
【0011】また、利用者が表示装置上に表示された回
路図に対し指定した修正範囲をもとに、以前に実施され
たシミュレーション結果にて、信号値が記憶された信号
線に囲まれた部分まで再検証対象範囲を拡張することに
より、部分的シミュレーションが可能な範囲を最小限に
特定するものである。
【0012】さらに、論理シミュレーションを再実行す
る際、利用者が入力装置から指定した回路範囲をもと
に、最小限の再検証対象範囲を求め、前記範囲の切り口
信号における前回のシミュレーション結果の信号を入力
して論理シミュレーションを行うものである。
【0013】また、表示装置上に表示されたシミュレー
ション対象の論理回路に対し、利用者が入力装置によっ
て回路を部分的に修正し、シミュレーションを再度実行
して検証する論理シミュレーション再実行装置であっ
て、設計者が指定した部分回路を認識し、入力、出力信
号を抽出する部分回路認識手段と、該部分回路の情報を
もとに以前のシミュレーション結果を利用して、再度シ
ミュレーション可能な範囲を求める再検証範囲算出手段
と、論理シミュレーションの繰り返し実行を制御する手
段とを備えるものである。
【0014】
【作用】前記した論理シミュレーション再実行方法およ
び装置によれば、論理回路を表示し、利用者が指定した
修正回路範囲を認識し、それをもとに前回のシミュレー
ション結果を利用可能な最小の部分回路を求めることが
できる。
【0015】さらに、求められた部分回路の入力信号の
前回の論理シミュレーションにおける信号変化を抽出
し、それを入力パターンとみなして論理シミュレーショ
ンを実行し、その結果を出力することができる。
【0016】これにより、回路修正後の論理シミュレー
ションによる回路の検証の際、前回の実行結果を利用で
き、さらに検証対象範囲を最小限に狭めることにより、
短い処理時間で効率的な論理回路の検証を行うことがで
きる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例である論理シミュレ
ーション再実行装置の構成を示す概略説明図、図2は本
発明の一実施例における論理回路修正部分の指定方法を
示す概略説明図、図3は本発明の一実施例における信号
接続情報ファイルのデータ構造を示す概略説明図、図4
は本発明の一実施例におけるシミュレーション結果ファ
イルのデータ構造を示す概略説明図、図5は本発明の一
実施例における前回シミュレーション結果利用可能範囲
を示す概念図、図6は本発明の一実施例における前回シ
ミュレーション結果利用可能範囲の求め方を示すフロー
チャート図、図7は本発明の一実施例における再シミュ
レーション制御部の動作を示すフローチャート図、図8
は本発明の一実施例における論理シミュレーション再実
行方法の動作を示すフローチャート図である。
【0018】まず、図1により、本発明の一実施例であ
る論理シミュレーション再実行装置の構成を説明する。
【0019】本実施例の論理シミュレーション再実行方
法および装置は、たとえば利用者が論理シミュレーショ
ンを実施している途中で論理回路の変更を行った際に、
指定された変更範囲をもとに、再検証可能な回路範囲を
自動的に求め、それより以前に実行された論理シミュレ
ーション結果の入力パターンを自動的に作成し、論理シ
ミュレーションの再実行を行う論理シミュレーション再
実行方法および装置とされている。
【0020】この論理シミュレーション再実行装置にお
いては、入出力の制御を行う入出力制御装置101と、
作成された再検証範囲により論理シミュレーションを行
う論理シミュレーション実行部102と、利用者が入力
した論理回路の変更範囲から、前記回路を部分回路とし
た場合の入力信号、出力信号を求め、信号接続情報ファ
イル106にその情報を格納する部分回路認識部103
と、論理シミュレーションの結果を入出力制御装置10
1を介して表示するシミュレーション結果表示部104
と、前記部分回路の情報をもとに、その回路拡大範囲を
拡張させていくことにより、前回のシミュレーション結
果を利用できる検証範囲を作成する再検証範囲算出部1
05と、論理シミュレーションの対象回路情報を格納す
る信号接続情報ファイル106と、入出力制御装置10
1を介して対象回路図面を表示する表示装置108と、
シミュレーション結果ファイル107と、論理シミュレ
ーションや再シミュレーション実行のコマンド、論理回
路の変更、回路範囲の指定を受け付ける入力装置109
と、再論理シミュレーション制御部110とにより構成
されている。
【0021】そこで、図2により表示装置108に表示
されたシミュレーション対象回路を示す。このシミュレ
ーション対象回路は、信号線202、および論理素子2
03からなり、利用者は入力装置(キーボード、マウス
等)109を使い、論理回路の修正範囲201を指定す
る。
【0022】本実施例では、利用者が修正範囲201の
入力側の信号名、出力側の信号名を変えずに内部の論理
を変更したと仮定して、以下説明する。
【0023】また、図3により信号接続情報ファイル1
06のデータ構造を説明する。
【0024】素子テーブル301は、対象回路内の素子
を格納したテーブルであり、素子名称、素子の座標、ピ
ン数、対応するピンテーブル302のアドレスを有して
いる。ピンテーブル302は、各素子のピン全てについ
て、ピン番号、座標、入出力区分、対応する素子テーブ
ル301のアドレス、信号テーブル303のアドレスを
格納している。
【0025】従って、各ピンから、そのピンの所属する
素子および接続する信号名をたどることができる。
【0026】また、信号テーブル303には、対象回路
の全ての信号名と対応するリンクテーブル304のアド
レスが格納されている。リンクテーブル304は、ピン
テーブル302のアドレスを持っており、信号名からそ
れに接続するピン全てがたどれる。
【0027】そして、図4によりシミュレーション結果
ファイル107のデータ構造を説明する。
【0028】このシミュレーション結果ファイル107
は、シミュレーション実行中に信号値を記憶するよう利
用者が指定した観測信号テーブル401と、時刻テーブ
ル402と、前記信号値の格納テーブルである信号値テ
ーブル403とからなる。
【0029】そして、観測信号テーブル401は、観測
信号の信号テーブルアドレスを格納したものであり、前
記テーブルには、利用者が観測を指示した信号と該対象
回路の切り口信号のアドレスが格納されている。
【0030】また、時刻テーブル402は、イベントが
発生した時刻と信号値テーブル403のアドレスを有し
ている。
【0031】信号値テーブル403は、観測信号アドレ
スとその信号値を持っており、時刻テーブル402のあ
る時刻からこのテーブルをたどり、継続ポインタにて繰
り返す分だけ観測信号にイベントが発生し、その信号値
がどう変化したかが表現されている。このテーブル群を
たどることにより、各時刻ごとの信号変化を知ることが
できる。
【0032】そして、図5により本実施例にて扱う対象
回路とその適用概念を示し、論理回路中の素子51〜5
7と、それらの間の線である信号線よりなる。
【0033】信号線のうち黒ぬり三角印のついた信号
は、論理シミュレーション実行前に利用者が観測信号5
01〜508として指定したものである。
【0034】また、修正範囲510は、論理シミュレー
ション実行後に、利用者が論理回路の修正を行い、論理
修正範囲として指定した部分である。本実施例では、前
記修正範囲510をもとに、再検証範囲511を求めて
再度論理シミュレーションを行う。
【0035】そして、再検証範囲511は、これを1つ
の部分回路とみなしたとき、入力信号がすべて観測信号
によって構成されているものである。
【0036】従って、修正範囲510を再検証範囲51
1に拡張することにより、前回のシミュレーション結果
(観測信号の信号変化)を利用した再シミュレーション
が可能となる。
【0037】次に、図6により再検証範囲算出部105
の処理手順のうち、入力信号を求める処理手順を説明す
る。
【0038】そこで、与えられた修正範囲の入力信号す
べてについて以下の処理を行うものとする。
【0039】まず、ステップ601では、与えられた部
分回路の修正範囲において、入力信号があるかどうか確
認する。入力信号がある場合には、ステップ602の修
正範囲の入力信号の取り出しを行い、入力信号がない場
合には処理を終了する。
【0040】次に、ステップ602では、正常動作しな
かった部分回路の入力信号を1個取り出す。
【0041】そして、ステップ603では、ステップ6
02にて取り出した入力信号が、観測信号テーブル40
1にあるか前記観測信号テーブル401をサーチし、確
認する。前記観測信号テーブル401にある場合、およ
び該信号が回路の切り口信号である場合には、ステップ
604の再検証範囲の入力ピンとしてテーブル(図示せ
ず)に登録する。
【0042】また、ない場合には、ステップ605のリ
ンクテーブル304を介しピンテーブル302の参照を
行う。
【0043】そして、ステップ604では、前記入力信
号が再検証範囲の入力切り口信号として登録される。そ
して、ステップ601の次の入力信号があるかの確認処
理へ戻る。
【0044】次に、ステップ605では、リンクテーブ
ル304を介し、ピンテーブル302を参照する。
【0045】さらに、ステップ606では、求めたピン
の入出力区分により、出力ピンか判断し、出力ピンの場
合には、ステップ607の素子テーブル301を介し、
入力ピンをサーチし、出力ピンでない場合には、ステッ
プ605のピンテーブル302を参照へ戻る。
【0046】そして、ステップ607では、素子テーブ
ル301を介し入力ピンをさがし、ステップ603の観
測信号テーブル401にあるかの確認へ戻る。
【0047】また、出力信号についても同様の処理(出
力側への拡大)を行い、再検証範囲の出力信号を求め
る。
【0048】次に、図7により再論理シミュレーション
制御部110の処理手順を説明する。
【0049】まず、ステップ701では、時刻をゼロに
セットする。
【0050】次に、ステップ702では、シミュレーシ
ョン時間が終了かの判断をし、終了の場合には、ステッ
プ708の入力データテーブル(図示せず)から信号伝
幡処理を行い、終了でない場合には、ステップ703の
該時刻における変化信号の取り出しを行う。
【0051】そして、ステップ703では、各時刻にお
いて、シミュレーション結果ファイル107から変化信
号を取り出す。
【0052】さらに、ステップ704では、取り出す信
号が終了かの判断を行い、終了の場合には、ステップ7
07の時刻を進める処理を行い、終了でない場合には、
ステップ705の再検証範囲の入力信号かの判断をす
る。
【0053】ステップ705では、これを再検証範囲の
入力信号を格納したテーブル(図示せず)と比較し、再
検証範囲の入力信号ならば、ステップ706のその時刻
と該信号の信号値を入力パターンとして入力データテー
ブルに登録処理を行う。また、入力信号でない場合に
は、ステップ703の信号の取り出し処理へ戻る。
【0054】そして、ステップ706では、該信号の信
号値を入力データテーブルに登録する。
【0055】次に、ステップ707では、該時刻の変化
信号全てについて処理が終了すると時刻を進める。
【0056】そこで、終了時刻までステップ702から
ステップ707を繰り返す。
【0057】次に、ステップ708では、論理シミュレ
ーション実行部102により通常の論理シミュレーショ
ンと同様の処理を行い、時刻ごとに、まず、入力データ
テーブルの内容を修正範囲の入力信号に入力し、前記信
号の伝幡を行う。
【0058】さらに、ステップ709では、ゲートの計
算を行う。
【0059】そして、ステップ710では、前記ステッ
プ709の結果をシミュレーション結果ファイル107
に格納する。
【0060】最後に、ステップ711では、シミュレー
ション時間終了か判断し、シミュレーション時間終了の
場合には、全ての処理を終了し、シミュレーション時間
終了でない場合には、ステップ708の入力データテー
ブルから信号伝幡処理へ戻る。
【0061】また、利用者は、前記シミュレーション結
果ファイル107をシミュレーション結果表示部104
にて確認することにより、修正した論理回路の動作確認
を行うことができる。
【0062】次に、本実施例の論理シミュレーション再
実行装置の動作を図8を用いて説明する。
【0063】まず、ステップ801では、利用者は、設
計した論理回路を検証するために、論理シミュレーショ
ンを実行する。
【0064】次に、ステップ802では、前記論理シミ
ュレーション結果が正しいかを確認する。正しい場合に
は、すべての処理を終了し、正しくない場合には、ステ
ップ803の論理回路図修正を行う。
【0065】そして、ステップ803では、正しく動作
しなかった論理回路の一部を修正する。
【0066】さらに、ステップ804では、表示装置1
08に表示された図面を入力装置(キーボード、マウス
など)109を用いて、修正範囲を指定する。
【0067】そして、ステップ805では、部分回路認
識部103により指定された修正範囲を部分回路とみな
した場合の入力信号線、出力信号線を求める。
【0068】次に、ステップ806では、再検証範囲算
出部105により再検証範囲を求める。
【0069】そして、ステップ807では、再論理シミ
ュレーション制御部110により、再検証範囲の論理シ
ミュレーションが実行される。
【0070】次に、ステップ802の論理シミュレーシ
ョン結果の確認へ戻り、利用者は前記結果により検証を
終了するか、さらに回路を修正するかを判断する。
【0071】従って、本実施例の論理シミュレーション
再実行方法および装置によれば、論理シミュレーション
の結果、部分的に正しくない論理回路が存在する場合
に、前記部分回路より再度論理シミュレーションを実行
するための再検証範囲を算出し、前回のシミュレーショ
ン結果の信号値を用い、再度論理シミュレーションを行
うことができる。
【0072】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0074】すなわち、本発明の論理シミュレーション
再実行方法によれば、論理シミュレーションシステム利
用者が論理回路の一部を修正した後、再度論理シミュレ
ーションを実行する場合、回路の修正範囲を図面上で指
定するだけで、回路全体の論理シミュレーションを再度
実行しなくとも、前回の論理シミュレーション結果を利
用して前記論理回路の一部の動作を効率良く確認でき
る。
【0075】この結果、論理シミュレーション再実行時
間の大幅な短縮、および人手の介入を減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である論理シミュレーション
再実行装置を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例における論理回路修正部分の
指定方法を示す概略説明図である。
【図3】本発明の一実施例における信号接続情報ファイ
ルのデータ構造を示す概略説明図である。
【図4】本発明の一実施例におけるシミュレーション結
果ファイルのデータ構造を示す概略説明図である。
【図5】本発明の一実施例における前回シミュレーショ
ン結果利用可能範囲を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施例における前回シミュレーショ
ン結果利用可能範囲の求め方を示すフローチャート図で
ある。
【図7】本発明の一実施例における再シミュレーション
制御部の動作を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の一実施例である論理シミュレーション
再実行装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
51〜57 論理回路中の素子 101 入出力制御装置 102 論理シミュレーション実行部 103 部分回路認識部 104 シミュレーション結果表示部 105 再検証範囲算出部 106 信号接続情報ファイル 107 シミュレーション結果ファイル 108 表示装置 109 入力装置 110 再論理シミュレーション制御部 201 修正範囲 202 信号線 203 論理素子 301 素子テーブル 302 ピンテーブル 303 信号テーブル 304 リンクテーブル 401 観測信号テーブル 402 時刻テーブル 403 信号値テーブル 501〜508 観測信号 510 修正範囲 511 再検証範囲

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置上に表示されたシミュレーショ
    ン対象の論理回路に対し、利用者が入力装置によって回
    路を部分的に修正し、シミュレーションを再度実行して
    検証する論理シミュレーション再実行方法であって、指
    定した部分回路を認識し、前記部分回路の入力信号、出
    力信号を前回のシミュレーション結果から抽出すること
    を特徴とする論理シミュレーション再実行方法。
  2. 【請求項2】 利用者が表示装置上に表示された回路図
    に対し指定した修正範囲をもとに、以前に実施されたシ
    ミュレーション結果にて、信号値が記憶された信号線に
    囲まれた部分まで再検証対象範囲を拡張することによ
    り、部分的シミュレーションが可能な範囲を最小限に特
    定することを特徴とする請求項1記載の論理シミュレー
    ション再実行方法。
  3. 【請求項3】 論理シミュレーションを再実行する際、
    利用者が入力装置から指定した回路範囲をもとに、請求
    項2の方法により求めた再検証対象範囲の切り口信号に
    おいて、該当する前回シミュレーション結果の信号を入
    力して論理シミュレーションを行うことを特徴とする請
    求項1記載の論理シミュレーション再実行方法。
  4. 【請求項4】 表示装置上に表示されたシミュレーショ
    ン対象の論理回路に対し、利用者が入力装置によって回
    路を部分的に修正し、シミュレーションを再度実行して
    検証する論理シミュレーション再実行装置であって、設
    計者が指定した部分回路を認識し、前記部分回路に対す
    る前回のシミュレーション結果より、入力、出力信号を
    抽出する部分回路認識手段と、該部分回路の情報をもと
    に以前のシミュレーション結果を利用して、再度シミュ
    レーション可能な範囲を求める再検証範囲算出手段と、
    論理シミュレーションの繰り返し実行を制御する手段と
    を備えることを特徴とする論理シミュレーション再実行
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215736A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 トヨタ自動車株式会社 シミュレーション装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215736A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 トヨタ自動車株式会社 シミュレーション装置

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